2004年6月分

6月30日
6月も今日で最後。今年も半分が終わりました。
朝6時半に目が覚め、眠れないので7時過ぎに起床。こんなことは記憶にない。歳か?外は予報が全く外れて雨。空は暗く、雷も鳴っている。気分も暗い。

ヨーゼフ・シュトラウス ワルツ「天体の音楽」
1992年ニューイヤー・コンサート
カルロス・クライバー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

そんな暗い気分を一瞬にして吹き飛ばしてくれたのがこの曲。何という名曲、何という名演!天上から舞い降りた天女のような導入。やがて音楽は徐々に人の生きる喜びを表現する。それにしてもウィーン・フィルの一人一人が何と楽しそうに演奏していることか。ライブ録音の重要性についてはバーンスタインも語っていますが、この演奏を聴くと、確かに録音はライブに限ると思ってしまいます。

ドヴォルザーク 序曲「謝肉祭」
Stephen Gunzenhauser BBC Philharmonic Orchestra 1992
このCDを買ったのは確か、他にドヴォルザークの序曲を集めたCDが店頭になかったからだと記憶していますが、演奏はレベルも燃焼度も高くなかなかよいです。それほど有名でもありませんが、いかにもドヴォルザークらしい生き生きとした名曲です。

ドヴォルザーク 序曲「オテロ」
Stephen Gunzenhauser BBC Philharmonic Orchestra 1992
こちらは一転して誰の曲かよく分からない。暗く悲劇を予感させる導入。町の小さな教会での祈り。英雄、その悩みなどなど。名曲度は多少落ちるかもしれませんが、悪い曲ではありません。

久しぶりのウォーキング。しまった!これほど晴れるとは。日焼け止めを塗るべきであった。でも晴れるとやっぱり気分がいい。畑では、なす、かぼちゃ、トマトがキラキラと輝いています。黒目川では鴨の親子、亀の甲羅干し。まるで親鴨に輪ゴムで結んだかのようにぴったりくっつく小鴨がかわいい。亀は首と足を伸ばして気持ちよさそう。
昼食は満州でなすの味噌炒め。これはうまい!強火での加熱加減がいつ食べても絶妙。新鮮さと歯ごたえを保ちつつ、甘み、とろみ、旨味が加わる。命をもらっているという感じがします。やはり旬のものを食べるということは大事なことです。

みかんさんに面白いサイトを紹介していただきました。
軽メナ・ブラーナ
http://carmena.hp.infoseek.co.jp/
クラシック音楽への替え歌を集めたページで見ていて楽しいです。でもここに載っていないねたもまだまだたくさんありますよ。

数日前電話があり、ワインを持っていくので試飲してくれないかとのこと。「普段たまに1000円の赤ワインを買う程度なのでうちに来ても商売にならないですよ。」と言ったのだが、「試飲していただくだけで結構ですので。」というので来てもらうことに。まあ1000円台のワインを1本買ってもいいや。飲んでみると確かにうまい。しかも値段も決して高くない。1800円から4000円まで。その質と比較して納得できる。さて、それではとりあえず1本もらおうかと思ったら、6本からだって。まあそうだろうなあ。そうしないときっと商売にならないでしょう。でも私は同じワインを6本飲む気にはなりません。さようなら。いい人だったし、なかなかおいしかったので、ホームページを紹介しておきます。
http://www.gerhardt.co.jp

6月29日
現在新しいパソコンにデータを移したりインストールしたりしています。大変ですが、何とかなりそうです。
このパソコンは驚くほど音が静かです。まるで中に防音室があって、その中で動いているような感じ。快適です。さて新しいパソコンでの初更新は成功するかな?

デジカメで撮った画像や動画のデータを、メモリースティックプロをパソコンのメモリースティックスロットに挿して取り入れる。これは快感!20MBがほんの一瞬でコピーできました。やはり転送速度が普通のメモリースティックとは全く違います。これがやりたくてこの組み合わせを買ったといっても過言ではないほどでしたが、予想通りのすばらしい結果が出て大満足です。

このパソコン、タッチバッドの右端で指を動かすとスクロールできる。これは快感!

1階の押入れの床が抜けてしまった。築25年で買ってもう11年。築36年かあ。老朽化と湿気が原因でしょう。今回googleで「リフォーム」で検索すると、ホームプロというホームページが出てきました。これは、こちらは匿名でおおよその住所と依頼内容を書き、それに業者が返事をよこすという仕組み。今回は半日で5社ほど返事が来ました。依頼者は終了後その業者を評価し、その後頼む人はその評価を参考にすることができる。匿名で複数の会社と値段などの交渉ができる。世の中知らない間に随分と便利になっているのですね。

6月28日
午前中サトテクノミュージックでR13を選定。5本のうち太くて豊かな音が出る2本はなかなかのレベル。そのうち、よりピアニシモが自然に出る1本を選ぶ。次にたるの選定。別の楽器に付いていたたるがより豊かな音が出るのでそちらにしました。ベルは個体差は感じられず、元々ついていたものを選定。結果として、私がこれまでR13に対して持っていたイメージを覆すレベルの楽器を選ぶことができました。プロの使用にも耐えると言っても過言ではないでしょう。

下倉楽器に電話したら、B45ライヤーの在庫が2本とのこと。何とも少数民族になってしまったものだ。この世の悲哀を感じます。プロで使っている人も何人かいるのになあ。次は野中貿易に連絡してみようと思います。どなたかいい方法ご存知でしたらぜひお教えください。

ついにパソコン購入!vaio type S 70B
タイプSの上位機種。価格.comで調べようとどこで調べようとちっとも安くなっていないので(まあ発売されてまだ10日経っていないのだから仕方ない)、251700円ポイント10パーセントで池袋のビックカメラパソコン館で購入。3年保証にポイント5パーセント使用。下位機種との差はブルートゥースのあるなしということもあるが、基本的にはペンティアムM1.5GHzかセレロンM1.3GHzかということ。値段の差も大きく悩みましたが、これによってバッテリー駆動時間が2時間も違う。5.5時間に対して3.5時間。これは大きい。という訳で結局上位機種を選択。
さて、帰って開けてみました。高級感のある外観。蓋の閉まり具合もいい。ACアダプターは、薄いのだが思ったより大きくて重い。これはちょっと不満。画面の美しいこと!そして意外だったのは音のよさ。この小ささでこの音は凄い!しかし画面が明るすぎて目が疲れる。いろいろと調べたけど画面の明るさの調節の仕方が分からない。30分悪戦苦闘の末、何とキーボードに書いてあるではないか!全く、君って人は。と思ったら、古いパソコンにも同じ絵が。やってみたら使える。今気が付くとは!オーマイガッ!

6月27日
定期演奏会と移動で蓄積疲労が取れません。でも無理やり9時間寝たら大分すっきりしました。やはり睡眠は重要です。

ヤナーチェクのシンフォニエッタは昔から好きな曲で、スコアを見ただけでゾクゾクします。できれば彼のオペラもいくつかやってみたいと思いますが、その機会があるかどうか。広島でオペラというと蝶々夫人か魔笛かフィガロか。有名どころだけ。仕方ないですが。広響は珍しい曲を割と取り上げますが、それでも世界にはまだまだ数限りない名曲があり、全てを演奏するのは無理でしょう。ワーグナーとリヒャルト・シュトラウスのオペラを全てやるだけでどれだけの時間がかかることか。

最近3時間の練習時間があっという間に過ぎてしまう。集中していていいことなのか、歳を取って時が早く過ぎるようになったのか。後者だと嫌だなあ。いろいろとやっているはずなのだが。記憶に残らないということだろうか。もっとワクワクしないと。

火の鳥最終回。こういう数億年という時間を見せられると、元々大きな視点で物を考える私は自分の一生の短さに寒気がします。人間は人間の時間で生きればいいのに。悟りを開くのは無理かな。最後の言葉。「命は、だから最初から永遠なのです。」一体何を言っているのだか。

N響アワーでウエスト・サイド物語をやっていて思い出した。私は学生の頃、替え歌をたくさん作って遊んでいた。こんな感じです。久しぶりに作ってみました。大したことはありませんが。

