2009年8月6日灯篭流し


時折小雨が降り、非常に蒸し暑い。
今日は灯篭流しを見に出かけた。
6時から6時半にかけて写真を撮ったが、やはり暗くなった方がよさそうだ。




7時にヤマハでT君と待ち合わせ。
彼は芸大の同級生で、明日からの吹奏楽コンクールの審査員として来ている。
お好み焼き屋に案内し、それから再び灯篭流しへ。
実は灯篭流しをきちんと見るのは初めてだ。
最近まで8月6日は必ず平和の夕べコンサートがあり、本番後は荷物も重いし疲れているしでそのまま帰宅していたのだ。



夜の灯篭流しは感動的だ。
それにPenがいい。
何と手持ちで夜景がきれいに撮れるのだ。
手ぶれ防止機能と高感度撮影機能の性能が非常に高い。
撮っていて気分がいい。
橋の手すりにPenを置いて撮っていると、隣の外国人が、
“Is this a Pen?”
英語の授業かい!
“Yes!”
その人のカメラは何とキャノンのフルサイズじゃない!
そんないいカメラ持っていてそんなにPenが欲しいかい?
あなたにとってはサブでしょうが、私にとってはメインですから!
まあしかしカメラ好きにとってPenが気になる存在であることは理解できる。
ひょっとして海外では発売前なのか、それとも発売直後で欲しくて迷っているのか。
これだけ興味を持たれるというのは悪い気はしない。
“Are you happy?”
“Yes,I'm very happy!”
そこまで簡単に喋ってくれなくても分かると思うけど。
今日は街も電車内も外国人が多い。
しかもみんなキャノンの大きなカメラに大きなレンズをつけている。

それまで雲に隠れていた月がうっすらと輝き、まるで原爆ドームを照らしているかのようだ。




灯篭を流しているところまで降りて撮影。




少し離れて撮ったこの写真、何か惹かれるものがある。
喧騒から離れた静寂と若干の寂しさを感じる。