2009年12月18日河平連山


今日は風が強く、雪がちらつく天気。
北の山はあきらめた。
海に近い山、そして帰宅後練習しなければならないので所要時間の短い山ということで河平連山を選んだ。
安芸中野駅から玖波駅まで50分。
そこからバス便が少ないためタクシーで10分、6kmほど北上する。
松ヶ原農協を左に入り、ハイキングコース案内板のところで降ろしてもらう。
すでにここで積雪がある。




案内板に従って西に歩き、登山口から山に入る。
登山道はよく整備されていて案内板もあり、初心者でも安心して登山できる。
この河平連山は、0号峰から8号峰まで9つの峰が連なる。
1号峰と2号峰の間に出て、そこを左折し0号峰へ向かう。

この山は本当に眺めがいい。
光輝く瀬戸内海をしばし眺める。





0号峰の先に八畳岩があり、ここからの展望には痺れた。
もうここの展望だけで十分と思うほどすばらしかった。
南には傘山。
この山にもいずれ登ってみたいが、所要時間が長いので日が長くなってからにしよう。






北の山は冠雪している。
風が強く、カメラを固定するのが大変だ。






北方向の眺め。







北西方向の眺め。
この後冠雪している山は雪雲で見えなくなった。






この岩の先からの眺めが最高なのだが、飛び移るにはやや怖い。
梯子があるのだが、中途半端で人によっては足が届かないかも知れない。
西からは雪雲が近づいている。






狭い海の先に宮島。
実はこの写真を拡大すると大鳥居が写っている。





南東方向、宮島の右側には経小屋山。
手前にはこれから行く峰々が見える。





アップダウンを繰り返し、いくつもの峰を越え、しばらくして西方向を振り返ると、あまりの絶景にしばし呆然と佇んだ0号峰の尖った先端が見える。
ロープを使ったかなりの急登であった。






道は所々雪が積もっているが、これぐらいならむしろ落ち葉の方がよく滑る。
下りは滑りやすいが、注意すれば問題ない。





北方向。
左手前に渡ノ瀬ダム。







北東方向。
湖の右の尖った山が先日苦労した大野権現山。
その手前に間違って登った山も見える。





動物の足跡にぎょっとしたが、小さくてよかった。
登山道入り口に熊に注意という看板があったのだ。





8号峰から東登山口へ下山。
所要時間2時間20分、歩行時間2時間。
すばらしい山だった。
八畳岩からの展望だけでももう十分なのだが、その先アップダウンを繰り返しながらの尾根歩きも絶景が続く。
よく整備され、所要時間も短いので初心者にもお勧めできる。
ただし眺めのいい岩で撮影に夢中になって落ちないように気を点けよう。