過去の独り言

2月28日
ラヴェル 左手のためのピアノ協奏曲 ツィマーマン:Pf ブーレーズ指揮 ロンドン交響楽団 1996年
名前はもちろん知っていたが、演奏するのも聴くのも今回が初めて。
妖しく繊細な響きのする名曲だ。
途中何度か唸った。
これは本当に左手だけでの演奏なのか?
ツィマーマンの演奏は見事だし、ラヴェルもよくこんな曲を書いたものだ。
最近できるだけ新しくいい録音、いいオーケストラのCDを買うようになった。
このCDも期待通りかなりいい録音だ。
これならCDでも満足できる。
最初は硬い印象だったアンプにも大分慣れてきた。
これぐらいのレベルの録音なら十分楽しめる。

フィギュアスケートの荒川と村主の性格は対照的だ。
私は村主に近い。
一つのことを好きになると、長く継続的に集中して努力を積み重ねる。
一方の荒川は天才肌。
集中する時期と気持ちが切れたり離れたりする時期がある。
可能な限りの努力を積み重ね、それでもメダルに届かない。
そこには努力だけでは超えられない壁がある。
村主の気持ちはよく分かる。
もう一人、気持ちがよく分かるのがコーエン。
本番直前の練習でジャンプを失敗。
明らかに心拍数が上がっている。
それを下げることができないまま本番。
私の場合も、きつい本番では下げきれないことが多い。
心拍数が多少上がっていてもきちんと演奏できるように、事前に可能な限りの努力をつくす。
それで駄目ならそれが自分の力と諦めるしかない。
コーエンはまだ若い。
諦めるという考え方などまだ思いも付かないだろうが、これからいろんな方法でどんな場面でもベストの力が出るように経験を積んで行くだろう。

過去の自分に対するライバル心がある。
絶好調だったのが受験直前。
Rose32のエチュード全曲を受験の前に最初から最後まで通したのだが、ノーミスだった。
間違えるという気が全くしなかった。
どうしてあんな心理状態になれたのだろう。
怖さが全くなければ緊張することもないのだ。
そのテープを聴くと、音楽も音色も今とは比較にならない。
もちろん今の方が格段に上だが、あの心理状態はうらやましい。
もう一つ印象に残っているのは管打楽器コンクール2位の時。
あの時も怖さがなかった。
非常に気持ちよく演奏できた。
間違える気がしなかった。
今でもいつも緊張するわけではない。
特定の曲の特定の個所で緊張する。
それを何とか克服したい。
先日ひとつのきっかけをつかんだ。
キーワードは「ゆっくり吹く」だ。
これを心がけると、実際のテンポはゆっくりではないのに、頭の中では一つ一つの音がスローモーションのようにはっきりと認識できる。
きちんと頭で認識できれば、ミスをすることはない。
過去の自分には負けない。
肉体的には全く衰えていない。
むしろ現在がこれまでの人生で最も体の状態がいい。
心理的に過去の自分より劣っているというのは納得できない。
私は少なくとも60歳までは、演奏家として向上し続ける!

午後5時30分出発、12km。
足が疲れている。
昨日の疲労が残っている。
距離を短くしようかとも思ったが、明日は雨で休む予定。
今日はぜひ12km走りたい。
故障していたり、疲労していたり、調子が悪い時は、距離を短くするのではない。
ゆっくり走ればいいのだ。
そうすれば足は鍛えられ、走り終えた後の心理的満足度も高い。
1km6分40秒から7分ぐらいのペース。
昨日ほどの風はないが、気温は低い。
うちの梅も3月が来るというのにまだ咲きそうにない。
早く暖かくなって欲しい。

2月27日
あっという間に夜。
一体どういうこと?
時間が経つのが早すぎる。
これじゃ一生があっという間に終わってしまう。
午前中はリガチャー製作、梱包、発送作業で終わり。
午後は練習。
夕方走る。
いつものことなので記憶に留める必要がない。
記憶に残らないから一瞬のことのように思える。
もっとどんどん新しい、ワクワクドキドキするようなことをしなきゃと思ったりもするが、実践するのは難しい。

先日「世界一受けたい授業」に、「病気にならない生き方」の著者で内視鏡手術の権威新谷弘実さんが出演していた。
この本にはかなり影響を受けた。
牛乳をやめて豆乳にしたら、なるほど体調はよくなり、若返る感じがした。
肉類や油物、特に揚げ物に対する拒絶反応も強くなった。
確かにこの人見た目は若い。
とても71歳には見えない。
しかし入ってきた時おや?っと思った。
体がふらついている。
これは明らかに老人に起こる現象である。
先日のフルマラソンで抜かれた70歳すぎのおじいさんは、見た目はずっと老けているが、肉体的にはずっと丈夫だ。
ふらつくなんてあり得ない。なにしろフルマラソンを3時間20分台で走るのだから。
私は両方を狙おう。
番組ではこの本の毒はテレビ局によってかなり意図的に薄められている。
この人は、牛乳、肉類、油、マーガリンは毒だと言っているのだ。
緑茶は体に悪いとも言っている。
堺さんが「あくまでも取りすぎては駄目ということですからね。」とフォローしているが、新谷さんの本音は違う。
テレビ番組というのはやはり、スポンサーの機嫌を損ねたり社会的に大きな問題になったりすることはできないのだ。
だからテレビでは本当のことが分からない場合もある。

午後7時15分出発、12km。
気温が低く、風が強い。
こんな日に1km7分台で走っていては寒くてたまらん。
という訳で、若干速めのペース。
1km6分10秒台から始まり、徐々にペースを上げ、8kmあたりでは1km5分20秒台。
エアマックス360でこのタイムということは、カタナ・ケージなら5分10秒、レーサー2なら4分55秒ぐらいにはなるはずだ。
なかなかいいペースである。
LSDによって足がしっかりとしていて、もっと速いペースにも十分対応できそうだ。
LSDの重要性がよく分かる。
帰宅後体重計に乗ると、何と体脂肪率は高くなり、足の筋肉量は減っている。
同じ距離なら速く走るよりもゆっくり走った方が、足の筋肉量は増え、体脂肪率は下がる。
確かに足が鍛えられていない感じがするが、その分疲労感も少ない。
LSDは本当に面白い。

購入者の声
<M30トラディショナルの選定を依頼された方より>
とっても吹き心地がよかったです!
これから愛用したいと思います♪
ありがとうございました(^-^)☆

2月26日
渋谷のアクタスで月2回ほどレッスンをすることになりました。
ご希望の方はメールでご連絡ください。
日時はお互いの予定を見ながら調整ということになります。
部屋を借りるのに1時間500円かかります。

アクタスでレッスンとマウスピース選定。
M30トラディショナル22本、M30プロファイル33本、B40を29本、B40プロファイルを21本、合計105本。
あと三つで煩悩の数だ。すごいな。
さすがに疲れた。
特に私にとってB40は吹くのが大変で疲れる。
M30トラディショナルは相変わらず当りが多い。
B40とは対照的である。
B40では数十本に1個いいのがあるかどうか。
それに対して5本に1本は納得できる。
息の通りのよさと音色とのバランスがいい。
M30プロファイルは、息はよく入るのだが音色が壊れやすい。
素直に息が入りつつも、いい音色のマウスピースを選ぶ。
B40はとにかくきつい。
できるだけ楽に息が入り、しかもB40特有の丸く太い魅力のある音色を持つマウスピースを選ぶ。
B40プロファイルはかなり楽になるが、その分音色が壊れやすい。
やはりB40のよさを失わない範囲内で楽に息が入るマウスピースを選定した。

午後7時50分出発、12km。
今日は天気予報では夜まで雨とのことで走れないと思っていた。
こういう時雨が上がって走れるようになるととてもうれしい。
最初は1km7分ペース。
さすがに今日は人が少ない。
私はasahi.comの天気予報からレーダーや衛星画像の連続写真を見て大丈夫と判断するが、テレビの天気予報ではそこまで詳しくは分からない。
それではもう雨は降らないという確証は得にくいだろう。
8km付近から徐々にスピードを上げる。
といっても6分台。
10km〜11kmでようやく5分40秒台。
それでもスピードを上げると、呼吸もたくさんしなければならないし、心拍数も上がるし、体のいろんなことが変わってくる。
それがまた面白い。

2月25日
午後5時15分出発、12km。所要時間1時間16分。
昼駅まで1.1km走った。合計13.1km。
数日休んだため足が軽く、1km6分30秒ペース。
気持ちよく汗をかく。
土曜日ということでランニングしている人が非常に多い。
8割が男性。
フルマラソン参加者の男女比率と同率ぐらいだ。
皆さん大体1km6分ぐらいで走っている。
最後の方で1km5分50秒台まで上げたが、まだ若干怖さがある。
慎重な方がいい。徐々にスピードを出していこう。
1km5分50秒台ですでに足への衝撃が増しているのが分かる。
足への衝撃が弱く、故障をしていてもトレーニングできるLSDの重要性がよく分かる。
帰宅すると、足の疲労が少ないことに気が付く。
距離は同じでも、時間が短い分トレーニング度は低いのだ。

