2004年1月分

1月31日
ついに1月も終わりです。今日は第九のリハーサルでした。明日は三次で本番です。電車で広島駅から2時間弱。遠い!
あまりの耐えがたさについに広島もADSLに申し込んでしまいました。新規の場合モデムプレゼント、3ヶ月無料、かけつけ出張サポート無料などこれでもかというサービスもあるし。ずっと待っていたにもかかわらず残念ながら相変わらずフレッツADSLしかありませんが、モデムプレゼントのおかげで何とか三千円台に出費を抑えることができました。
東急ハンズで手と足に巻く重りを買ってきました。片手500グラム、片足1.5キロ。埼玉でのウォーキングに使用しているものの丁度倍の重さです。ただ埼玉ではかなり高速でウォーキングしているので軽すぎるという訳でもないのですが。こちらでは恐らくもう少しゆったり歩くことになるでしょう。広島では休みの日には山に登ることにしていたのですが、毎日というのも難しいし、寒いと風邪を引きそうで躊躇してしまいます。それでバリエーションの意味もあり購入に至りました。次の休みが楽しみです。

1月30日
「戦場のピアニスト」
ドイツ軍によるあまりにも残虐な差別と殺戮。極限状況で演奏されるピアノの美しさ。
今自分が存在するのはたまたまでしかない。この世に生まれようとして生まれた人など一人もいない。みんな気が付いたらそこにいたのだ。もっと言えば、食肉用の牛として生まれたかもしれないし、植物として生まれたかもしれない。生まれなかったかもしれない。全宇宙の膨大な物質の中で、ごく僅か、奇跡的に存在する生命。数百億年という時間の中のほんの一瞬を過ごして瞬く間に消える。人間とは何か?自分とは何か?哲学の旅に私を導く貴重な映画となりました。

1月29日
健康診断での唯一のウィークポイントは胃です。
前回も胃の粘膜の腫れがあると診断されました。
将来胃癌で手術なんて絶対に嫌だ!
寝酒、夜食は最悪です。
寝酒、夜食をしないためには、
1. 基本的に休みの日も朝8時起床。どうしても疲れが溜まっている時は、朝9時起床。
2. 登山、ウォーキングなどの運動をし、昼間日光を浴びる。
3. 夜11時以降はなるべくテレビを見るなどしてぼーっとする。頭を使いすぎない。
4. カフェインの取りすぎに注意する。コーヒーはなるべく飲まない。飲むとしてもエスプレッソなどを1杯まで。コーヒーを飲んだら緑茶は避ける。緑茶も飲みすぎない。
胃に負担をかけないようにするためには、
1. 食べ過ぎない。腹八分目。
2. できるだけ禁酒。飲んでも酒が酒を呼ばないよう注意する。
3. 塩分の取り過ぎに注意する。
4. 油分を控え、野菜、魚を積極的に摂取する。
5. なるべく暖かいものを飲食する。

1月28日
昨日携帯でいろいろと撮ってみました。最大サイズの2M、最高画質で撮ってみましたが、問題は時間がかかること。画像のサイズが小さければ機敏に動きますが、2Mとなると、記録するのに20秒、表示するのに20秒といった具合。記念写真を念のため何枚かという撮影は難しいです。光学ズームももちろんありません。画像は、携帯で確認して見る限りでは、多少ボケることも。これはぶれているということかも知れません。ライトをもう少し積極的に使ったほうがよいかも。現時点では、やはりデジカメには及ばない感じがします。ドコモではSHとPにオートフォーカスがついていますが、この威力はさすがです。というよりも、今後はついていることが最低条件になるでしょう。動画は、音はしっかりと録音されていますが、画像はやはりコマ送りっぽいです。これも仕方のないところ。利点は何と言っても常に持ち歩くものであること。実は昨日、移動中にたまやのご主人から電話があり、「今日レバ刺しあるよ。」たまらず食べに行ってしまった。レバ刺しもしっかり撮影しました。今日これからSDカードをパソコンに接続するものを何か買ってきます。携帯で撮ったレバ刺しの画像、うまく行けば明日にでもここでご紹介します。

