2005年2月分

2月28日
昨日ビタミンC、ビタミンE、コエンザイムQ10を購入。昨日から飲んでいる。ビタミンCとEは小林製薬の錠剤。2か月分が400〜500円と経済的には全く問題ない。ビタミンCの即効性はC1000タケダでよく知っている。目の前が明るくなったような感じがあり、疲労回復に効果がある。とりあえずこの二つは安いし続けてみよう。問題はコエンザイムQ10だ。3か月分で4000円かと思ったら、何と半月分!それは高すぎる。急に人気が出たため生産が追いついていないのだ。とりあえず疲れを感じたときにはたくさんと書いてあるので、疲れた時に飲んで効果を見てみよう。継続的に飲むのはもう少し安くなってからでいいだろう。

http://www.coq10.jp/
コエンザイムQ10に関する詳しい解説。摂らなきゃいけないような気がしてきた。豚肉はよく食べている。鰯などの青魚は今も好んで食べているが、さらに積極的に食べよう。

2月27日
午後2時よりアステールプラザにてマイタウンオーケストラ広響演奏会。
終了後、香川県立高松高等学校昭和59年卒業生同窓会広島支部会。
2歳の女の子が何とも可愛い。



その後、トロンボーンのO君の送別会。彼は京都市交響楽団に移籍する。お達者で〜!

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
リードのホールドがよいため、良いリードの鳴りが豊かになるとともに使えるリードが増えました。「リードを活かす」優れものです。素晴らしいリガチャーを制作していただいたことに感謝しております。また定期的にお願いすることことになりますので、よろしくお願いします。

<M30プロファイル中古をご購入いただいた方より>
最初の、息の通りから違いました。息の流れがスムーズで、それが音になるような感覚でした。もっとも違っていた点は、高音域/低音域の音の出しやすさです。なんとも気持ちよく音が出せるので、すっかり気に入ってしまいました。今までのを吹いてみると、とくに高音域はつまった感じがして、「なんて吹きづらいマウスピースを使っていたんだろう」と驚きました。次の合奏練習で、広い場所で吹いてみて、また確かめたいと思います。本当にありがとうございました。

2月26日
BSクラシック ニューヨーク・フィルハーモニック・ブラス・クインテット
このBSクラシックというのは、時々掘り出し物がある。のっけからトロンボーンの超絶技巧。思わず笑ってしまう。しかし本当に上手い。チューバのチャルダッシュもすごい。一人一人の技術の高いこと!それにさすが同じオーケストラのメンバー、アンサンブルも完璧だ。ニューヨーク・フィルの特色はジャズが上手いこと。今回もジャズ、ポピュラーの曲を多く取り入れ、楽しいプログラムだった。

午後5時半から8km。日浦山に隠れてコースは日陰だが、まだ日没にはなっていない。鉾取山には夕日に照らされ赤く染まっている。紫外線の害はないが、明るい。このタイミングがベストだ。ダッシュ2本。1分57秒、2分0秒。1本目は追い風。それにしても楽に走って1分台というのはいい。2本目は猛烈な向かい風。一瞬体がふらっと揺れるほど。きつい!しかしその割にはこの2分丁度というタイムもいい。昨日炭水化物を中心に猛烈に食べたために、体中がエネルギーに満ち溢れている。きっとそのせいだ。

すごい!体重が1日で1.4kgも増えた。53.9kg。体脂肪率6.9%。やっぱりたくさんたべれば太れるのだ。
これが昨日のメニュー
1.朝食 プロテイン入り牛乳、甘いパン、バナナ、リンゴ半分
2.走後食(11時頃) プロテイン入り牛乳、甘いパン、バナナ
3.昼食 カレーとナン このナンがびっくりするほど巨大だった。満腹!ふー、苦しい!
4.本番前の食事 モスバーガー、サラダ、ミネストローネ
5.夕食 八昌でカキ焼きとお好み焼き、ビールジョッキ3杯 これも量が多く満腹!
今日は筋肉量がやたらと増えた。左足は8.3kgから8.8kgと500gも増えている。ほんまかいな。でも全身、特に足がずっしりとしている気がする。体重52.5kgの状態では筋肉は増えにくい。もっとたくさん食べて体重、体脂肪率をある程度増やして筋肉量を増やすべし!

コンタクトを2ウィーク・アキュビューからメダリストに変えた。楽譜を集中して見ると右目が乾いて曇ってしまうという問題は全く同じ。これでは変えた意味がないが仕方がない。この目が乾くという現象はどうすれば解消できるだろうか。眼科診断では全く問題なしとのこと。弱った。練習中はこまめに目薬を点しているが、本番で目薬は点せないものなあ。

2月25日
まるで強い力で引っ張られ、壁に押し付けられているようだ。これまで何の問題も感じなかったのに。敷布団の話である。先日購入し埼玉の自宅で使用している低反発マットに慣れてしまったのだ。最初のうちは、確かにいいが無理にこれにしなくてもいいじゃないかと思っていたが、慣れてしまうとこの重力を分散する機能は必要不可欠に思えてくる。

最近睡眠時間が短い。今日も7時間。大丈夫かと最初は心配したが、どうもこれでいいらしい。何の問題もなく日中を過ごし、夜はよく眠れる。体質の変化?歳?少し前までは8時間寝ないと日中眠くて仕方なかったのに。しかも7時間睡眠が数日続くと徐々に疲労が蓄積していったではないか。どうして急に7時間が丁度よくなるのだ?不思議だ。

実はサプリメントはある程度摂取している。プロテインに含まれているのだ。ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、葉酸、パントテン酸。最後の3つは何?
http://takeda-kenko.jp/vitamin/encyclo/index.html
なるほど。最近は検索で何でも分かっちゃいますね。

今日はこれから本番なので6km。やはり昼間の方がペースが速い。ダッシュ1本。きついと思ったら1分54秒!やたらと速い。しかしこれで目が覚めた!汗が噴き出し体も喜んでいる。今日も本番頑張ります!これぐらいのペースになると、呼吸筋を鍛える必要性を感じる。パワーブリーズという器具があり前から欲しいと思っているのだが、通信販売でしか手に入らず面倒で延び延びになっている。何としても入手しなければ。

佐伯区民で本番。高尾六平さんの喋りは相変わらずなかなかなもの。毎回高いレベルを維持することがいかに大変か、私はやったことがあるのでよく分かります。あれだけ長い台詞、いくら目の前に台本があるといってもその大半を暗誦してやっている。時々その台詞が出てこなくなる。それが怖い。怖いから練習し、覚える。でもいくら練習しても怖い。本番前などは、これ以上練習すると頭が疲れて逆効果だからという声と、いやもうちょっと練習したいという声が頭の中で戦う。これもまた大変な世界です。

本番後久しぶりに八昌へ。美味い!そしてお腹一杯!今日は牡蠣焼きも美味かった!

2月24日
私の主催するメーリングリストで、昨年の9月から今年1月にかけて使っていたM30トラディショナル2個とM30プロファイル1個、それにヴァンドレンの青箱3番7箱を購入してくださる方を探したところ、何と1日も経たないうちにマウスピース2個とリードが売れてしまいました。素早い反応にびっくり!ちなみに現在リードは完全に3半になってしまいました。余った3番をどうしようかと思いましたが、こんなにすぐに売れるとは。

新幹線で広島に移動。
トンネルを抜けると、そこは雪国だった。ってここは広島なんですけど。どうしていきなり雪景色になるの?安芸中野が雨でほっ。東広島は寒いところだったのですね。

これからは人間は3種類に分かれる。
第1グループ
ストレスがあり、生活が不規則。寝る時間も遅い。コンビニ食が中心で、揚げ物やフライが好物。煙草を吸う。お酒もたくさん。肥満気味。こういう人は体が早く酸化する。つまり老化が早い。成人病や癌に若くしてなる可能性が高い。当然寿命は短い。
第2グループ
適度なストレス。生活は規則的で11時か遅くとも12時には寝る。食品には気をつけ、なるべく自分で作る。煙草はもちろん吸わない。お酒はほどほどに。肥満ではない。こういう人は平均寿命かそれプラスアルファ健康で長生きできる可能性が高い。
第3グループ
これまでの長生きの人と同じようにしていては、同程度にしか長生きできない。これからのキーワードは恐らくサプリメントだ。第2グループ同様健康に気を使いながら、抗酸化のための必要量のサプリメントを摂取する。生きていくために必要な量だけだと、体はこれまで同様酸化する。それを阻止するためには、その数倍から数十倍の量が必要になる。例えば1日あたりビタミンC1000〜2000mg、ビタミンE200〜250mg、CoQ10 100mg。ただし年齢、運動量など人によって必要量は様々だ。科学の発展は目覚しい。CoQ10なんて数年前までは名前も聞いたことがなかった。加齢とともに摂取量を徐々に増やした方がよいそうだ。人間80歳ぐらいで大体死ぬもんだというのは過去の話。未来もそうだとは言えない。現に不治の病とされた病気が今では治るではないか。これからは寿命が人によって極端に違う時代になる。実は死は必然ではない。プログラムされてはいないのだ。死とは体が酸化し衰えた末に起こる現象である。酸化しなければ老化はしない。老化しなければ死ぬことはないのだ。現在は上記サプリメントを摂取しても多少は老化するが、今後ますます体の老化を防ぐための科学が発展することは間違いない。

酸化しにくい油ということで、オリーブオイルを買って肉野菜炒めに使ってみた。エクストラヴァージンが良いそうだ。野菜は強い抗酸化力を持つキャベツと人参。なあんてこれまで同様じゃないか。味はそれほど変わらない。多少美味しいかなという程度。

今日は8km。練習終了後、午後8時15分出発。雨で無理かと思ったが、レーダーと衛星画像を見ると何とか大丈夫そう。走ってみると星まで見える。気温は低い。ダッシュ2本。2分5秒、2分10秒。2本目は向かい風。やはりタイムに影響が出る。昨晩無理やりたくさん夕食を食べ、その後も甘いパンなどを食べた甲斐あって、体脂肪率6.1%。よかった。ほっと一息。このまま減って0になったらどうしようかと思った。ちなみに寒い日は高めに出る傾向がある。いつも走った後計測するが、ある程度の気温があるとたくさん汗をかく。汗をかいたほうが体脂肪率は落ちる。逆に今日のように寒いと汗の量が少なく、体脂肪率は高くなる。

