2005年10月分
10月31日
2005年10月も今日で最後。今年もあと2ヶ月。
音教午前午後2回本番。午前中の賑やかな低学年と対照的な午後の高学年。静かに集中して聴いている様子が伝わってくる。控え室に多くの寄せ書きを掲示していた。吹奏楽部があり、盛んに活動しているようだ。「クラリネットを吹いています。広響に入るのが夢です。」他にも同様の寄せ書きがいくつかあり、うれしいことである。
午後5時15分出発、11km。
0〜1km 5分15秒
1〜2Km 5分18秒
2〜3km 5分0秒
3〜4km 4分56秒
4〜5km 5分2秒
5〜6km 5分10秒
6〜7km 5分9秒
7〜8km 4分55秒
8〜9km 4分55秒
9〜10km 4分10秒(1kmダッシュ)
10〜11km 5分6秒
トータル55分2秒
5時15分は夕方、45分は夜。昨日より出発は30分早いだけだが、景色は全く違う。さて、走ってみると…
???なぜいきなり絶好調?確かに朝から足に疲労感がなかった。それにしてもこれまで同様5kmまではウォーミングアップのつもりで決して速く走ろうと思わないよう心がけて走っているのに、なぜ2kmで5分0秒?このタイムを見た時は何かの間違いだと思った。あまりにも昨日、一昨日とスピードが違いすぎる。どうなってるの?心当たりは…よく分からない。ただ昨日は眠くて夜10時半に寝た。起きたのが7時半。9時間睡眠。成長ホルモンは夜10時から2時の間に放出される。できるだけこの時間帯には寝た方がいい。同じ睡眠時間でも早く寝れば疲労感は全く違う。最近は夜12時に寝ることが多かったが、この原因は実はランニングにある。用事を済ませて走ろうとするとどうしても遅くなる。遅くに走ると夕食が遅くなり、その結果寝る時間も遅くなる。早朝ランニングもいいと思うが、本番の日は避けたい。眠くなってしまうのだ。なるべく早く練習など用事を済ませ、なるべく早く走り、なるべく早く寝よう。それで走りの調子も変わってくる。
速く走った疲労で明日はまた遅いタイムなんてことないでしょうね。頼むよ。要はフルマラソン当日今日のような調子であればよいのだ。そしてこのタイムは速すぎるので、フルマラソンでは先に行きたがるディープインパクトを抑える武豊のように自分に手綱を付けてスピードをセーブする。最後まで体力を温存するのだ。
1kmダッシュは昨日と同じように10kmレースを想定して走っているつもりなのだが、やはりこれも大分速い。一昨日よりも随分ゆったりとしたピッチで走っているのにタイムはあまり変わらない。楽に走ってこれだけ速いとゾクゾクする。このまま10km走れば41分40秒。でも多分それは無理。
10月30日
もう10月も終わる。すっかり寒くなってきた。
熊野町で広響史上初の幼稚園音教。といっても幼稚園の50周年記念行事で父兄や関係者の方が多いぐらいである。子供達は元気だ。細胞の1個1個が弾けているような感じだ。これが歳を取るごとに落ち着き、その後徐々に老化していく。ロビーには50年分の卒園記念写真が展示されていた。私はお寺に附属する保育園に通っていたが、ここもお寺が経営する幼稚園のようで、住職が園長を兼任している。最初の十数年順調に歳を重ねていた住職は、ある年突然痩せ細り、翌年には若い頃の写真が別枠で載っている。その翌年からは現在の住職。似ているので息子さんのようだ。昭和47年、私もその年そこに写っている子供達と同じ年だった。そこから現在に至るまで34枚の写真を続けて見ると、長いはずの人生が一瞬のように思える。過ぎた時は短く感じるというが、まさにそんな感じである。徐々に老化して死んでいくのは止むを得ないが、癌などの病気で元気な人が急激に衰え死んでいくというのは辛いものがある。せめてこういった病気は科学技術によって近い将来乗り越えて欲しい。しかし実は癌などの病気は老化現象によって引き起こされる。いかに老化を食い止めるかが長く健康でいるためには重要なのだ。煙草は論外。毒以外の何物でもない。過度の飲酒も駄目。食事、睡眠に気をつけ、運動により脳と体を活性化させる。現在ではそれに加えてサプリメントもその重要度を増している。サプリメントの恩恵を得られなかった昔の人とこれからの人では条件が大分違う。とはいえ老化を100%食い止めることは現在でも不可能。我々は勝者のいないレースに否応なく参加させられているのだ。
午後5時45分出発、11km。
0〜1km 5分29秒
1〜2Km 5分36秒
2〜3km 5分34秒
3〜4km 5分31秒
4〜5km 5分35秒
5〜6km 5分34秒
6〜7km 5分34秒
7〜8km 5分36秒
8〜9km 5分35秒
9〜10km 4分27秒(1kmダッシュ)
10〜11km 5分24秒
トータル59分57秒
今日は駄目です。速くなる気配もない。原因は足の筋肉の疲労。いいんです。疲労したまま、マラソン中盤を想定して練習します。疲労はフルマラソン1週間前から徐々に抜いていきます。それにしても1km5分30秒台とは遅いですが、受け入れるしかありません。これが実力です。今日の1kmダッシュは昨日より遅め、10kmレースを想定した持続可能なダッシュです。でも1km4分30秒ペースで走っても10kmは45分。大したことはありません。
10月29日
久しぶりの休日。昨日は夜11時に寝て、今朝目が覚めたら9時。10時間睡眠。やはり疲労が溜まっていたようだ。
右足太腿の筋肉が疲れている。まだ左足首をかばっているためだ。そしてそれが減速の原因となる。まだ完全にかばうのをやめるのには不安がある。本調子までもう少し辛抱。
自転車を近くの自転車屋で修理。チェーンに部品を1個足すだけ。所要時間5分、修理代945円。チェーンを直すのってこんなに簡単なことだったのか。40年も生きているが、チェーンを直すのは初体験であった。
デオデオで新発売のバイオタイプTを触ってみる。現在持っているタイプSとは画面の大きさはまるで違うが、1.25kgの薄型軽量ボディにDVDスーパーマルチまで入るというのは魅力的だ。キーボードも押しやすく、文字も思ったよりもずっと見やすい。デザインもいい。物欲をそそられる。タイプSはキーボードを押すとたわむという欠点をいつの間にか改善している。私のもついでに直してくれないかなあ。まあまるで気にならないけど。私の場合は持ち歩けるメインマシンということで、何だかんだ言って次も結局タイプSになるだろう。
先日購入したタイガーのポットは設定した量を給湯してくれるという機能がなかなか面白い。コップの容量が分かっていれば、その量を設定して急須にお湯を入れ、急須からコップにお茶を入れると丁度よくなる。といってもこれはおまけの機能。今回私が最も重視したのは「カルキ抜き」もしくは「再沸騰」。これは中級以上のクラスについている。次に重視したのが「活性炭フィルター」。これは上位機種にのみついている。とにかくまずいお湯を飲むのはもう嫌なのだ。3番目が節電機能。上位機種ほど節電機能は高く、買う時に高い値段を出しても、トータルではむしろ安くなる計算だ。このポットにも、使わない時間帯を覚えて自動的に節電する機能がついているが、まだ使っていない。
午後7時45分出発、11km。
0〜1km 5分21秒
1〜2Km 5分37秒
2〜3km 5分37秒
3〜4km 5分36秒
4〜5km 5分35秒
5〜6km 5分28秒
6〜7km 5分30秒
7〜8km 5分23秒
8〜9km 5分23秒
9〜10km 4分09秒(1kmダッシュ)
10〜11km 5分0秒
トータル58分44秒
最初から足の筋肉が疲労している。というより朝起きた時から疲労している。まあ仕方ない。今日はゆっくり走ろう。それでも5km走れば体は目覚めるようだ。よーし、久しぶりに9kmから1kmダッシュしてみよう。結果は4分9秒。好調時のタイムと変わらない。いきなり亀が脱皮して兎になったような感じだ。体が活性化され、足はやたらと軽くなった。これで明日からの走りが変わるはずだ。
10月28日
JR西高屋駅近くの小学校で音教午前午後2回本番。駅周辺からしてのどかな自然溢れる風景が広がっている。そこから南西方向に小高い丘があり、竹藪の向こうに校舎が僅かに顔を覗かせている。何ともすばらしい立地条件だ。運動場で遊ぶ子供達は元気一杯。でも演奏中は低学年も静かに聴いている。いい雰囲気の学校が続いてうれしい。
指揮者のY氏は何とも温厚な牧師のような方である。芸大の先輩にあたる。指揮者はほとんどの人が違う人種だ。この人なら話せると思った人でも、話してみると世界が違うことが多い。Y氏のように、ごく普通に会話ができる指揮者は貴重だ。ごく普通に指揮をし、こちらは安心してごく普通に演奏できる。実はこの当たり前のことが当たり前にいかないことは意外と多い。そういう意味でも貴重な指揮者である。
先日はスズメバチを特集したNHKの番組のことを書いた。我が家のベランダに小さい巣を作っているのは、調べたところどうやらアシナガバチらしい。最近は何匹も巣に止まってじっとしている。なぜ活動しない?天気がよくて虫もたくさん飛んでいるのに。死んでいるのかと思ったが、よく見るとお腹が動いている。そろそろ女王蜂と雄が成虫になり、冬を越すために備えなければならないだろうに、これからどうするのだろう。
午後5時5分出発、11km。もう速く走るのは止めた。今日は楽に走ろう。そのうち自然に速くなるだろう。
さて、結果は…
0〜1km 5分24秒
1〜2Km 5分21秒
2〜3km 5分20秒
3〜4km 5分20秒
4〜5km 5分17秒
5〜6km 5分11秒
6〜7km 5分06秒
7〜8km 5分05秒
8〜9km 5分13秒
9〜10km 5分25秒
10〜11km 5分15秒
トータル58分2秒
平均スピード 1km5分16秒
高尾哲也いきなり復活!なぜ?速く走ろうと思うと足が疲労し、タイムが遅くなる。楽に走った方が結果がいいのだ。
「楽に走れば速く走れる 高尾哲也」
決して無理にストライドを広げない。決して無理にピッチを速くしない。最初の5kmはウォーミングアップだ。そうやって楽に走っていれば自然と徐々にタイムは速くなる。今日も反省点はある。5分17秒が出た時、「あれ?」っと思った。5分11秒で「おお!速い!」と感激した。上りで5分6秒が出て、「すごい!うぉー!」と心の中で叫んだ。次は下りだ。これはいけるかも。下りに身を任せるようにピッチを速くした。そして1秒しか変わらないことにがっくりした。9kmではそのつけで足が疲れてタイムが遅くなった。調子に乗ってはいけない。あくまでも楽に!楽に走らなければフルマラソンは持たない。明日は楽に走って、その分距離を伸ばしてみようかな。せっかく治ってきた左足首を悪化させてはいけないので、この辺は難しいところだ。
