2006年7月分

7月31日
何と明日はもう8月ですか。

リハーサル2日目、明日本番。
順調な仕上がりである。

Hさん、Sさんと昼食。
アーツ楽器近くのお好み焼き屋。
そばダブルはバランスが崩れる。
本当は美味しいのかどうか分からん。
でももっと美味しいそばダブルがあることは確かである。

昨日のテレビ、フルートの方はやっぱりEさんであった。
シンフォニカーの首席は留学中だそうな。
Eさんはしばらく質屋で値切って五千円で買ったフルートを吹いていたそうだ。
それが先日車内に置いてあったのを窓を割られて盗まれ、非常にショックを受けたそうだ。
現在吹いているのはオークションで落札した2万円ぐらいのフルートなんだって。
大物は違うなあ。

帰宅後2時間半ほど、ほとんど音を出さない練習で譜読みをする。
最後の方は指と頭が疲れて限界。
この練習でも体力的限界があるのか。

実は西日で普段生活するダイニングキッチンが暑く、室内で日焼けしてしまう。
それで昨日東急ハンズで買った紫外線カットフィルムを窓に貼る。
これは目隠しシートとしての機能もある。
効果は抜群!
これで室内が涼しくなり、日焼けの心配もなくなった。
地球環境にも大分優しいはずである。

午後8時出発、8km。
調子は非常に悪い。
暑い上に足が疲れている。
1km5分20秒台から徐々に減速、最後は5分50秒台。
疲労の具合からすれば休むという手もあるのだが、ここはぜひゆっくり走ることで疲労を取りたい。
そして、夏でも8kmにはこだわりたい。
夏場の走りが秋のレースを左右するのだ。

7月30日
あさってのエネルギア・ドリーム・コンサートリハーサル初日。
曲はモーツァルトのグラン・パルティータ。
この曲は管楽器ばかりで放っておいても大きな音が出る。
私が無理に大きな音を出してもうるさいだけだ。
全体のフォルテに対して、フレーズや色を添えるように吹けばよい。
この曲は体力的に無理のある曲だが、そういう考え方ならミスの危険を感じるほど体力を消耗せずに済む。
この曲をやるのはもう4回目ぐらいか。
こういう考え方ができるようになったということは、年齢を重ね経験を積んだということだ。
歳を取るのも悪くない。
数年以内に体力的に衰え始めるという感じは全くないので、今のところ歳を取るというのは経験を積み重ねるというプラスの側面しかない。
この状態をあと数十年続けたいものだ。

大阪からいらしていただいているHさんにクランポンのバセットホルンを吹かせていただいた。
予想通り何の問題もなくすんなりと吹ける。
驚いたのは鳴りと音色の良さ。
確かにヴーリッツァのバセットホルンは鳴りがよく特有のいい音を出すが、特にそれに劣るという感じはしない。
ヴーリッツァは指が不自然で慣れないと怖い。
それに音程があまりにも上下しすぎる。
それに対して、クランポンは指も自然で、音程にも何の問題もない。
これで鳴りも音色もいいのだから、言うことなしである。

午後8時5分出発、8km。
昨日一昨日の疲れが出てきた。
メインは1km4分40秒台だが、終盤は50秒台に落ちる。
疲労だけではなく、ついに暑さによるダメージものしかかってきた。
これから涼しくなるまでしばらくの間は、無理をせず8kmをゆっくりと走ろう。
きつい割りにタイムが遅いとがっかりするが、大丈夫。
秋になれば自然と楽に速く走れるようになる。
夏は辛抱の時期である。

NHK「オーケストラの森」
大阪シンフォニカー交響楽団
NHK全国放送のカメラワークはやはりすばらしい。
レベルがその辺のテレビ局とはまるで違う。
ハイビジョンの映像も美しい。
そしてホールがいい。
非常にいい響きで録音されている。
厚生年金ではこれほどにはならない。
さらにオーケストラも上手い。
これほど完成度の高い演奏をするとは思わなかった。
メンバー表を見ると人数は少ない。
エキストラがたくさん入っていたはずだ。
それでもオーケストラが荒れないというのは、常に同じ人に来てもらっていて団員に近い存在なのだろうか。
ともかく、素晴らしい演奏に拍手!

購入者の声
<M30トラディショナルとB♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
M30はすでに使っていたのですが、今回選定していただいたものは、鳴りがいいことはもちろん、低音が締まって広がりすぎず、高音の反応もいい点が気に入りました。
今回選定品を吹いて気づいたことは、自分がサックスを吹く時に近い「太くて遅い息」でクラを吹いていたことです。マウスピースが「もっと速く、もっとまとまった息を」と要求しているように感じました。
いい勉強になります。
リガチャーは全音域で鳴りが良くなったことはもちろん、特にピアニシモに落としていくとリードの限界まで振動させることができることに利点があるように感じました。
それから、リードを一度固定すると、外さない限り位置がずれないことに驚かされました。
また、慣れると装着が非常に迅速にできる点も、道具として優れていると思います。

7月29日
そうか、自転車という手があった。
歩くよりも遥かに短い時間で済む。
常に風があるために涼しい。
駅から自宅は日傘よりも自転車でさっと帰宅した方がずっと涼しい。
駐輪場に置くのがやや面倒で、それが難点だ。

今日は珍しく5時間練習。
体力的限界は3時間。
普通はそれ以上練習しない。
しかし数日中に仕上げなければならない楽譜が3cmほどある。
どうしても譜読みしなければならない。
3時間までは普通に練習。
それからはかすかに音が出る程度、指もそっと置くだけ。
これだけ大量の楽譜があると、指が動くかどうかということよりも楽譜が頭に入っているかどうかということが重要になってくる。
譜読みにはこうした練習で十分だ。
これぐらい、限界を超えるほどの楽譜があるとうれしくなってくる。
音楽家というのは元々好きで音楽をやっているのだから当然のことである。
次々と新たな曲を譜読みし、仕上げ、リハーサルし、演奏したい。
次にさらう曲がなくなると、その欲求が満たされなくなるため人生がつまらなくなる。

午後7時40分出発、8km。
メインは1km4分45秒から50秒前後。
ベストは1km4分23秒。
やや足に昨日の疲労が残っている。
そのためか自然とピッチ走法で走る。

7月28日
10月22日に広島の江田島で行われるヒロシマMIKANマラソンと、来年2月18日の東京マラソンに申し込んだ。
MIKANマラソンはハーフにエントリー。
広響から数名と私の生徒1名が参加予定。
東京マラソンは何とすでに定員の3万人を超える応募があるそうで、抽選になることが確定した。
私自身、まだ業務の予定が分からない。
実際に当選してお金を払うのは10月なので、とりあえず申し込みだけしておいた。

まだ申し込みはしていないが、この秋のフルマラソンは11月26日に小豆島で行われる瀬戸内タートルフルマラソン全国大会にしようと思っている。
地元香川県。
中でも小豆島から見る瀬戸内の光景は感動的だ。
その小豆島の海岸沿いを走れるというのは、想像しただけでうきうきしてくる。
ただ、できればこういう大会は公式ホームページを作って欲しい。
検索してもまるで出てこない。
私でもこうやって作っているぐらいなのだから、簡単なものでいいのでぜひお願いしたい。

多くの人が利用するウォーキング・ジョギングコースで、道を塞いで花火をする、コースに向けて打ち上げ花火を飛ばす等は犯罪行為です。
瀬野川河川内には、「花火禁止」の看板もありますが、字が読めず、自分が何をしているのかも分からない知能の低い人間が多いようです。
服に引火すれば命に関わります。
目に当たれば失明の危険もあります。
これらの犯罪行為は通報し、警察に取り締まってもらいます。

午後8時出発、8km。
何となくなぜか速く走る気にならず、1km5分22秒とゆったりとしたスタート。
しかし、これまた何となく加速し、その後は1km4分30秒台から40秒台。
ベストは4分25秒。
特に無理に速く走る気もなく、上半身も下半身も余裕を持って走る中でこのタイムは悪くない。
昨日休んで疲労がないということが大きな理由だろう。