2月24日
オリンピックでも最も緊張するのがフィギュアスケートだろう。
難易度の高い技を入れないと得点は伸びない。
しかし難易度の高い技はミスをする可能性が高い。
ミスをすればメダルは遠ざかる。
しかもオリンピックは4年に一度。
その4年に一度、数分間の間にベストの演技をしないとメダルは取れない。
各選手に相当のプレッシャーがかかっているのが見える。
コーエンが、そしてあのスルツカヤがまさかの転倒。
あのスルツカヤがああいう状態になるとは。
緊張のコントロールがいかに難しいかを物語る。
彼女には女王としてのプライドと、金メダルを取らなければというプレッシャーがあった。
そういう中での荒川静香の演技には感動して涙が出た。
この舞台でこれだけ完璧な演技をする。
そのために彼女はどれほどの努力を積み重ねてきたのだろう。
インタビューで、いくつかのキーワードが出てきた。
「まさかメダルが取れるとは思わなかったので。」
「最初から冷静に滑れました。」
「楽しんで滑ることができました。」
言うのは簡単だが、これを実践するのは極めて難しい。
それができたからこその金メダルである。

旅先で観光。
石段、坂道などを数時間歩き、結構いい運動になった。
といってもランニングに換算すれば20分ぐらいのものか。

夕方埼玉の自宅に帰宅。
雨のため走れない。
残念。
これから雨の日が多い。
あまり休みが多いと足の筋肉が落ちてしまう。
それが心配だ。

<CDの感想メール>
こんなメールを頂けると、本当に音楽をやっていてよかったと思います。
ありがとうございます。
「CDは三回ほど聴かせていただきましたが、素晴らしい演奏だと思います。
最初の弦楽器による出だしが、とても穏やかで「おっ!」と驚きました。
とても雰囲気が出ていますね。それにビブラートが控えめなので、とても好感がもてます。
穏やかとは言っても、決して淡白なのではなくて、「心の内に秘めた情熱」を感じます。
そして、なんと言っても二楽章が感動的でした。
この曲のCDは何枚か持っていますが、二楽章でこれだけ聴かせる、イメージが湧く演奏に出会ったことがありません。
静かな森の中の別荘で、心穏やかに過ごすひととき。
再び主題に戻ってからは、さらに穏やか、まどろみの中で、遠くから音が聞こえてくるような、そんな印象です。
夢と現実の間でゆらゆら漂っているような。
二楽章の最後なんて、夢見るように美しい時間でした。
(ちょっとでもミスすると、夢が壊れてしまいそうで、とてもとても真似できない演奏です)
いい演奏を聴かせていただきありがとうございます。
このようなモーツァルトを聞いてしまうと、クラリネット協奏曲や、ブラームスの五重奏、ソナタも聴きたくなってしまいます。
次は、ぜひとも生で聴きたいと思いました。」

2月23日
今日のNHKニュース。
大阪市が歩行喫煙禁止条例制定へ。罰則も設ける。
歩行喫煙は犯罪です。
条例ではなく、罰則付きの法律の制定を急ぐべきです。
健康増進法にも罰則を早急に設けるべきだと思います。

私は今旅に出ている。
この仕事をしていると仕事の半分が旅と言ってもいいぐらいである。
サウナ初体験!
普段なら入らないのだが、友人と一緒で誘われたので入ってみた。
許容滞在時間はウルトラマン並み。
勝手に汗が出るのは面白いが、絶対走った方が体にはいい。
ちなみにその友人も痩せ型なので同じ時間でギブアップした。

CDをお送りした方から初の感想メール。
喜んでいただけてとても嬉しい。
「高尾さんのクラリネットが聴けて感激しています!とても美しいです。聴いていて、心がたまらないほど気持ちよくなりました!母もこの曲がとても好きで、一緒に聴いていたのですが、本当に綺麗だねと言っておりました。何度でも聴きたくなる演奏、と感じました。いつか、高尾さんの演奏を生で聴けることを楽しみにしております!どうもありがとうございました。」

2月22日
<ミスの種類>
1.ぼんやりミス
原因:集中力の欠如
対策:集中力を高める。緊張する。コーヒーを飲んで意識を覚醒し、心拍数を上げるのもいい。
2.ムカデミス
ある時ムカデがいつものように歩いていると、ある人が話しかけた。「そんなにたくさん足があるのに、よく順番に前に出して歩けますね。」ムカデは自分がどうやって歩いているのか考えた。そうすると歩けなくなってしまった。
原因:練習ではできているのに、本番では不安になり余計なことを考える。
対策:本番をイメージした練習をする。本番ではそれと同じように演奏する。
3.緊張ミス
原因:緊張により心拍数が上がる。そのためにテンポが上がる。普段より速いテンポのためミスが発生する。
対策:本番では普段より自然と速くなってしまうものだ。ゆっくりと演奏するように心がけると丁度いいテンポになる。

昼駅まで1.1km。所要時間8分。
夜用事があるため今日はこれだけの予定。

とある方の話。
その方は髪が薄くなって悩んでいた。
ある時とある会社に相談すると、禁酒禁煙、食事の内容、量、運動、サプリメントなどかなり厳しい指導を受けた。
その通りに頑張って続けると、何と髪が黒々としてきたそうだ。
その人のお子さんが「うわ!すごい!」と驚いたほどだそうな。
髪が薄くなるというのも老化現象。
努力次第で若返ることは可能だ。
私も髪の量が増え、白髪も徐々に少なくなっているという実感がある。
豆乳、納豆はぜひ摂りましょう。
豆乳と納豆を毎日摂るようになってから、若返ったような気がします。
脂っこいものは避け、海草や野菜をメインにしましょう。
「私のお勧め!」にも書いてありますが、サプリメントの摂取は今や常識です。
マルチビタミン、マルチミネラルも効果的なようです。
運動で汗をかくことも重要です。
多分ゆっくりと走るというのがベストだと思います。

2月21日
昨日の話。
雨のためランニングはお休み。
12kmという距離は大したことないのだが、1時間24分走り続けるというのは足を鍛えると同時に疲労させるので、この休みが丁度いいと感じたりする。
体の実感としてのカロリー消費だが、以前走っていた11kmに対する12kmではなく、56分に対する1時間24分という感じがする。
多分ダイエットのためには、ゆっくりできるだけ長い時間走った方がいい。
私の場合は猛烈に食べなければならない。
例えば昨日。
昼はレバニラ炒めご飯大盛り。
夕方パスタ大盛り。
ところがそれで全然足りず、夜もう一度夕食を食べる。
今度はピザ。
ちょっと脂っこいものが多くなってしまった。
たまにはいいか。

昨日は雨だったので、久しぶりに登山靴を履く。
そうしたらこの登山靴の硬いこと!
エアマックス360にすっかり慣れてしまって、他の靴が硬く感じてしまう。
ナイキにお願い!
シューズを2種類作ってください!
1.エアマックス360をベースに、ややエアクッションを薄くしてもいいので、基本構造はなるべくそのままでできるだけ軽量化したランニングシューズ。
2.エアマックス360をベースにした、ゴアテックスの登山靴。
お願いします!

久しぶりにバイオリンのレッスン聴講。
ヴァイオリンの世界は本当に奥深い。
バッハ、コレッリなどの名曲で溢れている。
私はクラリネット奏者なので、ハイドン、モーツァルトより前の作品は遠い存在である。
学生の頃、よくフルートの友人に、クラリネットにはバッハがないといじめられたものだ。
そのフルートも、ブラームスなどロマン派で攻められると弱かったりする。
しかしヴァイオリンは管楽器とは比較にならない。
全ての時代にわたって、膨大な名曲がある。
これらを小学生の頃から次々を仕上げ、レッスンも完全に大人同様音楽的に深いところまで掘り下げているのだから、大学に入った時点で管楽器と全く違った世界にいるのは当然だ。
大学2年の時、1年後輩の漆原朝子さんとブラームスのクラリネット五重奏曲を共演した時、それを感じた。
この人は一体どうなっているのだろう?と。
あの頃に比べれば、大分追いついたとは思うが、今でも弦楽器の名手にはかなわない。

ピアノで、弱い指の力で練習してみましょう。
その方が上手くいく場合、普段指の力が入りすぎています。
上手くいかない場合、普段指の力に頼りすぎです。弱い指の力でも演奏できた方が完成度が高まります。
あなたは楽譜から時々目を離していませんか?
本番を暗譜で演奏するのでなければ、楽譜は常に見るようにしましょう。
目を離した時にミスをする確率は、楽譜を見ている時よりも高いのです。

午後6時45分出発、12km。所要時間1時間26分28秒。
昨日走らなかったにも関わらず、足が疲れている。
この1時間半弱で12kmを走るというLSDが平気になったら徐々にスピード練習を入れていこうと思っているのだが、今のところ足はとにかく疲れている。
確かに足が非常に鍛えれれている感じはする。
これを積み重ねた時どうなるか、未知の世界で分からない。
とにかくこのまましばらく続けてみよう。
1時45分に昼食を終えてから出発まで5時間。
昨晩たくさん食べたためお腹が減らず、間食しなかったのだが、走り始めるとすぐに頬がこける感じ。
これを感じた時は、じっさいに頬の脂肪がエネルギーに変換されていて、帰宅すると頬がこけている。
あまりにこけすぎると見た目がよくないので、たくさん食べて元に戻さなければならない。
その後数キロで空腹感。
帰ってきてから、夕食をいくら食べても足りない。
ご飯を3杯食べ終えて、「お腹減った!」と言っているのだからすごい。
その後パン、バナナなどで何とかカロリーを補給。
明日の朝食がなくなっちゃうよ!