10月27日
今日の小学校は自宅から非常に近い。車で10分、自転車で20分、徒歩なら多分45分ぐらいで着くだろう。この学校の生徒達がすばらしい。静かにすべき時にはシーンとしている。これは特に小学校低学年では難しいことだ。規律正しいが、活気があり、楽しむところでは大いに楽しみ、珍しい楽器が出てくれば目をキラキラと輝かせる。特に合唱がすばらしかった。普段私は、子供達が大きな声で精一杯歌ってるだけで感動する。小学校低学年の子供達がきちんと音程をつけて歌うというのは難しいことだから、それはあまり求めていない。しかし今日は何と低学年の子供達にもきちんと音程があるではないか!びっくりした。そして大きな声でしっかりと歌っている。これは指導された先生の力によるところが大きいだろう。自宅近くにこういうすばらしい学校があるというのはうれしいことだ。日本の未来は明るい。そんな気になれる。地域、各家庭、学校、先生、全ての条件が揃ってはじめてこういう状況ができるのだろう。
天気が良すぎる。サングラスを持って来るべきであった。日焼け止めクリームも必要だ。自宅周辺は明るい日差しによって景色が美しく輝いている。瀬野川、鉾取山、蓮花寺山、日浦山などなど。歩いていると虫がやたらとぶつかってくる。虫たちにとっても過ごしやすい気候なのだろう。
我がユニオン広響は日本のオーケストラの中でインターネット活用では最先端を行っている。運営委員会のメーリングリストによるやり取りは実際の会議を補足し迅速な情報伝達を可能にするが、これも随分前から行っている。以前上部組織でも提案したのだが、いまだに実現していない。ニュースのメール配信も開始してから大分経過する。今日はこのニュースのための名簿を更新するという作業をやったのだが、普段エクセルは使わないのでかなり時間と手間がかかってしまった。
午後7時半出発、11km。
0〜1km 5分23秒
1〜2Km 5分20秒
2〜3km 5分22秒
3〜4km 5分34秒
4〜5km 5分27秒
5〜6km 5分30秒
6〜7km 5分38秒
7〜8km 5分19秒
8〜9km 5分29秒
9〜10km 5分36秒
10〜11km 5分38秒
トータル1時間0分21秒
平均スピード 1km5分29秒
あきまへんなあ。最初は肝臓が限界が近いことを訴えるが、その後は専ら足の筋肉の疲労が原因で遅くなっている。今日は昨日より風が強く、向かい風の3,6,9kmは特に遅い。ちょこちょこ走りでおかしくなったか、それとも蓄積疲労か。蓄積疲労だって?甘っちょろいこと言うなあ。この不調は走って、走って、走りこんで乗り越えてやる。疲労を抜くのはフルマラソン1週間前からで十分だ。
このページを愛読していて、それに触発されて走るようになり大会にも出場したというメールを最近各地の数名の方より頂きました。大変うれしいことです。毎日のアクセス数もかなりあり、自分のホームページがこれだけの方に読まれているというのは幸せなことです。聴衆がいなければ演奏は成り立ちませんし、同様に読者がいなければこのページも成り立ちません。生きている証を表現し続けたいという私の願いは、多くの方に読んでいただいて初めて成就するのです。今後ともよろしくお願いします。
10月26日
福山に車ではなく新幹線で移動すると、随分使える時間が増える。福山までは新幹線で僅か24分。しかもそれを食事の時間にすることができる。おかげで今日の午前中は、リガチャーを余分に作り、ユニオン定期大会の議案書まで書くことができた。しかし議案書はこれからが大変だ。各運営委員から送られてきたメールや手書きの文章をコピーもしくは打ち込み、年度を書き換え、体裁を整える。これには膨大な時間が必要だ。
France2
鳥インフルエンザで大騒ぎ。放し飼いの鶏を一時的に屋内で育てるよう政府が養鶏業者に義務付けを行う。
フランスには同性愛者に育てられている子供が20万人いる。この数字にはびっくりした。日本は何人?
うーん、新幹線はやはり快適だ。福山だと昼食を食べ終わらないうちに着いてしまう。駅からはタクシー。貴族階級になったような気分である。リーデンローズは響きの豊かなホール。こういうホールで音教ができるのは幸せなことだし、生徒達にとっても見た目も豪華で響きのいいホールでオーケストラの生演奏を聴くというのは恵まれたことである。できればせっかくこういうリッチな気分になれるところに来ている時は音楽を楽しむことに専念していただけるともっといいと思う。
本番前に30分練習、本番は90分の音教。新幹線移動ということもあり、帰宅後1時間半練習する気力、体力、時間が残っていた。
午後7時半出発、11km。
0〜1km 5分19秒
1〜2Km 5分22秒
2〜3km 5分23秒
3〜4km 5分26秒
4〜5km 5分22秒
5〜6km 5分27秒
6〜7km 5分33秒
7〜8km 5分18秒
8〜9km 5分22秒
9〜10km 5分23秒
10〜11km 5分27秒
トータル59分26秒
平均スピード 1km5分24秒
ようやく書く気になるタイムが出た。左足首はほぼ治ってきた。むしろかばうと右足の負担が増すのでかばいすぎないように注意が必要だ。今日は右足がかなり疲労してしまった。左足の着地位置はなるべく元の位置に戻そう。左足親指付け根を踵と同時に着地させるという意識は持っていても大丈夫だ。急に速いタイムになって最初の数キロは心臓と肺が驚いていた。このペース、今日の気温でウィンドブレーカーは暑すぎる。汗だくになってしまった。さて、ようやく出口は見えたが、好調時にはまだ遠い。ここから何とかいい状態まで持っていけるのだろうか。
体重52.9kg、体脂肪率5.1%。久しぶりの52kg台。ここ数日お腹が緩めである。これは多分寒さのせいだ。できるだけ暖かいものを摂るようにしているのだが、栄養を十分に吸収できない。体脂肪率の最低記録は5.0%。これを切ると死ぬんじゃないかと心配で、できるだけ切らないようにたくさん食べたり高カロリーのものを摂取したりしている。
気にするな。君が死んだ後に時間はない。考えてごらん。君が生まれる前に時間はなかっただろう?宇宙が誕生して150億年なんて生まれた後に想像するだけのものだ。大体来年の君は今の君とは別人だ。人間を構成する物質は絶えず入れ替わっている。先のことなんて気にすることはない。もっと言うと、君という存在自体が怪しい。君とは一体何?意識?じゃあ意識って何?電気信号?電気信号なら一瞬で消える。君は自分が存在しているという気がしているだけだ。
10月25日
音教午前午後2回本番。特に低学年の合唱の元気よさに感動。音教は吹きっぱなしで口が疲労する曲が多い。カンカン、ウィリアム・テルなどなど。帰宅後は30分練習するのがやっとだ。ただしそれぞれの本番の前に30分ずつ練習しているのですでに結構吹いているとは言える。ビゼー作曲「アルルの女よりファランドール」は何度演奏しても感動する。特に途中から出てくる金管楽器の対旋律は本当によくできている。しかしこの曲もまた吹きっぱなしの曲である。
午後5時45分出発、11km。全身がだるい。毎日長い距離を走りすぎだろうか。足の筋肉が疲労している。体調は下降気味で風邪を引きそうな気配がある。休んだ方がいいかなとも思ったが、まあ走れば治るでしょう。
左足首外側に違和感がある。その原因は何か?これは着地した時足首が外側に傾くからではないだろうか。それではなぜ足首が外側に傾くのか。理由は二つ考えられる。
1.左足の着地する位置が、左足付け根よりも体の中心に近い。
2.足の外側が先に着地している。
これらを改善するため、いくつかの方法を試してみた。
1.左足を着地する位置を若干外側にする。ほんの僅かなら効果的だ。
2.両足とも着地する位置を外側にする。これはやりすぎると走りの効率が極端に悪くなり現実的ではない。
3.走る方向に対して体を少し右側に向ける。それによって左足が体に対して外に踏み出すため、左足首外側に違和感が全くなく、効果は十分にある。しかし不自然な走りで長くは続かない。
4.左足親指付け根を踵と同時に着地するように意識する。これは非常に効果的だった。
いろいろと試した結果、下記のように意識するのがベストだという結論に達した。
1.左足をほんの僅か外側に着地するように意識する。
2.左足親指付け根を踵と同時に着地するように意識する。
3.左足首をあまり動かさないように意識する。
そうすると何とストライドを広げスピードを上げても違和感がないではないか!考え、考え、考えれば何かアイデアは出るものだ。後はそれを実践すればいい。困難と思えることでも考え実践すれば何とかなる。9kmから10kmで1km5分9秒までスピードを上げることができた。希望の光が見えた。しかしまだ頑張って1km5分9秒という状態だ。これから徐々に、普通に走ってこのスピードが出るようにしたい。足だけを使ったちょこちょこ走りが身に付いてしまった。この走り方は足だけが疲労し、スピードが出ない。全身を大きく使ってストライドを広げ、ゆったりと走りながらなおかつスピードもある。そんな走りにしていきたい。
今日は気温がやや高めだが、昨日までと同じウィンドブレーカー、ロングタイツ、手袋で走った。そのため中のシャツはびしょびしょ。しかし汗をかくと気持ちいい。意識が覚醒し、目の前が明るくなる。さっきまでの体調不良が嘘のように吹き飛んだ。やっぱり走れば治るじゃない。皆さんも体調が悪くなったら走ったら治るかも知れませんよ。え?「あなたは毎日走っているからいいだろうけど、日頃走っていない人が体調が悪い時に走ると死ぬよ。」なるほど、それもそうかも知れませぬ。
NHK、ETV特集「31歳 ガン漂流」これも随分前に録画したもの。若い人が死ぬのは珍しいからカメラが入る。老人なら当たり前すぎて誰も取材なんかしない。しかし死ぬことに変わりはない。彼は死んだ。しかし今生きている我々が死なないということではない。命の長さが多少違うだけだ。死を目前にして、自分の母親はサイボーグではないかなんて書いてあり、笑わせる。この精神はいいね。しかし人間、どうしようもなくなったらもう普通に生きるしかないんじゃないかな。
10月24日
昨日のNHKアーカイブス。20年前の番組でスズメバチを取り上げている。カマキリからセミを略奪し肉団子に。次にそのカマキリも肉団子。縄張りに別の巣のスズメバチが来れば壮絶な死闘の末に殺し、これまた肉団子。秋になり食料が不足すると、今度はミツバチの巣を襲う。数匹で一つの巣を30分で全滅させ、幼虫を運び出す。凄まじい生物だ。人間も大して変わらないけどね。
午後明日からの音教のリハーサル。