火事だよ! 火が出た! 火事火事!
火事だよ!火事だよ! 火が出た! 火事火事!
火事! 火事火事! 火事! 火事火事! 火事!火事!ピーー!
(ウエスト・サイド物語より)

これでメロディーが出てきた人はなかなか通ですね。
以前ロマンチック街道を車でノイ・シュヴァン・シュタイン城に向かっていた時のこと。どうも道がずっと糞臭い。多分牛糞だろう。ノイ・シュヴァン・シュタイン城に着いても臭い。今度は馬車の馬の糞である。馬糞牛糞所構わず。そこで歌を作った。題して「馬糞の歌」。

馬糞 馬糞 馬糞馬糞
バババッバッバフンフンフン
バババッバッバフンフンフンバッバッバフンフンフン馬糞馬糞馬糞馬糞
ロマンチック街道 馬糞が臭い臭い
馬糞、馬糞
(ウエスト・サイド物語より)

これも読んだだけでメロディーが出てきた人は大したものです。

大学4年の春、私はニールセンの協奏曲を練習していた。モーニングコンサートで演奏するためである。そしてその演奏会直前にアリニョン先生が芸大に招聘され、運命的なレッスンを受けたのであった。その頃1つ下に現在都響首席クラリネット奏者の三界君がいて、彼はフランセの協奏曲を練習していた。彼もこのアリニョン先生のレッスンを受けたのであった。そんなある日、エレベーターに彼と一緒に乗った時、突然歌が浮かんだ。

僕は三界だ上手いんだぞ!
フランセ吹けるぞすごいだろう!
舌つきも 速いんだぞ!
ほーれほれ上手いぞほれほれ速いぞほれほれ上手いぞどうだこんなもんだ!
(フランセ クラリネット協奏曲第1楽章冒頭)

これを読んでメロディーが浮かんだ人はクラリネット奏者もしくはクラリネットオタクでしょう。
そうするとすぐに三界君は私に返歌をしてくれた。

俺は 高尾 ニールセンを 吹くぞ
どうだ 見たか 上手いだろ すごいだろ
(ニールセン クラリネット協奏曲冒頭)

そうしてエレベーターは4階に到着、扉が開いたのでした。
このフランセの歌は、その後も歌詞を変えながら代々芸大や他の音大のクラリネットを勉強している人達の間で受け継がれているという話を聞いてよろこんだのがもう大分前の話。今は知っている人いるかな?

購入者の声
<B♭クラリネット用ロジウムをご購入の方より>
早速使用してみたところ、本当に調子がよいです!すごいものを、どうもありがとうございます。出来るだけ軽い仕掛けを試行錯誤していたところで高尾さんのリガチャーに出会えてとても嬉しいです。前に使っていた「ベイ」のリガチャーよりもずっと鳴りがよいです。はずれリードと思っていたものでもすかすか息がもれなくなったり。初心者でしかも再開したばかりでもわかるぐらい他と差のあるものでした。本当にどうもありがとうございました。


6月26日
これから東京に移動です。
昨日は疲れました。特に前半、ベルリオーズの序曲「海賊」も、指揮が先に行って弦が少し遅れて、どこで入ろうかという緊張感がたまりません。フランクの交響変奏曲は終わり方が地味なのでぱっとしない印象になりがちですが、特にピアノソロなど非常に魅力的な音楽です。そしてダンディ。これは大変。技術的に難しい上にテンポが速く、そしてピアノとも合わせなければならない。後半フランクの交響曲は一転して楽しかった。気持ちよく吹けました。
終了後たまや。さて、新しいデジカメの写真を初公開です。元のファイルは2MB以上あるのでそのまま載せられないのが残念。縮小しても多少は画質のよさが伝わるだろうか。



6月25日
これから定期演奏会本番です。無理やり9時間寝たけど、蓄積疲労で疲れてます。天気も梅雨そのものだし。ううう。こういう時はこの思いっきり派手な赤いシャツを着て、よし!気合入った!今日は頑張ります!

6月24日
帰宅するとジーーーという持続音。やっぱり地下水をくみ上げるポンプの調子が悪いのだ。下水道工事で水がくみ上げにくくなった。時々水を出していると爆発する。これは使えない。下水道工事中しばらく全て水道の水だったので、できればこのままにしてもらえないかと大家さんにお願いしていたのだが、ポンプを設置している家はそれを使わなければならないというのが市の回答なのだそうな。仕方ない。それにしても大きい音だな。待てよ、えらく近くで音がしている。ん?リュックの中だ。電動歯ブラシが回っていた。あっちゃー!熱くなっている。一体いつから動いていたんだ?そういえば以前、えらく大きな音でコオロギが鳴くなと思っていたら、家の中で鳴いていたこともあったな。

フランクの交響曲のいくつかのソロを吹いていて思った。私が自分自身の音楽だと思っているものの多くは、フランス音楽だ。曇り空。ある時ふと柔らかい日差しで明るくなる。しかしまたすぐにふっと暗くなる。登山を終え、駅に向かう。途中時折振り返り山を眺める。はっきりと見えていた木々の枝や葉が、徐々に空気に溶けていく。あるいは上質の生クリーム。口に乗せても空気のように軽い。やがて繊細な甘味がそよ風のように舌を撫でて通り過ぎていく。フランクはドイツ的なところもあるが、やはり基本的にフランスの作曲家であり、彼の音楽はフランス音楽だ。印象派の香りもする。私はアリニョン先生に、日本では教わることのできなかった根本的な奏法を教わった。そういう意味で、奏法的に留学がなければ今の自分はない。今日は同様に、今自分の血となり肉となっている音楽の多くが留学中の学んだフランス音楽を根本としていることを実感した。奏法的にも音楽的にも、フランス留学がなければ今の自分はない。

デオデオでバイオタイプSをたっぷり触ってきました。キーボードはやはり微妙にたわみます。実はこれは緩衝材としての役割を果たしているのではないだろうか。他のバイオは動いたりしないが、その分多少カチャカチャと音がする。このタイプSは非常に静か。会議中や新幹線の中で使用するのに最も適したキーボードではないだろうか。前回のもこもことしたという印象は、やはり現在のキーボードを基準に考えていた。タイプSに数日も慣れれば、このパソコンの軽く薄くカチャカチャと音がするキーボードは耐えがたく感じるだろう。キーボードを見て打つ人は違和感が残るかもしれないが、タッチタイピングの人には実は非常に気持ちいいキーボードかもしれない。レッツノートはやはりキーボードの安っぽい音が耐え難い。LaVieNのキーボードは大きくてとても気持ちいいが、12.1インチと面積が同じでワイドにしたので文字が少し小さい。これは困る。デザイン、分厚さ、重さも嫌。やはりバイオタイプSで決まりです。
さて、次の問題はどこで買うか。HDDができれば60GB欲しいのでソニースタイルで買いたいところですが、値段の差が大きければお店で買う方がいいかも知れない。この辺はまたゆっくり考えよう。ただし、3年から5年の保証は必要不可欠です。

今度はレッスンを終え片付けている時にプー、プー、プー、という音。隣の家の車をバックで入れているところだろう。ん?えらく長いな。あれ、ピリピリピリという音になった。何だ?やっぱりリュックの中だ。電話の子機のボタンが何かに触れたらしい。昨日の夜12時頃までリガチャー製作。案の定眠れなくなり1時過ぎまで起きていた。今日は寝不足で疲れてます。今日の私はこんなもんです、ははは(力なく)。

6月23日
リハーサル2日目。ピアノの横山幸雄さんは15キロ痩せたそうで、どこで焼いたのか色も黒く、最初誰だか分からなかった。テクニックがあるのでやたらと早い部分があり、特にダンディの終楽章などはこちらが大変。ダンディは変わった曲です。ピアノがあまり目立たない。シンフォニーなのかコンチェルトなのかよく分からない。なかなか面白い曲ですが、難しい部分が多く演奏するのは大変です。

ソニースタイル「電話でお買い物」窓口から電話がありました。結局製品としては同じで、感じ方の違いだそうな。ということは、私は結局気になるということではないか。困った。対応は昨日と同様とても丁寧でした。仕方がないので、とりあえず店頭でもう一度触ってみます。

