2005年12月

12月31日
空間がなければ時間はない。時の終わりとは空間がなくなる時だ。それでは空間がなくなる時は来るのか?それを考えるには人生は短すぎる。永遠というものは存在しないのだろうか。永遠というものがないのだとしたら、この宇宙もいずれは消滅するのだろうか。この宇宙の他に宇宙はあるのか?他にも無数に宇宙があるとして、永遠というものが存在しないとすれば、そういう宇宙の誕生、消滅といった連鎖自体がいずれ終わる時が来るのだろうか。今年も残すところあと2時間弱。残り僅かと思ったらこんなことを考えてしまった。

今日は同門の5人で昼食。高松駅からすぐのシンボルタワー29階の中華。眺めがすばらしい。瀬戸内海の風景が美しい。高校時代いつも前を通っていた高松市役所や母校が見えてうれしくなった。1500円と眺めの割りには安く、料理も悪くない。昼食後、30階のフレンチレストランでコーヒータイム。こちらもコーヒー550円で素晴らしい眺めを楽しみながらゆっくりとできる。



午後5時5分出発、10.85km。ようやく調子がよくなってきた。コーヒーの影響もある。ただしコーヒーはトイレが近くなるのでハーフマラソンでもやめておいた方がいいだろう。10kmなら何とか大丈夫かも知れない。フルマラソンの場合は逆に前半に力を使いすぎ、後半の失速につながる恐れがある。1km5分ちょっとで気持ちよく走る。足はもっと速く走りたがったが、あまり飛ばすとばててしまう。あくまでも最後がいちばん速くなるように組み立てるべきだ。最後の1550mを7分6秒。1km換算4分35秒。ようやくここ数日きちんと筋トレとランニングが継続してできるようになってきた。足の筋肉が張って、触るといい感じである。12月は雪や忙しさの影響で走れない日が思ったよりも多かった。1月も忙しいが、もう少し休まず練習できるはずだ。

田舎ってすごい。朝10時頃に最初のお客さん。釣ったハマチを持ってきた。夕食に頂いたが、身が締まっていて絶品であった。「まあ上がりまい。」「いやいや。」という会話を最初に交わすのがマナーらしい。結局上がって楽しそうに会話しているところに、11時頃次のお客さん。また何か持ってきたらしい。今度はそのハマチをさばいてもらいに親戚宅へ。帰ってきたらブリまで増えている。楽しそうな定年退職後の田舎暮らしだが、私のように「煙草は迷惑です。ここで吸うのはやめてもらえますか。」などとはっきり物を言う人間には向いていないだろうな。田舎の人間はある程度我慢しながら人付き合いをしている。だから陰での悪口も結構聞く。嫌なら嫌とはっきり言えばいいのだ。嫌いな人間に無理に合う必要もない。それがそうもいかないところが田舎の息苦しいところである。これはしかし好みの問題で、都会と田舎のどちらがいいかということは断言できない。どちらか自分の好きな方に住めばいい。二十四の瞳には作者の田舎に対する憎悪が込められている。田舎には都会にはない良さもあるが、この作者の気持ちもよく分かる。

購入者の声
<ソプラノ、アルト、オットリンク(1個はデュコフテナー用)2mm2個、全てピンクゴールドをご注文の方より>
早速試してみました。今まで使っていたリガチャよりまとまりのある音になり、反応もよくなりました!これからもこのリガチャで行きたいと思います。寿命になってきたら、また注文させてもらいます。これからもよろしくお願いします!

<デュコフメタルアルト用ピンクゴールドをご購入の方より>
高尾さんのアドバイス通りヤナギサワメタルテナーにも対応できました。リガチャを付けずリードを指で押さえて吹いた時の感覚(息通り・音質)にさらに音圧や音の艶・パワーなどもプラスされたような感覚で、小さい音でも大きい音でも「鳴る!」という感じで感動しています。素早く丁寧なご対応ありがとうございました。また機会がありましたら宜しくお願いいたします。

<M30の選定を依頼された方より>
先日マウスピースの方が届きまして早速吹かせて頂きました。マウスピース一つでこれほど変わるものかと大変驚いています。自分で選ぶこととプロの方の選定の違いがはっきりわかりました。本当にお忙しい中ありがとうございました。大切に使わせて頂きます。

12月30日
2005年も残すところあと1日。

午後4時5分出発、10.85km。こちらに来てからあまり調子がよくない。ひょっとして食べすぎ?餅や赤飯は思っているよりも胃腸に負担になる。それでも徐々にスピードを上げ、最後は1km換算4分30秒台。今日は何と野焼きが一つもなかった。みんな仕事を終えて休みに入っているらしい。こちらでも悪質な野焼きはすぐに通報されるそうだ。

<B♭クラリネット用ロジウムをご購入の方より>
ありがとうございました。音の鳴りムラがなく、吹奏感が本当に楽です!みなさんのおっしゃるとおり、練習が楽しくなりました!弾力が長持ちするよう、ゆっくりとならしていこうと思います。

12月29日
今日は特に暖かい。暖房をつける必要がない。窓を開け、応接間でパソコンを打つ。日差しが明るく力強い。この季節にこれだけの日差しと暖かさがあるというのは幸せなことだ。

新しいマウスピースが好調である。11月に購入したマウスピースは、響きの効率が極限まで高いのだが、リードが薄いと音が薄くなりやすい。うまくリードを合わせればすばらしい能力を発揮するが、やや気難しい面がある。それに対してこのマウスピースは常に音の太さを保ってくれるという面で使いやすい。

中音域のシを左右どちらの指で取るかというのは難しい問題だ。右の方がトリルが速かったりするが、なぜだかよく分からない。中音域のソからなら左がいい。左の方が近いからだ。しかしラからだと右の方がいい。ラの時左手はやや上方にある。そこからだと左のシは遠い。むしろ右で取った方が近くて確実である。

私が小学生の頃からあったスーパーに30年ぶりに入った。小学校への通学路にあり、いつもこのお店の前を通っていた。当時と同じ建物。当時も新しい感じはなかったのだが。中に入ると雑然としているが、商品の鮮度は保たれている。レジのおばあさんはきっと当時と同じ人なのだと思うが覚えていない。客は老人が多い。その全員がおばさんと知り合いで楽しく会話している。ものすごい地域密着ぶりである。私にだけよそよそしくなるのがちょっと悲しかったりする。

午後4時15分出発、10.85km。そうか、昨日はオーバートレーニングだったのか。今日になって分かった。足が重い。しかもずっとその状態が続く。ようやく6周目、自転車を追い越してから調子が出てきた。最後の7周目は1km換算4分40秒台。

田舎は野焼きし放題である。広い範囲が見渡せるということもあるが、走りながら数えたら10箇所を超えた。完全に自然物でも煙は有害である。紙になればさらにその度合いは増す。ビニール、プラスチックなど最悪である。他人に害を与えるという意味でこれは立派な犯罪である。罰則が必要だ。ごみは分別し、燃やせるものは焼却場で焼く。これが基本だ。ここの人々は、その煙が周りに迷惑だという意識が全くないらしい。マナーの悪い喫煙者と同じだ。野焼きをした人間と路上で喫煙した人間には懲役刑が相当であろう。

<M30トラディショナルの選定を依頼された方より>
さっそく吹いてみました。なにか、自分の吹く音ですが、あまりにも気持ちが良くて、30曲以上、4時間以上に亘り本当に楽しく吹きまくりました。自分でもこんな音がでるんだとうれしくなりました。5RVライヤ → セルマーC85-120 → B40 → B40ライヤーと渡り歩いてきましたが、選定してもらい希望する音に、やっとめぐり会えた気がします。妻もピーピーでなく、クラリネットの音になったねと言ってくれました。
通っている音楽教室でも5RVライヤーでもいい音してると言われていますが、自分としては音が硬いと思っていました。M30は低音は深く響き、まろやか。高音も 均質で心地よい。息も苦しくなく、自分にあったマウスピースだと思います。自分の音で心が癒される感じがします。確かな選定をありがとうございました。大事に使わせてもらいます。