2月23日
午前中とある業者のところに銅線を取りに行く。この銅線、実は特殊なものでその辺では手に入らないが、どう特殊かは企業秘密。

今日も9km弱。午後5時半出発。ダッシュ3回。それぞれ2分8秒、2分7秒、1分56秒。ただし最後のは距離が10mほど足りない。横断歩道を渡るのが面倒なのだ。今日はあちこちからサンマを焼く匂いがする。スーパーで安売りしているのか?匂いと言えば、必ず病院の匂いがする家がある。以前その家からおじいさんが救急車で運ばれていくのを見たことがある。きっとあのおじいさんのための薬や消毒の匂いだろう。必ずそこを走ると匂う。ということは家の中は大変な匂いだろう。健康な人まで病気になってしまう。それなら病院の方がいいような気もするが、人それぞれ。家族で考えた末の結論なのだろう。

体重52.4kg、体脂肪率5.1%。もう知りません。勝手にしてください。一日5食、これ以上食べられません。
今日初めて月グラフを出してみた。こちらの体重計を購入したのは11月。11月に比べて筋肉量が全身で700g増えている。右足左足もそれぞれ400g増えている。あれ?ということはそれ以外で100g減ってるの?ありゃりゃ。筋トレほとんどしてないものなあ。腕の筋肉量は全く変わっていない。

2月22日
マーラー 交響曲第5番
ショルティ指揮 シカゴ交響楽団
私はなぜ高校時代、このショルティ・シカゴという組み合わせに夢中になっていたのだろう。マーラーの交響曲の8割はこの組み合わせのレコードを持っている。しばらく遠ざかっていたが、聴いているうちに疑問は解けた。いいじゃない!特にこの5番という曲には合っている。シカゴ交響楽団は非常に機能が高い。そして各所に名手が揃っている。この曲は特にトランペット、ホルンの1番が非常に重要だ。そこにハーセス、クレヴェンジャーがいる。ティンパニーもアメリカ的ではあるが何とも上手い。オーボエのとろけるような音色!そして何といってもショルティ!その魅力はリズム感、テンポ感、そしてオーケストラを引っ張って行く力。非常に複雑な音楽全体を見通して構成し、オーケストラを整理する能力もすごい。バーンスタインは確かにマーラーと一体になっているが、だからといってショルティがマーラーを理解していないということはないし、音楽に深みがないということもない。十分に曲の魅力を表現している。これほどの演奏だとは思わなかった。
マーラーの音楽は絶望と希望など相反する2つが激しいコントラストを示す。第1,2楽章がそうだ。しかし第3楽章はやたらと明るい。終楽章に至っては全く馬鹿騒ぎといっていいほど。一体どうしたの、マーラーさん?と思って調べてみたら、美人で才能ある女性と結婚できてもうハッピー!って状態だったのね。なるほど。

今日は推定9km弱。5時25分出発。気温はまるで違うが、日の長さは10月と同じ。そろそろ紫外線を気にして日没後に走ろう。今日は東久留米市側のウォーキング・ジョギングコースに先に行った。こちらは500mごとに表示があり、タイムを計測しながら走ると自然と速くなる。新座市側はLSDに、こちらはペース走に向いている。ダッシュはやりにくいが何とか場所を見つけて2本。2分7秒、2分3秒。ちょっとした上り下り、交差点、小さい石を張り詰めた道など走るにはあまり都合がよくない。特に石の道は硬く凹凸もあり、木屑を固めた柔らかい道が基本ではあるのだが、むしろ全てアスファルトの方がはるかに走りやすい。
体脂肪率が5.3%とまた最低記録を更新。毎食かなりの量を食べ、今日は走る前にバナナ1本、走った後にプロテイン入り牛乳と甘いパンと1日5食。これ以上食べられないぞ。どうしたら太れるのだろう。

2月21日
体重52.5kg、体脂肪率5.5%。意図していない時に体重と体脂肪率が減るとぎょっとする。これ以上落ちるとやばい。何とかして太らないと。幸い筋肉量は増えているのでこのままでも大丈夫だとは思うのだけど。

11時からアクタスでマウスピース選定。皆さん、メロンパンナちゃんの歌を知ってますか?
「パンナの〜パンチで〜メロメロめろ〜♪やった〜♪」
M30。それは20個ある中の1個目だった。もうメロンパンナちゃんにパンチをくらったような「メロメロめろ〜♪」状態。まずい。これは良すぎる。幸いというか、不幸にしてというか、その後のマウスピースはそこまでのレベルに至らず、無事自分用と頼まれた人用を選定することができた。一時はこんなマウスピースが続いたらどうしようと動揺した。
次にM30プロファイル。今回は入荷があったばかりということでこちらも28個と大量。今回の方は本当に幸運です。ものすごいレベルだと思います。楽に、遠くまで響きがポーっと行ってくれる。これはまさに理想のマウスピースです。

皆さん、ドキンちゃんの歌を知ってますか?「私はドキンちゃあん〜♪ なるべく楽しく暮らしたい〜♪ おいしいものも食べたいしい〜♪」
それに比べてアンパンマンの歌の堅苦しいこと。「愛と勇気だけが友達さ」なんて。頑張れよ、アンパンマン。俺も頑張る。
ちなみにご存知の方も多いと思いますが、アンパンマンの作者は「手のひらを太陽に」の作者でもあるのですね。それでアンパンマンの主題歌と「手のひらを太陽に」は似ているのです。

テレビが大変。今日午後6時に電器屋さんに来てもらったのだが、1時間かけても直らない。結局屋内配線のどこかが断線しているのだろうということで、別に外から線を通すことになった。明日1時から2時間見てくれとのこと。確定申告やらリガチャー製作やらやたらと用事が多くてこの2時間というのは痛い。用事をしながらということもできるだろうが、きっと1時間ぐらいはそれに取られるだろう。

今日も推定11km。用事が多くて結局夜になってしまった。午後7時出発。コース沿いには家が多く、夕飯の準備などで何となく暖かい雰囲気がある。寒くて暗いのに、歩いている人も走っている人も多い。今日はマウスピース選定の帰りに和幸でロースかつ。ご飯、キャベツ、味噌汁をお代わり。うーん、満腹。どうだ?これで少しは太っただろう?希望を持ちつつ体重計に乗る。体重52.6kg、体脂肪率5.4%。うわー!体脂肪率が最低記録を更新してしまった。君は一体どうなってるの?

2月20日
午前中レッスン。曲はベルリオーズの幻想交響曲。これぐらい高いレベルの人に音楽的なことを教えられると、レッスンというのはやっていて非常に楽しい!

今日は推定11km。午後4時50分出発。東京は広島に比べて暗くなるのがかなり早い。時間にすると30分ぐらいは違うだろう。午後から晴れるという予報だったが曇り空で若干の雨。最初は新座市方面へ。最後の十数分を東久留米のジョギングウォーキングコース。500mダッシュ2本。1本目2分3秒、2本目1分59秒。といっても、広島の瀬野川河川内のコースに比べるとこちらは非常にダッシュしにくい。途中に信号や交差点が多すぎるのだ。2本目など途中の信号で1分ぐらい止まっていた。途中休憩ありのダッシュなんて全く。人も多いし道も狭い。しかしこの東久留米のコースでないと距離表示がないのでこちらでやるしかない。タイムが計れないとダッシュというのはやる気がでないものだ。もう少しやりやすい場所を研究してみよう。

1階のテレビが壊れた。徐々に白黒、そして砂嵐状態になる。2階のテレビと交換。あれ?テレビは正常だ。そうだ、きっとここの接触だ。しかしいろいろと試しても上手く行かない。コードの先の接続部を2階のものと交換。しかしまるで同じ状態。コードの先端が切れかかっているのか?コードを切ってみる。やっぱり駄目。コード全体を1階のものと交換。それでも駄目。つまり家の中の配線のどこかがきっと切れているのだろう。参ったなあ。こんなに大事になるとは。電器屋さんに来てもらって屋根裏に入ってもらわなければならないだろう。しかもこのために随分と時間と労力を費やしてしまった。今日はこうして日が暮れたのであった。

2月19日
朝は雪が積もっていた。日中は一日中雨でかなり寒い。さすがに走るのは無理だ。どうも昨日左膝左下の部分をやや痛めたようだ。何が原因かよく分からない。夜8km、翌朝8kmと間隔が短かったことが原因か。それとも久しぶりに古いシューズを履いたことが原因か。昨日は新しいシューズから古いシューズにするには特に注意は必要ないと思ったが、やはりシューズを変えるということは相当大変なことなのかも知れない。

先日の「トリビアの泉」の倒れる指揮者。山形で生で見たという人から連絡をいただきました。飯森さんは本番前に牡蠣にあたって具合が悪いと話していたそうな。全く人の悪い。その方も本当かと思ってぎょっとしたそうです。

購入者からの質問とその答え
質問
以前、エスクラ、クラ、バスクラのピンクゴールドを注文した者ですが、最近エスクラの方が、ゆるくなってきて、もう寿命なんでしょうか?
回答
エスクラ、B♭クラリネット、バスクラはそれぞれ銅線の太さが、1.6mm、1.8mm、2mmと違います。エスクラは1.6mmと細いですので特に繊細に扱ってあげてください。エスクラに1.8mmを使うと響きが失われてしまうので、どうしても1.6mmを使用する必要があります。長持ちさせるコツは、説明書にも書いてあると思いますが、最初はかなり高い位置で使用し、繊細に扱いながら徐々に慣らしていくということです。今はすでに緩くなってしまっていますので、金属のキャップなどリガチャーよりもやや細い型に入れて雑巾を絞る要領で締め、その後は上記のように扱ってあげてみてください。多分ぎゅっと締まるという感覚があってそうなるまで下ろして使用されたため緩くなったのだと思いますが、特にエスクラはかなり弱い力でも十分固定されますので、なるべくそっと下ろしてその位置で使ってみてください。そうすると長持ちすると思います。よろしくお願いします。

2月18日
これから埼玉の自宅に移動します。

今日は8km。朝はやはり調子がいまひとつ。500mダッシュ1本、2分7秒。帰りは向かい風がきつい。久しぶりに古いシューズを履いてみた。こちらに移行する時は特に注意は必要ないようだ。全体的にしっかりとした作りで、底も分厚く、やや足が重い。タイムにも若干影響があるだろう。意外とまだまだ使える感じがする。これから新しいシューズは埼玉の自宅に置いておき、広島ではこのシューズで練習しよう。

2月17日
今日は8km。午後6時半出発。仕事帰りに寒くて風が強いと思ったが、走ってみるとそうでもない。途中1kmダッシュ。4分10秒。ただし追い風下り坂でそれほど苦しくない。もう一本、500mダッシュ。こちらは強い向かい風と上り坂で2分11秒。やはりタイムに影響がでる。普段11km走っていて8kmにすると帰りに足が楽すぎてもっと鍛えて!と要求しているがまあ仕方ない。今日はそれ以上時間が取れなかった。明日また走りましょう。