クラリネットQ&A
<質問>
エスクラのことで、お聞きしたいことがあるのですが・・・・
高いドからその上のミにいく時、スラーがかかっていなければ、ド、ミ、とできるのですが、スラーがかかっていると、高いミの音が出しにくく、ちゃんと音にならないのです。
ドの口で、ミを出そうとするので、そうなってしまうのかなぁ、とは思うのですが。
もう一点、、その上のファ♯やソを出すのにとても大変なのですが、これは、練習すれば、出るようになるのでしょうか?
<答え>
高いミの音が出ないのは、恐らくきちんとしたミの口になっていないからでしょう。
つまり、ドに対してミでは口の中が狭くなる必要がありますが、それが十分に狭くなっていないという可能性があります。
エスクラで上の音が下がる、出にくいなどの現象は、きちんとしたエスクラ用のアンブシュアになっていないことが原因です。
また、エスクラの高い音に対して、指を足したり替え指を頻繁に使う人がいますが、これもエスクラ用のアンブシュアにせずに指で対応しているということでいいこととは思いません。
私はほとんどB♭クラリネットと同じ指で演奏しますが、音程が下がることはありません。
その中で唯一指を足すのことがあるのは、高いミの音です。
この音は、元々B♭クラリネットでも出にくく下がりやすい音です。
これに対しては左手人差し指のGisを足すのが効果的です。
その結果、音程が上がり、音が出やすくなります。
これもいつも使う訳ではなく、時折必要に応じて使います。
ファ♯、ソなどもきちんとしたアンブシュアが確立されていれば特に問題はありません。
正しいアンブシュアであれば、B♭クラリネットと同じように、さらに上のドまで普通に出すことができます。

購入者の声
<M30トラディショナルの選定を依頼された方より>
響きが豊かになったようで、演奏していて耳に心地良いです。
息の入りもスムーズになり、よりラクに力を抜いて吹ける感じがして、音域すべてに対しても一定で、特に自分で問題を抱えていた高音が吹きやすくなりました。
あとは、曲中で細やかなニュアンスが出しやすい感じがしたんですが、やっぱりマウスピースでこんなに変わるものなんですね。
本当にありがとうございました。

7月27日
ベストクラシック100コンサート本番。
ゲネプロ後、指揮の鈴木君とゆっくりお茶。
やはり指揮者の話など多くなる。
ここには書けない裏話多数。
指揮者の榊原栄さんが亡くなったとは知らなかった。
今検索で調べたが、本当なのか。
信じられない。
岩城さんも亡くなり、佐藤巧太郎さんも亡くなり、何だかなあ。

気を取り直して演奏会。
鈴木君のよく喋ること!
あれだけたくさんの台詞を覚えて喋るだけでもすごい。
指揮もなかなかのものであった。

終了後はたまやで数人で楽しく飲みました。

7月26日
午前5時半に起床し、新幹線で広島に移動。
車内で1時間半寝たので割合元気である。
最近サングラスのおかげでよく眠れる。
関東はずっと梅雨で肌寒いぐらいであったが、広島で降りるとそこは熱帯。
何て暑いんだ!
午後、明日の本番のリハーサル。
指揮者の鈴木君は芸大の後輩。
在学中、私が大野和士さんに指揮を習っていたり、アマチュアオーケストラの指導をしていた関係で交流があった。
しかし卒業後は会っていないので、ほとんど20年ぶりの再会である。
なかなか手馴れたいい指揮者になっているではないか。

午後8時15分出発、5km。
午後8時に走ろうと準備していると、いきなり猛烈な夕立。
天気予報を見ると、大雨洪水注意報が出ている。
しかしレーダーでは部分的にしか降っていないし、すぐに止んだため出発。
一雨降ると涼しくていい。
などと思いながら走っていたらまた降り出した。
大きな雨粒が当たると痛い。
しかし、しばらく濡れて走っていると逆に気持ちよくなってくる。
基本的には雨の中を走るというのはあまりいいことではない。
体力を消耗し、風邪を引きやすくなる。
ただ、夏は雨も温かく、体力を消耗する感じはしない。
逆に汗の代わりとなって適度に体温を下げてくれる。
ベストは1km4分34秒、メインは4分40秒台。
距離が短いため疲労もなく、ただただ快適なランニングであった。

購入者の声
<デュコフメタルアルト用ピンクゴールドをご購入の方より>
リガチャーつかってみました。
暴れ馬のようなdukoffが格段に素直になりました。
リードミスもまだ一度も起きていません。
非常に相性の良いリガチャーでした。
ありがとうございます。
老朽化してきたらまた注文させて頂きたいです。
宜しくお願いします。

7月25日
午後7時10分出発、10km。
昨日一昨日と雨で走れなかった。
今日はなぜかLSDにしようと思い立った。
ゆっくり走る方が足に筋肉がつく感じがすること、トレーニング効果やカロリー消費量が走ったスピードでも距離でもなく時間に比例するような実感があること、足の筋肉や関節への負担がかなり少ないこと、体全体への負担も圧倒的に少ないことなどが理由である。
徐々に足から力を抜き、数キロで1km6分30秒に安定。
6.5kmから加速し、7kmから9kmまでの2kmを快調に飛ばす。
ベストは1km4分14秒。
これぐらい出れば十分である。
ラスト1kmもゆっくり。
思ったとおり、体への負担は少なく、筋肉はつき、長い距離を楽に走ることができた。
全体を速く走ると3,4日で休みたくなるが、これだけ負荷が小さいと毎日走っても特に問題ないだろう。

下記のように、トスカGLのたるは大人気ですが、残念ながら在庫がなく、入荷時期も全く分かりません。
かなり気長にお待ちいただける場合は予約を受け付けますのでご連絡ください。

<トスカのたるをご購入の方より>
実際に吹いてみると、なんと息の入ること入ること!
とても驚きました!
自分の使っていたフェスティバルのたると比べて、抵抗は低いにもかかわらず鳴りはしっかりしています。
なので、楽に吹けて鳴っているので嬉しい限りです。
しかも、pが良く鳴っていますね。
驚きの吹奏感ですよ。
もう手放せません(笑)
本当にお忙しい中選定していただきありがとうございました。
また、お願いすることがあると思いますが、その時もよろしくお願いします。

<M30トラディショナルとB♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
早速吹いてみたところ、聞いていた家内が、音の響きが全然違うねと感想を述べていました。
出にくい、ラ→シ・ドの音も出やすく、タンギングもやりやすいように思います。
今日は思わず3時間くらい練習してしまいましたが、以前より疲れにくい気がします。
新たなマウスピースとリガーチャーで練習に励みがつきます。
有り難うございました。

7月24日
今日の朝日新聞「分裂にっぽん」
末期の肝臓癌で余命六ヶ月と宣告される。
香港で臓器移植手術。
費用は二千万円。
帰国後さらに二千万円。
この人はお金があったから命が助かった。
逆に言えば、四千万円出せない人は死ぬのである。
普段はある程度以上のお金は幸福に関係しないと思っているが、場合によってはお金を持っていることが極めて重要になってくる。

上記の文章を書いてしばらくして気が付いた。
もしこれが、貧乏人の臓器を金持ちが金で買い移植するということであれば、倫理上の問題になる。

グラン・パルティータ。
今日は練習していて次々とアイデアが湧いてくる。
ここはdim.。
ここはcresc.しながら少し前へ。
ここはmpでesp.。
そしてここでpになる。
pにもfにも、フレーズや動きがある。
ヘンレ版スコアを研究した成果と昨日のCDの相乗効果である。

チャイコフスキーの花のワルツ。
この曲は苦労した。
なぜ緊張するのか、何年も悩んだ。
そしてある時その理由が分かった。
主な原因はファからファ♯へのクロスである。
これを取り除いてやればよい。
それと、ラからシ。
これはあらかじめシの指を押さえておけばよい。
もう一つ、上のソ♯。
これについては、腕のいい修理の方に、このキーをできるだけ軽くしてもらうことが重要である。
しかし、軽くするというのはそう簡単なことではない。
軽くしすぎれば息漏れの原因になる。
その加減は難しい。
だから技術の低い人はこのキーを軽くできないのである。
このフレーズは音楽的にも非常に難しい。
様々なことを同時にやる必要がある。
まず、細かいcresc.、decresc.。
1小節目<、2小節目>、3小節目<、4小節目>etc.。
それとは別に大きなcresc.がある。
この2つが同時に存在するために、4小節目最後の音の処理などはどうするか難しいところである。
上記の細かいcresc.の頂点の音は重要である。
ここが軽く抜けてしまうと、つまらない演奏になる。
これはtenutoで練習すべし。
7小節目頭の音などは実際の演奏でもtenutoしてよい。
このように、このフレーズには数限りない要素があり、これだけで1時間のレッスンをやってもいいぐらいである。
お金を取ってもいいぐらいのヒントを書いたが、これ以上についてはレッスンでのみお答えする。
メールではお答えできないので予めご了承ください。

7月23日
今年もブルーベリーの季節がやってきた!
ジョナサンでブルーベリーソフトを食べる。
うぅ、美味い!
ブルーベリーを食べると目の前がぱっと明るくなる。
目にいいということでサプリメントをいろいろと試してみたが、どれも本物のような効果が感じられない。
冷凍、ジュースなども調べてみたが、結構高い。
結局この季節に食べるしかない。

