2006年3月分

3月31日
もう3月も終わりか。
人生って何だろう。

午後6時20分出発、11.1km。昼700m、合計11.8km。
昨日同様気温が低く、風が強い。
昼間窓を開けていたら、部屋全体が埃っぽい。
換気できないのも困るし、どうしたらいいか。
そういえば換気できるエアコンというのがあったなあ。
走っていても若干気になる。
肺に砂埃を入れるのはあまりよくないのだろう。
さすがに13km走ると疲労が残っている。
それでも中盤までは1km4分40秒台。
終盤はさすがに疲れて1km4分50秒台から5分0秒台。
さて、明日も疲労が残っていると予想できるが、どういう練習にすべきか。
LSDで長距離を走ってみようか。

3月30日
黒酢
<使用上の注意>
空腹時に大量に摂取することは避けてください。
「君〜、困るなあ、使用上の注意はよく読んでくれないと。」

そうか、なるほど。
バーピーなどのきつい筋トレの時は、意識的に呼吸した方が楽にできる。
速く走る時と同じだ。

午後7時15分出発、12km。昼駅まで1.1km。合計13.1km。
もうすぐ4月、桜は満開のところもあるというのに、気温が低く風が強い。
久しぶりに真冬のいでたち。
昨日のLSDペースが足に残っているような感じでペースが上がらないが、まあいいや。
その分疲労も少なく、距離も伸ばせる。
決して無理に速く走らないようにしよう。
いかに楽に走るか、それが重要だ。
しばらく1km5分0秒台。
中盤からは1km4分40秒台。
終盤やや落ちて1km4分50秒台から5分0秒台。
調子は大したことはない。
3月中に長い距離をと思っていたのに、結局できないまま。
このままだとまたフルマラソン終盤失速だ。
この休み中に何とか一度長い距離を走っておきたい。

3月29日
全ては仮説である。
例えば私は、「サプリメントは体にいい」仮説と「サプリメントは体に悪い」仮説の双方を検討し、現状では「サプリメントは体に悪い」仮説の説得力が薄く、「サプリメントは体にいい」仮説優位とみてサプリメントを摂取している。
ただし、常識は覆されるということを常に頭に置いておく必要がある。

「黒酢はお腹を壊す」仮説。
旅先で黒酢を飲むのをやめてみたら、お腹の調子がややよくなった。
ひょっとすると黒酢はお腹を壊すかも知れない。
しかし、体が活性化され元気になるあの感じは捨てがたいし、「今お腹が壊れていると思っている状態は実は体に悪くない」仮説というのもありうる。
というのは、それ以外では全く元気で何の支障もないからである。

新しい飲み会での飲み方が確立されつつある。
まずビールをジョッキ3杯ゆっくり2時間ぐらいかけて飲む。
その最後の方にご飯物をいただく。
その後はひたすら氷なしの水を飲み、一切食べ物を食べない。
これでお酒を楽しみつつ、飲み会が長引いても翌日に疲労を残さずに済む。

昼旅先の公園をLSDペースで30分走る。
1km7分ぐらいのペースだと思う。
距離はそうすると4.2kmぐらいか。
桜が3,4分咲きで、他の花も咲いていて、なかなかいい公園であった。

帰りの新幹線で久しぶりの友人と飲みながらいろいろと話をした。
旅といっても、それほど遠くなければ新幹線が居酒屋代わりとなり、東京で仕事するのとあまり変わらない。
音楽業界裏話などいろいろ。
お子さんがアトピーだそうで、健康関連には詳しい。
子供の健康を考えて実践しているうちに親が元気になったそうな。
アルカリイオン水を作る浄水器がかなりいいとのことで気になる。

3月28日
旅に出ています。
桜がすでに満開のところもあるのですね。
夜は飲み会。
美味しい料理をたくさんいただきました。
残念ながら雨と飲み会のためランニングはお休みです。

3月27日
アクタスでM30選定。
帰りに道玄坂の回転寿司で昼食。
120円の皿にいいものがたくさんあり、鮭の汁も鮭の身がたくさん入っていて安くてうまい。
帰りの電車で、「新食べるな、危険!」を読む。
「養殖魚」、「回転寿司」などのページあり。
そうか、あのいくら、安いと思ったらやはり別物か。
色がちょっと違うんだよな。味もいまいち。
あのホタテ、本物なら大きくどんと出すよなあ。
小さく切るということは偽物だ。
味もいまひとつであった。
安いものには気をつけないと。
せっかく安くて美味しくて、最近話題のガリありわさびあり。
回転寿司ってすごい!と喜んでいたのに気分がしゅんとなった。
スーパーでは表示の義務があるが、すし屋にはない。
食べる時には気をつけないと。

ニールセン フルート協奏曲
瀬尾和紀:フルート パトリック・ガロワ指揮 シンフォニア・フィンランディア
オーケストラは思ったよりうまかった。
曲はあまりぱっとしない印象。
フルートはニールセンの暗く深い叙情を表現するには軽く音が高すぎると思う。
やっぱりニールセンにはクラリネットでしょう。
ソリストはテクニックのある若者という感じ。
それ以上のものはなにも感じなかった。
留学中、ラジオフランスオーケストラの演奏会で、名前は忘れたがこのオーケストラの首席奏者がイベールのフルート協奏曲を演奏した。
一点の曇りもない完璧な演奏は、今でも鮮烈に覚えている。
おなじCDに入っているこの曲も、あの演奏と比べると何だかぱっとしない。

プロコフィエフ ピアノ協奏曲第1番
アルゲリッチ:ピアノ デュトワ指揮 モントリオール管弦楽団
1997年、離婚した元夫婦による共演。
やっぱりプロコフィエフっていいなあ。
熱いものを感じる。
アルゲリッチも、新しい録音の割には全盛期と変わらない情熱的な素晴らしい演奏。
感動した。

リスト 死の舞踏
ツィマーマン:ピアノ 小沢征爾指揮 ボストン交響楽団 1987年
すごい曲だ。まさに地獄。
これほど凄まじい曲を書いたリストはすごい。
この曲はほとんどソリストの出来で決まると言っていい。
ツィマーマンの鬼気迫る演奏に圧倒された。

午後7時15分出発、11km。
昨日よりも疲労は取れている。
毎日これぐらいのペースで走っても疲労が取れるというのはうれしい。
1km4分32秒を何度か出した。
タイムは1km4分30秒台から50秒台。
風が強く、追い風ではタイムが上がるが、向かい風では下がる。

吹き出物についていろいろと調べてみたが、結局原因はよく分からないようだ。
私の場合ストレスはないし睡眠も足りている。
洗顔と食事を洗いなおしてみよう。

3月26日
午後7時15分出発、11.1km。昼駅まで1.1km、合計12.2km。
さすがに昨日のように毎日走るのは無理のようだ。
昨日の疲れが足に残っている。
最初は1km5分20秒台、そこから徐々に加速し、中盤からは1km4分40秒台〜50秒台。
疲れに逆らわず、体の要求するように走ってもこれぐらいにはなる。

実は1週間ほど前からおでこに吹き出物が出ているのだが、その原因は外食にあるような気がする。
中でも餃子の満州で昼食を連続して食べたこと、それによる油の摂取が影響していると思う。
(餃子を食べることは禁止している。なるべく野菜の多く入った定食を食べていたのだが。)
きっと安いものにはそれなりの理由があるのだ。
添加物の影響もあるかも知れない。
という訳で、しばらく満州禁止。
休みの日の昼食は家で作ろう。
しかし私のレパートリーは狭いし、凝った料理を作る気は全くない。
いろんなものを食べるには外食なども適度に取り入れる必要があると思うのだが、さてどうしよう。

3月25日
今朝になってもまだ喉が痛く、肺に違和感がある。
昨日の煙草のせいである。
閉ざされた空間で、テーブルを別にしたぐらいで煙草の害が及ばなくなるわけがない。
非喫煙者が近くにいるのに平然とすぱすぱ吸う人間というのは、刃物で周りの人間を刺しているのと同様。
悪質な犯罪者である。
自分の利益のためなら他人の命などどうなってもいいという居酒屋の経営者も同罪である。
私は今後、こういう飲み会での全面禁煙を強く要求する。
実行されない場合にはその会には出席しない。
健康増進法には、懲役刑など厳しい罰則規定を早急に設けるべきだ。

埼玉の自宅に移動。
新幹線でランナーズ5月号を熟読。
熱中していてあっという間に品川駅に到着。

夜になってもまだ肺がおかしい。
違和感があり、気分が悪い。
たまやではさすがに焼肉屋だけあって、上に強力な換気扇があり常時換気している。
そのため隣が吸ってその煙が来なければほとんど気にならない。
隣が吸うようなことがあれば席を移動するので、気分を害したり体調が悪くなったりしたことはない。
それに対して昨日は閉ざされた狭い空間で換気も不十分。
これほど長い時間煙害の後遺症が残るのは久しぶりだ。
もうああいう場所には行けないな。