購入者の声
<オットーリンクメタルテナー用ピンクゴールド1.8mmをご購入の方より>
実際吹いてみたところ付属のものよりもかなり素直に息が入っていく感じで、音のレンジが広がりました。また音自体にも深みのようなものがでたような印象を受けました。このリガチャーによっていい音を作るための環境が進み、練習にも自然と熱が入ります。

<バリトンサックス用ピンクゴールド2mmとバスクラ用ピンクゴールド2mmをご購入の方より>
使ってみたところ今まで音が荒くなりやすかったのですがこのリガチャーを使ってみたところ、荒くなりにくくなりしかも音量に幅が出ました。バスクラの先輩もリードミスがしにくくなったなどと言ってました。

6月22日
今日明日あたりロジウムを製作します。ロジウムはタイミングが合わないと大分お待ちいただく場合があります。もしご希望の方いらしたらこの機会にお願いします。

定期演奏会リハーサル初日。デジカメとメモリースティック1GBを見せびらかして喜んできました。お金で買える幸せもあるという感じ。

暑い!何て日差しだ!顔が焦げてしまう。そういえば昨日は夏至だったのですね。今気がつきました。

私はここ数年マウスピースを2本使用していましたが、ついに古い方が寿命となりました。大分前から本番は新しい方を何となく使用していてそうではないかなと思っていたのですが、今日はっきり分かりました。今日からは新しいマウスピース1本でいきます。古いマウスピースさん、大変お疲れ様でした。今日で定年退職になります。さて、新しいといってももう数年も使用していて人間で言うと50歳ぐらい。やばいです。彼が定年を迎える前に次のマウスピースを探さなければなりませんが、M15、M30など新しいマウスピースが発売され、B45ライヤーは最近全くと言っていいほど動きがなく困っています。どなたかいい情報ありましたらお教えください。よろしくお願いします。とりあえずアクタスではもうどうにもならないようなので、野中貿易本社に連絡してみようと思っています。

只今ソニースタイルの電話サポートに電話しました。キーボードのたわみについて問い合わせたところ、とりあえず近くの人に確認してもらったところそういう問題はないとのことだったが、専門の部署に問い合わせて明日折り返し電話するとのことです。対応はとても丁寧でした。明日どのような回答が返ってくるか楽しみです。

購入者の声
<昨年の7月にB♭クラリネット用とエスクラ用をご購入の方より>
B♭Clでも使わせて頂いていますが、やはり高尾様からお譲りいただいたリガチャーが自分にとって一番です!
他のリガチャーでも吹いてみましたがどれもしっくりきませんでした。特にE♭Clの高い音は軽やかに演奏することができ、昨年もとても大活躍してくれたんです。

6月21日
時は歳を取るほどどんどんと早く流れる。10歳の子供に対して、30歳の人にとって時は3倍のスピードで流れる。と言われるが、どうも今のところ私にはそんな気はしない。むしろ自分の意志できちんと生きている分、今の方が充実して過ごせているような気がするし、時がそんなに早く流れているような気もしない。これは感覚の問題ですね。ねずみが感じる一生の長さというのは実は人間とあまり変わらないのではないかという説。これはねずみの動きを見ていると確かにそうかも知れないなとも思う。時間というのは非常に感覚的なものなのだ、きっと。それなら1日を1年と感じるほどの充実感で過ごせば感覚的にはその人はものすごい長生きができることになる。

以前、記憶力というのは年齢によって変わりがないということをテレビで言っていた。歳を取ると物覚えが悪くなるのは、頭が面倒くさがるからだとか。まあこれはあれと似たようなものだと。子供と同じような感動や驚きがあれば同じだけ記憶できるはずなのだそうな。ということは、時が早く経つというのは、驚き、興奮、感動などが歳を重ねるごとに薄くなり、そのために様々なことが記憶に残らなくなり、そのために早く過ぎてしまったような気がするということなのではないだろうか。ということは、毎日ワクワクドキドキして過ごせばとっても充実した人生を送れるということだ。言うのは簡単だな。でもできるだけそれを目指して生きよう!

昨日の続き。エプソンのEndeavor Nt331の欠点はバッテリー駆動時間。ドライブはやはり残念ながらコンボドライブのみで今回は対象外。デルのInspiron 300mは、なんだドライブ外付けではないか。ドライブ内蔵にしては薄すぎるし、1.32キロというのも軽すぎると思っていたらやっぱり。ASAHIパソコンさん、この辺はきちんと書いてくれないと。というわけでこれも対象外。チェックすべきはLaVieNとレッツノートR3。なぜR3をチェックするかというと、キーボードが白い高級感のあるものに変わっているので、これをチェックすればW2をマイレッツ倶楽部で購入した場合のキーボードが大体想像できるだろうということで。でもLaVieNはデザインもあまり気に入らないし分厚いし重い。レッツノートは画面があんまり美しくない。できればせっかく買うのだから明るく美しい画面でパソコンを操作したい。そういう意味ではやはりバイオタイプS。クリアブラック液晶は非常に美しい。後は作業時に光の反射がどれだけ邪魔になるかを店頭で確認。普通の液晶を選ぶこともできる。という訳で、何だかんだいって結局バイオになりそう。

デオデオでP100用に三脚と専用のカバーを買ってきました。特に三脚はうれしい。できるだけ軽く小さく、しかし伸ばすと100cm以上のものということで選びました。これで長時間のビデオ撮影もばっちりです!

デオデオでバイオタイプSを触ってきました。デザインはやはり美しい。特に横から見たときの曲線。クリアブラック液晶も非常にきれい。文字も画像もとても美しい。気になる映り込みですが、どうやら大丈夫なようです。しかし非常に大きな欠点が一つ。キーボードを押すと少したわむ。これは気になる。メーカー愛で乗り越えようか、どうしようか。かなり大きなマイナスポイントです。キーボードは、多少もこもこするような気もしますが、安っぽい音がせず悪くはないです。隣に置いてあったLaVieNの方が圧倒的によくできていて押していて気持ちいいのですが、実は私指が細いので、バイオぐらいが丁度いいのです。LaVieNはキーボードが大きすぎてかえってミスタッチしやすい。これはもう好みの問題ですね。

価格.comで再確認。バイオタイプSのへこみは、あるという人とないという人がいる。個体差があるということだろうか?店頭で触ってみてへこみがあると感じた人は複数いたので、一般的な症状だと思うのだけど、もしないのがあれば即買いです。

最近焼酎は体にいいぞと体が言っています。確かに焼酎には血液をさらさらにする成分が含まれているそうな。ウィスキーを飲んでもそれほど喜ばない体が、焼酎を飲むとなぜか喜ぶ。次の日かえって調子がよかったりする。確か以前寝酒は最悪だと書いたけど、今はそうでもない。眠れない夜限定ですが。人間というのは変化するものですね。

今日の朝日新聞。ひょっとしたら関東では何日も前の記事かも知れないが。少子化問題で、ある女性の発言。「生んでも入れられる保育所もないのに、少子化で困るなんて言わないで欲しい。」全くの正論。少子化で困る困ると言いながら、こんな現実を放置して平気な顔の行政。実際には子供を産みたい女性に生みたいだけ生んでもらえば、問題はあっけなく解決してしまうのだ。

昨日のNHKスペシャル。イラク戦争に対するローマ教皇の発言と行動。これが宗教なら宗教とは人間に必要不可欠なものだ。つまりここで表現されたものは、宗教とは人間の道徳であり倫理であるということ。ローマ教皇の発言は、キリスト教という枠を遥かに越え、人間のあるべき姿を示す。生と死のぎりぎりの境界線でこの発言と行動をなす教皇の姿に感動しました。

購入者の声
<オットリンクメタルアルト用ピンクゴールドをオーダーメイドでご購入いただいた方より>
まだ、少ししか使っていませんが、大分リガチャーも馴染んできました。音質も作りも申し分ないです。

6月20日
昨日はフルートの白尾隆さんを、八昌にご案内しました。私が広島でお好み焼きN0.1と評価するお店(八昌というお店はたくさんあるので注意。最も有名なお店)。気に入っていただけてよかった。サッカー、日露戦争など幅広い話題で2次会11時半まで楽しみました。

