9月30日
今日は妹の誕生日。いつもメールだけですまぬ。

午前9時40分出発、5.8km。調子が悪い。
原因
1.昨日の酒。ビールジョッキ3杯、焼酎ロックコップ3分の1。私としては大した量ではないが、それでもかなりの悪影響がある。心拍数が高いのだ。
2.暑さ。まだまだこの時期日差しがある中をこの時間に走るのは暑すぎる。
3.昨日は夕方走った。ランニングの疲労は24時間で回復する。今日は24時間経過していないうちに走ったため、昨日の疲労が残っている。

電動歯ブラシがついに止まった。19日、移動の際に充電器を忘れたのだ。何日動くか試していたが、10日持つということが分かった。1回1分30秒、1日4,5回使用。

飲んだ翌日はグレープフルーツがいい。体が欲している。

9月29日
人生は旅だ。私は今旅に出ている。

午後5時5分出発、7.5km。15km走った後でこの距離は物足りないが、時間がなかったので仕方ない。どの街でも地図を見て川を探す。川まで出て川を下り、そのまま海まで出られれば最高だ。実際街はそういうところにあることが多い。しばらくは都会過ぎて排気ガスが気になったが、途中からは公園になり、いい感じになった。こういった公園も川沿いにあることが多い。

鳥専門店で夕食。刺身が充実している。特に鳥レバー、心臓などは刺身で食べることは珍しい。締めの鳥雑炊は、鳥のだし、鶏肉、卵、三拍子揃って最高の味であった。

9月28日
午前7時50分出発、15.4km。走行時間1時間20分。平均スピード1km5分12秒。祝!黒目川東久留米コース、新座コース、同時完全制覇!コンディションは昨日と同様。途中1km4分台が出て、「おお!今日は調子がいいぞ!」と思ったが、すぐに1km5分10秒〜15秒に落ち着いた。なあんだ。肌寒さを感じる気温で走ると若干体脂肪率が上がる。そろそろ半袖かな。しかしこのまま気温が下がって行くわけではない。気温はまた上がる。臨機応変に対応できるように心がけよう。昨日右足股関節に違和感を感じた原因が分かった。東久留米コースは木屑を固めた、柔らかく足に優しい道。それに対して新座コースはアスファルト。木屑のコースに慣れると着地に対する神経が鈍くなる。今日はアスファルトになった時に走法をアスファルトモードにするよう心がけた。つまり着地に気を使うということである。おかげで今日は違和感なしで快適に走ることができた。さすがに12km過ぎから足に疲労感。15kmぐらいはフルマラソンではまだ序盤。これぐらいで疲労を感じるようではまだまだだ。長い距離に慣れるには、長い距離の走りこみをするしかない。そして、これからは長い距離の走りこみをするのに絶好の季節である。10月の月間走行距離目標300km!ただし韓国公演で走れないと達成は難しい。一人がまずいのなら二人ならどうだ?T氏に相談してみよう。

野口みずき選手の足の外側付け根付近にはこぶのような筋肉が盛り上がっている。これは月間1200km以上走った人にのみつく筋肉だそうだ。マラソン選手の勲章である。彼女は今回のベルリン・マラソンのために2ヶ月で2400km走ったそうだ。1日40kmを雨の日も1日も休まずに走る。普通の人間から見ると、故障せずにそれだけの距離を走れること自体が信じられないが、その陰には徹底した筋力トレーニングがある。腕の筋肉もすごい。そしてその腕を後ろに引く速さと力強さにも驚くばかりだ。

9月27日
午前8時40分出発、12.8km。気温20度、空は分厚い雲に覆われランニングシャツか半袖か迷う絶好のコンディション。一昨日は本番、昨日は夜のコンサートで走れなかったため、今日は普段よりも長い距離を走ってみた。14,5kmのつもりだったが、10km過ぎで右足股関節に若干の違和感を覚えたため大事を取った。しかし大事を取りすぎかも知れない。違和感はしばらくすると消えた。1km最速5分4秒、平均5分10秒〜16秒。コンディションがよくダッシュもしなかったため、むしろ普段よりも負担は少ない感じがする。
ここでフルマラソンをイメージしてみる。
0〜5km 1km5分20秒 5km26分40秒
最初はウォーミングアップを兼ねてゆっくり走る。また、周りに人が多すぎ、これ以上速く走るのは難しい。
5〜30km 1km5分10秒 5km25分50秒 25km129分10秒
5km〜20kmは1km5分5秒という設定でもいいぐらいで、余裕がある。逆に25kmを過ぎるとこのタイムを維持するのは難しい。
30km〜35km 1km5分15秒 5km26分15秒
これも実力に対して若干高い目標。
35km〜42.195km 1km5分20秒 38分22秒
これはかなり高い目標。実際には何とか5分30秒を超えないように必死で頑張るという状況だろう。
トータル42.195km3時間40分27秒
今回はアップダウンもあるため記録更新は難しいだろうが、走るからにはベストを尽くそう。

録画していたベルリン・マラソンをようやく見る。野口みずきが日本新記録。今日私が走った時の気温が20度、このベルリン・マラソンゴール時の気温も20度。しかし日差しがあるかないかで体感温度は全く違う。それとスピードが全く違う。私は今日は1km5分10秒、あちらは1km3分18秒である。残念ながら私が全力疾走してもこのタイムにはならない。当然ながら速く走れば走るほど体は熱をたくさん発生させる。冬場のマラソンで速い選手ほど薄着になるのはこのためだ。彼女の言葉。「走った距離は裏切らない。」マラソンというのは努力のスポーツである。走った距離だけ速くなる。元々彼女に大した素質はなかった。彼女は努力するという才能に恵まれていたのだ。最近ヴァイオリンの世界の奥深さと恐ろしさを知ったが、結局ヴァイオリンも練習が全て。「練習時間は裏切らない。」である。もちろん他の楽器も同じだ。

9月26日
室内楽の演奏会も終わり、業務のオペラは有給で休んでいる。定期も韓国公演も今回は楽をさせてもらっている。というわけでしばらく暇なので山にでも登ろうかと思っていたら、突然やたらと大変な用事が入ってしまった。こうして毎年紅葉を楽しめないまま冬になるのである。

クアーズ・カルテットの演奏会を聴く。我が広響コンサートマスターT氏がトップ。2ndヴァイオリンとヴィオラはN響の若手。全員が相当に高いレベルにある。このメンバーの中でも一際光り輝いているのだから、T氏はやはり素晴らしい。非常にレベルが高く集中力のあるすばらしい演奏会であったが、少し息が抜けるようなリラックスした曲もあってもよかったかも知れない。

