2010年3月27日水ヶ丸山


標高660m。
所要時間2時間30分、ただし休憩時間を含む。

「広島市の山を歩く」を参考にした。
この本では宮の前バス停から歩くことになっているが、1日数本しかなくまるで使えない。
瀬野駅から歩くか自転車で行くか迷ったが、結局自転車で行くことにした。
自宅から瀬野駅までは旧街道である安芸山陽道を通る。
2号線を自転車で走るのは危険すぎる。
5.86km、所要時間行きは19分、帰りは17分。
いくつかなだらかなアップダウンがある。
細い道の割には車が多いが、カーブが多く対向車も多いので車も慎重な運転をしている。
土曜日の昼間ということもあり、飛ばす車は少ない。
瀬野駅から登山道入り口まで4.24km、行きは18分、帰りは13分。
ただし踏切と2号線を渡る時間は入れていない。
両方に引っ掛かると何分も余計にかかる。
踏切と2号線を渡り、瀬野川沿いの静かな道を走る。
途中瀬野小学校の前を通った。
川の右岸から左岸、さらに川から離れてとややこしいが、適当に走ったら何とかなった。
熊野川、熊野道路に出て右折。
本に従って登山口まで行き、そこに自転車を置いてここからが登山。

道はシダに覆われて、まるで雪山を歩くように足を上げて歩かなければならないが、テープは多い。
しばらくすると道がよくなってきた。
途中眺めのいい岩があり、そこからの展望を楽しんだ。

左は鉾取山、右は先日歩いた坂山。
今日から偏光フィルターをつけて撮影しているので、これまでよりも色が濃い。
少し暗く修正すると、なぜか色がさらに濃くなる。






左に鉾取山、その右に坂山、右向こうに呉娑々宇山。
この写真は無修正なので上の写真より色が薄いが、偏光フィルターの分これまでの写真よりは濃い。
手前の岩に乗りたかったのだが、その手前に隙間があり、万が一落ちて自力で動けなくなっては大変なのでやめておいた。






呉娑々宇山と瀬野の街並み。
今日はかなり霞んでいたので、修正も限度がある。





主稜線に出て右折、急坂を登って山頂に到着。
この水ヶ丸山山頂はは広島市安芸区と東広島市の境界線上に位置している。
東方面に西条ののどかな街並みが広がる。





東北方向に曽場ヶ城山への稜線が続く。
八本松駅から曽場ヶ城山、水ヶ丸山、瀬野駅の縦走は一体何時間かかるのだろう。
調べてみたら、とあるホームページには6時間と書いてあった。
見た感じ、いくつものピークを越えるルートでかなり大変そうだ。



来た道を戻り、登ってきた道を左に見送り直進。
しばらく稜線を歩くと、左に瀬野川公園へ下る道がある。
こちらの方が道がいい。
途中から渓流沿いを下る。
さらに下ると車も通れるような林道になる。
植林なので作業用の道だろう。

瀬野川公園に出る。
広島でいちばん大きな公園だそうだが、駅から遠いので車で来るしかない。
左に下ると、瀬野川緑化公園。
公園内をさらに下り、しばらく歩いて登山道入り口に置いてあった自転車まで帰ってきた。

それほど時間はかからないが、標高は高く登り甲斐のある山だ。
眺めもいい。
道がやや荒れているのが残念だが、不快というほどではない。