バイオタイプSついに昨日発売。価格.comをチェック。店頭で触った人、購入した人の書き込みにその興奮が感じ取れます。見た目は相当かっこいいという評価で一致。問題はキーボードを触った時のへこみ。これは気になる派と気にならない派の2種類。さて私はどう感じるか。キーボードのタッチによっては今からでも機種を変更しなければならないが、できればこのままタイプSでいきたい。P100もそのつもりで買ってしまったし。さて、広島にはもう来てるかな?テレビ番組に時差があるぐらいだから怪しい。

今日は雨の予報だったのが外れ、いい天気。しかし山に登るには暑すぎる。しかもこの湿気。重りを足に巻いて近くのスーパーに買い物に行くに留めました。それでも暑い!途中瀬野川には水着で水遊びをする三姉妹。もう夏です。

さて、眠れんぞ。こういう時は日記を書くのもまた楽し。

昨日エリザベト音大のロビーで白尾さんを待っている間近くで喋っていた学生3人の会話。先輩らしき女性2人に後輩らしき男子1名。特に盗み聞きするつもりはないが、聞こえてきたのは一目ぼれなど恋系の話がほとんど。そういえば大学時代、確かにそんな雰囲気だった。これからどんな恋をするのか、どんな相手と結婚するのかしないのか、どんな仕事につくのか、果たして自分はプロになれるのかなれないのか、コンクールには入賞できるのか。まるで先が見えない状況。さらにその先にある老いや死についてなど考えもしなかった。そんな余裕はなかった。しかしその方が幸せだったのかも知れない。今のように先が見える状況があの頃に比べて幸せなのかどうか。君は物事を大きく捉えすぎる。それも極端に。何億年という時間が果たして人間という生物の耐えうる時間なのかどうか。サンクトペテルブルグでの写真をCD−Rで交換したうちの一人の女性。写真の撮り方が私と全く正反対。視点が非常に近い。お店で見つけた小物などを撮っている。私は壮大な風景が好き。写真も大きく大きく撮っている。彼女のような視点やものの考え方で生きれば人生も結構幸せではないかと思うが、自分の性格というのはそう簡単には変わらないだろうな。

NHK火の鳥未来編。これだけは以前読んだことがある。火の鳥によって死ねない体となった主人公は、何億年という時をたった一人で過ごす。これはおそよ人間の耐え得る時間ではないだろう。しかし漫画であろうと映画であろうと、何億年という時を人間が表現するのには無理がある。そしてそれを実感することも。番組終了後、この火の鳥未来編を使った学校の授業が紹介される。子供達の感想。「不老不死が幸せとは限らない。」確かにそうとも言えなくもないが、どうも結論を先生に導かれているようで嫌だ。彼らは多くの人が年老いたくないと思いながら年老い、死にたくないと本音では思いながら死んでいくという現実を果たして実感できているのだろうか。

ASAHIパソコンが丁度私に都合のよい特集。ノートPC全93機種ランキング。ASAHIパソコンは、記事のレベルが高く、どの会社に対してもきちんと辛口で批評できるという点が気に入っています。
まず、私の今回理想とし、購入したいパソコンは、
1.リュックにダブルケースと一緒に入れて持ち歩くため、2kg以下、できれば1.5kg以下だとうれしい。
2.画面は12.1インチ以上。10.4インチの文字の小ささは耐えがたい。
3.今回はDVDに記録できるということにこだわりたい。DVDマルチ、DVDスーパーマルチ、DVD−RWなど。
4.キーボードが打ちやすく、打っていて気持ちがいい。
5.画面が明るく美しい。
6.新しく買ったデジカメで動画をたくさん撮りたいので、できればHDDは容量が大きい方がよい。
次にASAHIパソコンのランキング。評価する人は全部で22名。
B5ノート部門
第1位 ThinkPad X40
私はトラックポイントが苦手。動かしにくい。キーボードは確かにいいが、私にはちょっと重い。いかにも仕事用という感じで、遊びにも使いたい私には、背広を着て泳ぎに行くような感じもする。今回はドライブ内蔵にこだわりたいのでそういう意味で選択肢外。
第2位 Endeavor NT331 エプソンの製品。安い。デザインが、うーん。ちょっと分厚いような気もする。キーボードに対していくつか苦言あり。どこかで触れるだろうか?コンボドライブとあるが、ひょっとしてDVDマルチもあるのだろうか?後で調べてみよう。しかし、どうも人に見せた時のこちらの喜びが、バイオに比べてエプソンは圧倒的に少ないような気がする。
第3位 Inspiron 300m デル。これも安い。コンボドライブ12.1インチ液晶で1.32キロは軽い。ひょっとしてDVDマルチなどあるだろうか?調べてみよう。デザインはうーん、微妙。かっこいいと言えなくもない。
第4位 LaVie J これは以前店頭で何度か触ったことがあるが、キーボードが非常によい。これで多少重くてもDVDマルチなど内蔵していれば完璧なのに、惜しい。ドライブ外付け、しかもコンボドライブ。これじゃちょっとねえ。
第5位 VAIO type S 1.89キロとちょっと重いのが難点。デザインは好きです。DVD−RW、これもよし。液晶も13.3インチのワイドと他機種より少し広め。クリアブラック液晶は店頭でもすごくきれい。ただ、光沢液晶に関してこの記事では一般的に不評。この辺はよく考えないと。キーボードは明日あさってあたり店頭で触ってみたい。
第6位 LaVie N 第4位のJの欠点を補うDVDスーパーマルチ内臓。バイオタイプSをこの点で超える。2キロというのはちょっと重いなあ。12.1インチワイド液晶というのは結局横に長い分縦にひょっとして短い?気になるところです。デザインは悪くはないがあまり好きでもない。分厚いのも気になる。
こう書き出してみると、結構選択肢は広い。高い買い物だから、もう一度よく考えよう!

6月19日
7月1日から8月31日まで、中国5県の郵便局1700局で「広響フレンズ」の入会を勧誘してくださるそうです。大変ありがたいことです。「広響フレンズ」に入会すると、定期演奏会の割引、季刊誌の発行、ファンとの集いへの参加など特典がたくさんあります。皆さんぜひご入会ください。お問い合わせは広響事務局まで。Tel.082−544−2900

広島にはテレビ東京系の放送局がない。だからテレビ東京の番組を見ることができない。なんてこった!夜11時からのワールドビジネスサテライトというニュース番組など他局と全く違った視点で非常に面白いのだが、とても残念。でも、「開運なんでも鑑定団」と「元祖!でぶや」は他の放送局でやっている。今日の昼12時から、広島ホームテレビで「開運なんでも鑑定団」、RCCテレビで「元祖!でぶや」と同じ時間に放送。私はなぜ、このくだらない低予算番組である「元祖!でぶや」を時々見るのか。最近心身ともにリラックス系番組を欲している。きっとそのせいだろう。何気なく見ていて、最後の次号予告。何と先週埼玉の自宅で見た分ではないか!何と広島ではテレビ番組が2週間遅れなのだ!ついでに、週刊誌などの雑誌は、新聞に本日発売と書かれてあっても、それは関東の話。広島に来るのは翌日。それなら新聞広告もずらせばいいのに。なんで誰も文句言わないんだ?

6月18日
パイパースから、アルトサックス用リガチャーの特集で試奏したいので送ってくれないかというメールが来ました。明日発送します。書かれ方によっては注文に対応できなくなる可能性があるのでちょっと心配です。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
とても音が出しやすく、かといって音色は明るすぎず、ずっと自分が目標にしている音に近づけそうです。クラを吹くのがもっと楽しみになりました♪

6月17日
今日から広島です。今回は仕入れた銅線3キロちょっともリモワの大きいキャリーバッグに入れ、さらに重い!大変です。リモワのこのキャリーバッグは柔軟性があるというか、銅線でえらく膨らみます。重量もあるし、私ほどこのバッグを酷使する人も少ないのではないだろうか。

P100ですが、満充電で使ってみたら何と380分という表示。えーっと、380分ということは、…6時間20分!そんなに持つの?信じられん。連続撮影した場合は180分だそうな。それでも3時間20分。薄く軽くなりバッテリーもかなり小さくなったのに、何でこんなにバッテリーが持つのだ?すごい!