9月25日
浜離宮朝日ホールで本番。なかなかいい響きのホールである。客席数552。室内楽にはほどよい。田中さんはこのホールを満席にしてしまうのだからすごい集客力の持ち主である。大平さん、田中さんとのアンサンブルはお互いに以心伝心ができ、とても心地よい。タイミングも、バランスも、音色も、音楽も、音を出した瞬間にすでに息が合っている。音を出す前の雰囲気ですでにそれを察することができるのだ。クラヴィーノ・トリオ、8年ぶりの復活公演である。後半はソプラノお二人、テノール、バリトンの4人の声楽家の皆さんと田中さんの共演。非常に楽しいステージとなった。終了後スタッフ、田中さんのご家族、出演者で打ち上げ。足立さつきさんのような雲の上の方とお話でき、楽しい時を過ごした。今後はクラヴィーノ・トリオの公演、チェロを加えてメシアンの世の終わりのための四重奏曲、クラリネット、チェロ、ピアノでブラームスのトリオなど、定期的に室内楽に取り組み、大いなる刺激で自らを活性化し演奏向上につなげたい。

9月24日
久しぶりにバルトークのコントラスツのCDとレコードを聴いた。CDはグッドマンの演奏。ヴァイオリンはシゲティ、ピアノはバルトーク本人という歴史的演奏である。元々この3人で演奏するためにこの曲は作られ、アメリカ各地で演奏された。楽譜にはかなり作曲者がこだわったに違いないと思えるテンポが書かれていて、それには確かに意味がある。しかしこのCDの演奏はそれにあまりとらわれないおおらかな演奏である。まるでライブ録音のように、かなりずれているところが数箇所ある。レコードはボイケンス。20年ほど前、まだ学生だった頃に購入したものだ。今聴くとボイケンスは音が細く小さい。仕掛けを楽にしすぎていると思う。両者ともクラリネットの限界の範疇での演奏である。クラリネットは内圧が高く、その分キーを重くしなければならない。また、顎の筋肉をかなり使うため腕の筋肉にもどうしても力が入る。精神的にはもっとさらいたいのに肉体的にはさらえない。そういう状況といつも私は戦っている。このクラリネットの壁を超えた人を私は知らない。クラリネット奏者は皆、人間であるという肉体的限界とクラリネットというある程度以上さらうと逆に吹けなくなってしまうという難問を抱えた楽器の間でベストを尽くしているのである。

午後4時30分出発、9km。台風とつながった雨雲のためいつ雨が降ってもおかしくない状況だが、今降っていないのに走らないというのはランナーとして納得できない。走り始めは降っているのか降っていないのか分からない程度の霧雨。これぐらいならむしろ汗の代わりに体温を下げてくれるため好都合だ。涼しいため調子は非常にいい。楽に走っているのに1km5分4秒〜8秒程度。それと、レース前日には走った方がいい。昨日に比べて今日の方が筋肉が目覚めている。500mダッシュ1分59秒、その後の1kmも4分44秒。途中から激しく降り始めたので引き返した。びしょ濡れになりながら走るというのも気持ちいいものだ。ただしこの気温でこれだけ濡れると体温が下がりすぎるので気をつけなければならない。帰ってすぐにシャワーを浴び、髪を乾かした。

9月23日
今日は秋分の日。

大変間際になってしまいましたが、9月25日に室内楽の演奏会を行います。皆さん、よろしければいたしてください。

<アンサンブルピザニスト田中明子の真髄>
曲目
矢代秋雄 2本のフルートのためのソナタ
バルトーク コントラスツ
レオンコアヴァッロ マッティナータ
トスティ セレナータ
チマーラ 何処にでも
ヨハン・シュトラウス オペレッタ「こうもり」より
“侯爵様あなたのようなお方には”
時計の二重唱“しなやかな身のこなし”
チャールダーシュ“故郷のしらべは”他

フルート:ザビーネ・ザイヘルト、向田寧子
ヴァイオリン:大平まゆみ
クラリネット:高尾哲也
ソプラノ:三縄みどり、足立さつき
テノール:大岩篤朗
バリトン:清水宏樹

9月25日午後2時開演(午後1次30分開場)
浜離宮朝日ホール
入場料:4500円(全自由席)

CNプレイガイド 03−5802−9990
東京文化会館チケットサービス 03−5815−5452
コンサートマネジメント:ミリオンコンサート協会 03−3501−5638

以前共演したテノール歌手の方が漫才でデビューした。島田夫妻。「そんなあほな!」と普通言うところで、「カンツォーネ!」とすばらしい歌声を披露するそうで、滅茶苦茶面白いらしい。

午後7時出発、10.5km。昼間暑く、7時になっても涼しいとまではいかない。少し肌寒いぐらいが走るにはベストである。昨日所用で走れなかったが、休んで調子がよくなったというよりは、筋肉が眠りに着いた感じがする。500mダッシュ1分59秒。こちらでは大したタイムではない。体から速く走りたいという欲求が出て制御不能になるほど内側からエネルギーがほとばしって欲しいと思うのは贅沢か。10.5kmを楽に楽しく気持ちよく走ったのだからよしとしよう。

9月21日
昨日は昼食も夕食も食べ過ぎた。体重700g増、体脂肪率0.3%増。運動しながらたくさん食べると筋肉量が増加するが、同時に体脂肪率も増えるのが問題である。

午前7時半出発、10km。起きるのが遅く、若干晴れているので夕方にしようかと迷ったが、夕方走って翌朝また走るのはきついので結局午前中にした。半分晴れたり曇ったり。基本的には曇り空で助かった。完全に晴れていれば暑さと紫外線で大変だっただろう。500mダッシュ1分54秒。やはりこちらの方が同じように走ってもかなりタイムが速い。8km過ぎから疲労感。こんな状態じゃフルマラソンは遠い。帰ってかなり汗をかいているのを見て気が付いた。まだ暑いのだ。気温が下がったとはいえ、この季節この時間は日差しが少しでもあれば暑い。このコンディションでは10kmが限度だ。

先日長崎でお土産として買った有田焼のマグカップがとてもいい。色もデザインも手触りもいいのだが、最もすばらしいのは口に触れる際の感触である。適度な厚みとほどよいカーブ、表面の滑らかさ。それらが相まって何とも心地よい。ブランドのよさというのはこんなところに表れるのか。最初に使った時驚いた。