モーツァルト作曲 セレナード第10番「グラン・パルティータ」 第11番
ベルリン・フィルハーモニー管楽アンサンブル 2005年録音
最新の録音。
マイヤー、フックス、バボラークなど現在のベルリンフィルメンバーによる演奏。
一人一人が相当に高いレベルにありつつ、決して寄せ集めではなく、堅固なアンサンブルは崩れることがない。
ベルリン・フィルの重厚な響きがする。
しかし、その中に、以前のベルリン・フィルにはなかった自由な空気が感じられる。
アンサンブルが全体として柔軟性を持っているのだ。
フォルテの中にも様々な表情がある。
音色が柔らかくなったり、弱くなってみたり。
テンポの微妙な揺らぎも音楽的で心地よい。
お勧めできる一枚である。

先日このグラン・パルティータのヘンレ版スコアを購入した。
ブライトコッフ版で、いつもどうもおかしいと思う個所があった。
第1楽章、ドシドレドシラソ〜最初のドの音ににsfがあるのである。
どう考えても、モーツァルトでこの1拍目裏のsfはおかしい。
ヘンレ版ではレにsfがある。
明らかにこちらの方が音楽的であり、モーツァルトの書いた曲として納得できる。
上記のCDも基本的にはヘンレ版で演奏している。

昼駅まで1.1km。
夜7時にアミノバイタルプロを飲み、7時半からストレッチ、パワーブリーズ。
着替えて外に出たら雨。
ありゃりゃ。
レーダーを見たが、関東全域で降っていて今日は諦めるしかない。
アミノバイタルプロまで飲んだのに。
ちなみにこのアミノバイタルプロ、運動しない人には効果がないということはない。
疲労感が軽減し、頭が冴え、目の前が明るくなる。
要するに元気になる。
疲れを感じた時、試しに飲んでみてはいかが?
でも本当は運動前に飲むものですが。

ヤフーオークションに出品しているBACKUNのベルが、5万円という高い開始価格にも関わらず数件の入札があり、現在51000円になっている。
定価9万円台、店頭価格も7万円台後半。
しかし売っているのは東京の限られたお店だけで、地方では手に入らないのが実情だ。
話題になっているのに手に入らないというのは強い購入動機になるだろう。
実際、このベルは何とも吹いていて心地よくなる独特のいい音色が出る。

7月22日
今日はアクタスに5時間。
10時半から2人レッスン。
その後マウスピース選定。
選定したマウスピースはM30、M30プロファイル、B45、B45ポイント、B40、B40プロファイル、合計百数十本。
M30とM30プロファイルはお勧めできるマウスピースの割合が圧倒的に高い。
B45に対してB45ポイントは若干吹きやすい。
しかし、いずれにしても、硬い音が出るか鳴りが悪いかどちらかで当りは非常に少ない。
今回は個数も多かったし依頼されたのはそれぞれ1個ずつだったので納得できるものをお送りできるが、実際には私が納得できるものは二十数本中1,2本である。
B40はとにかく鳴りが悪い。
楽に、素直に鳴るものはかなり少ない。
B40プロファイルはB40よりは鳴りやすい。
しかし、その代わり音がきつくなりやすい。
音がきつくなってはB40を吹く意味がない。
B40らしい、太くて豊かな音色と吹きやすさを両立させているものはこれまた非常に少ない。
最後にM30プロファイルを選定。
今回このマウスピース選定の依頼は1個だけだが、お勧めできるものは7,8個ぐらいある。
どれにしようか悩ましい。
外れマウスピースが続くと気分が滅入るし、当りが多いとうれしくなってくる。
いずれにしても、昼食も取らずに5時間。
店を出たのが午後3時20分。
疲労困憊。

午後7時30分出発、9km。
足が疲れている。
昨日まで毎日飛ばしすぎだ。
序盤は1km5分50秒台というゆっくりペース。
中盤、加速し1km4分40秒台。
終盤は再びゆっくり1km5分0秒台。
これぐらいゆっくり走ると疲労は少ない。
休むと筋肉がしぼむ。
足の疲れは、ゆっくり走りながら取るのがベストである。
楽器にも同様のことが言える。
楽器による疲労は、奏法について考えるいい機会である。
奏法を工夫すれば、練習しながら疲労を取ることができる。

7月21日



一日中クランポンにいました。
これはエスクラ、プレスティージュGLです。
5本揃うことは滅多にないので記念撮影。
やはりグリーンライン独特の響きがあります。
その鳴りのよさに思わず買いそうになりましたが、私のエスクラ、RCは相当にいい楽器なので思いとどまりました。
S君が手前から2番目を購入。
中央のものが鳴りがいちばんよく、難しいところでしたが、最終的には音色のいい手前から2番目に決定。
ちなみにS君が現在押さえているトスカA管は、「底なし」と名付けさせていただきました。
いくら吹き込んでも底が見えない。
どこまでも鳴るすごい楽器です。

午後8時20分出発、9km。
肌寒いほど低い気温だが、昼間はずっと雨で湿度は100%近い。
しかしやはり気温が低いと調子はいい。
最初はゆっくり1km5分20秒ぐらいから。
しかし、特に意識しないのに徐々に加速。
ベストは終盤の1km4分10秒。

7月20日
玉川上水出張レッスン第二回。

これが幻のエリート最終進化形です!



B♭管なのに何とA管と同じ長さ。下管下側に大きな穴が開いている。



後ろはもっとすごい。
レジスターキーを押すといちばん下の穴が塞がる。
これは低音が下がらないようにするための仕組みである。
トスカでは、低いファのキーが二つあり、遠い方はピッチが高くなる。
アリニョン先生は低音が下がるのがものすごく気になるようだ。
我が師匠ながら、ここまでやるかという感じである。
私が留学していた1989年から91年の間、アリニョン先生はエリートを吹いていた。
私も吹かせてもらったが、私には全く合わなかった。
「エリートは、A管は何もしなくても上手くいくのだが、B♭管は上手くいかない。」と言っていた。
管が薄いことが原因だろう。
悩んだ末の結論がこの楽器だが、販売されたのはほんの短い期間である。
結局エリートはあまり売れなかったが、その後継機種であるトスカは入手困難なほどの売れ行きである。

午後7時40分出発、9km。
今日は雨も降らず湿度は昨日よりは低い。
気温も低いため絶好のコンディション。
昨日飛ばしすぎたため疲労があり、昨日よりも遅いペース。
ベストは1km4分38秒、メインは1km4分40秒台。
7.6kmのつもりだったが、もっと走りたいという欲求が出てきたので距離を伸ばした。
これも気温が低いおかげである。

7月19日
午後8時10分出発、7.6km。
一昨日から今日まで猛烈な雨。
午後ようやく上がったが、湿度は100%近い。
ただ、若干肌寒さを感じるほど気温は低く、走るにはいい。
思ったとおりタイムは速い。
ベストは1km4分20秒、メインは1km4分20秒台から30秒台。
これぐらいのスピードになると呼吸の際つい音が出てしまうが、音が出るぐらいならスピードが落ちた方がいいというぐらいのつもりで無音呼吸を意識して走る。
途中、英語のテープを聞きながらウォーキングする人を見かけた。
すごい!一石二鳥!と言いたいところだが、かすかな音が聴こえなくなり、意識が周りではなく別のところに集中するというのはまずい。
自転車というのはかすかな音しかしない。
自転車が後ろからやって来ているというのを知らずに歩くというのは危険なことである。
本人も危険だが、周りも迷惑である。
帰宅すると、気温が低かったにも関わらず猛烈な汗。
これが「無駄な汗」である。
つまり、湿度が高いと汗が蒸発せず、体温が下がらない。
そのため脳はもっと汗を出すよう指令を出す。
そうして出た汗も蒸発しないため、汗は本来の体温を下げるという目的を果たすことなく流れ落ちてしまう。
湿度が高いということの危険性を再認識した。

録画しておいたNHKのロボットに関する番組を見た。
無人飛行機が上空から敵を監視、そして攻撃。
画面で人が死んでいるのがまるでゲームのように見える。
「あなたも作れる巡航ミサイル」というのには驚いた。
テロリストやテロ国家がこうした武器を持つとどんな恐ろしいことになるだろう。
ロボットが自分で敵を識別し攻撃する日もそう遠くないだろう。
そうして進化したロボットが人間に向かって攻撃を始めるというのはSFではよくある設定だが、それが夢物語だとは言い切れなくなってきた。