12月28日
慣れというのは面白い。最初に飲んだ時まずいと思ったアミノバイタルプロが今ではとても美味しく感じる。豆乳も同様。

天気予報の気温は同じなのに、ここ香川の方が広島より暖かく感じるのはなぜ?広島の自宅は南に山がある。これは影響あるだろう。こちらに帰ってくると空が広い。空気が澄んでいて、とある夏など気分が悪くなるほどの星が見えたこともある。日差しが強いように感じる。風も穏やかだ。広島よりも高松の方が雪が降りにくいのは確かだ。中国山地を越えて、さらにその先に瀬戸内海がある。その影響だろうか。

1月定期はマーラーの交響曲第6番。エスクラを担当する。高いラの音がしょっちゅう出てくるのはまあいい。ラ♯もまあいいよ。一応出るから。めったに見ないけどね。これ、元々はD管でシの音。さすがにシは厳しい。リードがよくないと音が出ない。なぜ終楽章だけD管なの?♯5つ6つは1,2楽章にもざらに出てくるのだが。むしろ終楽章の方が移調しても臨時記号は少ない。終楽章にほんの数小節A管がある。これのためにダブルケースをプラスですか。はあ。
この曲は5管編成である。広響は3管編成。つまり各木管に2人ずつエキストラが必要。ソロがある特殊楽器などは東京から呼ぶ必要があることが多い。東京のオーケストラなら数万円で済むエキストラ一人当たりの経費が、広響の場合は往復交通費、宿泊費を含めると10万円を超える。広島で大編成の曲を演奏するというのは大変なことなのだ。収支は大丈夫かしら。

午後4時25分出発、12.4km。一昨日はカタナ・レーサー2、今日はカタナ・ケージ。ものすごいコントラストを感じる。クッション性は天国。しかし全く速く走ろうという気にならない。足が重い。実家の周りに自分で定めた1周1550mのコース、ここを8周。久しぶりに走ったが、のどかで空が広く、車がほとんど通らない最高のランニングコースである。最初の2周をLSDペース、そこから徐々に速く。最後3周は4分台、最後の1周は4分40秒台。もう1周走ればもっと速く走れると思ったが、この好調を明日につなげよう。距離も普段よりも長い。最後までペースが上がっていった、余裕を持って終われたという意味で、なかなか充実したランニングであった。

親戚の子供達とバイキング食べ放題のお店へ。私は美味しいお店がいいというリクエストを出したのだが、子供達が喜ぶということでこの店になってしまった。仕方がない。値段はやたらと安い。一人1500円ぐらいか。ただし飲み物は別。ノンアルコールは200円出せば飲み放題。真緑色の食器用洗剤かと思うようなジュースなどが飲める。まず寿司。冷蔵庫で半日保存したような硬くてまずい米。どろどろとして薬品の味がする質の悪いウニ。最低である。利尻島で食べたうに丼が懐かしい。次に焼肉。硬くてまずくて食べる気にならない。大体焼肉なんて少しでいいのだ。たくさん食べても体に毒になるだけである。毒と言えば何日も経ったようなエビフライ。時間の経過した揚げ物は毒でしかない。もちろんそんなものは食べない。メロンは普通皮の近くに白いところがあるが、ここに並んでいるメロンは全部白かった。取る気にもならない。まずいということは体に悪いということだ。これらが美味しいと思う人たちは脳が壊れている。脳が壊れていると体に悪いものをどんどんと摂取し、体は急速に壊れていく。まあ人の体のことなどどうでもいい。しかし料理がまずいと気分が悪くなる。最後に食べたアイスクリームがようやく普通の味で、少し気分が回復した。

今時公式ホームページがないオーケストラなんてないよなあ。商売やる気なしという意味だもの。メールの時代に飛脚で手紙を送っているようなものだ。公式ホームページを持てば、そこからメールマガジンでお客さんを取り込み、特典のある会員に勧誘。ワンクリックでチケット購入。いくらでも可能性は広がる。それをやっていないなんて数年後には潰れてもいいと言っているのと同じだ。しかし探してみるとあるんですね、いやー驚いた。大丈夫かねこのオーケストラ。きっと旧石器時代の人間がいて、パソコンは悪魔だと思っているんだろうなあ。

12月27日
あー忙しい忙しい。溜まっていたリガチャー関連。今日帰省できるかどうか。

白菜の味噌汁って美味しい。最近はまっている。しじみ汁に似た味がする。体が白菜を欲するのにはきっと理由があるはずだ。

リガチャー関連を猛烈な勢いでこなしたらやたらと疲れた。何とか全てを終え、今日帰省することができた。

私にとって餅と言えば、実家で年末について出来立てを食べるものだ。近所の方に新米のもち米を分けてもらい、餅つき機で作る。出来立てはもう絶品である。ねっとりとした食感がたまらない。冷凍してもかなり美味しい。スーパーで売っているのは偽物である。あれは餅の形をしたプラスチックだ。餅は餡入りと何も入れない2種類。以前は餡入りはあまり好きではなかったが、最近はどちらも好きだ。香川県は餡入り餅をお雑煮に入れることで有名。これに拒絶反応を示す人は多いが、私に言わせれば頭の固い人たちだ。この美味しさは食べてみなければ分からない。甘く淡い白味噌、大根、人参、これらと餡入り餅は絶妙のハーモニーを奏でる。

私は好き嫌いがほとんどない。ただ、里芋は食べようとすれば食べられるのだが、あまり積極的に欲しいとは思わない。美味しいと思わないのだ。筋っぽいし旨味がない。最近は体の声を聞くということに関してかなり自信がある。体はあまり里芋を欲していない。などと最近思っていたのだが、今日の夕食で出された里芋を食べてびっくり!めちゃくちゃ美味しい!筋っぽさがまるでないし、ねっとりとした食感が最高!甘みも強い。体もどんどん次を要求する。要するに、一般的な里芋がまずいということだったのだ。

12月26日
最近なんとなく感じていたが、昨晩シャワーを浴びていて確信した。髪のボリュームが増えている。数年前、二十歳の頃に比べて髪のボリュームが少なくなったなあと感じ悲しかったが、これは避けられない運命ではなかったのだ。ランニングがいい影響をもたらしていることは間違いない。それ以外では、最近あまりお酒を飲まなくなった、食事に気を使うようになったということも大きいと思う。少し前に牛乳から豆乳に切り替えたが、これもかなり影響していると思う。納豆も同様。サプリメントでは、オルニチン・アルギニンを飲むようになってから体がやたらと元気だ。食欲が増し、たくさん食べなければならないことが欠点だが、逆を言えばかなりのダイエット効果もあるだろう。成長ホルモンの分泌を促す作用があるため、髪にもいい影響があるのかも知れない。

最近白髪が気になっているあなた、それに髪が薄くなってきているのが気になっているあなた。対処法はいろいろとありますが、とりあえず煙草を止めないと何をしても無駄です。煙草は全ての効果を無にします。ウォーキングであろうと、ジョギングであろうと、サプリメントであろうと、何をしようとも意味はありません。煙草の毒は体を加速度的に老化させます。老化のスピードを抑えたければ、煙草を止めなければ何も始まりません。ちなみに節煙やニコチンの量を抑えることには何の意味もないことが科学的に証明されています。毒素の溜まったどす黒く汚い肌、同年齢の人よりも数倍もある白髪、黒く汚い歯、歯槽膿漏、これだけの害を受けていて、さらに周りの罪のない人にまで受動喫煙による害を与えて、まだ吸っている人というのは、理性的な判断ができる人間とは言えません。アメリカで喫煙者と肥満の人は管理職になれないと言われているのはそのためです。日本も同様であって当然でしょう。

忙しさもピークを過ぎた。といってもその間に溜まった用事をこれから大量にしなければならない。今日はボレロのエスクラのみ。16小節を2回吹いて終了。今回の指揮者は音量があった方がいいようで、私としては本来の自由な表現ができて助かる。通常自分がやりたいように演奏すると前後に対して音量が大きすぎ、バランスを取るために抑えて欲しいと言われることが多い。リハーサル中、小太鼓の久一君の目の前で何かが飛んだ。それから15秒ほど後、撥の先端3cmほどがヒューンとこちらに飛んで来て私の近くに落ちた。おっどろいたなあもう。

