2008年11月12日日浦山

朝からとてつもない青空。
何で今日健康診断入れてしまったのだろう?
こういう日は山に登らないと。
しかし7月から希望日がことごとく満員でようやくここに入ったのだ。
行かないわけにはいかない。
急いで帰宅し1時過ぎに出発。
徒歩数分で登山口があると、こういう時便利だ。

自宅から少し登ったところから見た鉾取山。
紅葉が美しい。
田んぼには稲を刈った後に葉が生えている。



安芸中野駅方面からの登山道はやたらと急な坂道で、さらにその上に落ち葉が溜まっており、気をつけないと滑って危ない。
本来は中国電力が鉄塔を維持管理するための道らしい。
このルートを多くの人が通るとは思えないのだが、新しい踏み跡もあるしよく整備されている。

少し登ったところから呉娑々宇山を望遠で撮影。
右上の鉄塔が山頂。
中央より少し左に、山を切り開いてできた田んぼとそこに点在する家が見える。
ここが私が毎日走っているコースである。
この田んぼのいちばん上から登山道が山頂まで続いている。
呉娑々宇山は標高682m、水谷峡登山口は標高230m。



中央の鉄塔があるところが原山、その左が鉾取山である。
鉾取山は標高711m。
標高差が700mあり、いいトレーニングになる。



我が家から歩いて登れる山は、日浦山、鉾取山、蓮花寺山、呉娑々宇山の4つ。
標高差700mと登り甲斐のある鉾取山、それに近い高さの呉娑々宇山の二山も素晴らしい山だが、実は最も、そして圧倒的に眺めがいいのが日浦山である。
標高は346mと低くあっけなく山頂に到達してしまうが、その眺めは衝撃的と言っていいほどの絶景である。
我が家からだと、一度標高250mまで登ってから一旦200mまで下り、そこから登りなおすので、累積標高差は410mほどになる。

岩と紅葉が織り成す光景、その向こうに絵下山。
絵下山の標高は568m。
車道が山頂まで通じているので以前自転車で登ったことがあるが、自転車だと坂が急で結構きつかった。



日浦山山頂に到着。
逆光で撮影。




自宅から山と紅葉を見ながら登ってきた。
そこに山頂でいきなり海が現れる。
体に電流が走った。
以前何度も登っているのにこれほど感動するとは思わなかった。
ここからの眺めは本当に素晴らしい。
左は絵下山。




中央右が宮島、その右下に黄金山。




宮島と黄金山を望遠で撮影。
プリンスホテルも見える。




大きな橋が二つ、向こう側が広島呉道路、手前は海田大橋。



大分降りたところから撮影。
秋色の絵下山に斜めから光が射し、その色合いと陰影が見事だ。



自宅から海田市駅までわずが2時間。
こんなところに住んでいるのは何とも幸せなことだ。
やはり天気がいいと写真も感動的になる。
光は重要だ。
ランニングほどの負荷は感じないが、体重計に乗ると体脂肪が減り筋肉量が増えている。
登山が効果的なトレーニングであることは間違いない。
特に負荷をかけながらも楽しく長時間運動できるというのが魅力だ。
日浦山は家を出てから帰宅するまで2時間半しかかからない。
少し時間に余裕のある時にトレーニングとして登ってもいいだろう。