2月20日
CDプレゼント!
モーツァルトのクラリネット五重奏曲、私のライブ録音CDを、リガチャーをご購入頂いた方、もしくはマウスピース選定のご依頼をされた方に差し上げます。
リガチャー、もしくはマウスピースと一緒にお送りします。
1回の郵送につき1枚に限ります。
ご希望の方は、ご注文の際CD希望とお書きください。
販売はできませんのでどうぞご了承ください。

2月19日
昨日の昼駅まで走ったのを忘れていた。
徒歩15分のところを1km7分のペースで8分。
推定距離1.1km。
昨日の走行距離は13.1km。

昨日の追加。
7.読み替えは、特に問題ないと思っていても、実際には音を読むのではなく記憶で演奏している面がある。
シビアな場面でそれが明らかになることがある。
外せないところは書き換えた方がいい。

ところで、我が広島交響楽団ライブラリーは、いつの間にか日本有数のライブラリーに成長している。
inCなどの読み替えは写譜屋に書き換えてもらう。
めくりが難しい個所は事前にコピーなどで対応する。
楽譜が暗かったり汚かったりして読みにくい場合は、拡大コピーし、製本する。
私は日本のほとんどのオーケストラを知っているが、ここまでやってくれるライブラリーはそうない。

午後5時30分出発、12km。所要時間1時間24分。
今日も1km7分ペース。
こちらは昼と夜の境目がはっきりしない。
夜になっても地上の明かりに上空の雲が照らされて何となく明るい。
毎日1時間半近いLSDでさすがに足が疲れている。
走り始めは、今日は一体何キロ走れるのだろうという感じだが、走っているうちにだんだん平気になってくる。
しかし最後の方はさすがにきつい。

2月18日
<完璧な演奏を目指して>
1.フォルテよりもメゾフォルテの方がミスが少ない。
冷静さを保つということと、体力的に余裕があるということが重要だ。
外せないところは、大きく吹きすぎないこと。
2.スポーツには攻撃と防御があるが、音楽も同様である。
攻撃=感情が高ぶる。感動する。曲に入り込む。思いっきり表現する。
防御=冷静さを保つ。表現しつつも頭の芯に冷めた部分を持つ。
外せないところでは防御の割合を増やすべし。
3.本番と同じ状態を作り出し、そこで演奏する。
例えばここから本番というつもりで録音する。
そして予行演習と全く同じように本番で演奏する。
予行演習でミスが出るところは、いくら緊張しても本番でもミスがでる。
それがあなたの実力だ。それを受け入れよう。
受け入れず、何とかうまく演奏しようとしても、緊張しすぎて結果が悪くなるだけだ。
あなたは神ではない。人間だ。
それを忘れないように。
4.予行演習を10回やってミスする予感すらしなければほぼ大丈夫。
そのためにはリズム変形などあらゆる努力を重ね、どうやったら完璧に演奏できるか常に考え続けること。
いかに論理的、客観的に分析でき、そしてそれによっていかに効果的に練習できるか。それがあなたの能力だ。
5.心拍数は下げておいた方が本番に余裕が出る。
そのためには日常的にスポーツをして心肺機能を高めておくこと。
6.その個所にはそこに相応しい指の力がある。
やや強めがいい個所もあれば、やや弱めがいい個所もある。
その個所に相応しい指の力を把握し、その力で演奏すること。

午後7時30分出発、12km。所要時間1時間24分。
計ったように1km7分。
気温は低いが、風がないのでこのペースでも多少汗をかく。
今日は食べ過ぎた。
昼はサンシャインの高級中華でランチ。
サラダ、スープ、高菜チャーハン、酢豚、杏仁豆腐。
ここは本当に美味しい。
1500円の価値は十分ある。
その後喫茶店でケーキ。
これが効いた。
食べてみたらほとんどクリームのケーキであった。
これを消化するには走るしかない。
普段の食事ならランニングの最後の方はやや血糖値が下がるのだが、今日は下がらなかった。
それだけたくさん食べたということだ。
10kmでようやく消化しつくしたという感じ。
足は結構疲れたが、かなり鍛えられてきた。
LSD、楽しいぞ!

2月17日
近未来。
人々は探したいものがある時グーグルで検索する。
ある日、グーグルの中枢にいる人物が、自分の利益のためにある会社を検索結果から除外する。
その会社にとって、グーグルに出ないというのは社会的死を意味する。
今日の朝日新聞。
中国でグーグルなどのインターネット企業が中国当局が閲覧を禁止するサイトを検索結果から自主的に削除。
これが先日見た映画「マイノリティーリポート」と重なる。
ある日、ハッカーがグーグルのサーバーに侵入。
検索結果を操作することに成功する。
そしてある企業に電話する。
「1億円用意しろ。さもなくばグーグルの検索結果から除外するぞ。」

今日の朝日新聞天声人語。
天下りの国家公務員2万2千人。天下り先への補助金5兆円以上。
これは1年間の数字だ。
何が増税だ。
年間5兆円もあれば減税だってできる。
最初にやるべきことは、我々の税金を吸う無数の蛭の駆除である。

午後7時出発、12.5km。所要時間1時間23分。
昨日雨で走れなかった。
一昨日と同じように走っているつもりでも1km7分。
足が軽い。
気温が低いのに寒く感じないなと思っていたら、追い風であった。
帰りは向かい風に雪が混じる。
この中を1km7分30秒は寒すぎる。
1km6分までスピードを上げる。
足に余裕があるので、埼玉県側にも行く。
こちらは景色が開けているのだが、その分風が強く寒い。
それにアスファルトのため木屑を固めた東久留米市側よりも地面が硬い。
同じところを繰り返し走るより気分はいいのだが、足の状態によっては東久留米市側だけを走る方がいいかも知れない。
距離的には目標をクリアした。
LSDで距離を伸ばすことが快感になってきた。
可能ならもう少し伸ばしてみよう。
ただし、今日は昨日休んだために足に余裕があった。
明日今日と同じように走れるとは思わない方がいい。
ゆっくりと走ることにより、足だけがかなり鍛えられた。
他はほとんど疲れていないが、最後の数キロはやや呼吸が聞こえるようになった。
心肺機能も少しは鍛えられているようだ。

購入者の声
<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
今まで使っていたwoodstoneのリガチャーと比べると音がよく鳴り、音の輪郭もはっきりしている感じでした。
音がしっかり鳴ることで気張らずに吹けるという点がとても気に入りました。ありがとうございました。

2月16日
「私のお勧め」のページを新設しました。
トップページから行けます。
よろしければご覧になってください。

昨日の文章のように完璧を追及すればするほど、管楽器の限界が見えてくる。
管楽器の限界は、以下の二つの理由による。
1.演奏する際の肉体的疲労が大きいために、毎日の練習時間に限度がある。
2.肉体的疲労がミスの原因になる。
クラリネットを例に詳しく解説しよう。
クラリネットを演奏する際の肉体的疲労は、主に次の2箇所で起こる。
T.顎の筋肉
U.腕から肩を通り背中の中央まで続く指の筋
顎の筋肉を疲労しないようにするためには、リードを薄くするのが手っ取り早い。
しかしリードを薄くすれば様々な問題が生じる。
@ 音が小さくなり、遠くでは聴こえなくなる。
A 音が薄くなり、他の楽器と和音を作ることができない。ピッチが合っていても合っているように聴こえない。
B 噛むアンブシュアになり、逆に口を痛める。
上記の理由により、リードには適度な厚さが必要であり、それ以上薄くはできない。
指の筋を疲労させないようにするためには、キーを軽くする必要がある。
しかし、塞いであるキーにある程度の圧力がなければ、吹き込まれた息の圧力に負けて息漏れしてしまう。
故にキーを軽くするのにも限度がある。

管楽器の限界というのは、弦楽器の名手と接するたびに感じることだ。
管楽器の中では、フルートがキーが軽いためにヴァイオリンに近い。
クラリネットとヴァイオリンの中間に位置する。
しかしこれまで数多くの管楽器奏者と接してきたが、管楽器の限界を超えている人は一人だけだ。
オーボエのルルー。
彼は宇宙人である。
彼がどうなっているのかは理解できないが、それ以外の人はどんな名手でも全員管楽器の限界の範囲内にいる。
私は地球人なので、管楽器の限界の中で演奏するしかない。