帰りに原爆ドーム前を通って思った。最近スターリングラードや無差別空爆など多くの人が犠牲になるシーンをテレビで見ているが、あれは遠くでの出来事ではない。今歩いているその土地で起こったことなのだ。

DVD−R、RWを認識しない問題でソニーに電話した。15分、35分、合計50分。何だかんだと設定をしなおしたり再起動したり。それで結局出た結論は、「ソフトの問題か機械の問題かを区別するため一度初期化してみてください。」だって。初期化がどんなに大変か分かっとるかー?初期化自体よりも、そのために今インストールしてあるソフトを全て用意し、説明書も集め、初期化後それを一からインストールしなおすということの手間が本当に実感できているのか、あんた?勘弁してよ、全く。

2月16日
昨日は走れなかったので寝る前に筋トレをした。腕立て伏せ、腹筋は全く大したことない。しかしスクワットだけはさすがに毎日走っているだけあって何度もできる。300回、100回、600回、合計1000回。もう数えるのが面倒になってきた。大体1秒に1回ペースだから時間でやってみようか。10分やれば600回になる。

ヘアスタイル。昨日ジュリエットを出た時は確かに稲垣五郎風だったが、自分でやるとお坊ちゃまぽくなる。まとまってしまうのだ。かといって教わったようにやると今度はぐちゃぐちゃ。加減が難しい。素人だから仕方ないか。

今日も11km。午後4時出発。気温が高く、湿度も高く、日差しはなく、かえってとても走りやすい。500mダッシュ3本。2分6秒、2分2秒、2分4秒。似たようなダッシュになってしまった。昨日のスクワットの影響で足の前側の筋肉が分厚い感じがする。多少鈍いような気もするが、底力は確かに出る。やはり筋トレも重要だ。分かってはいるのだが、走るのに比べるとあまり面白くなくて、1時間も走ったのだからいいじゃないということでやらない日が多い。今日の生徒さんは50歳ぐらいの頃は10kmを42分で走っていたそうだ。すごい!私には無理。やはり私はハーフ以上の距離が合っているようだ。
体重が少し増え、筋肉量も増え、体脂肪率が激減した。体重53kg、体脂肪率6.0%。なぜだ?筋トレ?それだけじゃないような気がするが。

午後6時からレッスン。人生の先輩の生徒さんである。前回も書いたが、使っている教則本が私の恩師三島先生の書いたものだ。先生の若い頃の写真を見ると、高校の頃香川県に講習会にいらしたことなどいろんなことを思い出してしまう。私はどうしても人の死というものが納得できない。

ある時天使が舞い降りてこう告げた。「ここが時の終わりです。」
永遠というものが存在しないのなら時にも終わりがあるはずだ。時には本当に終わりがあるのか?宇宙が無限の広さでないとしたら、宇宙の果ては一体どうなっているのか?存在しないものには時も空間もない。宇宙がビックバンの逆で収縮し、ついには小さな点になって消滅すればそこには時も空間もない。それではこの宇宙の外はどうなっているのか?他の宇宙が無数存在しているという説もある。このあたりは私の感覚を超えてしまって理解しがたい。それが正解かどうかも分からないし。
人間にとって、時の始まりは生まれた時であり、時の終わりは死ぬ時だ。自分が生まれる前に長い時があったということは聞かせれて知っているし、それが事実であることは間違いないようだ。しかし自分にとっては生まれた時に時間が流れ始め、それ以前に時はない。死ぬ時も同様だろう。

NHK−BS「無差別爆撃の歴史 後編」
第2次世界大戦において先にイギリスを無差別爆撃したのはドイツであり、それに対抗するために同じことをするのは当然という考え方もある。逆に、何の罪もない女子供を無差別に殺すことはいずれも罪だという意見もある。日本人というのは、自分が加害者であることを忘れて被害者意識ばかり強かったり、とにかく戦争は駄目だという随分単純な意見が多いが、それでは世界の理解を得られない。核兵器廃絶という広島の主張がいまひとつ世界で受け入れられないのは、世界がおかしいからとばかりは言えない。主張する側に、世界を納得させられるだけの、自分達は加害者だという認識や、平和のための理論構築がしっかりとできていないことが大きな障害となっているのではないだろうか。単純な平和主義者は世界を納得させることができない。例えば、ある国の軍が北から攻めて来た。北海道全域が占領され、札幌は皆殺し。死者100万人以上。すでに東北に戦線が拡大している。こういう状況で、上記の戦争反対と叫ぶばかりの単純平和主義者は一体どう行動するのか?座して死を待つのか?自分の家族を見殺しにするのか?占領されたら皆殺しということが分かっていれば、戦うしかないだろう。それではその時、どう戦うのか。侵略してきているのは相手であり、世界の誰がどう見ても相手が悪い。こちらには、祖国、自分、家族を守るという大義名分がある。こちらには爆撃機がある。最初は相手の都市の工場を集中的に攻撃していたが、それでも相手の侵攻は続く。このままでは東京が皆殺しになる。無差別爆撃も止むを得ないというケースも場合によっては存在するのではないだろうか。善と悪をそう簡単に決め付けられるほど世の中は単純ではない。

2月15日
このパソコン、以前からDVD−RとRWを認識したりしなかったりしていたが、ついに全く認識しなくなった。さすがソニー。まあ私はそれでもソニー製品を買い続けるメーカー愛に溢れた人間ですけど。CD−R、RWでバックアップするとそれは面倒。文書、メールなどと今年分の写真は1枚のCD−RWに入る。2000年から2004年の写真やビデオが大変。特に去年新しいデジカメを買って高画質のビデオを撮るようになってからは、1つのファイルが500MBあったりする。それだけで1枚のCD−Rを使わなければならない。結局CD−Rを9枚使った。さて修理。古いパソコンはまだ動くだろうか。あれを復活させてウイルス対策をして、データを移して…ああああ!面倒くさい!あいつはよく固まるしなあ。このホームページ・ビルダーを起動しただけで固まったりするのだから全く。

今日はさすがに走れない。午前中の傘を差すか差さないかというぐらいなら走れたが、11時にジュリエットを予約していたので無理。午後からはかなり降っていて、衛星画像で見ても当分この雨は続きそう。残念!まあ本当は週2日ぐらいは休んだ方がいいみたいなのでいい休養ということで。明日はどうやら走れそう。

最近やたらとバナナを食べる。朝1本、走った後1本、お腹が減ったら1本という感じ。筋肉をつけるためには空腹を感じたらすぐに何か食べた方がいい。空腹時は脂肪も燃焼するが、同時に筋肉も分解されてエネルギーとなってしまうのだ。ボディービルダーは1日8回ぐらい食べるそうだ。私も実は最近かなり食べている。例えばこんな具合。朝食としてバナナ、パン、プロテイン入り牛乳、リンゴ。11時頃空腹を感じバナナ1本。昼食にお弁当とみかん。走った後バナナとプロテイン入り牛乳。夕食は2杯目納豆キムチご飯。これだと1日5食になる。バナナは疲れや空腹を感じた時非常に便利だ。即効性があり、脳に素早くエネルギーを供給して集中力を高める。筋肉の瞬発力や持続力にも効果があるそうだ。館山若潮マラソンでは途中でバナナを配っていた。マラソン中に食べるのも効果的。消化吸収が早く胃に負担にならない。さて、どうせ食べるなら美味しく食べたい。まず熟れ具合が問題。本当はシュガースポットといって黒い斑点がたくさんできると美味しいのだが、最初からそうだと後が腐ってしまう。難しいところだ。それと種類。安いバナナはどうもいまいち。今日は「ペルビアンエコバナナ」というペルー産のバナナを買って食べてみた。最大の特徴は水分が少ないこと。そして身が締まり歯ごたえがある。甘みは多少いいが、もっと甘くて美味しいバナナがあると思うのだけど。それほど熟れていないのでこれからか。まあそこそこという感じ。他の種類も買ってみよう。

ジュリエットでカット、カラーリング、シェービング。勧められて生まれて初めて染めた!部分的になので光の加減で分かったり分からなかったりという程度。多少明るく見える。髪形も前回とはまるで違う。前回は猿系だったが、今回は稲垣五郎系。揉み上げから耳の辺りを短くし、上は長く。ブロックカットという技術だそうだ。何だか馴染みの居酒屋に行くと勝手に季節の美味しい料理が日替わりで出てくるような感じでなかなか楽しい。眉はお願いして前回より太くしてもらった。これなら納得。シェービングの際、水分補給ということで顔にねっとりとしたジェル状の物質をたっぷり塗られ、両目の上にこれまたねっとりとした分厚い物質を乗せられて、別室で6分間放置された。時は未来。冷凍保存された私の脳は、科学技術の進歩により蘇生に成功した。しかしお金が足りなかったため脳しか保存できなかったのだ。「ん?ここはどこ?まさか脳だけで蘇生されたんじゃ?おーい、目ぐらいつけてくれー!」こんな空想の世界をさまよった6分間であった。

「スターリングラード60年目の証言3」
何万人という人間が虫けらのように死んだ。しかもその多くが20代、故郷には妻と幼い子供がいる。生き残った人々はその肉を食って飢えをしのいだ。何万人という人の命よりも自分の面子が大事なヒトラーに随分多くの人が殺された。独裁政治の恐ろしさだ。30万人のドイツ兵のうち輸送機で脱出できたのが4万人。捕虜になったのが3万6千人。残りは死者だ。その捕虜の運命も過酷だ。徒歩で収容所へ向かう。飢えと寒さで極限状況の中、歩けなくなった者はその場で射殺される。この行進でその半分が死んだ。各収容所での強制労働も過酷だった。食料も十分にはなく、気温はマイナス数十度。ここでまた多くが死んだ。最終的に生きてドイツに帰れたのは6000人。生きて帰り家族と抱き合う姿よりも、その周りの写真を持って「この人を知りませんか?」と聞いて回っている人の多さに愕然とする。人間とは一体何か。生きるとは一体どういうことなのか。

先日の「天国で逢おう」のお婆さんが気になっている。末期癌というのにまるで気にしていない。「そんなこと考えてもしょうがない。」まあそれはそうだが。NHK「104歳の禅師」という番組を思い出した。「いつ死んでもいいと思って生きることが悟りではない。平気で生きることが悟りだ。」このお婆さんは、まさに平気で生きている。この境地に達するには、私には数百年の時が必要かも知れない。