エアコンが壊れました。この家に引っ越した時、3台同時に設置してもらったうちの、寝室にある1台です。酷使しすぎたのだろうか。二晩連続で、気温を1℃も上げないまま、口を開けて気絶していました。動く時も出力が弱い感じで、やたらとよく休む。デオデオ5年保証の期限が今年の2月3日。危ないところ。そうか、もうこの家に引っ越して5年の時が過ぎたのか。あっという間という感じはしないですね。いろいろとありました。

ヤフーオークションで落札したセーターが届きました。質は高い。しかし色が違うような気がする。これってベージュ?薄緑だと思うが。確認しようと思ってマイオークションの落札のところに行くと、出品者が利用制限中とのことで、出品者やそのページに全くアクセスできない。どうやら何かトラブルがあったようだ。最初に見たときの評価がゼロ。落札した時には良いという評価が5つ。大丈夫だと思ったのだが。色を確認しようにも画像を見ることができない。画像を自分のパソコンに取り込むべきであった。これまでの自分と全く違うイメージということで、慣れればよいのかもしれないが。さてどうしよう。
人に見てもらったら、確かに多少緑がかってはいるけどこれはベージュでしょうとのこと。写真と実物の色が違って感じるというのはよくあること。ヤフーオークションも結構難しさがありますね。

皆さん!これがたまやのレバ刺しです!

1月27日に携帯で撮影、パソコンでリサイズしたものです。
この甘味、この歯ごたえ、他では考えられません。
狂牛病騒動以来、検査に時間がかかために納得のいく品質の物が手に入らないというご主人のこだわりにより数年間食べられずにいましたが、この冬、寒いので大丈夫だろうということで時折入ることに。

1月26日
昨日録画した、プロコフィエフ作曲、歌劇「戦争と平和」の前半を見ました。(うう、早くHDDDVDレコーダーが欲しい。次を待った方が良いような気もして、それにパソコンも壊れそうだし、迷っているところです。)何とも魅力的で個性的な音楽。聴いていてぞくぞくします。ハイライトというのは何とも惜しい。歌手のレベルは相当高く、オーケストラも統率されている。舞台、演出も素晴らしい。さすがゲルギエフ!

1月25日
呉でゲネプロ本番。「ダッタン人の踊り」などかなりシビアな曲が続くにも関わらず舞台が寒い。体がこわばった状態での演奏を強いられミスをしたら自分の責任ではたまらない。温度管理はホールの基本でしょう。後でお客さんに聞いたら客席も寒かったとのこと。論外です。東京のメジャーなホールはほとんど演奏経験がありますが、舞台が寒かったなどという事は一度もありません。地方になるほどこういった問題の発生率が高くなります。

夜10時から教育テレビで芸術劇場を見ていたら、何とナターシャさんが映っていた!ロシア公演で通訳でお世話になった方です。キーロフ・オペラ日本公演の通訳として来日していたようです。見た瞬間背筋がゾクッとしました。またお会いできるかな。その前、夜9時からのNHKスペシャル。テーマは寿命。ロシアではここ10年で男性の平均寿命が5歳縮まった。失業や社会不安によるストレスや生きがいの喪失、それによる飲酒で命を落とす人が多い。生きがいと寿命は深い関係がある。考えさせられる内容でした。アメリカでは肥満で平均寿命が縮んでいる。肥満による危険から命を守るために胃を小さくする手術をする人が年間10万人だそうな。肥満など食事の量と質をコントロールすれば改善できる。200人に一人が命を落とすという危険な手術をしなければ痩せられないというのは精神が病んでいる。そんな人が年間10万人もいるとは、社会が病んでいるということでしょう。

1月24日
今日はリハーサル。なぜか午前中で終わり、それからユニオンの会議を3時ごろまで。明日は呉ニューイヤーコンサートです。
携帯を機種変更しました。SH505iSです。P503iSを頑張って2年半使いましたが、あまりの格差に驚くばかりです。画面は大きく明るく美しく、メールの何と打ちやすいこと!予測変換もすばらしい!P503iSは、画面は暗く粗く緑がかっていて見にくく、キーは重く腱鞘炎になりそう。「おつかれ」と打って変換すると「乙かれ」としか出ないという変換機能。たった2年半でこの進歩。日本の技術はすごい!ついでにオートフォーカスの200万画素カメラは、パソコン雑誌でも200万画素クラスのデジカメと画質がそう変わらないという評価。光学ズームはこれからの課題でしょう。しばらくPを使っていたので心配でしたが、思ったよりも操作が分かりやすく、基本的なところは大体理解しました。詳しくは休み中にしっかりと説明書を読みます。