昨日一昨日の走行距離が間違っていた。
1km7分30秒で70分走れば、走行距離は約9.3km。
これまで11kmを55分前後で走っていた。
70分も走って10kmにもならないというのは感覚的に理解しにくい。
面白いのは、11kmを55分で走るよりも9.3kmを70分かけて走る方が、遥かに足を鍛えているという実感があるということだ。
筋肉量も増えている。
ようやくLSDの本質を実感しつつあり、非常に楽しい。

そういえばフルマラソンの後遺症はどうなったのか。
LSDペースだから、再発せずに済んでいる。
これもLSDの大きな利点である。

今後の目標。
ステップ1 90分で12kmまで距離を徐々に伸ばす。
ステップ2 最後の方でやや速く走る。
ステップ3 最後の方に1kmダッシュを入れる。
ステップ4 後半を中心に、徐々に速く走る時間を長くする。
ステップ5 2時間のLSDを週1回入れる。

2月15日
弦楽器の名手がたとえミスをしてもまるで動揺しないのは、それが予測の範囲内だからだと思う。
本番と同じ状況を作ってみよう。
今から本番というつもりで時間を区切り、本番どおりにやってみる。
録音や録画をしてみてもいいだろう。
10回やってミスの予感すらしなければ、大体大丈夫だろう。
10回やって1回ミスをするということは、本番でも10回やれば1回はミスするということだ。
可能な限りの努力をし、それでもどうしても10回に1回はミスをするということであれば、それは自分の実力として潔く受け入れる。
無意識レベルまで掘り下げてもきちんと受け入れることができていれば、緊張することはない。
緊張するというのは、これが受け入れられていないということだ。
自分の実力以上のものを求めても、結果は悪くなるだけだ。
自分に何ができるのかを知り、それを実行する。
できないことはできない。
できることをやる。
できるようにやるということも重要だ。
確実に演奏したければ、確実に演奏できるテンポで演奏する。
これはソロや室内楽で可能だ。
オーケストラでも、周りに働きかけたり指揮者にお願いしたりすることで可能になることもある。
人には分からないように、しかし自分の中ではゆっくりと演奏するという技もある。

黒酢3種
<香醋 みやま漢方製薬 マツモトキヨシ 732円>
すっぱいけど美味い!安い!効果も十分。お勧めです。
<もろみ酢 みやま漢方製薬 マツモトキヨシ 1200円ちょっと>
非常に飲みやすい。私にはやや物足りないが、お酢が苦手な人にはお勧め。
<香醋 オリヒロ 2000円ちょっと >
何とアミノ酸100ml中4570mg!ものすごい量である。飲んでみても確かにそれだけの効果がある。筋肉への刺激などは他の黒酢とは比較にならない。しかし味がちょっと。ブランデーは年月を重ねるごとにその味わいに深みが加わるが、これは単に古臭い感じなのだ。古くて濃い味である。これから1ヶ月でこの味に慣れるのかどうか。

午後7時15分出発、10.5km。所要時間1時間10分。平均スピード1km7分30秒。
LSDにはまってきた。
何も考えず、ただぼーっとしながら走るのが気持ちいい。
ようやく積極的回復から一歩抜け出し、本格的LSDの扉を開いた。
LSDの面白いのは、トレーニングの効果が走った距離ではなく、走った時間に比例することだ。
図式にするとこうなる。
トレーニング効果≒走った歩数≒走った時間
つまり、同じ距離を快適ペースで走るよりも、LSDペースで走った方が、走っている時間が長い分足を鍛えることができるのだ。
しかも足への衝撃が弱いため足を痛めにくく、故障している時でもトレーニングできる。
負荷が弱いために体への負担が少ない。

LSDはしかし、あまり汗をかかないためにトイレが近くなる。
これまで一度も探したことがなかったのだが、今日はトイレを探した。
しばらく探して、ようやくとある公園に公衆トイレがあるのを見つけ、そこに行く。
男女別に個室が1つずつある。
男性用の前に自転車が止まっていたが、さほど気にせず扉を開けたら、裸の男の姿がチラッと見えた。
一体何?
公衆トイレを風呂代わりにするのはやめて欲しいなあ。

もう一つ。
LSDは時間が長いため、腹が減る。
楽に減量するにはLSDがベストかも知れない。
もちろん私の場合は減量ではなく、フルマラソンへの土台作りが目的だが。

それほど空腹感が強くなかったので、昼食は普通にどんぶり1杯のご飯。
しかし食べ終わると空腹感。
失敗した。大盛りにすべきであった。
帰宅後ロールケーキを1本食べたが、体が大盛りご飯の方がいいと言っている。
これからは徐々に距離も伸びてくるだろうし、毎食大盛りご飯は欠かせない。

体重は昨日より500g減の53.3kg。
体脂肪率はここしばらく6%台だったが、久しぶりに5%台に落ちた。
今日は距離を伸ばしたため、体重が減ったにも関わらず足の筋肉量が増えたのがうれしい。

2月14日
今日はバレンタインデー。
いつもなら職場で義理チョコがあるが、今回は休みなのでそれもない。
バレンタインデーとまるで関わりがないというのもちと寂しい。

蓄積疲労が噴き出してきた。
体がだるい。
動作が鈍い。
1月からずっと働き通しであった。
しばらくは疲労回復に努めよう。

午後7時出発、7.4km。
所要時間48分。
昼駅まで1km走ったので合計8.4km。
1km7分20〜30秒のLSDペース。
このペースならいくら走っても大丈夫かと思ったら、そうでもなかった。
5km手前で若干の違和感。
基本的には木屑を固めた道で足に優しいのだが、時々石畳のアップダウンがある。
特に下りには気をつけないと。
この違和感も下りの石畳で発生した。
しかしゆっくり走っているということもあり、それ以上悪化せずむしろ徐々に症状は改善した。
この調子で徐々に距離を伸ばしていきたい。

2月13日
先日の勝田マラソンの写真が届いた!



今回は撮影されるということが分かっていたので、ゴール手前でサングラスを外した。
という訳で、意識はあったのだが、体力的にはもうばてばて。
もう駄目!限界!と叫びながらのゴールであった。
次回はぜひもっと楽に走り、レース後の後遺症も少なくしたい。
この写真は数千円を出して業者から買うのだが、多少お金を出しても、プロの写真は全然違う。
画質、構図、どれを取っても見事である。
数千円の価値は十分にある。

埼玉の自宅に移動。
非常に強い日差し。
3月末から4月という感じである。
車内は混雑し、指定席なのにデッキに人が立っている。
私も数日前に指定席を購入したのだが、E席はなくA席になった。
たまには海を見るのもいいとは思うのだが、この席の欠点は天気がいいとブラインドを下ろさなければならないということだ。
紫外線の害はできるだけ受けない方がいい。
景色も楽しみたいが仕方ない。
もうサングラスをした方がいいぐらいの日差しだが、手袋とサングラスを両方するのは結構面倒でまだしていない。

昨晩久しぶりに眠れなかった。
アルコールとカフェインの相乗効果である。
特にアルコールには、強い覚醒作用がある。
たまに飲むとこれだ。
ますます酒から遠ざかりそうだ。

午後8時15分出発、5.2km。
どういう訳か速く走る気にならず、最後までLSDペース。
1km7分20秒前後という超スローペースである。
特に足にも問題はない。
今日はこれだけしか時間が取れなかったが、明日からは徐々に距離を伸ばしていきたい。
このLSDのいいところは、ちょっと散歩に行ってきたというぐらいで疲労感がまるでないという点だ。
そして非常に楽なのにも関わらず足は確実に鍛えられている。
これならまだまだ距離を伸ばせる。
ゆっくり長い時間走ってフルマラソンへの土台作りをしっかりとしよう。

購入者の声
<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
アルトの一人は、18Kのオリジナルリガチャー、メルハウス(55,650円)を使用しており、吹き比べてみたらTシリーズの方がはるかに音の抜け、ツヤが良く、本人は苦笑いしておりました。

<テナーサックス用ピンクゴールド1.8mmをご購入の方より>
吹いてみた感想は、発音がはっきりする気がしました。音も、今までのリガチャーよりも柔らかい… これから使って行くのが楽しみです。良いリガチャーをありがとうございました。

2月12日
今日は心に残る日になった。
ダネルさんをはじめとした素晴らしいメンバーと一緒に、モーツァルトのクラリネット五重奏曲という、神の作品としか思えないほどの名曲を演奏できて本当に幸せだった。
かなり緊張はしたが、この曲を演奏していて感じる何とも言えない幸福感や感動を伝えることができたと思う。
予想以上にチケットが売れ、当日券が販売できない状況。
多くのお客さんに、非常によかったという感想をいただいた。
興奮気味の方も大勢いらした。
喜んでいただけてとてもうれしい。
もちろんオーボエ四重奏曲、弦楽五重奏曲ト短調を合わせた演奏会全体への感想である。

