2009年9月7日大茶臼山

西広島駅16時28分発五月が丘行きの小型バスに乗る。
この道がとてつもなく狭い。
その上交通量がかなり多く、渋滞している。
標識にぶつかるのではないかとひやひやするほどの運転をしてやっと対向車とすれ違うことができる。
そこを何と人が歩いている。
この道は危険すぎる。
自転車で山越えのトレーニングをしている人がいる。
もっと安全な道ですればいいのに。
山の登りでは途中数か所1車線になる。
こちらがまだ途中にいるところに対向車が突っ込んできて停車、その後ろに数台。
ぞろぞろとバックし、それを待って進む。
この人たちは毎日こんなことをやっているのか。
団地の計画自体に問題があったのではないかと思う。

己斐峠でバスを降りる。
すぐ近くに登山口がある。
バスである程度登っているし、今日の山は標高413m、すぐに着くだろうと思っていたら、結構な急坂で侮れない。
道はかなり狭く両側から植物が迫り出しているが、蜘蛛の巣は数個程度しかなく、よく人の通る道のようだ。
本には所要時間55分と書いてあったが、30分で展望岩に到着。
ここからの眺めは素晴らしい。
山頂付近は多数のアンテナ塔などがあり、登山道はその脇に追いやられている。
展望岩からアンテナ塔などの建物の横を通り、車道を経由して山頂まで5分ほど。
山頂に展望はない。
そのまま行くと丸山、武田山方面である。
展望岩に戻り、そこで撮影することにした。


まだまだ力強い夕日。





南には鬼ヶ城山、その向こうに先日登った鈴ヶ峰、さらに向こうに宮島が見える。
鈴ヶ峰から鬼ヶ城山、それにこの大茶臼山を経由して武田山、火山へと至る大縦走路があり、T氏がいつか横断してみたいと話していた。





広島市中心部、右に黄金山。
今日はやや霞んでいるのが残念。




先日の鈴ヶ峰では夕焼けのノイズが気になったので、今日はISOを200に、普段はオートにしている長秒時ノイズ低減をONに設定し、三脚で撮影した。
やや霞んでいるが、美しい夕焼けと夜景を楽しむことができた。
今日は風がなく、前回、前々回よりも暖かく、最後まで上着を着ることがなかった。

下の写真、元の写真にはないブロックノイズが出ている。
元の写真は拡大してもきれいに写っている。
縮小するとこうなるのか?
これは何とかならないだろうか。

日没。





日没直後の夕焼け。





夕焼けをずっと見ていると、ある瞬間体に電流が走るほどの色を出すことがある。





広島市の夜景、中央に黄金山。






太田川放水路方面。




夜の下山も大分慣れてきた。
要するに暗いと怖いのである。
ヘッドライトと自転車用LEDで二重に照らすと十分に明るく、怖さはない。
ただ暗くなっただけで、暗いから何かやばいものが出てくるということはない。
帰りは展望岩からバス停まで22分かかった。
7時52分にバス停に到着、次のバスは8時16分発でしばし呆然としていた。
暗いバス停にやってきたのは無人のバス。
まるでネコバスに乗るような気分だった。
まさかこの運転手、振りかえると猫の顔をしてたりしないだろうなあ。
無事西広島駅に到着、駅近くで夕食を食べて帰宅。
この季節は暑いので、慣れてくればむしろ夜の登山の方が涼しくて気持ちいい。
今日も満足の1日であった。