1月23日
今日は広島に移動しました。明日リハーサル、あさって呉ニューイヤーコンサート本番です。
今日はいい天気で、新幹線からの富士山の眺めがすばらしかった!実は富士山が山頂まできれいに見えることは意外と少ないのです。全く裾野すら見えない日も多いです。雄大な、そして柔らかくなだらかな曲線のその裾野はとても美しいです。

1月22日
昨日は5月8日の室内楽の合わせがありました。ストラヴィンスキーの「兵士の物語」は、この人頭の中どうなってるの?という感じで、まるでピカソの絵のよう。聴いているといい曲、もちろんやっていてもいい曲なのですが、合わせが大変!頭で理解しようと努めても、体が「これは表拍だ!」と主張します。ハチャトゥリアンのトリオは非常に民族的な曲。まだ譜読みの段階。これからそこに込められたものを3人で見つけて作り上げていきたいと思います。プログラム後半は私の芸大の同級生、猪間君の作品と、彼のアレンジ。「Mes Petites Amies」は、何と今から20年前、大学1年の頃、私が彼にお願いして作ってもらった曲で、元々はフルート、クラリネット、ピアノのトリオです。今回はヴァイオリン、クラリネット、ピアノで演奏しますが、あらためて彼の才能に驚きます。こんな曲を、確か1曲数日ぐらいで書き上げたと思うんだけど、よく大学1年で作れるなと感心します。それから彼のアレンジでオーバー・ザ・レインボーなど。これは98年に、当時私はヴァイオリンの大平さん(現在札幌交響楽団コンサートミストレス)、ピアノの田中さん(今回のピアニストでもあります)とクラヴィーノトリオというトリオを組んでいたのですが、その演奏会のために彼に委嘱して作っていただいた曲です。その後一度再演する機会があり、今回が3度目の演奏となります。あれからもう6年。振り返るとあっという間という気がします。実際には長い時間がそこにはあるのですが。今回久しぶりにやってみて、その凝りに凝ったアレンジに、彼はすごい!と新たな感動を覚えております。ちなみに猪間君は現在、特に合唱曲でかなり有名になっておりまして、合唱の演奏会では大体彼の曲が1曲は入ると聞いております。
また詳しくご案内しますが、5月8日土曜日午後2時開演、東京西武池袋線大泉学園駅前、ゆめりあホールです。
皆さん、ぜひご来場ください!

1月21日
昨日母校である高松高校昭和59年卒業生のメーリングリストに登録していただきました。その人数の充実ぶりにびっくり!また、昨日初投稿したばかりなのにもう数名の方に直メールを頂きうれしい限りです。

19日のパソコンの不調?に関して数名の方からアドバイスをいただきました。私の「独り言」に、ご親切に時間を取ってアドバイスいただき、どうもありがとうございました。残念ながらまだ原因は分かりませんが、いくつか頂いたヒントを元に、これからいろいろと試してみたいと思います。

1月19日
ヤフーオークションがまともにできません。最初は快調なのですが、徐々に表示されない画像が多くなります。気に入ったものがあってクリックしても肝心の画像が出てきません。更新ボタンを押すとたまに表示されることもありますが、表示されていた画像が消えてしまうこともあります。そのうち「ページを表示できません。」という白い画面。「更新」を押してもだめ。戻るボタンを2回押して、それからヤフーの「次の50件」を2度押すと表示されることもありますが、さっき表示されていたページも表示されなくなることがあります。もっと先が見たいのに、途中で断念せざるを得なくなってしまいます。これはパソコンの性能が低すぎるということなのでしょうか?
ちなみに埼玉の自宅で、無線LANでADSLに接続、通常5MBのファイルを17秒程度でダウンロードし、速度にそれほど不満はありません。使用パソコンはVAIOのPCG-Z505J/BP、購入して約4年、Windows98SE、HDD6.4GB、Cドライブの空き容量555MB、Dドライブの空き容量682MB、メモリーは192MBに増設してあります。それが原因かも知れないと思い、ノートン・インターネット・セキュリティーとノートン・アンティ・ウィルスを無効に設定してあります。

