2006年6月分

6月30日
早起きして広島に移動。
午後リハーサル。
只今夜10時過ぎ。
滅茶苦茶眠い。
もう寝ます。

ガムテープをハサミで切ると、ハサミにガムテープがくっつき切りにくくなる。
これを何とかしたい。
考えられる解決法
1.切ってもハサミが汚れないテープを使う。
2.ハサミを使わなくても切れる(例えば切れ目の入った)テープを使う。
3.専用の切る器具がついているテープを使う。
なるほど。
長い間悩まされ続けてきたことだが、こうやって箇条書きにすると解決法が思い浮かんできた。
書くということは重要な思考法だ。

オーケストラの邪魔をしない指揮とは一体どういう指揮だろう。
点を出すとそれは即邪魔になるのだろうか。
いやそんなことはない。
点を出さなければそれは邪魔にならないということだろうか。
これも違う。
邪魔にならない指揮とは、オーケストラの団員が共感できるようなタイミングで、共感できるような表現をする指揮のことである。
明確さが必要とされる場面でもわもわと振られればそれは邪魔な指揮だし、ゆったりとなだらかな場面で不必要な点を出されればそれも邪魔な指揮になる。
いくら点を出さなくても、まるで見当違いのタイミングで、見当違いの表現をする指揮はオーケストラにとって邪魔になるだけであり、そんな指揮などない方がいい演奏ができる。

カルロス・クライバーは本当にすばらしい指揮者だった。
昭和女子大学人見記念講堂で聴いたベートーヴェンの交響曲第4番、7番は忘れられない思い出である。
大まかに、適当に振っているように見えるかも知れないがとんでもない。
彼は全身から、その曲のスタイル、構成、テンポ感を発していたのだ。
その本質を知らずに表面だけ真似すればひどいことになる。
そんな指揮者は大勢いる。
はっきり言って、私が今すぐ指揮者に転向しても、日本人指揮者の3分の2よりはましな指揮者になれる。

購入者の声
<フェスティバルA管の選定を依頼された方より>
昨日、クラリネットが届きました。
早速吹いてみたところ、今まで使っていたものよりも音がよく鳴り、響きも格段に違いました。
これからの練習がより楽しくなりそうです。
吹いた感じも非常によく、良い楽器を選んで頂けたなぁと思っております。
信頼出来る先生に、選んで頂けて本当によかったです。
ありがとうございました。

6月29日
23年ぶりの玉川上水。
芸大受験の時、国立の方の部屋を1ヶ月お借りして住んでいた。
モノレールができているという話は昔聞いたことがあるが、ここは一体どこ?
こんなマンション群あったっけ?
こんな広大な墓地あった?
こんな広大な墓地が23年の間にできるとは思えない。
きっと昔からあったのだが、昔は上から見るということがなかったのだ。
モノレールの駅ができて、視点が変わったのだ。
23年というのは長い月日である。
昔は田園風景の中、寂れたホームからそのまま道路に出ていた。
1時間に3本しか電車がなく、ホームでしばし呆然としていたものだが、今は随分便利になった。

私としては非常に珍しい出張レッスン。
音大を出られてとてもお上手な方である。
今はあまり吹いていないというのはもったいない。
ぜひ演奏も行っていただきたいと思った。
その方の楽器がエリート。
しかもB♭管が面白い!
A管と同じ長さ。
下管下の方に穴。
レジスターキーから下管の別の穴までキーが伸びていて、レジスターを押すと塞がる仕組み。
つまり低音が下がりにくくなっている。
ものすごい仕掛けである。
5年ほど前にクランポンで結構安く購入されたそうである。
5年前と言えば、アリニョン先生はすでにトスカの試作品を吹いていた。
レッスンしていて思ったのは、どちらもアリニョン先生の楽器だなということ。
目指す方向が似ていて、音色も共通点がある。
いずれもややドイツ管に近い音がする。
私なら放っておくが、低音が下がるのを何とかしようとキーをつける点も共通している。
見た目が非常に面白い。
まるでカンブリア紀の楽器のようだ。
楽器博物館に飾りたいぐらいであるが、もちろんいい楽器であり、独特のいい音が出る。

6時45分出発、7.5km。
強い疲労感があり、3日間休んだ。
疲労感はマラソンのせいとは言い切れない。
ここ数日リガチャーなどの発送で多忙を極めている。
寝るまで作業、起きてまた作業という感じ。
ワールドカップを見る暇もない。
さて、走ってみると足がやたらと強い。
上半身も高地トレーニングしたはずなのだが、なぜか足だけが強化されている。
普通に走っているつもりで1km4分10秒というのは記憶にない。
どうかしている。
おかげで上半身がきつい。
上下のバランスが悪い。
とにかくあの11.5kmかけて900m登るというレースが足を相当鍛えたということは間違いないようだ。
なかなかわざわざ出かけてトレーニングという訳にもいかないが、理想としては上り坂トレーニング、高地トレーニングもこれからは取り入れていきたい。

6月28日
午前中クランポンでトスカグリーンラインのA管を選定。
これは私の生徒で現在はプロとして活動しているIさん用の楽器である。
日程が合わなかったため、まず今月中頃にIさんがクランポンに行き、5本の中から2本を選定。
今日は私が付き添った。
5本から選べるとは何とも幸運な人である。
こんなことはめったにない。
私の時も3本だけであった。
そのうちの1本を吹いて驚いた。
私の楽器よりはるかに軽く、よく響く。
私が選んだ3本はどれもほとんど同じような感じだったが、これは明らかに違う。
自分のA管にはやや重さを感じている。
ただ、ここぞというところで吹き込んだ時の音の太さ、豊かさは私の楽器の方が上回っている。
どちらがいいか真剣に悩んだ。
どちらにもよさがあり、どちらを取るかはほとんど好みの問題である。
モーツァルトのクラリネット協奏曲などはIさんの楽器で軽く楽に吹きたいし、オーケストラでは太く存在感のある私の楽器を吹きたい。
迷うぐらいでよかった。
これがIさんの楽器の方が圧倒的にいいということになれば、今の楽器を売っての買い替えを検討しなければならないところであった。

トスカGLのたるも選定。
個体差はある。
やや鳴りが重いものもある。
よく響くものを選んだ。

帰りにヴーリッツァのバセットホルン用リードを買おうと思って石森に電話したら、3番は在庫がないとのこと。
Sさんによると3半では厚すぎるとのこと。
私も昨日ケースに入っている3番を吹いたのだが、丁度よかった。
私のB♭管用の青箱3半では厚すぎる。
また、腰の厚いV12系統の方がいいようだ。
悩んだ末池袋のヤマハでV12の3番を購入。
帰って試したところ、ぴったりである。
今回はこれでいこう。

ヴーリッツァのバセットホルンの音程は大変である。
mfで442Hzに合せてピアノを吹くと、450Hzぐらいになる。
音によっても音程がかなり違う。
特に中音域がひどい。
ピアノでピッチを合せようとすると、使用不可能な音色になる。
何年ぶりかでチューニングメーターを出して計りながら練習した。
普段は狂うことがあまりないので必要ないのである。
まるで別の楽器を始めたかのよう錯覚に襲われた。
その後自分のトスカを練習すると何ともやりやすく完璧な楽器である。
普通に吹けば大体ピッチは合っているし、ピアノとフォルテでそれほど音程は変わらない。
しかもトスカはヴーリッツァと音色に共通点がある。
そうか、エスクラも、バスクラも、バセットホルンも、全てトスカが発売されれば全ての問題は解決するのだ。
そうすれば、音色もよく、普通に吹いても問題がない。

肩甲骨を意識したウォーキングをやってみた。
確かに背筋が伸び、非常に速く歩ける。
しかもランニングにも役立つ。
そして通勤など普段歩いている時にトレーニングできる。
これはいい!