2月14日
今日はバレンタインデーか。まあいいや。

大量のフランス映画のビデオテープを2本を除き全て処分することにした。本棚にぽっかりと大きな空間ができ心にも隙間ができたような気もするが、最近はほとんど見ていなかった。以前はよく見たが、ここ2年ほど私にとって重要なこととフランス映画の主題が見事に一致しなくなったのだ。今私にとって最大の関心事は、人間とは何か、自分とは何かということだ。それに対してフランス映画の主題はほとんど愛だ。そんなことどうでもいいじゃないかと、最近の私は思う。どうしてフランス人というのはこう恋だの愛だのとばかり言っていられるのだろう。彼らがラテン系であるということ、そしてカトリック信者であるということがその理由だと思う。宇宙というのは神様が創ったものだし、自分は死んだら天国に行ける。だからそうやってのうのうとしていられるのだ。ポンペイに残された壁絵は、宗教とは別のラテン系の気分をよく表している。骸骨がワインの入った壷を持っている。どうせ死ぬのだから生きているうちは楽しく生きようぜ!ということらしい。それは正解かも知れない。だからといってかつてのローマ市民のように酒を飲み酔っ払って食べ物を食い散らかし、贅沢に慣れ、劇場ではどんどんと強い刺激を求め、あげくに国家の財政が破綻し滅亡したあのような生活をしたいとは思わないが。
残った2本のフランス映画、それは「マルセルのお城」と「マルセルの夏」だ。少年時代の自然、家族、友人との触れ合いを描いた作品である。私はこの映画を思い出しただけでも涙ぐんでしまうが、貸した友人数人の反応は悪かった。人それぞれということか。
さて、残ったビデオテープはクラシックばかりとなったが、これらもいずれ処分しようと思う。テープが劣化し、映像はいいのだが音がひどい。クラシカジャパンの番組表を見てみたが、最近はさっぱり駄目だ。高いが必要なものから順次DVDを買っていこう。クラシカジャパンから録画するよりも画質が高いことを期待したい。
広響定期演奏会のビデオテープはどうしよう。これは早いうちにDVD化した方がいいだろう。そうだ、きっとO君にDVDを借りてダビングした方が画質がいいな。

奏法が変わり、リードは3半が丁度よくなってしまった。3箱空けた3番が壊滅状態。あーあ。後7箱も残っている。オークションででも売ろう。
マーラーの交響曲第5番。第2楽章最後にほんの1小節ちょっとだけのソロがあり、そこだけB♭管。その前はA管だし第3楽章もA管。面倒なのでA管で読み替えてさらっていたらどうもいまいち。ここはやはりB♭管の音色の方がいい。そんなところまで分かっている作曲家はほとんどいないはずなのだが、マーラーはさすが名指揮者だけあってオーケストラにやたらと詳しい。B♭管とA管の違いを本来クラリネット奏者でなければ分からないはずのところまで分かっていたのかも知れない。マーラー恐るべし。
マーラーにはその繊細さや敏感さに自分と非常に近いものを感じる。だから高校時代あのように熱中したのだろう。彼は特に死に対して敏感だ。まだ青春時代と言ってもいいぐらいの第1番にすでに葬送行進曲が入っている。第4番第3楽章は私には臨終シーンにしか思えない。第5番はいきなり最初から葬送行進曲である。第9番は死の恐怖にのた打ち回っているが、その前兆は第1番にすでに見られるのだ。

先日の定期演奏会終了後ロビーで行われたアフターコンサートで、広響の新しいコンサートマスター田野倉さんが秋山さんと「悪魔のヴァイオリン」の話をしていた。マーラーの交響曲第4番でコンサートマスターは楽器を2本用意し、そのうちの1本の調弦を2度上げるのだ。つまり本来GDAEの調弦をAEHFisにするのである。そうするとソの音を弾くとラの音が出る。楽譜通りの指で演奏すると違う音が出るのでこれは大変という話であった。しかしクラリネット奏者に言わせればそんなことぐらい大したことではない。B♭管とA管は同じ指使いで半音違うのだ。その上に持ち替えなどの関係で、B♭管で書いてあるところをA管で読んだり、A管で書いてあるところをB♭管で読んだりもする。昔はC管もよく使用されていたためC管の楽譜というのはざらにある。それは普通B♭管で二度上げて読むが、場合によってはA管で短三度上げて読む。例えばモルダウの最初はC管で書かれている。ここを私はA管で短三度上げて読んでいる。その後B♭管に持ち替え。その後最初の主題が戻ってくるが、ここはB♭管のままで二度上げて。最後はA管で書かれているが、持ち替えが時間的に難しいのでB♭管のままで全ての音を半音下げて演奏している。これにEsクラリネット、アルトクラリネット(inEs)、バセットホルン(inF)が加わる。ね、二度上がるぐらいどうってことないでしょう?

今日も11km。午後5時10分出発。睡眠十分、体調もいいのに調子がいまひとつ。何故だ?さすがに毎日11km内500mダッシュ2本は疲労が残るのだろうか。とりあえず4kmから500mダッシュ1本目。腕を後ろに強く引くということだけを意識し、2分10秒。2本目は腕、ストライド、ピッチ全てを意識し1分53秒。おっとここでようやく体が目覚めてきた!多分原因は寒さだ。ある程度汗をかかないと体が起きないのだ。よーし、元気が出てきた!3本目は9.5kmから「やや速く」で2分17秒。ある程度速く走った方が体が活性化されて元気になる。結局ダッシュが1本増えて最後は昨日より元気なぐらいであった。

「スターリングラード60年目の証言2」
涙がぼろぼろとこぼれるのは家族が絡む時。家族への手紙、家族からの手紙、最後に夫を見送った日。餓死、凍死、上官に撃ち殺される、もうこれ以上耐えられないといって目の前で友人が自殺。このあたりはもう出る涙もない。

購入者の声
<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
先日無事に届きました。とても早い対応で安心できました!さっそく使ってみたところ、息の通りが違うのでビックリしました。また、機会があったらよろしくお願いします。

2月13日
マーラー 交響曲第5番 リハーサル 1973年
バーンスタイン指揮 ウィーン・フィル
もう30年以上も前に録画されたもの。バーンスタインのリハーサルは猛烈に何度も止め、細かく指示を出す。団員はきっとくたびれ果てただろう。しかしあれほどうるさく言われても、オーケストラにベームの時のようなこわばった感じがない。きっと彼の人柄のせいだろう。マーラーに対する思い入れの強さは大変なものがある。音楽に没頭するその姿には感動して涙が出る。彼へのインタビュー。「マーラーを誰よりも理解しているなんて自分では言えない。しかし気持ちとしては非常に近いものを感じる。彼が作曲した曲なのに、まるで自分が作った曲のように思える。第8交響曲は急いで作ったために彼の意図が十分に反映されていない。だから私が代わりに自己投入する。でもきっと彼が聞いたら、『よくやったレニー。』と言うと信じている。」
高校時代はマーラーに狂っていた。しばらく遠ざかっていたが、こうして1番から順番に演奏することで気持ちがあの青春時代に舞い戻ったかのようだ。
ビデオテープの状態がひどい。これではせっかくの演奏が台無しだ。ビデオテープというのはこんなにも儚いものだったのか。

「東京国際マラソン」
1km3分ペースでずっと走れば2時間6分台でゴールできる。でも1km3分というのはものすごいスピードだ。あまり実感がない人は一度走ってみればいい。もし1kmだけでもこのペースで走れたら拍手しましょう。あんたは偉い!
優勝した高岡選手はずっとこのペースを最後まで維持した。途中二人のペースメーカーの方が失速し、その影響で7分台になってしまったが。すごいというしかない。彼は身長186cm。マラソン選手としては異例と言っていいぐらい背が高い。体型は完全にトラック選手だ。現に3000m、5000m、10000mで日本記録を持っている。そのスピードランナーがそのままの速さでフルマラソンを走りきってしまうのだ。恐れ入る。ストライドは当然広い。10mを7歩。普通9歩ぐらいだから走りがゆったりと見える。34歳。年齢的にはぎりぎりに思えるが、今が全盛期だ。
どの選手を見ても上下動は多少ある。私のフォームが間違っているわけではないようだ。身長165cmの堀口選手がしばらく頑張っていた。身長が低い分、明らかに堀口選手の方が高岡選手よりもピッチが速い。体重52kg。私とあまり変わらない。私はきっともっと筋肉をつけた方がいい。バヨというタンザニアの選手は体重63kg。ちょっとマラソンには筋肉質すぎませんか?
マラソンというのはその過酷さゆえに年に2回かせいぜい3回しか走れない。だから出場する選手はその大会に人生をかける。30kmから先のきつさは走った者にしか分からない。それを知って見るマラソン大会にはこれまでとは違う感動がある。

今日も11km。午後5時15分出発。先ほどの東京国際マラソンの高岡選手に刺激を受けて、よーし、目指せ1km3分ペース!力を蓄えて、いざ500mダッシュ!ところが何と全力疾走が300mしか持たない。残り200mは失速。この区間500m1分50秒。1km換算3分40秒。全力疾走が300mしか持たず、しかも1km3分ペースにまるでならない。すみませんでした。私が悪うございました。気を取り直して2kmほどジョギングで回復。そして力を蓄えてもう一度500mダッシュ!今度は「やや速く」で2分11秒。1km換算4分22秒。これは必死で頑張れば何とか10kmは持つかなというペース。10km換算43分40秒。私の限界はこんなところだ。ハーフだと1時間32分。しかしそれは多分無理。しかしとにかくランニングは楽しい。特にダッシュはワクワクする。ダッシュの後はうれしくて顔が笑っている。11kmというのはいい距離だ。走り終えてもまるで疲れがなく、もちろん翌日にも残らない。1時間弱の時間があれば済む。何よりも楽しく、体も喜んでいる。アマチュアなのだからランニングは日々の走りがが楽しく健康にいいのがいちばんだ。それに時々モチベーションを上げるためのイベントとして大会を設定する。そういう考え方がいいと思う今日この頃であった。

「スターリングラード60年目の証言1」
全3話のうち第1話を見終えた。ドイツソ連双方の生き残った人々の証言を集め構成し、この攻防戦の全体像が浮かび上がる。その内容は悲惨というほかない。原爆資料館を見た後のような気持ちになる。人間とは一体何だろうか。