これから人間は、クローン技術、人工臓器、機械など様々なもので自分を補うようになる。
最終的には、脳以外は全て機械という機械人間になることもあり得る。
銀河鉄道999のラストでは、機械になった人間達は堕落していて、機械の体になって永遠の命を得るために長い旅をしてきた主人公はそれを見て機械の体になることを拒絶するが、実際にはどうだろう。
少し前までは、脳は神経でつながなければならないが、全ての神経をつなぐなど不可能だと言われてきた。
しかし、脳を神経でつなぐ必要はない。
そこに生存していればいいのだ。
生命維持のために、人工血管と人口心臓と人工血液があればいい。
それは現在でも可能なことである。
電極を取り付けるだけの人工の目や耳はすでに実用化されている。
同様に機械の手足も十分可能である。
これからほんの10年、20年ぐらいの間に驚くようなことが起こるだろう。

7月18日



とある方にセラミック製マウスピースを送っていただいた。
中古品のようで若干汚れている。
NAGAMATSU製。
持った感じはかなり重い。
Sさんが以前、セラミックで作ったクラリネットの演奏会をやったけれども重くて腱鞘炎になりそうだったと言っていたが、これで楽器を作ると相当重いだろうということは想像できる。
形はB40に近いような印象。
私の3半のリードでは厚すぎて吹けない。
そのためきちんとした評価はできないが、いまいち鳴りが悪い印象を受けた。

埼玉の自宅2階の練習室。
その照明器具に横たわる影。
カマキリのように見えるが、カマキリは入らないだろう。
しかし巨大な昆虫に違いない。
生きていると嫌という理由で放置して数週間。
そろそろやらなきゃ。
カバーを取ると、
キャー!
何と中に入っていたのは豆電球であった。

7月17日
呉で本番。
フィガロ序曲しかないとは悲しい。
ゲネプロ後はひたすら個人練習。
フィガロを吹いてすぐ東京に移動。

新幹線は連休ということでやたらと混んでいる。
数日前、すでに臨時列車にしか空席がなく、久しぶりに300系に乗ったら振動のひどいこと!
特に細かいブレーキのような前後の揺れは一体何なのだろう。

ダ・ヴィンチ・コードを読み始めた。
できるだけ避けていたのだが、これだけ周りに面白いという人が多いと読まざるを得ない。
読み始めると、さすがに何人もの人が勧めるだけあって読んでいて興奮してくる。
サスペンス性の興奮と知的刺激による興奮が次々と起こるように上手く作ってある。
寝ずに読んでしまうのではないかという危険を久しぶりに感じた。

大雨の中、駅から歩く。
これは現実だろうか。
マトリックスという映画を思い出した。
あの映画は哲学的に非常に深い。
現実だと思っていることは、脳内の現象に過ぎない。
犬は白黒でしか景色を見ることができない。
それではそれは、本来カラーであるはずの景色を白黒でしか見られないということか?
それは違う。
犬にとっては白黒の世界が現実であり、人間にとってはカラーの世界が現実なのである。
例えば蝶は紫外線が見える。
だからある種の花は蝶に対して目立つように紫外線で判別できる模様をつけている。
しかしそれは人には見えない。
蝶から見れば、人間は視覚障害者である。
象は人間には聴こえない低周波で会話する。
象から見れば、人間は聴覚障害者である。
人間は真理を見ているのではない。
人間に見えるように見ているだけなのだ。

7月16日
先日録画しておいた「あるある大事典」をようやく見た。
夏は基礎代謝が落ちるとは驚いた。
確かに気温が体温に近いため、自ら発熱する必要性が薄れる。
夏に食欲がなくなるのは当然のことだったのだ。
暑くてかく汗はカロリー消費とは全く関係がない。
これもびっくり。
確かに考えてみれば、体温を下げるために汗が流れるだけでカロリーが消費されるはずはない。
暑いのにウィンドブレーカー上下を着て走っている人は、全く無駄なことをしていることになる。
冷たい食べ物が代謝を落とすというのは実感がある。
私は素麺を数日食べ続けると調子が悪くなる。
だからあまり素麺は食べないようにしている。
これは体が冷えることが原因だ。
夏でもなるべく温かいものを食べた方がいい。

明日のリハーサル。
午前中フィガロなど。
午後は「それ行けカープ」の録音。
渡辺一正さんは久しぶり。
以前よりも自分のイメージを音にしようという姿勢が見える。
日本にはふにゃふにゃと振る指揮者が何人もいるが、渡辺さんはそれらの指揮者とは似ているように見えて根本的に違う。
まず、非常によく脱力できている。
そして、非常に柔らかく微妙な動きでも、右手は確実にテンポを刻んでいる。
駄目な指揮者というのは、このテンポ感が欠落しているのである。

今日の「あるある大事典」
26度でも熱中症。
湿度70%以上が危険。
そうか。
湿度が高いと体温が下がりにくいということは知っていたが、再認識させれらた。
夕方は湿度が高くなるので危険。
まいったなあ。
夏は走るなということか。
とにかく無理は禁物ということで。
時間は40分以内。
距離は8km以内。
楽に走ること。
水分はもちろん十分に摂取しているし、走り終えたらすぐに水に近いシャワーで体を冷やしている。

午後6時50分出発、8km。
久しぶりに明るい時間に出発。
昼間はかなり暑かったが、夕方から分厚い雲に空が覆われ気温が下がる。
適度な風もあり、思ったよりも涼しかった。
タイムは1km4分40秒台後半から50秒台前半。
この暑い中、楽に走ってこのタイムだから調子は悪くない。
無音呼吸2日目。
やはり体が非常に楽だ。
こんなに簡単にできて、こんなに効率がよくなる走法になぜ今まで気が付かなかったのか、再び後悔。

クラリネットQ&A
<質問>
タンキングの練習をしていると血が出てしまいます。
何か解決法はないでしょうか?
<答え>
タンキングですが、血が出るというのは、リードの先端に舌が触れているためだと思われます。
タンキングは、リードの先端付近(ただし先端よりも僅かに根元側)に舌の先端がつくのが理想と言われています。
このようにタンキングすれば、血が出ることはないと思います。
ただ、人によって口の中の形や舌の長さは様々です。
私は舌の少し裏側がリードの先端についています。
そのため、以前時々血が出ました。
特にロッシーニのオペラなどは困ります。
力を抜くことと、一度にタンキングの練習をしすぎないということに注意するようになってからは血が出ることはなくなりました。
舌をつく位置をいろいろと変えながら試してみてください。
ただしタンキングの練習をしすぎないようにご注意ください。

<質問>
某音大の受験をめざしている息子をもつ母親です。
今危機に立たされています。
志半ばであきらめようとしています。
どうやって立ち直らせていいのか思案にくれています。
2月にクラリネットで受験し失敗、再度挑戦するということで今まで練習に励んできてあっさりあきらめようとしています。
初めてメールし、一方的ですみませんがお返事いただければ幸いです。
<答え>
音楽というのは、やりたくて仕方なくて、親の反対を押し切って、飢え死にしてもいいというぐらいの気持ちで志すものであって、母親が立ち直らせるようなものではありません。
あきらめようとした時点ですでにプロになる可能性はまずないと言っていいでしょう。
上記のような熱意でずっと真面目に練習し、高い技術がありながら仕事がない人が毎年何十人も大学を卒業しています。
これをいい機会として、もっと確実に食べていける職業を目指すことをお勧めします。

7月15日
広島に移動。
ついに日傘を差した(もちろん黒い雨傘である)。
それでも汗が滝のように流れ落ちる。

http://homepage2.nifty.com/gakki/index.html
こんなリードがあるんですね。
アマチュアの方の方がプロよりもこういう情報をよく知っていたりする。
一度試してみる価値はあるかも知れない。

ついに広島の自宅2階が40度。
2階から避難することを決意。
1階の部屋で練習することにした。
こういうことができるのも、一戸建てに1人で住んでいるからである。
できれば寝る部屋と練習する部屋は分けたいが、ここまで暑いと仕方がない。
1階は32度、温度差は8度。
涼しいところで練習する方が地球環境にも優しい。

午後8時10分出発、8km。
私は走っている時、靴音はあまりしない。
しかし息を吐く音は結構大きい。
道を塞ぐおばさん達がよけれくれるので便利だと思っていた。
しかし先日ふと気が付いた。
靴音がするということは、その分エネルギーロスがあるということだ。
それなら同様に、息を吐く音もエネルギーロスになるのではないか。
そこで今日は、音がしないように呼吸することを意識して走った。
息を吐く音が大きい理由は、瞬間的に強い力が加わるからである。
それならば、一気に息を吐くということをせず、ゆっくりと徐々に吐けばいいのではないか。
実践するといとも簡単にできるではないか!
しかも、ゆっくり吐き、ゆっくり吸う方が酸素摂取量が多いと体が言っている。
同じスピードで走っていても断然楽だ。
呼吸法一つでこれほど違うとは驚いた。
前半1km4分40秒台、後半1km4分50秒台から5分0秒。
タイムはこの暑さにしては悪くないのに、体はまるで植物のように静かだ。
もっと早く気が付くべきであった。

