2005年8月分

8月31日
ついに今日で8月も終わる。

午前中健康診断。血液検査の注射の上手さには毎年感心する。私は元々注射は大嫌いだが、ここの注射に限って言えばそれほど嫌ではない。小学校5年で入院した時は、若い看護婦に何度も刺されてひどい目に遭った。おばさん看護婦が入ってきたらほっとしていたものだ。
朝食を食べられない、サプリメントを飲めない、水も飲めないというのは厳しい。水ぐらい飲ませろ!やはり朝は、せめて水ぐらい飲まないと調子が出ない。
身長は毎年伸びている。去年は173.4cm、今年は173.9cm。一昨年以前は172cm台であった。昨日までは身長173cmと言っていたが、今日からは174cmと言うことにしよう。これは、ランニングや筋トレで姿勢を維持する筋肉が発達したことや、姿勢に気をつけていることが原因だと思う。運動していない人、筋力の弱い人は見たらすぐに分かる。姿勢が悪く、猫背気味になっているからだ。若い人、特に女性に多い。姿勢が悪いというのは見た目も悪いし、将来の病気にもつながる。姿勢を維持するための筋肉ぐらいは最低限つけておいた方がいい。

その後ジュリエットで髪を切る。夏は暑さと湿気で髪が長いと収拾が付かなくなる。短くしてさっぱりした。

午後8時出発、8km。何だかんだで出発が遅くなってしまった。もっと早く出発しないと夕食が遅くなる。夕食が遅くなると寝るのが遅くなる。しかし練習はもちろん削れないし雑用も多い。さらにその上に走ろうとすると時間が足りないのである。やや前傾姿勢、そして太腿を前に上げる。これらを意識すると確かに速くなる。1km5分9秒→5秒→2秒といった具合。しかし若干きつい。今日は昨日より暑い。暑い中を速く走ると負担が大きくなってしまう。しかしいい姿勢で速く走ると確かに気持ちはいい。ここからさらにダッシュするの?とも思ったが、習慣なので6.5kmから500mダッシュ1分54秒。それほど余裕はなかったが、やり始めると幅広いストライドで力強い走りができた。

8月30日
いろんなイベントがあって楽しかったが、8月ももう終わる。今日これから広島に移動する。

丸山弁護士が100km走った、感動!って言うじゃない。でも100kmマラソンで24時間もかかったら完全に失格よ。あれは普通きちんとトレーニングした人が10時間前後で走るものよ。それを大してトレーニングもしていない人に走らせて、膝を壊させて、あれ治るの時間かかるのよ、知ってる?こういうのを馬鹿な企画って言うの。

午後8時5分出発、8km。新幹線で久しぶりに読んだランナーズというランニング雑誌に刺激されて、腿上げジャンプ、不整地(芝生)走行など試す。どうも体が重くだるい。移動の疲れか。1km5分33秒、39秒。何なんだ、このタイムは?ところが3km過ぎで疲れの皮がぺろりと剥げ落ちる。太腿を引き上げることを意識するとタイムがみるみるうちに上がって行く。1km5分0秒、4分57秒。しかも苦しくなく、逆に楽しい。ランニングハイにもいろんな種類がある。ゆっくり1km5分30秒で走っていて得られるランニングハイも気持ちいいが、姿勢を正しくし、腰を高く維持し、太腿を引き上げ、1km5分よりも速く走ることで得られるランニングハイは、それとは比較にならないほど気持ちいい。500mダッシュ2分3秒。ピッチ走法ならもっと速く走れるが、せっかく雑誌で刺激を受けたのでしばらくはストライド走法にこだわりたい。

8月29日
富士山で両耳の上部を日焼けしてしまった。今触ったら、大きな皮が取れた。本来山では全体につばの付いた帽子がいいのだが、先日好日山荘やAIGLEで探したのだがどうも気に入らない。それでランニングで使用している前部にのみつばの付いた帽子を被ったのだが、これが失敗だった。次回からはちゃんと登山用の帽子にしよう。ちなみに日焼け止めクリームも耳たぶには塗ったのだが、上部を忘れていた。耳なし芳一状態である。ランニング用の帽子もしかし役に立つ。雨の時、この帽子を被り、その上にレインコートのフードを被る。そうすれば雨で顔が濡れたり、雨が目に入って前を見づらいという状況は避けられる。真冬のランニング用の耳まですっぽりと入る暖かい帽子も寒い頂上で役に立った。
富士山の長い下りで、右足親指の爪の真ん中が外側から半分折れた。富士山の下りは足への負荷が大きく、突き指をしたり内出血したりするという話は聞いていた。私もかなりの負担を感じたので、下山してから靴下を脱いで調べてみたら折れていた。履き慣れた専用の登山靴と登山用の分厚い靴下。サイズはぴったりで隙間はない。ステッキ2本を使用し、足への負担を軽減しながらゆっくり下った。これ以上対処のしようがない。富士山の下りには気をつけた方がいい。しかし幸い内出血はなく、ランニングにも影響ない。