「シックス・デイ」
以前一度見たことがある。昨日は少しだけ見た。まあそう大した映画ではない。クローンが自分自身のはずないじゃないか。一卵性双生児が同一人物でないのと同じこと。そんなこと考えなくても分かる。と思っていたが今日になってふと思った。待てよ、人間を構成する物質は絶えず入れ替わっている。それは小学校を例にすればよく分かる。小学校というのはずっと存在していて、生徒もずっといる。しかしその中身はどんどん入れ替わっている。1年前の自分というのは物質的には今の自分とはほとんど別人だ。ということは今の自分というのは1年前の自分のクローンではないか!そうすると自分という存在を維持する理由がなくなってしまう。「心配することないよ。年老いて死ぬ自分はどうせ今の自分とは別人なんだから。あはははは。」

2月12日
「天国で逢おう」
余命半年を宣告された彼は多くの日本人同様無宗教だった。何となく分かる。しかし今は肉体は滅びても魂は残る、死んだら天国に行けると信じている。それで心の平静を得ている彼に、「何万、何十万という事実をどう客観的に見ても死んだら何にもないよ。生まれる前と同じだ。」と誰が言うことができようか。生きていることに特に意味はない。我々は気が付いたら存在していて、やがて死んでいく、そういう存在だ。しかし生きていることにはきっと意味があるはずだ、肉体が滅びても魂は残るはずだ、そう思わないと耐えられない。人間というのはそういうか弱い存在なのだ。

全日空ホテルにて、広島ライオンズクラブ結成50周年記念大会コンサート。ホテルの宴会場に広島交響楽団を呼ぶとはさすがライオンズクラブ。我が広島交響楽協会理事長も会員だったのか。この仕事はきっとその関係から来ているな。全国各地にとどまらず世界中からゲスト多数。ざっと見渡したところ、その95%が男性、95%が50歳以上という感じ。各地の会長を招いているということだろうか。司会の方も会員のようだが、各会員をよく把握しているし、曲についてもよく調べていて、アドリブも上手くすばらしい司会であった。50歳以上の男性ばかり集めると普通もっと暗くどんよりとした感じになるものだが、何となく雰囲気が明るい。また、会場にいる人全員がまるで一つの家族のような一体感がある。特に指揮者コーナーでこれほど会場全体が一つになってどっと沸いたというのは驚きであった。なかなか好感の持てる団体である。実は実際にどういう団体なのかはよく知らないのだけど。

全日空ホテル。3階も4階もトイレ入り口に灰皿。そこを通らないとトイレに行けない。つまり煙を浴びないとトイレに行けないのである。こんな権威あるホテルがこの有様。ちょっと考えれば分かるだろうに。煙草を吸わない人が煙の害を受けないように配慮するなど基本中の基本でしょう。フロントの人に言ったら、「上に上げて検討します。」だって。これは楽しみだ。急には無理かも知れないから3月までは待とう。3月になって、3階4階のトイレ前に灰皿が無くなっていれば、まあ何とか真っ当なホテル。まだ置いてあれば、1泊3000円の民宿にも劣る救いようのないホテルということだ。

4月17日霞ヶ浦マラソンにエントリーしました!よーし、ワクワクしてきた!
今回は30代グループで順位を競う。5月で40歳、つまり最も不利である。特に20代から30代前半には元々陸上をやっている滅茶苦茶に速い人が多い。が、まあいい。自分なりに頑張ろう。

今日は11km。夜のランニングは思索の時、なあんて走り始めは思うのだけど、しばらく走っているといやいやどうしてこれが楽しいのだ。午前中から昼頃にかけては起床後3時間経っていても体は完全には起きていない。それに対して夕方から午後にかけては体の中に徐々にエネルギーが溜まり、体が走ることを欲している。だからむしろ夜のランニングの方が楽しいのだ。夜は景色の見え方が違うために自然とタイムが遅くなる。そうすると体の中に徐々にダッシュしたいという欲求が溜まってくる。今日は500mダッシュ2本。1本目は「かなり速く」で500m2分、1km換算で4分。このスピードでフルマラソンを走り切ると2時間48分。全くフルマラソンを2時間台で走る人はどうかしている。2本目は「やや速く」で500m2分12秒。1km換算4分24秒。これでフルマラソンを走りきると3時間5分。えー!このペースでも3時間を超えちゃうの?全く信じられん。私はきっとどんなに努力しても3時間半を切れるかどうかというレベルだろう。
繊細な着地を要求するこの新しいシューズでダッシュをするとどうなるか心配したが、何とダッシュ時の方がむしろ膝への負担が少ない。なぜだ?いろいろと考えながら走っていたが、ダッシュ時の方が上下動が少ない。ダッシュの時に意識するのは以下の3点。
1.歩幅を広くする。
2.ピッチを上げる。
3.腕を強く後ろに引く。
そうすると上下動がほとんど無くなり、上半身が板のようになってそのまま地面と平行に進んで行く。実は果たしてこの走法が正しいのかどうかよく分からないが、とにかく膝への負担が少ないのは間違いない。普通に走っている時は、景色を注意深く見ていると多少の上下動がある。普通のペースの時に意図的にダッシュ時と同じ走法で走ってみた。そうすると、早足をさらに速くしたような走りになる。これは確かに膝への負担が少ないが、筋肉の一部だけを使うために疲労しやすく長く続かないような気がする。この二つの走法についてはこれから時間をかけて考えていきたい。

2月11日
どんよりとした疲れ。ひょっとして風邪?まさかインフルエンザ?それが楽章が終わるごとにフーっと軽く楽になっていく。本番が終わるとすっかり元気。要するにこれは重圧だ。ソロを担当するものの宿命。もちろん他では考えられないほどの喜びもある。これほどの自己存在証明もないだろう。しかし正直なところ、首席手当てもトップ手当ても何もなしで同じ給料でこれほどの責任だけを背負わされているというのはやっていられないという気持ちもある。
1楽章の1箇所を除いて一点の曇りもなく完璧に演奏した。しかしその1箇所が悔やまれる。これは心の傷になる。しかも今回はその原因が分かっていて、事前にここにも書いてあるからなおさらだ。原因はリードの薄さ。最近指の圧力を意図的に増してる。そうするとリードを厚くしなければならない。今回本番用リードとして持っているものを合計12枚試したが、基本的にどれも薄かった。奏法の変化にリードの準備が間に合わなかったのだ。薄いリードはそれなりに吹けばいいという考えもあるが、そうすると指の圧力が弱まりテクニック的に不安定になる。かといってそのまま吹けばリードが潰れてしまう。ただし、リードの厚さというのは非常に難しい問題だ。今回終楽章冒頭のソロは自分が思うようなpppで演奏できたと思う。これは薄めのリードならではのことで、リードが厚いとこうはいかない。終楽章最後の方のソロも同様。できるだけこういう波がなく安定した演奏をずっとしていたいが、マウスピースは消耗品で定期的に買い換えなければならず、買うたびに少しずつ変化している。リードも常に変化し、気温も湿度も、自分の肉体も考え方も変化する。要するに全ては変化する。その中で一定の高いレベルを保つことは大変だ。しかしやらなければならない。自分が選んだ道だ。

今日は11km。リハーサルが早く終わり、日が高いうちに走ることができた。しかし気温は結構低い。追い風の時はかなり汗をかくが、向かい風になるとその汗が消える。平均タイム1km5分22秒。それが8kmを過ぎて5分26秒に落ちるとふっと楽になり、何も考えずぼーっと、ただ気持ちよく走っている。これは理想の境地だ。10km過ぎからやや膝に不安感。この繊細な着地を要求する超軽量シューズでずっと走っていていいのか、それとも練習用としてもっとクッションの厚いものを併用した方がいいのか、その結論はまだ出ていない。
体重52.8kg、体脂肪率6.8%。いずれも一昨日より減っている。昨日の夜たまやで食べたあの大量の肉はどこへ行ってしまったのか。以前も同じことがあった。肉ってあんまり太らないの?
上の棚を開けるとお酒があった。忘れていた。走り始めてから家でほとんど飲まなくなった。特に欲しいとも思わないし、飲む必要もない。眠れないということがないからだ。不眠症でお悩みの方、1日30分でも走ればこれまでの不眠が嘘のように眠れると思いますよ。

「天国で逢おう」 フジ系
いい言葉を思いついた。「僕は死なないよ。生きているうちは絶対死なない。」

人は必ずいつか死ぬだって?そんなの過去の話。科学技術はどんどん進歩している。俺は死なないぜ。そうでも思わなきゃやってらんねえぜ全く。

購入者の声
<デュコフメタルアルト用ピンクゴールドをテナーサックスガーデラメタルに転用された方より(ただし通常のものよりやや太めのマウスピースのようです)>
ちょっとキツイかなと思ったのですがサイズは大丈夫なようです。今使い始めたばかりの感想ですが、噂通り素晴らしい感触です(^^)低音から高音まで綺麗にスムーズに出ますし、音の抜けも良く輪郭もハッキリした柔らかい音です。しばらく使用してから感想を書きたかったのですが、想像以上だったので早計とは思ったのですが感想を書かせて頂きました。御親切な素早い対応ありがとうございました(^^)これからまた吹き込んでみます(^^)

2月9日
走り始めてよかったことは数え切れない。これまで一冬に3回は風邪を引いていたのに、この冬はその気配すらない。体調が下り坂でも一晩寝れば回復している。元気溌剌、疲れにくい。疲れでも回復が早い。周りが「今日は寒いね。」という日でもあまり寒さを感じない。本番でよりどっしりと落ち着いていられる。緊張しても元に戻るのが早い。などなど、まだまだたくさんあるのだが、唯一困ったことがある。リハーサルの時お尻が痛いのだ。リハーサル会場であるアステールプラザ・オーケストラ等練習場の椅子はフラットで固めだ。一度この椅子で演奏会を2時間聴いたことがあるが、辛いものがあった。当然朝から夕方まで座っていれば痛くなるはずなのだが、これまではお尻の脂肪がクッションとなり大丈夫だった。ところが最近その脂肪がかなり少なくなったためにどうも居心地が悪い。もっと椅子にクッションが欲しい。低反発の座布団でも買って持っていこうかな。

オーボエの1番を吹いていたIさんが何とインフルエンザで急遽お休み。2番を吹いていたSさんが1番に代わり、2番は今朝地元の方にエキストラをお願いした。電話をしたのが今朝の9時50分。リハーサルは10時30分から。彼女が会場に着いたのがその1分前。明日は定期演奏会本番。今日はリハーサル3日目。周りはすでに完成している。本人は初見。これは大変だろう。Sさんも今朝急に1番を吹くことになったのによく吹いていた。業務でなければ、「そんなに急では演奏レベルが確保できませんのでお断りします。」と言うところだが、業務だから誰かがやるしかない。ソロが多くこちらも大変。インフルエンザというのは、本人がぜひ演奏したいといってもこちらがお断りしなければならない。周りにうつったら大変だ。大体このインフルエンザが持ち込まれ、繁殖し、各家庭に散らばる拠点となるのは学校だ。全ての子供にインフルエンザ予防接種を受けさせれば、年間3万人のお年寄りの命を救えるという試算がある。予防接種は本人だけの問題ではないのだ。今回のケースもお子さんが少し前に熱を出しているということで、恐らく子供からうつったのだろう。これだけその発生源がはっきりしているのだから、国家として学校の消毒や予防接種にもう一度きっちりと取り組むべきではないだろうか。これは人の命の問題、つまり最重要課題なのだ。

