2010年3月8日日の出山・吉野梅郷


西武線で拝島まで行き、そこから青梅線を乗り換え御嶽駅下車。
バスでロープウェイ下まで行き、ロープウェイに乗る。
すでに雪景色。
ロープウェイ下の標高は400m、上は830m、標高差430m。
最大斜度25度、かなりの急傾斜だ。
所要時間6分。



平日の割には人がいる。
ロープウェイのおかげで一般の人でも気軽に冬景色を楽しむことができる。

梅の花が雪に凍えている。





この山は大分前に一度登ったことがある。
ロープウェイ下からロープウェイの駅はどこにあるのかと思いながら坂道を上った記憶がある。
この巨木も印象に残っている。






石段を登り、御岳山山頂の御岳神社に到着。
標高929m。
雅楽が奏でられ、儀式が行われていた。





石段を下り、日の出山に向かう。
展望はほとんどないが、時折雲の切れ間から向こうの山が見える。













元々ガイドブックにも家族向きと書かれている山で、道は広々として歩きやすく、傾斜も少ない。
凍結もしていなかったので特に危険はなかった。
一応アイゼンはリュックに入れておいたが使わなかった。
気軽に雪景色を楽しみたいという狙い通りの展開であった。













日の出山山頂に到着。
本来は展望のいい山のはずだが、今日はほとんど何も見えない。
ただ、雪景色は展望に勝る。
滅多に雪の降らない香川県で生まれ育ったせいか、雪景色の中を歩くのは非常に楽しくてワクワクする。






雲の切れ目から御岳山が見えた。
御岳山には家が何軒も建っている。
車道があり、車で上ることができるようだが、使用できるのは住人のみかも知れない。





よく整備された広々とした道を雪景色を楽しみながら進む。






梅野木峠から麻生山を眺める。
ここにはテレビ塔があり、車道が通っている。




ここから先は思ったよりも雪が溶けていて、杉檜から溶けた雪が雨のように降り注ぐのでフードを被って歩く。
粘土質の泥が雪解け水で滑りやすく、雪よりも厄介だ。
下りは長く、家族向きというほど楽ではない。

愛宕神社に降り、ここからは吉野梅郷を歩く。
梅と雪のコラボレーションが見られるかと思ったが、こちらには全く雪は残っていなかった。
歴史的な名木はかなりの老齢で花は少ない。





誰もがすばらしいと思うのは、ここ「梅の公園」だろう。
山の斜面一面に梅が咲き誇っている。
場所により五分咲きから満開で、まだしばらく楽しめそうだ。





平日にしては人が多い。

























狙い通り比較的安全に雪景色を楽しむことができた。
登山しない人でも、ロープウェイで御岳山に行けば気軽に雪景色を楽しむことができる。
また、吉野梅郷の「梅の公園」は一見の価値がある。