午後7時15分出発、14km。昨日はちょっと頑張りすぎた。足の筋肉が疲れている。ペースは1km5分30秒台から6分0秒台。左足首は内側が完全に治った。外側は押すとまだ少し痛い。こいつはゆっくり走ればどんな長い距離でも全く不平を言わないが、ちょっとストライドを広げて速く進もうとすると違和感を訴える。困ったやつである。ちゃんとレース当日までに治ってくれるのだろうか。あせっても仕方がない。もう完全に悟りの境地である。なるようになるさ。右足中心の生活は少し意識するだけで簡単にできるようになった。立つ時は右足に重心をかけるし、歩くときも走る時も右足を中心にしている。しかしそうすると右足が疲れるのだな、これが。仕方がない。まだまだ左足との筋肉量の差は大きい。
購入者の声
<ビーチラー、トナレックス用ピンクゴールドをマウスピースをお送り頂きオーダーメイドでご注文頂いた方より>
先日はビーチラー、トナレックス用のリガチャー、ありがとうございました。連絡が遅れましたが、その後愛用しております。デュコフの時よりは、ちょっと緩めの気もしますが、むしろ装着しやすく、リードの固定感も特に問題はないようです。やはりレスポンスが素晴らしいため、トーンのバリエーションやダイナミクスを出したい私としては、自分の思い通りにコントロールができて最高です。緩んできたら、またオーダーします。どうもありがとうございました。
10月23日
昨日のランニング。11km付近で意識が覚醒し、体も目覚めたような感覚があった。ゆっくりと弱い刺激を与え続けることによって11km後に現れるこの覚醒感。興味深い現象だ。
同じ距離を同じように走っても、休みで家にいた日は外を歩き回っていた日に比べて体脂肪率が高く筋肉量が少ない。これは日常的な運動の重要性を示している。私の場合は特に重い荷物を背負っての移動が多く、これはかなりの筋力トレーニングになっている。
歩くということを意識してみる。ナイキフリーは、今足のどの部分が地面と接しているのかを敏感に伝えてくれるため、歩くということを意識するには便利だ。やはり左足首の動きが大きい。踵で着地し、爪先で地面を押す。これをできるだけ右足に近づけるように意識する。右足は爪先で地面を押すということはあまりしていない。足裏全体が地面に着地し、それが後ろに移動する。それだけだ。何とか左足の動きを右足と同様にしたい。
メッキ屋さんから文書が来た。ロジウム価格高騰によりメッキの価格を3,4割値上げするとのこと。できれば値上げしたくはないが、せざるを得ないかも知れない。
午後6時30分出発、14km。そろそろ日差しが恋しい季節。午後5時頃に出発したいところだが昼間は用事がいろいろとありそうもいかない。昨日より気温が高い。海田方面への下りは追い風で汗をかくが、上りは向かい風でその汗が引く。最初の3kmほど1km5分59秒が続き、私はもう駄目だと思ったが、その後加速すると1km5分25秒まで上げることができた。左足首に負担をかけず、治しながら徐々にストライドを広げスピードを上げる。うまくいけば何とか今月中に1km5分10秒から15秒程度にまでタイムを上げることができるだろう。ただしそのためには左足首を悪化させてはいけない。そのさじ加減が難しい。自然治癒させながら、その範囲内でできるだけトレーニングしなければならない。左足首にできるだけ衝撃を与えない。そのためにはピッチ走法で上下動を少なくすることが必要だ。しかしピッチ走法もやりすぎると足の筋肉だけが疲労する。足だけをちょこちょこと動かしている感じだ。もっと全身を使って走りたい。しかしそうすると上下動はどうしても大きくなる。現時点ではこれ以上上下動を大きくすることは危険だ。我慢のしどころである。
ここで10月の走行距離を振り返る。
1日 11km
2日 11km
3日 11km
4日 14km
5日 17km
6日 14km
7日 14km
8日 仕事のため休み
9日 15.2km
10日 所用のため休み
11日 19.7km
12日 10km
13日 10km
14日 雨のため休み
15日 韓国へ移動のため休み
16日 9km
17日 10.5km
18日 8.5km
19日 10km
20日 12km 日本へ帰国
21日 14km
22日 14km
23日 14km
合計238.9km。目標の月間300kmまで後8日間で61.1km。
左足首違和感の原因は11日の19.7kmだ。それをずっと引きずっている。どこかを痛めた時は上下動の少ないピッチ走法でLSD。これを翌日からやっておけば今頃は完治していたかも知れない。ようやくそれに気が付いたのは韓国でT氏と一緒に走り指摘を受けてからである。ちょっと遅かった。14日、15日と二日間休んだにも関わらず、状態は全く変わらず、16日の走行ではむしろ筋肉が衰えたため負担が増した感じすらした。ここ3日間は14kmという長距離を走っているにも関わらず徐々に状態はよくなっている。故障は走りながら治す。これは正しい。今回の故障は、フォームについて考え修正したりLSDについて学ぶいい機会となった。ピッチ走法とストライド走法についてもより深く知り、実践し走り分けることができるようになった。さらにこれを機会に誰かに習い、走法をチェックし修正してもらいたい。楽器を演奏するのに独学だけでは大して上手くはなれない。走るのも同じ事だろう。ナイキあたりに申し込んでみようかな。
随分以前に録画しておいた地球ドラマチック「2億年後の生命」を見た。人類はとっくの昔に絶滅していることになっている。100万年後には人類は絶滅しているという学者もいる。実際にはどうなのだろう。私は未来の人類に、持続可能な社会を作る英知と個体としての永遠性を得られる科学技術を獲得して欲しいと願っている。人口をコントロールし、循環型社会を完成させ、生きたいと願う人が生きたいと思うだけ生きられる。そんな理想郷をぜひ実現して欲しい。しかし現実には、このままだと人類の絶滅は近い。今最も重要なのは地球全体での人口の抑制だ。それができなければ循環型社会どころではない。少子化を心配することはない。これは人類の絶滅を防ぐ正しい方向を示している。むしろ全人類が生む子供の数を減らさなければならないのだ。これは地球温暖化にもつながる問題だ。今から国連を中心に動かなければ手遅れになる。
10月22日
韓国旅行記が完成しました。よろしければご覧になってください。「旅行記・写真館」から行けます。
シルクの枕カバーは失敗した。触り心地は最高なのだが、滑りがよすぎて寝ている時につるっと滑ってどこかへ行ってしまう。こんなことが起きるとは思いもしなかった。
左足に対して右足の筋肉量が少ない。左右のバランスを取ることが怪我の予防になるはずだ。
私はこれから下記のことを実践します。
1.立つ時必ず右足を重心にする。
2.朝の筋トレに右足で椅子から立つというメニューを加える。
3.朝の筋トレで左右の足別々に行うものは、右足の回数を倍にする。
4.階段は右足2段、左足1段で上る。
さて、ランニング時、左右の足で着地する場所や足の運びが違うという問題。これは何とかしなければならない。昨日は何ともならなかった。何かいい方法はないだろうか。とにかく走りながら考え、いろんなアイデアを思いついて実践しよう。
昨日は若干走りすぎたかなとも思ったが、左足首の違和感はむしろ若干少ない。ピッチ走法、1km5分30秒台から50秒台というスピード、14kmという距離なら走っても大丈夫なようだ。
午後、買い物に出かけた際にゆっくり走ってフォームをチェックしてみた。ナイキフリーのおかげでちょっとした時に走ろうという気になる。私はこれまで両足均等に走っているつもりで実は左足中心に走っていたのではないだろうか。右足で走るように意識してみた。まず右足を前に出し、前に進む。左足は添えるように。しばらくこの意識で走ってみよう。歩く時も同様。右足で歩くように意識しよう。
気温が低い。日差しがあってこれだから夜は相当寒くなる。着るものに気をつけよう。ランニング時ももう冬のスタイルでいい。
午後5時45分出発、14km。寒い。いきなり冬になったようだ。平均タイム1km5分50秒。今日もLSDである。今日はいくつかの点に注意しながら走った。
1.右足で走る。呼吸を右足に合わせ、右足で進む。左足で進もうと思わない。右足を意識し、左足を意識しない。
2.左足は踵ではなく、足の裏全体を地面に乗せ、それが自然に移動する。
3.左足首をあまり動かさない。左足首で地面を蹴らない。
昨日はフォームの修正がまるでできなかったが、今日はできた!何事も強く念じ考え実践すれば変わるのだ。砂地で、昨日はサ、ズル、サ、ズルという音だったのが、今日はサ、サ、サ、サという音に変わった。左足の動きが右足に似てきたのだ。この調子で後数日走り、この走法を体に覚えこませたい。
左足首の違和感が徐々に薄れてきた。1日14km走りながら回復する。こんなことが可能だとは驚きだ。ピッチ走法で上下動を抑え、足への衝撃を少なくし、ゆっくりと走る。LSDのトレーニングを続けながら疲労を取る。今回の違和感は、いろんなことを考え実践するいい機会となった。
LSDを楽器の演奏に当てはめると、
「ゆっくり走れば速くなる。」→「ゆっくり練習すれば速く吹けるようになる。」
必ずしもそうとは言えないが、「ゆっくり吹けなければ速くは吹けない。」とは言える。そういう意味では真をついている。最近難しいパッセージの練習は、メトロノームに合わせてあり得ないほどゆっくりしたテンポで始め、あり得ないほど速いテンポで終わるようにしている。どんなテンポでも対応できる柔軟性、そういった練習を積み重ねてきたという自信と精神的余裕につながる。これまでに何度か、想定していなかったテンポになって苦労した経験がある。そうした痛みがこの練習法につながっている。
「ゆっくり走れば長く走れる。」→「小さい音で練習すれば、長く練習できる。」
確かにそうだ。しかし小さい音での練習をしすぎると演奏のスケールが小さくなるため、気をつけなければならない。なるべく本番同様の音量で練習した方がいいが、どうしてももっと練習したい時に若干楽に吹くことがある。
10月21日
これが旅の疲れか。朝から頭がおかしい。リガチャーを届けるために出かけたのにリガチャーを忘れる。家から5分歩いてようやく気が付いた。午後は郵便局に行くのに財布を忘れてサザエさん状態。これは郵便物を出してから気が付いた。しかも時間は午後4時50分。郵便局は家から徒歩10分のところにある。自転車だから急げば間に合う。加速しようと足に力を入れた瞬間チェーンが切れた。何てこった!自転車を押し走って家に帰り、上着を脱ぎ、財布をポケットに入れて、再び郵便局に走った。幸い靴はナイキフリー。普段履く靴として購入したためこれまでこの靴で走ったことはなかったが、走ってみるとなかなか快適である。素足感覚でクッション性を半分程度に抑えてあるとのことだが、硬いという感じはしなかった。郵便局に午後4時59分到着。何とか間に合った。何をやっているんだか。そうだ、自転車買わなきゃ。あーあ。