9月20日
午前5時起床、6時出発、9.5km。久々の早朝ランニング。やはり夕方に比べると若干体が起きていない感じがする。体脂肪率も夕方より1%ほど多い。6時台前半は、ウォーキングする人9割、ランニングする人1割。これが後半になると徐々に通勤通学の人が増えてくる。曇っているため放射冷却現象がそれほどなく肌寒い感じはなかったが、日差しがないのは助かる。時折うっすらと太陽が見えたが、晴れていればこの季節、この時間でも結構暑くなるし紫外線が気になる。もうすぐ秋分の日だ。

アクタスでマウスピースを選定。M30が21個、5RVライヤーが24個。個数は多いがレベルは期待したほどではなかった。1次審査で残ったのは共に3個。とにかくちょっとでも引っかかりがあると駄目。いかに楽に、素直に息が入るかということが最も重要。その基準を満たしたのがこれだけということである。後は音色。この両方が得られればすばらしいマウスピースになる。特にM30では、抜けのよさと太く柔らかい音色が両立したなかなかのマウスピースを選ぶことができた。

アルフレッド・リードさんが亡くなった。84歳。管打楽器をやっている人なら知らない人はいない。十数年前、ジャパン・スーパー・バンドでコンサートマスターやソリストを務め、数多くの演奏会で共演することができた。あの頃は70歳代だったのか。非常に元気な方だった。彼の作品の中でも特に有名なアルメニアン・ダンス。そのクラリネットパートで中学の頃から疑問に思っていた箇所があった。似たようなフレーズだが微妙にリズムが違うのだ。それについて質問すると「あー、それは私も知っている。同じように演奏してもらっていいんだ。」と返ってきた。その時体がジーンとしびれた。中学の頃から知っているあの曲の作曲者と今一緒に演奏しているのだという喜びが沸きあがった。若干摂取カロリーが消費カロリーに対して多すぎたか。カロリーオーバーは老化の原因となる。しかしどうやっても人は死ぬ。自分が死ぬと分かって生きている人間とは一体何なのだろうか。

アクタスの後は和幸で豚カツをお腹一杯食べることを楽しみにしている。走る以前はキャベツ、お味噌汁だけだったが、走るようになってからはご飯もお代わりする。今日はロースカツとヒレカツの盛り合わせ。頭の中でロースカツとヒレカツが激しく戦う。「うわ!ヒレカツってこんなに美味しかったのか。今までロースカツにこだわっていたのは間違いだった。」「いやいや、ロースこそが肉。ヒレなんて甘っちょろいぜ。」

普段履く靴で悩んでいる。現在はティンバーランドの革靴。しかし実はゴアテックス。ゴアテックスの靴を履くと、雨の多い日本ではもう元には戻れない。しかしこの靴には大きな欠点がある。長い距離を歩いていると足の指がジャンケンのグーのようになって疲労するのだ。これは空間がありすぎるということだろうか。ランニングシューズにも惹かれるが、ゴアテックスは特殊なものしかない。登山靴で探すべきか。しかしいまいち気に入らない。もう少しいろいろと調べてみよう。

9月19日
昨晩から猛烈な疲労感。余計な疲れが半分、ドヴォルザークのチェロ協奏曲でソロが多いことによる疲れが半分。しかしあれだけ大勢の聴衆の前でこの曲のクラリネットパートが吹けるというのは何にも代えがたい喜びである。聴衆に感動してもらうこと、それが自分にとって生きる証と言ってもいいほどの生き甲斐になり、喜びになる。

埼玉の自宅に移動。猛烈な疲れで意識が朦朧とし、いくつか普段忘れることのないものを忘れてしまった。以前演奏しながら同時に全て暗誦して司会をするということをやったことがあるが、その後の演奏会で燕尾服を持っていくつもりで黒服を持っていった。あの時も脳が限度を超えていた。今回も似たような状態である。

こういう時は練習するに限る。しばらく練習しているうちに、徐々に体中の血液が浄化されていくような感じがする。疲労がすーっと抜けていくのである。

購入者の声
<ルソーバリトンサックス用ピンクゴールド(お送り頂きオーダーメイド)、クラウドレイキー用ピンクゴールドをご購入の方より>
音がクリアーに伸びる感じがしてとても高感度です。ルソーにはかなり合う感じです。フルバンのバリには最適であると思いました。レイキープラスプラスチックリードでは凄くエッジの立つビッグバンドのリードに適した組み合わせのような気がします。ありがとうございました。

9月18日
今回の定期演奏会はいい演奏会であった。エッレルの交響詩「夜明け」は文句なしの名曲である。これから日本のオーケストラでもレパートリーとして定着するだろう。ドヴォルザークのチェロ協奏曲。これはチェロの名曲と言うよりは、全ての管弦楽曲の中でも屈指の名曲と言うべきだろう。今回はひどい邪魔が入ったが、ゲネプロ、本番でようやく曲に浸り、感動することができた。この曲のすごいところは、チェロの極上のメロディに対して、それと同じぐらい魅力的なメロディがいくつも同時に重なるところである。決して単なる伴奏ではないし、そういうバランスにしてしまっては曲が死んでしまう。あくまでもワクワクするようなメロディが同時進行しなければこの曲本来のよさは出ない。
トゥビンの交響曲第5番は日本初演である。買ったCDを聴いた印象は、ただのつまらない曲。しかし生演奏では全く違った印象になった。曲の良し悪しは残念ながらCDでは分からない。ショスタコーヴィチの交響曲第7番などは特にCDと生演奏の印象が著しく異なる曲だが、この曲もかなりその差が大きく感じられる。作曲者が意図した暗さ、深さ、冷たさなどが温度となってこちらに伝わってきた。

午後7時5分出発、8km。昨日同様夏の気温である。肉体的にかなり疲労が蓄積している。明日は移動日だし、休もう。肝臓に余裕がない。これは蓄積疲労と暑さが原因である。500mダッシュ2分2秒。

9月17日
某氏が面白いことを言った。「あれじゃ『だるまさんがころんだ』だ。」

チェロの長谷川陽子さんはデュプレを思わせるすばらしい演奏。ただ今回はひどい邪魔が入ってソロを集中して聴けないのが残念。長谷川さんも随分やりにくいだろう。可哀想に。

