2009年11月28日野呂山


野呂山にはいくつかコースがあるが、今回は安登駅から弘法寺コースで上り、兜岩コースを下山することにした。
予定より早く6時50分頃目起床したのだが、乗り継ぎの関係で結局安芸中野駅発9時6分と予定通りの電車になってしまった。
広駅で2両編成ディーゼルのワンマンカーに乗り換える。
10時38分安登駅到着。

駅前に地図や写真があるので、標識もきちんとしていると思ったらまるでない。
地図に従って進んだつもりだったのだが違っていたようだ。
地元の方に道を聞き、団地の先から登山道に合流。
いつも登山道に入るまでに苦労する。

しばらくして三本松公園に出た。
そこからは、広くてよく整備されているが展望のまるでない、石の多い道。
さすが標高839mの山だ。
急坂が延々と続く。
そこを休まずどんどんと攻め登る。
暑い!
汗で顔がびしょびしょになった。
やがて仁王門に到着。






そこからはさらに傾斜の急な坂道をしばらく登り、弘法寺に到着。






展望台から瀬戸内海の眺めを楽しむ。





東へ進むと「星降る展望台」があり、そこでおにぎりを食べながらしばらく絶景を楽しんだ。
登っていると暑いのだが、展望台でじっとしていると寒い。
気温は地上より5度ぐらい低いはずだ。
フリースと雨具を着こむ。





それからキャンプ場の下を通り、氷池へ。
ここで冬に氷を作り、それを氷室に保存し、夏に背負って降りたそうだ。
昔夏の氷は貴重で、かなり高い値段がついたようだ。






そこから南に下り、兜岩展望台へ。
どの展望台の眺めもすばらしいが、ここが最高だ。
南側の展望。







東には最高地点である膳棚山にアンテナが林立している。







ここでもおにぎりを食べながら、ゆっくりと休憩した。
南東方向の眺め。







東方面の眺め。






ここから兜岩コースを南に下る。
こちらの方が何か所か展望があり、弘法寺コースよりも楽しめる。














やがて「どんどんコース」と合流し、車道を通り、安芸川尻駅に到着。
最後の方は道が分かりにくかったので携帯のナビタイムでGPS検索して進んだ。
10時40分に安登駅を出発し、安芸川尻駅に到着したのが14時40分。
そのうち30分は展望台で休憩していたので所要時間は3時間30分。
広駅から先は列車が1時間に1本しかないので注意したい。

安芸川尻駅を三原方面に向けて出発する列車。







安芸川尻駅の陸橋からの眺め。



標高差があり、登ったという充実感が大きい。
上からの眺めも最高!
素晴らしい山であった。