午後7時15分出発、12km。
一昨日の不調の原因が分かった。
最初は必ずウォーミングアップをしなければならない。
少なくとも最初の1kmはゆっくり走るべきだ。
久しぶりのレーサー2と下り坂でついスピードが出てしまったが、その結果その後のタイムが頑張った割には4分30秒前後と平凡であった。
昨日は定期演奏会本番のためお休み。
一昨日のスピードが体に残っていて、疲労は抜けている。
かなり調子はいい。
最初はゆっくり目から入り、1kmから徐々に加速。
その後は1km4分20秒台から30秒台で安定。
いかに楽に効率よく走り、その結果としてスピードを維持できるか、それだけを考える。
平均タイム1km4分32秒、10km45分20秒。
シューズはカタナ・ケージ、交差点が多く当然のことながらタイムよりも命優先、石畳、細かい多数のアップダウン、回り道のため実際には距離が長い個所などこちら黒目川沿いのランニングコースには瀬野川河川内コースよりも不利な点がかなり多いが、その中を楽に走ってもこれぐらいのタイムは出る。
ということは一昨日の10km自己ベストは簡単に更新できるはずだ。

3月24日
本番終了。
いくつかの傷が残念ではあるが、この曲がこれだけ曲になるとは思わなかった。
全体としてはいい演奏だったと思う。
特に誰がやってもまとまりを欠く第1楽章を楽しめたというのは、秋山さんの構成力によるところが大きい。
オーケストラのレベルも以前とは比較にならないほど向上している。
個人的には、これだけの難曲を、冷静に、緊張しすぎず、聴こえないところも含めてほぼノーミスで演奏できたというのは満足である。
アンサンブルとしては、こちらが普通に演奏しても合ってしまうオーボエのIさんに感謝。

本番終了後、ティンパニーの久一君送別会。
数十名で大いに盛り上がった。
彼の代わりを見つけるのは大変だろうが、彼には都響でも活躍して欲しい。

3月23日
一昨日某楽器店でスワブを買った。
「クランポンのをお願いします。」と言って出してもらい、それを購入。
新人の女性であった。
帰って開けてみるとバスクラ用。
参った。
今日交換してもらいに行くと、B♭管用は在庫切れとのことでとりあえず返金してもらった。
やれやれ。

どうもメッキ屋さんからリガチャーが返ってくるのが遅いと思って調べてみると、何と集配の方に翌日お願いしますと言ったのに、日付が10日後になっていた。
こちらも参った。
いずれも相手のミスではあるが、こちらも鵜呑みにせずに毎回確認しなければ。
高利貸しの皆さんがCMでやっているとおりである。

リハーサル3日目、明日本番。
大曲で、超難曲であるが、何とかまとまってきた。
ようやく曲の魅力を楽しめるようになってきた。
明日はみんな、頑張ろう!

午後6時30分出発、11km。
0〜1km 4分15秒
1〜2Km 4分21秒
2〜3km 4分25秒
3〜4km 4分33秒
4〜5km 4分23秒
5〜6km 4分34秒
6〜7km 4分35秒
7〜8km 4分30秒
8〜9km 4分30秒
9〜10km 4分31秒
10〜11km 4分26秒
トータル49分08秒
自己新記録達成おめでとう!
と言いたいところだが、がっかりした。
というのは、今日は久しぶりにレーサー2を履いたのだ。
カタナ・ケージとレーサー2は1km15秒違うというのは気のせいだったようだ。
正確に言うと、レーサー2ではつい速く走ってしまうのだがその分体力も消耗していたのだ。
同じ体力では、1km5秒程度の差しかないようだ。
10km44分42秒。
1km4分15秒平均で10km42分30秒、4分20秒平均で43分20秒、これぐらいはいけると思ったのだが甘かった。

持久係数という言葉がある。
10kmをこのタイムで走れる人は、フルマラソンをこれぐらいのタイムで走れるという目安だ。
フルマラソンのタイム÷10kmのタイム=4.6が平均だそうだ。
ちょっとやってみよう。
207.5÷44.5=4.66。
やっぱりそういう数字になるのか。
207.5÷4.6=45.1
44.5×4.6=204.7 3時間24分
持久係数からすると、フルマラソンのタイムはもっと伸びるはずだ。
ただ、10kmのタイムはこれで終わりたくない。
1km4分20秒 10km43分20秒 43.33×4.6=199.3 3時間19分
1km4分15秒 10km42分30秒 42.5×4.6=195.5 3時間15分
10kmのタイムを上げ、その結果としてフルマラソンのタイムも上げたい。

Mさんに聞いたところ、トスカは音程に難があるそうだ。
サトテクノの佐藤さんも同様のことを言っていた。
ちょっと吹いただけでは分からないのだろうか。
私は以前試奏した時は気が付かなかった。
Nさんは音色の変化などがしにくいと言っていたが、このあたりも見極めなければならないだろう。

3月22日
リハーサル2日目。
第1楽章だけでほとんど午前中が終わる。
相当な難曲である。

終了後エキストラで来てもらっているS君とたまやへ。
タン刺し、牛タタキなど絶品であった。
本来は同じくエキストラで来てもらっているNさんも来るはずだったのだが、何と昨日牡蠣に当たったらしく断念された。
残念。
S君とはクランポンのトスカという楽器の話題で盛り上がる。
私も数年前吹かせてもらったアリニョン先生の楽器と、昨年の夏吹かせてもらったMさんの楽器が何とも豊かな音で気になっている。
ようやくサトテクノが扱うようになったが、受注発注ということで選べないかも知れない。
選べないと困る。
ただクランポンよりは大分安い。
S君によると、トスカに関してはグリーンラインという木屑を固めたものの方がいいらしい。
私が吹かせてもらったアリニョン先生の楽器もグリーンラインであった。
気になる噂話。
某音大のI先生のグリーンラインがポキッっと折れたそうだ。
特殊なケースだろうが、高い楽器なので折れてもらっては困る。

団内読者より指摘。
オースティンミニは昔の話で、現在はBMWだそうな。
失礼しました。
そう言えば昔ニュースで見たような。

超音波歯ブラシが相当いいらしい。
うーん、気になる。
どういいのかは試してみないと分からない。
どこか試し磨きさせてくれるところないかな。
ないよなあ。

3月21日
マーラー7番リハーサル初日。
第1楽章はどのCD、レコードを聴いてもなんだかなあと思う部分があるが、要するに曲が難解なのだ。
マーラーさん、頭大丈夫?という感じである。
しかしテナーホルンのソロなど魅力的な部分も多い。
第2楽章以降は紆余曲折ありすぎたりもするが、楽しめる。
秋山さんは、最初はゆっくり確実に演奏し、徐々に速くするといういつものパターン。
今日遅いからといって安心できない。

午前の休憩時、控え室のテレビでWBCの中継。
1回押し出しの場面であった。
昼休憩の最初、午後の始まる前と少しずつ見る。
そして2時45分に第4楽章が終わり、急いで控え室へ。
9回裏が始まろうとしていた。
10対5。
よし!世界一だ!
さっきまで平静だった心拍数が急に速くなる。
おいおい、演奏より緊張してるよ。
十数人が集まり観戦。
リハーサルどころではない。
「早くしろよ!こっちは時間がないんだ!」と勝手なことを言う人も。
2アウト。あと一人!でも時間がない。
次のリハーサルまであと3分。ピコピコピコ
3アウト!やったー!万歳!
喜びを爆発させながら、ホールへ戻る。
そしてすぐに終楽章。
ティンパニーの祭り太鼓、ホルンの咆哮。
まさしく今の気分にぴったりの曲である。
この曲、好きだなあ。

午後7時40分出発、11km。
0〜1km 4分58秒
1〜2Km 4分48秒
2〜3km 4分37秒
3〜4km 4分39秒
4〜5km 4分22秒
5〜6km 4分23秒
6〜7km 4分32秒
7〜8km 4分20秒
8〜9km 4分26秒
9〜10km 4分30秒
10〜11km 4分36秒
トータル50分14秒
簡単に好調になるんだなあ。
ダッシュのようなスピードで安定している。
腕振りは、肘を後ろに引くということを意識していたが、今日ちらっと立ち読みした雑誌に円運動と書いていたのでやってみたらなかなかよかった。
Courirという雑誌である。
これはちゃんと買って読んだ方がいいかもしれない。
ランナーズの方が全体的に内容が充実しているので、普段はランナーズを読んでいて、このCourirはあまり買わない。
後ろに引き、前に出しというのは運動と静止を交互に繰り返していることになる。
それに対して円運動にすれば、常に滑らかに動きがある。
足が車輪で、それにエネルギーを伝える役割を腕がしているように感じられる。
新たな発見は尽きることがない。

バスで練習場に向かう途中、事故を目撃した。
NHK前の交差点。
私の乗っているバスは、100m道路に右折しようと待っている。
国産高級車が向こうから来て、右折しようと市電の線路に入る。
これがそもそも間違い。
しかも後ろから電車が来ている。
この人何考えているんだ?
無理やり右折。
オースティンミニと激突。
そのタイミングで間に合う訳がないじゃない。
全くどうかしている。
きれいな新車のオースティンミニの運転手はかわいそうに。
100%被害者である。
この場合はどちらも命に別状はないだろうが、歩いていてこういう風にぶつけられると命が危ない。
だから私は、歩行者に対して無神経な運転は許せない。