しかし長い指揮者コーナーだ。40分もやるのは初めてだ。

午後6時15分出発、8km。出発が早いということもあるが、また夏に一歩戻った感じだ。まあ汗だくになって走るのも気持ちいい。汗と一緒に疲労やストレスが体外に流れ出る。シャワーを浴びれば体は完全にリセットされ、精神的にも肉体的にもいい状態に戻る。若干ここ数日涼しくなったということと新しいシューズを買ったということで調子に乗りすぎた。足の筋肉も内臓も疲れ気味である。本来ランニングというのは週に1日は休むものらしい。私の場合は定期演奏会本番や雨が激しく降った時に休むことにしているが、そうすると気が付くとずっと走り続けていることがある。今はそんな状態だ。明日も珍しく昼本番なので本番後走れてしまうが、休んだ方がいいかな。500mダッシュ1分56秒。全体にタイムとしては悪くない。

購入者の声
6月の発表会で使わせていただいたのですが、音のエッジが丸くなり、リードミスも無くなりました。とても素晴らしいリガチャーだと思います。ありがとうございました。これからも、このようなすばらしいものを作っていってください。

9月16日
午後7時20分出発、10km。昨日一昨日と秋に三歩進んだが、今日は一歩夏に戻った感じだ。結構汗をかいたが、もちろん夏ほどは暑くない。夏のように暑ければ10kmは走れない。新しいシューズが絶好調である。足が軽い!羽根をつけて飛んでいきそうだ。1km5分20秒から、体がほぐれると1km5分12秒程度にまでタイムがアップする。1kmダッシュ3分59秒。ちょっと飛ばしすぎかな。1kmダッシュの時は10kmレースを想定しよう。このペースで10kmは多分無理だ。

9月15日
リハーサル後運営委員会。

ナイキストアへ。ランニングシャツ、ランニング用短パン、ランニングシューズを購入。最初にランニングシューズを買って丁度1年。最初の4ヶ月はその1足だけで1000km走った。これですでにかなりくたばっている。その後埼玉には別に1足買い、広島のランニング時のみ8ヶ月使用。推定走行距離2000km。1200kmで交換した方がよいとされているのでとっくに交換時期を過ぎてしまっている。新しいシューズはその軽さとクッションが気持ちよすぎ。走りたくてうずうずしてきた。ランニングシャツは以前買おうとここに書いてからかなり時間が経ってしまった。ようやくこれでローテーションできる。

午後8時50分出発、10km。ウェア上下とシューズ全て新品!モチベーション最高!新しいシューズは特に速く走ろうとした時、自分が思う以上に先に行ってくれる。普通乗用車からスポーツカーに乗り換えたようだ。決して無理に速くしないよう、自分の欲求の範囲内でと意識しながらも1km5分2秒までスピードが上がる。これは気持ちいい。1kmダッシュ、4分9秒。久しぶりの1kmダッシュはやはり長い。このペースで10km持つかどうかという感じ。私の10kmの実力は43分ぐらいだろうか。涼しいというのは何ともうれしい。10km走っても暑い時の8kmよりも負担がはるかに軽い。ようやく長い距離の練習ができる季節になった。私はこの季節を待ち望んでいたのだ。肉体的に負担が大きく、長い距離を走れず、消耗が激しく、速くも走れない。そんな夏よ、さようなら!

9月14日
午後6時50分出発、10km。急に涼しくなった。肌寒さを感じるほどだ。ついにランニングに適した季節がやってきた。昨日は夏、今日は秋。同じように走っていても体への負荷が全く違う。これはいけると感じ、距離を10kmに伸ばした。しかし体の負担はむしろ昨日よりも少ないぐらいだ。膝や股関節の負担は若干高まる。足の筋肉の疲労度も少し増す。しかし体全体としては昨日より楽だ。8.5kmより500mダッシュ2分7秒。楽に走りすぎたか。まあダッシュにもいろんなスピードがあっていい。さて、これから11月のフルマラソンに向け距離を伸ばす時期だ。涼しさを感じたら基本の距離は10km。前回4月のフルマラソンでは足を故障してしまった。今回は足を壊さないことが第1目標。そのためには最低でも20km、できれば25km、30kmの長距離練習が不可欠だ。

<11月13日のいびがわマラソンでの目標>
1.足を故障しない。そのために20kmから30kmの長距離練習を必ず行うこと。
2.景色を楽しむ。
3.4時間を切る。
4.自己記録更新。高低差のため難しいが、できれば達成したい。

9月13日
八代から水俣まで肥薩おれんじ鉄道で移動。途中しばらく海岸沿いの眺めがすばらしい。

今日もサウナで楽しく本番。なあに、これぐらい、ランニングの時にかく汗に比べれば10分の1だ。
しかし音程は合わない。自分がかなり高くなっているので下げると、周りも高いので相対的に自分が低くなる。でも高くなるのは管楽器。弦楽器はむしろ暑いと下がる。という訳でピッチは混沌とし、どうしたらいいのかよく分からなくなる。学生時代にアマチュアオーケストラでエキストラとして演奏したことがある。ガリバー旅行記にある、一人だけまともな人状態である。合わせようとすると調子が悪くなる。あれに似た状態である。

九州新幹線、リレーつばめ、山陽新幹線を乗り継ぎ広島に帰って来ました。久しぶりです。さすがに朝10時前から午後7時前まで移動、本番、移動と続けるときつい。

午後8時45分出発、8km。久しぶりの瀬野川。コースが砂に埋もれている。芝生の上には流木。そうか、台風の時ここは川だったのだ。広島もまだ暑い。猛烈な汗。久しぶりに500mダッシュ1分52秒。ダッシュを始めると、足がコントロール不能なほど前に行く。散歩に行きたくてたまらなかった飼い犬状態である。ごめんね、しばらくダッシュができなくて。走らない人には理解しにくいかも知れないが、走ると疲れが吹き飛ぶ。旅の疲れもすっかりなくなった。

購入者の声
<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
一度あのレスポンスを体験すると他のリガチャーは使えません^^;

9月12日
今回の長崎滞在は思い出深いものとなった。ホテルの部屋を出る時、住み慣れた家を去るような寂しさを感じた。

鳥栖まではかもめで移動。ゆったりとしたグリーン車のような座席とくつろげる車内。いい雰囲気なのだが、ちょっと揺れすぎ。本を読むと酔ってしまう。

荒尾の小学校で本番。今日も暑い。みんな汗だく。しかし小学生達のひたむきに歌う姿に感動をもらった。

八代まで在来線で移動。どこまでも続く田園風景。日本って広いなと思う。

八代駅目の前の旅館に宿泊。LANも無線LANも冷蔵庫もないが、旅館なので当然のこと。料理が美味しいと評判なので楽しみである。

午後6時25分出発、推定8.8km。こちらは広島よりも日差しが強い。とても日中走る気にはならない。日没を待って出発。旅館は八代駅の目の前。八代駅を背に真直ぐ走ると球磨川に出る。ここからは車の通らない、しかも整備されたすばらしいランニング・ウォーキングコースである。排気ガスがないきれいな空気、川幅の広い立派な川。その川はどんどんその川幅を広げ、最後にはどこから海でどこからが川か分からなくなる。行きは夕焼けを見ながら走った。空のピンク色や灰色が川にも映し出され、風によって波紋が広がり、川に映し出されたそれらの色がが揺らぐ。ピンク色は時に鮮やかさを増す。その変化がまた美しい。日本全国ランニングの旅。かけがえのない素晴らしい趣味を見つけた。果たして韓国ではランニングできるのか?世界各国ランニングの旅というのもいい。