購入者の声
<トスカグリーンライン、B♭クラリネット用66mmをご購入の方より(私の使用していたフェスティバルB♭管、A管をご購入頂いた方です。)>
時間があまり無かったため、まずはR-13で試したのですが、標準のたるとは雲泥の差です。
標準のたるも悪いものではないと思っていたのですが、トスカは何の引っ掛かりもなくスッと息が入る感じです。
音がふくよかに、まろやかになり、グリーンラインという素材の特性もあるのでしょうか、楽器の鳴るポイントがより広範囲になるような感じです。
グラナディラのトスカたると比較しないといけないのでしょうが、グリーンラインという素材からは、「木」よりも上質な響きが生まれるのかも知れません。
確かにこれを体験してしまうと元のたるに戻すのは、もはやナンセンスですね。
試しに元たるに一旦戻して吹いてみたのですが、息の抜けに不自然な抵抗を感じましたし、息が必要な割には音がやせ細ってしまって、トスカと比較すると明らかに貧弱な音質になってしまいました。
周りの仲間にもその差が明確に感じられたようで、元たるは、お蔵入り決定です……
それから、今回のたるモンタージュの過程で分かったのは、高尾さんからお譲りいただいたフェスティバルに付いていたたる(メーニッヒ・サトテクノ)が相当良いものだということです。
これも付け替えて試してみたところ、トスカと同じくらい良い音です。
狭い練習場でしたので、違いを感じるのは難しかったですが、トスカよりわずかに抵抗がある感じでした。(悪い感覚ではなくて、体調やその時の好み次第といった感じです。)
トスカは66ミリ、メーニッヒは65ミリですので、ピッチ対策も兼ねて両方ケースに入れて持ち運ぶことにしました。
次は、フェスティバル+広い練習場で試して、トスカたるの効果をさらに実感してみたいと思っています。
今回は、貴重なものをお譲りいただきまして、ありがとうございました。

6月27日
午前中サトテクノでフェスティバルのA管を選定。
6本中3本納得できるものがあったので、レベルは高いと思う。

渋谷に移動。
午後はアクタスでマウスピース選定。
今日はM30、M30プロファイル、B40、そしてエスクラのB44。
2時間以上かかった。
たくさんのマウスピースを吹くのは大変だ。

Sさん宅にバセットホルンをお借りしに伺う。
ヴーリッツァの楽器である。
この楽器は難しい。
指の間隔が離れているところがあり、ずれやすい。
ずれるとリードミスになる。
クランポンなら何ということなく最初から普通に吹けるのだが。
それに音程がコントロールしにくい。
これもクランポンなら何の問題もない。
低いミの音から下のキーが、全て右手親指のところについている。
これではこの辺りで動くメロディは演奏不可能である。
クランポンなら、左右の小指と右手親指にキーが分散しているので、この音域にメロディがあっても対応できる。
しかし確かにいい音がする。
クランポンは、アルトクラリネットはEs管、バセットホルンはF管というだけである。
それに対して、バセットホルン特有の何ともいい音色が出る。
シビアな曲だとクランポンを使いたくなるが、今回はそれほど難しくもないし、この楽器に慣れてみよう。

6月26日
まだうきうきとした余韻が残っている。
こんなに楽しいランニング大会は初めてだ。
今日は雨。
本当に運がよかった。
富士山も眺めがあれば印象は全く違っただろう。
高地でのランニングは病みつきになりそうだ。

今日からエロイカの練習。
今日の練習がやたらとパワフルだったのは、ベートーヴェンのせいか、それとも昨日一昨日の高地トレーニングのせいか。
ピアノの弦が最もよく切れるのはベートーヴェンを弾いている時だそうだ。
分かるような気がする。
特にこの交響曲第3番は精神力がみなぎっていて、つい吹きすぎてしまう。
以前それでリードを壊したことがあった。

購入者の声
<ヴーリッツァ用金メッキとピンクゴールドをご購入の方より>
昨年、ヴーリッツァ・リフォームドベームのマウスピース(ソプラノB/A)用にリガチャー(ピンクゴールド・金)を作っていただきました。
その後、発音のしやすさと音の伸びのよさに、このリガチャーの虜になってしまい、他のリガチャーの使用は考えられません。
一般的には「紐」が良いと言われていますが、リードをしめつけない点では、「紐」以上の効果があるように感じております。

クラリネットQ&A
<質問>
僕は中学3年生でクラリネットを2年ほど練習していますが、タンギングが全然できません。
舌がうまく回らず、tututu・・と練習していますが一向にスピードがあがりません。
どのようにしたらうまくできるのか練習方法を教えてください。
<答え>
まず、リードのどこに舌のどこが接しているか確認してください。
リードの先端近くに舌の先端がつくのが理想と言われていますが、人によって口の形や舌の長さは異なりますので、上記の理想形をイメージしつつ自分なりの上手く行くポイントを探してください。
舌の真ん中がリードにつく人がいますが、これはやめた方がいいでしょう。
タンキングが遅くなってしまいます。
あくまでも先端がリードに触れるようにしましょう。

次にタンキングを速くする練習法をお教えしましょう。
これはギイ・ドゥプリュ先生に教わった方法です。
タタとタンキングを2回します。
その時、最初のタンキングは強く、2番目はできるだけ1番目の直後に
なるようにします。
タタ タタ タタ タタ と何度も繰り返します。
十分に速くできるようになったら、次は3つ。
タタタ タタタ タタタ タタタ 
4つ、5つと数を増やしていきます。
この練習を毎日やってみてください。
きっとタンキングが速くなるはずです。

6月25日
先ほど埼玉の自宅に帰りました。
レースより重い荷物を背負っての移動の方が疲れたような気がします。

「乗鞍天空マラソン」のページを新設しました。
「旅行記・写真館」から行けます。
何となく観光気分だったので、ランニングのところではなくこちらにしました。
ぜひご覧になってください。

6月24日
やってきました乗鞍高原!

向こうに見えるのが乗鞍岳。
明日はあの山頂よりも少し下のところまで行く。
一体どうなることやら。
標高1600m。
ここでは息苦しさはあまりない。
梅雨なのに何とも都合よく晴れてくれたものだ。
予報はすっかり外れた。
むしろ紫外線が強くて大変なぐらいである。


千葉真子選手のランニング教室。
牛糞があちこちにある大自然の中で、お話、ストレッチ、体操、最後に軽くランニング。
ランニングはアップダウンのある不整地。
こういうトレーニングもたまにはいい。
高地なのでゆっくり走るだけでもトレーニングになるようだ。
千葉選手がランニング中話しかけてきた。
100人近い人がいるというのに、一人一人に話しかけるその姿勢はすばらしい。
長野マラソンを一緒に走った話などをする。
「ランナー体型ですね。」と褒めてもらった。

6月23日
午前中音教。
雨のためJRに遅れ。
山陽本線が7分、可部線は16分。
雨が降ったから遅れるってすごいね、JR西日本。
事務局に電話。
高取駅までタクシーを呼んでもらう。
遅れたのは私だけ。
ほとんどの人は車、電車は数人である。
車で遅れたら自己責任だが、もらった日程表に従って公共交通機関を使っての移動だから、自分に責任はない。
これは電車での移動の大きなメリットである。

新幹線で移動。
明日はいよいよ楽しみにしていた千葉真子選手のランニング教室。
走るところがなかなかいいらしい。
そしてあさっては乗鞍天空マラソン。
絶景を楽しもう。

6月22日
せっかくの休みというのに朝から晩までリガチャー製作。
疲労困憊。
今日中にメッキ屋さんに出そうと思っていたが、どうしても今日中に郵便局にも行かなければならず4時過ぎタイムアウト。
諦めて夕食後また製作。
今日は一日中雨。
時折テレビの音が聴こえにくくなるほど激しく降る。
郵便局などの用事で4時過ぎに家を出る。
リガチャー製作から逃れ外に出ると、まるで強制収容所から開放されたかのような気分になる。
この季節の雨はなかなかいい。
晴れると紫外線が強すぎて対応に苦慮する。
日焼けを心配することもなく、涼しく、湿度もあり快適である。

ルヴェルのファンタジーをここ数日さらっている。
十数年前に演奏したことがあるが、この曲は非常によく覚えている。
そのためさらっていてとても簡単に思える。
幻想的な味わいの名曲だと思う。
また機会があったら演奏したい。

6月21日
パソコンが遅くてイライラする原因のほとんどは、ノートン・インターネット・セキュリティにあるような気がする。
これだけ機能が充実していると使わざるを得ないが、重すぎる。
バックグラウンドで動いているつもりでも、表で何もできない。

B♭管のたるとA管のたるは、微妙に内径が違うそうです。

サッカー用に、引っ張るといくらでも伸びるシャツはいかが?