久しぶりに使ったら、ポットのお湯がまあずうういいい〜!うえっぷ。先日ポット洗浄剤で洗浄し、洗ったのだが。ポットのお湯をそのまま飲む人は少ないでしょう。試しに飲んでみてはいかが?まずいのはうちのポットだけだろうか。ちなみに水道水をそのまま飲むとはるかにうまい。夏はこれを煮沸して飲んでいたが問題は感じなかった。埼玉の水は広島よりもまずいので、煮沸しても飲む気にはならない。あちらではミネラルウォーターを買って飲んでいる。さて、このポットのお湯のまずさ、どうしてくれよう。買えばよくなるのか、それとも何度か水を入れ替えていればそのうちましになるのか、それともお湯をそのまま飲むというのが間違いなのか。私はそのまま飲んでまずいお湯でお茶を入れたくはない。
AIGLEでジャンパーを購入。韓国に着て行ったジャンパーは同じAIGLEだが、そろそろ限界。ベージュが何ともいい色で気に入っていたのだが仕方がない。韓国で目立たないためには丁度良かったが、あちこちかなりガタが来ている。今度はオレンジ。ゴアテックスではないが、防風、防水、透湿機能がある。
「ゆっくり走れば速くなる」 佐々木功
私はLSDの知識に乏しい。LSDがどういうもので、なぜ必要なのかということを知らないと、LSDをやる気にはならない。
「抹消毛細血管の数を増やさなければ、ハードトレーニングをしても効果には限界がある。抹消毛細血管の数を増やすには、弱い刺激を長時間にわたって与え続けなければならない。」
「正しいフォームを身につけるために、LSDは有効。」
今日ゆっくり走ってみて分かったのだが、私は左右の足で着地の仕方、地面の蹴り方が違う。元々左足の方が常に筋肉量が多い。これは休む時、無意識に左足に重心をかけているからだろう。左足が私にとって軸足なのだ。しかし直そうと思っても直らない。ずっと一人で走ってきた。今回韓国でT氏と一緒に走ったのはいい刺激になった。誰かに教わった方がいいのかも知れない。
広島駅前の福屋で本を探していて思い出した。そういえばここには和幸があるな。久しぶりに行ってみた。ヒレロース盛り合わせを注文。ご飯×2、キャベツ×3、味噌汁×3。本当に君はよく食べる。これで夕方お腹が減って間食するのだからすごい。
体重は53.4kg。昨日より1.2kg減っている。あれだけ食べたのになぜ?そういえば昨日は飛行機に乗る前にサンドイッチを2袋食べ、その後機内でも夕食が出た。夕食後だったので体重が重かったのだ。
録画しておいたN響アワーを見る。庄司沙矢香がショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲を弾く。この若さでショスタコーヴィチの奥深さをこれだけ表現できるのはすごいとしか言いようがない。演奏中の集中力も並外れている。特に終楽章前のカデンツは圧巻。感動した。得がたい才能である。
午後8時15分出発、14km。左足首の違和感のため速く走れない。ストライドを広くするとその分上下動が大きくなる。そうすると着地時に負担が増す。ピッチ走法でできるだけ着地時の衝撃を少なくし、悪化させないように気をつけて走った。1km5分30秒台から50秒台。非常に遅い。フルマラソン当日にこんなにゆっくり走るつもりはない。回復してくれるのだろうか。まあ今は仕方がない。回復するまではLSDだ。上にも書いたが、左足は踵で着地するのに対して右足はもっと前で着地している。これを意識して同じようにしようとしたができなかった。11.5km過ぎから右膝と左足首に違和感。さらにゆっくりと走る。ゆっくり走っているのだから14kmぐらいは大丈夫だろうと思ったが、実際には今日の練習はどうだったのだろう。短い距離ではLSDにならない。しかし長い距離で故障しては何にもならない。難しいところだ。今日のピッチ走法は走り方がおかしい。足、特に太腿の筋肉を主に使用している。もっと体全体で走りたい。上下動はできればない方がいいが、それにこだわりすぎると足だけの走りになってしまう。体全体で走るためには若干の上下動は止むを得ない。この辺も難しい。
10月20日
いよいよ今日で旅が終わる。充実した旅だった。
午前9時25分出発、12km。念願の漢江(ハンガン)河川内を走った。炭川という支流を越え、ソウル総合運動場へ。この支流自体が日本ならかなり大きいが、漢江は比較にならない。幅1km、その幅一杯に豊かな水が流れる。深さは8mあるそうだ。昨日到達できなかったこともあり、この川を目にした感動は大きかった。河川内には立派なサイクリングコースがある。私が自転車をやらない理由の一つが車道を走りたくないということである。こういうコースがあればやってみようかなという気になる。うらやましいことだ。
昼食は時間がないので近くのお店で。店員のおばさんが日本語が話せたので助かった。プルコギがお勧めというので1万7千ウォンとやや高いがそれを注文。一昨日の夜のお店は同じプルコギでも炭火で焼き、胡麻油や唐辛子で味付けしたサンチュ、葱などと一緒に食べた。こちらはダシをたっぷりとかけ、どちらかというとすき焼きのように煮る感じ。それをサンチュでキムチ、辛い味噌などと一緒に巻いて食べる。一昨日のお店ほどではないが、十分満足した。キムチの味はやや劣る。今回最も美味しいと感じたキムチは、昨日のポッサンのお店。非常に味わい深く、辛味は後から来る。やはりこちらでも牛肉は高く、豚肉は安いようだ。料理の値段がかなり違う。
空港に移動。途中免税店に寄る。あまり興味がないので早々に退散し、近くを散歩したがこれまた面白くなかった。免税店は空港内にこれでもかというほどあるのでこの店に寄ることに意味はない。
空港に到着。免税店を歩いてみたが、広すぎる!ランニングで往復しても結構満足するのではというほど広い。そこに猛烈な数の免税店。店員が話しかけてくるのがややうるさいが、便利なこともある。お土産でこれというものはない。キムチや韓国海苔は輸入されているので特に買う気にはならない。しおり、キーホルダー、ストラップ、名刺入れと記念に小物を少々購入。
広島空港へ。何とも近い。1時間半で着く。東京広島間とあまり変わらない。韓国は何と言っても料理がすばらしかった。ずっと韓国料理でもいいぐらいである。辛いのが苦手の人が数名いたようだが、そういう人にとっては韓国旅行は拷問のようなものだろう。韓国料理店に入れば唐辛子の入っていない料理を探すのに苦労するほどだし、辛さは私でも時折限界ぎりぎりのものがある。
帰宅後、久しぶりに体重計に乗る。体重は54.6kg。やや増えている。体脂肪率は5.5%と変わらない。その代わり筋肉量がやたらと増えている。午前中10kmほど走り、午後も重い荷物を背負ってかなり歩いた。よく運動し、よく食べ、よく寝る。それがよかったのだろう。何といつも「痩せ型」だったのに、初めて「細身筋肉質」という表示になった。元々骨格が細く、筋肉が少ない痩せ型の私にとってこの称号は非常にうれしい。鍛えれば人は変わるのだ。
10月19日
午前9時35分出発、10km。まずホテル近くの三陵公園へ。入り口を探して周りを走ったが結局見つからなかった。どうやら駐車場の奥にあったらしい。この公園の周りの歩道は柔らかい素材で足に優しい。一度ホテルに戻り、そこから東へ。オリンピック競技場などのある公園に行こうと思っていたのだがたどり着かない。帰って地図を見るともっと先だった。途中で北上してしまった。明日はぜひ行ってみたい。
昼食は全州ハルモニポッサンで。近道で丘を越えると、そこは意味不明のフランス語のお店が並ぶ高級住宅地であった。意味不明の言葉が並ぶのは日本も同じ。
ポッサンは茹で豚。このお店ではこれをキムチに巻いて食べる。これが相性抜群。キムチは味わい深く、辛味は後から来る。辛い味噌を入れても美味しいし、塩辛でもいい。スープも意外と辛いが美味しい。このガイドブック、今のところ外れなしである。これで行き方が分かりやすければ言うことはない。
世宗文化会館へ移動。ゲネプロ前、近くの景福宮(キョンボックン)を観光。世宗大路(セジョンデロ)はいかにもソウルの中心、韓国の中心という巨大な道路。道が大きすぎ、横断歩道が遠いため景福宮に行くのに偉く遠回りになった。正面には民族衣装に身を包んだ衛兵達が行く手を遮っている。中には入れないのだろうか。東側に行くとあっさり入れた。時間がなく奥までは行けなかったが、何枚かいい写真を撮ることができた。
夕食は近くのパプサンモリで石焼キムチオーギョッサルを食べる。コンロの上に巨大で平らな石を置き、その上にこれまた巨大な豚の五枚肉が乗る。本番前にこんなに食べられるだろうか。一瞬ひるんだが、サンチュにキムチなどと一緒に包んで食べるとまるで脂っこさがなく、あっさりと胃袋に入ってしまった。後でもたれるということも全くない。やはりこの野菜に巻いて肉を食べるという韓国方式は正しい。こちらではご飯は別に注文する。ご飯にはお味噌汁がついている。これが結構辛くて侮れない。唐辛子が駄目な人はこの国では一体何を食べるのだろうと思うほど、何にでも唐辛子が入っている。韓国人は世界一唐辛子が好きな国民ではないだろうか。
10月18日
昨日の話。夜10時半にホテルに到着。ヘウンデの最高級ホテルである。眺めがすばらしい。LANでインターネットに接続しようとしたら、ホテルのページが出てきてパスワードを求めた。分からないのでフロントに電話すると、親切にも部屋まで来てくれた。ところがその人も分からない。フロントに電話して再起動、URLを打ち込んだりしたが結局駄目。深夜に20分が無駄になってしまった。これ以上時間をかけたくないのでソウルのホテルに期待してここでの接続はあきらめることにした。
ここから今日の話。午前9時半出発、8.5km。距離は短いがT氏と二人のため特に後半スピードが上がった。1km5分丁度ぐらいまで行っただろうか。冬柏公園をまず1周。平日というのにやたらとウォーキングやジョギングをする人が多い。小学生も大勢遠足に来ている。道は日本にもある柔らかい素材で足に優しいが、出来立てのようでシンナー臭い。広安大橋という昨日バスで通った巨大な吊り橋、高層ビルが立ち並ぶ都心、海など眺めが素晴らしい。次に海岸沿いを月見の丘を見ながら東へ。日差しが強く暑い。南下して海沿いに来たためだろう。小学生の集団など人が多く、特に子供は前を見て歩かないので走りにくいポイントもあったが、通り過ぎれば快適。月見の丘の終点まで行って折り返した。