ドラッグストア、ワンズ・ワンでもらったスクラッチカード、何と必ず同じところに同じ金額が書いてある。こんなんでいいの?おかげで820円もの割引をゲット。

ナイキストアでカタナ・レーサー2とカタナ・フラットを試し履き。店員のきれいなお姉さん、いきなり「フラットはあんまりよくないですよ。」自分の会社の商品にこんなこと言っていいの?履いてみると、確かに踵の部分が短く気になる。それと、やはり土踏まずの部分はフラットでない方がいい。ベタベタした感じで速く走れそうにない。新商品で、しかも全体にエアが入っていてずっと気になっていたのだが、駄目であった。さて、カタナ・レーサー2。こちらはまるで羽が生えたように軽い。フィット感もいい。問題はクッション性だ。現在は練習からレースまで全てカタナ・ケージで走っている。これはクッション性と軽量性が高い次元で両立した素晴らしいシューズである。ケージが230gなのに対してレーサー2は155g。履いた感じは全く違う。レーサー2の方が速く走れることに間違いはない。しかし膝などに痛みが出ては逆にタイムは落ちてしまう。履いた感じではどうやら大丈夫そう。先日はホノルルマラソンを走ったという、的確かつ本音トークのお姉さんにも触発され、レーサー2を購入。さて、実際の走りはどうなるかな。

午後7時30分出発、11km。
0〜1km 5分06秒
1〜2Km 5分00秒
2〜3km 5分02秒
3〜4km 5分01秒
4〜5km 5分02秒
5〜6km 5分02秒
6〜7km 5分03秒
7〜8km 4分58秒
8〜9km 4分37秒
9〜10km 4分41秒
10〜11km 4分46秒
トータル54分24秒
久しぶりにタイムの詳細を書きたくなった。ひゃっほー!レーサー2、最高!クッション性が少ないことが唯一かつ最大の問題点。最初は恐る恐る走る。決してストライドを広げてはいけない。そのためにはピッチを上げる。自然とレースで想定している走法になる。1kmからすでに安定。1km5分から5分3秒だが、非常に楽だ。呼吸もそれほど意識する必要がないし、何よりも足が軽い。8kmからは自然とペースを上げたいという欲求が出てきた。レーサー2、恐るべし。これからのレースはこのシューズで決まりだ。同じ負荷で走って1kmでタイムが10秒違う。この差は大きい。フルマラソンなら何と7分も違う!よし、このシューズで3時間半を切るぞ!ただし気をつけないと足を痛める。必ずピッチ走法で走るべし。それと、レースはほとんどアスファルトだと思うが、コンクリートや石畳など固い路面ではスピードを落とす勇気を持とう。決して足を痛めてはならない。

12月25日
「熱帯の恵み」は私の好きなバナナだが、今日は特に美味い!付け根から急に太くなり、全体が太い。色も濃い黄色で見た目が力が溢れている。食べるとねっとりとした感じがまるで餅のよう。甘みも強い。エネルギーが凝縮されたような感じを受ける。食べれば元気百倍!

アクタスでM30を選定。今回は選定の依頼が多く、納得できる本数が選べるかどうか心配したが、数日前に多数の入荷があったために高いレベルで選定することができた。自分用も購入。

広島に移動。重い荷物を持ってあちこちするのは大変だ。

朝の筋トレをしないと走りの調子も悪くなるし気分も悪い。忙しい時でもできるだけやりたい。パワーブリーズと合わせて朝食前に15分。これを何としても確保したい。

午後9時15分出発、8km。夕食がまだの時はできれば8時45分、遅くとも9時には走り終える。夕食を終えている時は、10時には走り終える。今日は夕食は終えていたのだが、出発が遅くなったため距離を減らした。距離を減らす時は速く走る。4kmから4分台。7kmから1kmダッシュ4分18秒。このタイムがきつく感じるということは実力が落ちているということだ。最近忙しかったり雪が降ったりで、走れない日が筋トレができない日が多かった。これからはもっと着実に練習できるはずだ。トータル40分13秒というのは、1km換算5分1秒ということで悪くない。速く走ると、走り終えた時に強い快感がある。目の前が明るくなり、頭が冴える。体中の細胞が活性化されて喜んでいる。

12月24日
今日は同級生と久しぶりに会い、楽しくお喋り。
コバケンネタ。私の同級生のIさん。大学を出てすぐとあるオケにトラで行く。指揮はコバケン。演奏旅行で4日分ぐらいのプログラムがあるのにリハーサルはなぜか1日しかない。「この曲はいいですね。」とシェエラザードなど飛ばして先に行く。結局いきなり本番。慣れていない人には酷である。
ヤマカズネタ。今は亡き山田一雄さんはとても面白い人だったが、喋りがやたらと丁寧だった。「そこはもっとお吹きになって!」「なさって!なさって!」
東京というのはすごいところである。先日ベートーヴェンの交響曲を1日で演奏するという演奏会があったそうな。一体誰が企画したんだ?これを聴きに来るお客さんも凄い。午前11時に始まり、午後11時に終わったそうだ。管楽器はさすがに入れ替わったそうだが、弦楽器には全部演奏した人もいたそうだ。拍手!
最近カウントダウンコンサート、ニューイヤーコンサートなどが流行っている。商売繁盛で喜ばなければならないところだが、正月ぐらい休ませてくれ。以前名古屋でのニューイヤーコンサートを年末年始休暇のため名古屋フィルが断り、代わりに新星がやったことがあった。新星も大変だと思っていたら、来年は名古屋フィルがやるらしい。年末年始休暇はどうなったの?
東京には大変な仕事がある。遠い、時間が長い、楽譜は当日、チャイコフスキーのバレエ全曲を当日リハーサルしていきなり本番。しかもリハーサル時間が足りなくて最後の方はぶっつけ本番だったりもする。ピットには本番でいきなり入るので、あ、楽譜が暗くて見にくい、指揮者が暗くて見にくいなど本番中に明らかになる。そこに、当日いきなり配られた楽譜が10小節ごとに休みを区切っていてやたらと数えにくかったり、リハーサルと本番でテンポが全然違ったりという別の要因も入ってきたりするのである。そしてギャラは聞いて驚くな!こういう中で素晴らしい演奏をしている東京のフリーミュージシャンは偉い!でも地方オーケストラもいいですよ。条件を比較すれば正に楽園と言えるでしょう。いい演奏をするということだけに集中できるだけのいろんな意味での余裕があります。10年近く前、私が広響に入った時のクラリネットの受験者が47名、同時に行われたチェロの受験者は2名。現在首席チェロのマーティンが受けたオーディションの受験者も2名。受験者0でなくなってしまったオーディションもあった。これだけ東京に広響のオーディションを受けたらまず合格するだろうという人がたくさんいるのに受けてくれないというのは、一つにはこの楽園と断言してもいい環境をあまり知らないということがあるのだと思う。

午後8時30分出発、7.5km。今日は帰りが遅くなってしまったので短い距離。その代わり速く。1km5分ちょっとから4分台。500mダッシュ2分3秒。ただ、息を吸うことを意識する必要があったり、足がいまいち前に出なかったりする。これは忙しくて朝パワーブリーズと筋トレをやっていないためである。確かに睡眠時間は非常に重要だが、できるだけパワーブリーズと筋トレはやっておきたい。最近休む日が多いというのも調子が上がらない原因だろう。

12月23日
自分でスケジュールを見て笑ってしまうほどの忙しさも今日明日がピーク。日記を書いている場合じゃないな。早く寝ないと。

最近ほとんどお酒は飲まなくなったが、今日は珍しくワイン、チーズ、バゲット、ステーキ、ケーキとクリスマス気分のご馳走。たまに飲むと少しで結構酔う。たくさん飲みたいという欲求もほとんどなくなった。適量があればいいし、その後は水でもいい。