ドヴォルザーク チェロ協奏曲 Vc:デュプレ バレンボイム指揮 シカゴ交響楽団 1970年
デュプレという名前を聞くだけで感動する。残された録音は全て名演、これもまた歴史的演奏である。卓越したテクニック、楽器の鳴りの物凄さ、溢れ出る情感。才能に溢れた人だからこそ、その不幸が際立つ。
1970年の録音ということはDDDという技術もない。にも関わらずSACDよりもいい感じで聴けるというのは一体どういうこと?このCDならアンプもそれほど気にならない。

午後6時10分出発、9km。昨日たった10km走っただけでもう筋肉疲労ですか、全く。まあ大したことはない。今日も日中暑かったのに日没後は風も強く涼しい。汗の量も少ないし、走るのが楽だ。昨日ほどの調子ではないが、悪い調子でもない。ただ、7.5km付近から足が疲れてきたというのは、フルマラソンを走るには全く実力不足。9月は鍛えるぞ!その前に出場するレースを決めないと。500mダッシュ1分55秒。

8月28日
午後6時15分出発、10km。突然絶好調!500mダッシュ1分53秒(1km換算3分46秒)、その後の500m2分19秒(1km換算4分38秒)。体が軽く、勢いよく進む。しまった!10月2日のフルマラソン、申し込んでおけばよかった。もう締め切りは過ぎてしまった。この調子が続けば完全に間に合う。しかしマラソンは人生のようなもの。この調子がこれからずっと続くとは思わない方がいい。涼しくなってきたというのは大きい。体への負荷が少なくなり、楽に走ることができる。

8月27日
メチルパラベンは皮膚の老化を促進する(朝日新聞など)。そしてこのメチルパラベンは多くの化粧品に防腐剤として使われている。化粧をして外出すると皮膚が老化するのである。何とこのメチルパラベンは日焼け止めクリームにも入っているのである。オーマイガー!日焼け止めクリームを塗ったら、あまり日に当たらない方がいい?何てこと!

アクタスでM30トラディショナルを選定。11本から、最も楽に吹け、響きがあり遠鳴りする2本を選定。
アクタスに最近話題のバックンのたるとベルが置いてあった。何人かに所有しているものを吹かせてもらったが、このベルとたるを購入する際は、遠鳴りするかどうかをきちんと見極めた方がいい。自分には何とも心地よいいい音色に聴こえても、ホールの客席ではあまりぱっとしない印象になることが多い。吹かせてもらった中では、T響のM君のベルが、響きがあり遠鳴りもしてよかった。

トゥビン 交響曲第5番 パーヴォ・ヤルヴィ指揮 シンシナティ交響楽団 SACD
数店歩いて、ようやく在庫を見つけた。しかもSACD。期待して聴いた。しかし、どうもSACDという感じがしない。まずこのアンプは駄目だ。音が硬く広がりや豊かさに乏しい。オークションで売ろうかな。広島では同じアンプで何の問題もないというのに困ったものだ。前のラックスが良すぎたし、このパイオニアS955という巨大スピーカーとのバランスが悪い。録音も精度は高いが、もう少し響きや豊かさを出してもいいと思うのだが。それにシンシナティ交響楽団は、アメリカのオーケストラ特有の乾いた響きがする。私はもっとうっとりするような豊かな響きに心地よく浸りたい。現状ではこの曲はこのCDしか手に入らないので仕方ない。

午後6時35分出発、8.4km。富士山から2日休み、休養十分。やはり富士山の疲労度はハーフマラソンよりも少ない。昨日の段階でほとんど回復していた。若干足の親指の付け根が気になる。長い長い下りで常に負担をかけていた場所だ。それと7km過ぎから膝が若干気になった。これは富士山を駆け下りている人がいたので真似をしてみたのだが、その時に痛めたのだ。といってもすぐにやめたので大したことはないのだが。皆さん、膝は大切にしましょう。その時は大丈夫でも、痛めると結構長引きますよ。500mダッシュ1分54秒。下りで好記録が出やすいのだが、それでもなかなかのタイムだ。帰って体重計に乗ると、足の筋肉量が増えていた。富士山でのトレーニングのおかげだろう。