フルマラソンに黄信号。左足足首の違和感が取れない。20km走の疲労をずっと引きずっている。走らなければ間に合わない。先日2日間休んだが状態は変わらなかった。弱ったなあ。さてこれからどうなるか。昨日の方が違和感は少なかった。ゆっくり走ったためだ。しばらくLSDで様子を見るか。記録どころではなくなってきた。
昼食はいいお店もあるようだが、1時に出発するということで時間がないので、朝偵察した時に客がたくさん入っていたホテルの隣のお店に入る。ハンバーグのような肉が韓国風の甘みのある味付けでなかなか美味しかった。多数の付け合せが出るのは同様。
バスでソウルへ移動。遠い。午後1時に出発、休憩3回、ホテルに到着したのは午後8時20分である。休憩ごとにストレッチをしたが、それでも体が固まってしまった。エコノミークラス症候群の原因になりかねない。鉄道好きの私としてはぜひKTXに乗りたいところだが、仕方ない。秋山さんなど数名の方はKTXで移動したそうだが、ソウル駅からホテルまで渋滞で1時間20分かかったそうだ。こちらもソウル近くになってからかなりの渋滞。常態化しているようだ。まあ東京も同じこと。
ソウルの交通マナーには慣れない。非常に危険だ。歩道を車やオートバイが走るのは当たり前。日本人も西洋人に比べれば距離感が近いが、こちらではほとんどない感じがする。ホテルでも後ずさりしながら平気で人にぶつかってくる。後ろに全く注意していないし、気にする様子もない。だからバックする車はとても怖い。後ろに注意しているか信用できないし、注意してバックしているようには見えない。何も気にせずただ単にバックしているように見える。車は右側通行。日本とは逆でこれにも注意が必要だ。特に青信号になった時、左から右折車が来ないかどうかは必ず注意しなければ命が危ない。こちらの車は歩行者に対して突っ込んでくる。
そういえばバスの運転も荒かった。なぜ高速道路でここまで揺れるのか。一つは道路がコンクリートで日本のアスファルトの道路ほど平らではないことが原因だろうが、やはり主たる原因はスピードの速さと運転の荒さだろう。
ホテルから歩いてオニャンプルコギというお店に行く。今回購入したガイドブックは非常に詳しく、載っているお店は感動するほど美味しい。しかしテグでは地図が大まか過ぎて相当迷ってしまった。今回はテグよりも詳しい地図だし道も単純だから大丈夫だろうと思って行ったのだが、そのお店がどの道に面しているのか分からない。しかも歌舞伎町並みの繁華街で街に看板が溢れていて、お店を見つけるのにやや苦労した。
このお店には肉のメニューがプルコギとトゥンシンの2種類しかない。プルコギ、ご飯、ビールを注文。プルコギにはごま油、唐辛子などで味付けされたサンチュと葱、白菜、キムチ、辛い味噌、ニンニクなどが付く。ご飯には豆腐、野菜などが入ったスープ、サンチュ同様の味付けのシソの葉などが付く。プルコギが美味しい。感動。ひたすら「美味しい!」「美味い!」{素晴らしい!」と叫んだり唸ったりしたなが食べる。たまらずもう1人前追加。隣で食べていた女性が日本語が喋れて、親切にいろいろと教えてくれたり注文してくれたりした。感謝。幸せな夜であった。
私は、そういう日本人はたくさんいると思うが韓国料理が大好きである。キムチは毎日食べている。辛いものも好きだ。今日のプルコギのような甘い味付けもいい。韓国海苔も美味しい。今回の旅では食べるということの喜びを満喫している。
このホテルは簡単にLAN接続することができた。ただし有料。1日1万ウォン。
10月17日
午前9時半出発、10.5km。今日はM君、T氏と3人で。T氏はトライアスロン、私はフルマラソン、それに対してM君は健康目的のためペースはややゆっくり目。このペースは疲労感がほとんどなくこれはこれで気持ちいい。1km多分5分45秒から6分ぐらい。今日は平日のため車が多く、空気はやや悪い。昨日と逆に川の上流に行ってみた。こちらの方が中心という感じ。よく整備されていてうらやましい。こちらにも川の中に噴水がある。その噴水にかかる虹が美しかった。広響もスポーツをする人が随分増えた。健康でなければ仕事はできないし、演奏というのは体力的側面がある。また体力的余裕は精神的余裕にもつながる。私の知る限りでは、筋力トレーニング二人(うち一人はトレーナーを務められるほど本格的)、水泳一人、トライアスロン一人、ランニング4人である。調べればもっといるだろう。
プサン文化センターへ移動。ゲネプロ後近くの焼肉屋に入る。地元客で賑わっている。しかし相変わらず文字が読めず、言葉も通じない。ご主人が少し日本語が話せる。筆談を交えて何とか注文。お勧めというので頼んで出てきたのは豚肉だった。こちらではお店の人が焼いてくれるというのが普通らしい。大きい肉はハサミで切りながら焼いてくれる。タレにつけ、サンチュに薬味と一緒に包んで食べる。ご飯にはスープが付いていた。豆腐など入っていてなかなか美味しい。これをご飯にかけ、混ぜて食べる。日本とはいろいろと習慣が違う。食器を持ってはいけない。日本人はついお茶碗など持って食べてしまう。クッパにご飯を入れて混ぜて食べるのは普通のことである。日本では猫飯といって行儀が悪いことだとされている。せっか料理の美味しい国に来ているのだから、コンビニやファーストフードで済ませるというのはもったいない。言葉が分からなくても地元客で賑わっているお店に入ろう。後は何とかなる。これがなかなか刺激的で楽しい。料金は全部で何と3500ウォン。日本円で350円。安すぎる。
10月16日
相変わらずLAN接続でインターネットとメールの受信はできるのですが送信ができません。ただ、ヤフーメールでお返事を書けるようになりました。
午前9時30分出発、9km。ホテルから中心部に向かって地下鉄の走っている道路を1.5kmほど。そこから新川の河川内のコースを走る。普段は一人で走るのだが、今回は外国ということで念のためT氏と一緒に走る。快晴。気温は低いが日差しがある中を走ると汗が出る。河川内のコースは整備され、日曜日ということもありウォーキングする人やジョギングする人が多い。川の中に噴水があるというのはなかなか面白かった。2日間休んだ分ややきつさがある。休んだにも関わらず左足足首に違和感。とにかく頻繁にストレッチと指圧。走りながら直さないと走れなくなる。T氏はピッチ走法。私の方がストライド走法のため上下動が大きい。そこを指摘され、T氏と同じピッチで走ってみると確かに楽な面もある。ピッチ走法とストライド走法というのはそれぞれに長所、短所があり、どちらがいいとは一概に言えない。いろいろと常に試してみた方がいいだろう。
昼食は石焼ビビンバ。どうやらここではパ行とバ行の区別がないらしい。ハングルを読むとピピムパプ。実際にはピピンパッと聴こえる。ホテルの近くのあまり流行っていなさそうなお店。しかし食べてみると結構美味しかった。まだ一品頼むとキムチなどいろんなものが付いてくるという習慣に慣れない。僅か4000ウォンで大量に出てくると感動する。スープは牛肉や野菜の味がよく出ていて美味しい。しかし辛さは私の限界ぎりぎり。キムチは酸味が効いていて私好みの味。日本では石焼ビビンバは赤い味噌をたっぷりと入れて真っ赤にして食べるのだが、こちらではそれ以外のスープ、キムチなど他に辛いものがたくさんあるし、毎食出てくるから控えめにする。量も多く大満足。毎食満腹まで食べて大丈夫だろうか。
テグ市立芸術文化会館へ移動。昔の高松市民会館のよう。
今回は最初だけなのでゲネプロ後時間がある。散歩に出かけた。こちらは登山ブーム。ホールの隣にちょっとした山。登ってみると日曜ということもあってたくさんの人。中年夫婦が多い。近くにタワーが見えるので行ってみた。遊園地と併設されていて入り口が逆側にあり、かなり遠回りになってしまった。片道30分。丁度夕日が沈む時間できれいな写真を撮ることができた。後ほど旅行記でご紹介します。
10月15日
早起きして広島空港午前7時30分集合。今日から韓国公演である。ソウルのインチョン空港まで1時間半ほど。沖縄より近い。本来今日の目的地はテグなのでテグに飛べばいいのだが、広島からだと飛行機がない。インチョン空港からバスで5時間南下してようやくテグに到着。ホテルは最高級。非常にリッチな気分になれる。ただしレストランは値段がなく、どうやらかなり高いらしい。外に食べにでかける。集団に合流するという手もあったのだが、3人で歩いて中心部へ向かう。目指すはガイドブックに書いてあるシールビチンカルビというお店。カルビチンが名物だそうだ。しかしガイドブックの地図の通り行ってもまるで何もない。現地調達した地図と見比べ、迷いに迷った挙句、セブンイレブンのおばさんに言葉はまるで通じないものの身振りで場所を教わり、何とかようやくお店にたどり着くことができた。出てきたカルビチンは絶品!カルビを甘辛いタレで煮込んであるのだが、豆など多種多様な素材が入り、何とも言えない素晴らしい味わい。そこにキムチ、ピーナッツ煮、生ニンニク、味噌、サンチュ、白菜などなど様々な野菜が付く。ピーナッツ煮は肉と一緒にサンチュで包んで食べると味わいが増す。生ニンニクは強烈なパンチ。韓国料理はいろんなものを混ぜ、複合的な味わいを楽しむと言うがまさにその通り。どれを加えてもそのハーモニーのすばらしさに感激する。1時間半も歩いてようやくたどり着き、絶品料理に出会う。まさに高い山に登った時のような感動がある。また、その1時間半も街の様子を深く知ることができ、今日は忘れがたい日となった。
韓国の方は皆さん親切ですばらしい。しかし英語も通じないことが多く、文字が読めないというのは大変。実は英語が通じないのは日本も同様なんですけどね。
10月14日
広橋説雄日本癌学会理事長
ご存知の通り、がんばなかなかの難敵で、亡くなる方の原因の約3分の1ががんであるという状況に変わりはありません。
たばこが発がんの大きな原因であるということは、科学的に明白です。もしたばこを吸わなければ、がんになる人が約20%減り、毎年9万人の方ががんにならなくて済むのです。
たばこで不幸になるのはご本人だけでなく、周りの方もなのです。
もし、ここにたばこを吸われる方がいらっしゃいましたら、ぜひこの機会におやめいただきたいと思います。
昨日の話。アクタスでマウスピース選定。依頼のあった3本と自分用1本、合計4本のM30を購入。現在使用しているM30はあまりにも鳴りがよすぎ、吹き心地が楽すぎるため、どのマウスピースを吹いても重く感じてしまうのだが、要はリードを変えればよいのだ。薄いリードで選定すると、いいのがたくさんあるじゃない。今回は18本中1次審査を6本が通過。最終的にその中から4本を選ぶのに苦労するほどのハイレベルであった。
選定後はいつものように和幸へ。最近お気に入りのヒレロース盛り合わせを注文。値段は大して変わらないのに、肉の量が多い。断然お得である。ご飯、キャベツ、味噌汁をお代わり。うーん、満腹!