スーパーで梅干を2種類見比べる。
裏側の表示である。
やはり安いものはいろいろと怪しい物質が多数入っている。
少し足せば安全と本物のおいしさが買えるのなら安いものだ。

昆布を買って、味噌汁のだしにする。
おおおおおお!こんなに味が違うのか!
手間なんてかからない。
昆布を最初に入れるだけである。
どうしてこれまでやらなかったのだろう。
濃厚な味なのだが、どんどん飲みたくなる。
後味がすっきりしている。
これが本物の味だ。
1回あたりほんの数十円足せばいいだけで、手間もまるで変わらない。
もっと早く気が付くべきであった。

3月20日
広島に移動。
新幹線車内で読書。
「食品の裏側」 安部司
この本を読んでも、結局食品添加物から完全に逃れることはできない。
しかしそれでもこの本を読む意味はある。
内部事情に精通した著者による食品が作られる過程の描写や、そこで働く人の「うちの製品は食べません。」という証言に寒気がする。
途中で昼食。
いつも新幹線で食べている幕の内弁当である。
そこに書かれている食品添加物の多さに背筋が寒くなる。
しかしどの弁当を買っても、結局食品添加物が入っていることに変わりはない。
実は私は食品添加物の味を時々感じる。
特にJRの駅や新幹線車内で売られている弁当には多く入っているのが分かる。
何となく偽物っぽい味がして、後味が気持ち悪いのだ。
東京駅ではどれを買ってもかなり入っているが、広島駅ではむさしの弁当がましである。
しかしこれも、添加物だらけの普通のかまぼこを平気で入れていたりする。
この本をきっかけに、安全で本当の美味しさを持つ食べ物が増えて欲しい。

午後7時50分出発、11km。
0〜1km 4分51秒
1〜2Km 4分48秒
2〜3km 4分48秒
3〜4km 5分02秒
4〜5km 4分48秒
5〜6km 4分59秒
6〜7km 5分08秒
7〜8km 4分08秒
8〜9km 5分07秒
9〜10km 5分29秒
10〜11km 5分20秒
トータル54分32秒
LSDばかりやっていて、すっかりなまってしまった。
特に上半身が対応できない。
LSDは長距離に強い足を作るが、速いスピードに対応できない。
速く走れば体が徐々にそのスピードに慣れてくるが、同時に徐々に足の筋肉から長距離走に必要な張りがなくなっていくのが分かる。
どちらをどれぐらいすべきか、難しいところである。

3月19日
マーラー 交響曲第7番 ショルティ指揮 シカゴ交響楽団
高校生の時に買ったレコードである。
仕事を忘れて楽しんだ。
特に終楽章は聴いていて幸せになれる。
これは祭りだ。
様々な衣装を着た人々や神輿が次から次へと目の前を通り過ぎる。
これが主役かと思って感動していると、しばらくしてもっと凄いのが登場したりする。
本当は演奏者としてはこのテンポでやられるとかなり厳しいのだが、そんなことはまあいいや。
聴衆としてはとにかく純粋に楽しい。
高校生の頃には聴こえなかった細部や裏側が見える。
第1楽章冒頭からしばらくはどのオーケストラでも合わせたりまとめたりするのは大変そうだ。
クラリネットのラリー・コムスは、第4楽章のようなピアノの表現はいいのだが、リードが薄いためフォルテでは音量が足りず、音色も薄くなる。
音が薄いと他の楽器とも合いにくい。
これは第1楽章冒頭のにごりの原因の一つとなっている。
ホルンのクレヴェンジャーは絶好調。
信じられないほど上手い。
少し前の話だが、アフィニスでニールセンの木管五重奏を共演した。
あるバリエーションを猛烈に強く吹けと指導を受けた。
本番でその通り思いっきり吹き、次のピアノをフッと小さく柔らかい音で出すと、聴衆がどよめいた。
これは私の大きな財産となっている。
当の本人は本番でえらく緊張していた。
この人でも緊張するのかと驚いた。
マンドリンって三味線だよなあ。
オーケストラの演奏会を聴きに行ったら、中から三味線の音が聴こえてくる。
マンドリンをオーケストラに入れるというのは、それぐらい驚くべきことだと思う。
ショルティは凄い。
これほどテンポをコントロールできる人はもはやこの世に存在しない。
それが全体の構成や、終楽章に見られるような高揚感を作り出す。
テンポ感、構成感、バランス、どれも素晴らしいの一言である。
すばらしい曲、すばらしい演奏、すばらしい録音、そしてレコードにはやはり感動がある。
幸せなひと時であった。

午後7時15分出発、14km。昼駅まで1.1km。合計15.1km。
一昨日は仕方がないが、昨日走れなったのは痛い。
さすがに2日休むと、14km走っても大して疲労はない。
昼間猛烈な風。
土ぼこりで空が黄色い。
砂が目に入って痛い。
帰ったら黒い目やに。
肺にも結構入った。
午後の練習で気分が悪かった。
ほんの2cmほど洗面所の窓を開けていたら、その辺中砂だらけ。
やれやれまいった。
夜になっても風は治まらない。
という訳で、今日は初の試みとしてマスクをして走ってみた。
速く走るのは無理だが、LSDなら何とかなるのではないか。
酸素摂取量はなんとかぎりぎり。
運動に対してそれ以上の酸素を摂取することで体を活性化させるという効果がなくなってしまう。
しばらく我慢してしていたが、それほど砂埃もないので4kmあたりで外す。
やはりない方が気持ちいい。
マスクはよほどの時に限る。
12.5kmから500mダッシュ2分9秒、1km換算4分18秒。
エアマックス360にしては悪くない。
ただし下り坂でスピードが出やすいところではある。

3月18日
昨日ヴィブラートについて書いたら、某フルート奏者より非常に興味深いメールを頂きました。
その方は、某大学でのフルートを吹くロボットの研究を手伝っているそうですが、その研究をしている学生がヴィブラートについて科学的に解説してくれたそうです。
それによると、ヴィブラートがかかるのは結局は喉だそうな。
声帯の動きが関わっているのだが、声帯は空気の流れは感じないためヴィブラートが分からない。
お腹でかけるというのは、喉の周りの筋肉を動かすために必要な支えだとのこと。
勉強になりました。

昔某オーケストラにいた某ヴァイオリン奏者の音色がまるで二胡のように聴こえたのは、ヴィブラートが上下にかかっているためであった。
西洋音楽ではヴィブラートは基準の音に対して下にかけるというのが基本である。
上記の研究でヴィブラートを上にかけると和風になったそうだが、確かにそうなるだろうと予測できる。

「2006年遥かなる吉祥寺への旅」
〜吉祥に行きたしと思えども吉祥寺はあまりに遠し〜
ナイキショップは数あれど、ナイキストアは何と東京には吉祥寺にしかない。
先日池袋サンシャインにあったナイキショップがなくなった。
同じく池袋の丸井地下のナイキショップでは必要なものが揃わない。
所詮ナイキショップは、ナイキの製品を扱うナイキの直営店ではないお店のことである。
ここはナイキファンとしては吉祥寺まで行くしかないだろう。
バスに乗るのが面倒だが、距離的にはそれほど遠くはない。
という訳で、吉祥寺に行ってきた。
行きは大泉学園駅からバス。
バスは満員でずっと立ちっぱなし。
道は大混雑。
バスがすれ違えるかどうかぎりぎりの狭い道。
そこにおまけとして数十センチの歩道。
バスやトラックが耳をかすめるような道をよく歩けるなあ。
私ならこんな道は歩きたくないし、こんなところには住みたくない。
20分もあれば着くはずのところを40分。
少し走ってはまた止まりということの繰り返しで疲れる。
帰りは絶対にこの道を通るのは嫌だ。
という訳で、JRで武蔵小金井まで行き、そこからバスに乗ろうとした。
そのバスがなかなか来ない。
行き先の違うバスから運転手の声が流れてきた。
「小金井街道大渋滞のため100分程度かかります。」
冗談でしょう。
しかしバスに乗り換えようと思ってこの駅で降りたのだ。
また電車に乗って2回乗り換えなんて嫌だ。
しばらく待って、東久留米行きは諦め、清瀬行きに乗る。
乗って後ろを振り返ったら東久留米行きが来ている。
今日は何をやっても駄目だ。
乗ったら案の定気絶したかのように動かない。
大泉学園駅周辺の混雑を避けようとしたら、さらにひどい渋滞にはまってしまった。
土曜にはバスに乗るなということか。
これほどひどい渋滞になるなんて、東京はひどいところだ。
何だかんだと怒り狂っていたが、しばらくするとすーっと心が平穏になる。
これが悟りの境地だ。
要するに全てを諦め、全てを受け入れる。
今日は4時までに帰宅し、それから3時間練習し、その後走る予定だった。
これだけ遅れると走る時間が取れない。
しかしそれは仕方ない。
諦めよう。
元々自分の判断ミスがいくつかある。
大泉学園駅周辺が混雑しているのではなく、土曜日は道が混むのだ。
それに、100分かかると言われた時に、面倒だと思っても電車に乗るべきだった。
東久留米から、一度逆方向に秋津まで行き、新秋津乗換え。
西国分寺で中央線乗り換え。
2回乗り換えと逆方向に行くというのが心理的に抵抗があるのだが、次回からは電車で行こう。