午前中音教。
Iさんご夫妻の家から徒歩数分の小学校。
2年生の息子さんが聴いていたはずである。
楽器紹介でソロを吹いたが、染みとおるようなトスカの音色は何とも魅力的である。
騒がしい学校ではあったが、最後の校歌はものすごい声量で元気をもらった。

先日ご紹介したヤマハで購入したマウスピースを掃除するための棒は駄目であった。
毛が中に残るのである。
また、通すのではないので先端付近に汚れが残りやすい。
スワブを通すか通さないか。
もし通さない場合は、時々水で汚れを流してやりたい。

さて、乗鞍天空マラソンが近づいてきた。
前日の千葉真子選手によるランニング教室にも参加する。
標高1800mから2700mまで登って降りてくる。
標高差900m!
しかも標高が高く空気が薄い。
標高差900mって大山の登山口から山頂までと同じじゃない!
大山はきつかった。
それよりもずっと高いところを、しかも走る。
大丈夫だろうか。
とにかく、歩いてもいいから制限時間の4時間以内に完走したい。
一体自分がどんな状態になるのか予想がつかない。
できれば絶景と言われている景色を楽しみたい。
今回は自然保護のため、通常のマラソンで許されている紙コップのポイ捨てが禁止されている。
そのために給水時には立ち止まらなければならないかも知れない。
しかし、もしそれ以外の時間、どんなにゆっくりでも走り続けてゴールできたら自分に拍手喝采しよう。
天気はあまりよくないようだ。
できれば小雨程度であってくれると助かる。

午後7時30分出発、5km。
1km4分40,41,33,36,22秒。
2kmからの4分33秒がベストかと思ったら、最後がさらに速くなった。
ここ数日5kmしか走っていないので、足が元気よすぎる。
ただ、いくらたった5kmとはいえ、このペースは疲労回復期には速すぎるような気がしないでもない。
明日は多分雨で走れない。
丁度いい休みになるだろう。

6月20日
トスカのたるですが、短い時間で3名の方より購入希望のメールを頂きました。
すみませんが先着順ということでご了承ください。
ただ、定価は26250円ですが、私が購入すると2万円に近いぐらいまで安くなりますので、もしご希望の方いらしたらご相談ください。
28日にクランポンに行く予定があります。
これから在庫があるかどうか確認してみます。

在庫についてクランポンに問い合わせたところ、B♭管用65mm、67mm、A管用65mmの在庫があり、66mmは在庫切れとのことです。
私にはB♭管用とA管用は同じにしか見えませんが、違いがあるかどうかについては現在問い合わせ中です。
どちらも両方に使えると思います。

5時半起床。
新幹線で広島に移動し、午後音教のリハーサル。

午後7時25分出発、5km。
寝不足、移動による疲労などで体調はあまりよくない。
それでも2km走ったら体がほぐれ、その後徐々に加速。
3kmから1km4分30秒。
距離を抑えていることで足の疲労は確実に取れている。
それで足が大きなストライドで速く走りたがるのだが、そうすると上半身がきついと訴える。
頭は両方の間を取る。
その後も1km4分30秒台。

クラリネットQ&A
<質問>
“新しいマウスピースを楽器と一緒に入れておくと、キイの銀メッキが変色する”とは知っていたのですが、うっかり一緒にしまっていて、先日楽器を見たら、一部メッキが茶色?っぽく変色していました。
比較的新しい楽器でもあり、とてもショックでした。
この変色はキイを取り替えなければなおりませんか?
また、音色等に支障はありますか?
<答え>
銀磨き(silver polish)をつけて布で擦ると多少の変色は落ちます。
多少の変色ぐらいではそれほど音色には影響ありませんが、キーが全体的に黒くなるような変色では響きが落ちると言われています。

6月19日
先日の定期演奏会にご来場頂いた方よりメールをいただきました。
喜んでいただけてとてもうれしいです。
またのご来場をお待ちしております。

「エニグマはCDは持っていますが、私にとっては正直あまり印象に残らない曲でした。
やっぱりCDは音のカンヅメなんですね、ホールで生演奏を聴いてみると、こんなにもしっとりとした名曲なのかと感動しました。
なんとなく、梅雨時期にマッチしていると感じました。
私の座った席は木管は見えない席でしたが、沸き立つような高尾さんの音にしびれました。
見えなくとも、木管ではなくチェロのあたりに息の柱が立っているかのような、圧倒的な存在感でした。
座った席こそ前の方ではありましたが、こういう音こそが、きっとホールの隅々まで響く音なんだろうなあと感じ入りました。
今まで何度か広響を聞かせていただきましたが、私の中ではもっとも感動的な一夜になりました。
貴重な音楽体験をありがとうございました。」

トスカにしてからどこに行っても大好評。
昨日もまるで雑草しか食べたことのない野うさぎが初めて人参を食べたかのような狂喜乱舞ぶりでどう対応しようかと思ったほどであった。
しかもみんな私の実力と思ってくれるところがすばらしい。
トスカ様々である。

トスカのたるの値段をクランポンに問い合わせたところ、26250円だそうだ。
どなたか2万円で欲しい方いらっしゃいますか?
B♭管用66mm(グリーンライン)です。
びっくりするほどよく鳴ります。

午後7時15分出発、5km。
1km4分40秒台〜50秒台。
レース6日前。
昨日一昨日は用事のため走れなかった。
今日からは力を維持しつつ疲労を回復する調整期である。
本当に気持ちがいいのは5kmからなので物足りないが仕方がない。
かなり暑くなってきた。
今日も汗だくである。
これからは、タイムは落ち、8km走るのが精一杯という季節になる。
実力をつけることはできない時期だが、一日に一度いい汗をかくというのは気持ちのいいことだ。

6月18日
もう深夜1時半なので手短に。
遠くで飲んでいたので、11時前に出たにも関わらず帰ったら1時過ぎ。
木管8人全員が自然に集まって飲むとは何と仲のいい団体なのだろう。
ギャラは安くても、東京にはこういう桃源郷がいくつもある。
非常に美味しい中華であった。
特に地鶏の薬膳っぽいスープや豚足の煮込みは絶品であった。

6月17日
東京に移動し夜まで用事。
久しぶりにお会いする皆さんの何とも人柄のいいこと!
歓迎してくださってとてもうれしいです。

昨日ご来場頂いたお客様よりメールを頂きました。
演奏家としてこれ以上はないというほどの文章を頂き、非常にうれしいです。
ありがとうございます。
またのご来場お待ちしております。

「昨日の定期演奏会、聴きに行かせていただきました。
エニグマのソロ、本当に素晴らしかったです!!
透き通るような美しい音色で、「うっとり」というより、あまりの美しさが衝撃的で一人心拍数が高くなっておりました。本当に感動しました。
胸に響く演奏ってこれなんだなぁ、と改めて感じました。
いつも素敵な演奏ありがとうございます。
あまりに感動したもので、メールを送らせていただきました。
また機会を作って聴きに行かせていただきますね。」

6月16日
知人に紹介してもらった焼き物マウスピース
http://tsm-clarinet.hp.infoseek.co.jp/INAX1.html
面白そうではあるが、マウスピースは形が重要。
まず気に入った形を探し、同じ形のマウスピース多数の中から選ばなければ納得できない。
ただ、現在の素材は、銀を腐食させる、削れやすく1〜2年で交換しなければならない消耗品である等の欠点があり、それが解消されるのはうれしい。