帰って体重計に乗ると、案の定体重は1kg増の54.1kg。しかし何と体脂肪率は1.2%減って5.4%。朝に比べると夕方の方が体脂肪率は低いが、食べた影響はないようだ。その代わり筋肉量と体水分量が増えている。
ここからは今日の話。広島に移動。新幹線車内で韓国のガイドブックを熟読。何とかハングル文字が読めるようにならないかと思ったが、無理であった。帰宅後スーツケースの中の荷物を出して整理。数時間後には明日からの韓国公演に備えてまた荷造りしなければならない。
昨日生毛工房でシルクの布団カバーと枕カバーを購入。今日早速羽毛布団に被せてみた。うーん、この感触最高!夢心地である。
こちらで走ろうと思っていたら、夕方から凄い雨。これじゃ走れない。新幹線車中ではあんなにいい天気だったのに。今日は富士山がきれいに見えた。登った時もこれぐらい晴れていれば、「富士山登山記」の写真もまるで違っただろうに。仕方ない。
新しいマウスピースを練習に使ってみた。これまでのもので薄いと感じるリードで吹くと丁度いい。最初鳴りが悪いと感じた。失敗したか?しかし試行錯誤しているうちに、アンブシュアを大きく変えなければならないことに気が付いた。深くくわえ、歯と歯の間隔を広く、口の中も広く。そうすると上手くいく。これまでのマウスピースがあまりにも良すぎたため、他のマウスピースを使う気がしなくなり、選定しても新しいマウスピースを買う気がなくなっていた。しかし特定のマウスピースに頼りすぎると後で困ることになる。マウスピースは消耗品でいずれ交換しなければならない。その時気に入るものがなければ大変だ。そしてマウスピースは徐々に変化している。今はこれまでのマウスピースを選定した時よりも重厚な方向に行っている。これまで何度か流れと違うものを求めて苦労したことがある。ある程度流れに乗った方が上手くし、それしか方法はないのだ。
10月13日
午前5時5分起床、5時55分出発、10km。放射冷却現象で昨日より大分気温が低い。久しぶりにロングスリーブシャツとロングタイツで走る。体が起きない。早朝ランニングにはデメリットもある。筋肉が目覚めていないうちに走らなければならない。ストレッチと筋トレは十分にやっているのだが。昨日より体が起きない感じがするのは、αリポ酸とL-カルニチンを飲んでいないせいだろうか。影響はあるだろう。いつもこの時間に見かけるベテラン女性ランナー。朝6時台に走れば必ず会うということと、その贅肉の全くない引き締まった体つきから見て相当の達人だ。いつもはすれ違うのだが、今日は後ろについてしまった。仕方がないので加速して追い抜く。ここのタイムが1km4分36秒。しかし次の1kmが5分12秒だから大したことはない。
10月12日
午前5時起床6時出発、10km。もう朝5時は暗い季節なんだ。久しぶりに早起きして日が短くなっていることを実感した。朝6時で日の出の時刻を少し過ぎたぐらい。走るには丁度いい。さすがに昨日の20kmの疲労が残っている。足が重い。左足首に違和感。しかしかばってはいけない。右足に負担がかかってしまう。着地に気をつけながら徐々にほぐしていく。タイムは1km5分20秒台、時々30秒台。何とか休まず、走りながら長距離の疲労を取りたい。
なるほど、押せばいいのだ。左足首付け根の違和感のある部分、先日読んだランナーズに書いてあったので押してみたら随分楽になった。
10月11日
昨日の話。ヴァイオリンのレッスン見学をしていると午後6時ごろH君から電話。レッスン終了後、8時過ぎにかけ直すと、何と渋谷でM君と飲んでいるという。遅いが途中から参加させてもらった。二人ともファイナルファンタジー]をやっているというのには驚いた。特にM君は熱狂的ファン。いかに]が名作かを熱く語った。そんなにすばらしい作品ならやってみたいが、しかし時間がないぞ。どこにそんな時間があるの?M君はシーズン中は睡眠時間3時間だって。すごいな。私にとって食事と睡眠の時間はどうしても譲れない。たまにリガチャー製作のために削ることはあるが。練習時間も神聖な時間。それに走ってメール、リガチャー関連、HPとやっているともう時間はない。せめて新聞を読む時間ぐらい欲しいと思っているところである。特に今日のように長距離を2時間近く走ると1日の短いこと。元々演奏向上のために始めたのだからそこまでしなくてもという気もするが、しかしフルマラソンが趣味になってしまったのだから仕方ない。
午前10時20分出発、1時間49分16秒プラス1分30秒ぐらい。平均スピード1km5分23秒ぐらい。推定走行距離19.7km。20km走ったと思ったがちょっと足りなかったか。次回はもっと距離を伸ばそう。走っている時の感覚としてはもっと余裕が欲しい。大して速く走ってはいないのだから。しかし走り終えた感じはまだまだ余裕がある。いずれにしてもフルマラソンまでにこういう長い距離をもっと走っておく必要がある。精神的なスタミナをつけるという側面もある。
10月10日
体育の日で祝日。音楽家はその多くがそうだが、曜日感覚に乏しい。特に祝日に弱い。曜日と関係なく働いているせいである。たまに三連休を把握しておらず、列車が満席でしまった!と思うことがある。
昨日はどんなリハーサルだったのかという質問に答えて
いい指揮者というのはある種の雰囲気を持っています。会場に現れた瞬間、発するものを感じます。小泉さんの場合は、一つのものを深く掘り下げていく非常に集中したものを感じます。リハーサルが始まると、やはりその印象通り、曲に深く集中して入り込んでいきます。いい指揮者というのは特に喋る必要がないのです。体全体から発する雰囲気、顔の表情、手の動き、体の動きがその曲の持つ本質や感動を伝え、こちらは自然とその方向に流れてオーケストラ全体が一つの方向に動くのです。この時重要なのは、オーケストラのメンバーが確かにそれはそうだと共感することです。確かに小泉さんが表現しているとおり、シューベルトは常にその底辺に熱い歌があるのだ、などと共感する。それによってオーケストラは動くのです。喋らず、通しているだけで曲が仕上がって行く。だから短い時間でも大丈夫なのです。そこに最小限の言葉がある。その言葉と喋っている時の雰囲気になるほどと納得し、共感する。そうするとさらに感動が増します。具体的に今回のリハーサルで言うと、シューベルトにおいては、「音を保って」と「ピアニシモでも歌って」という二つの言葉が印象に残ります。それによって音楽に深みと感動が増します。メンデルスゾーンでは、終楽章の弦楽器が難しくどうしても遅くなります。遅くなると緊張感のないふやけた演奏になってしまいます。それに対してたった一言、「インテンポで」という言葉だけで緊張感が高まり、曲の構成感が出てくる。このあたりは見事でした。いい指揮者というのは基本的に体から発するものでイメージを伝え、最小限の言葉でそれを補うのです。
チェリビダッケのリハーサルについて
チェリビダッケのリハーサルはビデオをいくつか見ましたし、実際に体験しました。彼のイメージは人と違い、そのイメージを究極まで完成させないと納得できない。それで時間がかかるのです。以前小沢征爾さんがテレビで、「指揮者というのは、ヴァイオリンが17だと言い、チェロが14だと言ったら、じゃあ今日は15にしましょうかと取りまとめるのが役割だ。」と言っていたのを覚えていますが、オーケストラの団員の感性の範囲内で音楽を作れば、レパートリーであればそう時間はかからないものです。留学中、パリでチェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルのブルックナーの8番を聴きました。一点の曇りもない完璧な演奏。音楽的にもすばらしい。しかし個人的にはあの遅さは耐え難い。体が締め付けられるような苦痛を感じます。ただ、あの独特の個性と完璧な演奏に熱狂的なファンたたくさんいるのは理解できます。
私が大学1年の時だったか、チェリビダッケが芸大に教えに来ました。曲はシューベルトの未完成。まず配置を見て、「ひな壇は非常に重要だ。」と言いました。それで平らなセッティングだったのを管打楽器にひな壇を作って20分ほど。その後、「この曲は倍管でやるものだ。」これで客席で見学していた私は急遽呼ばれ、2ndClアシスタントの席に付きました。これで15分ほど。その後チューニング。コントラバスで10分、「違う!」の繰り返し。弦楽器全体で30分ほどかかったでしょうか。さて管楽器はどうなるかと思ったら、「管楽器はその時その時で違うからチューニングは必要ない。」で終了。いよいよ曲が始まりました。最初のチェロコントラバスの数小節で20分。「もっと小さく!」「ピッチが合っていない!」木管の出だしで20分。「もっと小さく!」しばらくして「私を怖がるな。」そう言われても怖いんですけど。こうして2時間半はあっという間に過ぎ去ったのでした。チェリビダッケのリハーサルはこのようにして膨大な時間がかかるのですが、これは特殊な例です。オーケストラも利益を出さなければなりません。そのためには次々と仕事をこなしていく必要があります。一つの演奏会のリハーサルに6日も7日もかかっていては赤字で倒産してしまいます。このため、プロの指揮者には通常限られたリハーサル時間の中で最大限オーケストラを上達させ、いい演奏にする能力が求められます。
昨日のシカゴマラソン。千葉選手は調子が悪そう。やや前かがみ、腰も少し落ちている。野口みずき選手とは実力は大分違う。その中でも2時間25分台3位というのは立派な成績。その次にゴールした日本人選手はゴール直前で倒れ、起き上がることもできないような状態。一般の人から見ればそこまでして走るのかという感動があるかも知れないが、有森さんなどプロの批評は厳しかった。「次回はああいう状態にならないように気をつけないと。」もう一人の解説者も、「あれは低血糖状態ですね。ドリンクなどを工夫しないと。」当然のことながら、マラソンは根性だけで走るものではない。自分の実力、このスピードで走ればこうなるなど様々なことを把握し走る冷静さ、論理性が求められる。