8月26日
France2では連日ペルーなど世界各国で起こっている飛行機墜落事故や追悼式の模様を伝えているのに、日本ではあまり見かけない。なぜ?最近の日本や世界での事故の多発ぶりを考えるとできるだけ飛行機には乗りたくないが、10月の韓国公演だけは業務なのでどうしても乗らなければならない。それとも別行動で船で行きますか?まさか。

トゥビンの交響曲第5番。第1楽章は舌つきの嵐。しかも多分シングルタンキングの速さ。これはきつい。一応出ているようだが、CDは手に入るだろうか。これから探してみよう。

8月25日
午前11時半というのにすでに激しい雨。本来なら今日富士山に出発する予定であった。9時間半睡眠にもかかわらず、時々意識が遠のく。さすがに富士山山頂日帰りはきつい。ただし、足の筋肉に関して言えば疲労度はハーフマラソン以下。サポートタイツとステッキ2本も疲労軽減にかなり役に立った。

一昨日の話。ピアノの田中さん宅でクラヴィーノ・トリオの合わせ。9月25日にバルトークのコントラスツを演奏する。クラヴィーノ・トリオ7年ぶりの活動再開である。ヴァイオリンの大平さんは、そのテンションの高さ、共演者や聴衆に与える緊張感、緊迫感、体に染み付いたバルトークの民族的、土俗的な表現、そのどれを取っても並のヴァイオリニストではない。こういうレベルの方と一緒に室内楽をできるというのは大きな喜びだ。

その後一度家に帰り、準備して富士山へ。ここから先は富士山登山記に詳しく書きますのでお楽しみに。

8月24日
25、26日の予定が台風直撃ということで急遽富士山に登ってきました。昨日の夜合わせの後河口湖駅から五合目まで。今朝5時半出発、戻ったのが4時だから所要時間10時間半。そのうち歩行時間推定9時間。富士山山頂に日帰り往復は皆さんやめておいた方がいいですよ。とってもきついです。詳しく書きたいところですが、非常に眠いのでまた明日。

8月23日
5時半起床、6時25分出発、8.4km。久しぶりの早朝ランニング。久しぶりに早起きしたら5時半はまだ薄暗い。季節はもう秋だ。これなら大丈夫と思って出発したが甘かった。6時半の太陽はまだまだ高く、日差しも強い。気温は大丈夫だが日焼けが気になる。この時間に走るのならもっと強い日焼け止めを塗る必要がある。調子は悪くない。最初からいい気分で走れた。昨日走っていないので若干疲れが取れたのだろうか。500mダッシュ1分58秒。ただしこちらの方がダッシュをするポイントが下りということもあり同じように走ってもタイムは速い。
体重53.7kg、体重400g減。久しぶりの53kg台だと思ったら、水分量が900gも減っていた。朝起きてまず水をコップ1杯、その後VAAMでもう1杯、その後も水分補給したにもかかわらずである。朝のランニングは水分補給に注意しなければならない。VAAMと一緒に塩を舐めようと思ったが体が拒否した。それはつまり体内に水分が不足していて塩など舐めている場合ではないということだったのだ。朝の体脂肪率は高い。8%という数字は久しぶりに見た。夕方もう一度計れば6%になっているはずである。逆に筋肉量は少ない。これも夕方にはまた増えているはずだ。

8月22日
これから埼玉の自宅に移動。

ありゃりゃ、25日は台風直撃ですか。富士山どころじゃないな。参った。

購入者の声
<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
今日吹いてみてビックリです。私の楽器は中音に独特は抵抗感があるのですが、それが解消されてビックリです。別の楽器になったような感じです。低音から高音までスムーズに音が出る。上手になったような錯覚を覚えました。(笑)ほんと有難うございます。

8月21日
午前からゲネプロ、午後本番。吹きっぱなしで技術的に難しい箇所もいくつかあり、楽な本番ではなかった。

不調の原因は睡眠不足かも知れない。忙しい中で走ろうとするとどうしても睡眠時間に影響してしまう。その結果走りの調子が悪くなるなら皮肉なものだ。朝も家で朝食を取るために30分、筋トレのために10分早起きしているが、これらも睡眠時間に影響している。