アマチュア合唱団ってどうしてこんなに平均年齢が高いのだろう。50歳以上が9割という感じ。これだけ年齢層が高いと若い人はますます入りにくいだろう。

午後6時55分出発、11.8km。気温は低いが風がないので快適。最初は1km5分30秒、そこから自然と徐々に速くなる。500mダッシュ1分58秒。久々の1分台。しかし下りでスピードが出やすい区間なのであまり大したことはない。どうも着地が荒い。少し音がする。もっと丁寧に着地しないと膝などの故障の原因になる。

12月22日
夜遅くまで用事で走れない。残念。
昨日は暖かかったが今日は寒い。風も強い。目の前で自転車が吹き飛んだ。

東京では名前も知らない声楽家が滅茶苦茶上手かったりする。新国立劇場合唱団員の多くがソリストを務められるほどのレベルだったりもする。こういうのを体験してしまうと、広島が随分遠い地に思える。

12月21日
サトテクノでたるの選定と修理。実はA管下管のコルクがぐるぐる回る状態で1ヶ月近くも吹いていた。修理する時間が取れなかったのだ。たるは非常に鳴りのいい1本を選定。

サトテクノに行く時は、いつも同じビルに入っている焼肉屋で石焼ビビンバを食べる。ここの石焼ビビンバはとても美味しい。ただ、先日も思ったのだが、直接食べると胃に負担をかける。熱すぎるのだ。残念だが今度から一度皿に取ってから食べるようにしよう。

午後7時15分出発、11.8km。大雪のため広島で2日間走れなかった。広島を脱出すれば大丈夫だろうと思っていたら甘かった。まさか雪で4日間も走れないとは。走れなかった理由は雪だけではない。ここのところの過密スケジュール、さらにそれによる疲労も影響している。今日は思ったより走れた。久しぶりに黒目川コースを走ると、結構大変なコースだ。橋がたくさんあるのだが、その度にアップダウンがある。さらに石畳も多い。これは足にかなりの負担になる。基本的には木屑を固めた足に優しいコースなのだが、石畳のマイナスポイントを合わせると新座市側のアスファルトの道の方が足には優しいかも知れない。1km5分から5分15秒。ペースとしては悪くないが、ダッシュは500m2分14秒。残念ながらダッシュしようという余力は失われている。また地道に作っていこう。

アマチュアは指揮者が厳しいと喜ぶ。練習はできるだけ時間を一杯使って何度もやった方がいい評価が得られる。プロとは対照的である。プロにはできるだけ低姿勢で、丁寧な言葉遣いでリハーサルしなければならないし、最小限の時間で最大限の効果を発揮しなければならない。プロオーケストラは、その練習がただ単に曲を繰り返しているだけでそれ以上の意味がないと判断した瞬間低い唸り声を上げ、限度を超えると巨大な怪物となって指揮者に襲い掛かる。指揮者がアマチュアに対して偉そうにしていても、それは指揮者の人格が悪いためではなく、アマチュアがそう望んでいるためそうなってしまうである。さて、ここにプロオーケストラと、共演するアマチュア合唱団がいる。指揮者は合唱団をあらかじめ指導している。指揮者は、合唱団には「そんなんじゃ全然駄目!」と叫ぶ。そしてオーケストラには、「皆さんこの曲はよくご存知でしょうから。」と低姿勢で喋る。それを繰り返しているうちに、たまに逆になることもある。オーケストラに向かって、「そんなんじゃ全然駄目!」と叫んだ指揮者は、次の瞬間ハッと我に帰るのである。

上記はコバケンの話だという噂があるが、伝え聞いただけなので真偽のほどは分からない。コバケンは今さら言う必要もないが、すばらしい指揮者である。常に音楽にイメージがあり、指揮からも言葉からもそれが十分に伝わってくる。声にも力がある。喋りも上手い。お客さんを喜ばせる技は天才的である。コバケンのお喋りコンサートなど、クラシックを聴いたことがない人でも感動し満足すること間違いなしである。コバケンの行くところ、常にホールは満員になる。すごい人である。そしてオーケストラの側から見ると、何をするか分からない。ベートーヴェンの第5、6、7番第1楽章からほんの一部分を演奏するという話だったのに、7番ですと言って振りはじめたら第2楽章だった。前日急に第九もやると言い出す。結局ゲネプロでは練習したのだが、本番ではやらなかった。時間が足りなかったようだ。ゲネプロが終わってから、田園の2楽章ちょっとやってと言う。本番は順番どおり運命からと思っていたら、いきなりその田園第2楽章。すぐに振り出すから譜めくりが間に合わない。キャー!ちょっと待ってー!神出鬼没である。それでもいいのだ。我々もいい刺激を受けるし、お客さんも間違いなく喜ぶ。たまにリハーサルがゴルフになってもいいではないか。コバケンなら非常に短い時間、時にたった数秒でオーケストラが劇的に変わる。広響も年に何度か呼んだ方がいい。

購入者の声
<B♭クラリネット用ロジウムとアルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
今日、リガチャが届きました。さっそく吹いてみたところ、想像以上に反応が良く、いい音が楽に出ました。これからもお世話になると思うので、よろしくお願いします。

12月20日
私は睡眠不足に弱い。昨日は6時間睡眠だがかなりの悪影響が出た。目に疲労を感じ、新幹線がトンネルに入ると文字が読みにくくなる。視力が落ちたのだ。今日は10時間睡眠。すっかり元気。目の疲労もない。忙しい時ほど、睡眠時間は何よりも優先して確保しなければ。

先日の北ドイツ放送交響楽団演奏会の感想を書き忘れていた。数年前ここの首席の皆さんとはアフィニスで共演させていただいた。オーボエのメルヴェさんが断然目立っていた。とても楽しい方なのだが、楽器紹介にそれがよく表れていた。チャルメラの後に日本の民謡を演奏。ドイツからわざわざオーケストラを呼んで子供のために楽器紹介までするというのはすごい企画だ。ブラームスのヴァイオリン協奏曲でも圧倒的なパワーと表現力であった。フルートのリッターさんは共演するとその上手さに感動するのだが、やや大人しめの音量のためテレビではその上手さが伝わりにくいのが残念。ブラームス臭いオケである。前半のバーンスタインなどは何となく西洋人がお箸を使って食べているような感じがあるが、ブラームスではフォークとナイフで巨大な肉の塊を猛然と食べ始める。そこにソリストとして共演する庄司さんが何とも対照的。座っても庄司さんと同じぐらいの高さの巨人達相手に孤軍奮闘していたが、ショスタコーヴィチの時の鬼神のような凄みとは対照的に、この曲では日本人の女の子という感じがした。インタビューも初々しい感じが好印象。よかった。彼女も人間であった。

12月19日
只今新幹線で移動中。米原付近雪のためのろのろ運転。今にも止まりそうな速度。30分の遅れは見込んでいたが、まさか1時間も遅れるとは思わなかった。きれいな雪景色と喜んでばかりもいられない。

雪は米原付近だけだと思っていたが、何と名古屋付近も大雪で徐行運転。こんなことは初めてだ。

O-リングテストに根本的疑問。確かに塩を持てば指に力が入り、砂糖を持てば力は入らないが、それは本当に力が入る方が体にいいということなのだろうか?その根拠は?考案した人がそう思っただけではないのか?塩には体を収縮させ緊張させる働きがある。体は収縮、緊張していた方がいいということか?砂糖には体をリラックスさせる働きがある。リラックスするというのは体に悪いことなのか?