弦楽器の名手を甘く見てはいけない。
以前札幌交響楽団コンサートミストレス大平まゆみさんとバルトークのコントラスツを共演した時のことだ。
非常に上手な方だが、明らかに練習不足の個所があった。
リハーサルの時も、本番の前後も仕事が入っていて練習時間が取れなかったようだ。
ゲネプロも同じ状態。
ところが、ゲネプロ後20分ほどさらっていると思ったら、本番は見違えるような完璧な演奏だった。
あの20分であそこまでできるというのは私には全く信じられない。
小さい頃からかけてきた時間が違う。
才能もあるだろう。
底力を見せつけられ圧倒された。
ダネルさんも同様である。
大平さんの件があるので、きっとそうだろうと思っていたらやはりそうだった。
広響だけでも定期演奏会、今日の室内楽、明日からはエネルギア・ドリーム・コンサート。
その前後も日本各地での仕事がある。
疲れていてテンションが低かったり、練習不足だったり、日によってテンポが違ったり。
ところが本番では見違えるようになる。
きっとこのクラスの人は、最初の練習は初見で譜読み、2回目で曲を作り、ゲネプロで大体完成させ、本番では完璧な演奏。きっとそこまでできる。
リハーサルの時間以外に練習時間を取らなくてもそれができるぐらいの余裕があるのではないだろうか。
小さい頃から積み上げてきたものがそこで見えてくる。
私には遠い世界である。

終了後、厚生年金会館のレストランで打ち上げ。
M君の奥さんと二人のお子さん、U君の奥さんと二人のお子さん、Oさんの姪も加わり、楽しい会となった。
M君の小学校3年生の娘さんは、なかなかの広島弁。
小学校3年生とは思えないほど大人びた感じがする。
息子さんは父親似で非常に魅力的な美男子。
これはもてるぞ。
女の子がたくさん集まってキャーキャー言っているのに、それにはあまり興味がないという風になっていくことだろう。
U君の息子さんはお父さんそっくり。
小型U君である。
自分の世界に入り込み、仮面ライダーか何かになりきっているのが見ていて楽しい。
Oさんの姪は中学1年で吹奏楽部でクラリネットを吹いているそうな。
外の世界を知り、いろんな知識を吸収できるのが楽しくて仕方がない様子。
私も何歳になってもこうありたい。

午後10時35分出発、5km。
打ち上げは5時半から9時前まで。
最初の1時間半はおかず、次の30分は穀物、次の30分はコーヒーとデザート。
特にデザートはケーキ多数、アイスクリーム、プリン、クレームブリュレなど思いっきり食べた。
一度コーヒーデザートにいくと、その後アルコールが全く欲しくない。
残りの時間は烏龍茶。
体質も好みも大分変わってしまった。
おかずだけでは満足できず、主食をしっかりと食べるというところも以前とは違う。
走っていると糖質によるエネルギー確保が重要になるのだ。
糖分の過剰摂取、コーヒーのカフェイン、昨日LSDのみで足が回復しているなどの理由により、若干ペースが速い。
とはいってもあくまでもLSDペース、1km6分40秒台。
足が先に行きたがるが、ここは我慢。
筋肉痛を再発させてはならない。
2.5kmから徐々に加速し、3〜4km4分58秒。
もっともっと速く走りたいが、ここもぐっと我慢。
おかげで筋肉痛という寝た子を起こさずに済んだ。
普段夕食後に走ると、夕食前に走った時よりも体重は500g多い。
しかし今日はさすがにプラス1kg。
ところが体脂肪率は変わらず、筋肉量だけが増えているところが面白い。
たくさん食べたからといって、急に筋肉量が増えるはずがない。
これはきっと筋肉に栄養がたくさんいっている状態なのだろう。
そのまま使ってやれば、脂肪になることはない。
走っている人にとって、思いっきり食べても太らないというのは簡単なことだ。

2月11日
昨日はそうでもなかったが、今日は結構疲労感がある。
やぱり定期演奏会は疲れるのだ。当たり前か。
午後3時からクラリネット五重奏曲の合わせ。
ダネルさんもややお疲れ気味。
ダネルさんやマーティンは定期演奏会リハーサル後毎日明日の室内楽演奏会のリハーサルをやっていた。
楽器が違うということもあるが、私には無理である。

午後7時15分出発、5km。
残念ながら右足筋肉痛再発の危険を感じたので、最後までLSDペース。
ゆっくりと走っていると、だんだん頭がすっきりとして冴えてくる。
帰宅後シャワーを浴びると、定期演奏会の疲労がかなり取れていた。
LSDペースは疲労回復にも効果がある。
ようやくLSDの本質を掴みつつある。
たった5kmだが、確かに足の筋肉が鍛えられている感じはする。
故障があってもトレーニングを続けられるというのもLSDの大きな利点である。

ちょっと気が早いが、4月の長野マラソンへの目標を立てておこう。
1km4分50秒前後と今回よりも抑え目のペースで、後半のペースダウンを出来るだけなくす。
今回のような後遺症をできるだけなくす。
そのためには、最後まで余裕を持って走ることが重要だ。
そのための練習として、今回はぜひLSDトレーニングをたくさん入れていきたい。
ゆっくり長く走ることによって、フルマラソンを走るための土台をしっかりと作ろう。
そうすれば後半のペースダウンをより少なく、レース後の後遺症も少なくできるはずだ。
タイムはできれば3時間半を切りたいが、それよりも上記の目標の方を優先したい。
故障している今が、LSDトレーニングの絶好の機会である。

2月10日
ソニーお客様相談センターに電話すると、只今混雑しているので2時間後ぐらいに担当者がかけなおすと言う。
「昨日アップデートしたら直ると言ったからアップデートしたのに全然改善しないじゃないですか。午後はいないんですよ。また後日なんて冗談じゃない。」と強く抗議し電話を切る。
この電話に7分ほど。
それからバイオカスタマーセンターに電話。
「それは録音時の設定の問題ではないでしょうか。」
結局これはソニックステージというソフトもHi-MDもまるで知らない担当者によるでたらめであった。
これ12分。
電話を切ると、強く抗議したせいかお客様相談センターからすぐに電話がかかってきた。
「ソフトの不具合が原因のようです。一度アンインストールしてからインストールしなおしてみてください。」
この電話に14分ほど。
その後指示に従いアンインストール、インストール。
これに15分ほど。
これでようやくCDを焼くことができるようになった。
結局なぜソフトに不具合が起こったのかその理由は分からない。
担当者だって最後の人以外は誰も分かっていないのだから、私に分かるはずがない。

まあとにかく、先日録音したデータをCDに焼いてみた。
おおおおお!すばらしい!
これは完全にCDの音質だ!
まるでそこに演奏者がいるかのようだ。
こんなに手軽にCDが作れるなんて夢のようだ!
感激した。

モーツァルトのクラリネット協奏曲をゲネプロ本番と2度聴く。
赤坂さんはゲネプロはセーブしていたようだ。
この曲は肉体的にも精神的にも非常にきつい。
ゲネプロはセーブするのが正解である。
本番はさすがであった。
やはりこの曲には本番でしか体験できない瞬間がある。
それは第2楽章再現部である。
千数百人の聴衆が物音一つ立てずに静まり返っている。
そこでソロクラリネットが極限のピアニシモで演奏する。
弦楽器が「やめて!無理!」と悲鳴を上げながら、猛烈な緊迫感の中でピアニシモで演奏する。
そうすると、体中に電流が走るような、得がたい感動が生まれるのだ。
今回2日間でこの曲を3度聴いたが、名曲は数あれど、名曲中の名曲とはこの曲のことだなと改めて感じた。
そして、あさって演奏するクラリネット五重奏曲もこのクラリネット協奏曲に匹敵する名曲である。
クラリネット奏者は幸せ者である。
そしてモーツァルトからこれらの名曲という遺産を受け継いだ我々聴衆も幸せである。

午後10時15分出発、5km。
1km7分33秒。
すごいな、君。よくこんなにゆっくり走れるな。
どうやら大丈夫そうなので、2.5kmから徐々に加速し、3〜4km4分26秒。
筋肉痛が再発しないように気を使いながらこのタイムは悪くない。
状態が万全であればこのエアマックス360で4分を切れる。
その状態でレーサー2を履けば、3分30秒はいける。かな?
それでも3分30秒である。
フルマラソンを1km3分でずっと走る人というのは全く信じられん。

2月9日
7日の日記で魔弾の射手と書きましたが、正しくはオベロンです。
失礼しました。
中間部にクラリネットソロがあるという点が共通。
ゆっくりとした短い序奏の後、アレグロの主部という点も同じ。
だからといって間違えるほど似た曲じゃないんだけど。
団内読者数名より指摘あり。
結構読んでくださっている方多いんです。
個人の戯言なのに、皆さんよく読んでくださっているなあ。

リハーサル3日目。明日本番。
午後は赤坂さんを迎えてモーツァルトのクラリネット協奏曲の合わせ。
見た目もキャラクターも音楽も、全て若々しい。
テンポは全体に速め。
やや小さめでかわいらしい音。
私のテンポや音楽の作りは落ち着きすぎているかも知れない。
いい刺激になった。
ダネルさんの作り上げるモーツァルト像も、まるでシャンパンをグラスに注いだ瞬間の泡のように勢いよく弾ける。
スピッカートやボーイングなど名ヴァイオリニストならではの指示でオーケストラを変えていく。
こちらもすばらしい。
上の客席からだと、弦楽器のボーイングがまとまりとしてよく見える。
そうするとダネルさんの指示の意味がよく分かる。
ダウンとアップだけだったものが、どんどん音楽へと生まれ変わるのだ。
弦楽器というのは見た目である程度分かる。
見た目が音楽的になれば、音もそれだけ音楽的になる。