午後7時10分出発、8km。6時に帰宅してからレーダーを何度も確認。雨雲を一つやり過ごし、危険はあったものの待ちきれず出発。幸い小雨程度で済んだ。今日はとにかく快感を追及。昨日のような状態だと走ることが嫌いになりかねない。しかし昨日よりはましだが調子は相変わらず悪い。4.5km過ぎからようやく体が徐々に目覚めてきた。完全に目覚めたのは6km手前。何とも遅すぎる。タイムも1km29秒が5km〜6kmでようやく5分26秒にアップするという程度。しかしその後は非常に気持ちよく走れた。6.5kmから500mダッシュ2分3秒。筋力は全力の6割程度、ピッチは8割、ストライドは6割という楽な走りなので十分納得できる。むしろやや欲求不満気味。欲求不満を感じるというのはいいことだ。楽なダッシュもいいが、全力の8割ぐらいを出すダッシュには、それとは別の快感と達成感がある。帰宅後、水がおいしく、シャワーが気持ちよく、プロテイン入りの牛乳がまた美味い!ランニングは快感だ!

8月20日
午前中リハーサル、午後学習会。

午後5時5分出発、8km。いつものように日没後に走ろうと思っていたが、どうも天気が怪しい。レーダーを見ると今にも降りそうだ。急いで準備し出発。雲は分厚く、風は強い。ただし西風なので行きは向かい風で涼しいが帰りは追い風で無風状態になり汗だくになる。残念ながら調子は悪い。一体何が原因だろう。一つは昨日一昨日夜走ったことにより、夜の景色に慣れてしまった。昼間の方がスピードが遅く感じる。しかし1km5分26秒というゆっくりしたペースでも余裕がなく、ダッシュしようという欲求が生まれない。5日間走らなかったことによるつけがこういう形で出てきているのだろうか。昼間ということで若干昨日一昨日よりは気温が高い。帰宅後の汗は猛烈だった。もっと楽に楽しく気持ちよく走りたい。そしてその楽なペースを1km5分15秒より速くしたい。今の状態ではフルマラソンは全く無理だ。500mダッシュ1分58秒、ラスト1km5分0秒。タイムはなぜか悪くない。思った通り、午後6時25分に激しい雨が降り出した。走っておいてよかった。

ぜひ太平洋をバックに登りたいと思っていたのだが、富士宮からは何とすでにバスがない。正確には1日に2本あるが時間が合わない。8月後半はシーズンオフらしい。富士山には夏休みの40日間しか登れないということだが、8月後半も駄目なら1年に25日ぐらいしか登れないことになる。確かに昼間は暑くても夜は涼しくなってきた。富士山山頂は骨まで凍えるという。仕方がない。河口湖からならバスはたくさんある。計画を練り直そう。

8月19日
午前中労働条件対策専門部会議。旅費規程について話し合う。
午後からリハーサル。あさってフェニックスで本番。家族向けコンサート。

終了後、好日山荘、AIGLEにて登山用品を買う。スティック2本、膝などをサポートするトレッキングタイツ、ゴアテックスの手袋、携帯酸素、靴に砂が入るのを防ぐためのスパッツ、登山用ズボン。このズボンは速乾機能など機能性も高いが、分離し半ズボンにもなる。トレッキングタイツと長ズボンでは暑すぎることも考えられる。穿いたままで着脱可能、便利である。とにかく万全を期す。考えられること、やれることは全てやる。さて、これで山小屋が取れなかったら冗談にならない。

午後8時50分出発、8km。トレッキングタイツの試着などで遅くなってしまった。今日は一昨日、昨日のランニングで足が疲労している。その前5日間休んでいるからこうなる。それに12時頃に昼食、走る前にバナナを1本食べたとはいえ食事から走るまで時間が開きすぎてエネルギー不足気味である。500mダッシュ2分1秒。あまり力が出ず昨日より大分遅いが、こちらが本来出そうとしているタイムである。
体重54.1kg、体脂肪率6.5%。体脂肪率は一気に下がった。午後の空腹時間が長かったということもその理由だろう。

8月18日
実家から広島に移動。今回の帰省では私にとって唯一の姪の1歳半の時にしか見せない貴重な表情に接することができた。
合宿、演奏会、宴会などの疲れが溜まっている。移動もまた荷物が重く疲労の原因となる。お酒を飲まない普段の生活に戻り、睡眠を十分に取り徐々に回復するしかない。