P100のデータをパソコンに移して見てみました。まず屋外の写真。500万画素ファイン。細部まで細かく再現できていて、その美しさは驚くほど。1枚2.3MB。かなりな大きさで、もうこのパソコンでは限界です。HDDも残り少ないし。まあもうすぐ買う予定ですので。次に屋外での動画。640×480ファイン。8秒ほどで23MB。すんごいです。かなり美しいですが、ビデオカメラと比べると差は確かにあります。まあでも記録用としては十分かな。次に暗い屋内での写真。これは注意しないとぶれます。この辺は、パナソニックなどの手ぶれ防止カメラが欲しいところ。うまく行けばしかし屋外同様相当な美しさです。何もかも完璧というのは無理ですが、でもかなり満足です。カメラとしての基本性能、特にその画質のよさに納得です。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
思っていた以上のいい吹き心地のよさに感動しました。今日からさっそく使用していきたいと思っております。

<オットリンクメタルテナー用ピンクゴールド1.8mmと2mmのモニターをお願いした方より>
★1.8mm 純正のリガチャーよりも音がまとまっていて吹きやすいです。
       ffで吹いても音が回りに逃げていかないような感じです。
★2.0mm 1.8mmよりも、まとまりがあり太い音がでます。
       ちょっと音の抵抗がありますが、気になる程ではありません。
 私は、2.0mmの方がしっくりきましたので、2.0mmを使っています。  

6月15日
いやー、久しぶりにドキドキしました。ついに新しいデジカメを購入!ソニーのサイバーショットP100です。秋葉原のPCSELECTというお店。まず中央通りが分からない。時々自分はすごい方向音痴ではないかと思う。駅に地図はなく、通りに通りの名前や番地の表示がない。とっても困ります。しばらく右往左往して、ようやく中央通りを発見。このお店は価格.comで見つけました。中央通りというメインストリートにあるものの、小さいビルの2階で、そこを目指していかないとまず見過ごします。店に入っても展示はありません。電話で商品を取り置きしてもらって、店頭で現金で購入。38800円。これは相当安い値段だと思います。電話や店頭での対応も丁寧でした。次にソニーのメモリースティック1G。普通のお店で7万円ちょっとで売っているものすごく高いもの。これはデジプラザというお店。同様に電話で取り置きしてもらって現金で購入。47800円。これも相当に安い値段です。怖いので店を出たところで中身を確認。ついでに秋葉原駅のトイレで動作確認。もし動かなかったらどうしよう。ドキドキ。動いてよかった。もちろんメーカーの保証はあるのですが。
さて、使用してみました。P1が出てから3年半。この短い期間によくぞここまで進化した!うるうる(涙)。いくつもの製品を経て、ついに記念すべき番号、P100!驚くべき薄型化、全ての動作の高速化、300万画素から500万画素への高画素化、液晶画面の大型化、動画は640×480でメモリースティックの容量一杯まで記録できる。1Gのメモリースティックなら640×480スタンダードで44分動画を撮影することができる。メモリースティックPROのみ640×480ファインで記録可能。スタンダードと比較。スタンダードもかなり頑張っているが、動きが速い部分はやはり差がでる。しかし何とこの640×480ファインは1Gのメモリースティックで12分しか撮影できない。驚くべきメモリー消費だ。いやー、うれしい。しばらく楽しめます。

購入者の声
<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
従来のリガチャーとは全く違う使用法に少し戸惑いましたが、脱着自体は容易なので、とても使いやすいです。音に関してですが、全体的に落ち着いた音色が感じられ、特に中低音のまろやかな響きには驚かされました。

6月14日
NHK「その時歴史が動いた」
何と、乃木希典が当初203高地攻撃に反対していたとは。全く常識的な人間ではないか。その愚かさにより多くの犠牲を出した人物だと思っていた。司馬遼太郎さん、頼みますよ。歴史というのは次々と新事実が明らかになり、また時代によって考え方が変わるため、一人の人物を評価するというのは非常に難しい。田沼意次なども評価が反転したいい例だ。帰国後、日露戦争勝利の英雄として熱狂する国民をよそに、多くの兵士を犠牲にした心の痛みをずっと持ちつづけた人です。明治天皇が亡くなった時に自決したのは、多くの人命を犠牲にしたことに対する責任を取ったということかも知れない。

報道ステーション。イラクで亡くなった橋田さんが生前に撮ったビデオなど。どうせ放っておいても人間いずれ死ぬのです。生き生きとしてなかなかいい人生ではないですか。でも私は同じことはしません。痛みに弱いもので。

購入者の声
<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
さっそく使用してみましたところ、良く鳴るということはもちろんありますが「素直に鳴っている」という印象です。それとリガチャ自身が鳴ることによると思われる色付けがない、と言う印象です。リードの装着などは慣れが必要そうですね。(^^;;

<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
低音の出しやすさなど使用感は良好で、期待通りです。

6月13日
リガチャーの製作はテレビを見ながら。理由の一つは集中しすぎると目が悪くなるから。それに集中しすぎるとかえって結果がよくない。適度にリラックスしながらやるのがベスト。
バリ島で伝説のサーファーと呼ばれる男。58歳という年齢にもかかわらず、日本人タレントが恐怖を抱くような高く激しい波で華麗な波乗りを楽々と決める。これはもう言うことを聞くしかない。そのタレントも大人しく技術やその精神を教わる。先日は神業と生徒に驚愕の目で見られる靴職人。こういうおじさん、こういうおじいさんになりたいものです。

6月12日
ハサミがよく切れると人生が楽しくなる。全く人間ってやつは。私だけ?
実は私にとってハサミがよく切れるというのは非常に重要。リガチャーの梱包の際、プチプチやガムテープを気持ちよく切れるかどうかは作業の効率に大いに関わることです。

NHKスペシャル「永平寺104歳の禅師」
残念ながらあまり参考にならなかった。結局それがどうしたの?しかしこういう人生があるということが頭の片隅にあると人生がより深まるだろう。一つだけ心に残った言葉。正岡子規の「病状六尺」より。「いつでも死ねるというのが悟りではない。平気で生きられるということが悟りだ。」

購入者の声
<オットリンクテナー用ピンクゴールド1.8mmと2mmのモニターをお願いした方より>
この前の日曜日、バンドで吹いてみました。どちらも非常によく鳴りますね。いつもの調子で吹くと音が大きすぎてしまうかもしれません。メンバーからも今日は随分鳴ってるねと言われました(^^ゞ
私的には、1.8mmの方が好みです。2.0mmもダークで太い音で良いのですが、高音域では少し詰まったような感じがします。最初の印象どおり1.8mmの方が、音のバランスが良いように感じます。高音域も伸びのある音ですし、柔らかくて艶のある感じです。スタンダードなジャズなら1.8mm。フュージョン、ロック等にはよりパワフルな2.0mmという感じですかね。

6月11日
私の物遍歴
デジタルカメラ
ソニー サイバーショットP1 これまでに購入したデジカメもこの1台のみです。これも発売されてすぐに買いました。4年前の11月のことです。300万画素は必要、それ以上は必要ではないという判断は今振り返っても正しかった。昨年のサンクトペテルブルグ公演で友人同士で撮った写真をCD−Rに焼いて交換しましたが、このP1の画質はかなりいい。サンクトペテルブルグ旅行記を見ていただいても分かると思います。どういう訳かぶれにくい。これもソニーの技術でしょう。近々その後継機P100を購入する予定。この間の進歩は凄まじい。動画はP1ではおもちゃ程度だったものが、現在ではテレビで写しても完璧と言えるほど。これに1GBのメモリースティックがあればビデオカメラはいらない。価格.comによると、P100の最低価格は秋葉王の38010円。その値段を持ってビックカメラで交渉。全く相手にされなかった。1円でも高い場合はご相談くださいと言ってるよなあ。確かに相談するのはいいが、まけるかどうかは知らぬということか。まあこんな値段じゃ建物を建てて展示して店員に給料払ってやってられないだろうからまあいいです。