購入者の声
<アルトサックス用金メッキ、ピンクゴールド、ロジウムをご購入の方より>
取付に関してはすんなりと違和感なく装着できました。音色に関しては、まだ初心者なのですがオクターブキーを押しての高音がものすごく楽にでて音も大きく響くような感じを持ちました。練習してもっといい音が出せるようにがんばりたいと思います。ありがとうございました。

9月11日
午前10時から12時までヤマハで練習。今日はこの時間だけしか開いていないとのこと。

昼食は、昨日行かない方がいいと言われた江山楼で特上ちゃんぽんを食べる。観光客が集団で次々と訪れ、明らかに観光客で成り立っている。しかしその味は昨晩入った向かいの宝来軒とは比較にならない。こちらの方が格段に美味い。スープの味は濃厚なのだが塩と油は控えめで、これなら飲み干せる。その味わいは四海楼とどちらが上か判断に迷うほどである。今回は特上を頼んだが、特上を頼むべきかどうかは疑問だ。フカヒレはそのまま食べても大して美味くはない。スープと一緒に食べるとしかし非常に美味い。要するに味付け次第でどうにでもなるのだ。若干スープの味付けが濃厚すぎ飽きを感じたため四海楼に軍配を上げるが、レベルの高さは素晴らしい。現時点で堂々第2位のお店である。

コインランドリーで洗濯をしつつ、近くの出島を観光。最近復元されつつあり工事中の建物も多い。おみやげで1冊面白い本を見つけた。「出島生活」。中に「出島新聞」というコーナーがあり、このタイトルがいい。「前代未聞!夫婦同伴で来日 どうする長崎奉行」「「失恋ドクター無事発見さる 遊女にふられて傷心、姿消す」などなど。これから読むのが楽しみだ。

あまりの日差しの強さと暑さに観光を断念。ヤマハやコインランドリーと何度か往復しているだけで日射病になりそうだ。こんな暑さの中で体育館で演奏しようというのだから無茶な話である。じっと聴いていなければならない生徒達も可哀想だ。

午後6時50分出発、9km。長崎最後のランニング。普段なら日没直後に走ろうと思うのだが、ここでは夜になってから走りたいと思う。夜景があまりにも美しいのだ。今日は水辺の森公園周辺を2往復したが、何度走っても飽きない。今回の旅での最大の喜びは夜のランニングであった。

近くでちゃんぽんを食べたが、書く気にならない。省略。

長崎写真館、富士登山記を一気に書き上げた。写真が多くファイルサイズが大きすぎ、別のHPからリンクしたり、これまでの旅行記・写真館を一緒に移動したりと大変だった。皆さん、よろしければご覧になってください。

9月10日
人間とは川の淀みのようなものだ。H20は口から入り、体の一部となり、皮膚から蒸発し、肺から水蒸気として排出され、尿や便として排出される。他の物質も同様。人間は物質の流れが一時淀む、そういうところだ。

今日は観光の日。まず路面電車で平和公園へ。平和祈念像は顔がひどい。理想も志も慈しみも希望も何もない。顔はその人を表す。もう少し仏像の名作やロダンを勉強した方がいい。
次に浦上天主堂へ。中ではお葬式が行われていた。合唱には感動がある。サンクトペテルブルグではどの教会に行ってもプロレベルの4人を中心とした合唱が行われており、そのレベルの高さと、とても長い間社会主義国だったとは思えない信仰心の深さに感動した。このお葬式での合唱はプロが主導していないためそこまでのレベルではなかったが、長崎におけるキリスト教信仰の根の深さを実感した。死んだら天国に行ける。そう信じて生き、そして死ぬということは幸せなことだ。しかし残念ながら私には自分に都合の悪い事実に目をつぶるということはできない。事実は事実として認めるしかない。事実としての人間は、物質の淀みに過ぎない。多分私にとって、自分の死という難問を解決してくれる可能性があるのは般若心経だけだろう。
長崎原爆資料館へ。焼け焦げた母子の写真や、母の死を語る文章には心を揺さぶられる。今朝出発前に見たのはアウシュビッツに関する番組だった。人間が人間に対して、ここまでおぞましい行いをすることができるのだ。人類の歴史は殺戮の歴史である。チンギス・ハーンは大虐殺者だし、スターリンもポル・ポトもそうだ。残念ながらそれが人間の本質なのだ。これからはそうした悲劇は起こって欲しくない。一人一人が平和で幸せに暮らせるように、人類全体が知恵を出し合い協力して未来を築いていかなければならない。
平和祈念館へ。建物が非常に美しい。テーマは水。被爆した人々が水を欲したところに由来する。水の揺らぎが光となって建物に映し出され、天窓から取り入れた光がガラスを美しく照らす。コンクリートは木材を型にし、思わず触りたくなる質感になっている。
長崎駅まで戻り昼食。今回のテーマはちゃんぽん。駅近くの飛龍園へ。適当に入ったので期待していなかったが、美味くてびっくり!スープは昨日の四海楼に匹敵する。炒めたキャベツに若干焦げ後があるあたりに庶民的な感じがあるが、質はかなり高い。スープを昨日同様全て飲み干した。大満足である。
稲佐山展望台へ。まず長崎駅からバスでロープウェイまで。そこからロープウェイで5分。美しい景色を堪能したが、どうやら夜景の方がきれいなようだ。山頂まで走って登ってきたらしき50歳ぐらいの男性。高低差333m。歩いてもそう楽ではないだろうに。すごいな。
浜市アーケードは非常に活気がある。各立候補者の賑やかなこと。ここでの選挙戦は相当激しい。
4時から7時までヤマハで練習。帰りにお勧めちゃんぽんを教えてもらう。
中華街はまるで異国。江山楼が有名だがその向かいがうまいとのアドバイスを受けて、向かいの宝来軒というお店へ。ソボロちゃんぽんを注文。ものすごい量。しかも麺ではなくその上に乗っている具の量がすごい。ここはキャベツではなく白菜を使うのが特徴。若干塩味が強めだが、スープは美味い。しかし白菜は淡白すぎ、その白菜を炒めた油が入りすぎているように感じる。塩味も強すぎ。私はスープを飲み干したくなるちゃんぽんが食べたい。
長崎屋でカステラの切れ端550円を買う。すごい量だ。食べきれないぞ。
みやげ物屋でマグカップを買うなど、練習を除いて充実した観光の1日であった。