1月17日
今日は雪がちらつき最高気温4度。寒い!あまりに寒くてフードを被りました。暖かい。でも周りの気配を感じにくくなるので危険でもあります。難しいところ。

7月20日にカウンターを設置してもうすぐ半年。ヒット数12000程度になる模様。1ヶ月2000、1日66.66。皆さんたくさんのご来場ありがとうございます。

久しぶりに96年のアルバムを見た。まだデジカメを持っていない時代。曾孫を抱いた祖母の笑顔が印象的。2年後に91歳で亡くなる。頭もしっかりしていたし、何よりこの写真の表情は生き生きとしている。91歳で亡くなったからといってそれでよかったとは私は思わない。人が死ぬのはやはり不幸だ。写真の中の父は若い。私も若い。みんな年を取った。人は皆同じ宿命を背負って生きている。

1月16日
ウォーキングって体に悪い?
昨日洗い物をしていたら、手があかぎれで真っ赤になった。その時はその理由について深くは考えなかった。
今朝起きて新聞を読んでいると、左眼の視力が極端に悪い。乾燥が原因だろうと思い目薬を点したが、視力は回復しない。やばい!病院に行ったほうがいいだろうか?視力が元に戻るのに数時間かかった。原因を真剣に考えたが思いあたる節がない。ひょっとしてウォーキング?昨日ウォーキング中、快晴で左斜め上から太陽の光を浴びた。冬の太陽は正午前後でも位置が低い。その時間20分ほど。帰りは太陽を背に浴びるので問題ないと思う。寒さ、乾燥、風も影響しただろう。しかし僅か20分ほどでこんな障害が起こるとは。あかぎれもウォーキングが原因だ。しかし暑くなって手袋を脱いだのは開始後30分後。それから帰るまで30分。これも僅かな時間だ。ひょっとしてウォーキングって体に悪い?しかしこんなに気持ちのいいこと、やめられません。今日は目薬を頻繁に点し、顔には肌水、クリーム。手には薬用ハンドクリーム。そして、帽子を目深にかぶり、暑くなっても手袋を脱がないと決めて、またウォーキングに出かけたのでした。日光が目に直接入らないように気をつけたので多分大丈夫でしょう。手のあかぎれも努力の甲斐あり大丈夫でした。

1月15日
昨日のショスタコーヴィチの補足ですが、昨年10月のロシア公演の際、事あるごとにドイツ軍に包囲された時の被害などについての説明がガイドさんからありました。エカテリーナ宮殿もほとんど破壊され尽くしたと言っていいほど破壊され、死者100万人、そのうち餓死者が60万人。その中でショスタコーヴィチは防衛戦に参加し、交響曲第7番を作曲したのです。

リガチャーがメッキ屋さんから返ってきました。今回はB♭管用ピンクゴールドを多めに作りました。

久々に重りをつけてウォーキング。北海道は相変わらず大荒れとのことですが、こちらは風も昨日よりはおさまり、何ともすばらしい天気でした。澄み切った空、きらめくさざなみ、日向ぼっこする鴨の群れ、白鷺。近所の川沿いのウォーキングコースは最高です!

ショスタコーヴィチの交響曲第10番のエスクラをさらい始めて今日で3日目ですが、やはり手強い。数年前に広響定期でやったことがあるのですが、えらく大変だった。それで今回も早めにさらい始めたのですが、やはり大変!指揮者のテンポが速かったらどうしようという感じです。その割にこのエスクラ、重要度はそれほど高くないのです。おいしいところは全て1stClに持っていかれ、あるのはやたらと難しく速いパッセージのみ。まあエスクラは好きだし得意なので頑張ってさらいます。

1月14日
とあるところに注文していた銅線を取りに行ってきました。音色上の理由から特殊な銅線を使用していて、残念ながら広島では入手困難です。どんな銅線かは企業秘密。合計7.3キロを持って帰りました。重い!