午後8時15分出発、8km。レッスンがあり出発が遅くなった。昼間暑い割りに風もあり涼しい。5日間休んだために最初にばてたのは腹筋。次に足の筋肉。8月は暑さのため距離も伸ばせないし休みも多すぎた。10月2日のフルマラソンは無理かも知れない。無理にダッシュするつもりはなかったが、走っているうちにその欲求が出てきたため6.5kmから500mダッシュ、1分51秒。思ったよりもはるかに速いのはなぜ?
体重54.4kg、体脂肪率7.5%。5日間も走らず毎晩宴会。当然の結果である。
何とお湯がでない。給湯器が壊れている。ガスレンジは使える。ガスの栓も水道の栓も開いていることを確認した。何が原因か分からない。仕方がないので水シャワー。思ったよりも大丈夫だった。身も心も引き締まる。意外とこれは使える。

8月17日
昨日はMonca de TAD演奏会。前日朝9時から夜9時まで吹きっぱなし。その疲労で口が痛く握力が弱まっている中で夜の演奏会というのに朝からゲネプロ。演奏会の最後でフルマラソンのゴールが見えた瞬間を思い出した。こんなハードな演奏会は私にとってここだけ。業務には業務規定があるのでこんなことはないし、これが仕事ならお断りする。
昼はおか泉で天ざる大。写真や詳しい文章は昨年8月18日の日記を参照してください。昨年同様の艶やかに光る何ともおいしそうなその姿。味もそのとおり。うどんとは食感を楽しむ食べ物だということをここにあらためて書いておきたい。このお店は天麩羅が必ず揚げたてで、特にエビが最高!大きいエビにさらに衣を長くつけ、その衣がまた美味い。
演奏会最初はバルトークのルーマニア民族舞曲。この曲ではエスクラを担当。次がピアソラのタンゴの歴史。この曲は1番クラリネット。持ち替えてすぐ、かなりの集中力を要求され、技術的にも最後まで難しい。この持ち替えはしびれた。演奏会後半のソロで、最後の音がクラリネットの最高音ドの上のレというのがある。これは指使い、アンブシュア、リードなどいろいろと神経を使う。吹き始めてすぐのリードの方が確実に音が出るということを本番中に確信した。新しいリードに付け替えて成功した。
さすが我が師匠、特に演奏会後半のプログラミングやお客さんを手拍子などで一体化し盛り上げ楽しませるやり方は見事。プロも見習わなければならない。
終了後は合宿所で楽しく打ち上げ。高校生と筋トレ。これが教えているだけでは見えない素顔が出てきて楽しい。夜中にならないと明らかにならないことなどもあり、遅くまで楽しんだ。

午後6時10分出発、9km。何と5日間も休んでしまった。ただ高校生達と筋トレを楽しんだので筋肉は思ったより衰えていない。1km5分30秒というゆったりとしたペースで、実家の周りの豊かな自然を楽しみながら走った。数キロ走ると、何とも楽で気持ちよく、このままずっといつまでも走っていたいという気分になる。これぞランニング最高の境地である。巨大な線香花火が火花を出し終え、山の上にごろんと転がりゆったりと休んでいる。その光景は美しく、感動的だった。

8月15日
合宿3日目、明日本番。午前中バルトークとピアソラ、2つのアンサンブルの合わせ。ピアソラはH君のバスクラが入りテンポが急激にアップ。終楽章最後はダブルタンキングの連続。かなり緊張感がある。午後から合奏。この後夜はゲネプロ。1日中吹くというスケジュールは私にとってここだけ。昔より力を抜いて楽に吹いたり人に任せたりするのはうまくなった。歳を取り経験を積んだということか。
Mさんにトスカを吹かせてもらった。先日アリニョン先生の楽器を吹かせてもらった時と同様、響きがあり音が太く、しかも楽に吹ける。まさに理想的な楽器。私のフェスティバルは、プレスティージュやフェスティバルを月に数回、合計これまでに数十本以上選定しているが、未だにこれを超える楽器はないというほどの楽器である。それと比較にならないぐらいいい。Mさんによると難しい点や問題点などもあるそうだが、魅力的だ。欠点は高すぎること。下手をすると私の楽器の倍近い。今のところサトテクノは問題点があるとのことで取り扱う気はないらしい。サトテクノで安く買えるようになれば考えたい。そうでなければこの金額で2本買うのは無理だ。

8月14日
昨日は更新できなかった。私としては非常に珍しいことだ。
地元香川の師匠とその門下生たちによる合宿初日。アンサンブルの合わせと合奏。その後バーベキュー大会。調子に乗って12時過ぎまで飲んでいた。それで更新できなかったのである。この合宿及び演奏会は、私がギャラを貰わず、逆に合宿費などを払って参加する唯一の催しである。