購入者の声
<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
リガチャーを替えてから息の通りがスムーズになり、しっかりと振動するようになりました。現在とても気に入っています。
10月9日
みろくの里のお寺で本番。シューベルトの未完成とメンデルスゾーンのイタリア。いずれも名曲中の名曲。これらの曲が演奏できるというのは本当に幸せなことだ。人類の宝と言ってもいいこれらの名曲に浸りながら演奏する。私が感じた感動が聴衆に伝わる。みなさんに感動してもらえればそれが私の喜びとなる。小泉さんの指揮はすばらしかった。レパートリーとはいえ、昨日僅か2時間のリハーサル。今日は会場で他の行事があったためゲネプロもなし。その中でこれだけの演奏ができるのは小泉さんの力が大きい。
演奏後埼玉の自宅に移動。
午後8時5分出発、15.2km。黒目川コース完走。前半新座市側、後半東久留米市側。1km5分30秒ぐらいのゆったりしたペース。最後にややスパート。1km4分50秒台で2kmほど走る。このコースを全て走ると気分がいいが、昨日休んだこともあり物足りなさもある。20km、25kmの練習もそろそろしたいが、明日はどうやら一日中雨のようだ。
10月8日
福山に移動、みろくの里でリハーサル。明日本番。指揮は小泉さん。温和でリラックスした雰囲気の中でのリハーサルだが、熱い情熱や音楽の深みを感じる。私はもう少したくさん練習してもいいと思うが、最小限の時間、最小限の労力の中で最大限の効果が出る理想的なリハーサル。すばらしい指揮者である。
去年から始まったこのコンサートだが、主催者の方には毎年よくしていただいている。今年も夕食にすき焼きをご準備してくださり、みんなで楽しくいただいた。
10月7日
定期演奏会本番。今回私はユン・イサンだけで非常に楽。ゲネプロを聴いた。たまには曲降りの時にでも客席から自分のオーケストラを聴いた方がいい。いろんなことが見えてくる。客席から見た田野倉さんの存在感は圧倒的だ。短い間によくここまでコンサートマスターとして成長した。元々ソリストとしてはN響メンバーと一緒にやっても他を圧倒するほどの力がある。それにヴァイオリンパートがよくついて行って、一つの塊として聴こえてくる。マーティンの位置はもっと指揮者に近い方がいい。全体的にチェロが沈んで聴こえる。当然これもいろんな事情があってこうなっているのだろうから、言ってもすぐに改善されるとは限らないが。
午後9時5分出発、14km。
0〜1km 5分18秒
1〜2Km 5分22秒
2〜3km 5分10秒
3〜4km 5分06秒
4〜5km 5分08秒
5〜6km 5分0秒
6〜7km 5分04秒
7〜8km 5分11秒
8〜9km 5分09秒
9〜10km 5分16秒
10〜11km 5分19秒
11〜12km 5分18秒
12〜13km 5分28秒
13〜14km 5分25秒
トータル1時間13分19秒
平均スピード 1km5分14秒
速く走った翌日には疲労が残る。昨日より平均スピードが5秒遅い。といっても決して遅いタイムではない。レース当日の序盤中盤はこれぐらいで走りたいと思っているペースである。12km過ぎから急に足が動かなくなった。レース当日も30km過ぎあたりではこれぐらい疲れているだろう。できれば最後まで1km5分20秒前後をキープしたいのだが、難しいかもしれない。今回の大会で気になるのが高低差128m。低い山ぐらいある。前回自分の実力に対してかなりいいタイムが出てしまったので、今回記録更新は難しいかも知れない。とにかく登りは頑張らない。序盤中盤で調子に乗らない。30km、35kmからが本当のマラソンだ。
10月6日
リハーサル3日目。昼休憩時に韓国公演についての質問会を行う。
右顎のリンパ腺が腫れている。一昨日から何だか右の奥歯が上下とも痛いと思っていたが、その原因がリンパ腺だというのに気が付いたのは今朝になってからである。一昨日雨の中を1時間以上走ったのが原因だろうか。昨日一昨日は冬のような天気。今日は一転して夏だ。気温の差が激しい。ランニングウェアも臨機応変にしなければ。それと雨の日のランニングには特に注意が必要だ。君は気をつけないと精神力が肉体に勝ってしまうからね。
やっぱりこれはリンパ腺ではなく歯だ。右下奥の十数年前に被せた銀歯、これが痛んでいるのだ。そうするとまずいなあ。治療しなければならないが、韓国公演までに治療に十分な時間はない。しかし海外公演中に歯が痛むというのは非常にまずい。とにかく歯医者に相談してみよう。
午後7時45分出発、14km。
0〜1km 5分24秒
1〜2Km 5分18秒
2〜3km 5分10秒
3〜4km 5分07秒
4〜5km 4分42秒
5〜6km 4分53秒
6〜7km 5分08秒
7〜8km 4分55秒
8〜9km 5分7秒
9〜10km 5分15秒
10〜11km 5分05秒
11〜12km 5分14秒
12〜13km 5分23秒
13〜14km 5分19秒
トータル1時間12分08秒
平均スピード 1km5分09秒
出発が遅く時間がないので、8kmもしくは11kmを速く走ろうと事前にイメージ。最初はウォーミングアップ、2km過ぎから徐々に加速。そうすると何とも気持ちいい。特に気持ちがいいのが緩やかな下りでしかも追い風の区間だ。4〜5kmはあまりに気持ちよくて調子に乗った。7〜8kmも同じ区間なのだが13秒遅い。10〜11kmはさらに10秒遅い。さすがに私にとってこの1km4分42秒というタイムは長続きしない。それどころか実際のフルマラソンでこれをやればオーバーペースで後で痛い目に遭う。さて11kmで帰ろうと思ったら、体が物足りないと言う。体ってすごい!この短期間で自分の体が驚くほど変化した。14kmぐらいは今や何ということはない距離なのだ。
France2
子供が非行に走ったのは親の躾が悪いからだ。両親に禁固1ヶ月の実刑判決。3人の子供がことごとく悪童。学校の窓ガラスを割り、校長の家に乱入する。父兄の怒りは頂点に達していた。
購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
早速吹いてみたのですが、息が入りやすくて、音も明るく丸い感じで、とても気に入りました。ありがとうございました。説明書を読んでいて気になったのですが、やはり、このリガチャーは1年程度の寿命なのでしょうか。気に入ったので、出来るだけ長い間使いたいのですが。。。
製作者注:寿命は使用頻度と使い方に大きく影響されます。長持ちさせたい場合は、一巻き上に余るぐらい高い位置でしばらく使って、徐々に慣らしていってください。できるだけ弾力がなくならないよう大事に使えば長持ちすると思います。よろしくお願いします。
10月5日
リハーサル2日目。ユン・イサンは面白さが徐々に分かってきた。韓国公演の曲のリハーサルも行われた。
昼運営委員会。
午後5時45分出発、17km。
0〜1km 5分10秒
1〜2Km 5分25秒
2〜3km 5分26秒
3〜4km 5分33秒
4〜5km 5分24秒
5〜6km 5分26秒
6〜7km 5分28秒
7〜8km 5分28秒
8〜9km 5分23秒
9〜10km 5分13秒
10〜11km 5分17秒
11〜12km 5分24秒
12〜13km 5分26秒
13〜14km 5分19秒
14〜15km 5分24秒
15〜16km 5分23秒
16〜17km 5分00秒
トータル1時間31分12秒
平均スピード 1km5分22秒
昨日より平均スピードが5秒遅い。かなりゆったりしたペースだ。このペースで走ると、走ることがまるで息をすることのように日常のことに感じられる。夜の瀬野川が美しく、眺めながらボーっとして走るのが気持ちいい。体が長い距離に順応してきた。このペースでいいのなら何キロでもいいよと言っている。問題はトイレだ。久しぶりに半袖を着た。ランニングシャツとは暖かさが全く違う。しかも今日は雨がほとんど降っていない。帰ってみると、結構汗をかいている。それでも向かい風では寒さを感じる。寒さを感じるとトイレが近くなる。困るのである。もっと厚着すべきなのだろうか。もう一つ問題がある。顔が痩せるのだ。体重はむしろ昨日より300g増えて53.7kg。体脂肪率は変わらず6.1%。それなのにここ数日距離を伸ばすにつれて顔が痩せてきた。すでに十分痩せているのでこれ以上痩せるのは困るのである。10km過ぎから頬のあたりの脂肪が徐々になくなっていく感じがする。帰って鏡を見ると実際にその辺りが痩せている。とにかくたくさん食べるしかない。現在1日4食目一杯食べているが、場合によっては5食にする必要があるかも知れない。
10月4日
定期演奏会リハーサル初日。指揮は秋山さん。最近ひどい指揮者が多いので秋山さんだとほっとする。トラブルは大体、指揮者に能力がないのにその自覚がない場合に起こる。自分が悪いのにこちらのせいにされるとこちらもカチンと来るという図式だ。そこに指揮者の人格という問題も加わって事は大きくなるのである。
ユン・イサンのファンファーレとメモリアル。現代音楽だが同時に東洋の民族音楽でもある。雅楽に通じるものも感じる。現段階では佳作という印象だが、何度もリハーサルを重ねるうちに印象が変わるということはよくある。
昼食をご飯大盛りで食べたというのに2時ごろからすでに空腹感。3時過ぎからは生命の危機を感じた。やはりランニングの距離を伸ばしていることが影響しているのだろう。食べても食べてもお腹が減る。帰宅後すぐにバナナ2本、パン、プロテイン入り牛乳、グレープフルーツなど大量摂取。