赤坂さんにはパリに留学中よく遊んでもらった。部屋が徒歩7分ぐらいと近かった。
赤坂さんは何と7年もパリにいた。
私はその間の2年だけである。
帰国後もサロンオーケストラなどの仕事で度々ご一緒している。
当時と性格も音楽も全く変わっていない。
帰り道、恐らく赤坂さんを待ち伏せしているのであろう若い女性数名。
もてる理由はよく分かる。
取材があったので、彼女達は大分待たされたことだろう。
本番後はそのまま秋田に飛ぶとのことで、売れっ子は大変である。

午後7時15分出発、5km。
走り始めて数百メートルで右足に違和感。
ひどいなこりゃ。
仕方がないので最後までLSDペース。
1km7分前後の超スローペースであまり汗もかかない。
そうすると足の状態はそれ以上悪くならない。
着地の衝撃が少ないためである。
なるほど、LSDペースならもっと長い距離もそのうち走れるかも知れない。
しばらくはこれ以上速く走るのはやめておこう。
悪化させるとまた時間がかかってしまう。

Sonic Stageというソフトをインストール。
一昨日録音したデータをパソコンに転送。
ここまではよかった。
しかし、CD−Rに書き込もうとしたら、説明書に書いてある「音楽CDの作成」というのが出てこない。
お客様相談センターというところに電話すると、バージョンアップが必要なのでバイオカスタマーセンターに電話してくれとのこと。
バイオカスタマーセンターにかけなおす。
指示に従い、電話を切ってからアップデートする。
ADSLなのにダウンロードに20分もかかる。
一体何メガあるんだ?
インストール、再起動。
さて、改善されてるかなと思ったら、一緒じゃない!
何なの一体?
相談センターは夜8時まで。
今日は時間切れ。
明日また電話しよう。
買ったばかりのMDに附属しているソフトをインストールしたのに、そのバージョンがかなり古いって一体どういうこと?
しかもバージョンアップしたにも関わらず状況は全然変わらない。
何のこっちゃ。
この忙しい中電話やインストールで1時間以上も消費させられ、しかも何の進展もない。
あちらだって電話1本への対応に数千円もかかるのだから、もう少しそういうトラブルはないようにするのが身のためだろうに。
一体どうなっているのやら。
などとごたごたしているところにメッキ屋さんからリガチャーが返ってきた。
あーこれも時間かかるなあ。
と思ったら、今度は注文していた銅線が届いた。
ふう、また製作だ。
と思って中を見たら、何と真鍮線だよこれ!
勘弁してよ。
製作できないじゃない。
お店に電話しようと子機のボタンを押すと、親機が鳴る。
何で外線ボタンで内線通話になるんだ?
何度やっても駄目。
いかん。
またやって来た。
何をやっても裏目に出る時間が。
こういう時は負の流れを一度断ち切らないと駄目だ。
ランニングに出かけると、予想通り何とか負の連鎖は消えてくれた。

購入者の声
<デュコフメタルテナー用としてオットリンクメタルテナー用ピンクゴールド1.8mmと2mmをご購入の方より>
吹いてみた感じはキンとした高音のやかましさが無くなり、柔らかい音と、吹奏感も柔軟なレスポンスが変えてくるようになりました。
また購入させていただく時は是非ともよろしくお願いします。
ありがとうございました!

2月8日
リハーサル2日目。

読みにくいから改行して欲しいと要求されたので、なるべく改行するように心がけよう。
こうすれば読みやすいかな?

最近の文章が読みにくいのは自分でも分かっている。
迷いがあるからこうだと言い切れないのだ。
迷いのある状態でそのまま書くのもそれはそれでいいと思うが、いずれ自分なりに結論を出して簡潔な文章を書きたい。

6時間半睡眠が2日続くともう駄目。
眠くて仕方がない。
特に昼食後。
睡眠不足が3日続くと熱が出そうになる。
私は寝不足に弱い。
しかも1日8時間睡眠がどうしても必要だ。
7時間睡眠を試したことも何度もあるが、その都度断念した。
短い睡眠時間で問題なく過ごせる人がうらやましい。
今日は何が何でも11時には寝よう。

昨日モーツァルトのクラリネット五重奏曲リハーサルをHi-MDでリニアPCM録音したのだが、それをアンプ、スピーカーに接続して聴いてみた。
多分DATはもう必要ない。CDレベルと言って間違いない。
圧縮されたデータとはその音質は比較にならない。
音の豊かさ、臨場感、空間の広がり、そこに奏者がいるような感覚、どれも見事である。

午後7時35分出発、6.2km。
この距離でも駄目か。あーあ。
4.5kmあたりから右足に違和感。
しばらくはLSDペースで距離を伸ばすか、それとも5kmで終わるか、どちらかしか方法はないだろう。

2月7日
定期演奏会リハーサル初日。ダネルさんは極めて何度も止めて細かい指示を出すが、この程度で根を上げてはいけない。ヴァイオリンの名手によるいつもとは違う刺激を楽しむ時である。ボーイング、ヴィブラートなど弦楽器への指示はさすがに説得力があるし、勉強になる。自分にないアイデアをたくさんもらって、自分の器を広げるいい機会だ。
オベロンは現状ではやや薄い響きになっているが、本番に向け徐々によくなっていくだろう。
シューマンの交響曲第3番は吹きにくい。格好いい出だし、溢れる曲想、そしてとても上手とは言えないオーケストレーション。このオーケストレーションをどうするか、これがシューマンの交響曲を演奏する際に誰もが苦労するところである。第4楽章、バーンスタインが人間の感情を表現しようとして上手く行っていないのに対して、ダネルさんは神の声として厳格なテンポで指揮する。やはりこの楽章はこの解釈が正解だと思う。第1楽章、終楽章も厳格なテンポを要求するが、これも重要なことだ。本来全ての指揮者がやるべきことだし、オーケストラとしてはできるだけ言われないように事前に努力すべきことである。

リハーサル終了後、モーツァルトのクラリネット五重奏曲のリハーサル。これほど演奏していてうっとりとする曲を私は他に知らない。ダネルさんは指揮をしていても時々要求するノンヴィブラートが印象的。やはりヴィブラートに関する意見は参考になる。演奏会が楽しみだ。

午後7時40分出発、8km。あーあ、やっちゃった。6kmでやめておけばよかった。調子が大分よくなっていたのと、体が6kmでは物足りないというので距離を伸ばしたが、6km過ぎからフルマラソンのダメージがかなりぶり返してしまった。主なダメージは右足太腿後ろ側の筋肉。右足股関節にも若干の違和感がある。薄いシューズによって地面の衝撃を多く受けてしまったこと、軽いシューズによる前半の飛ばしすぎ、後半の失速、疲労した中での走行。反省すべき点の多い大会となってしまった。これは1週間では完治しない。幸いトレーニングをしながら治せる範囲内だが、2週間ぐらいはかかりそうだ。

購入者の声
<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
リガチャーがリードの振動を殺さないためか、素直に息が入り音の分離が良くなったように思います。それでいて適度な抵抗感はありペラペラしたところは全くありませんでした。とにかく、ストレスを感じることなく吹けるので、余計なことを考えなくて済み、結果として練習に集中できるという感じです。リガチャーを変えて、現状では満足していますが、違ったメッキ仕様のものにも興味があるのでそのうちまた注文させていただくと思います。

<M30トラディショナルとB♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
選定していただいたM30を吹いてまずはびっくり!です。とにかく息が通って吹きやすい。反応がいい。さらにピンクゴールドをつけて吹いてみると音が柔らかくなって、もうこのセッティング以外はないな、と思いました。セッティングを変えてここまで違いを感じたのは初めてです。いいものをありがとうございました。また、お願いすると思いますのでぜひよろしくお願い致します。

2月6日
今丸亀ハーフマラソンを見終えた。まず男子トップ二人の優勝争いがすごかった!太腿を思いっきり上げ、最後の力を振り絞ってのストライド走法。抜きつ抜かれつの激しいトラック勝負は見ごたえ十分であった。男子ハーフは1km2分50秒から55秒ぐらいで走る。信じられないペースである。このペースがどれほど速いか、試しに1km走ってみればよく分かる。女子では福士選手の日本記録更新。前半飛ばして後半はさすがにきつそうだったが、見事な走りであった。野口選手も後半十数秒差まで追い上げ好調そうであった。野口選手のストライド走法は、真似はできないが相変わらず見事である。ちなみに私のお手本は高橋尚子選手のピッチ走法である。
折り返し後、トップ選手の背景に折り返し前の市民ランナーが多数映っていた。数が多い割に道路が狭く、抜きにくい感じがしたのがちょっと気になる。私は誰かについていくというタイプではなく、自分の好きなペースで走りたいので、抜けない状況というのはストレスになる。