9月9日
午後の体育館は今回最高の暑さ。これじゃどうやってもピッチが合うはずはない。集中力にも影響する。湿度が高く、音響は悪く、弦楽器はホールの半分程度しか鳴らない。特に夏の暑さを残すこの季節に体育館音教は最悪である。これらの致命的とも言える問題点は、皆さんによく理解してもらいたい。オーケストラは演奏するにも聴くにもホールがいちばんいいのです。こんな当たり前のことがどうしてないがしろにされるのだろうか。例えば都響は音楽鑑賞教室をたくさんやるが、当然のことながら全てホールで演奏する。生徒の皆さんにはバスで集まってもらえばいいのです。ホールの半分しか鳴らない弦楽器で聴いて、それをオーケストラだと思われたらこちらも困るのです。ぜひいい音響で、いい状態で本物のオーケストラを聴いて欲しい。

一度ホテルに戻り、それからグラバー園へ。路面電車で行くのだが、途中で乗り換えなければならず面倒。100円という値段は安い。
グラバー園は何といってもその立地がすばらしい。小高い岡の上にあり、眺めは最高!詳しくは「長崎写真館」に記したい。しかしその前に、「富士山登山記」をまだ書いていない。忘れちゃうよ、おい!
大浦天主堂は若干中から見上げた天井の構造が面白い程度。特にわざわざ行くほどのところとは思わない。
帰りに四海楼でちゃんぽんを食べる。昼食べに行った数人に薦められた。まずその建物がすごい。唖然とするほどである。これも「長崎写真館」で紹介したい。味はすばらしいの一言。何といってもスープが美味い!やっぱりラーメンはスープで決まる。私は香川県人なので麺には相当うるさいが、ここまでスープが美味いと麺にも甘くなる。やはり塩分は控えめの上品な味。しかし飲んだ瞬間思わず笑ってしまう。この快楽はどこから来るのか。豚骨によるとろみと甘み、そこに控えめの塩味、豚バラ、イカ、野菜の味が絶妙のバランスで混ざる。長崎に来たらここは外せないだろう。
帰りは水辺の森公園を写真を撮りながらゆっくりと歩いて帰った。丁度山の向こうに日が沈み、夕暮れのいい雰囲気。実はホテルからそう大して遠くない。ここは昨日走ったところだが、何度来てもいい。毎日でも来たい。潮の香り、船、港、美しい夜景。何ともロマンチックな場所である。

午後8時30分出発、推定8km。午後6時頃夕食を食べたので出発が遅くなった。またまた水辺の森公園。夜景が美しい。毎日来てもいいというよりは、一日に何度来てもいい。帰りは港を回り、海岸沿いの道を北上。

9月8日
博多から久留米、田主丸と移動。音教本番。今日も蒸し暑く、今日も子供達は元気一杯である。
そういえば私の埼玉の自宅は最寄り駅が東久留米。札幌の南にある北広島市は、広島の人が移住した町だ。ということは、東久留米市も久留米の人たちが移住した町なのだろうか。ちなみに今話題のニューオーリンズは、新しいオルレアンという意味だ。Orleansをフランスではオルレアン、アメリカではオーリンズと読む。東京が東の京都という意味だということを知らない人はいないよね。

本番後長崎に移動。長崎は初めて。ワクワクする。

午後6時50分出発、推定7.8km。何てすばらしい眺めなんだ!狭い湾を街が取り囲み、土地が狭いために山の上まで住宅が密集している。その夜景はまるで宝石箱のよう。港には多数の船。異国情緒たっぷりの建物が立ち並ぶ。長崎水辺の森公園はまさにランニングのためにあると言ってもいいほど。走っている人も数名見かけた。港に停泊する船や美しい夜景を見ながら、車の通らない広々として快適な道を走る。これまでいろんな街を走ってきたが、これほど感動したのは初めて。今夜は素晴らしい夜となった。

夕食はホテルの手書きの地図にお勧めと書いてあった「江戸びし」という店へ。そこで特製ちゃんぽん(950円)を食べる。600円の普通のちゃんぽんとどう違うのか興味のあるところだ。さすが特製というだけあって、エビ、ホタテ、イカ、きくらげ、などなど書き切れないほどの具材が山盛り。味は薄味。私は基本的にラーメンを食事とは思っていないが、この長崎ちゃんぽんだけは許せる。塩分や油を抑え、野菜などの具がたっぷり。栄養面では完璧な食事である。しかし、麺はぶつぶつと切れるし、スープは魅力に乏しい。それほど大した味だとは思わない。あの物々しい感じの文明堂裏。観光客はまず来ない立地。地元のサラリーマンでにぎわっていた。私の評価が厳しいのは香川県出身でしかも音楽家だからだろうか。

ホテルは4日間泊まるにしてはちょっと狭いかなあ。でも目の前が港で海が見えるという立地はすばらしい。

なるほど。インターネットというのは調べると何でも分かってしまいますね。東久留米市という名前になったのは1970年。つい最近のこと。それよりも西武池袋線の東久留米駅という名称の方が古い。これは九州の久留米と区別するためだったと言われている。久留米の由来は市内を流れる久留米川。現在は黒目川という名称で、私が埼玉の自宅にいる間毎日ランニングで走っている川である。言葉の由来というのは面白い。

9月7日
今日から1週間の演奏旅行。といっても本来一度広島に帰る予定なのだが、間の2日を長崎観光することにしたのだ。経費は若干赤字程度。定期演奏会が近くさらわなければならないため、その2日間に長崎のヤマハを計5時間借りている。この費用五千数百円が結構大きい。
今日は台風の影響で、在来線も新幹線も遅れが出ているとのこと。そのため若干早めに出る。順調に前の電車に乗ることができ、予定より早く会場に着いた。
午前3時に出発して車で来た人、同じく3時に車で出発したものの台風による通行止めで家に引き返し、新幹線で来た人など。多くの人が車を諦め電車で来たようだ。それで電車に乗る人がいつもよりもかなり多い。皆さん車好きですね。重い荷物を背負って歩くぐらいの筋トレはしないと、体がどんどん衰えますよ。
人それぞれだが、私は電車派筆頭である。狭い車内に詰め込まれ、身動きも取れず、本も読めず、弁当を食べることもできず、ストレッチすることもできない。酔いやすいし、高速道路からの景色はつまらないことが多い。そういう車での移動がいいとは思わない。ゆったりとした空間でリクライニングを倒し、本を読んだり、景色を眺めたり、弁当を食べたり。気分転換にデッキでストレッチ。しかも断然速い。経費も実はそれほど変わらない。どうして車派がこんなに多いのかよく理解できない。