定期演奏会本番。
エルガーのエニグマ変奏曲第13曲。
これはクラリネット奏者にとっては相当おいしい。
汗をかかず、緊張もせずに多くの人に絶賛されるパッセージはそう多くない。
クラリネットは無音までのデクレッシェンドや無音からのクレッシェンドができる。
つまり極限のピアニシモを演奏することができる楽器なのである。
エルガーはそれを完全に狙っている。
チェロの半分が薄くフラジオで音を伸ばす。
そこにpppのヴィオラとスネアドラムの撥でロールするティンパニー。
そこに、書かれてあるとおりpppでソロを吹く。
これは特に限界のピアニシモではない。
もっと小さい音はいくらでも出るが、聴こえなくては仕方がない。
2000人収容のホールの2階席いちばん奥に座っているお客さんにまで聴こえる、しかし意識を集中すれば聴こえるがしなければ聴こえないぎりぎりのところを狙って演奏するのだ。
リハーサルと特に違って演奏している訳ではない。
しかし本番で、大ホールで千数百人のお客さんを前に演奏すると感動がまるで違う。
そこにはお客さんが入った時にしかない特別な緊張感がある。
何しろ2000人近い人がしーんと静まり返っているのだ。
そんなことは普通ない。
これはCDでは再現できない、生演奏でしか経験できない感動である。
トスカはフォルテの鳴りのよさが目立つが、実はピアニシモの得意な楽器である。
何とも楽にピアニシモを演奏できるし、その音はほとんど純粋に響きだけなので、小さい音でも大ホールの向こうまで響いてくれる。
オーボエの下で一緒に十六分音符を演奏する個所は、この純粋に響きだけであるという特色が、何とも楽に音が溶け、他の楽器の支えになることができるという利点となった。
ここも吹いていて気持ちよかった。

走りたい!走りたい!走りたい!
帰りの電車で欲求が込み上げてきた。
よし!じゃあ走るか!
わくわくしてきた。
午後10時5分出発、8km。
時間が遅いので距離は短く、その分やや速く。
行きは1km4分30秒台、帰りは5分0秒台。
強い東風でタイムが行きと帰りでまるで違う。
ベストは4kmからの4分29秒。
レースのためでもなく、演奏のためでもなく、健康のためでもない。
ただ走りたいから走る。
こういう欲求が高まった時のランニングというのは非常に気持ちい。
うーん、快感!

6月15日
リハーサル3日目、明日本番。

昼集会。
この景気のいいご時勢にボーナスの大幅カット。
しかもその理由がぴぽーぽぺいぺいぴぽぷぴぽーぴぽぱぱぱぱぽぱぱぱぽーぴぽーぽぱい。
大体満額でも大手企業に比べたら数分の一。
ひどいものだ。

虫虫虫虫。
蟹って虫?
蜘蛛は虫?
ランニング中無数の小さい虫が顔に当たる。
あれだけたくさんいる燕もコウモリも数がまるで足りないようだ。
なぜか大きく開けた口には入ってこないが、それよりも小さい鼻の穴に時々入ってきて困る。
巨大な虫が首に追突し痛い。
家に帰ると背中に違和感。
シャツを脱ぐと、そこにも虫。

午後7時20分出発、11km。
疲労、過労、寝不足。
足にも疲れがあり調子は悪い。
まあゆっくり楽しく走ろう。
1km4分52秒から5分8秒。
向かい風の時は5分8秒、追い風になると4分52秒。
同じように走っているのに風向きで1kmあたり16秒も違う。
昨日一昨日は9kmから失速した。
今日はこのままいけるといいなと思っていたら、なぜか7km後半から調子が上がってきた。
9kmから4分39秒。
気楽に楽しく走って、最後にベストタイム。
これはうれしい。
楽に走ってスピードがあると、走っていて非常に楽しい。
やっぱり趣味なのだから、日々のランニングが楽しいのがいちばんである。

6月14日
下記の招待券は行き先が決まってしまいました。
また機会がありましたら企画しますので、次回をお楽しみに。

読者プレゼント
下記の広島交響楽団定期演奏会招待券を1枚差し上げます。
早い者勝ちです。
ご希望の方はご連絡ください。

6月16日金曜日午後6時45分開演
厚生年金会館
モーツァルト アイネ・クライネ・ナハトムジーク全曲
        オーボエ協奏曲
エルガー エニグマ変奏曲
指揮:ヘンリク・シェーファー
オーボエ:古部賢一

「うまいものを知るには、まずいものを食え。」
確かにそうだが、人生で食事できる回数には限りがある。
できるだけいつも美味しいものを食べたい。
しかし新しい店を開拓しなければ幅が狭まる。
知らない店に入ればはずれのこともある。
今日は普段行かない広島駅前の福屋11階に行ってみた。
最近揚げ物は食べないようにしている。
和幸と天麩羅屋は除外。
他はあまりぱっとしない。
仕方がないので中華に入り、ランチを注文。
まずい!
これほどまずい中華は記憶にない。
メインの鶏肉と野菜の炒め物。
胡椒がバサバサと雑に入っているのが感じられるのみ。
他に何の味付けがあるのだ?
味は場所によってついていたりついていなかったり。
玉葱などの野菜には、中華料理特有の強い火力によって歯ごたえを残しながら芯まで甘みがあるという味には程遠い。
油はべとべとして気持ち悪い。
スープも胡椒の味しかしない。
最悪である。
福屋もこんな眺めのいい場所にこういうレベルの店を入れるというのは考え直した方がいい。

やっぱりブラジルは凄い。
ロナウジーニョ。
3人に囲まれても平気でボールをキープできる選手は見たことがない。
ボールコントロールは素晴らしいとしか言いようがないし、タックルされても平気で立っている。
ロベルト・カルロスのロングシュートに唖然。
あの位置から、あの強さ、あの正確さ。
体に電流が走った。
またその運動量の多いこと!相手ゴール近くで攻撃していたかと思うと、気が付くと自陣ゴール前で守備をしている。
カカの冷静で正確なシュートもすばらしかった。
アドリアーノがドリブルしながら相手と服の引っ張り合い。
猛スピードで突進する巨体。
それが猛烈な力で相手を引きずり倒す。
これK1だったっけ?
まるで格闘技を見ているようだ。
倒された相手10番は、その後さらに別の選手にもファールされ、ノックアウト。
武器を持たない戦争だ。
ところでロナウドは何をしてるの?
これほどチンタラと突っ立っている選手は他に見たことがない。
まるで冴えないように見えるが。

午後6時50分出発、11km。
蓄積疲労で調子はあまりよくないが、今日はどうしても走らなければならない。
明日は雨で走れない可能性が高い。
あさっては定期演奏会本番でお休みする予定。
それとも帰ってから走るか?
しあさっては午前中移動、午後から夜まで用事。
レース前のトレーニングを積み重ねるべき時期に何日も走れないのは辛い。
1km4分52秒から5分8秒でゆっくり走る。
疲れた状態で走るトレーニングも必要だ。

6月13日
定期演奏会リハーサル初日。
曲はエルガー作曲エニグマ変奏曲。
情感に溢れる名曲である。
指揮はヘンリク・シェーファー。
前回はブルックナー、今回はエルガー。
彼は自分をよく知っている。
好きな曲と得意な曲が一致しているとも言える。
細かく振らず、大きくうねるように音楽を作る。
彼の個性はまさにこの曲にぴったりだ。
3つに振ればもっと安心できるであろうところを1つで振ったりしてオーケストラにやや不安感があるが、明日あさってで慣れるだろう。

管楽器は午前中でリハーサルが終わり、昼食はマリオでゆったりと。
平和公園に向けて開かれた窓側の席で、料理と景色、会話を楽しんだ。

ナイキに先日送ったサングラスがどうなったか聞きに行くと、何と修理されて返ってきていた。
暑いし眩しいし、時間がかかるようならもう一つ買おうかと思っていたので助かった。
今回は保障期間を2ヶ月ほど過ぎているのに無料で修理してくれた。
気前がいいのか、それとも前回強く文句を言ったのであまり怒らせないようにという配慮か。