西の空に雷が光る。
その光を眺めながら考えた。
私を構成する物質は循環し私の外へと出ていく。
例えば水。
呼吸によっても水分は体外に放出される。
私の体は大量の水が循環するシステムである。
その水の分子一個一個は私という存在とはほとんど関係がない。
人間は1年経てば物質的にはほとんど入れ替わっている。
人間が物質だとすれば、去年の私と今年の私は別人だ。
人間が物質ではなく、それを構成するシステムだとしよう。
すると、一卵性双生児は同一人物だということになる。
それは違う。
それでは人間とは一体何か?
君が必死で維持しようとし、その消失を恐れる自分という存在は、物質なのか?それともシステムなのか?
自分とは一体何なのだろう。
自分とは意識だ。
それでは意識とは何か。
それは脳内で分泌される物質や電気信号により生じるものである。
意識は3秒以上続かないという仮説がある。
自分が意識だとすれば、自分とは、絶えず入れ替わる物質により構成されるシステム内で生じるものである。
そうであれば、自分という存在自体が怪しいし、さっきの自分と今の自分が同一ということはさらに怪しい。
さらには、去年の自分と今の自分が同一人物だというのは、自分のクローンが自分自身だと主張するに等しい。

7月14日
「売春婦の息子」を3度というのはひどい。
本人ではなく母親を罵るというのは最低である。
それがいくらイタリアではよく使われる言葉だとしても許すべきではない。
レッドカードを出すべきだ。

クラ吹きO君。
2月に購入したというトスカのB♭管、A管を吹かせてもらった。
私の楽器よりやや軽めの印象だが、非常にいい。
トスカのレベルは極めて高い。
そして彼のバスクラがこれまたいい。
3年ぐらい前に10本ぐらいから選んだそうだ。
最近はそこまで数がない。
いい時期に買ったものだ。
先日Hさんから借りたバスクラは、レジスターを押したファ♯の鳴りが極端に悪く苦労した。
M君によるとバスクラの特性だそうだが、O君のバスクラでは何の問題もない。
全体に軽く、楽に吹ける。

へぎそばってこんなに美味しいんだ!
知らなかった。
きらきらと輝く美しい姿、歯ごたえのある食感はまるで讃岐うどんのようだ。
今日はフォアグラも食べた。
日本で食べるフォアグラなんてと甘く見ていたが、食べてみるとこれが美味い!
フォアグラとは直訳すると脂肪肝。
太った人の肝臓は美味い?

7月13日
人生は旅である。
旅先で数人で楽しく飲んだ。
一昨日のパーティ以来、飲み会の重要性を再認識している。

このホテル、今日は何だか部屋が広いぞ。
これはうれしい。
ダブルベットだ。
しかし2人で使うには狭い。
デラックスシングルといったところか。
実はホテルを評価する上で、シャンプー、リンスの質は非常に重要である。
つけるとパサパサになるリンスなんて冗談じゃない。
しかし多くのホテルはそのレベル。
しかもリンスインシャンプーなんて、汚れを落とすことと潤いを持たせることが同時にできる訳ないじゃない。
買って持っていけばいいのだが、意外と高いし、小さいとすぐになくなる。
大きいと邪魔になる。
やはり備え付けのシャンプー、リンスの質が高いのがいい。
このホテルはそういう面が行き届いている。
LANケーブルを借りるのを忘れた。
しかし服を脱いでしまった。
また服を着てフロントまで降りなきゃならないのか。
フロントに連絡すると、持って来てくれると言う。
こういう対応がホテルにおいて最も重要なことである。

7月12日



これがBACKUNです。
欲しい方はご連絡ください。



今回トスカに付属していた新品のキャップとリガチャーを、新品のマウスピースに被せてマウスピースケースに入れ2週間保存。
その結果、キャップやリガチャーの内部が赤茶色に変色し、それが外側にも及んでいる。
キャップにリガチャーの痕跡が残っているのが見える。
新しいラバーマウスピースと楽器やリガチャーは別にしまった方がいい。

昨日の話。
TFO代表K氏の還暦記念パーティー。
年齢を重ねた人の話は面白いしためになる。
午後2時に始まり、二次会が終わったのが午後9時。
その間の7時間、貴重なお話をたくさん伺った。

指揮者F氏
パクリ話炸裂。
モーツァルトの若い頃に作品に、
ドーミドーソドミソソー レーファレーソレファソソー
というメロディが出てくる。
ベートーベンのエロイカはこの曲の真似?

ショパンのピアノ協奏曲第1番。
「あなた 変わりは ないですか」
この曲はどうも二流作曲家によってオーケストレーションに手を加えられているようで、最近ショパンの自筆譜が見つかったのだがずっといいオーケストレーションだそうだ。
この曲のオーケストレーションは本当にひどい。
ホルンは4本だが、4本なのは第1楽章のみで残りは2本。
なぜ?
トランペットの書き方も明らかにおかしい。
音域が不自然極まりない。
自筆譜の方がいいということになれば大ニュースである。

元T響首席ホルン奏者Uさん。
中国は定年退職する日本の主要オーケストラの首席奏者を狙っている。
「年金が出るまで何年か中国で教えませんか?」
という訳で現在中国のとある都市で教えている。
年間7ヶ月ぐらい行っているそうだ。
あちらとしては破格の給料だが、日本円にすると10万円ぐらい。
移動は全てタクシー、食事は高級レストラン。
それでも2割ぐらいしか使えないそうな。
あちらの学生は、テクニックは日本より上かも知れないとのこと。
しかし、まるでスポーツのように、速く、強く、完璧に吹ければいいと思っているようだ。
その意識を変えるのは大変だそうだ。
人口750万の大都市。
人口が日本の10倍なのだから、これぐらいの都市がたくさんあるのだろう。
音楽大学の学生が7000人!
そんなにいてどうするの?

ホルンジョーク1
吹奏楽のホルンは後打ちばかりである。
それが「星条旗よ永遠なれ」には何とメロディがある!
喜んで吹く。
ファーミーファレファーソソララシド ドー パ パ パ パ
メロディは最初だけであった。

ホルンジョーク2
ドイツのとあるオーケストラのオーディションに、アメリカで吹奏楽をやっているホルン奏者が受けに来た。
「何か吹いてください。」
「 パ パ パ パ」
「後打ちがお上手なのはよく分かりました。何かテクニックがあるものを聴かせてください。」
「 パ パ パパパ パ」
「テクニックがあるのもよく分かりました。何かメロディを聴かせて下さい。」
「 パ パ タリラ」

ホルン奏者Aさん。
初任給が1万5千円の時代、日フィルで4万円をもらっていた。
しかしどうしてもドイツに留学したい。
その話を事務局にすると、来年度は4万7千円出すという。
それでも辞めてドイツに留学。
25万円を借金して買った片道の航空券が25万円。
背水の陣で臨んだドイツで、何とかオーケストラに席を得た。

皆さんはあまりご存知ないかも知れないが、当時の日フィルの給料は破格であった。
東京交響楽団も同様。
両方とも一度潰れている。

Aさんの若い頃のハチャメチャぶりも書きたいが、多すぎて書ききれない。
とにかく当時の人はよく飲み、よく遊んだ。

ホルン奏者Kさん。
その見識の深さに脱帽。
そして、これは皆さんに共通していることだが、音楽に対して熱い。
「あの曲のあそこがこういいんだよ。」という具合に、熱く語り合う。
チャイコフスキーの悲愴第1楽章、ffでトロンボーンが出てくるところを、「人間が壊れていく様」と表現したのには参った。
「最近の若い人はあまりこういう話をしないね。」
耳の痛い話である。
今の音楽家の方が、確かに冷めていて、イメージも乏しい。

ショスタコーヴィチの交響曲第7番第1楽章。
ラヴェルのボレロの真似であることは有名だが、その主題の下降音形がメリー・ウィドーの主題のパロディだとは知らなかった。
ドイツを皮肉るためにわざと真似をしている。
それを聴いたバルトークが、「対位法ぐらいやったら?」と皮肉ったのが管弦楽のための協奏曲である。

午後6時40分出発、7.6km。
前半は1km4分50秒台。
後半はそれを1km5分10秒台に落とすが、それでも心臓がきつい。
ついに暑くて走れない季節になってしまった。
速くも、長くも走れない。
気持ちを切り替え、一日に一度汗を流すのは気持ちいいというぐらいのつもりで走ろう。
これから後2ヶ月もこんな状態か。
やれやれ。

