2006年8月分

8月31日
今日で8月も終わり。

今日からまた旅。

夜旅先で楽しく飲む。
なかなか美味しい料理屋であった。
☆さんの経験に裏付けられたお話はいつも勉強になる。

指揮の◇さんとは随分久しぶり。
以前よりも棒がまともになった。
相変わらずのハイテンション。
ワーグナーのオペラへの造詣が深く、その内容から表現や音色を要求。
勉強になるし、充実感がある。
純粋に音楽を追求するその姿勢や人柄が、オーケストラの音を変える。
広響にも来て欲しい。

タンホイザーの2ndCl。
A管で下のファ♯、ファ、ミ、この3つの音がどうしても低い。
トスカだから、高いキーを使えばファは何とかなる。
しかし他の音はどうにもならない。
と思いつつさらっていたら、何と他の音でもファの高い方のキーを使うと音程が上がるではないか。
そんなことに今頃気が付いた。
ミは若干雑音が混じるが、音程には代えられないという判断になるかも知れない。
明日試してみよう。

ちなみに先日は、左手で普通のファの指を押さえ、クレッシェンドで右手の高いファのキーを徐々に開けてピッチを高くするという技を演奏会で使った。

購入者の声
<M30トラディショナル、エスクラ用B44、B♭クラリネット用とエスクラ用ピンクゴールドをご購入の方より>
到着した日から、愛用させていただいています。
マウスピースは、今まで使っていたものに比べ、私の好きな音がしているので、びっくりしています。
低い音から、高い音までとてもバランスよく出ます。
リガチャーは、自分の息使いがそのまま音になることにびっくりしました。
音量もあがりました。
最初は、リガチャーをつけるのに戸惑いましたが、今はすんなりできています。
Esクラの出しにくい部分もかなり解消されました。
このマウスピースとリガチャーは手放せません。
本当にありがとうございました。
今後もよろしくお願いします。

8月30日
午前中から午後にかけてリガチャーを製作し、メッキ屋さんに送る。
それから練習。
夕方走る。
ということで、特に書くこともないような1日。
困った時のランニング頼み。
よく毎日同じコースを走っていて書くことがこれだけあるものだと自分でも感心する。
天気、気温、湿度、風、景色、体調、筋肉の状態、好調不調、その原因、タイムなどなど書くことがいくらでもある。
ランニングマシンではこうは行くまい。

午後7時20分出発、8km。
ようやくやや涼しい気候になってきた。
追い風では相変わらず汗だくだが、向かい風では汗が全て蒸発してくれてうれしい。
昨日の疲労か、速く走る気にならない。
1km5分20秒台から30秒台。
6kmから1kmダッシュ4分9秒。
不調時でもこの1kmダッシュをやると気分爽快。
速く走るというのは気持ちいいものだ。
しかし4分台3本程度で疲労するとは情けない。
好調時には連日11kmのほとんどを4分30秒前後のタイムで走り、3日目にようやく疲れが来るといった具合なのに。
とにかくもっと涼しくならないとどうにもならない。

8月29日
今日はNHKの番組の収録。
「あなたが主役 音楽のある街で」 山口県周南市の周南市文化会館
ゲストの岩崎宏美さんは相変わらず若く美しい。
亡くなった本田美奈子さんの歌を歌ったが、本田さんと近い距離にあった岩崎さんが、彼女の歌を歌うという行為自体が感動的である。
アレンジ物は、まあこんなものか仕方ないという風に指揮するのが普通だが、コバケンはそこに音楽的要素を見つけ、バランスを取り、テンポを若干動かし、フレーズを作りとまるでクラシックの名曲であるかのように指揮する。
こんな指揮者はこれまでお目にかかったことがない。
ブラームスの交響曲第2番終楽章も炸裂していた。
普段特に意識していない個所がテンポが速くて緊張したが、そんなことはどうでもいい。
いい演奏ができ、自分自身も感動し、お客さんにも喜んでいただければ満足である。
ゲストでは特に小学校6年生のトロンボーンを吹いた女の子の喋りが絶妙。
一見の価値あり。
よろしければご覧になってください。
9月23日土曜日18:00〜18:50BS2
http://www.nhk.or.jp/shuyaku-ongaku/guest.html