新しいシューズを履いて2日目、ようやくこのシューズでの走り方が分かってきた。昨日膝に不安を感じた理由の一つは、シューズが軽くなった分足が暴れてしまったためだったのだ。足がシューズの軽さにうれしくなっていつもより大きく動いてしまった。そのために着地が乱暴になってしまったのだ。シューズが軽くなったら、喜ぶのもいいのだがすぐに気持ちを切り替えて、より少ないエネルギーで足を楽に動かし、着地を慎重にする必要がある。このエネルギーの節約がフルマラソンの後半に生きるはずだ。足はあまり上げずに、摺り足のイメージで前に移動させ、着地は足全体を地面に柔らかく乗せるように。その足を後ろに移動させることによって前に進む。もう一つ、新しいシューズはエアの部分とその上部がやや薄くなっている。そのため足が地面に近い。そのために走りをどう変える必要があるのか言葉にするのは難しいが、とにかく感覚として体でこれまでよりも地面が近いということを把握し、それに対応しなければならない。シューズを変えるというのは思ったよりも大変だ。あまり日替わりで変えていては膝を痛めてしまうのではないだろうか。
今日は10km。久しぶりにいつまでも走っていたいという感覚になった。昨日より体調がいいということだろう。タイムは遅い。1km5分25秒。6km過ぎ、ようやく体が起きてきた。その後は1km5分20秒。今日は気温が高く、汗だくになって気持ちいい!走った後に飲むアミノペプチド入り牛乳の美味いこと!くうう!たまらん!

「トリビアの泉」 指揮者が倒れるという指示が楽譜に書かれた曲がある。そんな曲があるということよりも、その曲を定期演奏会で演奏して倒れた飯森さんと山形交響楽団の方がすごいと思うな。定期演奏会と言えばオーケストラにとって最も重要な演奏会で檜舞台だよ。よくそんな重要な演奏会でこの曲をやったね。

明日は定期演奏会本番のため走りません!よーく自分に言い聞かせないと、気が付いたら走っていたということになりかねない。

2月8日
マーラーの4番。分かった!この曲は基本的に有り得ないほどの幸福感と平静さで演奏すればいいのだ。果たしてそれほどの幸福感の持続がこの世で可能なのかどうか。ひょっとしたらこれは天国の話ではないかと思うぐらいの幸福感だ。しかしそれだけではない。なぜかその中に悪魔もいるのだ。小悪魔と言った方がいいか。ところどころで顔を出す。それらはきちんと硬い音で演奏しなければコントラストが出ない。この際リードの厚さが重要だ。薄すぎると汚い音になる。質がよく、ほどよい厚さのリードを選べば硬くても汚い音にはならない。それとベルアップが多い。これは実はわざと音を汚くする方法だ。クラリネットというのは本来楽器の正面から出る音を聴く楽器だ。ベルから出る音は高い倍音が多すぎて音が汚くなってしまう。マーラーは意図的にそれを使っているのだ。演奏家としてはあまり汚い音は出したくないが、個人の好みの問題ではない。これもきっちりとやろう。
ソプラノの釜洞さんはすばらしいの一言。歌詞や曲を完全に把握し、それを完璧に表現している。終楽章、長い休みの後再び入ってくるところの美しいこと!彼女の歌声を聴くだけでもこの演奏会に来る価値はあるでしょう。

「ナイキ エアズーム ケージ新旧対決!」
今日初めて新しいシューズで走ってみました。8km。まずその軽さにびっくり!残念ながら今日は体調が下り坂。上半身が1km5分25秒より速いタイムを拒否します。それに対して過酷なフルマラソンで鍛えられ、今日また信じられないぐらい軽いシューズを得た下半身が楽すぎてきょとんとしているという感じ。シューズによって走りは変えなければなりません。古いタイプよりも若干クッションが固め。そのため今までと同じように走っていては膝を痛めてしまう。より繊細な着地が必要です。前足部は横にやや広くなり日本人の足に合わせた感じ。小指が動かせるぐらいで好印象。裏は全く別の製品のよう。地面をとらえる力は確実に増しています。古いタイプよりも素足に近い感じで、路面の状況がこれまでよりもダイレクトに伝わってきます。足音はほとんどしません。最近足音がするのはやはりシューズが削れてプラスチックの部分が剥きだしになっているためでした。あまり古いシューズでは走らないほうがいいかも知れません。

帰宅後吹いた練習用リード4枚が全滅。これは指の圧力に対する意識が変わったためだ。最近感じていたいくつかの問題点、音がぼやける、存在感が以前より薄い、テクニック的な不安感を感じるなどの原因は指の圧力が弱すぎたため。それが改善されつつあるというのは喜ばしいことだが、とりあえず吹けるリードがなくなるのは困る。

新月に伐採した木は虫がつかず、カビも生えず、数百年も持つ。科学的な分析の結果、新月に伐採された木は他の木に比べて材質が緻密で水分が極端に少なく、澱粉がないことが分かった。迷信と思われていたことに根拠があったのだ。人間には謙虚さが必要だ。数百年も持つという木で、接着剤も壁紙も一切使わず家を建てる。何ともいい話ではないですか。
十数年前にアリニョン先生に聞いた話。葦も新月の日に伐採すればいい質ものが得られる。しかしヴァンドレン社は出荷量が多く新月の日だけに伐採するわけにはいかない。実は彼らはどうすればもっといいリードができるか知っているのだ。パリ音楽院を1等賞で卒業したお祝いに知人がヴァンドレン社の特別室でリードを選ばせてもらったことがある。そこで出されたリードは8割が当たりだったそうだ。通常2割程度だからこの差は大きい。4倍の値段を出してもいいということになる。ヴァンドレン社も新月伐採リードというのを出したらどうだろう。質がよければその分高い値段を出してもいいと誰もが思うはずだ。

購入者の声
<エスクラ用金メッキとピンクゴールドをご購入の方より>
先日、Esクラリネットの金メッキとピンクゴールドクラリネットのピンクゴールド送って頂き早速オケの練習で使用させていただきました。音もよく響いてよいリガチャーだと思います。特にEsの金メッキの方は、自分が求めていた音に近づけそうです。本当にありがとうございました。

2月7日
定期演奏会リハーサル初日。メインはマーラーの4番。先日のイメージが再び沸き起こった。やはり生のオーケストラはいいですね。自分自身はまだいくつかの部分でどう表現すべきか核心をつかみきれずにいるが、明日あさっての間に何とかなるはずだ。とにかく練習し、そして考えよう。

ナイキでシューズを購入。「エアズーム カタナ ケージ ホワイト」 ナイキの方に練習用でもっと長持ちするシューズはないか聞いてみたが、耐久性はどれも同じとのこと。まあ1足1500kmで駄目になるのは仕方ないか。この「カタナ ケージ」、今持っているシューズの最新版だが、フィット感、軽量性、クッション、反発性など全ての性能が上がっている。今使用しているのを購入してまだ半年も経っていないのに、こんなに進歩されちゃ困るよ、ナイキさん。履いているとうきうきしてくる。やっほー!

帰宅後練習。今日は雨が降っていたので走るのは諦めていたのだが、8時に練習を終えasahi.com天気予報のレーダーを見ると何とかなりそうだ。急遽走ることにする。8km。最初のうちしばらくはまだ雨が残っていた。まあ冬の夜、小雨が降る中を走るのもまた楽しい。4kmほど走っているうちに雨は上がった。今日は4ヶ月ぶりにVAAMを飲まずに走った。あまりにもいつも飲んで走るので、その効果が最近よく分からなくなっていた。今日は走れるとは思っていなかったので、帰宅後ホエイプロテイン入りの牛乳を飲んだだけだ。ホエイプロテインだって吸収効率がよく吸収速度も速いたんぱく質だし、グルタミン酸だって入っている。大丈夫だろうと思ったが、随分違う。
1.体が活性化されていない感じがする。
2.タイムが遅い。
3.足が重い。
4.汗の量が少ない。ただし寒さの影響もある。
5.走った後のシャワーの気持ちよさが少ない。ただし寒さにより汗をかく量が少なかったことの影響もある。
6.体脂肪率が若干高い。これは因果関係はよく分からない。
体全体が重い感じは最後7km過ぎあたりで解消された。ようやく体が起きてきたという感じだ。まあとにかく、やっぱりVAAMってすごいんだなとあらためて実感した。

<ヴォーリッツァー用オーダーメイド金メッキとピンクゴールドをご購入の方より>
先日、作っていただいたリガチャーを受け取りました。土、日とオーケストラの練習で試奏してみたところ、これまでの「響きがリガチャーに吸収されているような感じ」がなくなり、少し音も伸びやかになったような気がしました。私が最も苦手としている「発音」も楽にできるようですので、今週末のオケの定期演奏会で早速使ってみようと思っています。本番直前なので少し怖い気もしますが、"善は急げ"ともいいますし。。。本番直前に袋小路に入ってしまい、道具で気分転換するのが悪い癖なのですが、、、なかなか練習で解消する時間がないのが悩みの種です。送っていただいた2個(ゴールド、ピンクゴールド)とも甲乙つけがたい感触でしたが、しばらくはピンクゴールドを使うつもりにしています。ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。

2月6日
今日も8km。今日も平均タイム1km5分5秒と速い。その理由が分かった。フルマラソンで足が強くなり、単位時間当たりの歩数が多いのだ。そのためいちばん気持ちのいいペースよりやや速くなり、気持ちよさが少ない。足が勝手に速く走り、心臓がそれじゃ速すぎる!と言っている。終わってからの爽快感や達成感は何物にも代えがたいものがあるが、できれば走り自体ももっと楽しみたいものだ。それと、昼間というのはどうしても遅い感じがして夜に比べると自然と速く走ってしまう傾向がある。