購入者の声
<トスカGL66mmのたるをご購入の方より>
先日送っていただいたトスカグリーンラインのたるを昨日吹いてみることが出来ました。
今までのフェスティバルよりも、私は、明るくクリアな音のように感じました。
フォルテも楽に吹いても音が広がることなく、高い音でもまとまりがあるように思います。
これから演奏会に向けていかに自分の物にしていくか、ホールでどのように響いてくれるのか楽しみです。
お忙しい中選定していただき、本当にありがとうございました。
また、高尾さんのCD聞かせていただきましたが、想像していた以上に厚みのある音というか、木が響いているなと感じました。
それに感動したのは細かい音符も、PとかPPでもハッキリ聞こえるところでした。やはり息にスピードがあるからそのように吹けるのでしょうか。
これからは高尾さんの音を目標にして、がんばろうと思います。

7月11日
ジダン、ジダン、ジダン。
あー、心に引っかかる。
退場、そして一夜明けたら今度はMVPだ。
決勝でもそのプレーは強烈に心に残った。
あのPK。
あんな人を食ったような緩いボールを他に誰が蹴ることができるのか。
しかもワールドカップ決勝で。
完璧なヘディング、それを防いだ相手GKも凄い。
止められた後のあの吠えた顔も忘れられない。
今大会、わざと相手を挑発して勝とうとするシーンがいくつかあったが、それも罪に問われるべきではないか。
そういう行為は、審判は許しても世間は許さない。
とにかくやっぱりジダンは凄い。
ジダン、ありがとう。

最近新幹線でよく眠れるのはサングラスのおかげである。
人間、明るいと眠れないし暗いと眠れるものだということを実感できる。
サングラスは紫外線から目を守るというのが第一の役目である。
そのためにはきちんと目を覆うものでなければ意味がない。
多くの人は、意味のないサングラスをかけている。

「今日も暑いですね。」という挨拶はどうかと思う。
相手が暑くないと思っていたらどう返事しろというのか。
あなたは暑いのだろうか、こちらは別に暑くないのだ。
先日美容院に最悪の若い女性がいた。
「雨って嫌ですね。雨が降っても何もいいことないですね。」
日本に梅雨がなかったら夏の暑さがどうなっているか、そんなことも想像できないのか。
大体梅雨がなければ稲作はない。
日本人の肌がきれいなのは雨がよく降り、それによって日差しが遮られ、湿度が高いからである。
その証拠に、海外で暮らしている日本人の肌は荒れていることが多い。
こちらは雨で涼しく湿度も高く、快適に暮らせてよかったと思っているのだ。
自分の意見の押し付けしかできないような人間がよくサービス業をやっているものだ。

7月10日
東京に移動。
ひどい疲労感。
そりゃそうだ。
これだけ移動と仕事を繰り返せば疲れる。
9時間寝たのに、新幹線車内でさらに2時間半寝る。
そうすると大分疲れが取れて元気になってきた。

午後7時20分出発、8.3km。
努めてゆっくり走る。
メインは1km4分50秒台。
後半気が付いたら4分30秒台。
まだまだ速すぎる。
足は余裕綽々、上半身はややきつい。
暑さは心臓に負担をかけるようだ。
気をつけよう。
涼しい季節と同じスピードで走っていると体に負担をかけすぎてしまう。

購入者の声
<トスカのたるをご購入の方より>
早速、楽団の練習で使ってみたところ、押えている指の腹に管体の響きからくるビリビリ感がすごく伝わってきました。
以前のものと吹き比べてみましたが、明らかに指に伝わる感触がちがいます。
おそらく音量は変わらなくても響き方が違うので、特にホールではボリューム感が増すのでしょうか。
この度は大変すばらしいものを、貴重なお時間を使ってご選定いただきありがとうございました。
大事に使わさせていただきます。

7月9日
クラリネット奏者三倉麻美さんよりBACKUNのベルを預かっています。
ご存知の方も多いと思いますが、BACKUNは去年のクラリネットフェスティバルで大ブレーク。
モラレスが使用し、その後日本でも大阪フィルの金井さん、都響の三界君、東フィルの万行さんなど多くのクラリネット奏者が愛用しています。
先ほど吹いてみましたが、太く、柔らかく、独特の心地よい音色。
土の香りがするような懐かしい響きの個性的なベルです。
クランポン用でグラナディラ材のこのベルを、定価や店頭価格よりも大分安い6万円で売ってもいいという了承を得ています。
どなたか興味のある方いらっしゃったらご連絡ください。
よろしくお願いします。

広島交響楽団ヴァイオリン奏者津田芳樹さんがホームページを開設しましたので、よろしければご覧になってください。
http://web.mac.com/violinconcert/
リンクのページにも掲載しました。

熊野町で午前9時から午後4時までみっちりクリニック。
しかし中学生がみんないい子で幸せな時を過ごした。
今回は、同僚のお二人は都合が悪く、定期演奏会はどうせ乗るだろうからいいかと思ってマラソンを他の大会にして引き受けた。
その後大変お世話になっている方の還暦パーティーがあるとのことで定期演奏会を降ろしてもらった。
そのため、明日は東京に移動。
つまりこのために東京広島を往復する。
交通費を差し引くと若干赤字である。
一度引き受けたものを後で断るというのは信用に関わるのでそのままやったのだが、いい生徒達だと収支は関係なくこの仕事をやってよかったなと思える。

午後8時出発、8km。
ランナーに厳しい季節がついに来た。
午後5時、広島の自宅2階は38度。
午後8時はそれに比べればかなり涼しいが、それでも走れば雨が降ってもあまり変わらないというぐらいの汗をかく。
そんな中、1km4分20秒台でずっと走るのはやめなさい。
速すぎます。
そろそろゆっくり走る時期ですよ。

購入者の声
<テナーサックス用金メッキ、ラーセンメタルテナー用としてデュコフメタルテナー用1.8mm、2mmをマウスピースと交換してくださった方より>
テナーのジャズメタルで使うには、1.8mmよりも2.0mmの ほうがコントロールが効いて使いやすい具合でした。
ことデュコフ、ブランチャー系(私はラーセンですが)でバリバリに 鳴らすようなハイファイサウンドに使おうと思うと、2.0mmのホールド力があった方が良いように思います。
1.8の音色のほうが響きが豊かな感じがしますので、ウォーム なラバー系やオットーリンクメタル、あるいは非ソロクラシック系(サックスアンサンブルや吹奏楽など) には1.8のほうが良いのかもしれません。
ハリソンやオペラを好む方には1.8かなと思います。
ヴァンド レンなどを好む方には2mmですね。
ダイナミクスコントロールも2mmのほうが優れているように感 じましたので、クラシックソロに使う場合は2mmが向くように思います。
素材も今回ですべて吹き、コンデンサマイクとプリアンプも通してみ ましたが、ロジウムメッキはとても素直ですね。マイクを通すジャンルで使うに はもっとも良いかもしれません。
スタジオ使用ですと加工もあると思いますが、波形編集するときには ロジウムで録ったものが一番楽でした。
上の方の倍音の関係と、弱音、残響の余韻が鋭く早めに消えて行く所為かと思われます。
(ロジウムのケーブルで試してみたいと思いました、持っていません が)
デイブガーデラにもマッチしそうな気がします。
ゴールドも素直で柔らかく、伸びやかですが、個人的にはピンクゴー ルドの豊かさが秀逸すぎるため(笑マイクにはロジウム、生音にはピンクがベストと感じました。
またベルグラーセンのメタル用ということで、公式にはデュコフサイズが使えるとされていますのでデュコフに合わせて作っていただきましたが、フィットはしていますがひょっとするとデュコフよりも少しだけ径が 太いほうが良いのかもしれません。
サンプルをお送りできれば良いのですが…。
上気味に留めても響きは損なわれないので、まったく不具合はありま せんが。
ただ2mmでがっちりとホールドして柔らかいリードで鳴らそう と思うと、心持ち大きくても良さそうです。
(リードはRico Jazzセレクト、及びmarcaで試していま す)
ヤナギサワメタル同様、理想的には特注がベストだと思いました。
私のものはステンレススチールで、オールドのラーセンでどうかとい う所はわかりませんが…
(ラーセンユーザにはオールドのほうが多いと思います)
それでは、このたびは本当にありがとうございました!
大切に使わせ ていただきます。
今のものが耐用を迎えたら、またお願いいたします。