そうか、分かった。私に足りないのは松井だった。音楽家はいつも松井のように冷静沈着にプレーする訳にはいかない。本番には本番にしかない緊張感があり、その中でしか出来ないことがある。例えばモーツァルトのクラリネット協奏曲第2楽章。本番では天上からモーツァルトが降りてきてガラスの中の透明な水のようになった自分がそれによって振動する。その振動が聴衆に伝わるという得がたい体験をするが、何度練習しても、何度リハーサルをしてもこのような体験はできない。本番でしかできないのだ。本番にしかない緊張感や感動を楽しむことも重要だ。しかし肝心なところでは、松井のようにプレーする必要がある。
自分にできないことはできない。できないことをできるようにと思うといい結果は出ない。自分に何が出来るのかを知り、それを行う。室内楽なら自分のテンポでやってもらうことも時は必要だ。オーケストラでもこれまでに何度か苦い経験をしているが、その少し前から木管楽器が走っていたことが原因だったり、金管楽器が走っていたことが原因だったりする。それを自分で何とかするのではなく、周りにインテンポで演奏してほしいと働きかけたり、指揮者にころばないようにお願いすることも重要だ。できないことをやろうとすれば上手くいくはずはない。
オーケストラの中でも自分のテンポを守るという技を持った人を何人か知っているが、これはすごい能力だと思う。私にはどうしてもできない。普段はもちろん周りに合わせるが、要所ではこういう技を使うことも必要かも知れない。私にできるかどうか分からないが、今度機会があったら目指してみよう。

午後7時45分出発、6km。今日もエアマックス360。もっと長い距離を走りたいが、まだフルマラソンのダメージが残っている。特に右足だ。左足は着地の衝撃を上手く後ろに逃がすが、右足は一度どすんと受け止める。なぜこうなってしまったのか。左足首に違和感を感じ、左足をかばって走っていたせいだと思う。加速しながら修正すると、右足も上手く衝撃を後ろに逃がすようになってくる。数時間前まで雨混じりの雪。芝生には雪が積もり、所々水溜りが出来ている。今日はアスファルト上を走る。この方があまり注意する必要がなく楽である。徐々に加速し、4km〜5km4分32秒。なかなか快調に飛ばしたつもりだが、上記の選手達からすればジョギングペースである。

2月5日
ブラームスのドイツレクイエム本番。
帰宅後、モーツァルトのクラリネット五重奏曲を少し練習。

午後6時45分出発、6km。2.5kmまではLSDペース、1km〜2.5kmは芝生の上をゆっくりと走る。次に着地する地面にどれぐらいの芝生があり、どれぐらい地面が硬く、どちらに傾いているのか、着地してみないと分からない。常に注意を払わなければならず、アスファルト上と違って退屈することはない。また、速く走る気にならないため、LSDにはもってこいである。アスファルト上を走ると、芝生の柔らかさが恋しくなる。芝生の上を走ると、平らなアスファルトが恋しくなる。勝手なものである。芝生も徐々に面倒になってくる。ウォーミングアップの一環として毎日少し走るぐらいなら苦にならないが、これが果たして私に2時間もできるのだろうか。精神的に耐えられるのかどうかが分からない。2.5kmからアスファルトに戻ると、平らなためなんて楽なんだろうと思う。平らだとだんだん速く走りたくなってくる。徐々に加速。1km5分を切るペースまで上げると、ゆっくり走っている時には気にならなかったフルマラソンの疲労が噴出してくる。ちなみに今日もエアマックス360を使用。重いので、結構速く走ったつもりでもタイムはそれほどでもない。シューズにもタイムにもバリエーションがあった方が楽しいし、いいトレーニングになる。ここからカタナ・ケージにすれば、その軽さに驚き喜ぶだろうし、そこからさらにカタナ・レーサー2にいくという楽しみもある。

録画した丸亀ハーフマラソン前半を見る。ハーフはゆっくり走れば大してトレーニングしていなくても完走できる。それ故フルマラソンに比べるとかなり軽く見られる。本気で走ろうとすればかなり速いペースになって大変。そういうこともあり、また自分に最も適した競技はフルマラソンだと思うので、私は今のところフルマラソンに集中している。フルマラソンへのステップとしてのハーフマラソン出場というのもそのうち考えるかも知れない。
野口みずき選手、トラックの女王福士選手が出場し、高橋尚子選手がゲスト解説ということで豪華な大会である。私は地元ということもあり出たいという気もあったのだが、今日は本番のため断念した。今のところ福士選手の快走ぶりが感動的である。これからどうなるかな。

購入者の声
<M30トラディショナルの選定を依頼された方より>
M30、すごく吹きやすいです。以前自分で選定したM30のイメージとは全然違いました。特に音色にはっきり現れてると思います。吹きやすいのに、音が開くことがないので、驚きです。これを機にリードもV12から青箱に変えました。相性はいいようで安心しました。B40ライヤー+V12では、リードの当たり外れに音色等が大きく左右されていたのが、この組み合わせだとそうでもないのがうれしいです。

<M30トラディショナルの選定を依頼された方より>
今日吹いてみました。今まで使っていたものより、楽に音がだせてとても嬉しいです。上の音も下の音もよくなります。本当にありがとございました。

<B♭クラリネット用金メッキをご購入の方より>
リガチャーは前回のピンクゴールド同様、鳴りがいいので安心して使えます。(バンドレンのオプティマムと一応比較もしました。同じ金属製でも違うものですね)…もっと早くこのセッティングにすれば良かったなあと後悔してます(笑)

<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
早速使用してみたところ、マウスピースへの装着は思ったよりも楽に出来ました。そして吹き心地は大変良かったです。感動しました。すべての音域にわたり大変豊かな響きを得ることが出来ましたと共にレガートもより滑らかになり音色は自分の理想に近づいたように感じました。素晴らしいリガチャーを、またお忙しい中で本当にありがとうございました。また製作をお願いする際には、よろしくお願いします。

2月4日
リハーサル3日目。明日本番。

午後7時出発、5km。今日もエアマックス360を使用。日常生活、ストレッチ、筋トレでは感じないのだが、走るとフルマラソンの疲労がまだ大分残っていることが分かる。焦ることはない。次は4月の長野マラソンだ。ゆっくり回復しよう。

「世界一受けたい授業」松井選手の授業はすばらしいものだった。やはりこれだけ理性的に、論理的に物事を考えられ、しかも記憶力もいいからあれだけの結果が残せるのだ。テーマは緊張のコントロール。私にとって、そして音楽家にとって非常に重要なテーマだ。100%理論とは、自分の実力を知り、それを100%発揮するということ。70%は怠けだから当然駄目。ポイントは120%も駄目ということだ。自分の実力以上のものを求めてはかえって結果は悪くなる。いいピッチャーのいい球は打てない。それを打とうとしても駄目。自分にも打てる球が来るだろうと考えて待つのが正解。先日のフルマラソン、前半1km4分30秒でずっと楽に走ることが出来た。おお!自分の実力以上のものが出ている!と喜んだが、そんなことは無理である。後半にそのつけが回ってきた。実力以上のものは出ないのだ。この100%理論というのは、数年前に感じたことと共通する。可能な限りの努力を重ね、その上で自分の実力を知り、それ以上はできないと諦める。そうすれば緊張はしない。ところが最近でもまだ緊張することがあるのはどうしたことか。私の場合、緊張するのは特定の個所である。そういう個所がなければ緊張することはない。例えば明日の本番ではそういう個所はない。だから緊張することはない。厳密に言えば、リードの調子が予想と違っていて、それで音が出ないかもしれないという緊張を感じる可能性は若干残る。ではなぜ特定の個所で緊張するのか。それはその個所にミスをする可能性を感じるからだ。100回やろうと、1000回やろうと、どうやってもミスはあり得ない。そこまで努力を重ねるしかない。そして、可能な限りの努力を積み重ねた上で、それでも上手く行かなかったら、それは自分の実力として受け入れる。そうすれば緊張はしない。まだまだ努力が足りない面はあるだろう。これからも、完璧を目指してあらゆる方法を考え出していこう。そしてその結果については素直に受け入れるしかない。
オーケストラというのは集団プレーである。以前スキージャンプ団体、最後原田が普通に飛べば金メダルということろで原田は失敗ジャンプをし、日本は金メダルを逃した。これが個人ならどんなに気が楽なことか。オーケストラというのはこのジャンプと同じで、そう簡単に自分の失敗を諦めるという訳にはいかない。そこがオーケストラプレーヤーの辛いところである。イチローの言葉を思い出した。「プレッシャーを克服する方法はない。プレッシャーを背負ってプレーするしかない。」
可能な限りの努力。私が最低限自分に課しているのは、毎日体力の限界までの練習である。私の場合、クラリネットということもあるが、体力の限界は短い時間、たった3時間である。もっと楽な仕掛けで吹けばもっと長い時間練習できるのだろうが、それでは大ホールでの響きとして納得できない。ただし、リハーサルなどは吹いていない時間も多いので、例えば10時半から4時までのリハーサルの後、30分ぐらい練習する体力が残っていることはある。1日の限界練習時間が非常に短いため、毎日必ずそこまでやらなければレベルは保てない。だから私は、本番後に練習したり、フルマラソン後に練習したりする。
ランニングも本番での緊張感の緩和を目的として始めた。その結果、以前より動じなくなったなどの効果も出ている。肉体疲労が精神に影響してミスの原因になるというこはもうない。ランニングを習慣にしてよかったと思っている。しかしそれでも緊張はする。やはり練習が基本であることに変わりはないし、常にどうすればベストの結果が出るのかを考え続けるしかない。