Yさん、ごめんなさい。
一緒にタクシーに乗ったのに、駅から先に走ってしまった。
徳山駅についたのが新幹線が発車する50秒前。
ほとんど諦めていたのだが、次は30分後。
帰って走るにはできれば乗りたい。
という訳でホームにダッシュ。
改札を通ったのが20秒前。
エスカレーターに乗ったのが10秒前。
何とか数秒前に乗り込むことができた。
負荷としてはいつのダッシュ以下で大したことはない。

午後10時5分出発、8km。
最初はゆっくりペース、1km5分40秒台。
昨日最後までゆっくり走ったので、足の疲れがきっと取れているはずだ。
きっと加速するに違いない。
2kmから徐々に体が目覚め、快適ペース1km5分10秒台。
しかしそこからなかなか調子が出ない。
この不調の原因は何だ?
すると4kmから急に足が先に行く。
1km4分25秒。
どうもゆっくり走る筋肉と速く走る筋肉は違うのではないだろうか。
感覚としては、ゆっくり走る筋肉は外側にある。
昨日はずっとゆっくり走っていたので、外側の筋肉は疲れている。
この筋肉を使って走る限り、ずっと調子は悪いのだ。
それが加速すると使う筋肉が違ってくる。
内側に回復した速く走るための筋肉がある。
これが一旦火がつくと急激に加速する。
抑えるのに苦労するほどである。
次の1kmはやや落として4分46秒。
しかしもっと速く走った方が疲れないよと足の筋肉が言う。
そうかなあと思いつつ加速すると、確かに疲れない。
やっぱりスピードによって使う筋肉は違う。

8月28日
先日のグラン・パルティータを編集し、パソコンに移し、CD−Rに焼く。
ようやくその時間が取れた。
やはりソニーのHi−MDの音質はすばらしい。
臨場感や立体感があり、十分に楽しめる。
先日ROLANDのEDIROLの新製品R−9の音を聴く機会があったが、まあまあという感じであった。
多分マイクが本体についていることが問題ではないか。
マイクを別にすれば、格段と音がよくなる可能性がある。
比較すればソニーのHi−MDの音質が圧倒的にいい。
Hi−MDの最大の欠点は、リニアPCM録音をする際には消費電力が大きいため電源を接続しなければならない点だ。
逆にEDIROLの欠点は本体で編集できない点だろう。
EDIROLはパソコンへの転送速度が速いという点が魅力的だ。
さて演奏だが、自分の演奏には満足している。
もし自分が指揮者ならやりたいことは山ほどあるが仕方ない。
全体としては、終楽章が惜しい。
最後というので気合が入ったのか、それとも疲れたのか、演奏が荒くなっている。

ブラームスの交響曲第2番。
バーンスタイン指揮ウィーン・フィルの演奏にどうもすっきりとしないものを感じていたが、今日のコバケンの指揮でそれが吹き飛んだ。
これだ!
やややりすぎと言えなくもないが、ずっと空を覆っていた雲が一気になくなり、雲ひとつない青空が広がったようである。
テンポはやたらと速い。
それが第2主題では猛烈なエスプレッシーヴォと共に急激に遅くなる。
フルトヴェングラーでもきっとここまではやらないだろう。
ものすごい存在感、迫力、表現力。
やはりコバケンは凄い。
広響もこれからどんどん呼ぶべきだ。
リハーサルが1日なくなることがあるなんてそんなことはこの際どうでもいい。
お客さんは確実に感動する。