今日はものすごい風でしたね。体感温度がまるで違います。帰りの西武池袋線富士見台付近で、富士山が雲を、まるで黄金色にたなびくマフラーのように身にまとっていました。これまで東京から見た夕焼けに映える富士の中で今日が最も美しかった。

ショスタコーヴィチ作曲 交響曲第10番
スヴェトラーノフ指揮 ソビエト国立交響楽団
私が初めて買ったレコードは、中学2年の時、ショスタコーヴィチの交響曲第12番だった。これは所属していた吹奏楽部が夏のコンクールで演奏したためだが、相当変わってますね、顧問の先生。卒業して23年、毎年1月2日にはこの先生と吹奏楽部の仲間で新年会、夏は合宿や演奏会などを行っています。この吹奏楽部は、同級生ではN響トロンボーンの吉川君、佼成ウィンドオーケストラの大浦さん、一つ上に美人フルート奏者の立住さんなど多くの音楽家を輩出しています。それ以来私はショスタコーヴィチファンになり、その後高校生の時マーラーにとりつかれ、そこから徐々に年代がさかのぼっていったのでした。
この10番、私はこの曲のテーマは「死」だと思います。ショスタコーヴィチは常に自分の死を見つめていました。いずれ訪れる自分の死、スターリンによって粛清される周りの人々、いつか自分も殺されるのではないかという恐怖。終楽章最後の盛り上がりは技術的にも非常によくできていますが、本当にそれが本心なの?と疑いたくなるような「死」を感じさせるテーマが執拗に顔を出します。そしてロシア。あの寒さと暗さ、広大さ。もしショスタコーヴィチが日本で生まれ育っていたら、全く違った作風になったことでしょう。彼の作品は、彼の生きた大地、その気候風土、ソビエト社会主義という時代、スターリンによる粛清、ドイツ軍によるレニングラード包囲など、彼の体験がそのまま音楽に反映しています。スヴェトラーノフ指揮ソビエト国立交響楽団は、その背景を見事に表現しています。木管楽器などはもっとこうしたらよくなると思えるところもありますが、特に弦楽器による、暗く重い表現はすばらしい。

1月13日
昨日帰りのバスで4人でウノをしていたら、ちょっと酔ってしまった。かなり曲がりくねった悪路、バスのいちばん後ろという悪条件、これで酔うのは当たり前かな。バス移動は疲れます。

今日は東京に移動、しばらく埼玉の自宅にいます。リガチャーの在庫分や工具類などを持ち歩くため、重くて大変です。

1月12日
結局インターネットに接続できなかった。まさか電話回線が使えないとは予想していなかった。くやしいので日記だけ書きます。これからゲネプロ本番、その後チャーターバスで広島に戻ります。
昨日の飲み会は楽しかった!もっぱら聞き役だったが。前半は普段こういう席でご一緒することのないF氏によるS氏の若い頃の暴露話。後半は他のグループから乱入してきたY氏による独演会。すごいパワーです。あまりの  に女性人絶句。

1月11日
現在島根県大田市のスカイホテル大田にいます。広島駅を1時半にチャーターバスで出発、4時前にホテルに到着。暇です。電話回線でインターネットに接続して大田市の飲食店などについて調べようと思っていたら、何と!部屋にある電話は外線につながらない。今時こんなホテルがあるんだなあ。窓が狭い。眺めは一応あるだけに残念。この窓を倍に取ることに何の支障があるのか。よく分からん。多少費用が増しても、ホテルに対する印象がまるで違うと思うが。冷蔵庫なし。まあ税込み5250円だからあまり文句は言えないか。

死は宿命か?
確かにこの世に生を受けたことは宿命だろう。自分の意志で生まれてきた人などいない。しかし果たして死は宿命だろうか?単細胞生物は分裂を繰り返し、寿命というものがない。数千年生きる木もある。ひょっとしたら遠い将来、人類は科学技術によって不老不死を手に入れているかも知れない。それは不可能とは言えない。その人たちから見れば、我々は不幸な存在に過ぎないのか。最近白血病の治療薬ができた。現代の薬があればもっと長生きできた人が過去に無数に存在する。その人たちはやはり不幸なのか?

1月10日
昨日の演奏会はお客さんがとても喜んでいました。これはダネルさんの力が大きいでしょう。1500人のお客さんが喜んで盛大な拍手をしてくれる。これほど幸せなことはありません。生きててよかった。地元のオーケストラに暖かい拍手を送る、これが広島の文化です!

終了後たまやへ。ふふふ。最近レバ刺しがあるんですね。前日に電話でご主人にお願いしたら、仕入れに行ってみないと分からないということでしたが、ありました!この甘味、この歯ごたえ。たまや以外ではまずこのレベルのレバ刺しはないでしょう。皆さんの知っている、ふにゃっとして何となくにおいがしそうなあれ、あれは別の食べ物です。5人で3皿も食べてしまった。生きててよかった。これも広島の文化です!

