2009年6月27日鷹ノ巣山

<計画書>
安芸中野駅 7時28分発
広島駅 7時53分発 芸備線三次方面
向原駅 9時4分着
中組 9時35分
山田 10時25分
鞍部 11時55分
鷹ノ巣山 12時35分
10分休憩 12時45分出発
鞍部 1時15分
山田 2時15分
中組 2時55分
向原駅 3時25分
向原駅発 3時47分 広島駅 17時8分着
       4時29分 広島駅 17時28分着
       5時6分

7時28分発の芸備線三次行きには登山者が十数名乗車していた。
そのうち数名が中深川駅で、残りは白木山駅で下車。
いずれも白木山への登山口である。
確かに白木山は名山で私も二度登ったことがあるが、みんなもう少し他の山も登ってみてはどうだろう。

向原駅で下車。
県道29号を歩くのだが、狭い道を時々大型トラックが走り危険を感じる。
あちらも嫌そうだ。

県道29号からの眺め。
今回は目指す山がどれなのか判然としない。
標高や方角からいって、向こうに見える山かもしくはその右側に隠れているかといったところ。



「ひろしま百山」に書かれていない新しい道路がいくつもあり、農作業しているお年寄りに道を聞きつつ進む。
山田への道は山道のはずが、きれいな舗装道路ができている。
本には山田まで1時間20分とあるが、50分で到着した。

しばらく砂利道を進む。
途中背骨と鹿の前足が落ちていた。
大きさからいって大人の鹿だ。
これは熊のしわざか?
身の危険を感じ、その後は時折声楽家のように発声練習しながら進む。

向原駅の標高が200m、鷹ノ巣山の標高が922m、標高差722mとなかなかの負荷である。
きつい登りが延々と続く。

鞍部に出てからは穏やかな植林の中の道を進む。
ただこの先で再び滑りやすい急な坂道となる。




山頂に到着。



山頂には小屋があり、その2階が展望台になっている。
そこからの360度の眺めがすばらしく、時を忘れて眺めた。
来てよかった。
土曜日というのに最後まで誰にも合わなかった。
こんなにいい山なのにもったいない。

南東方面の眺め。
やや霞んでいるのが残念。




南西方面にはかすかに白木山が見える。




北西方面の眺め。



本にはそのまま直進してバス停までと書いてあるが、18時台までバスがないので来た道を引き返す。

のどかな田園風景の中を歩く。




船田橋から三條川西方面(向原駅方面)の眺め。



ずっと植林の中を歩くのだが、それはそれで気分が落ち着く。
山頂からの眺めは本当に素晴らしい。
標高差722mで急な坂道が続くので中級者向き。
また登ってみたい山である。