広島の自宅でこれまで同様湯冷ましを作って飲んだらまずい!
人間一度いいものを知ると元に戻れなくなる。
デオデオでアルカリイオン整水器を見る。
やはりクリンスイの浄水能力は他のメーカーとはまるで違う。
ただ在庫がなく、取り寄せるのに10日ほどかかるとのこと。

練習場のあるアステールプラザのエレベーターは何とシンドラー社製であった。
恐ろしい。

http://www.apple.com/jp/ipod/nike/
知り合いに教えてもらったのだけど、これはすごい。
私は音楽を聴きながら走る気はないが、聴きながら走りたい人は即買いでしょう。

http://item.rakuten.co.jp/ida-online/010-37505-00/
私はこっちがいい。
ただし、現在私が走るコースは、東京も広島も距離表示があるのでこれを買うのは贅沢である。

岩城宏之さんが亡くなった。
岩城さんとは何度も共演した。
15年ほど前、東京交響楽団でのアンネの日記。
朗読は薬師丸ひろ子。
あまりスコアを読んできていなかったようだ。
私は4連符、ファゴットは5連符、合っていないと言われても合いようがない。
それをファゴットの方に指摘されると黙った。
同じく東京交響楽団で題名のない音楽会。
黛さんもご健在であった。
弟子を2人連れてきて指揮法のレッスン。
1人は日本人で榊原さん。
新日を辞めて指揮の勉強をしていた頃のことである。
もう1人はオランダ人だったか。
曲はティルオイレンシュピーゲルの愉快ないたずら。
榊原さんは分かるが面白くない。
オランダ人は面白いがまるで分からない。
2人に指導し、最後に岩木さんがお手本。
何をやっているのかよく分からず、オーケストラは崩壊して止まった。
岩木さん、「38から!」
いや、場所は分かってるんだよ。
当然ここは番組ではカットされた。
広響にも何度も来た。
ショスタコーヴィチの交響曲第5番でのインテンポを貫く音楽には独特の清らかさがあった。
問題発言も多い。
そもそも指揮者になった理由は、指揮者にあれこれ言われるのが嫌でたまらなかったからだそうな。
そんなに言われて嫌だったのなら人が嫌がるようなことを言わなければいいのに、指揮者になってからは言いたい放題。
新日フィルでもそうだったが、わざと楽員を怒らせて、そのエネルギーを利用しようという手法は褒められたものではない。
アンサンブル金沢では強権を振るい、楽員と何度も衝突した。
それほど評価もしていないし、好きな人でもない。
しかしそれでも、何度も共演している人の死は内臓にずっしりと来る。
エルガーのエニグマ変奏曲をBGMに、重たい悲しみが上から覆いかぶさってくる。
去年の大晦日、よくベートーヴェンの交響曲全曲演奏をしたものだ。
命を振り絞っての演奏だったのだろう。
73歳、だが何度も手術を行い、80代のように見えた。
指揮者というのは現役で亡くなるから衝撃が大きい。
演奏家なら引退してしばらくし、忘れられてからの死になることの方が多い。
そしてどの指揮者も、死の直前まで指揮をしている。
石丸寛さんがそうだった。
広響に来た数ヵ月後になくなった。
ひどい咳をしていた。
数年前に定年退職された向井さんが、「どうしたんですか?」
石丸さん、「私、癌なんです。」
あの時その事実を知らなかったというのもすごいし、迷いなく質問できるというのが向井さんらしい。
山本直純さんの徐々に痩せ細っていく姿も見ていて辛かった。
人は必ず歳を取り、死ぬ。
それが分かって生きている人間とは一体何なのだろう。
私はずっとそのことを考えながら生きている。

午後7時45分出発、11km。
1km4分52秒から5分3秒でゆっくり楽しく気持ちよく。
速く行きたがる足をなだめながら走る。
それでも9kmからは徐々に減速。
持久力はもう一つ。
LSDやってないしなあ。
分かっちゃいるんだけど。

6月12日
広島に移動。
広島は蒸し暑い。
自宅の二階は33度。

大きな地震があったようだ。
電車のダイヤが乱れていた。
自宅ではビデオテープが倒れている程度で大したことはない。
数年前の地震の時はオーブントースターが下に落ちていたから、それに比べれば揺れは小さいと言える。

練習。
昨日できたことが今日はできない。
これは移動による疲労が原因だ。
東京広島間の移動は、精神的にも肉体的にもかなり疲労する。

演奏には極度に高い集中力を要求される。
故にちょっとした条件の違いが演奏に影響する。
ここで、演奏を左右する主な要因について書いてみる。
<気温>
気温が低いと指の動きが鈍くなる。
それがミスにつながる。
管楽器はピッチが下がり、弦楽器はピッチが上がる。
木管楽器は管体が割れる恐れがあり、弦楽器では弦が切れる恐れがある。
金管楽器は唇の調子が悪くなり、音を外しやすくなる。
気温が上がると、管楽器はピッチが上がり、弦楽器は下がる。
高い気温は楽器に悪影響を及ぼす。
管楽器では汗によってキーや管体が錆びやすくなる。
汗によって指が滑りやすくなり、ミスの危険性が高まる。
弦楽器は表面のニスが溶ける。
ドイツのオーケストラには温度規定があり、一定温度以下では演奏は中止される。
日本のオーケストラも、当然温度規定を作るべきである。
<湿度>
日本はヨーロッパに比べて湿度が高い。
本来オーケストラで使われる楽器はヨーロッパの気温と湿度を想定して作られている。
湿度が高いと、弦楽器の鳴りが悪くなる。
夏の蒸し暑い体育館では、弦楽器の音量は半分ぐらいになる。
木管楽器ではリードの鳴りが悪くなる。
全体的に楽器は錆びやすくなる。
本来オーケストラというのは温度と湿度をコントロールできるホールで演奏するものである。
温度も湿度もコントロールできないような場所で演奏するようなものではない。
ついでに言うと、会社というのは仕事に必要なものは支給し、給料を支払う組織のことを言う。
ところが日本では、ほとんどのオーケストラで楽器は自分で購入しなければならない。
厳密に言うと、こういう組織を会社とは言わないし、そこで支払われるものを給料とは言わない。
楽器は管楽器でもフルート、ファゴットなどは数百万円するし、弦楽器ではそれ以上である。
会社が利益を上げるために必要不可欠なものを自腹で購入させておいて、条件の悪いところでの使用を強要するなど言語道断である。
<気圧>
気圧が高いとリードは薄く感じ、低いと厚く感じる。
山の中の学校で演奏すると、昨日まで丁度良かったはずのリードがやたらと重く演奏が苦しくなることがある。
リード楽器は気圧の変化に弱いのである。
気圧の変化に対応するためには、高い場所での演奏には10日前ぐらいから現地に入り、そこでリードを作り育てるという作業が本来必要である。
日常でも、天気がいい日はリードは薄く軽くなり、天気が悪いとリードは厚く重たくなる。
これには何種類かリードを用意し、最終的にはリードに自分を合わせるしかない。
<明るさ>
楽譜が暗いと、音符が読みにくくなる。
それがミスの原因になる。
しかしそれだけではない。
楽譜が暗いと、意識が覚醒しにくくなるのである。
試しにわざと暗いところで難しい計算問題を長時間やってみればこれがどういうことかよく分かるだろう。
<疲労>
疲労は演奏にもろに影響する。
既存のオーケストラには業務規定があり、常にいい演奏をするために疲労しすぎないよう様々な取り決めがなされている。
それは例えば、リハーサル時間、移動時間、ゲネプロ時間、本番時間などである。
<指揮>
分からないように指揮されてずれたらオーケストラのせいではたまらない。
だからオーケストラの団員は、指揮者に対して辛口であることが多い。

午後8時10分出発、8km。
移動、練習で出発時間が遅いため、今日は8km。
練習には移動の疲れが出たが、ランニングは2日間休んで疲労が取れ、トレーニング効果はしっかりと残っていて最高の状態。
逆に走ることで移動による疲労が吹き飛んだ。
ゆっくり走るつもりだったが、足が勝手に先に行き、1km4分40秒台。
4kmから1kmダッシュ3分48秒。
自己記録を1秒更新。