肝心のナイキストアだが、予想通り店員の質が高く、心地よい買い物ができた。
当然のことながら、直営店だから大体のものは揃っている。
私はソニーファンでありナイキファンでもあるのだが、この2社の共通点はデザインと先進性だろう。
先日購入したソニーのHi-MDは、さすがソニーという素晴らしい音質。
パソコンにしても何にしても、持っているだけで幸せになれるそのデザイン、色、質感は見事だ。
ナイキでは例えばエアマックス360。
デザインはいまだに眺めてうっとりするほどだし、その履き心地は他のシューズとは異次元の世界を体験できる。

3月17日
昼駅まで1.1km。
今日はヴァイオリンのレッスン聴講のため実質お休み。

ヴァイオリンのレッスン聴講。
弓の使い方で、まるでエコーをかけたりかけなかったりということができる。
同じ音の長さでも、弓を長く使うと楽器全体が共鳴し響きが増す。

たった一つの四分音符でも、最初は弓のスピードがやや速く、中盤では遅くなり、次の音に移る直前にまたやや速くなる。
管楽器でここまで細かく厳格に考えることはあまりないだろう。
駒寄りか、指盤寄りか、弓の傾け度合い、弓のスピード、圧力、ヴィブラートの幅、速さ、弓の先か、中ほどか、根元か。
これら膨大な数の細かいテクニックを厳密に使い分けることによって、ようやく表現するという段階に達する。
逆に言えば、これだけの数のテクニックの中からいくつかを表現のために使えばいいということは、それだけ表現の幅が広がる。
ヴァイオリンが豊かな表現を持つ理由である。

ヴィブラートはフレーズの部分によってその速さと幅が違う。
ピアノとフォルテでは幅も速さも違うし、フレーズの始まり、中ほど、終わりでも違う。
音楽によっても、場面によってももちろん違う。
これをきちんと使い分けられる人は、実はプロでも意外と少ない。
弦楽器では、まず本来の音を出し、そこから音程を下げて元に戻す。
先日オーボエの人と話したら、ヴィブラートはお腹でかけるとのことだった。
ということは音量のヴィブラートになるのか?
それとも音程のヴィブラートになるのか?
私自身は以前お腹でヴィブラートをかけていたが、留学中アリニョン先生に「ヴィブラートというのは喉より上で発生するものだ。」と言われ、それ以来かけないようにしている。
しかし無意識のうちに自然とかかってしまっていることもある。
「そのヴィブラートいいですね。どうやってかけているんですか?」とよく聞かれるが、自分でも意識していないので、よく分からないとしか答えられない。

3月16日
午後4時30分出発、12km。昼駅まで1.1km。合計13.1km。
普段は紫外線を避けるために日没後のランナーだが、今日は強い雨雲が迫っているため出発を早めた。
やはり明るい方が気分がいい。
暗いとせっかくの梅の花も楽しめない。
エアマックス360でLSDだが、1km6分から6分20秒とやや速いペースに自然となる。
LSDでも前傾姿勢で重心よりも後ろに着地すると自然とペースが速くなる。
1km5分40秒ぐらいまですっと上がるが、それ以上やるとLSDでなくなってしまうのでやりすぎないように注意する。
10.5kmから500mを「やや速く」で2分23秒、1km換算4分46秒。
エアマックス360でもこれぐらいは楽に走れる。

3月15日
「永遠は存在しない。」
これは証明できるか?
永遠が存在しないと仮定すると、宇宙にも、時にも終わりがある。
この宇宙がなくなる時、時もなくなる。
そんなことはあるのだろうか?
所詮今の人類程度のレベルで、永遠が存在しないなどと断定することはできない。
宇宙がこれからどうなっていくのかは、全て仮定、想像の世界でしかない。

子供の頃よく、「宇宙の果てには膜のようなものがあるのだろうか?その外側はどうなっているのだろう?」と考えたことがあった。
結局今でもそれについては何も分かっていない。
科学者に、「ビックバンの前にも時はあった。」と言われても、はあそうですかと言うほかない。
それだって結局仮定に過ぎない。
みんなそうではないかと勝手に想像しているだけで、今正しいと思われていることが将来間違いとされる可能性だって大いにある。

午後6時出発、12km。昼駅まで1.1km。合計13.1km。
1km6分30秒から7分のLSD。
久しぶりにエアマックス360で走る。
エアマックス360+木屑を固めた道+LSD=足の関節と筋肉の疲労回復+足の筋肉のトレーニング+長距離走の耐久力向上
最近のスピード練習で、着地の衝撃により足の関節や筋肉に負担がかかっている。
これをLSDで回復しながら同時に鍛える。
昼暖かかったので上下とも真冬バージョンより1枚少なくしたのだが、夜になると急速に冷え込み、風が吹くと寒い。
やはしLSDということもあるし着込むべきであった。

LSDは空である。
時間は夜がいい。
つまり景色は見えない方がいい。
できれば交差点もなく、人もいなく、風すらない方がいい。
自分の体に起こっていることに集中する。
左足、右足と交互に前に出す。
足裏が地面にどう着地しているのか。
足の筋肉への衝撃はどれぐらいか。
足の筋肉の疲労はどの程度か。
ひたすらゆっくりと同じ速さで走り続け、自分の体で起こっていることに集中する。
頭は走ることによって生じる風によって外部は冷やされ、内部では血の巡りがよくなり、上下動による適度な刺激を受け、風一つない日の湖のようにピーンと冴える。
その冴えた頭で自分の体で起こっていることにひたすら集中すると雑念が取り払われ、無我の境地に達する。
心についた汚れがすーっと全て落ちていく、そんな感覚が体験できる。

3月14日
只今新幹線で東京に移動中。

昨日随分久しぶりに眠れなかった。
原因は何だろう?
夜12時頃まで今日の移動の準備。
普段ならそのままばたんと寝られるのだが、本来はもっと徐々にテンションを落としていかなければならない。
照明を徐々に暗くする、仕事や用事は11時までに済ませてその後はリラックスするなど寝るための準備が必要だが、なかなか忙しくてそうもいかない。リガチャーの注文も夜入ることが多く、翌朝出そうと寝る直前までやっていることがよくある。
昨日失敗したのは布団乾燥機。
雪がちらつくほどの寒さなのだからどうしても必要だ。
その睡眠のために重要な儀式を忘れてしまった。
まあそのうち体温で温まるだろうと思っていたが甘かった。
寒さで体がこわばる状態が長く続く。
これがきっと最大の原因だろう。
午後4時頃に飲んだコーヒーの影響もあるかも知れないが、これまではすんなりと寝られていたのでよく分からない。
あれだけ速く走ったのに、ランニングによる疲労や眠気が昨晩はなかった。
逆に神経が高ぶってしまうのだろうか。
LSDの方が肉体疲労や眠気を強く感じる。

広響首席チェロ奏者のマーティンがドイツで日本についての本を出版するそうだ。
その宣伝を兼ねて、ドイツ国内を演奏してまわるとのこと。
日本語訳はないのかな?
ぜひ読んでみたい。

テレビのリモコンが以前からおかしかったので、先日新しいのを買った。
ソニー製で色やデザインがよく、持っていて気分がいい。
さて、テレビはNEC製。
NECの番号をリモコンに入力してテスト。
すると何と!
6チャンネルで照明が明るくなり、12チャンネルで暗くなるのだ!
これは面白い。
NECの番号は他に2つあるので、それらも試してみた。
他の二つの番号では照明の明るさは変わらない。
しかしテレビのチャンネルも変わらない。
最初の番号にするしかない。
6チャンネルというのはないので特に問題はない。
12チャンネルは存在するのでちょっとした技が必要だ。
照明に向けてボタンを押すと、照明が暗くなるだけでテレビのチャンネルは変わらない。
しかしテレビに向けてボタンを押すと、照明が同時に暗くなる。
仕方ないので机の下で操作する。
そうすれば問題はない。
ちなみに照明もNEC製。
これまで持っていたリモコンでも同じことが起こるのかどうか試してみると、やはり6チャンネルで明るくなり、12チャンネルで暗くなる。
しかしこれまでのものは電波が弱いため、それぞれリモコンを向けた方しか作動しない。
そのため気が付かなかったし問題もなかった。
まあでもテレビのリモコンで照明の明るさが変わるというのは非常に楽しいし、リモコンが一つ減ってかえって便利である。

これも先日の話。
カタナ・ケージを購入。
今は青色しかない。
まあ色を変えて気分を変えるというのもいいものだ。
でもピンクしかないと言われたら困るなあ。
この色だと普段でも履けそうだ。
これまでのものは、初代が白地に赤、2代目は白地に赤と金ということで普段履くには派手すぎであった。
エアは後部についているのだが、このカタナ・ケージのいいところは、エアのない前部のクッションがなぜかかなりあり気持ちいいことである。
軽量性、クッション性、グリップ性を兼ね備えたすばらしいシューズである。
メッシュなので通気性がよく、夏など普段履きにいいかも知れない。
ただ雨が降ればすぐに中まで濡れるし、水溜りなど一瞬でびしょ濡れになるというデメリットもある。