今日は午前中アンサンブルの合わせ。ピアソラの「タンゴの歴史」とバルトークの「ルーマニア民族舞曲」。いずれも名曲だ。ピアソラは最近楽譜が来たのだが、数日しかさらう日がなかったのにかなり難しく大変。
昼は合宿所でうどんを打ってもらい、出来立てを頂いた。香川県ならではの体験である。
その後実家に移動。祖母の七回忌のため午後と夜の練習は残念ながら抜けさせていただいた。

浄土真宗。お坊さん3人、休憩2回を挟み2時間にわたるコンサート。第1部は打楽器を加えてのテンポの速い変拍子の連続が印象的。第2部は聴衆も参加し全員で合唱。第3部は基本的には第1部と同じ。その後お説教で締めくくる。祖母が亡くなって今度の10月で6年が過ぎる。
その後親戚一同で宴会。従弟の子供達が合計10人。どんどん増える。少子化というのはどこの国の話だろうか。生後6ヶ月、1歳半、3歳などの子供は本当に可愛い。記念にデジカメでビデオ撮影。子供は成長が早くあっという間に変化する。半年後に見てもかなり違うために楽しめる。生後6ヶ月のその子にはその時にしか会えない。

8月12日
香川の実家に帰省。東京駅は帰省客でものすごい混雑。売店に並んでいる間にどんどん弁当が売り切れになるという状態。
マリンライナーからの瀬戸内海の眺めは相変わらずすばらしい。瀬戸内出身者が松島を見て「それがどうしたの?」と思う理由である。
久しぶりの実家。といっても私はお盆と正月には必ず帰省することにしている。人生の短さ、儚さを感じる今日この頃だが、実家に帰ると子供の頃の思い出が甦り、これまでの40年の人生もそう短くはなかったなと思う。
実家は相変わらず親戚の子供達で賑やかだ。これほど親戚付き合いの親密なところも珍しいかもしれない。お盆のお小遣いをあげる人数を聞いたら、10人だって。すごいな。
日航機事故の番組を見る。被爆60年、日航機事故20年。この夏はこういう番組やニュースが多い。9歳の我が子を失う悲しみや辛さは想像を絶する。あの時私は芸大寮の近くの居酒屋で飲んでいた。日航機が行方不明というのをニュースでしきりに放送していた。それまでの人生が20年、それからまた20年が過ぎた。人間とは、そして人生とは一体何だろうか。

8月11日
迷惑メールが増えてきた。ほとんどが出会い系である。業者間でアドレスを交換しているのだろう。こうした人の迷惑を顧みないような腐った人間は即死刑。命を懸けてまでと思えばこうした犯罪も減るはずだ。それほど気にならなくなってきたが、それにしても数が多すぎる。1日30通ほど来る。プロバイダーさんも何とかして欲しい。先日知人と話していたら、その人は私のようにHPでアドレスを公開しているわけでもないのに1日10通ほどこうした迷惑メールが来るそうだ。一体どこからアドレスが流出したのか。

8月10日
スターウォーズ。シディアス卿の独裁者、政治家としての才能は凄まじい。自分が独裁者になるために裏で画策し戦争を起こす。元老議員を手懐ける。最も重要な点は、彼がクローン兵を密かに掌握していたことだ。実際にはこれによって勝敗は決している。人類史上、こういった独裁者はこれまで何人もいる。中でもスターリンがイメージとしては近いだろう。裏工作をし、敵対者を暗殺する。彼によって結果的に死んだ人の数は数千万人とも言われる。この映画は独裁の恐ろしさも描いている。しかし彼にも弱点はある。彼は一人でそれら全てを行っている。彼が死ねば全ては終わる。エピソード6で彼は大きな失敗を犯す。親の子に対する想いは時に自分の命を捨ててでもというほど強い。彼はそれを見誤る。ダース・ベイダーに残されていた最後の良心、子への想いが甦り、彼は死ぬことになる。この後の3作というのは一体どんなストーリーなのだろう。