何と!ランニングシューズが擦り減っている!踵の後方外側、特に右足はひどくゴムがなくなりその内側のプラスチックの部分まで擦り減っている。何てこった!これまでの推定走行距離1000km。1年3足はちときつい。このシューズは練習用兼雨天時用として、後何とか500kmは走りたい。シューズは消耗品という話は聞いていたが、1足1年ぐらいはもって欲しいなあ。

東レパンパシフィックテニス決勝「ダベンポートVSシャラポワ」
対照的な二人。どっしりとした大男という感じのダベンポートに対してほっそりとしたシャラポワ。シャラポワの手足の長いこと!身長は何と183cmもあるのですね。帽子、ウェア、シューズと全てナイキ。17歳と若く美しくスタイル抜群でしかも世界No.2の実力の持ち主。これほどうってつけの素材も他にないでしょう。ナイキは一体彼女に年間いくら払っているのだろう?5億、10億動いているような気もする。見切りの早いダベンポートに対して、シャラポワの勝利への執念とひたむきさが感動を誘う。ものすごい死闘の末、勝ったのはシャラポワ。これからはシャラポワの時代だ。

マーラー 交響曲第4番
ハイティンク指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1982年 ビデオ
何とビデオテープが劣化して音がひどい状態だ。しかし今あるビデオテープをDVD化する気はない。ビデオテープの画質は昔から耐え難い。また新たにクラシカ・ジャパンと契約し録画すればいい。音も画像もよくないという悪条件ではあるが、やはりアバド指揮ウィーン・フィルとは比較にならない。この曲はアバドの流れるような柔軟な指揮が合っている。それに対してハイティンクはあまりにも無骨だ。poco ritと書いてあるのに仰々しく遅くしたり、全体的に柔軟性に欠ける。先日書いたようなイメージはまるで浮かんでこなかった。オーケストラはよく頑張っていると思う。1番ホルンのいつも眉間に皺を寄せた美しい女性。彼女はとにかく完璧!まああれぐらい吹けなきゃコンセルトヘボウの首席は務まらないだろう。クラリネットとファゴットの並びが逆なのはなぜ?若きコンサートマスターは才能は十分だが、若さに任せた演奏という印象。もっと楽譜に忠実に弾けば見えてくるものがたくさんあるはずだ。このビデオは20年以上前のものだ。ハイティンクの禿げっぷりは全く変わらないが、オーケストラのメンバーは今どうなっているだろう。

購入者の声
<セルマーメタルソプラノ、テナー、ルソーラバーバリトン用ピンクゴールドをご購入の方より>
本日所属楽団の練習があったので、早速吹いてみました。前回(アルトの時)同様、適度な抵抗感と深みのある音です。テナー用・バリトン用ではダイナミックレンジがさらに広がり、音域毎の音質のバラツキが減りました。音程も取りやすいですね。ソプラノは以前使用していたリガチャーよりも抵抗が増しているのですがやはり音色が良いですね。慣れてくればコントロールも容易ではないかと思います。いずれは使用しているマウスピースのリガチャーをすべて「Tシリーズ」にシフトすることも考えております。今回もありがとうございました。
(製作者注:今回オーダーメイドでソプラノ用に通常の1.6mmと共に1.8mmを製作しました。1.8mmはやや重くなると思われます。)

2月5日
「国内初 変異型ヤコブ病 感染男性死亡 89年に1ヶ月英国滞在」
私は88年から90年までフランスに2年間滞在していました。イギリスにも一度旅行で行きました。勘弁してよ、全く。実は私は献血できない体だったのですね。知らなかった。

今日は8km。しまった!昼頃はフリースの手袋では暑すぎる。薄いランニング用手袋で十分。まあいい、思いっきり汗をかこう。調子はいまひとつ。体が重い。しかし4kmぐらい走り一汗かくと目覚めてきた。まるで「少林サッカー」の「彼らが戻ってきた。」というシーンのようだ。ペースはなぜかやたらと速い。平均1km5分5秒。調子は結局フルマラソン時の6割ぐらい。戻すのにあと1週間はかかりそうだ。それから徐々に距離を延ばし、数ヶ月の走りこみをし、今度は距離を落として疲労を取りレース当日を迎える。フルマラソンの消耗の激しさは凄まじいものがある。どうしてマラソン選手が年2回ぐらいしか走らないのか、その理由を今自分の体が実感している。

NHKスペシャル「フリーターの漂流」
自分が使い捨ての人間だと気が付いた時にはすでに手遅れだ。このままこの仕事を続けていてはいけないと思って辞めた人が、数ヵ月後にまた同じ請負業者を訪ねる。他に仕事がないのだ。そしてそのままフリーターを続ければ、36歳で完全に仕事はなくなる。これはこの人たちだけの問題ではなく、日本全体が将来大きな社会不安を抱えることになる。年金制度の崩壊、生活保護の急増による財政赤字、犯罪の増加などなど。国としてこの問題にもっと早急に、そして真剣に取り組まなければ大変なことになる。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドとロジウムをご購入の方より>
想像していた以上に、軽く素晴らしい吹き心地で、値段以上の買い物が出来て嬉しく思っております!ありがとうございました!!

<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
部員達はまず形の面白さに大喜びでしたが、実際に吹いてみて、「吹きやすい」などとさらに大喜びでした。

2月4日
三次(みよし)で本番。広島市内はよく晴れて暖かいのに、中国道を行くうちに曇り空になり、大量の雪が残る。三次も山間の町で、いまだに除雪している。歩道も雪が積もり歩くのが大変。

分かった!最近感じていたテクニックの不安感はリードが薄いことが原因だった。リードが薄いことにより指の力が弱まり、それによって確実性が失われていたのだ。クラリネットにとってある程度の指の力は必要不可欠なものなのだ。

帰りにT氏、I氏と焼肉。体がご飯を欲している。走っているせいだ。石焼ビビンバなどでたっぷりとカーボローディング。これで明日は気持ちよく走れるぞ!

2月3日
明日の三次公演とマイタウンのリハーサル。今回は宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」にハウエルさんが曲をつけた。ナレーションは高尾六平さん。なかなかの役者である。今回のマイタウンは楽しめますよ!

走りたい!走りたい!走りたい!体の中から噴出す欲求に負けて走ってしまった。5km。すると何と、昨日より大分回復しているではないか!体ってすごい!走りながらでも回復できるんだ!左足の足音は消えた。右足はかすかにするがまあ許容範囲。足の筋肉の柔軟性も大分回復してきた。終わってからのシャワーの気持ちいいこと!そしてその後に飲む「アミノペプチド」入り牛乳の美味いこと!うーん、体に染み渡る!先日ハーフマラソンをゆっくり走った高橋尚子がレース後に、「医者に止められてたんですけど。先生、走っちゃいました!ごめんなさい。」と笑顔で話していたが、同じ気分である。もう走ることが楽しくて、走りたくて仕方ないのだ。そして、障害があればあるほど恋は燃え上がるものよ。

2月2日
筋肉疲労が大分取れてきた。そろそろ走りたいのだが、雪が積もり、最低気温マイナス3度。完全に凍っている。これじゃ走れない。無理をして走って転んで怪我をしては何にもならない。後で買い物がてら冬景色を楽しむとしよう。

どうも昨晩から不満がくすぶっている。私には軽さという大きな武器がある。その割にはあまり大した順位ではない。完走者の中で半分よりちょっと上ぐらい。棄権者も大勢いるのでそれを合わせればもっといいのだが。一流選手並みのこの体重と体脂肪率があれば、もっと上位にいけるはずだ。今回問題だったのは足からお尻にかけての筋肉の疲労。下半身の筋肉にいかに持久力をつけるか。そのためにはもっと頻繁に、そしてもっと長距離の走りこみが必要だ。

今期東大から横浜ベイスターズに入団した松家選手は私の母校である高松高校出身。そしてこの春選抜に72年ぶりに出場する高松高校の選手のうち、2年生のほとんどが東大志望だそうな。春の選抜出場と東大、この両方を得られれば大したものだ。頼もしい後輩達である。

昼買い物がてらコースを見たら、きれいに雪が融けている。さすが広島。4時過ぎから7km走った。しかし、甘かった。2日間休んだのにフルマラソンの疲れがまだ相当残っている。まるであの日の続きを走っているかのようだ。フルマラソンの消耗の激しさを思い知った。筋肉は太くなった感じがするが、柔軟性は失われている。私は靴音を立てずに静かに走ることには自信があるが、今日は音がする。足の筋肉が疲労し、動きをコントロールできなくなっているのだ。このまま走り続けるのはまずい。思い切って明日、あさっては休もう。どうせあさっては遠方で本番で無理だし。でも明日走りたいという欲求を抑えられるだろうか。私はランニング中毒患者なのだ。

花のワルツ。今日はソロ後半ファソラシのラで右Hと右手の指全てを押さえる指使いを試した。いきなりシを押さえることにはそれほど不安はないし、これまでずっとそれでやってきた。先にラの時右手を押さえるのは面倒だ。しかしこのほんのちょっとしたことが本番での確実性を増し、緊張感を緩和し、結果としていい演奏につながるはずだ。

<高尾版クラシック悪魔の辞典>
あるクラ吹きの話
エピソード1
その方のお父さんは夏になるとパンツ1枚で過ごし、家に来たお客さんにも服を脱ぐように勧めたそうだ。
エピソード2
その方は子供の頃、山で火遊びをしていたら山火事になってしまい、一山燃えてしまったことがあるそうな。家に帰って布団を被って寝ていたそうだ。
エピソード3
その方は昔音楽鑑賞教室でクラリネットの演奏と共に打楽器などをトラックで運ぶ仕事もしていた。音楽鑑賞質は朝が早い。ある時トラックで会場に向かう途中、踏み切りでうとうととして寝てしまい、気が付いたら3時間ほど経っていたそうな。
エピソード4
その方はある時、音楽鑑賞教室に楽器を忘れて行ってしまった。その中学の吹奏楽部の楽器とリードを借りて吹いたそうだ。
エピソード5
その方はある時、楽器ケースを車の上に置いたまま忘れて運転してしまい、後で気が付いて屋根の上を見たがすでになかった。道を引き返すと、カーブで落ちたケースを、どなたか親切な方が脇に置いてくださっていたそうだ。

とある方の話
音楽鑑賞教室は朝が早い。その方は寝過ごさないように夜のうちに車で移動し、ホールの駐車場に置いた車の中で寝ていて、結局寝過ごしてしまったそうな。

私の話
ある時いつものように音楽鑑賞教室に行ったら、「トランペット吹きの休日」の3番トランペットの楽譜が置いてあった。「これ本当に演奏するんですか?」と指揮者に聞いたら、「うちは20年間これでやっているんだ。」と言われた。