今日は博多駅前のホテルに宿泊。駅の目の前、5千円台と安く、部屋は広くてきれい。無線LANも当然ついている。朝食無料。評判どおりのなかなかいいホテルだ。

午後6時15分出発、推定9.5km。福岡は都会過ぎて若干ランニングするには気が引けるが、まあ人目を気にしないことだ。大通りをまっすぐ福岡サンパレスまで行こうとも思ったが、人が多すぎコース変更。寺院が密集しているところを走る。なかなか風情があっていいことろだ。住民も古くからの人が多い感じがする。川沿いを走ろうと思って橋を渡ったのが失敗だった。高速道路の下の道は通行量もトラックも多く排気ガスがすごい。サンパレス北側の埠頭を走ろうと思っていたが、実は違うところを走っていた。後になって気が付いた。ランニング用ポーチと地図は持っていた方がいい。それにお金も。迷ったら大変だ。埠頭というのは普段行かないので、私にとって非日常空間である。積み上げられた砂利、巨大な建物、巨大ガスタンク。ゴジラが最初に上陸し、破壊する場所である。そこからの夕焼けが何ともいい色をしていて美しかった。

9月6日
台風のためリハーサルが中止となった。明日早く出発し、現地でリハーサルをする。大分風雨が強くなってきた。夕方からは暴風域に入り、深夜0時頃が最も強まるそうだ。一体どうなることやら。
我が広島の自宅は通気性がよく、強風の時はダイニングキッチンに風が吹く。涼しくて気持ちいい。ははは。

トゥビン 交響曲第5番
先日と同じCDを広島の自宅で聴く。SACD→CD、マランツの14万円のSACDプレーヤー→ソニーのすご録、アンプは同じ、スピーカーはパイオニアS955→QUAD。これでこちらの方が断然いい音なのだから困ったものだ。どういうこと?

ドヴォルザーク チェロ協奏曲 Vc:ロストロポーヴィチ カラヤン指揮 ベルリン・フィル 1968年
ロストロポーヴィチもカラヤンもベルリン・フィルも皆黄金時代。演奏は素晴らしいの一言。古きよき時代である。しかし私は個人的にはデュプレの方が断然好きだ。あの湧き出る感情表現は得がたい。

只今3時25分。広島はすごいことになってきました。家の中にいるのにまるで船に乗っているよう。激しい雨風でCDの小さい音がよく聴こえない。明日の移動は大丈夫?

定期演奏会とその後の台風のため、3日間も走れない。これはまずい。筋トレばかりでも飽きるので、久しぶりにヘルス・ステッパーを押入れから出してやってみる。足でペダルを踏む器具である。私の周りの女性には、これを1日30分やっているという人が結構いる。30分やると汗だくになって気持ちいいのだそうな。しかし30分間、どんなに速く踏んでもちっとも汗は出ない。負荷が小さすぎるのである。やはりこれは走らない人向けだ。ランナーには物足りなさすぎる。

9月5日
昨日は「復活」本番。お客さんの反応は去年よりも格段によかった。やはり素晴らしかったのはウィーン・フィルの二人。トランペットの彼は一人でオーケストラ全体の音色を変える。昨日まで、ピアノのソロの音量が若干小さすぎるかなとも思っていたが、大ホールではそのピアノがホール全体によく響く。もちろんそこまで分かっていて演奏しているのだろう。ホルンの彼は、曲の初め、唇が疲れた感じが少しあった。ところが2,3分もすると何事もなかったかのように吹いている。あの状態から立ち直る日本人は見たことがない。違う次元の住人である。彼はそれほど日本人と体格が違わない。違いは一体どこにあるのだろうか。彼の演奏を聴いて、留学中ドン・ペリニョンというシャンパンを飲んだ時のことを思い出した。最初の印象はごく普通。しかししばらくすると、「あれ、そういえばどこにもトゲがない。」どこまでも上質なのである。上質な、柔らかく、しかし響きのある音で、ごく普通に演奏する。その得がたさは、オーケストラをある程度聴くなどして知っている人のみが理解することである。
終了後、クラリネットのエキストラお二人などをゲストにたまやで楽しく盛り上がった。

衛星画像を見てびっくり!これほど巨大な台風の目は見たことがない。水不足の香川県には朗報だろうが、直撃されたら無事でいられるだろうか。

11月13日のいびがわマラソンにエントリーした。12月11日の宮崎でのマラソンにも平坦で記録更新を狙えるということで惹かれたが、残念ながら前日本番で参加は厳しい。いびがわマラソンは高低差127mとのことで記録更新は難しいかも知れないが、その代わり揖斐川沿いの景色がすばらしいようだ。今回は景色を楽しみながら走る大会にしよう。皆さんもよろしかったらご一緒にいかがですか?

雨で残念ながら走れない。朝食前と夕方の2回筋トレ。それとは別にバーピー100回をやってみた。予想通りきつい。1kmダッシュよりもきついかも知れない。

バーピー
1.まっすぐ立つ。
2.床に手をつく。
3.足を後ろに伸ばす。
4.足を元の位置に戻す。
5.立ち上がる。
これで1回。

<体力年齢テスト 目指せ、20代!>
メトロノームなどを3秒が分かるようにセット。
3秒以内に1回行う。これを過ぎると失格。
失格の前までに何回できたかを記録とする。
回数     体力年齢
0〜20回  70代以上
20〜30回 60代
30〜40回 50代
40〜50回 40代
50〜60回 30代
60回以上  20代

購入者の声
<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
リガチャーでこれほど音が変わるものなのかと驚きました。何かひとつ乗り越えたような気がします。