クラリネットQ&A
<質問>
R13を購入しようと思うのですが、通常の物とグリーンラインとどちらがいいでしょうか?
<答え>
先日R13のグリーンラインを試奏しましたが、もう一つという感じでした。
トスカがグリーンライン用に設計されているのに対して、R13は材質をグリーンラインに置き換えただけなのでトスカほどグリーンラインのよさが出ていない感じがします。
やや鳴りにくい、重たい感じがします。
割れが心配な場合はグリーンラインの方がいいと思いますが、そうでなければ、吹いてみていいと思った方でいいと思います。

6月11日
え?明日が移動日?本当?
休みもあっという間。
音楽家の場合、休みは休みのようで休みではない。
次の仕事の準備に一日の大半を費やしているのだから、これは働いている状態である。
税務署の人はこれを理解できないようだが、準備しないでオーケストラで演奏できるかどうか一度やってみれば分かるだろう。

読者の方より、パソコン間のデータ転送方法について詳しく解説したメールをいただきました。
ありがとうございます。
とりあえず、デジカメで転送できないか試してみて、それで駄目ならLANを構築してみようと思います。

ソニーのデジカメでデータ転送。
まず古いデスクトップパソコンにドライバをインストール。
それからUSBで接続。
このデジカメは2年ほど前、今使用しているノートパソコンと同時期に購入したP100という製品だが、当時としてはかなり奮発して1GBのメモリースティックを入れてある。
動画をきれいに長い時間撮りたいという目的のためである。
当時、この1GBのメモリースティックの方が本体よりも高かった。
最近では2GBも出ているし、値段もかなり安くなっている。
さて、古いパソコンのマイドキュメントに340MBほどのデータがある。
当然USB1.1のため遅い。
1時間ぐらいかかっただろうか。
ノートパソコンはソニー製なので、メモリースティックを直接差し込む。
こちらは高速転送できる。
メモリースティックからノートパソコンへのデータ転送はたったの5分。
ものすごいスピード差である。
これをCD−Rに焼き、頂いたデスクトップパソコンに移す。
何とかここまではできた。
後はメールなど。
パソコンの引越しは大変だ。

雨のため残念ながらランニングはお休み。
どうも体に疲労感がある。
いい休養になったかも知れない。

6月10日
池袋で昼食。
先日非常に美味しく、しかもデザート盛り合わせが食べきれないほどの量だったレストランに行くと、表で10人ほど並んでいる。
諦めて隣の似たようなお店へ。
こちらも混んでいる。
しかし残念ながら料理は全く気に入らない。
味がないのだ。
子羊を煮込んだ料理は、肉に本来の旨味はまるでなく、味付けもない。
前菜もいまいち。
今日は外れ。
まあいろいろと試してみないと分からない。

一昨日のつばめグリルは美味しかった。
ラム肉のロースト。
非常に歯ごたえがあり、お年寄りや子供には無理。
しかし肉本来の旨味が凝縮されており、それを引き出すような見事な味付けであった。

埼玉の自宅のデスクトップパソコンは末期症状。
地震でもないのに画面は大揺れ。
カーソルは時々消滅する。
早く頂いたパソコンにデータを移したいのだが、時間がない。
インターネット上のブリーフケースにデータを一旦移し、そこから新しいパソコンに入れようと思ったのだが、フォルダ単位ではなくファイル単位で移動しなければならない。
これではファイル数が多すぎて無理だ。
そこで今日はCD−RWを購入しようとビックカメラパソコン館へ。
以前はよくパソコン雑誌を読んでいたが、最近はランニングなど他の趣味が増えあまり読んでいない。
そのため世の中の移り変わりが非常に早く感じる。
CD−RWなど置いていないのだ。
スペースのほとんどはマルチDVD。
しかも高速で、値段は1万円から。
浦島太郎になった気分である。
さて、どれにしようか店員に相談すると、何とウィンドウズ98SEにはどれも対応しているが、ウィンドウズ98に対応している機種は一つもないとのこと。
ショック!
データをどうやって移せばいいのだろう。

今日は全身に疲労感があるためランニングはお休み。
もう少しゆっくり走らないと、体への負担が大きすぎる。

6月9日
午後6時50分出発、11km。
この時間はさすがにこちらでもまだ明るい。
1km5分0秒台、時々4分50秒台。
終盤1km4分40秒台までなぜかペースが上がり、その後は再び5分0秒台。
体は疲労が蓄積してきたようだ。
シャワーを浴び終えてもまだ息が切れているというのは記憶にない。
11kmというのはいいのだが、ペースが速すぎる。
明日はLSDペースで疲労を回復すべきかも知れない。

トスカグリーンラインのたるをご購入頂いた方よりご感想を頂きました。
こう感じてくださるとうれしいなという期待通りのご感想で非常にうれしいです。
「トスカのグリーンラインのタル届きました。
「素晴らしいタル」です。
考えていた以上です。
まずA管(R13)で吹いた感じは、Bb管で吹いたような軽さと圧倒的な鳴りに驚きました。
ppでも音がやせません。
自分の音ではないような感じがしました。
その後Bb管(プレスティージュ)で吹きました。
やはり鳴ります。
元タルのように息を入れると鳴りすぎます。
すごい・・・これがトスカか・・・
元のタルに戻して比較しましたが、元タルは落ち着いた感じ、トスカのタルは明るくクリアな音だと感じました。
80%程度の息圧で元タルと同じくらいの音量でしょうか。
もう元タルには戻れません。
トスカ楽器本体にも興味が高まりました。
今回は貴重な物を譲って頂き有難うございます。
大切に使わせて頂きます。」

購入者の声
<M30トラディショナルを2個ご購入の方より>
今日吹いてみましたが、いずれもピッチも立ちあがりも良く、鳴りの好みでそれぞれが気に入ったので、とても良い買い物が出来て嬉しく思っております。
大事に使っていきたいと思っていますが、いずれ劣化したしたときはお願いするかもしれません。
そのときはまたよろしくお願い致します。

6月8日
昨日は異常なほどの強い空腹感があった。
午前中ご飯1杯。
昼食に細長い巻き寿司を2本プラス。
おやつにも細長い手巻き寿司を2本。
さすがにこれだけ食べると体重が増える。
53.8kg。
体重を増やそうと思ったらご飯をたくさん食べればいい。
逆に太りたくない人はご飯を食べ過ぎないように注意すればいい。
バナナだと体重は増えない。
バナナには即効性があり、すぐに糖質が体に回って満腹感が得られる。
だから3本も4本も食べる気にはならない。
それに対してご飯は満腹感が得られるまでに時間がかかる。
その間につい食べ過ぎてしまうのだ。

かすかに聞こえる時計の秒針の音に合わせてストレッチ。
昔より1秒が短いような気がするのは気のせいか。

乗鞍のホテルや行き方を調べる。
マラソン大会の要綱がよく分からないので、観光案内所やホテルに電話で問い合わせる。
楽天トラベルに載っているとあるホテルに電話すると、「この電話はお客様の都合により…」
うっそー!
電話が止まっているのに予約は受け付けてるよ!
どういうこと?
次のホテルは十数回鳴らしても出ない。
ここはスキー場で、夏場はシーズンオフ。
そのシーズンオフに何とか客を呼ぼうというのがこのマラソン大会の趣旨だろう。
3軒目でようやく通じる。
ここを予約した。
電話が通じないところを予約する勇気はない。

乗鞍は遠い。
まず松本に行くのが大変。
そこから上高地線で30分。
ただし本数が少ない。
1時間に1本あったりなかったり。
さらに上高地線終点新島々(しんしましまと読む。しんしまじまではない。)からバスで1時間。
このバスがさらに本数が少なく、1日5本ぐらいしかない。
乗鞍に行くのは大変だ。

午後7時40分出発、11km。
涼しく適度な風がある絶好のコンディション。
毎日こんなにいいコンディションでいいのだろうか。
途中1km4分38秒。
その後しばらく4分40秒台。
まあこんなものだと思っていたら、なぜか終盤4分16秒。
なぜだかよく分からないが、とにかく昨日よりはずっと調子がいい。
原因をいろいろと考えてみたが、やはり昨日は食べすぎだ。
体が重かった。
今日は昼は普通に食べ、おやつはロールケーキ1本だけ。
体重は700g減の53.1kg。
体重コントロールはまことに簡単である。
おかげで体が軽く、最後までスピードを維持することができた。