7月8日
午後用事の後、紀尾井シンフォニエッタ東京の皆さんと飲み会。
クラリネットパートとフルートパートが集まる。
このオーケストラは、東京の主要オーケストラの首席奏者が2番を吹いたりトゥッティを弾いたりするという非常に贅沢なオーケストラである。
以前は驚愕のギャラであった。
最近は大分安くなったが、それでも他のオーケストラの倍以上はある。
皆さんはこれから東北に演奏旅行。
私は広島に移動。
東京駅で別れた。
広島の自宅に着いたのは12時過ぎ。
明日は早い。
もう寝ます。
お休みなさい。

7月7日
今日は七夕。

昨日の話。
ホテルニューオータニの敷地内を散策。
ホテルの敷地内を散策できるというのはすごい。
森のようになっていて、高給料亭が点在している。
その外側は外堀通り。
つまり昔の江戸城の外堀である。
ニューオータニの敷地は井伊家の屋敷跡。
この辺りを紀尾井というのは、江戸時代、紀州、尾張、井伊の三大名の屋敷が集まっていたからである。
ニューオータニ辺りの堀にはまだ水が入っていて、ボート貸し出しもやっている。
四谷に向かって堀の上を歩くと、そちらは埋めたてられてテニスコートなどになっている。
緑が多く、歴史が感じられる町並みである。

紀尾井シンフォニエッタ東京のゲネプロを聴く。
指揮とチェロはマリオ・ブルネロ。
シューマンのチェロ協奏曲。
その表現の豊かさと圧倒的な楽器の鳴りに唖然。
これを聴かない手はない。
明日の演奏会、チケット入手は難しいだろうが、もし手に入るのであればぜひお勧めする。
ここまで全身が痺れるほどの感動は、人生においてそう何度も体験できるものではない。
指揮者としては、弦楽器の奏法や古典などの様式に確固としたイメージがあり、それを要求する。
見た目は派手ではないが、これが本当の指揮者であろう。

午後9時10分出発、7.5km。
今日は午後から夜にかけて用事があり疲れがある。
昨日は久しぶりにSTさん、MMさんと楽しく飲んだ。
それはいいのだが、飲むと睡眠障害が出る。
普段飲まないのはそのためだ。
しかも昨日はコーヒーまで飲んでしまった。
睡眠は最悪、目の下に疲労が出ている。
まあゆっくり走ろう。
しかし2km、3kmでどんどん調子が上がって行く。
ベストは1km4分10秒、その他は4分20秒台から30秒台。
しかも速くても上半身がきつくない。
一体どうしたことか。
昨日1日休んだだけで、これだけ調子がよくなるとは驚きである。
走り終えると昨日今日の疲労はすっかり取れ、元気一杯!
人間はある程度運動することによって健康な状態を保てるのだということを実感できる。
その日の疲労を吹き飛ばし、気分よく眠ることができる。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
すごく心地よい音が出るので快適です!
これで今月の本番もうまくいきそうです。
ありがとうございました。

7月6日
クランポンでトスカのたるを選定。
全体的にレベルは高いが、その中でもよく鳴るものを選定。

プレスティージュGLを4本吹かせてもらった。
先日のR13GLはいまひとつ鳴りが悪いという印象だったが、これは鳴る!
むしろトスカよりも鳴る感じでびっくりした。
こちらの方がいいという人がいてもいいと思う。
私には若干金属的な感じがする。
上管の上下、下管の下側についている金属リング、それにベルの金属リングがないと好みの音になるかも知れない。
若干私には金属が多すぎるのである。
金属が少なくなれば、より木の響きになる。
ただし若干大人しくなるため、どちらがいいかは好みの問題である。
これほどいいとは予想していなかった。
ひょっとすると、フェスティバルGLの方が私にはいいかも知れない。
ただこちらは現在在庫がないとのこと。
いずれにしても、クランポン本社としてはグリーンラインは完全に受注生産である。
日本のクランポンが注文し、それによって製作され送られてくる。
だから常に数は非常に少ない。
もしくは在庫がないことの方が多い。

木の設計でそのままグリーンラインを製作してもいい結果は出ない。
プレスティージュGLも、内径など若干設計を変更しているようだ。
この辺りにどれぐらいの手間をかけるかによって、その楽器のレベルが決まるようだ。

プレスティージュGLのたるも吹いてみた。
これもよく鳴る!
面白いのは、トスカGLのたるはトスカの音がし、プレスティージュGLのたるはプレスティージュの音がすることである。
このたるを購入するというのもいいかも知れない。
ただし、残念ながら楽器自体が受注発注のため、たるの在庫は現状では全くない。

グリーンラインについて話を聞いた。
グリーンラインは、素材自体が手間がかかっている上に、木と同じ刃物で削れないために専用の刃物を新たに製作しなければならない。
全体として、同じ値段では売っているが木の楽器に対してコストは高い。
安い楽器でグリーンラインがないのは、これまで要望がなかったからだという。
要望があり、2万円ぐらい高くてもいいのであれば製作は可能であろうとのことだ。

購入者の声
<Tシリーズを長年ご愛用頂いている方より>
Bb用、バスクラ用と、もう3年ほど使わせてもらっていますが、週1プレーヤーのせいか、設計者の想定寿命を越えた今も十分現役で頑張ってくれています。
いろいろと仕掛けを替えるのが割りと好きだったのですが、3年間リガチャーはこれ一本で、おそらくこれからも他に乗り替えることはないのでは、と感じています。
本当に響きがよく、使っているうちに自分の理想とする音自体もより輝かしい方向に変わってきた気がしています。リガチャーとリードの接する面積、リガチャーとマウスピースの接する面積がそれぞれ理論上ゼロであることが、大きいのでしょうか?
他にこういう構造のものは見たことがないですよね。

7月5日
下記のクロス、シングルケース用は希望者がいらっしゃいましたので、ダブルケース用のみ継続して希望者を募集します。
よろしくお願いします。

トスカ専用クロス欲しい方いらっしゃいますか?
トスカに最近付属品となった稀少品です。
色は赤で、クランポンのマークとTOSCAという文字が入っています。
シングルケース用1000円、ダブルケース用2000円、送料500円でお送りします。
片方でも構いませんし、両方でも構いません。
ご希望の方いらしたらご連絡ください。
先着順とさせていただきます。

午後7時5分出発、7.5km。
今日は走れないだろうと思っていたら、夕方になって雨が止んだ。
実際には走ってみると霧雨だったが、むしろ汗の代わりになって涼しいぐらいである。
しかし休んでもよかったぐらいの体調である。
昨日までの調子のよさは何処へ?
さすがに疲れてきた。
タイムを落としても上半身にきつさがある。
1km5分0秒台がメインで、ベストは4分54秒。
これまで調子がよかったのは、休みが多かったからである。
4分20秒台で毎日走り続けるのは無理だ。
昼、巻き寿司だけにしたらどうも力が出ない。
たんぱく質も必要だ。
鶏肉を積極的に食べよう。

購入者の声
<トスカのたるをご購入の方より>
トスカのタルを楽団の練習で使ってみました。
まず今までのタルと比較してみましたが、トスカのタルを使用するとまるで楽器のサイズがひとまわり大きくなったように感じました。
それだけ響きが増しているのかもしれません。
そのまま合奏でも使用したところ、いつも通り吹いているのに指揮者から「抑えて」の指示が。
全体的に今までよりやさしく吹くと丁度良いのかもしれません。
まだそれほど広くない部屋でしか使ってないので、広いホールで吹くのが楽しみです。
ありがとうございました。

7月4日
下記のトスカのたる選定ですが、希望者がいらっしゃいましたので終了します。
次回入荷時期は未定ですが、予約もできますのでご希望の方いらしたらご連絡ください。
よろしくお願いします。

クラリネットを演奏される方にご案内します。
トスカグリーンラインのたるは、どんな楽器につけても驚くほどよく鳴ります。
このB♭管用66mmのたるがしばらく在庫切れだったのですが、先ほどクランポンより入荷したとの連絡があり、現在押さえてもらっています。
ご希望の方は至急ご連絡ください。
定価26250円のところ、選定料込み22000円と送料500円でお送りします。
なお、数に限りがあるため、先着2名までとさせてください。
よろしくお願いします。

午後8時出発、7.5km。
今日は1km4分20秒台がメイン。
足はもっと速く走りたがるが、やはり上半身はややきつい。
速く走ることによる快感も大きいし、走り終えた後の顔が華やいでいるのでこれでもいいとは思うのだが、もっとゆっくり走った方が健康にはいいような気もしないでもない。
速く走るため結局汗だくになるが、今日も涼しくベストコンディション。
いつまでこれが続くだろうか。