1月9日
昨日は朝音教、午後から運営委員会、夕方事務折衝。今朝起きた時相当体が疲れていた。
今日はこれから本番です。

なぜこの家はこんなに寒いのか。
1.山に囲まれ自然に恵まれているが、地域として多少寒い。南側に山があり、日の出が多少遅い。
2.南側に家があり日当たりが悪い。
3.恐らく断熱材は入っていないだろう。熱がどんどん外に逃げるような気がする。
2,3に関しては、一戸建てにして家賃5万5千円ということで文句は言えませぬ。
4.暖房はエアコンだけ。
やはり石油ストーブを置くべきか。いつも面倒で躊躇してしまう。

そうか、寒い時は運動すればよいのか。ダンベルを両手でクロスして持ち屈伸するだけで相当温まる。
最近寒がりなのは運動不足が原因だ。

1月7日の朝日新聞「都交響楽団に職能制導入へ」
都「仕事の内容を吟味しないまま、拘束時間の長い公務員と同じ給与を与えている現状はおかしい」
一つの演奏会に対してどれだけ準備に時間がかかっているか、この程度の基本的な認識すらない人間が強権を発動しようとしている。
「音楽的調和に努め、自己の演奏能力を最大限に発揮した」
それを誰がどう評価するの?まさか素人じゃないでしょうね。例えば弦楽器はトゥッティ、みんなで一つの音を作ります。オーケストラを聴いて、トゥッティ一人一人がどう演奏しているか分かるのですか?
東京都というのは、自分が物を知らないということすら知らない人間の集団のようだ。情けない。日本の文化というのはこの程度なのか。

1月8日
さっき見た何かのコマーシャルに一言足して。
宿命。それはこの世に生まれたこと。今生きているということ。そしてやがて死ぬということ。

1月8日の朝日新聞天声人語。「鳥葬」、大石の上で遺体を解体してハゲタカなどに食わせる。一見残酷なようだが、輪廻転生の考えからすれば自然な発送なのかも知れないと書いている。残酷といえば火葬も相当残酷だと思う。数日前まで生きていた人が一瞬で骨だけになる。祖母の葬儀の時それを強く感じた。私には欧米式がまだ心情的に納得できる。

1月7日
リハーサル3日目。かなり疲れてきました。エワルド・ダネルさんはすばらしいヴァイオリン奏者で、チェコの音楽に関しては指揮者としてもすばらしいですが、合わせ物やあまり知らない曲に関してはちょっと。まあ元々ヴァイオリン奏者で指揮者ではないので仕方のないところですね。明日は朝10時半から音楽教室。体を早めに起こさないと。

1月6日
昨日の電気屋さんの続き。1月4日のメールのとおり、パソコンが壊れそうです。お金にそれほと余裕があるわけではないのでできるだけ長く持たせたいとは思っているのですが。私は基本的にはソニーファンなので505やバイオZなどを次期候補にしていましたが、特にバイオZはキーボードがよくない。かちゃかちゃと安っぽく気分を害します。14.1型の大型液晶でSXGA+、それなのに持ち運び可能な2.1キロという重さと薄さ。非常に魅力的な商品ではありますが、悩ましいところです。505は12.1型ならもっと軽くして欲しい。基本的な性能がいいのは分かるが、1.99キロというのは重すぎます。キーボードもいまひとつ。レッツノートは軽いのはいいが、何と言ってもキーボードがひどい。タッチも悪いし、見た目が安っぽすぎます。そこにLa Vieの軽いのが登場。キーボードのタッチの素晴らしいこと!12.1型液晶、1.38キロ、DVD-ROM付きでこのキーボード!ポコポコと何とも気分がいい!バイオZが17万円まで下がってきているのに対して22万円程度と大分値段に差があるのが気になるところです。HITACHIの製品は、光沢のあるワイド12.1型液晶、DVDマルチというのもすごいし、値段も20万円を切っています。でもキーボードは悪くはないがやはりLa Vieが断然よい。それに私はテレビはテレビで見たい。パソコンとテレビは分業させたい。