9月3日
ランニングシャツはナイキのものを2枚持っているが、最近買った方がデザインも性能も格段によく、主にそちらを使っている。ランニングウェアは速乾性が高く、脱水すればそのまま着てもいいほどなので、洗濯してもその日また気に入った方を着てしまう。という訳で去年買った方はほとんど着ていなかったのだが、昨日久しぶりに着てみた。そうすると、汗が乾かずべたつく感じが何とも耐え難い。速乾性、通気性に天と地ほどの差がある。仕方ない、もう一枚買おう。そうしないとローテーションにならない。この秋また新製品が出た。今度は汗をかくと広がり、乾くと縮むという特殊繊維を使用したシャツだそうだ。

マーラーの交響曲第2番「復活」。この曲は一体どんな曲なのだろう。第1楽章が死、そして終楽章が復活を表しているという大まかなことは分かっている。しかしそう単純な曲ではない。この曲には希望、絶望、喜び、悲しみ、平和、嵐などあらゆる要素がひしめいている。自分に近い人が次々と亡くなる中で、そして自分もいずれ死ぬということが分かっている、そういう状況で、それでも生きることに意味はあるのか?希望はあるのか?と主人公は悩み、苦しむ。そして、果てしなく悩み苦しんだ末にこう叫ぶのだ。「生きることには意味がある。そして、生きることには希望がある!」と。

午後8時20分出発、8km。最初から非常に調子がいい。昨日までの体が重くだるい感じが全くない。1kmもいかないうちから体はほぐれている。しかし、調子がいいことは事実だが、実は半分は午後3時半に摂取したアイスコーヒーのカフェインとケーキの糖分によって調子に乗っていたのだ。そのことに気が付くのはダッシュの後である。

最高気温33度、ランニング時28度
0〜1km 5分12秒
1〜2km 5分6秒
2〜3km 5分9秒
3〜4km 5分11秒
4〜5km 4分49秒
5〜6km 4分57秒
6〜6.5km 2分28秒
6.5〜7km 2分1秒

まず気温が高すぎる。この気温の中をこのペースで走るのは危険だ。明らかに自分の実力を超えている。君は調子がよかったのではなく、調子に乗っていただけだ。それを自覚すべし。ただし、気温が低くなれば同じペースでも実力の範囲内になる可能性は十分にある。オーバーペースの上にダッシュしたために、その後肝臓付近が痛くなった。これまではゆっくり走れば数分で治っていたが、今日は負荷が強すぎたためか残念ながら最後の200mほどを歩いてしまった。これは反省せねば。オーバーペースにさえならなければ肝臓付近が痛むことはない。気温などのコンディション、その時の自分のコンディションと実力をよく把握し、その範囲内でトレーニングすべし。

体重がまた落ちてきた。しばらくキープしていたのだが。体重53.3kg、体脂肪率5.3%。昼食べた冷麺大盛りは巨大な器に猛烈な量入っていた。朝食もしっかり食べ、その上にケーキセット、走る前にはバナナ。体脂肪率が5%を切るのは怖い。しかしこれ以上食べるのは難しい。

<高尾版般若心経>
あなたは去年の自分が今の自分と同一人物だと思いますか?考えてごらんなさい。赤ん坊の時のあなたと今のあなたが同じ人間のはずがないではありませんか。1年も経てば物質的にはあなたはほとんど別人です。年老い、死んでいくことを怖がる必要はありません。未来の老人であるあなたは、今のあなたとは別人です。今のあなたはいつの間にか同じ記憶を持つ別人と入れ替わっているのです。

9月2日
朝の筋トレに腿上げを追加。まず立った状態から太腿を上げて両手で抱え、しばらく静止。左右。次に、腿を思いっきり高く交互に上げる。いいフォームでより速く走るためのトレーニングである。

11時から1時まで運営委員会。
3時からリハーサル2日目。ソリスト、バンダ、合唱が入り、演奏者は全て揃った。

午後9時35分出発、8km。リハーサルが8時過ぎまであったので、出発が遅くなってしまった。いつも走り始めは体が重くだるい。前日の疲労が残っている感じだ。それが、日によって違うが、数キロでふっと体が軽くなる。腿上げ、前傾姿勢などもいいが、今日は体が走りたいと要求するペースで走ろうと意識した。最初は1km5分22秒ほど。それが3km過ぎから体がほぐれ、足がもっと速いスピードを要求する。しかし心臓、肝臓などの内臓はそうでもない。それで頭がまあまあといって引き止めるのだが、足は言うことを聞かない。1km5分3秒。足につられて速くなった。体が要求するペースが5分3秒というのは私としてはうれしい。もしフルマラソン当日に最後までこのペースで行ければ、3時間30分近いタイムが出る。でも最後まで持つかなあ。500mダッシュ2分2秒。こちらも楽で気持ちいいダッシュを意識したので、これで満足である。

9月1日
9月です。このページも秋色にしてみましたが、しかし気温はまだ夏です。はやく涼しい中を快適に、そして快調に走りたい。暑いとどうしても調子が出ない。

復活リハーサル初日。今回はウィーン・フィルからトランペットとホルン、二人の首席がゲストとして出演する。以前留学中、ウィーンの友人宅に居候し、2週間オパーに通ったことがある。売られた花嫁、ワルキューレ、ドビュッシーのペレアスとメリザンド、ランメルモールのルチア、マイスタージンガー。ルチアはグルベローヴァだった。夢のような日々。その時思ったのは、ウィーン・フィルには統一された音色があるということ。それぞれの楽器が、皆金色の音色をしている。弦楽器も、木管も金管も全てである。今回のお二人もまさに金色の音色。柔らかく温かみがありながら、なおかつ上の倍音が並びキラキラと輝かしい。特にトランペットの方は、オーケストラの音色を一人で変える。彼一人が加わることで、オーケストラのフォルティシモに感動が加わるのだ。その威力に、私は体中に電流が走り、寒気がした。今回の演奏会は、彼を聴くためだけに来ても十分価値がある。そしてそのピアノの小さく、柔らかいこと。ダイナミックレンジの広さには驚くほかない。みんなソロがああいう風に演奏したら、すぐに反応しないと。メロディを聴かずに去年、一昨年と同じようにボーっと演奏していては駄目です。

午後8時5分出発、8km。本当はもっと早く出発したいのだが、今日も練習していて遅くなってしまった。仕方ない。練習は何よりも大事だ。調子はあまりよくない。9月になったというものの、今日もまだまだ暑い。暑いとどうしても体に負担がかかってしまう。それでも4km過ぎあたりからは徐々に体がほぐれてきた。500mダッシュ1分54秒。これは悪くない。しかし昨日一昨日のような、太腿を上げて1km5分で走る練習はもっと涼しくならないと無理だ。それでも、太腿を上げてジャンプ、かかとをお尻につける、前傾姿勢などはやってみた。