デジカメ製品比較
ほとんど心はP100に決まっているが、最終チェック。後で後悔しないためでもあるし、趣味でもあります。比較対象はカシオの新製品Exilim ZOOM Z40。
1.動画
実は今回私にとって最も重要なポイントが動画。Z40は320 x 240と、640x 480のP100に対して圧倒的に貧弱。これでもう勝負はほとんど決している。
2.液晶モニター
これは1.8型のP100に対して、2.0型のZ40の勝ち。実は液晶は確かに大きい方がいいが、大きくても画像が粗く暗いとあまり気分がよくない。この辺は買うときに確かめた方がよい。大きい液晶は画像が粗く暗いことが多い。
3.CCD
これは気にされない方が多いが、ものすごく重要です。CCDはできるだけ大きい方がいい。小さいと細部が潰れる、画像が暗くなる、それを無理に明るくすると画質が粗くなるなど影響が大きい。サイバーショットT1は一見ものすごい小型高性能に見えるが、価格.comには暗いなどの苦情が多数。このT1が1/2.4型。1/2.5型のZ40でも同じ現象が起こるはず。P100は1/1.8型。
4.画素数
有効画素数400万画素のZ40に対して510万画素のP100の勝ち。実は画素数も多い方がいいとも限らない。小さいCCDで画素数を多くすると一つ一つの画素が小さくなり画像が暗くなる。
5.重量
147gのP100に対して121gのZ40の勝ち。ただ、持った感じはあまり変わらない。四角いZ40に対してP100はよりすんなりとポケットに入る感じが好印象。ちなみに驚くべき小型という印象のT1は155g。何とP100の方が軽いのである。T1はまた四角くてかさばる。
とりあえずこんなところで。とにかくP100でよいということで。自己満足満足。

フランク 交響曲 ニ短調 バーンスタイン指揮 フランス国立管弦楽団 1981年11月 シャンゼリゼ劇場 ライブ・レコーディング
フランスのオーケストラは、いい指揮者が来るととんでもない名演をする。留学中に聴いたジュリーニ指揮パリ管弦楽団のブルックナーの交響曲第7番もそうだった。パリ管などは年に3回のとてつもない演奏を聴くために、毎週通ったようなものだ。つまり通常は外れが多い。そういう意味ではフランス国立管弦楽団はパリ管よりもオーケストラとして機能しており、平均点が高い。でもパリ管の方がフランス独特の香りがする。フランス国立管弦楽団はパリ管に比べて面白みに欠ける。しかしもちろんバーンスタインが来れば別だ。出だし、テンポが遅いが、その遅さに全て意味がある。音色が変わり、表情が変わる。そのために時間が必要なのだ。そしてアレグロ。オーケストラ全員の熱気が伝わる。バーンスタインも熱い。この一枚だけを神として崇め、他の演奏は聴きたくない。そんな気にさせる演奏です。

Vincent d'Indy Symponie sur un chant montagnard francais
Boston Sympony Orchestra
Carles Munch,conductor
Recorded 1958
まずその録音のよさに驚く。各楽器が明瞭に録音され、しかも全体のバランスもいい。これよりもずっと新しい録音で、比較にならないほど悪い録音のCDは世に溢れています。ミュンシュはテンポの持っていき方、表情の作りなどやはり見事。すばらしい指揮者です。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
低音域から高音域までムラがなく非常によく響き、しかもコントロールがしやすいため、とても気に入っており、愛用させて頂いています。もはや他のリガチャーを使う気が起きません。

6月10日
ビックカメラでパソコンをいじってきました。バイオのクリアブラック液晶は美しい。普段文書の作成が主だといっても、買うからには夢が欲しい。この際映り込みには目をつぶろう。(ほんとに?)

銅線を仕入れてきました。片手に6.2キロ、もう片手に2キロ、合計8.2キロ。重い!実はこの銅線、ちょっと特殊で東京のとある業者でしか手に入らない。どう特殊かは企業秘密。ちなみにメッキも実は長年の研究の結果特殊なメッキをお願いしているが、これもどう特殊かは企業秘密。銅線の材質やメッキの仕方は音色にものすごく影響します。

「どんな人が幸福と感じているか」 日経サイエンス7月号
自分が幸福であると感じる人の割合は、収入、年齢、性別、人種、教育レベル、社会的地位で比較してもほとんど差がない。ただし、極度に貧しい国では、収入と幸福感に明らかな相関がある。
幸福だと感じる人の割合で明らかな違いが生じるのは、既婚者と未婚者、離婚経験者でのグループ分けで、この順に低くなっていく。信仰心の強さも幸福感に影響し、信仰心が篤いグループほど幸福な人の割合が多い。
10年前に「幸福だ」と答えた人は、仕事や住んでいる場所、社会的地位などが変化していてもやはり「幸福だ」と答えている。「とても幸福だ」と答える人たちには、「自分自身が好き」「主体的」「楽観的」「外向的」の4つの特徴が共通している。幸福と感じるか否かは、極端な例を除き、物質的環境にほとんど左右されないらしい。

確かに信仰心の篤い人は幸せだと思うが、これだけ脳細胞の細かい仕組みや働きが分かってきた現代で、神や来世、輪廻転生などを信じろと言われてもなあ。よほど自分に都合のいい事実だけを取捨選択し、都合の悪いことには目をつぶるような人でないと無理だ。まあ所詮今のところ自分の寿命をコントロールすることすらできない程度の人類だから、宗教を信じるのもいい方法だとは思うが。

6月9日
ピンポーン!開けると、花束を持った人が「おめでとうございます!当選しました。」何事か。見ると花キューピット。確かに先日母の日にカーネーションの鉢を母に送った。何かきっとキャンペーンをやっていたのだろう。知らなかった。びっくりしたなあもう。

私の物遍歴
携帯電話
P503is 私はアンテナが突き出たNが嫌い。ズボンのポケットでかさばるのが気になる。という訳で、発売間もないこの携帯を買って満足していた。しばらくして雑誌を読むと、酷評されていてショック!うーん、確かに画面が暗く、粗く、緑がかっている。その直後に出たN503isは非常に高い評価。確かに画面がきれい。というわけで後悔したまま2年半が過ぎ、という訳でも実はない。デザインは気に入っていたし、使っていれば情がわくというもの。メーカーに対してきちんと批評できる雑誌というのは貴重だが、その批評で不幸になる場合もある。特にその商品を買ったらしばらくはそのジャンルのものが紹介されている雑誌はなるべく読まないにこしたことはない。しかし私はパソコンが趣味で、月に2回はパソコン雑誌を購入して読む。特に好きなのが新製品の紹介。どうしてもこういう目に遭うこともある。自業自得、仕方ない。映画に関しても同じようなことがある。雑誌などに悪口を書かれていると見に行く気がなくなる。まあ元々日本の映画料金は高すぎると思っているし、行くのが面倒。私は映画の適正料金は500円から700円ぐらいだと思っています。
SH505is これはいいですよ。非常に満足しています。昨年末からかなり調べました。P505isが出た時ぐらっときたけど我慢我慢。そして今年1月、予約して購入。画面が大きく明るくきれい。アンテナ内蔵。そして200万画素のデジカメ。これはすばらしい。文句をつけるとすれば、CCDが小さいため画像の細かいところが潰れている、光学ズームがない、記録するのにかなり時間がかかる、などがありますが、いずれも現時点ではどの会社でも技術的に無理で仕方のないところ。購入金額1万5千円ぐらい。この程度の金額でこれほどの満足感が続くというのはうれしい。506が出たが、性能に差はない。ふぉっふぉっふぉ。少なくとも後半年は安泰じゃ。