マーラー7番終楽章に苦労している。
速くてややこしい例の16分音符である。
さらうとその時はすぐに吹けるようになる。
しかししばらくすると吹けなくなる。
要するに指の問題ではなく、記憶の問題なのだ。
速いパッセージはある程度記憶しないと吹けない。
一度吹けば短期記憶が形成され、その時は吹ける。
しかし短期記憶はすぐに消える。
メモリーのようなものだ。
これをきちんとハードディスクに入れなければならない。
つまり長期記憶である。
今朝の練習でポイントとなる音を見つけた。
これを記憶するように意識して、いつでもぱっと吹けるように何度も練習しよう。

埼玉の自宅に到着。

午後7時20分出発、11km。
さすがに足が疲れている。
1km5分20秒から徐々に遅くなり、最後は6分10秒台。
完全にLSDペースである。
昨日までと同じカタナ・ケージなのだが、どうも硬く感じる。
こちらのコースは2月後半ずっとエアマックス360で走っていた。
その記憶が残っているためだろう。
久しぶりにケージで走ると、アップダウンの多さや石畳が気になり、むしろ広島の瀬野川河川内コースよりもきつく感じる。

3月13日
三次と書いて「みよし」と読む。
広島県北東部に位置し、山間のため気温が低く、雪も多い。
今日も3月半ばというのに雪が積もっていた。
途中の道はチェーン規制。
その三次で「音楽づくりコンサート」。
これはかなり革新的かつ実験的な音楽鑑賞教室である。
これからは音楽鑑賞教室のみならず、一般のコンサートも、参加型、一体型が増えていくだろう。
今回も、振り付けを事前に覚えオーケストラの演奏と共演したり、生徒がナレーションを入れたりという試みが多数なされた。下手袖でナレーションのため控えている生徒3人が、何とも楽しそうに振り付けをやっているのが印象的だった。
これからは音楽に限らず、全ての授業でいかに面白く、驚きがあり、知る喜びがあり、感動があるかが問われる。
この実験的な試みにはかなりの成果があったと思う。
これを日々の音楽鑑賞教室やファミリーコンサート、それ以外の演奏会などに生かしていかなければならない。

午後7時15分出発、11km。
0〜1km 4分29秒
1〜2Km 4分28秒
2〜3km 4分22秒
3〜4km 4分20秒
4〜5km 4分36秒
5〜6km 4分43秒
6〜7km 4分49秒
7〜8km 4分45秒
8〜9km 4分29秒
9〜10km 4分26秒
10〜11km 4分34秒
トータル50分07秒
いくらなんでも飛ばしすぎ。
4kmからややペースを落とし、息を整える。
4分40秒台で回復できるというのは収穫だ。
8kmから復活。
最初がやや飛ばしすぎでその後の回復を必要としたが、8kmから再び加速する余力を持てたということでまあよしとしよう。
終わってみれば昨日よりも速いタイムで自己記録更新。
フルマラソンでは、いかにスピードを抑えて後半に余力を残すかということが非常に大きな問題だ。
このままでは速すぎる。
私は放っておくと渋井になる。
いかに弘山になるかが重要なポイントだ。

3月12日
「99.9%は仮説」 竹内薫
「飛行機がなぜ飛ぶのか、実はよく分かっていない」などなかなか面白い。
起きている間は意識は続いているというのは気のせいかも知れない。
意識は3秒から5秒程度で切り替わるという仮説がある。
それに対して、意識は続いているというのも同様に仮説に過ぎない。
我々は脳内で発生する電気信号によって、自分が存在するという気がしているだけなのかも知れない。
自分という存在自体が怪しい。

午後8時0分出発、11km。
0〜1km 4分55秒
1〜2Km 4分32秒
2〜3km 4分41秒
3〜4km 4分40秒
4〜5km 4分27秒
5〜6km 4分33秒
6〜7km 4分37秒
7〜8km 4分15秒
8〜9km 4分30秒
9〜10km 4分35秒
10〜11km 4分34秒
トータル50分24秒
笑ってしまうようなタイムである。
一体私はどうなってしまったのか?
今日はまた真冬の気温に逆戻り。
上下共に2枚ずつ着込み、ウェアは再び重くなった。
そんなことはまるで関係ないようだ。
今日のリハーサル前、名古屋国際女子マラソンの渋井選手を見ていて、どうも迫力がないなと思った。
先日男子を見ているので、ストライドが狭く、太腿があまり上がっていないように見えたのだ。
しかししばらくして、タイムが見た目よりも速いことに気が付いた。
ひょっとしてこれが理にかなった走法なのではないか。
先日の琵琶湖マラソンでのリオス選手と松宮選手の一騎打ち。
リオスと松宮の違いは、前傾姿勢かそうでないかということだった。
ひょっとしたら松宮選手は、前傾姿勢なら勝てたのではないか。
今日は、上半身を微妙に前に倒し、太腿をあまり前に出さないようにして走った。
そうすると重心よりも後ろに着地する。
すると着地のエネルギーが前に進むエネルギーへと変換されるのだ。
その結果が上記の記録、大成功である。
「歩幅を狭くすれば速く走れる。」
マラソンにはいろんな面白い現象があるが、これは「ゆっくり走れば速くなる。」と同じぐらいインパクトのある出来事だった。
呼吸は吸うことを意識するレベル3ではなく、吐くことを意識するレベル2のまま。
体力的にもかなり余裕があり、4分15秒の後も呼吸を整えようという気がしなかった。
帰ってからもまるで疲労がない。
10kmで45分29秒はもはや普通のタイム。
カタナ・ケージでこれだから、レーサー2で同じように走れば43分ぐらいで走れる。
そこで呼吸をレベル3に上げれば、10km40分が見えてくる。
私にも10km30分台は努力次第では可能だ。
それが見えた。

名古屋国際女子マラソン。
40km過ぎからの弘山選手の走りには感動した。
41km付近で渋井選手を抜き去る。
その時の二人の走りはまるで違った。
渋井選手は、頬や太腿に何か迫力がない。
実際にこの目で見た高橋尚子選手の走る姿には畏れを感じるほどのものがあった。
特に太腿後ろ、ハムストリングスの盛り上がりは普通ではなかった。
野口みずき選手にも同様の迫力を感じる。
それに比べると、体脂肪を削ぎ落とし切れていない感じがする。
それに対して、弘山選手は、顔も太腿も、そして最後数キロの走りも迫力満点であった。
37歳での初優勝。
コーチであるご主人と抱き合い涙する姿にもらい泣き。
この年齢での優勝は、同年代への大きな励みになったことだろう。
30代、40代なんてまだまだこれからだ!

3月11日
休みなのだが、午前中メッキ屋さんからリガチャーが返ってきてそれどころではない。
発送などに明日の午前中までかかりそう。
午後レッスン、その後練習。
これで夕方走れば1日はほとんど終わってしまう。

今回リガチャーの変色が早いのでなぜだろうと思っていたら、新しいマウスピースにつけてしまっていたせいだった。
新しいマウスピースが銀など金属の変色を早めるという話を昔聞いたことがあるが、しばらく忘れていた。
やはり別にしまった方がいいようだ。

午後7時20分出発、11km。
0〜1km 5分17秒
1〜2Km 5分32秒
2〜3km 4分45秒
3〜4km 4分19秒
4〜5km 5分12秒
5〜6km 4分54秒
6〜7km 4分07秒
7〜8km 5分04秒
8〜9km 5分02秒
9〜10km 4分24秒
10〜11km 4分40秒
トータル53分21秒
気温が高く、数ヶ月ぶりに真冬用の帽子を脱いだ。
もちろんこの方が気持ちいい。
しかしまた真冬の寒さが戻ってくるようだ。
油断は禁物である。
今日はいつもと逆で、やや強い西風。
体に任せて走ると、向かい風では遅く、追い風では速くなる。
今日はそれが極端に出た。
いきなり3kmからが勝手にダッシュになってしまっている。
6kmからはさらに速い。
追い風だと、上りのはずなのに下りのように足がどんどん前に出てピッチが速くなる。
最近どうも下半身が別人のような気がする。
私の下半身がこんなに速いなんておかしい。
上半身はついていくのがやっとである。
最近LSDではなく、こういう風に走っているのは、強すぎる下半身に対して上半身を同じレベルに持って行くためである。
LSDは下半身だけを鍛えるために、こういう現象が起こる。