6月7日
ようやく大量のリガチャー製作を終え、メッキ屋さんに出すことができた。
最近注文が多く、製作するのに何日もかかる。
ふう。
待っていただいている方には、時間がかかって申し訳ない。

リサイタルを開こうとイメージしてさらっても、具体的な日時が決まっていないとやや気迫に欠ける。
そこに突然、大量の楽譜が出現。
厚みが数センチある。
もちろんパート譜である。
これを何日かで仕上げるの?
本当?
面白くなってきた。
切羽詰っている方が人生は楽しい。

基本的に、私はその仕事を依頼された時、楽しいかどうかで判断する。
お金はないと困るが、金額のことはあまり考えない。
基本的に仕事は楽しい。
特に、やったことのない曲を必死でさらい、本番をやるというのは非常に充実感がある。

アクタスでマウスピースケースを購入。
面倒だが、高い楽器を購入したのでマウスピースを楽器とは別にしまうことにした。
マウスピースケースといってもただのクッションのある袋である。
新しいマウスピースは銀などを変色させる。
私のリガチャーの中でも、ピンクゴールドはもろにその影響を受ける。
コーティングすれば変色は防げるが、コーティングすると残念ながら響きが落ちるのだ。
私はどうしても音色を優先したい。
この、新しいマウスピースで起こる現象については説明書にも書いてあるのだが、自分自身はこれまで面倒なので楽器と同じケースにマウスピースもしまっていた。
意識が低かったのだ。
実は楽器の銀メッキが変色する最大要因がこの新しいマウスピースかも知れない。
これからはもっと楽器を大切にしよう。

ファゴットのIさんに頂いたsilver saverという紙を楽器に被せてしまっていたが、恐らく効果が持続するのは数年だろう。
新しいものを買おうとヤマハに行ったら、それは置いていないがC−ガードならあると言う。
銀の変色を防ぐ布である。
早速購入。
とにかく変色を防ぐためにできることは全てやろう。

クラリネット奏者にはマウスピースにスワブを通す派と通さない派がいる。
通さない派は、山本正治大司教の元、固い結束と強い信仰を保っている。
マウスピースは非常に重要で、しかも繊細なものである。
この認識で両者は共通している。
私は通す派である。
もちろん先端付近を擦らないよう、細心の注意を払い、ゆっくりと通す。
通さない派の気持ちも分かるが、中がびしょびしょの状態も許しがたいし、汚れはすぐに取らないと固まってかえって厄介だ。
しかしもっといい方法がないか、ずっと模索していた。
先日ヤマハで、短い棒にふわふわの毛がついている器具を発見して購入。
現在はそれをマウスピースにそっと差し込み、そっと引き抜き、汚れと水分を取るようにしている。
これが理想的な方法だと思うが、通さない派の信者の皆さん、いかが?

午後7時10分、出発、11km。
今日も気温が低く、絶好のコンディション。
最初はゆっくりから始め、徐々に加速。
3人で横に並んで道を塞ぐおばさん連中や、これだけ他に人がいる中で平気で歩きながら煙草を吸い、しかもその辺にポイと捨てるどうしようもない連中への怒りエネルギーで1km4分32秒。
やはり怒りエネルギーは短期的には有効だ。
終盤は徐々にタイムを落とし、最後は1km5分10秒。
持久力に欠ける。
やや足が細い感じがする。
そろそろ2時間のLSDが必要かな。
故障している時は、仕方ないので諦めてこつこつとLSDをやる。
しかし回復して速く走れるようになると、どうしても速く走りたいという欲求が強い。
速く走った方が気持ちいいのだ。
このスピード感、充実感、そして他のランナーを圧倒的なスピード差で追い抜く快感。
それができるのにわざわざゆっくり走って他のランナーに追い抜かれながら地道に走るというのがどうも想像しただけで気分が乗らない。
しかしこれはどうしてもやらなければならない。
やらなければきちんとレースの準備をしたとは言えない。
もう一つの問題は時間だ。
ちゃんとLSDをやろうとしたら、2時間かかる。
リガチャーも一段落したことだし、近いうちにやらなきゃ。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
何とも素直に音が出る!音に芯が入ったような感じです。
嬉しくて合奏の前に吹きすぎ、合奏の後半はちょっとばててしまいました。

6月6日
ややお腹を壊した。
いきなりアルカリUがまずかったか。
何杯か飲んだ後、アルカリTにしたのだが。
説明書にはアルカリTで2週間慣れるようにと書いてある。
胃腸の調子を整えるという効果が公に認められているアルカリイオン水で慣れないとお腹を壊すというのはなぜ?
便秘解消ってこと?

坂道でもないのに延々と自転車を押して歩くおばさん。
その心理がずっと分からなかったが、最近気が付いた。
筋力が弱いために自転車をこぐのが大変なのだ。
それじゃ自転車なしで歩けばいいじゃない。
それが自転車は荷車代わりになっているのだ。
しかし自転車をこぐ気がしないほど筋力が弱いというのは、よくそれで生きているなという感じがする。

あっちゃー!雨だ。
残念。
今日はランニングお休み。

6月5日
アクタスでマウスピース選定。
5RV、5RVライヤー、M30トラディショナル、M30プロファイルの4種類、合計100本近くを吹いた。
所要時間2時間半ちょっと。
5RVライヤーは音色がうるさくなりがちだが、いいものは太くてしっかりとした音が出る。
5RVは無難で大人しい。女子中学生にはぴったりだろう。
M30プロファイルは吹きやすさ、音の出やすさが魅力。
M30トラディショナルではそれに音の太さが加わる。

帰りに渋谷のアートスポーツでサングラスを探したが、ZEROは置いていなかった。

移動中、電車でcourirというランニング雑誌を読む。
名古屋国際女子マラソンで3時間前後のタイムでフィニッシュした4人へのインタビュー記事。
練習量が半端じゃない。
月間400km、500kmという世界。
私は健康と記録の両立を目指している。
現在のトレーニングは健康にいい範囲ぎりぎり、もしくは若干超えてしまっているかも知れない。
健康目的としてはこれ以上練習量は増やせない。
しかしフルマラソンでは毎回3時間半を切りたいという願望もある。
両立は難しい。

午後7時50分出発、11km。
今日も昨日同様気温が低く若干風がある。
絶好のコンディションだ。
速く走るつもりはなかったが、途中人通りが多い中でゴルフクラブを振り回している痴呆老人がいたので怒鳴りつけたらタイムが速くなってしまった。
こういう人間は放置してはいけない。
市民の安全のため隔離すべきだ。
1km4分32秒。
怒りは記録を向上させる。
ただしマラソンの場合は後でダメージが来るのであまり怒らない方がいい。
あくまでもサッカーなど瞬発力系スポーツに有効である。
その後は4分40秒台、50秒台と徐々にタイムは落ちていく。
無理にキープしようとすると翌日に疲労が残るので、体の言うとおり走る。

6月4日
埼玉の自宅に移動。

目が疲れている。
視力も若干落ちている。
原因は昨日の車での移動だ。
日差しが強い中、サングラスが壊れていたため裸眼のままで眩しい光を大量に浴び、目が疲労してしまった。
車での移動は、皮膚も紫外線を大量に浴びるので注意が必要だ。

5月半ばに購入したアルカリイオン整水器の水をようやく飲むことができた。
クリンスイという製品。
最も浄水能力が高いということでこの製品を選んだ。
ビックカメラで5万円ちょっと。
他のアルカリイオン整水器も同じような値段。
以前は20万円ぐらいしたそうだ。
飲んで驚いた。
美味い!
アルカリTとアルカリUを試したが、アルカリUの方が断然美味しい。
どこの名水よりも美味しいのではないかと思うほど、清涼感がある。
とりあえずスーパーやコンビニのミネラルウォーターよりはずっと美味しいし、アルカリイオン水というミネラルウォーターよりもはるかに美味しい。
アルカリTはUに比べると普通の味だが、体を徐々に慣らした方がよいと説明書に書いているので、しばらくはTを飲むことにする。
早くVも飲んでみたい。
これで重い水を買って帰る必要がなくなった。
何よりこんなに美味しい水を手軽に家で飲めるというのは何ともうれしい。