12月18日
雪が積もり、今日も走れない。2日連続で走れないというのは辛い。

雪の中出勤。夜のうちに雪が凍り、日が昇ってその表面が融け、滑りやすい危険な状態。登山靴で普段8分で歩くところを15分かけて歩く。転んで怪我をしては大変だ。

巨大体育館でゲネプロ、本番。昨日より吹きやすかったのは慣れとマイクで拾った音をスピーカーから流しているせいだろう。それでも乾いた音響に調子を崩しそうになるが、ゲネプロを極力力を抜き室内楽的に吹いたら、何とか調子を崩さずに演奏することができた。
以前ベートーヴェンシリーズの第九が満員になったことがあるが、実は広島で第九を聴こうと思ったら、いつもの年だと今日のコンサートしかないのだ。私が客ならスピーカーからの音ではなく、響きのいいホールで生の音を楽しみたい。同様に思っているクラシックファンが広島に大勢いたということだ。
先日の芸術劇場コンサートホールは夢のような素晴らしい響きだった。あんなところで毎回地元のオーケストラの定期演奏会を聴くことができるとは幸せなことだ。実は日本には音響のいいホールがたくさんある。東京には数え切れないぐらいある。主要な都市には必ず音響のいいホールがある。広島より少し大きい福岡にもアクロスがある。広島にも、呉市文化会館、福岡リーデンローズ、廿日市さくらぴあがある。広島市中心部に音響のいいホールがないというのは残念なことだ。

12月17日
今アサヒコム天気予報を見たら、午後9時の気温がマイナス2度だって。まいったな。

昨日書き忘れが、パワーブリーズの威力はすごい。本気で吸うと、ダッシュ時でも過呼吸になる。これまではダッシュ時には呼吸を第一に意識していたが、あまり意識する必要がなくなった。現状では足の筋力に対して呼吸筋が強すぎる。

第九リハーサル、明日本番。ブラックホール内での演奏。響かない会場に合わせて演奏しようとすれば、音が硬く汚くなり、ダイナミックレンジが狭まり、音色に変化がなくなり、調子を崩す。会場を全く気にせず演奏すればいいのだが、なかなか難しい。周りも会場にかなり影響されているし、弦楽器は聴こえない。モニターが必要だ。弦楽器も聴きたいし、自分の音すらかえして欲しいぐらいである。

リハーサル後M君の車でエリザベトに移動。2月の室内楽演奏会のリハーサル。モーツァルトのクラリネット五重奏曲は名曲中の名曲。うっとりと幸せな気分になれる。第九の会場で調子を崩しかけたがそれが吹き飛んだ。柔らかく、優しく、澄んで、深みのある音色を何にも邪魔されず追及することができる。その後同じくモーツァルトの弦楽五重奏曲ト短調のリハーサルを聴く。第一楽章はクラリネット五重奏にアレンジして演奏したことがある。交響曲第40番終楽章に似た名曲である。終楽章は分かりやすいが、中間楽章はなかなか難しそうだ。
その後近くのカノーバ・カノーバで夕食。このお店は久しぶりだ。12月ということもあり混んでいる。30分以上待たされた。料理は美味しかったが、途中水が出なくなったということで、最後のコーヒーはキャンセル。トイレは使用禁止。凍って水道管が破裂したらしい。川沿いの風景が電飾に雪で美しい。雪はやたらと積もっている。今日は大丈夫だったが、これが凍るとやっかいだ。明日は大丈夫だろうか。
駅から自宅への帰り道、誰も通っていない雪道を踏みしめて歩く。これは現実だろうか。それとも夢か。現実も夢も、自分が存在するということ自体、気のせいかも知れない。

12月16日
真冬に水分摂取はあまり必要ではない。食事の時だけでいい。季節によって習慣を変えなければならない。

午後音教。三原からマイクロバスで35分。雪がちらつく。
左右、上、後ろ、全てカーテン。悲しい。感動の70%は失われるだろう。
指揮者コーナー二人目はアフリカからの留学生。頭が小さく、腕が長く、手が極めて大きい。肌が黒く、手のひらは白いためにそれがよけいに目立つ。体のバランスが日本人とえらく違う。そして持っているものも全く違う。カルメンの前奏曲、テンポは遅かったが巨大なエネルギーを感じた。留学中、私の師匠などのフランス人が日本人の真似をする時のど声で喋っていたのを思い出した。日本人は、声も、表現も全て浅いのだ。それに対して、彼は体の深いところに底知れぬ力を持っている。

午後8時出発、11km。寒いのでLSDペースは中止。最初から快適ペース、1km5分10秒前後。やはりLSDペースを入れると脚力が落ちる。以前よりも実力が落ちている。オーバートレーニングにならないよう7kmまでは5分を切らないように気をつける。7kmから1kmダッシュ4分14秒。ダッシュはこれぐらいでいい。これ以上速くする必要はない。問題はその後だ。力があり、調子もよければその後は1km4分台で軽く走れるはずだが、今日は5分台。決して無理に速くは走らない。徐々に力が戻ってくるだろう。今日は下を2枚、ロングタイツとウィンドブレーカー。これで下半身に寒さは全くなくなった。上半身はまだ少し寒い。また対策を考えよう。

12月15日
ホテルは暖かかった。暖房をつけなくてもそんなに寒くない。それにひきかえこの家は寒い。この冬初めて水道管が凍った。それでもちょろちょろと出していればしばらくすれば何とかなる。この寒さ、あのアシナガバチたちはどうしているのだろうと思って巣を見たら、さすがに1匹もいなかった。氷点下じゃ無理だよな。晩秋、数匹で結構頑張っていたのだが、寒さで動きは鈍くなっていた。

迎木監督死去。人生って何?悪い夢だよ。

午後明日の音教のリハーサル。

デオデオでプリンタを見る。最近は複合機主流がより強まっているようだ。まあ急いで買うことはない。時間ができてからゆっくり調べよう。

フォックスファイヤーの赤のジャンパー。ゴアテックスで中はダウン。気に入っていたのだが、クリーニングしても汚れが落ちない。残念だがそろそろ寿命だ。かなり着たので仕方ない。諦めよう。
ということで、今日は先月購入したエーグルのジャンパーの内側に装着するダウンを購入。5年ぐらいは持って欲しいが、私は気に入るとそればかり着るからなあ。

午後8時出発、11km。最初はLSDペース。2.5kmからゆっくりペース。5kmを過ぎるとふっと足が軽くなる。それから快適ペース。最近の練習不足で足の筋肉が若干衰えている。1kmダッシュ4分23秒。これ以上速く走る気にならない。しかしこれで目が覚めた。その後の3kmは4分台を維持。寒い中をLSDペースで走るとトイレが近くなる。そんなにたくさん水を飲んでいる訳ではないのだが。冬はゆっくり走るなということか。1km全て4分台で走るのはオーバートレーニング。体にいい範囲を越えているし、故障の原因にもなる。それでこの最初はゆっくりというプランを考え実行しているのだが、さてどうしたものか。

12月14日
只今新幹線で広島に移動中。

すばらしい演奏会だった。まずホールがいい。芸術劇場コンサートホール。これほど感動する残響は他にあまり思い当たらない。サントリーよりも上かも知れない。そしてソリストがいい。伊藤恵さん。これほど優しく美しいモーツァルトは稀有だ。曲もいい。24番。憂いの中に生きる希望を感じる。指揮者もいい。有名なプラッソンの息子。二世指揮者が活躍する今日この頃だが、幼少時からの環境が重要ということなのだろう。明るく、人柄もよく、若くしてフランス音楽を知り尽くしている。オーケストラを上達させるトレーナーとしての資質も十分。アンコールにファランドールを演奏するという目論みも見事に成功した。聴衆の感情が解き放たれ、それが拍手となって伝わってきた。フォーレのマスクとベルガマスク組曲、ショーソンの交響曲。これらが名曲だと感じ感動したのは指揮者のおかげだろう。いいホール、いいソリスト、いい指揮者。そこで音楽を堪能し、お客さんに喜んでもらえればこんな幸せなことはない。音楽をやっていてよかったと思える瞬間である。

新幹線の駅って随分たくさんのワイヤレスネットワークがあるんだ。知らなかった。YBBというのなどはパスワードも必要ないようだが、このまま使っていいのだろうか。

12月13日
2日連続の強制9時間睡眠により疲労が吹き飛んだ。風邪を引きそうな感じも疲労感の一種だったのだろう。やはり睡眠は重要だ。

昨日走ったのを書き忘れた。午後の用事と飲み会の間、着替える時間もシャワーを浴びる時間もなく、靴だけ履き替えLSDペースで30分。推定走行距離5km。走り足りなくてうずうずしてきた。