午後9時出発、8km。
今日は大失敗。
時間の節約のため、午後6時15分から35分にかけて帰りの新幹線車内でお弁当を食べる。
2時間ぐらいあれば大丈夫だろうという考えが甘かった。
午後8時半、満腹感でまるで走る気にならない。
午後9時ようやく出発。
体が重い。
1km5分50秒台。
それでも徐々に体は目覚め、よーし6kmから1kmダッシュ行くぞ!と思って力を蓄えていたら、今度は腹筋が痛くなってきた。
こんな遅いペースで腹筋が痛くなるなんてあり得ない。
先に夕食を済ませたことが原因としか考えられない。
どうしても夕食後に走りたいのであれば、最低でも3時間、できれば4時間開けるべきだ。
ランニングは食前が基本だ。

8月27日
昨日今日と体脂肪率がやや高く、筋肉量がやや少ない。
これは日中外に出ていないせいだろう。
重い楽器を2本背中のリュックに入れ、本番の時は片手に衣装ケースを持ち、それでも早足で歩き、階段は必ず2段で上るようにしている。
これが結構いい運動になっているのだ。
東京との移動の際は、背中のリュックにパソコンなども加わり、さらに巨大なキャリーバッグを引っ張る。
だから移動後は筋肉量が普段よりも大分多い。

北海道マラソン。
千葉真子選手引退。
そうではないかと思っていた。
今年になってから、テレビ出演やイベントへの参加がやたらと多かったのだ。
乗鞍で会った時も、何となくそんな雰囲気はあった。
30歳。
若すぎるような気もするが、10代で1万メートル世界選手権銅メダル。
十数年間も世界のトップでやってきたのだから、十分なのかも知れない。
マラソンは、趣味はともかく競技としては、特に女子には過酷すぎる。

スタート時に気温が30度を超えるというのはマラソンにはあまりにも暑すぎる。
これだけ地球温暖化が進んでいるのだから、この大会もせめてスタート時間を早めるなど対策を取るべきだ。

何だかこの選手の走りをお手本にしようという選手がいない。
男子優勝の渡辺選手はなぜあれほど頭が後ろに傾いているのか。
2位の久保田選手は上半身がぶれすぎ。
女子優勝の吉田選手は上半身が後ろに反ってないか?
もう少し前傾姿勢の方がエネルギー効率がいいと思うのだが。
それにマラソンで優勝するような選手がどうしてハムスターのようにほっぺたがあんなにふっくらしているのだろう。
不思議だ。

午後7時15分出発、8km。
昨日までより若干涼しい。
日が暮れるのも大分早くなってきたし、秋の気配が僅かながら感じられる。
ゆっくりスタートしたが、1km過ぎから足が急に軽くなり、2km〜3kmは4分36秒。
あまりに速くて驚いた。
これじゃ明日に疲労を残しすぎる。
徐々にペースダウン。
力を溜めて、6kmから1kmダッシュ4分24秒。
他のペースが速い時はベストは遅くなる。
汗だくにはなるが、滴り落ちるということがない。
ようやく汗で調節可能な気温になってきた。
この調子でどんどん涼しくなって欲しい。