3月10日
確定申告。
昨日に引き続き、必要経費と格闘。
最近領収書のない経費が増えてきた。
例えば広島の家賃。
新生銀行のインターネットバンキングで振り込むため、控えがない。
そうか、新生銀行から毎月送られてくる明細を持っていた方がいいのか。
まあ証拠はあるし、実際に住んでいるのに家賃を払わないなどあり得ないので大丈夫。
NTTやKDDIの料金はメールで送られてくる。
保存していたメールの金額を合計し、経費を算出する。
交通費がついに100万円を超えた。
しかし証拠はもちろんあるし、実際にかかっているのだから仕方ない。
これは譲れない。
クレームが来たらまた戦うしかない。
昨日も書いたが、実は収入金額の半分以上が交通費や宿泊費ということはよくある。
これを収入として書かなければならない。
だから実際の利益よりも収入が多いように見えるが冗談じゃない。
例えば演奏旅行をすれば、交通費、宿泊費は膨大な額になるが、これも収入とされ、総額から1割が源泉徴収される。
交通費などの必要経費から源泉徴収するなんて、江戸時代の悪代官と同じだ。
いい加減にしろと言いたい。
そんなことをしておいて、交通費が多すぎるとはよく言えたものだ。

日演連本番。
マリンバ、ピアノはレベルが高かった。
ラヴェルの左手は名曲。
できればピアノのソロ譜を買って両手で弾いてみたいが、両手でも無理だろうなあ。
これを片手で弾けるというのは本当にすごい。

本番後、久しぶりに焼肉のたまやへ。
エスクラで来てもらったO君をゲストに広響メンバーなどで盛り上がる。
レバ刺し、タン刺しなどを堪能。
ここのレバ刺しの鮮度、歯ごたえは他ではあり得ない。
また、和牛だけを扱ってこのレベルの肉を出し、しかもこの値段の店というのも考えられない。
出てくる料理はどれも絶品。
料理はセンスだ。
ご夫妻にセンスがあるから、出てくるものがどれも美味しいのである。

たまや存続の危機!
たまやは屋台村「宝船」の中の一軒である。
バブルの頃までは5軒のお店で繁盛していたが、今は不景気でたまやともう1軒の2軒のみ。
この屋台村「宝船」は酒屋さんが持っていて、そこに家賃を払っていたそうだが、その酒屋さんが倒産。
現在行方不明。
保証金200万円は戻ってこないようだ。
弁護士などに相談したら、相手がお金を持っていない場合、裁判などの費用がかかるばかりでやってもお金は戻ってこず損になるからやめた方がいいのではないかと言われたそうだ。
この酒屋さんは地主からこの土地を借りている。
今度はその地主に直接払うことになるそうだが、そうなるとこれまで5分の1でよかった家賃や光熱費が2分の1になる。
そうすると、もう1軒がそれほど客が入らないため持ちこたえられそうにない。
もう1軒がやめると、今度はたまや1軒で家賃、光熱費を支払わなければならない。
光熱費は冷凍庫などもあり、月に10万円以上かかるそうだ。
そうなると支払えない。
最悪の場合、3月でお店がなくなってしまうかも知れない。
広島近辺にお住まいの方、ぜひたまやに行って料理を食べてみてください。
そして、美味しかったらぜひ一声かけてあげてください。
広島にはたまやがないと困るのです!
我々の努力で、この貴重な広島の文化を守りましょう!
たまやについて詳しくは、トップページから「焼肉のたまや」を参照してください。

3月9日
午前中リハーサル、昼企画専門部会議。
午後はマーラー7番を練習。
帰宅しても結局は働いている。
大分曲が見えてきたのがうれしい。

午後5時45分出発、11km。
3日ほど4分台で快調に飛ばすと、4日目に疲れて遅くなるというのはいつものパターン。
フルマラソン終盤と同じだ。
1km5分10秒から20秒台。
7kmから1kmダッシュ4分11秒。
疲労で動きが悪いという実感よりは速いタイム。

確定申告。
今日は領収書を整理し、ホッチキスで止め、それぞれの合計額を出す。
税務署のおじさんとは何度も戦った。
現在では、ようやく納得してもらった書式と似たようなものを出しているのでクレームは来ない。
税務署のおじさん「交通費が90万円なんておかしいんですよ。」
私「ここで給料をもらって、ここでギャラをもらっている。この間をどうやって移動するんですか?どこでもドアでとでも言うんですか?」
私「この明細を見てください。交通費からも源泉徴収されている。どうして経費から税金を取るんですか?おかしいでしょう?実際には収入に見えるものの半額以上は交通費や宿泊費なんですよ。」

今年の経費で目立つのはステレオ。
アンプとSACDプレーヤーで28万円。
しかしプロの音楽家が安っぽい音を聴いてはいけない。
これぐらいは最低必要だろう。
できれば本当はアンプは60万円ぐらいのが欲しい。

最近用事やランニングで夕食が夜9時と遅くなっていた。
できれば夕食から寝るまで3時間は空けたい。
しかし2時間しか空けられない状態が続いた。
今日はようやく7時半からの夕食。
8時半に食べ終えて11時半に寝れば完璧だ。
と思ったら、10時半に空腹感。
仕方がないのでバナナを食べる。
走っていると消費カロリーが大きく、消化吸収が非常に速い。
そのため食後2時間でもう飢餓感と言ってもいいぐらいの空腹感に襲われるのである。
やっぱり私の場合は食後2時間でいいのかなあ。

実は花粉症である。
ここ数日、くしゃみが何度も出る。
鼻がむず痒く、鼻水も多少出る。
医者に行くほどではないし、薬を飲むほどでもない。
重症の人に比べれば大したことはない。
しかし困るのである。

カタナ・ケージ裏側のゴムが擦り切れて、その内側の素材が出てきた。
月間300kmで4ヶ月走れば1200kmで寿命。
実際には広島でだけ走っている訳ではないし、広島でもこのシューズだけで走っている訳ではないが、私にとってカタナ・ケージはランニングのメインシューズであるため使用頻度も高い。
半年で買い替えとはしかしもったいないなあ。
表側はまだまだ新しい感じがするのに。

3月8日
あさって本番日演連のリハーサル初日。
ラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲はやはり名曲だ。
ピアニストもなかなかの腕前である。

マーラーの交響曲第7番、アバド指揮ベルリン・フィルを聴き終えた。
ライブレコーディングで最後に拍手が入っている。
ブラボーの嵐でかなり盛り上がっているところを見ると、生で聴けば名演だったのだろうか。
第3楽章はどうも録音が悪い。
これは第1、第2楽章にも感じられたことだ。
個々の楽器にマイクを立てているのだが、特定のマイクの音がもやもやとぼやけていることがある。
それに全体としてのまとまりがない。
第4、第5楽章はそれほど気にならない。
なぜ?
両端の楽章がかなり複雑で難解。
これをどうやって演奏するか、指揮者とオーケストラの力量が問われる。
前回の第6番はよかったと思うが、あれよりも結果を出すのは難しいだろう。
第1楽章と比べると、終楽章の方が全体の構成が見えてすっきりと聴けた。
もう一度聴けば第1楽章の印象も変わるのだろうか。
これだけ巨大で複雑な曲をライブレコーディングすることの難しさを感じた。
多分同じ演奏者でも、スタジオ録音した方がずっといい演奏に聴こえるだろう。

マーラーの交響曲第7番。
何故♯7つでA管?♭7つでA管?
どう見てもここはB♭管でしょう。
と思ったら、そうか最低音。
このA管の最低音、マーラー好きだなあ。
しょっちゅう出てくる。
じゃあここは?
B♭管に最低音の下のミ♭。
今でもイタリアではそういうクラリネットがあるようだが、普通はこの音は出ない。
それなら上記の個所もB♭管で書けばいいじゃない。
この出ないミ♭、何箇所も、しかも重要なところで出てくる。
仕方がないので前に演奏した人が書き換えてある。
マーラーも、スコアが複雑すぎて個々の楽器の細部まで把握しきれていないように見受けられる。
この曲はひょっとすると、難易度の高いマーラーの交響曲の中でも最も難しい曲かも知れない。

午後7時30分出発、11km。
0〜1km 4分41秒
1〜2Km 4分35秒
2〜3km 4分43秒
3〜4km 5分08秒
4〜5km 4分54秒
5〜6km 5分07秒
6〜7km 5分16秒
7〜8km 4分06秒
8〜9km 4分34秒
9〜10km 5分00秒
10〜11km 5分06秒
トータル53分15秒
そんなつもりはないのにいきなり4分41秒。
一体どうしたのだろう。
さすがにずっとこのままは無理。
一旦5分0秒台に落としたら、また余裕が出て7kmから4分6秒。
これも速い。
とはいっても先日の琵琶湖マラソンでは、ぐったりとしてタイムが落ちた松宮選手の最後の方が3分30秒ぐらい。
比較にはならない。

3月7日
ピエール・ロラン・エマールのリサイタルを見る。
ブーレーズ暗譜ですか。
この人の脳は一体どうなっているのか。
一流ピアニストの能力には唖然とするものがある。
ただし曲はつまらない。
ピアノは音が減衰するだけ。
そのピアノの欠点ばかりが目立つ。
クラリネットの作品の方がずっと色がある。
ブーレーズとピアノの相性は悪いと思った。
ドビュッシー。
やはりピアノはこうでないと。
さて、お目当てはラヴェル作曲「夜のガスパール」
高校時代、ポゴレリッチのレコードに痺れた。
楽譜を買って、弾けるわけないのに弾いてみた。
あれ以来、この曲を弾けるピアニストは尊敬する。
ゾクゾクする名曲だ。
期待を裏切らない素晴らしい演奏だった。