今日は1時間走。推定走行距離11km。行きはゆっくりペース。多分1km5分30秒台ぐらい。帰りは快適ペース。多分1km5分10秒前後。後半に短いダッシュ1本。帰ってシャワーを浴びると顔色がすこぶるいい。体中の細胞が活性化されて喜んでいる。睡眠や食事に気をつけていれば走りたくなるし、走っていて気持ちいい。気持ちよく走ればさらに元気になる。

旅先でパソコンとヘッドホンでCDを聴くなんてことはできればしない方がいいのだが、ここしか時間がないのだから仕方がない。モーター音がやたらとうるさい。耳が疲れる。耳が疲れるので音量を小さくすると細かい音が聴こえない。もやもやして何をやっているのかよく分からない。音質が悪い。空間的な広がりも感動も何もない。こんなことをしていたら音楽が嫌いになってしまう。今後はできるだけしないようにしよう。

12月12日
体の声を聞こう。起きたくないのには理由がある。その原因を解決してやればいい。今朝の私の場合は寝不足が原因。だからひたすら寝るしかない。走りたくないのにも理由がある。走りたくない時に無理に走らない。それによってその日走れなくても諦める。
何が体にいいか、何が体に悪いかは体が知っている。O-リングテストの意味が分かった。我々には知識など余計なものが多すぎる。全ての既成概念を消し去り、無の境地で体に聞くのだ。私の場合は、まさか牛乳が体に悪いとは思わなかった。しかし実際にやってみれば飲まない方が調子がいい。最近これまでの常識を覆すような事実が次々と明らかになっている。健康に関する情報が溢れる中、結局頼りになるのは自分の体しかない。体の調子がいい、風邪を以前より引きにくくなった、顔色がいい。こういういい結果が出ればそれは体にいいということだし、そうでなければ体に悪いということなのだ。
スーパーで食品に手を近づけてみる。触ってはいけない。包装の感触や温度など余計な情報が入ってきてしまうためだ。そして体に聞く。今必要なのは何か?この方法はなかなかいい。しかし肉は体に悪いという情報が入った後は体は肉を避ける。情報を完全に排して無の境地になることは非常に難しい。

12月11日
今日の新幹線の座席は5号車1番A。この席がどうも煙い。それもずっとだ。4号車は喫煙車なので煙が流れてくるようだ。禁煙席に座っているのに煙い。これはひどい。JRには当然ながら責任がある。煙の流れを遮断できないのなら全席禁煙にすればいい。
楽屋入り口正面に灰皿を置く。どういう神経をしているんだ?煙の中を通らなければ出入りできないではないか。一体日本で1年間に何人が受動喫煙で死んでいると思っているんだ?1万9千人とも、2万から3万人とも言われている。ああいうところで無神経に煙草を吸うというのは、通りすがりの人を次々と刃物で刺し殺していくのと同じだ。

さすがに睡眠不足が2日連続すると調子が悪い。今日はランニングを中断。風邪を引いては何にもならない。とにかく睡眠は非常に重要だ。何としても確保しなければならない。

12月10日
師走。師は忙しいから走るが、私は走るからさらに忙しい。

府中市で本番。近藤さん、終楽章後半唖然とするほど速かった。多分本人も意図してやっているのではなく、そうなってしまったのだろう。フェラーリで快調に飛ばしていたら、ブレーキが利かないことに気が付いた。もしくはジェットコースターに乗ったら思ったよりも滅茶苦茶速くて怖かったという感じ。弾けるとか弾けないとか、オーケストラと合うとか合わないとか、そういうことを全て吹き飛ばして突き進んでいった。「待ってー!」あー怖かった。指揮者もまさか昨日のリハーサルや今日のゲネプロに対してこれほど速くなるとは予測していないから、あっと思った瞬間には遅れている。さて、どっちに合わすんだ?みんなはどこで出るんだ?0.1秒単位でこういう思考が通り過ぎて行く。多分完璧でつまらない演奏よりはよほどお客さんもわくわくどきどきしたことだろう。アンコールはショパンの英雄ポロネーズ。この曲がアンコールというのもすごい。エンターテイナーである。私は以前この左手オクターブの速い動きに挑戦してどうしても弾けず、それ以来この曲が弾ける人には敬意を表している。

帰宅後少し練習。

午後8時出発、11km。
ようやくLSDを理解した。1km6分を超えなければLSDではない。LSDとは、足の筋肉がリラックスした状態で長く走っていると徐々に足に血が溜まってきて、それが毛細血管に流れていく。それによって普段使われていない毛細血管が活性化され発達する。それによって速く走った時に以前より速く走れる、ということだ。この、足に血が溜まって毛細血管に流れて行くという感覚をようやくここ数日でつかんだ。この感覚を得るためには、いかに遅く走るかを競わなければならない。「どうだい、俺は1km7分で走れるぜ。」と自慢しなければならないのだ。
3km過ぎから冷たい向かい風でLSDペースを断念。あまりゆっくり走っていると寒いのだ。それでも1km5分40秒程度の遅いタイムだが、このペースですでに足から血は減っている。これは筋肉の緊張による収縮が原因だ。これではLSDにならない。
それから徐々に速くなり、7kmから1kmダッシュ、4分12秒。今日はピッチ走法、折りたたみ走法、腕をコンパクトに強く振る、息を吸うということことを意識して走った。結論。練習ではいろんな走法を試してもいいが、私にはレースではピッチ走法しかない。昨日一昨日よりもかなり速いタイムにも関わらず、足の疲労は断然少ない。ひょっとしてこのまま10kmいけるかも知れないと思うほど余裕がある。踵や膝への負担も圧倒的に少ない。楽に、速く走れて、疲労が少ないために長持ちする。フルマラソンにはこの走法しかない。10kmでも多分この走法の方が結果がいいだろう。
帰宅後電流が走るような猛烈な快感。遅く走る距離も長く、明日に疲労は残らない。気持ちよく、明日に疲労が残らない程度の負荷。これはきっと体にもいい範囲のはずだ。今日はいろんな刺激があり、脳も活性化されて喜んでいる。

12月9日
このヒューレット・パッカードのプリンタ野郎!130枚の喪中葉書印刷に150枚用意したのに、二十数枚も印刷ミス。一度ミスすると連続するので付きっ切り。印刷し直したらまたミス。この野郎、ぶっ壊してやる!文房具屋に頼んで1週間も待って出来上がった喪中葉書が足りなくなったのはお前のせいだ!今からまた作ったらみんなもう年賀状印刷し終わっているよ。それじゃ遅すぎる。元々ヒューレット・パッカードは日本の葉書印刷に弱いのだが、今回は本当に頭に来た。そんなに古い機種でもないのにこれはひどい。

午後5時45分出発、11km。最初はLSDペース。3km辺りから足が要求したので快適ペース、1km5分1秒前後。7kmから1kmダッシュ4分20秒。体にいい範囲を若干超えているが、これが最も気持ちいい、快感の強いランニングだ。できるだけ体にいい範囲で、しかも気持ちよく、同時に記録更新も狙えるランニングにしたい。しかしこれは欲張りすぎだ。体によく、気持ちいいランニングをまずは目指そう。

明日本番のリハーサル。チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。ソリストは近藤嘉宏さん。男性なので先日の女性二人よりもぐっと力強い音。格ももちろん違う。それにしても猛烈なテクニックだ。おかげで速すぎてものすごい緊張感。今指揮とソロがちょっとずれているその瞬間バイオリンが微妙に遅れているように聴こえるがそのうちの時差は…などと0.1秒ぐらいの間にどんどん考えて、演奏を瞬間的に調整しなければならない。

12月8日
午後ユニオン広響定期大会。

夕食がまだの場合は、午後9時には走り終えるべきだ。夕食の時間が遅くなりすぎる。今日の場合は距離を8kmにすべきであった。反省。

午後8時15分出発、11km。
最初の5kmをLSDペース。1km6分近くまで落とすと、まるで歩いているような感じである。その後気持ちよく1km5分10秒前後で。そこから徐々に加速し、9kmから1kmダッシュ4分17秒。この4分17秒というのは体にいい範囲を超えている。あまり速すぎないように気をつけよう。あくまでも健康第一、記録はその次だ。