2月3日
France2
この30年間で、フランス人は身長も伸びたが、体重はそれ以上に増えた。女性のウエストは平均5cm太くなった。

今朝の朝日新聞。2000年と2003年を比較すると、肥満の割合は増え、歩かなくなり、大量に飲酒する人も増えている。健康ブームと肥満増大が同時進行するのは世界的傾向のようだ。みんな健康に関する知識だけは増えているのだが、実践しなければ意味がない。

リハーサル2日目。今日は3時から8時半という枠。これは今日が平日で合唱団の皆さんが夜でないと来ることができないからである。10時半4時のリハーサルと3時8時半というリハーサルは時間の長さは全く同じだが、3時8時半の方がはるかに疲れる。人間の体というのはそういうリズムになっているのである。

先日NHKの「ためして合点」。インフルエンザ予防に歯磨きが効果的というのは驚いた。口の中の菌がインフルエンザウイルスの増殖を助ける働きをするようだ。食後の歯磨きはもはや常識。食後に歯磨きをしない人は不潔であるが故に風邪を引きやすく、インフルエンザにかかりやすい。そういう人にうつされたら周りは迷惑である。
熱が下がってもインフルエンザは感染する。インフルエンザに感染したと分かった人は、3日間は休まなければならない。これは法律で定めでもいいぐらいの重大なことである。個人の判断に任せてはいけない。会社などの組織は、組織防衛のために業務規定で定めるべきだ。そうでなければ危機管理ができていないと批判されても仕方がない。

午後10時15分出発、5km。エアマックス360でのランニング2日目。フルマラソンの疲労はまだかなり残っているが、昨日よりは大分ましである。2.5kmまではLSDペースで芝生の上をランニング。2.5kmから徐々に加速し、3〜4kmを1km4分43秒。気持ちいい!これが本当のランニングだ!地面を蹴るということに何の躊躇もいらない。思いっきり蹴ることができる。人間というのは本来こうやって走るものだ。それがなかなかそういかないのは、アスファルトやコンクリートが硬いせいである。地面が硬いために強く蹴ると足を故障しやすい。だからピッチ走法とか、優しく着地とかいろいろと考えなければならない。この驚くべきクッション性をできるだけ維持しつつ重量を半分にすれば夢のようなランニングシューズができるだろうが、それはないものねだりであろう。

購入者の声
<M30トラディショナルの選定を依頼された方より>
届きました。ありがとうございます。マウスピースがいいものだと、全然音の抜けというか、すべてがちがいますね。また今後も宜しく御願いしますm(__)m

<ヤナギサワメタルソプラノ用、デュコフメタルアルト用、オットリンクメタルテナー用1.8mmそれぞれピンクゴールドをご購入頂き、全てデュコフメタル用として使用された方より>
(ヤナギサワメタルソプラノ用はぴったり、デュコフメタルアルト用はややきつめ、オットリンクメタルテナー用はやや緩めとのことでした。)
音については、十分満足のいくものでした。これまで使っていたウインスローも捨てがたいのですが、ウインスローよりもクセがなく、締まった感じの音です。また、高音から低音まで音のツブ(音の明るさ)が揃っています。バランスがいいです。もっとバリバリ鳴ってもいいかな、とも思いますので、またしばらくしましたら別の金メッキやロジウムも試してみたいと思っています。その節はよろしくお願いいたします。

<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
吹き心地がとてもよく、苦手な音の立ち上がりも楽にできるようになりました。気持ちよく演奏できるので、以前より楽器を吹くのがもっと楽しくなりました。来月の演奏会で早速活躍してもらえそうです!これからも大切に使っていきたいと思います、どうもありがとうございました。

2月2日
ブラームスのドイツ・レクイエムリハーサル初日。今日はオーケストラだけでの練習だが、それでも心に沁みる。ブラームスが心の底からそう思っていたのだということを実感できる曲だ。

デオデオでソニーのHi−MD、マイク、1GBのディスク3枚を購入。1GBのディスクは1枚600円台と思ったよりもずっと安かった。これでCD並みの音質で録音できる。今度のモーツァルトのクラリネット五重奏曲を録音し、それをパソコンに移してCDを作成したいのだが、まだ箱を開けていない。

またJR西日本が事故による遅れ。おかげで50分も待たされ、ランナーズを熟読した。快速を各駅停車にすれば全員乗れるのに、快速は2本先に行き、各駅停車はいつまで経っても来ない。駅員は「分からんのですよ。」と言うばかりで謝罪の言葉もない。田舎者の集団である。

帰宅したらまず黒酢。これで疲労の2〜3割は取れる。それから走る。走ると疲労が200%回復する。つまり普段の倍ぐらい元気になる。

最近以前より声が高い。なぜ?女性は歳を取るにつれ、徐々に声が低くなりしわがれていく。老化現象である。ということは、声が高くなったというのは若返ったということ?

新幹線車内などで、どうして子供は走るのだろう?と不思議に思っていたが、最近子供の気持ちが分かるようになってきた。何となく走りたいのである。階段を見ると駆け上がりたくなる。要するに肉体にエネルギーが余っていると自然とこうなるのである。

午後7時出発、5km。フルマラソンから中3日。歩いてもストレッチしても特に違和感はない。しかし走るとフルマラソン時の疲労が噴出してきた。全て足の筋肉疲労である。
今日はエアマックス360で初めて走った。最初はLSDペース。まあ悪くないという感じ。それよりも、フルマラソンでカタナ・レーサー2を使用したので、当然のことながら重く感じる。多分重量は倍ぐらいある。レーサー2が155gと軽すぎるのである。3kmから1km5分で走ってみた。すると!速く走るとクッション性が増す!これは気持ちいい!膝や股関節、足首などを痛める心配がないので、初心者や故障を抱えるランナーにもお勧めできる。

<エアマックス360でランニングライフ>
ステップ1
エアマックス360を購入。うーん、格好いい!ド派手なオレンジか、堅実なブルーか、さてどちらにしよう。ホワイトもあります。
ステップ2
普段のシューズとして使用。クッション性がすばらしく、歩いていて楽しい。
ステップ3
荷物を持っていない時にちょっとだけ走ってみる。クッションが気持ちいい!
ステップ4
よし、ちょっと走ってみるか。10分ほどゆっくりと。
ステップ5
いつもゆっくりじゃつまらない。今日は途中少しだけ速く走ってみよう。
ステップ6
何だか走らないと気持ち悪くなってきた。気が付いたら雨の日以外は毎日走るようになっていた。

その結果
何だか最近元気だ。
そういえば風邪を引かない。
肌の艶がいい。
若返ったような気がする。
真冬なのにあまり寒く感じない。
そういえば昔眠れないなんてことあったなあ。
記憶力、判断力も以前よりいいぞ。
結構たくさん食べているのに痩せてしまう。

という具合に、いいこと尽くめです!
皆さんもぜひ!

2月1日
今日から2月。これから広島に移動します。

ブラームス ドイツ・レクイエム ジュリーニ指揮 ウィーン・フィル
ジュリーニの人柄がにじみ出ている。彼こそこの曲に相応しい。録音もすばらしい。

広島の自宅に到着しました。
先ほど書いたばかりですが、下記のマウスピースは行き先が決まってしまいました。僅か数時間のうちということで早すぎてすみません。

今回購入したマウスピースが、12月末に購入したマウスピースを超えてしまった。1月1ヶ月間使用し、本番でもいい結果を出し、これからというところだったのに。この12月に購入したマウスピースについての記述は下記の通り。

1月23日分
新しいM30トラディショナルは非常に許容範囲の広いマウスピースである。今日開けた青箱3半10枚中8枚が残った。そのうちレベルの高いものが5枚、普通2枚、怪しいのが1枚。先日開けた箱は1週間育てた結果5枚残った。そのうち本番用4枚、いまいちだが捨てるほどでもないものが1枚である。ヴァンドレン社はいつも新しいマウスピースにリードを合わせる。こちらはある程度流れに乗るしかない。商売上手である。

1月22日分
今日は12月末に購入した新しいマウスピースで初めての本番。太く柔らかいいい音色なのだが、どうも大人しい感じがして不満を持っていた。しかし今日はむしろ鳴りすぎるぐらいであった。リードを合わせればいい結果が出るようだ。つい数日前まで古いマウスピースの方がいいと感じていたが、急に音色が気に入らなくなってきた。評価というのは相対的なものだ。新しいマウスピースがいいと思った瞬間、古いマウスピースの評価は下がるのである。

どなたかこの中古マウスピースを欲しい方いらっしゃいますか?4000円と送料500円でいかがでしょう。