午後8時5分出発、11km。
0〜1km 5分16秒
1〜2Km 5分11秒
2〜3km 5分03秒
3〜4km 5分07秒
4〜5km 4分36秒
5〜6km 4分38秒
6〜7km 4分43秒
7〜8km 4分32秒
8〜9km 4分36秒
9〜10km 4分47秒
10〜11km 4分46秒
トータル53分19秒
何事?
何故いきなり絶好調?
足が勝手に先に行き、それじゃ最後まで持たないと手綱を引きつつ4分30秒台が続くというのは過去に記憶がない。
最後まで特に疲労感もなく、あと数キロは走ってもいいという状態であった。
大分暖かくなってきた。
今日は上下とも一枚脱いだ。
軽くなった分速いという側面もあるが、それはごく一部だろう。
レースを走ることができる体がだんだん出来上がってきた。
さて、これからどうトレーニングを組み立てようか。
LSDはどこにどれぐらい入れよう。

CD感想
「CD早速聴かせていただきました。
クラリネットの音色がとてもステキでした。
高音は自然に伸びているし、低音はすごく響いていて、さすがだなと思いました。
雑音が少々気にはなりますが、ライブだから仕方ないですね。
i-podに保存して、いい音のイメージをいつも聞いていきたいと思います。」

3月6日
昨日の島根定期について、リガチャー愛用者の方からこんな感想メールをいただきました。
こういう感想をいただけると、うれしくなってまた次頑張ろう!という気になります。
ありがとうございます。
今後とも広島交響楽団の演奏会をよろしくお願いします。

「浜田市での広響島根定期聴きに行きました!
とても素晴らしい演奏で本当に感動し、メール致しました。
HPで高尾先生を知ってから初めて生の演奏を聴けるとあって、この日をわくわくしながら待っていました。
予想どおり先生のクラリネット、最高にステキな音ですね。
チャイコフスキー5番のソロにはしびれました!
遠鳴りする明るくて優しい音色にとても感動しました。
普段、プロのオーケストラを生で聴く機会はあまりないので、今日は本当に楽しいひと時を過ごす事が出来ました。楽団のクラ中間3人と行きましたが(皆、リガチャー愛用者です)今年は絶対に広島まで聴きに行こうと計画しながら帰りました。
また素晴らしい音楽を聴かせて下さい。
その時はサイン下さい(笑)
本当に有難うございました。」

マーラー7番、大変です。
あと何時間かかることやら。

アバド指揮ベルリン・フィル2001年録音のCDの第1、第2楽章を聴いたのだが、特に第1楽章など雑然としていて何だかよく分からない。
巨大で複雑な曲なので、できるだけレベルの高いオーケストラの整然とした演奏を新しい録音で聴きたいと思ったのだが、がっかりである。
とにかくこの曲は、ベルリン・フィルでもこんな演奏になってしまうほど大変な曲だということはよく分かった。

午後7時10分出発、11km。
体調がかなり悪い。
睡眠不足などによる蓄積疲労に昨日の移動本番また移動が止めを刺したという感じである。
熱が出る一歩手前という状況。
しかしせっかく雨が上がったのだから走っておこう。
8kmをゆっくりでいいやと思って走り始めた。
4kmまでは1km6分ちょっとのタイム。
それが4km手前から元気になってくる。
これは11kmいけるな。
調子が悪いため飛ばしすぎないように気をつけながら、1km5分9秒、その後5分22秒から25秒。
9km手前からさらに元気になる。
目の前が明るくなり、意識が覚醒し、気分がよく、気持ちよくなってくる。
これがランニング・ハイだ。
帰宅するとすっかり元気。
ちょっとした体調不良や初期の風邪ぐらいならランニングで治ることは経験して知っていたが、これぐらいの重症でも治ってしまうとは驚いた。
ランニングってすごい!

録画しておいた琵琶湖マラソンを見終えた。
終盤、スペインのリオスと松宮の一騎打ちかと思いきや、松宮の顔がだんだん左右にぶれる。
徐々に辛そうな顔になり、38kmから失速。
トラックに戻ってきた時には完全に消耗しつくした感じ。
35kmまでの余裕が嘘のようだ。
これがマラソンの怖さだ。
マラソンは35kmから。
ここからが本当にきつい。
これは走ってみないと分からない。
いずれにしても、1km3分でずっと走れるこの人たちは本当にすごい。

3月5日
予想通りすばらしい演奏会だった。
合唱が思いのほか上手くてびっくりした。
音大出身者がたくさんいるような感じで、一人一人の発声がしっかりとしている。
人数が少ないのに全体としての声量がある。
よくまとまり、音楽にも感動がある。
これほどの合唱団に出会えるとは思わなかった。
吹奏楽部の金管の皆さんも、オーケストラに厚みを加えてなかなかよかった。
今回の地元の皆さんとの共演という企画は、そのレベルの高さから大成功だったと思う。

今回私の精神状態は非常によかった。
むしろもう少し緊張した方がいいと思えるほど落ち着いていた。
必要以上に緊張しても結果が悪くなり疲労するだけだ。
今回のように、いつも冷静に落ち着いて本番で演奏したい。
チャイコフスキーの交響曲第5番は決して楽な曲ではないが、何度もやったことがあるという経験が生きていると思う。
オーケストラプレーヤーにとって経験は非常に需要だ。
冒頭など重要なソロが何箇所かあるが、特に技術的に難しくはないので緊張することはない。

1月末に購入したM30=1号、2月末に購入したM30=2号とする。
ゲネプロでは1号を使用した。
2号は鳴りがよく音が大きいのだが、その分息がたくさん必要で口の筋肉も疲れる。
チャイコフスキーの交響曲第5番は肉体的負担が大きい曲なので、あまり疲れても困る。
ただし2号でも、リードが合えば問題はなくなる。
本番では2号を使用。
木管後列から後ろの音がホールの特性からぼやけるという指摘があったということもある。
2号を使用したために、ゲネプロに比べて本番はかなり音量が増したはずだ。
もちろんこれだけ疲れるプログラムなので、ゲネプロはかなり楽に吹いている。
2号を使用したことによっていい結果が出たと思うが、まだコントロールしきれていない部分がある。
吹きすぎると音が壊れやすいし、他の楽器と音が溶けにくくなる。
このあたりはコントロールしなければならない。
もうしばらくこの2本を両方使っていこう。
まだ雌雄は決していない。

午後8時20分出発、8km。
体調が悪い。
早起き、バス移動、ゲネプロ本番、バス移動という今日のスケジュールや、ここ数日の疲労が影響している。
それと、3月に入ってから1km5分前後で数日走ったが、まだ上半身がこのタイムに慣れていない。
これは慣れてもらうしかない。
4kmまで1km6分台のLSDペース。
4〜6kmは1km5分25秒。
しかしその後またタイムは落ちる。
明日は雨で休む予定。
いい休養になるだろう。
明日あさっての休みは、とにかくたくさん寝て回復に努めよう。

購入者の声
<M30トラディショナルの選定を依頼された方より>
待ちに待って吹いてみました。
期待通り全音域で太い音になり満足しております。
それと息がスムースに入り響きも良いですね。
やはり、プロの方が選定されたものは違いますね。
大事に使わせていただきます。
お忙しいなか選定くださいましてありがとうございました。

3月4日
寝不足3日目。
もう駄目。
免疫力低下、思考能力低下、記憶力低下、肌の調子低下、目の下に隈、熱が出そう。
カラータイマーピコピコ状態である。
しかも明日は午後島根定期で、朝から移動、6時半起き。
今日は絶対10時半に寝る!