午後7時40分出発、11km。
こちらは広島よりも気温が低く、今日は風も強いために寒さを感じる。
ただ、走り始めれば汗をかく。
走るには絶好のコンディションである。
広島で張り切って飛ばしすぎ疲労したので、とにかく今日は楽に楽しく気持ちよく走ることにした。
平均スピードは1km5分0秒台。
4分50秒台は数本のみ。
おかげで物足りないぐらいの感じでフィニッシュできた。
燃え尽きないようにこれぐらいのスピードでの練習も必要だ。
余裕があり楽なのだが、足への衝撃は意外とある。
木屑を固めた道で広島のコースより足に優しいはずなのだが、細かいアップダウンが多数あり、それがどれも石畳なのが原因だろう。
特に下りは、ピッチ走法で1歩の衝撃をできるだけ減らすことが重要だ。

6月3日
さすがにこれだけ移動本番が続くと疲労が溜まる。
昨日今日と強制9時間睡眠で何とか回復。
今日もこれから府中に移動して本番、また移動。

7月9日は広島でクリニックの仕事が入ったため、北軽井沢マラソンは残念ながら参加しないことになりました。
代わりに申し込んだのが6月25日の信州・乗鞍天空マラソン。
http://www.norikura.gr.jp/tenkuu/
何と1800m地点から2700m地点を往復するという。
よく考えてみればきつい?
よく考えてから申し込みしようね。
まあ今回はタイムは全く気にせず、ただただ景色を堪能したいと思っています。
でも酸素は薄いだろうし、寒いだろうし、標高差900m!
やっぱりきついんだろうなあ。

行きは車で休憩を除けば1時間半。
快適な旅であった。
帰りはジャンボタクシーで福山駅まで35分。
福山駅に着いたのが21時20分。
次の新幹線は21時55分。
仕方がないので近くで牛丼を食べる。
4食目である。
さらにアイスクリームを食べつつ時間を潰す。
広島駅に着いたのが22時19分。
丁度19分に山陽本線岡山方面行きは出発したところで、次の電車は何と23時6分!
待ち時間47分。
勘弁してよ。
最悪の時間帯である。
ホームには祭りで人が溢れ、浴衣姿の若い女性が目立つ。
持ってきた3日分の新聞は本番前に読んでしまった。
何もすることがなく、ぼーっとして過ごす。
結局家に帰ったのは23時30分。
やれやれ。

調べてみたら、何と福山駅から在来線の方が15分も速かった。
しかも2000円以上安い。
まさかそんなことがあり得るとは考えもしなかった。
ただし新幹線よりも早い21時29分福山駅初。
1時間半以上在来線にコトコトと揺られる。
乗っている時間が長いことを考えると、どちらが楽かは微妙なところだ。
それに、これはよほど乗り継ぎが悪い場合で、通常はもちろん新幹線の方が断然速い。

ナイキのサングラスの付け根が折れた。
以前レンズも2度壊れている。
最悪のサングラスである。
値段も高いし、こんなものは買わない方がいい。
とりあえず修理はしてもらう。
現在ZEROというメーカーのサングラスがいいなと思って調べているのだが、時間がなくて買うには至っていない。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
まだ広い場所で吹いてないのではっきりとは言えませんが、室内で吹いた感じでは以前より音が丸くなったように感じます。
すばらしいものをありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

6月2日
庄原でゲネプロ本番。
茂木さんの喋りは本当に面白い。
あれだけアドリブで人を笑わせられるというのはすごい才能だ。
日本有数のオーボエ奏者、作家、司会者。
しかも日本人指揮者の半数よりはいい指揮者でもある。
茂木さんの指揮を見ていて、指揮者って一体何だろうと考えてしまった。
要するに指揮者とは音楽家なのだ。
しかしその辺の音楽家では困る。
人よりも優れた音楽家でなければならない。
その人がやろうとしていることに、オーケストラの団員が共感、感動できるかどうかが重要で、指揮法などは大した問題ではないのである。

6月1日
朝は冬、昼は夏。
気温差がすごい。
寝る時は昼間の熱が残っていて毛布などとんでもないが、朝は毛布がないと寒くて目が覚める。
夜気温が下がってからしばらく換気して気温差を狭めようとしているのだが駄目だ。
困った。

昨日から異常な食欲。
朝食、移動。
学校に着いてからおにぎり。
移動して次の学校へ。
かなり豪勢なお弁当だが、それにおにぎりをプラス。
帰り福山駅で巨大なコーン付きアイスクリーム。
帰宅後またおにぎり、そして八朔。
夕食ももちろん大量に食べる。
それでも夕食後2時間もするとまた空腹。
顔が痩せすぎで周りに心配してくれる人が何人かいる。
私自身も痩せすぎだと思う。
とにかく食べなければ。
今日も家で朝食、練習場に着いてからおにぎり。
昼ランチをご飯大盛りで食べるが、食べ終わった瞬間すでに空腹感がある。
帰宅途中おにぎり。
帰宅してからさらにおにぎり2個、バナナ、八朔。
これでも足りない感じがある。
気温が上がると基礎代謝が上がる。
私の場合は特に、走る時の気温と汗の量によりカロリー消費量が変動する。
夏は大量に食べなければならず、食べるのが面倒になる。

今日は明日のリハーサル。
茂木さんは第1楽章がやたらと速いが、その辺の指揮者よりはいい。
昨日一昨日の喋りは非常に面白かった。
基本的に著書と同じである。
明日もどうなるか楽しみだ。

最近目が大きい。
原因はいくつか考えられる。
1.顔の筋肉は頭の上を通って背中とつながっている。
姿勢が悪いと顔はだんだん垂れ下がってくる。
最近姿勢に気をつけ、また筋トレをしているために顔の筋肉が上に引っ張り上げられ、その結果目が大きくなる。
2.痩せるとまぶたなど目の周りの肉が少なくなり、その結果目が大きくなる。
逆に、太ると周りの肉が増え、目が小さくなる。
すると目が開きにくくなるため眉を上に上げるくせがつく。
その結果、額に深い皺が刻まれる。
3.痩せると顔が小さくなる。
そうすると、目の大きさが同じでも顔の面積に対する目の面積の割合は大きくなる。

そういえば、以前はよく眉を上に上げていたが、最近意識しなくても目は大きく開いているのでその習慣がなくなった。
その結果、額に皺が入ることは少なくなった。
要するに、女性が憧れる小顔やぱっちりとした大きな目というのは、痩せているからそうなるものなのである。
ただし、ただ単に痩せていても、生きる気力に乏しいと猫背になり、顔は垂れ下がり、その結果目は小さく開きにくくなる。

午後7時10分出発、11km。
0〜1km 4分58秒
1〜2Km 4分57秒
2〜3km 5分02秒
3〜4km 5分05秒
4〜5km 5分00秒
5〜6km 4分50秒
6〜7km 4分57秒
7〜8km 4分59秒
8〜9km 5分06秒
9〜10km 5分07秒
10〜11km 5分06秒
トータル55分12秒
連日の移動と演奏、睡眠不足で疲労が溜まっている。
ランニングもペースが速すぎて蓄積疲労がある。
今日はゆっくり走り、ダッシュもなし。
しばらくはかなり疲れた状態で走っていたが、5kmからふっと楽になる。
8kmからはさらに走ることが気持ちよくてたまらなくなってきた。
これがランニングハイだ。
これがあるからランニングはやめられない。
この快感を味わうためには、少なくとも5km以上は走らなければならない。
そこに到達すれば別世界が広がっている。
まだこのランニングハイを体験したことがない人は、ぜひ一度味わってみて欲しい。