パソコン
PCG-Z505J/BP 実は私がこれまでに買ったパソコンは、現在打っているこのバイオ505だけなのです。高くてそう簡単には買えないのです。購入してもう4年半。パソコンの世界では旧石器時代の遺物です。買って半年で性能が倍。でも値段は20万円以上。恐ろしい世界です。CPU366MHz,HDD6.4GB。すごいです。起動に3分以上、ハードディスクはガジガジいって壊れそう、現在使用中のホームページビルダーはしょっちゅう固まる、筆まめは時々気絶したのかと思うほど遅い、そして何とヤフーオークションで画像をたくさん表示していると途中で画像が出なくなります。専門家に聞いてもマシンの性能が悪いという原因しか考えられないとのこと。ヤフオクのできないパソコンです。でもこいつがかわいいのです。1.58キロというのは今でもそう重くはないし、薄さでも現在のものとそう変わりません。よく使いました。満足です。今では4年半前までパソコンをやっていなかったなんて信じられません。リガチャー関連、友人、メーリングリストとものすごい量のメールを書き、その上にこうして膨大な量の書き込みをホームページにしています。食べる、寝る、さらう、打つという感じ。今ではキーボードを打つほうが喋るより楽かなと思えるほど。私は追及者でありますが、一旦買ってしまえば愛着を感じ満足するという点では、まあそう不幸になりやすい性質でもないかな。
さて、次のパソコン。これが難しい。もう殆ど心はレッツノートY2で決まりという感じでしたが、最後の最後で大どんでん返し。何と画面が暗い。中央を見ていると端が見づらい。これでは大画面が台無しです。14.1型SXGA+の大画面、大きくて打ちやすいキーボード、それなのに1499gという軽量。バッテリー駆動時間7時間。これは凄い性能です。まあ何から何までというのはやはり無理ですね。それじゃW2。うーん、キーボードが耐えがたい。画面は暗くはないがとても明るくきれいという訳でもなく凡庸。という訳で、現在の候補はバイオのタイプS。6月19日発売。とりあえず店頭で触ってみないと結論は出ない。待ち遠しいです。いろいろと調べましたが、今はこれしかありません。これが駄目だと困ります。これだけ仕事で使っている以上、パソコンが壊れたからしばらくメールができませんとは言えません。このパソコンが壊れる前に次を買わないと。

6月8日
追及者は選択肢が多すぎる現代では不幸になりやすい。そうならないために、下記の文章を参考にしてください。
<満足感を得るためのレッスン>
1.重大な決定でない場合は、選択肢を自分から制限する。
2.一番大切な要望を満たすものを選んで満足する。その後はあれこれ考えるのをやめる。
3.選ばなかったものの魅力について考えるのを意識的にやめる。自分が選んだもののプラスの部分を重視することを学ぶ。
4.期待しすぎない。

購入者の声
<ヤナギサワメタルアルト用1.8mmと2mm、アルトサックス用、いずれもピンクゴールドをマウスピース2個と交換していただいた方より>
1.8mm
軽快にパワフルに! が第一印象です。私のMPは特注品のハイバッフルですが高域の耳ざわりな所が無くなり、低中域は太く柔かくなりました。ピアニッシモでもしっかりと鳴り、ブレスコントロールが楽ですネ。サブトーンも太く鳴り、フラジオ域も確実に当たります。
2.0mm
ダークに豪快にロック、フュージョン向きかなァ。高域に魅力のある音です。1.8mmより太いんです。2.0mmの方がはっきりした音が出ますが、コントロールの幅がせまいような気がします。
アルトラバー用ピンクゴールド
メイヤーで使いましたが、これがまた素晴らしい!ブレスコントロールが素晴らしい!息が効率よく音になる。7MMが5MMに変わったと思うくらい楽で、低域は柔かく、中域は太く、高域はマイルドに!艶やかによく響きます。

<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
とにかく全音域でよく鳴り、響きます。大変良いリガチャーだと思います。楽器、MP、リードが鳴る組み合わせなのでリードを替えるか2mmを試してみようかとも思います。基本的に軽量タイプリガチャーの鳴り方と思います。Bayに似ていると思いました。キャップはテナーサックス・ラバータイプのプラスチック製でうまく収まりました。

<オットリンクメタルテナー用ピンクゴールド1.8mmをご購入の方より>
早速試したところ、現在使用のロブナーより格段によくなりました。意外に安定感があるのにも感心しました。

6月7日
風邪とそれによる咳、昨日の移動などで疲れてます。今日はこれから東京に移動です。

日経サイエンス7月号 豊かさが招く不幸
選択肢が多いほど人は不幸になるそうな。中でも追求者が抑うつ状態になりやすい。それはまずい。私はきっと追及者に違いない。テストしてみよう。

あなたは追及者?満足者?

まったく同意できない 1点
同意できない      2点
やや同意できない   3点
どちらでもない      4点
やや同感である     5点
同感である        6点
まったく同感である   7点

1.何かを選ぶ時は、その時点では存在しないものも含め、あらゆる可能性について考えてみる。
 →まったく同感である。
2.自分の仕事にどんなに満足していても、もっといいチャンスがないか目を光らせているのは当然だ。
 →まったく同感である。
3.今見ているテレビ番組を続けて見るつもりであっても、チャンネルを次々に切り換えて他の番組をざっとチェックすることが多い。
 →まったく同感である。
4.私は恋愛関係を服のように見なしている。ぴったりの人を見つける前にいろいろ試してみたい。
 →同意できない。
5.友人へのプレゼントを買うのに苦労することが多い。
 →やや同感である。
6.買い物の時、本当に気に入った服を探すのに苦労する。
 →まったく同感である。
7.映画、歌手、運動選手、小説などのベストランキングが大好きだ。
 →同意できない。
8.物事を相応しい言葉で表現するのはとても難しいので、友達への手紙のようなものでも文章を書くときは苦労する。簡単なことでも何度も下書きをすることがある。
 →同意できない。
9.何をするにしても、自分なりの最高基準がある。
 →同感である。
10.次善の策で我慢したことはない。
 →同感である。
11.現実とはまったく違う生活をしていることをしばしば空想する。
 →同意できない。

平均点を出す。
5.5以上 極端な追及者 全体の約10パーセント
4.75以上 かなりの追及者 全体の約三分の一
4以上  追及者
4未満 満足者
3.25以下 かなりの満足者 全体の約三分の一
2.5以下 極端な満足者

7+7+7+2+5+7+2+2+6+6+2=53 53÷11≒4.8
うーむ、やはり追及者であったか。極端でなくてよかった。
皆さんもやってみませんか?
詳しい解説はまた明日。

購入者の声
<テナーサックス用ピンクゴールド1.8mmと2mmをご購入の方より>
とにかく1.8mmの方が音がスーっと出やすく、もっぱらこちらを使用しています。

<オットリンク用ピンクゴールド1.8mmと2mmのモニターをお願いした方より>
さっそくTシリーズ試しました。感想は「ちょうどいい、凄くいい」ですね。良く鳴りますし響きますね、それと音色も非常に艶があって密度の濃い感じで凄くいいです。かなり満足しています。これから必需品になりそうです。
1.8と2ミリの違いですが、
まず1.8ミリですが、これは良く鳴りますねー。音色は少しダークにまとまった感じになりますね。ただロブナーみたいに「鳴りを抑えた感じの音色」にならないのが素晴らしいです。またウッドストーンは音色がかなりかわって「作った感じ」になりますが、Tシリーズは音色に「艶がついた」「密度が濃くなった」「嫌な周波数がカットされた」「響きが増した」って感じでしょうか。嫌味な感じが全くありません。鳴りと音色のバランスが絶妙です。
次に2ミリですが、やはり銅線の絶対量の違いでしょうか、2ミリのほうが非常にダークですね。テナーでダークなサウンドを求めるには凄く良いと思います。特に低音部の響きは素晴らしいです。「ダークタイプ」と名付けても良いのではないでしょうか。ただ好みの問題でしょうが、高音部では若干リミッタ−がかかった感じがありますね。こちらも鳴りは良いですが1.8の方が良いです。
といった感じです。あまり上手く表現できずにすみません。ただどちらのタイプも非常に気に入ってます。鳴りといい音色といい、バランスが凄く良いです。金属疲労で一年ぐらいで寿命だそうですが、しばらく御厄介になりそうです。これからもよろしくお願いします。