とあるクラ吹きからの電話
「もしもし、今日空いてるかな?どこそこで音教があるんだけど、うちを今から出たんじゃ間に合わないんだ。行ってくれる?そうそう、クラリネットポルカあるからね。じゃあよろしく!」

とあるファゴット吹きの話
エピソード1
ある日の朝、机の上に招待券があるのに気が付いたその方は、よし行ってみようということでその演奏会を聴きに行った。そうすると、その演奏会は自分の出演するはずの演奏会だったそうな。
エピソード2
東京芸術劇場の舞台裏は中庭になっていて、休憩時には反響板が上がりお客さんが見て楽しめるようになっている。その方はファゴットを反響板に立てかけていたのだが、ふと見ると「あああ!私の楽器が天井に!」これは別の人の話だという説もある。
エピソード3
オーケストラをバックにドミンゴの演奏会。コントラファゴットを吹いていたその方は、アンコールでせっかくだからということで本来は休みなのだが隣の楽譜を見て吹いていた。そして一発「ブ!」飛び出した。「ドミンゴを振り返らせた男事件」である。

別のファゴット吹きの話
その方はいつもリードを1枚しか持ち歩かない。ある時オーケストラピットの自分の席に着席したその方は、リードを装着しようとしたのだが落としてしまい、そのリードは床の隙間から奈落の底へ落ちてしまったそうな。

とある方の話
横浜の仕事に遅れそうになったその方は、東京駅から新幹線に乗ったのだが、それは名古屋まで止まらない新幹線であった。

2月1日
2005年ももう2月。
すごい雪です。20cmぐらい積もっているように見えます。広島では珍しい。山が雪化粧されて美しい。
廿日市のさくらぴあで先日と同じ教育プログラム。今日は1000人のホールがほぼ満員。取材、見学も多かった。

花のワルツ。これまで長年やってきた指使いと違う指なのでそういう緊張感はあったが、慣れれば明らかにこの指の方がいい。力を入れずに楽に演奏できる。練習し考えまた練習する。その積み重ねが大事だ。今回はここに書いたことにより、これまでよりもより客観的かつ合理的に考えることができた。これもまた重要。難しい指使いや嫌なフレーズには必ず原因がある。それをとことん考えるべし!原因が分かれば対処することもできるはずだ。

1月30日レース直前の私



バックに富士山。最初の10kmほどはこの富士山を眺めながら走った。
さて、レースを振り返ろう。

0〜5km     26分39秒  1km5分20秒
5〜10km    25分41秒  1km5分8秒
10〜12km   10分21秒  1km5分11秒
12〜14km   10分20秒  1km5分10秒
14〜15km   5分3秒    1km5分3秒
15〜16km   5分16秒   1km5分16秒
16km〜18km 10分27秒  1km5分14秒
18km〜20km 10分39秒  1km5分20秒
20km〜22km 10分44秒  1km5分22秒
22km〜24km 11分5秒   1km5分33秒
24km〜25km 5分29秒   1km5分29秒
25km〜26km 5分30秒   1km5分30秒
26km〜28km 11分6秒   1km5分33秒
28km〜30km 11分16秒  1km5分38秒
30km〜32km 11分45秒  1km5分53秒
32km〜34km 11分30秒  1km5分45秒
34km〜35km 5分44秒   1km5分44秒
35km〜36km 5分40秒   1km5分40秒
36km〜38km 11分38秒  1km5分49秒
38km〜40km 11分29秒  1km5分45秒
40km〜42.195km 12分29秒  1km5分41秒
トータル 3時間50分3秒

前日の夜はホテルで食事。ご飯を3杯お代わり。カーボローディングは十分。
夜雨が降り、その後猛烈な風。窓が薄く、激しく揺れてすごい騒音を放ち、熟睡できなかった。そういう意味では安ホテルである。夕食、朝食もまあ大したことはない。しかしその立地は素晴らしいの一言!朝食は海とその向こうの富士山を眺めながら。その後部屋に戻りマラソン用の甘いゼリーで強制カロリー摂取。1本130kcal、3本で390kcal。それとVAAM。会場まで徒歩10分。帰りはお風呂を借りたし、絶好の立地である。会場でさらにこのゼリーを2本とVAAM。260kcal。それからトイレ。トイレは男女とも混んでいる。8分ほど並んだだろうか。そしていよいよスタートラインへ。スタートラインといってもフルマラソン参加者だけで3000人以上。実際のスタートははるか前方である。私は初マラソンなので後ろの方なのだ。いい位置を確保するためには陸連に登録し、記録を公認してもらい、それを各マラソン大会主催者に提出しなければならない。ただし実際の記録はシューズに装着するチップで計測するため、後ろにいるから2〜3分損するということはない。
いよいよスタート!最初の5kmは1kmあたり5分20秒かかっているが、これは人が多すぎて追い抜けず、自分のペースで走れなかったためだ。5kmから10kmは1kmあたり5分8秒。少し速いが本当は最初からこれぐらいで走りたい。この辺りは素晴らしい眺め。どこまでが東京湾でどこからが太平洋かはよく分からないが、雄大な海、そしてその向こうに富士山。楽しみながら走った。
しかし調子に乗ってはいけない。14kmから15kmの5分3秒というのを見てやばいと思った。速すぎる。これはフルマラソンなのだ。もっとゆっくり走ろう。そんなに速く走っているつもりはないのだが、やはりレースというのは自然と速くなってしまうもののようだ。その後1km5分15秒ぐらいに落ち着かせる。
28kmまで徐々にペースが落ちているが、これは後半のことを考えて意図的に落としている。
今回はポケットに上記のゼリーを3本入れ、10kmごとに食べた。そのためエネルギー切れで走れないということは全くなかった。事前に食べた5本もかなり効いている。
服装も成功した。私ぐらいの速さでこの気温だと、今回のウィンドブレーカー、ロングタイツ、帽子、手袋というスタイルで丁度いい。これより薄着の私と同じぐらいの速さの人は寒がっていた。自分のペースと気温、風速を客観的かつ総合的に判断しなければならない。
さて問題の28kmから32kmの激しいアップダウンである。30kmから32kmが5分53秒かかっているが、これは仕方がない。T響のベテランランナーUさんから伺っていたが、やはり歩いたり止まったりするのは若い人だ。28kmまではほとんどがそうだった。彼らは要するに考えが甘いのだ。そう簡単にフルマラソンが走れるものか。フルマラソンを走ろうと思ったら、4ヶ月以上、月間200km以上の練習量はどうしても必要なのだ。そして若い人ほどフォームが悪い。大体ひょこひょこと上に飛び跳ねている。これはエネルギーロスが大きく、膝への負担も大きい。きちんとフルマラソンのための走りこみをしていれば、自然とフォームはもっと効率的で体への負担の少ないものになるはずだ。そう思いながらこの30km地点へ。ここまではまだ余裕がある。しかし最後の急坂で、真面目に取り組んでいるはずの、フォームからも体つきからもそう思えるのだが、そういう40代、50代の人たちが次々と歩き出す。これはきつい。そして32kmで足からお尻にかけての筋肉が終了。ここから長い旅が始まる。
32km以降1km5分45秒前後かかっているが、これ以上は無理。足を騙して走っているようなものだ。何とかもうちょっと頑張ってくれ!お願い!足の筋肉と会話し、なだめすかして走った。攣ったら終わり。着地はできるだけソフトに。白線にすら乗りたくない。マンホールも避けよう。できるだけ平坦なところを選んで走ろう。一歩一歩にかなり気を使った。
そしてゴール。よかった。何とか持った。歩かず止まらず、42.195kmを走りとおすことができた。そしてタイムは3時間50分3秒。目標である4時間をクリアできた。マラソンに真面目に取り組んでいる証、サブフォーの称号を手に入れた。ゴールして10分ほど動けなかった。終了しているはずの足の筋肉を騙して10km走った。よくこんな状態で走れたなというぐらいひどい疲労。32kmからのきつさや達成感が入り混じり、涙が出てきた。感動。これほどの深い感動は人生のなかでそう何度もあるものではない。真面目に練習してきてよかった。音楽もマラソンも同じ。練習が全て。練習は正直だ。
さて、次回の目標。4月、5月あたりにハーフ、フルと走ってみたい。ハーフは前回よく分からずゆっくり走りすぎた。実は今回フルマラソンのハーフ地点での記録が前回のハーフの記録を上回っていた。ハーフはフルとは全く別の種目。最初からもっともっと速く走るべきだ。記録は5分は短縮できるはずだ。そしてフルマラソン。こちらの第1目標は30kmからゴールまでをもっと楽に走ること。そのためには定期的に30km走や2日連続の20km走などが必要。とにかく長い距離にもっと慣れておく必要がある。今回は距離としての練習量は足りているのだが、長い距離の練習が足りなかった。そしてタイムだが、これは短縮するのは結構厳しい。しかし、かなりクリアするのが難しい目標ではあるが、3時間45分を設定しておこう。なんだフルマラソンでたった5分?と思われるかも知れないが、実際にはこの5分を縮めるのはかなり大変なことなのだ。
実はフルマラソンで4時間を切るというのは、きちんと練習(4ヶ月以上、月間200km以上)さえすれば誰にでも達成可能なことだそうです。今の世の中、これほど感動することも少ないと思います。また、走るというのは始めるととても楽しい。これほど短い時間で効率よくダイエットできる運動もあまりないし、抵抗力がつき風邪を引きにくくなります。皆さんも走ってみませんか?

公式記録が出ました!
http://www2.city.tateyama.chiba.jp/Guide/?tpcid=38&stoid=3963
第25回館山若潮マラソン男子35〜49歳の部
登録数 870人
完走者数 628人
私のタイム 3時間51分57秒
私の順位 310位

あまり大したことはありませんが勘弁してください。
スタートラインでストップウォッチのスイッチを押したのですが、どうも「スタート」の掛け声と共に計測が始まっているような気がします。実際はどうなんでしょう?

1月の走行距離を振り返る。

 1日   24km
 2日    8km
 4日 15.5km
 5日 12.4km
 6日    8km
 7日   10km
 8日    8km
 9日    9km
10日    9km
11日 14.5km
13日  9.5km
14日  7.8km
16日   21km(ハーフマラソン)
18日 10.2km
19日   10km
20日   10km
21日    5km
22日   11km
23日   11km
24日   11km
25日    8km
26日    8km
27日    8km
28日    8km
30日 42.195km(フルマラソン)

トータル30日のフルマラソンを除いて256.9km。距離的には十分だし、長い距離も走っているんだけどなあ。それでもフルマラソン30km以降がきついというのは困ったことです。