2009年9月北岳・間ノ岳・農鳥岳3


朝5時、大門沢小屋から見た日の出前の富士山。




朝5時から朝食。
5時半過ぎに出発。
昨日の教訓、「迷ったら引き返せ!」が今日は生きた。
沢沿いの道が分かりにくいところがあったが、おかしいと思ったらすぐに引き返し、正しい道を見つけることができた。

濡れていて滑りやすい橋だが、昨日の橋に比べれば大したことはない。





沢沿いの道を下る。



















昨日の雨で道が川になっている。





ここはまだ日の出前。
この時間にここを通らないと見ることができない幻想的な光景だ。













この深い谷にもようやく日が射しはじめた。


























この橋、揺れるがしっかりしているので安心感はある。






最後の立派な橋を渡る。






ここからは林道を下る。





奈良田第一発電所からは車道を右に取る。
奈良田温泉を過ぎ、奈良田湖の畔にあるバス停に到着。





山の怖さ、厳しさを思い知った3日間であった。
3日目は好天。
1日ずれていればと悔やまれるが、高山の天気は予測不能。
3日目も早朝から山頂には雲がかかっていた。
いくつものガイドブックに書かれている北岳、間ノ岳、農鳥岳三山縦走が、間ノ岳を過ぎてからたった一人とすれ違っただけ。
これほど人が少ないというのも予想外だった。
高い山に登るには、十分な準備と心構えが必要だ。