ようやく健康診断の結果が戻ってきた。他は全てAなのだが、痩せ気味ということで計測がBになっており、総合判定もB。走って痩せている人と、運動もしないのに痩せてしまっている人とを一緒にしないで欲しいなあ。胃は異常なし。要するに酒を飲まなければ、特に寝酒を飲まなければ胃は荒れないのだ。血液検査はほぼ全て基準値の中ほど。大きく外れているのはHDLコレステロール。参考基準値40〜80に対して79。何だこりゃ?やばいのか?調べてみると善玉コレステロールで高い数値でも大丈夫だそうだ。他に中ほどから外れているのは中性脂肪。基準値35〜150に対して46。つまり極めて健康ということである。
難しいところはゆっくり吹けばいいんだよ。ただし人に分からないようにね。
午後6時20分出発、14km。小雨。激しく降り出せば早めに切り上げようと思っていたが、ずっと最後まで小雨だった。無風ならこの程度の小雨はどうということないが、小雨プラス向かい風はさすがに若干寒い。そろそろ半袖の季節だ。
0〜1km 5分0秒
1〜2Km 5分11秒
2〜3km 5分18秒
3〜4km 5分21秒
4〜5km 5分17秒
5〜6km 5分13秒
6〜7km 5分15秒
7〜8km 5分20秒
8〜9km 5分16秒
9〜10km 5分19秒
10〜11km 5分22秒
11〜12km 5分18秒
12〜13km 5分24秒
13〜14km 5分19秒
トータル1時間14分0秒
平均スピード 1km5分17秒
やたらと調子がよく、体が軽い。昨日あれほど疲れて足が重かったのに、しかもその状態で11km走ったのになぜ?体ってすごい!ランニングの疲労は走って治す!最初の1kmは調子に乗ってしまったが、徐々に落ち着いた。さすがに10km過ぎから足に疲労を感じたが、走り終えてもまだまだ余裕がある。もちろんこれぐらいでなければフルマラソンはとても走れない。
購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
初めて見るタイプですが、鳴りの良さに驚いています。本当にありがとうございました。
10月3日
昨日のあるある大事典。楽屋で化粧をしていた森光子さんの背筋がピンと伸びていたというのは記憶に留めるべき話である。姿勢が悪いと老け顔になるというのも面白い話。ということは最近の若い女の子達は急速に老け顔になるな。
午後6時10分出発、11km。本当は14km走ろうと思っていたがとんでもなかった。昨日一昨日の疲労で足が動かない。特に昨日は調子に乗りすぎた。
0〜1km 5分22秒
1〜2Km 5分24秒
2〜3km 5分24秒
3〜4km 5分24秒
4〜5km 5分20秒
5〜6km 5分20秒
6〜7km 5分20秒
7〜8km 5分15秒
8〜9km 5分21秒
9〜10km 5分30秒
10〜11km 5分14秒
トータル58分59秒
こうして見てみると、遅い中でも安定した走りとも言える。7km手前からようやくランニングハイになってきたがそれも長くは続かなかった。3日間でわずか33kmしか走っていないのにこの疲労。まだまだ修行が足りない。とにかく腰が落ちるのはまずい。腰高のフォーム!と心の中でずっと叫びながら走った。腰が落ちればスピードも遅くなるが、それよりも膝を痛めてしまう。常に曲がった状態で体重を受けてしまうためだ。腰高のフォームを維持するために腕はへその位置から下に振り下げるようにし、何とか正しいフォームを維持することができた。しかし9km以降はストライドが狭くなってしまった。これだけ足が疲れていては広いストライドを保つことは困難だ。これから修行を積んで長い距離でも腰高の美しいフォームと広々としてゆったりとしたストライドで楽々と走りたいものだ。
体脂肪が1kg減れば、フルマラソンのタイムが3分縮むそうだ。表にするとこうなる。
体重 体脂肪率 体脂肪の重量 フルマラソンのタイム
50kg 5% 2.5kg 3時間30分
52.5kg 10% 5kg 3時間37分30秒
55kg 15% 7.5kg 3時間45分
57.5kg 20% 10kg 3時間52分30秒
60kg 25% 12.5kg 4時間0分
体脂肪1kgは7000kcalのエネルギーに相当する。フルマラソンで消費するエネルギーは2100kcal。つまりフルマラソンで必要な体脂肪はわずか300g、それ以上はただの重りである。フルマラソンを走るためには体脂肪率は1,2%あれば十分なのである。重りをつけて走ればタイムが遅くなるのは当然。しかし体脂肪率が高い人は、膝に負担がかかるため走ること自体ができない場合が多い。
昨日のあるある大事典でやっていたストレッチをやってみた。特に背を後ろに反らして15秒維持するポーズは姿勢をよくするのに効果的で気に入った。これからちょっとした休憩時に取り入れよう。などと思いながら鏡を見て驚いた。目が昨日までよりも大きい。上に吊り上げられた感じである。そんなに即効性があるの?ほんまかいな。
<某クラリネット奏者の苦難な日々>
某月某日
某所に教えに行く。「それじゃ私と同じように吹いてごらん。ソラシドレと吹くからね。」「ソラシドレー♪」するとその生徒はこう吹いた。「ソラ シドレミファソラー♪」
某日某日
某国の若手をレッスンし、オーケストラで共演するという企画。ゲネプロにて。
その生徒が重要なところで何度も落ちる。何をしているのかと思ったら、
1回目 左手で拍を叩いて数えていた。
2回目 楽譜をめくっていた。
3回目 スワブで楽器の掃除をしていた。
10月2日
「走った距離は裏切らない。」野口みずき
確かにそうだろう。しかし、これを「練習は裏切らない。」と置き換えると疑問も生まれる。それ以外の要素もあるのだ。むろんランナーにとっても同じだろう。野口みずき選手には強い内臓という素質がある。音楽家にも当然素質という問題がある。性格=素質という側面もある。重要なのは練習の質。質の高い練習をするためには論理的思考ができなければならない。私より練習時間が長いのに全く上手くならなかった人はたくさんいる。その辺りに問題があるのだろう。音楽家にとって重要なのは本番で力が出せること。そのためには練習以外に、性格的な要素も重要になってくる。その辺りをこれから時間をかけて考えてみたい。
午後、買い物をしていたら疲労が噴き出してきた。こういう時はグレープフルーツが効く。食べた直後に疲労感が軽減する。
午後8時10分出発、11km。気温は26度とこの時期この時間としてはかなり高い。
0〜1km 5分14秒
1〜2Km 5分21秒
2〜3km 5分14秒
3〜4km 5分19秒
4〜5km 5分11秒
5〜6km 5分11秒
6〜7km 5分16秒
7〜8km 4分42秒
8〜9km 4分27秒
9〜10km 5分2秒
10〜11km 5分7秒
トータル56分9秒
7km手前ですれ違った若いランナー。やたらと速く走っていたので追いつくこともないだろうと思いながら折り返した。そうすると何とすぐに追いついてしまった。速く走っているようで実際には遅いというのはつまり全然駄目ということである。マラソンでトップクラスの選手達の走りを思い起こしてみて欲しい。彼らはとても楽そうに走っているように見える。しかし実際には男子で1km3分という猛烈な速さで走っているのだ。1km3分がどれほど速いか一度試しに走ってみるとよく分かる。全速力でこのスピードになる人は何人に一人いるだろうか。そしてこの速さで走った時、トップ選手と同じように楽に走っているように見える人はまずいないだろう。この人の場合、ピッチがやたらと速いのに歩幅が狭すぎて前に進まない。腕の振り方ががむしゃらなだけで無駄にエネルギーを消耗している。上下動も大きく推進力以外に多くのエネルギーが費やされる。つまり全く話にならない走法で、速くも走れなければ長くも走れない。ところが、私が追い抜くとカチンと来たらしい。後を追ってきた。勘弁してよ、お互い好きに走ればいいじゃない。仕方がないのでペースを上げるとついてくる。やれやれ、根性があるというか、性質が悪いというか。大体ね君、フォームを見比べてごらん。この腰高でゆったりとしたフォームの私と君が同等だと思う?それは大いなる勘違いだよ。こうして瀬野川村のかけっこ合戦が始まった。ダッシュまではいかないが、久しぶりに快調なペースで走ることができ、いい刺激になった。ありがとう。
購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
音が広がりすぎるのが悩みだったのですが、このリガチャーはちょうど良い加減でまとめてくれるのでうれしいです。友人にもすすめてみます。ありがとうございました。
10月1日
もう10月ですか。9月はいろいろあったが、ダッシュで駆け抜けていったような。
ハードスケジュールの末夜遅く広島の自宅に到着。それでも走りたくてうずうずしているのだから我ながらどうかしてるな。
午後10時25分出発、11km。10月は月間走行距離300kmを目標にします!基本は11km。そこから時間がある時に距離を伸ばす。
「走った距離は裏切らない。」野口みずき
今日は理想的なタイムだったので書いてみる。
0〜1km 5分7秒
1〜2Km 5分14秒
2〜3km 5分19秒
3〜4km 5分23秒
4〜5km 5分11秒
5〜6km 5分15秒
6〜7km 5分15秒
7〜8km 5分6秒
8〜9km 5分8秒
9〜10km 2分34秒、2分4秒(500mダッシュ)、合計4分38秒
10〜11km 5分6秒
トータル56分47秒
4kmあたりで一度停滞するが、7km以降でタイムが上がる。終わってもそれほど疲れがなく、余裕がある。秋らしいタイム。これからの走り込みが楽しみだ。