午後6時30分出発、7.5km。調子が悪い。その最大の原因は暑さだ。やはり夏に長距離走るのは無理だ。気温だけではない。今日は特に湿度が高い。そのため汗が蒸発せず体温がコントロールできない。もう一つ。今日の昼若干食べ過ぎたようだ。走った翌日はたくさん食べないと猛烈な空腹感に襲われる。今日は普段食べる定食に餃子を加え、ご飯を大盛りにした。そのため空腹感は起こらなかったが、どうやらその餃子が胃にもたれたようだ。この辺調整が難しいところだ。500mダッシュ2分1秒。基本的に走ることは快感でなければならない。気持ちよさがなく、調子が悪いと感じるときは無理をしない方がいいだろう。

8月9日
スターウォーズ・エピソード3を観た。ずしりと重い。シリーズ中最も深刻な作品である。そしてまた、シリーズ最高傑作と言ってもいいだろう。ヨーダは言う。「生と死は表裏一体。生への執着を捨てよ。」これは完全に仏教、中でも般若心経の教えである。しかし、ではなぜこの教えがあるのか。それは人がそう簡単に生への執着を捨てられないからだ。生への執着は遺伝子に刻み込まれている。それによって種は存続してきたのだ。人には、生きたい、死にたくないという強い本能がある。生に執着しないのなら特に生き続ける理由はない。人々が生への執着を失えば、人類はじきに滅亡するだろう。しかし人類はその知能により、自分がいずれ死ぬことを知っている。生きたいという本能といずれ自分が死ぬという事実、この狭間で人は悩み苦しむ。その苦しむ人々を救うために般若心経はあるのだ。人はまた、自分にとって大切な人が死ぬということに耐え難い苦痛を感じる。この教えは同様に、そうして苦しむ人たちのためのものでもある。
アナキンは、自分にとって大切なパドメを救うために子供達を皆殺しにまでした。溢れる才能と、それ故の傲慢。危なっかしさはありつつも、彼は悩める普通の青年だったはずだ。その彼がいくらパドメを愛し、彼女なしには生きられないと思いつめたとしても、だからといって子供達を皆殺しにまでするのか。残念ながら映画ではそこが描ききれていない。この映画の唯一かつ最大の欠点はそこにある。パドメの命を救うためにダークサイドに落ちたのに、それがパドメの死の原因になろうとは何たる悲劇。そして、両足を切られ、全身を炎で焼かれ、憎しみの塊となった彼もまた悲劇そのものと言えるだろう。

午後7時45分出発、9km。500mダッシュ1分51秒。楽に走ったにしてはかなりいいタイムだ。今日はピッチ走法で。足が軽く、気持ちがいい。8kmぐらいから足が疲れてきた。やはり4日休んだために足に粘りがない。長距離を走っても大丈夫な、どっしりとした粘りのある足にしなければ。

8月8日
昼食と買い物に出かけたら、帰りに猛烈な雨。何となく怪しい雲行きだった。傘を持って行くべきだった。スーパーで傘を買う。200円。最近はこんなに安いのか。傘を差しているというのに全身びしょ濡れ。道は川と化している。マンホールからは水が噴出す。こんな光景は初めて見た。これだけ降ると逆に爽快だ。旅の疲れが取れた。

午後6時15分出発、10km。この4日間走らず毎晩宴会。一体どんな体になっているのかと心配したが、むしろ体は軽くタイムも速い。毎朝10分の筋トレ、それに重い荷物を背負っての移動が効いている。途中から雨が降り出す。昼のような猛烈な雨になるかと心配したが違う種類の雨であった。汗の量ほどでもない。むしろ多少は降った方が涼しくていい。500mダッシュ2分1秒。
5日前に比べて体重は500g増の53.8kg、体脂肪率は0.2%増の6.6%。いずれも想定範囲内、これぐらいならすぐに元に戻せる。

8月7日
八戸から埼玉の自宅に帰って来ました。つつつ疲れた。うううう。楽しい旅でしたが、移動が大変でした。最後のおまけで西武池袋線が人身事故で1時間もストップ。参った。

8月6日
東北もかなり北の方にいるというのになぜこれほどまでに暑いのか。冬寒く雪に悩まされるこの地域が夏がこんなに暑くてはたまらない。
八戸中心街がこれほど栄えているとはびっくり。今日の居酒屋も大正解。田酒はやはりうまい。八戸の地酒と比べてみたが全く別格で勝負にならない。最後の磯ラーメンのスープが絶品。海水がそのまま旨味になったような味であった。

8月5日
残念ながら時間がなくて詳しく書けませんが、今日は能代の居酒屋で楽しく飲みました。「みず」という蕗に似た野菜やじゅんさいなど美味しく頂きました。刺身、天麩羅などどれもおいしく量が多くびっくり。