6月6日
因島でゲネプロ本番。行きはJRとバス、帰りは車。やはり遠いです。会場は立ち見が出るほどの盛況。ありがたいことです。

バスが五千円札や一万円札に対して両替をしないというのは非常識です。「公共交通機関で大きなお札を出さないのは常識だ。」だって。随分都合のいい常識だな。それでは同じ公共交通機関である電車に乗るのに両替はしてもらえないのか?バスよりもはるかに数の多いタクシーでさえ、大きなお札に対してお釣りをきちんと用意しているではないか。全く何を言っているのか。一人の運転手が千円札を20枚、2万円分持てばすむ話だ。それができないはずがない。実際にお釣りを用意しているバスも最近では随分多い。お釣りを用意している運転手はそれでは非常識なのか?公共の役割を担うのでれば、これが最低限すべきサービスであることは言うまでもないでしょう。自分の都合のいいことを恥ずかしげもなく言い放つバス会社、それに疑問の声も出さない大人しい乗客、この二つがこの非常識がまかり通る原因です。「コンビニかどこかで崩せばいいでしょう。」コンビニはバス会社が本来すべき両替を無償でやるべきか?そんなはずはない。もし両替を依頼するのであれば、それなりの手数料を当然支払うべきでしょう。必要のないお茶か何かを買ったとする。その費用をバス会社は負担してくれるのか?そもそもバス乗り場周辺に店がないところも多いのに、そういう場合はどうするのだ?乗客は前日、前々日から財布の中に小銭があるかどうか気にしなければならないのか?そんなばかな話はない。小銭がないと知った時、その人はそれでは乗車を断念するのか?こんなおかしなことがいまだにまかり通っている。みんなもっとおかしいことにはおかしいときちんと発言すべきです。そうしなければこの社会はいつまでたってもよくなりません。

6月5日
昨日のエネルギア・ドリーム・コンサートは愛の挨拶1曲。これで帰るのはやはり悲しい。
今日はこれからリハーサル。明日は因島で本番です。

朝目が覚めて思った。今日も生きている。まあ生きている時は生きているし、生きていない時は生きていない。別に宇宙が誕生してから150億年もの間自分が存在しなかったことが不幸でもない。今日は土曜日。朝日新聞に日野原重明さんのエッセーが連載されている。タイトルは「92歳・私の証 あるがまま行く」。今のところ人間は120年以内に死ぬようにできているから、生に執着しても不幸になるだけだ。だからあるがまま行くしかない。でもきっと、この薬を飲めば500年生きられるという薬があれば、ほとんどの人は飲むと思うな。

リハーサルを終え帰ってきました。夏だ!!!と太陽が主張しています。帰り道だけで顔が黒焦げになりそう。目にもよくない。サングラスを買おうか。サングラスは紫外線をカットするもので、あまり色のついていないものがよいのだそうな。色が濃いと瞳孔が開き、多くの紫外線を吸収してしまうのだそうです。

最近あまりさらう曲がなく、次の定期演奏会のプログラムをさらっています。メインはフランクの交響曲。楽譜に自分の書き込みがある。これをやったのは8年前の4月末。広響のオーディションを受け合格し、その次の日からリハーサルでした。リハーサル初日東区民文化センターに行くと、チェロの伊藤さんが「おめでとう。よくこの仕事引き受けたね。受かってなかったらどうするの?」私「いやー、交通費が助かるもので。」丁度橋本君は留学中、私が1番クラリネットを担当。この定期演奏会はNHKで全国放送され多くの方に見ていただきました。実はまだエキストラだったんですね。入団したのは7月1日です。あれから長い時が経ち、いろんなことがありました。一日一日を精一杯生きて悔いはありませんが、あの時に戻ることはもうできません。

Tシリーズ香港進出!3日に送ったのがもう届いたそうな。速達でもないのに、こんなに早く届くとは!

購入者の声
<オットリンクメタルテナー用ピンクゴールド1.8mmと2mmのモニターをお願いした方より>
自宅で少しですが、試奏してみたので第一印象をお送りします。
<2.0mm>
音の立ち上がりが1.8mmよりも若干速いような感じがします。音も1.8と比べると密度が高いというか、重めの音というか、太くてダークな感じです。音の輪郭もハッキリしていて、硬質な感じがしました。
<1.8mm>
柔らかくて艶のある感じです。サブトーンは、こちらの方が出し易いように感じました。音色の幅は、2.0mmよりも若干広いような印象を受けました。
自宅でのちょい吹きなので、バンドで吹いてみるとまた印象が違うかもしれません。2つの差を上記のように書いて見ましたが、その差はごくごくわずかで、聞いている人はあまり違いが分からないかもしれません。これらの差は、リードを押さえる力の強弱に影響を受けてるような感じがします。正直、どちらも良いので私には甲乙つけられません。ホント、その人の好みだと思います。

6月4日
これからエネルギア・ドリーム・コンサート本番です。

購入者の声
<5月27日分のテナーサックス用ピンクゴールド1.8mmと2mmをご購入の方より追加レポートを頂きました>
吹き込んで行くにしたがって当初は違和感のようなものがあった柔らかい響きにもなじんできました。当方、一般吹奏楽団で吹いているのでこの方が合ってるような気がします。装着の際に銅線の間隔やリードを押さえる位置によっても吹奏感が変化するのでいろいろなセッティングを試して、ベストな位置をを探ってみようと思います。

6月3日
これからリハーサル2日目、その後事務折衝です。

風邪を引いています。咳、くしゃみ、鼻水、そして末期色じゃない、真黄色の痰、寒気。体温を計ると何と!36.1度。何のこっちゃ。

自分とは何か。突き詰めるとそれは脳もしくは脳内で発生する現象だ。脳という物質が自分だと仮定する。そうすると、脳を構成する物質は絶えず入れ替わっている。ということは去年の自分と今の自分は別人だということになる。それでは自分というのは脳内で発生する電気信号だと仮定しよう。そうすると、そこで発生する電気信号は絶えず別のものだ。昨日の自分と今日の自分は違う。ただ、同じ構造によって成り立っているため同じ人物だという気がするだけだ。いずれにしても、過去の自分と今の自分が同じだということにはならない。

ある時天使が舞い降りてこう告げた。「ここが時の終わりです。」
時がなければ人は存在できない。時の終わりというのは果たしてあるのだろうか?
この世に無限や永遠というのは実在するのか?理論上の「点」には大きさがない。大きさがないものが無限に集まってもやはり大きさはない。これはやはり理論上のものでしかない。例えばあと1秒でゴールに到達する選手がいるとする。その選手は0.5秒後には現在よりもゴールに近い位置にいる。0.75秒後にはさらに近い。しかしそうやって半分半分という作業を無限に続ければ、この選手は永遠にゴールに到達できない。やはり無限や永遠は理論上のことでしかないのだろうか。そうだとすれば、この宇宙にも時の終わりが存在するはずだ。それを確かめたい。

購入者の声
<バリトンサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
リガチャーで使ってみました。…よいですねぇ。今までBGとかヤナギサワとかマイナーなオリジナルリガチャーとか使ってたんですけど、それらは少し音が散ってしまう感があったんですが、このリガチャーは音が締まってしっかり吹きこめるような気がします。それにピンクゴールドのしっとり感も気に入ってしまいました。ありがとうございます。

6月2日
エネルギア・ドリーム・コンサートリハーサル初日。何と私は愛の挨拶のみ!もっと吹かせろー!
午後床屋へ。今日は他の客もなく、ご主人に一人で全てやって頂き快適!床屋は平日の昼間に限ります。
以前隣に座った年配の方の話を思い出した。定年退職の時130枚あった年賀状が今は70枚。自分の順番はいつの日か。

6月1日
ついに6月です。時の流れは止められません。

ブラームス クラリネット三重奏曲 Cl:M.Arrignon Vc:Carneiro Pf:O.Gardon Couchevel,France 1999年4月6日
第2楽章がクラリネットの淡い音で始まる。その瞬間、体に電流が流れ、数秒後涙が溢れる。人生の秋、実りも多いが冬も近い。春の若葉もいずれは散らなければならない。ゆったりした時間を手に入れた老人は過去を振り返る。辛かったこと、楽しかったこと。辛いことがあったからこそ、人の痛みも分かるし思いやることもできる。世に感動的な演奏はたくさんあるが、これに匹敵するものは少ない。柔らかく儚いピアニシモから力強く表現に溢れるフォルティシモまで刻一刻と色を変え、この名曲を再現する。アリニヨン先生の頂点を極めた演奏の一つです。

購入者の声
<アルトサックス用金メッキとロジウムをご購入の方より>
早速使ってみたところ、一音一音の響きのよさに驚きました。金メッキ、ロジウムどちらとも吹奏感が軽やかで、つやのある響きに驚いています。この分ですと、またお世話になると思いますので、よろしくお願いいたします。