購入者の声
<M30トラディショナルの選定を依頼された方より>
先生,ありがとうございました。
とても感動です。
音にうるさい旦那にも、「いい音出るようになってよかったね。」といわれました。
希望する音に近づいて本当に嬉しいです。
あとは自分の力ですね。
マウスピースをかえてリガチャ-をかえて音の輪郭が変わってきて吹いていてとても気持ちがいいです。
実は今までとても出しにくい音があったのですが、その音もすんなりと力まずにスムーズに出たのには感動です。
今の今までこの音は苦手と感じていましたが、なんと!!いい感じ!
これからは好きな音になりそうです。
まだまだ未熟者ですが経験と時間と練習をたくさんして、選んでくださった先生に感謝しつつこれからも頑張っていきたいと思います。

<M30プロファイルとB♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
マウスだけを交換して「おー息がよく通る!音の響きが違う!」
さらにリガチャーを交換して「さらに音が違う!苦手なppができる!」と感激しました。
一緒に演奏している人にも、「ppで音を鳴らしてもしっかり音が聞こえる」と言ってもらう事ができました。
ぜひぜひ今後もクラリネットを続けて行きたいと思います。
ありがとうございました。

7月3日
猛烈な疲労感。
そりゃそうだ。
本番をやって広島から移動というのはやはり疲れる。
午前中ぐらいゆっくりさせてという気分になったのは久しぶりである。

登山レースをしようか、それとも高い山に登ろうか迷っている。
先日の乗鞍天空マラソンが忘れられないが、あんな高いところを走るレースは他にない。
山はやはり2000mから3000mぐらいがいい。
富士山は高すぎて息が苦しいし、月世界のようだ。
低い山では景色が普段と変わらず面白みに欠ける。
高い木が育つ限界を超え、低木や草原になった辺りがいい。
やっぱり登山にしようかな。

いびがわマラソンの案内が届いた。
これまであちこちで走ってきたが、最も印象に残るフルマラソン大会である。
揖斐川やその周りの紅葉の美しさが忘れられない。
ただ問題が一つ。
アップダウンが激しく、記録更新を狙うには厳しいということだ。
フルマラソンはやはり記録を狙いたい。
しかし、眺めがよければ心に残るし、応援が盛大だとうれしい。
さてどうしよう。

東京マラソン試走の動画を見た。
http://www.runnet.jp/mm/u/l?p=3FysA0-GZGEZ
谷川真理さんは東京国際女子マラソンで走っている姿を見た。
ん?誰だ、あの格好いい人は?と、思わずそこに視線がいってしまう美しさであった。
この動画でも、スタイル、そしてピンと伸びた背筋が非常に美しい。
このコース、田舎好きの私にはちょっと都会すぎるかな。
どこまで行っても大都会。
東京というのはすごい街だ。
ここを3万人のランナーが走るというのは、想像しただけでもわくわくする。
やっぱりこのお祭り、参加しない手はないかな。
悩ましいところである。
問題としては、通常数千人規模の大会ではスタートまで2〜3分ぐらいなのだが、それよりも大分かかってしまうと予想されること。
プライベートタイムは計測されるようだが、公式記録は号砲からゴールまでのタイムなので、このロスは大きい。
コース自体は最初は下り、その後はほぼフラットで走りやすそうだ。
まだ業務のスケジュールが出ていないので、出たらまた考えよう。
ちなみに申し込みはもう始まっていますので、皆さんもよろしかったら走ってみませんか?
詳細はこちら。
http://www.tokyo42195.org/
問題点がもう一つあった。
人数が多い場合は抽選になってしまうのである。

午後8時10分出発、7.5km。
7時40分に出発しようと思ったら雨が降り出した。
今日は昼間から天気が不安定だ。
昼過ぎ、出かける頃にわか雨。
濡れて走る人多数。
それが帰る頃には晴れていた。
少し待ってみよう。
幸いほぼ止んだので出発。
1km4分50秒から徐々に加速。
といっても自分の意思で加速しているのではない。
足が勝手に速くなるのである。
さすがに1km4分10秒台になると上半身がきつくなるが、足は知ったことかと先に行く。
今日は先日購入したカタナ・ケージ2を初めて履いて走った。
走ってみて最も大きな違いを感じたのは前足部だ。
ケージは非常に柔らかい感じだったが、ケージ2はクッション性と共に反発性を強めている。
カタナ4のアイデアをこちらにも生かしているようだ。
硬くて故障しやすいという感じはない。
クッション性は十分にありながら、反発力もある。
よりレース仕様になった印象を受けた。

クラリネットQ&A
<質問>
なぜEシリーズにグリーンラインがないのですか?
<答え>
なぜEシリーズにないのかは聞いておきます。
トスカグリーンラインの数が少ないことに関しては、これほど売れると思っていなかったという見込み違いがあるようです。
技術者が3名しかおらず、その3名で世界で販売する全てを製作しているようです。
また、その技術者を増やすには、かなりの熟練が必要で時間がかかり難しいようです。
グリーンラインは、木よりも硬いために木と同じ刃物では削れず、グリーンライン用の新たな刃物を開発したそうで、技術的に難しい面があるようです。
数が少なくEシリーズにないのも、そういったことが影響しているのかも知れません。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドとM30をご購入の方より>
リガチャーは今までのと比べて高音のきんきん感がなくなり、(今までは口で何とかしようとしていたんですが、余計な気を使わなくても、いい音が出るようになりました)とても楽に吹けるようになりました。
これからリピーターになると思いますので、よろしくお願いいたします。
マウスピースは、今日は当たりリードを選んでいる時間が無かったのですが、かすり?リードで、結構太い音がする、という印象をもちました。
これから、今まではだめだったリードの山の中から、当たりリードを探していくのが楽しみです。
どうもありがとうございました。

7月2日
福山リーデンローズで本番。
このホールはお客さんが入らないと響きすぎてもわもわする。
お客さんが入ると丁度よくなる。
今回は指揮者の意向で10型とやや小さい編成。
それを前に詰めたセッティング。
多分後ろに詰めた方が音はいいだろうが、演奏者が近い方が見た目はいい。
難しいところである。

終了後東京に移動。
今回は一昨日広島に移動してリハーサル初日。
今日は本番で東京に移動とまるでエキストラのようである。

7月1日
忙しく過ごしているうちに、あっという間に7月。

リハーサル2日目。

カタナ・ケージ2を購入。
先日発売されたばかりである。
実は発売されるのをずっと待っていたのだ。
ケージは一つの時期に一色しか色がない。
埼玉の自宅のケージは磨り減って、ゴムの下のプラスチックが出てきた。
前足部のグリップ力を高めるためのゴムも擦り減り、クッション性もグリップ力も弱まっている。
買い換えるしかないのだが、青はすでに広島で持っている。
同じ色はどうしても嫌だ。
という訳で、本来広島に置いておくべきケージを、持ち歩いて使用していたのである。
ケージ2は、見た目はそれほどケージと変わらない。
マイナーチェンジという感じである。
試し履きした感じでは、実際の重さはどうか分からないが若干軽いような印象を受けた。
フィット感、グリップ力、クッション性の高さは相変わらずである。

ヒロシマMIKANマラソンで私と一緒に走りませんか?
10月22日、広島の江田島で行われます。
種目はハーフ、10km、5km、3km。
広響から数名、それと私の生徒(でも大分年上の方)も一緒に走る予定です。
よほどの肥満や高齢でなければ、全く走ったことがない人でも3kmをゆっくり走るぐらいは何の問題もありません。
一度走れば気持ちよくて、きっと病み付きになりますよ!
http://www.runnet.jp/runtes/detail.php?ses_competition_id=3973&ses_event_type_id=3924

午後7時50分出発、8km。
0〜1km 4分25秒
1〜2Km 4分25秒
2〜3km 4分24秒
3〜4km 4分25秒
4〜5km 4分20秒
5〜6km 4分17秒
6〜7km 4分19秒
7〜8km 4分10秒
トータル34分48秒
8kmとはいえ、普通に走っていてこのスピードになってしまうというのはすごい調子のよさである。
しかも最後にそこから加速できる。
呼吸は吐くことを意識するレベル2に、時折吸うことも意識するレベル3を加えた。
最後1kmの加速時に、3歩1呼吸と2歩1呼吸を試した。
普段は2歩で吐き、2歩で吸うというリズムだが、加速する時はもっと大量の酸素が欲しい。
この方法は使えるかも知れない。
さて、これから蒸し暑い夏がやってくる。
今日は日中雨で気温が低かった。
これぐらいのタイムで気分よく走れる日も残り少ない。
9月中頃まではランナーにとっては辛い時期である。
暑いしきついしタイムは遅い。
自分の実力が下がったように感じてしまうし、実際に実力は落ちる。
このタイムを覚えておいて欲しい。
君にはこれぐらいの力はあるのだ。
秋のマラソンでいい結果を出すためには、夏の走り込みが重要だ。
嫌にならずに地道に走り続けよう。