8月4日
今日から4日間走れないのが辛い。
盛岡駅前の「ぴょんぴょん舎」というお店で焼肉と冷麺を堪能。冷麺はこれまでに経験したことのない弾力の強さに驚いた。

購入者の声
<アルトサックス用とデュコフメタルアルト用ピンクゴールドをご購入の方より>
リガチャ、ありがとうございました。デュコフに変えたら、中学生の初心者だった頃のようになってしまいあせりましたが、リガチャを変えたところ、高校生くらいまで上達しました。イベントが終わったら、もっといろんなアンブッシュアを研究して、私にぴったりな口を見つけたいです。これからも、更なる開発、がんばってください。

8月3日
とあるところに特注の銅線を取りに行く。合計7kg、重い。しかも炎天下。私はこういうハードは筋トレを毎日しているような気がする。

午後6時35分出発、9km。今日は暑かった。日没後のこの時間も大地は暖まり、風は生温い。しかしこちらに移動してからずっとそうだが風がある程度強く最悪の状態ではない。500mダッシュ2分1秒。

二十四の瞳について書きたいことがたくさんある。今日は時間がないが、また時間ができたら書きたい。私は香川県高松市出身。あの瀬戸内の風景を見ただけでうるうると来てしまう。その上にあのストーリー。いつもボロボロになる。人前では見られない。実は名作と言われている高峰秀子主演の映画をまだ見ていない。ぜひ見たいのだがビデオ屋でも見つからない。二十四の瞳ではこの映画が名作と言われている。

8月2日
二十四の瞳。昨年訪ねた「二十四の瞳岬の分教場」や映画村のセットやロケーションがそのまま使われている。詳しくは2004年8月22日分を参照。「マツエ!」突然亡くなった祖母の名前を呼ばれてびっくりした。昭和元年頃の生まれという設定。祖母は明治生まれだから祖母の方が大分年上だ。肺病などで若くして多くの人が死んだ時代。貧乏で学校に通えないのも当たり前。そして最悪の戦争に突入する。多くの命が失われた。小学1年生の時の記念写真。写真は変化しない。それに対して人は歳を取り、死んでいく。生きるとは一体何なのだろう。

午後6時25分出発、10km。今日は曇りがちの天気で気温がそれほど上がらなかった。風も強く体温の上昇を抑えてくれるため10kmを楽に走ることができる。今日も最初は1km5分30秒〜40秒のスローペースで後半徐々に上げる。500mダッシュ2分1秒。その後の500mも2分24秒と昨日同様楽に走っている割には速い。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
まず、吹奏感がすごく楽ですね。B40だと特に高音域のコントロールに苦心するんですがこれだと口を締めすぎることもないので、練習しても疲れにくいです。音は高音も低音もきちんと鳴ってくれます。聞いている家族にも違いがわかるようです。スラー・レジスターキイの練習がとてもスムーズにできるのでうれしいです。寿命がくるまでしっかり使いこなしたいです。お忙しい中、本当にありがとうございまいた。

8月1日
もう8月ですね。

午前中アクタスでマウスピース選定。M30を2本。その後所用で上野へ。駅の中華で昼食。豚肉とナスのあんかけご飯大盛りを頼んだら、「非常に量が多いですが大丈夫ですか?」と聞かれた。やや躊躇したが、そのままお願いした。出てきたのは信じられないぐらいの大盛り。こんなのを残さずに食べる人はどうかしてるなと思いつつ食べたらすんなり入ってしまった。自分が信じられない。最近食事は毎回大盛り。たくさん食べるということも走る上で非常に重要だ。特に今は夏で他の季節よりも2割増しで食べなければならない。走っていない頃なら完全にお腹を壊している量だが、走って消費しているためにこの量を食べても胃腸がちゃんと消化してくれるところがすごい。

午後6時30分出発、10km。昨日走らなかったので足が軽い。ボーっとして走っていたらあまりに楽でつい10km走ってしまった。最初は1km5分30秒から38秒という何とも遅いペース。それが徐々に1km5分15秒から5分20秒ぐらいにスピードアップ。500mダッシュ1分55秒。それほど速く走ったつもりはないのだが、こちらの方が広島よりもタイムの差が大きい。恐らく川の傾斜がこちらの方が大きいため、下りでスピードが出るのだ。その後の500mのタイムが2分24秒、1km換算4分48秒。楽に走ってこのタイムというのは広島ではあり得ない。やはりこちらの方が川の下流に向かって走る時スピードが出る。