12月7日
フェニックスホールで本番。名曲揃いのいい演奏会であった。モーツァルトは演奏していて本当に幸せな気分になれる。ショパンのピアニストはゲネプロから第3楽章で緊張して、そのまま本番も緊張していたようだが、それでも見事な演奏であった。

午後9時55分出発、8km。
結局走っちゃいました。最初の5kmはLSDペース。1km5分35〜45秒。5km過ぎから急に体が目覚めた。徐々にペースが上がり、6kmからの1kmを4分52秒。この練習はいい。最初から最後まで4分台はオーバーペース、オーバートレーニング。最初の5kmはLSDペース。そこから徐々に速くする。スピードの変化というのも面白いものだ。これなら負荷がかかりすぎず継続して走ることができる。
本番後に走る際のルール。12時には寝る。そのためには10時45分には走り終える。その分距離が短くなっても潔く諦める。シャワーを浴び、髪を乾かして11時。それからプロテイン入り豆乳と消化の早いバナナなどを軽く食べる。

「私はサブスリーを狙いません!」宣言
サブスリー(フルマラソンで3時間を切るタイム)のための練習は体にいい範囲を超え、逆に体に悪く、老化を促進します。あくまでも体にいい範囲内で走り、記録を目指します。当面の目標は3時間半を切ることですが、それ以上はあまり求めません。

12月6日
リハーサル2日目、明日本番。今回はすばらしい曲ばかりだ。モーツァルトのピアノ協奏曲第23番。どこを取ってもうっとりするようなメロディばかり。天才としか言いようがない。ずっと夢見心地で吹いている。それとショパンのピアノ協奏曲第1番。こちらも名曲だが、モーツァルトがピアノとオーケストラが一体となっているのに対して、オーケストラ伴奏付きピアノソナタである。この曲では専らピアニストの素晴らしい演奏にただただ聴き入るお客さん状態。数えるのが大変だが、この仕事も長年やっていると、しっかりと数えながらもピアノに聴き入ったり、途中で数えるのをやめても大体この辺かなと入るとまず間違いなく合っていたりという技が習得されているのだ。

ベートーヴェン 交響曲第5番 小沢征爾指揮 NHK交響楽団
あの衝撃的な演奏会からはや10年。小沢さんとN響の共演は常に一期一会の緊迫感がある。特に全曲聴くつもりはなかったのだが、つい最後まで聴いてしまった。この何百回演奏して何百回聴いたか分からない曲を最後まで聴いたというのはやはり演奏に力があったということだろう。ただ若干疑問も感じる。ややいびつな感じがするのだ。例えば交響曲第3番第1楽章はいたるところにトゲがあるが、同時に優しさに満ちた曲でもある。同様にこの第5番第1楽章にも、運命の動機を使いながらも憂いに満ちた表現、柔らかく穏やかな第2主題などがある。どうもそういった側面が聴こえてこないのだ。緊迫感、突き刺すような音などの激しさばかりが強調されすぎて、それと同じぐらい大事なはずの別の側面が見えない。第2楽章はテンポをキープし前に進めすぎるために緊張感が取れず、リラックスできない。本来この楽章は、緊迫感のある第1楽章の後でふっと肩の力を抜く曲のはずだと思うのだが。

午後7時出発、11km。
0〜1km 4分52秒
1〜2Km 5分02秒
2〜3km 4分59秒
3〜4km 4分59秒
4〜5km 4分51秒
5〜6km 4分59秒
6〜7km 5分04秒
7〜8km 5分06秒
8〜9km 5分08秒
9〜10km 5分16秒
10〜11km 4分52秒
トータル55分12秒
さすがに足に疲労が溜まってきた。スピード練習のしすぎである。足の筋肉が疲労し、踵に負担を感じる。スピード練習をすればどうしてもストライド走法になる。そのままゆっくり走ると、ストライドはそのままでピッチが遅くなる。結果、遅いペースでもストライド走法になってしまうのだ。それが必ずしも悪いということではない。ピッチ走法は素早く次の一歩を踏み出さなければならない。それはそれで疲れるのだ。いつもどのストライド、どのピッチが最も楽か自分の体に聞きながら走っているが、現在体はこの走法が最もいいと言っている。しかし問題がある。足への負担が大きいのだ。この辺り悩ましいところである。明日は本番だし、疲労を取るいい機会だ。休むことにしよう。

12月5日
プロミシングコンサートリハーサル初日。若き音楽家がオーディションを受け出場権を勝ち取り、オーケストラをバックに演奏する晴れ舞台である。今回は3人の女性。3人ともレベルが高いが、特にショパンのピアニストがすばらしい。自分の音色や音楽に陶酔し、うっとりとしながら弾いている。自分が感動しないような音楽にお客さんが感動するはずがない。彼女は正しい。技術的に余裕があるから表現に集中できる。技術的にも音楽的にも、通常の演奏会にソリストとして招聘してもいいぐらいの演奏である。一方モーツァルトのピアニストは、まだ熟しきっていない感じである。「大勢の人の前で自分の音楽にうっとりするなんて、私そんな恥ずかしいことできません。」という風であるが、いつか近い将来きっと一皮剥けてより音楽的に成熟することだろう。小さいさざ波が無数にあってもそこに波があるかどうかよく分からない。大きな波を立てればそこには大きな感動が生まれる。

午後7時35分出発、11km。
0〜1km 4分47秒
1〜2Km 4分55秒
2〜3km 4分45秒
3〜4km 4分44秒
4〜5km 4分43秒
5〜6km 4分43秒
6〜7km 4分44秒
7〜8km 4分46秒
8〜9km 4分46秒
9〜10km 4分45秒
10〜11km 4分42秒
トータル52分25秒
寒い!真冬だ。しかし走り終えると汗だく。この寒い季節に外を走って汗だくになるというのはなかなか楽しい。先日雨の中を走った時足が若干寒かったので、ナイキでランニング用ウィンドブレーカーのズボンを買ってきた。スピードが遅くならないか心配だったが大丈夫なようだ。軽量でコンパクト。防水はばっちりでしかも暖かい。言うことなしである。さすがに疲れてきた。それでも昨日と大体同じタイム。昨日よりもタイムが揃っている。疲労を感じながらペースを維持しようとすると、どうしても着地に神経が行き届かなくなる。着地が荒いと足への負担が増す。レースではこれが致命傷になることもある。どんなに速く走っても、着地は常にソフトに。足音を立ててはいけない。そっと置くように着地すべし。明日は恐らくこの疲労が残っているので、ゆっくり着地を意識しながら走ろう。

12月4日
10時間睡眠。目の下に若干疲労が残るが、顔全体は紅潮して非常に元気だ。自分でスケジュール表を見ても笑ってしまうほどの12月の忙しさ。これを乗り切るにはまず健康でなければならない。

今日の朝日新聞。「健康診断義務化、生活指導の義務化、未達成の保険者に罰金」当然の話である。糖尿病などの病気になれば大量の税金を消費するが、それは国民が支払ったものだ。要するに不健康な人間が健康な人間から金を巻き上げているのである。糖尿病など象徴的な病気である。食生活に気をつけていればなるはずのない病気だからだ。先日も書いたが、癌の原因の3割は喫煙、3割は悪い食習慣である。煙草を吸わず、食生活に気をつければ癌の6割は防げるのだ。同時に糖尿病などの生活習慣病にもならない。保険料は喫煙者5倍、肥満の人3倍、その分でそれ以外の人を半額にすればいい。

