2010年1月26日黄金山


フルマラソン直前で高い負荷をかけることができないが、あまりの晴天でどうしても山に登りたい。
そうだ、黄金山に登ろう。
標高は僅か222mで負荷は小さい。
私が最も信頼し、いつも使っているのが「ひろしま百山」(中国新聞社)という本だが、この本には黄金山は載っていない。
標高が低いという点、下半分が住宅、道路が通じていて上にはテレビ塔群ということが原因だろうか。
今回は同じ中国新聞社の「広島市の山を歩く」を参考にした。
向洋駅からまず仁保中学校を目指す。
学校の東側から道があるはずだ。
そこを登ると畑があったが、その先に道はない。

この畑からの眺めがすばらしい。
西北西方向に広島市中心部、左に鈴ヶ峰、右は大茶臼山。





北西方向、比治山、リーガロイヤル、その向こうは左にテレビ塔群のある大茶臼山、右は宗箇山。




小さな山だからきっと道があるはずだと藪こぎで無理やり直登すると車道に出た。
ウォーキングする人が数人、自転車で上る人もいた。
素晴らしい眺めだ。

南東方向に絵下山。





北側の展望台から南西方向の眺め。
宮島の右側に沈む直前の夕日、中央に似島。






北東方向、呉娑々宇山の眺めが見事だ。
自転車ではよく上るが、登山は一度水谷峡登山口から山頂を往復しただけ。
左のこぶあたりが高尾山だろう。
ここからの眺めが素晴らしいらしい。
ぜひ近いうちに一度登りたい。





呉娑々宇山の左、北方向には二ヶ城山、右奥に白木山。






東北東方向に鉾取山。
鉄塔があるのが原山でその左側が鉾取山だ。
左手前に日浦山の山頂とその右側岩が見えるあたりが地獄岩だ。





日没が近い。
黄金山の影がかかりそうな岩滝山、その右に日浦山。





南西方向、左にプリンスホテル、その向こう側は似島、右は宮島、中央の小さな島は大奈佐美島。






宮島と、その対岸にある船倉山に沈む夕日。





天気もよく感動的な眺めだった。
標高も低く車道もあるので、誰でも安心して登ることができる。