今日はリハーサル2日目。終了後事務折衝。やれやれ。

1月5日
初仕事です!うれしいです!ダネルさんはすばらしい!チェコの人がドヴォルザークをやるのだから当然かも知れないけど、曲のイメージがすばらしい。私が思っているのと違うのだけど、それが勉強になる。何かいい先生にレッスンを受けているような感じ。次々と新しいイメージを示されてわくわくします。

何と!PSXはDVDに録画する時モノラルでしか録音できない。HDDは大丈夫なのだけど、こんな魅力的な機種が私にとって論外だとはショックです。

SH505iSを予約しました。入荷は未定だそうな。今の携帯は電池も寿命、メール受信時に変な音がして壊れそうだし「からあげ」で変換すると「空揚げ」だけで「唐揚げ」が出てこない。そろそろ買い換える時と決断しました。
しかし電気屋さんに行くと楽しいなあ。

1月4日
やばい!パソコンが壊れそう。起動途中に固まるなんて。4年前に買ったノートでCPU366MH、HDD6.4GBと、今となっては完全に時代遅れ。ハードディスクの音も徐々にガジガジと大きくなってきています。元々このパソコンでホームページビルダーや筆まめなどのソフトを使うこと自体に無理があります。そろそろ次を考えないと。

今日これから広島に戻ります。実家は敷地も家も広く、鉄筋コンクリートで窓が大きく明るく、香川県は天候もよく温暖で、何一つ言うことない理想的な環境ですが、残念ながら私の居場所はありません。私にはやはり音楽しかないようです。高校時代に感じた異物感、あれは田舎や田舎社会に対する拒絶反応だったように思います。自分の意見をはっきり言うという私の性格は田舎社会には合っていません。それをあの頃敏感に感じ取っていたのだなと、久しぶりの同窓会に出て考えさせられています。そこまで論理的に考えたわけではないのですが、結果として、自分の性格、体質にもっとも合った仕事を選んだということのようです。

1月3日
今日は昼地元の師匠の新年会。同門のクラ吹きたちが夏の合宿と演奏会以来久しぶりに集まり、演奏会のビデオや師匠の娘さんの結婚式のビデオを見ながら楽しい時を過ごしました。
夜は親戚の新年会。昨日から2日連続昼夜宴会。ローテンションで失礼しました。もうたくさん飲む気力はなかったのですが、食べ過ぎないように気をつけようと思いつつ、あまりにもおいしい料理でついお腹一杯食べてしまいました。叔父が釣ってきてさばいてくれた8キロのぶり、刺身にしても照り焼きにしてもうまいこと!子供達の写真とビデオを撮影しました。これから編集します。
さて、こんな生活を毎日続けていたら早死にしてしまいます。明日は広島に移動、あさってから業務。腹八分目、粗食、禁酒もしくはたまに適量。気をつけよう。

1月2日
昼5年に1度の高校の同窓会。高校の時はどうも自分が異物であるかのような感覚が常にありました。自分の居場所は結局吹奏楽部とその他数名の友人のところにしかなかった。なぜ自分の意見を素直に言うということが問題になるのか?あの異物感は一体なんだったんだろう。進学校で一人違う道を進み、授業以外の時間は全てそのために使っていた。そうしたこともその要因の一つではあるでしょう。果たして進学校から音楽大学という道がベストだったのかどうか。その異物感は、その後東京藝術大学に入学し、「自分より変な人が一杯いる!」ということで見事に解消されたのでした。クラスにそれほど打ち解けていなかったということは、今日の同窓会にも影響しました。それがあるので出席するかどうか迷ったのですが。しかし吹奏楽部やその他の友人と久しぶりに再会し、広島在住の数名の方と交流でき、収穫は大きかったです。
夜は毎年恒例、中学吹奏楽部OB会でした。国立の中学ということで全体の4割程度が医者、それ以外の方も錚々たるメンバーですが、そういうことは抜きにして、恩師や皆さんと楽しく語り合いました。

1月1日
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
ついに2004年です。今年もあっという間に過ぎることがないよう、一日一日をかみしめながら過ごしていきたいと思います。また、音楽は私が生きている証です。今年も可能な限り自分を表現し、お客さんに喜んでもらって、それを喜びとしたいと思います。

今日は四国六十六番雲辺寺に行ってきました。ロープウェイで標高1000メートルまで。午後4時の気温は3度。雪が残っています。近くに人工雪によるスキー場。霞んでいて残念ながら展望はあまり楽しめませんでしたが、気持ちよかった!