リハーサル2日目。
小松さんはいい指揮者だ。
明日は熱くて感動的な演奏になるだろう。
早い時間に終わったにも関わらず、肉体疲労がかなりある。
チャイコフスキーの交響曲第5番に、前半は1812年など。
このプログラムはきつい。

香醋の話。
しばらくオリヒロの香醋を飲んでいて久しぶりにみやま漢方製薬の香醋を飲んだら、どうも甘ったるい。
オリヒロに慣れてしまった。
値段は2000円ほどするが、効果も強いし大人の味である。

午後6時10分出発、11km。
0〜1km 5分17秒
1〜2Km 5分30秒
2〜3km 5分31秒
3〜4km 5分26秒
4〜5km 5分15秒
5〜6km 5分15秒
6〜7km 4分49秒
7〜8km 4分58秒
8〜9km 5分09秒
9〜10km 5分16秒
10〜11km 5分08秒
トータル57分41秒
体調がそれほどよくないのでダッシュはなし。
ずっと体に任せて走った。
4kmあたりで体がほぐれるようだ。
6kmから調子が出てくる。
後半の落ちも少なく、思ったよりも悪くない。
行きは夕方、帰りは夜。
気温は低いが、これぐらいのペースで走れば汗だくになる。
走ることによって体調も大分よくなった。

購入者の声
<B40、B40プロファイル、M30、M30プロファイルの選定を依頼された方より>
お忙しい中有難うございました。
B40は吹き易く、ダイナミックレンジがありとても響きます。
M30はよく知らないマウスピースでしたが、然るべきリードをつければとても良く響きますね。
常に良いマウスピースを探していますが(店頭にある選定品や普通の在庫)
在庫数次第ですが、B40に関してはなかなか見つからず探すのに苦労していました。
大変満足しています。選ぶのにもとても良い勉強にもなりました。
ありがとうございました。またよろしくお願いいたします。

3月3日
今日からあさって島根定期のリハーサル。
チャイコフスキーの5番は、特に口が疲れる。
小松長生さんは非常に熱い指揮。
もう少し分かりやすく振ってもいいかなと思ったり、加速減速があまりないために次が予想しにくかったりするが、音楽優先の方がいい。
あとはこちらで何とかしよう。
合うだけの演奏よりも、感動する演奏の方がいいのは言うまでもない。

リハーサル後、ジュリエットで髪を切る。
本当は本番の日に切ってもらって、森田さんのオリジナルをみんなに見てもらいたいのだが、半月こちらにいなかったために伸びすぎて我慢できない。
眉を抜かれた!
シェービングの時いきなり。
初体験である。
びっくりしたなあもう。
1時間半ほどゆったりとしていたら大分疲れが取れた。

6時間半睡眠、7時間睡眠と寝不足が続き、日中眠くてあくびを連発してしまう。
今日も用事が多く、11時に寝るのはとても無理そう。

日が長い。
6時ごろようやく日没。
関東よりも30分以上遅い気がする。
実際の差は何分?
それなのに明日の最低気温はマイナス1度。
勘弁してよ。

午後6時55分出発、11km。
0〜1km 5分15秒
1〜2Km 5分21秒
2〜3km 5分23秒
3〜4km 5分16秒
4〜5km 5分10秒
5〜6km 5分10秒
6〜7km 5分14秒
7〜8km 4分15秒
8〜9km 5分14秒
9〜10km 5分28秒
10〜11km 5分38秒
トータル57分29秒
LSDの効果は実感しているが、以前の力はまだ取り戻していない。
LSDだけでは駄目なようだ。
しかしLSDを知ったことで、休息、回復と鍛錬を同時にできる。
このまま速く走るだけではいずれどこかおかしくなる。
その前にLSDを取り入れて、いい状態でトレーニングを続け長野マラソンに備えたい。
7kmからの4分15秒というタイムはなかなかいい。
しかしその後体に任せるとこれだけタイムが落ちるというのは実力不足だ。
これからは今日のような練習をメインにし、徐々に実力を上げていこう。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドとM30トラディショナルをご購入の方より>
2度びっくりとはこのことですね。
マウスピースを換えて、びっくり、リガチャーを換えて、びっくり。
低音から高音までまろやか&ふくよか、リードが良く振動してるのがわかります。
こんなにクラリネットがいい音で、しかも楽に、楽しくふけるなんて。
ほんとうにありがとうがざいます。

<M30トラディショナル私が1ヶ月使用した中古をご購入された方より>
凄く楽に息が入りました。
独り言に書かれていた通り、リードに対する許容範囲が広くて、前のマウスピースだと使えなかった少し硬めのリードでもスッと息が入って、吹きやすかったのには驚きました。
それからも、市民バンドやアンサンブルの練習で使っていますが、とても吹きやすいです。
譲っていただいて本当に良かったです。
ありがとうございました。

3月2日
広島に移動。
ようやく明日から仕事ができる。
やっぱり仕事がないと人生は面白くない。

そうか、ドラえもんが青いのは鼠に耳を食いちぎられ、そのショックからだったのか。
両耳を完全に食いちぎられるとはひどい。
トラウマになるのも理解できる。
それにしても、両耳を鼠に食いちぎられる、青ざめた青、ますますドラえもん=土左衛門説の信憑性は高くなってきたぞ。
検索してもいろいろと出てくる。
http://homepage.mac.com/cron/iblog/C317130596/E1967093006/index.html

何と!またまた新しいマウスピースが現在使用しているマウスピースを超えてしまった。
現在使用しているマウスピースは1月末に購入したばかり。
おまけでプレゼントしているモーツァルトのクラリネット五重奏曲もこのマウスピースで吹いた。
かなり高いレベルで、このマウスピースを超えるものはそう簡単には出てこないだろうと思っていたら、簡単に出てきてしまった。
M30トラディショナルが現在絶好調ということか。
ちなみにしばらく2本とも使うつもりなので、今のところ売る予定はありません。

私が心配しても仕方がないのだが、荒川静香選手は大丈夫だろうか。
有名になるといろいろと大変だ。
予想通りあることないこと低俗週刊誌が書きはじめた。
有名になると親戚が増える。
みんな自分の利益のために利用しようとしているだけだ。
集まってくる人間が皆そういう輩だから人間不信になる。
無視するとケチとか馬鹿とか言われる。
「お前に言われる筋合いはない!」と怒鳴ってやりたいところだが、怒鳴るとまた書かれるので大人しくしていなければならない。
外に出ると騒ぎになるから自由に外に出られない。
ストレスがたまる。
有名になるのも大変だ。

新幹線でランナーズ4月号を熟読。
ゲブレシラシエというエチオピアの選手が、1月のハーフマラソンで58分55秒の世界新記録。
全くどうかしている。
1kmを平均2分47秒で走っているのだ。
あり得ない。
4月23日のロンドンマラソンに出場予定。
専門家の分析では順調なら世界新記録は間違いないそうな。
恐ろしい。
あまりにも異次元すぎる。

石上みよさんは55歳までサブスリーを維持していたという。
こちらもすごい。
現在71歳。
今でも年齢別では1位である。
70歳過ぎて4時間を切るのだからあっぱれである。
「同年代の人が杖をついているのを見ると、何と声をかけたらいいか。頑張ってとも言えないし。」
非常に若々しく元気な姿を拝見し、運動の重要性をあらためて感じた。

午後8時20分出発、8km。
0〜1km 5分39秒
1〜2Km 4分50秒
2〜3km 4分50秒
3〜4km 5分06秒
4〜5km 4分19秒
5〜6km 5分04秒
6〜7km 5分15秒
7〜8km 5分15秒
トータル40分21秒
移動、そして練習で出発は午後8時過ぎ。
時間がないので8kmを速めに走ろうと、久しぶりにカタナ・ケージを履く。
そうするとシューズの軽いこと!
気持ちいい〜!!!
最初は慎重に。
しかし軽い割にはクッション性がいい。
これなら大丈夫。
2kmからいきなり4分50秒。
これがLSDの効果だ。
足が勝手に先に進む。
すぐに疲れるのかどうか様子を見たが、まるで疲れる様子がない。
LSDによって足の筋肉がしっかりとしている。
8kmでは全く物足りない。
疲労も感じない。
2月のトレーニングがこういう結果をもたらしたのだ。
ゆっくり走れば速くなる。
この言葉に間違いはない。
まるで疲れもせずにこのスピードで走れるということに感動し、体に電流が走った。
エアマックス360には、強制的にLSDにするという作用と、重り効果がある。
重いシューズで走ることによって足の筋肉が鍛えられ、軽いシューズにした時に非常に速く、しかも疲れずに長い距離を走れる。
足には故障も違和感もまるでない。
これもLSDのおかげである。
そしてフォームもいい。
子供のように、何も考えずに走ることができる。
これもLSDによって効率のいいフォームが自然と身に付いているためである。

3月1日
気が付いたら3月。
刺激が少ないと時が経つのが早い。

ヴァイオリンのレッスン聴講。
バッハの2台のヴァイオリンのための協奏曲に聴き入る。
機能的にも優れ、表現力もある。
そういう楽器だからこれだけ名曲も数多くあるのだろう。

いよいよ東京マラソンの日程が決まった。
来年の2月18日。
3万人規模と人数が多いため、号砲からスタートラインまで時間がかかりそうなのが気になるところだが、この際お祭りということで参加してみようかな。
皆さんもいかが?
1年後のフルマラソン完走を目指して、明日から走ってみませんか?

マーラーの交響曲第7番を先日からさらい始めているのだが、何とも音符の数の多いこと。
マーラーもよくこれだけ書いたものだ。
6番ほどではないが、この7番も青春の思い出である。
聴くのはいいが、演奏するのは大変だ。

チャイコフスキーの交響曲第5番。
こちらも大変な曲だ。
何度も演奏したことがあるのに、また数日間さらわなければならない。
終楽章は負担がかなり大きく、体力的にきつい。

購入者の声
<M30トラディショナルの選定を依頼された方より>
2時間ほど吹いてみましたが、息の入りがよく、今までのリードでもあいそうなので、楽しみが増えました。
何よりもB40に較べてコントロールがしやすいような気がします。
これから、少しずつ馴染んでいくと、もっとたくさんの新たな発見が期待されるようなマウスピースだと思います。
貴重なお時間を割いて選んでいただいたものなので、大切に使わせていただきます。
有難うございました。