午後5時30分出発、11km。
0〜1km 4分43秒
1〜2Km 4分55秒
2〜3km 4分48秒
3〜4km 4分49秒
4〜5km 4分40秒
5〜6km 4分45秒
6〜7km 4分47秒
7〜8km 4分44秒
8〜9km 4分46秒
9〜10km 4分47秒
10〜11km 4分26秒
トータル52分18秒
昨日の疲れが残っているかと思ったら、むしろ今日の方が調子がいい。全て4分台、しかも1〜2kmを除けば全て4分40秒台以下のタイムである。最初の調子のよさを見て、全て4分台にすることを意識して走った。ダッシュはなし。追い風下り坂では流れに身を任せつつもエネルギーを溜める。向かい風上り坂ではやや頑張り気味で。ただし疲れない程度に留めなければならない。結果、最後まで余力があり、最後の1kmはダッシュのようなタイムとなった。これも自然になったペースで余力を残しているため、明日も調子は悪くないと思う。今日の福岡国際マラソンは風が強く大変そうだったが、こちらも同様の冷たく強い風。しかし以前ほど風は気にならなくなってきた。

福岡国際マラソン。寒く、風が強く、雨が降る厳しいコンディション。しかしやはり男子は女子とはスピードが全く違う。1km3分を切るペース。信じられない速さだ。ピッチ走法、ストライド走法、いろいろとあるが、いずれの人もピッチ自体は私とあまり変わらない。つまり1歩の歩幅が非常に広いのだ。10歩3秒が平均、それより速いとピッチ走法、それを越えるとストライド走法と言えると思う。黒人選手は伸びのあるストライド走法が多いように見える。日本人選手はどちらかと言えばピッチ走法が多いように見えるが、3位になった藤田選手は身長166cmで10歩2.95秒、それに対して国近選手は身長179cmで10歩3.39秒。やはり背の高い国近選手の方がストライド走法になっている。
1km3分 10歩3秒 1歩1.66m
       10歩3.5秒 1歩1.94m
       10歩2.5秒 1歩1.39m
ストライド走法の選手は1歩2m近い歩幅で走っていることになる。これはすごい。

12月3日
最近お酒を飲まなくなった。全く欲しいと思わない。お酒を飲むと睡眠障害が起き、翌日に疲労が残る。走りの調子も悪くなる。最近ケーキを食べたいと思わなくなった。生クリームは消化が大変で胃腸に負担をかける。体が嫌がっている。走るようになってから体の声がよく聞こえるようになってきた。どうすれば調子よく走れるか。要するに健康でなければ調子よくは走れない。翌日調子よく走ろうと思ったら、夜遅くの飲食はできない。夜更かしも駄目。早寝早起きが基本。こうして走ることによってどんどん健康的な生活と食事になっていくのである。

午後7時15分出発、11km。
0〜1km 4分55秒
1〜2Km 4分51秒
2〜3km 4分53秒
3〜4km 4分55秒
4〜5km 4分36秒
5〜6km 4分48秒
6〜7km 4分55秒
7〜8km 4分28秒
8〜9km 4分47秒
9〜10km 4分56秒
10〜11km 4分43秒
トータル52分53秒
二度驚いた。まず最初の1km。ゆっくり走っているつもりなのに4分台。次は4kmから。特に速く走ろうとしていないのに4分36秒。理由の一つは夜だから。もう一つの理由は、昨日のランニングから24時間プラス8時間25分経過しているからである。疲労が取れて足が元気一杯。頭の言うことを聞かず、勝手に速く走っている。もちろんレース当日はこんなに調子よく走ってはいけない。今日も9km以降は疲れが見えた。しかしせっかくなので全て4分台で揃えてみた。トータルも久々の52分台である。

12月2日
午前10時50分出発、11km。
0〜1km 5分03秒
1〜2Km 5分08秒
2〜3km 5分03秒
3〜4km 5分00秒
4〜5km 4分55秒
5〜6km 5分01秒
6〜7km 5分03秒
7〜8km 5分01秒
8〜9km 5分06秒
9〜10km 5分10秒
10〜11km 5分05秒
トータル55分40秒
タイムは以前に比べると格段にいいのだが、やはり夕方や夜に比べると走る喜びが少ない。体が目覚めていない感じがする。体がダッシュを要求するということもない。楽しくランニングするにはやはり夕方がいい。さあ行こうというタイミングで微妙に雨が降り出した。まあ大丈夫だろうと思って走り出したら結構降ってきた。先日購入したウィンドブレーカーは防水機能が完璧だ。その下にさらに着込んでいるので寒さは感じない。寒さを感じると風邪を引く。雨の中でもきちんと防水機能のあるウェアを着て、寒さを感じない程度に着込めば風邪を引くことはない。撥水機能のあるロングタイツだが雨が降るとやや冷たい。完全防水でしかも走っても邪魔にならないコンパクトなウィンドブレーカーのズボンと、防水機能があり、真冬にも対応できる暖かい手袋が必要だ。

フェニックスホールで本番。スターウォーズメインテーマは何度やっても感動する。登場人物の心理やその背景の星空が思い浮かぶ。今から27年ほど前、中学生の時に第一作を観て感動した。ハラハラドキドキワクワク。あの興奮は忘れられない。もちろんジョーン・ウィリアムスの音楽もすばらしい。この曲を何度も、そして響きの真っ只中、最も興奮する特等席で聴くことができるというのは何ともうれしい。
今年もクリスマスの季節がやってきた。音楽家は12月は忙しい。この季節はエキストラなど早めに頼んでおかないと誰もいないということになりかねない。そして12月は1年で最も演奏会に季節感が溢れる月である。第九、クリスマス関連、くるみ割り人形。普段あまり演奏会に足を運ばない人も、12月のクリスマスコンサートなら特に女性は行ってみたいと思う。「今度クリスマスコンサートに行かない?チケットあるんだけど。」「まあ、何てロマンチック!」こうして音楽家は12月に商売繁盛となるのである。

今日はバスクラで後半のみなので午前中に走ってみたが、眠気もないし集中力にも全く影響はなかった。11km走るというのは日常的なことなので問題はないようだ。

12月1日
もう12月。忙しすぎて振り返る暇もない。

昨晩の深夜ランニングはやはりよくなかった。寝不足で眠い。ランニングで健康を害してはいけない。どんなに走りたくてもぐっと我慢。

今日もリハーサル。明日本番。

午前中議案書読み合わせ。また宿題が出来た。

午後7時30分出発、11km。
0〜1km 5分06秒
1〜2Km 5分03秒
2〜3km 4分58秒
3〜4km 4分59秒
4〜5km 4分50秒
5〜6km 4分56秒
6〜7km 4分58秒
7〜8km 4分02秒
8〜9km 4分50秒
9〜10km 5分01秒
10〜11km 5分05秒
トータル53分54秒
7kmから1kmダッシュ。4分2秒というのは全力ではないが、私にとってはきついペース。このペースで10kmは残念ながら持たない。1km3分でずっと走っているマラソントップランナーは一体どうなっているのか。信じられん。今日は気温が高めで着込んで走ったせいもあり汗だくになった。この季節にこれだけ汗をかくと非常に気持ちいい。4分2秒はややきついペースだが、終わった後のシャワーは猛烈な快感だ。この快感はゆっくり走っていては得られない。ランニング後の顔が活気に溢れている。顔はこれぐらいのランニングは体に相当いいと言っている。

購入者の声
<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
今は仕事が忙しい時期で、あまり使用させていただいておりませんが、このリガチャーに替えて、音が非常にクリアになりました。今までのセルマー付属のですと、音の濁り(唾の混じったような)が多々目立つ時があったのですが、全くそれが無くなりました。クリアになり、音に伸びがあるようです。(ちょっと表現の仕方が分かりませんが)また、フラジオの出しやすさは、あまり変わりませんが、オーバートーンは、音がふら付かず、確実に安定します。今まで4倍音は全くダメだったのですが、その糸口も見つかりました。また、オクターブキーを使う音もレスポンスが早く、オクターブキーを使わ無くても良いぐらい安定します。

<アルトサックス用ピンクゴールドとデュコフメタルアルト用ピンクゴールドをご購入の方より>
まだ自分が未熟なせいか、セルマー用は今まで使用していたものとの違いを、それほど感じることが出来ませんでした。しかし、デュコフ用は非常に楽に吹けるようになった気がします。高音から低音まで無理なく息が通っていく感じです。これから、またお世話になることがあると思いますので、よろしくお願い致します。ありがとうございました。