8月26日
「ダ・ヴィンチ・コード」を読んでからワーグナーの歌劇、楽劇を勉強すると、まるで世界が違って見えることに驚く。
昨日まで空は青かったはずなのに、今日からは赤くしか見えない。
どの物語にも、キリスト教会と異端との争い、キリスト教会の勝利、そして異端が不当に貶められている様が見て取れる。
共通して言えるのは、男は精神性が高く立派であり、女は知能が低く、卑しく、劣った存在だということである。
男対女の争いと言ってもいいかも知れない。
その争いに、男が千年以上もの長きにわたって勝利してきたが、最近怪しくなってきた。
元々女がいなければ人類は滅亡するのだし、女が淫らだというのは全く不当としか言いようがない。
「タンホイザー」
異教や女が貶められている様は、マグダラのマリアが売春婦だったという嘘が真実であるかのように歴史が歪曲されたことと共通している。
日本で言うと鬼である。
鬼とは元々戦いに敗れ、山奥や辺境に逃れた人々のことである。
歴史は勝者によって書かれる。
これも敗者が不当に貶められている例である。
ひょっとすると桃太郎は、罪もない人々を侵略し虐殺したということなのかも知れない。
日本の神話もそうだ。
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
このドイツの組織はフリーメイソンと深い関係がある。
「ローエングリーン」
男は精神性が高く、清らかで立派な存在であり、女は知能が低く理性で行動することができない劣った存在であるという物語である。
これは聖杯の物語でもある。
聖杯が、実はキリストの血を受けたマグダラのマリアとその子孫を意味するということを知ってから再びこの物語に接すると、ぞくぞくと背筋が寒くなる。
キリスト教会との戦いに敗れた異端は、このように真実を寓話としてしか語ることができなかったのだ。
ワーグナーは神話や寓話から物語を取っている。
その神話や寓話に、何と多くの血塗られた歴史が垣間見えることか。
キリスト教会が権力を確立するために、一体何人を殺し、どれだけ歴史を歪曲してきたことか。
聖書自体が、実は真実を隠し、ねじまげたものであるということは、葬り去られたはずの文書の発見によって最近明らかになりつつある。

モーツァルトの魔笛も男対女の争いと見ることができる。
ここでも男は気高く立派であり、女は感情で動く劣った存在である。
沈黙の修行でパミーナがタミーノに声をかけるが、これは女による誘惑であり、それに打ち勝たなければならないのだ。
結局修行に耐えられなかったパパゲーノは、下々の者として生きて行くしかない。

フリーメイソンについて調べてみたら、アメリカ大統領の何割かは会員だったようだ。
フランクリン、ワシントン、モンロー、ルーズベルトなど錚々たる名前が連なる。
フリーメイソンの力が絶大な理由はこの辺にありそうだ。
ヨーロッパでは、バッハもハイドンもベートーヴェンも会員。
日本では坂本竜馬など。

午後7時20分出発、8km。
明るいうち外に出なかったら何だか気分が暗い。
精神の健康のためにある程度の日差しは必要だ。
CDを聴いたり、スコアや解説を読んだり、リガチャー関連のメールや梱包、練習で1日が終わってしまった。
昨日かなりの余裕を持って走ったはずが、今日は疲労が残っている。
仕方がないので1km5分40秒台でゆっくり走る。
6kmから1kmダッシュ4分14秒。
全体をゆっくり走ると、ダッシュのタイムが上がる傾向は常にある。
これで回復してくれただろうか。
この程度の負荷で疲労するというのは困ったものだ。
夏でなければもっと長い距離をもっと速く走っても疲労は残らないのに。

8月25日
関東はもう秋かあ。
最高気温20度台なんて夢のようだ。
梅雨が長くて夏の始まりは遅かったし、いいなあ。
広島は少なくとも8月中は30度台が続きそうだ。

毎年恒例健康診断。
水も飲めないというのは辛い。

私は小学生の頃から注射が嫌いだ。
体に針を刺されて嫌いじゃない方が異常だ。
小学校の頃、一度逃げ回ってついに注射しなかったことがある。
ただしこの健康診断センターだけは別である。
針を刺され、血を抜かれるのに、ここ数年ほとんど痛くないのだ。
いつもベテランのおばさんであった。
今年の注射の人はと探してみると、…若い。
大丈夫か?
観察していると、冷静沈着、手馴れた感じ。
きっと大丈夫だろう。
実際に注射してみると、去年までと同じはずなのに何故か痛い。
なぜ?どこが違うの?
不思議だ。
私は痛みに弱い。
痛いと感じるとものすごく痛そうな表情になる。
注射のお姉さんに心配されてしまった。

注射にはトラウマがある。
小学校5年の終わりから6年の初めにかけて結核のような症状で入院した。
結局何の病気か分からなかった。
母親が毎日ギャーギャーうるさく、精神的ストレスが原因だったのかも知れない。
そして入院中毎日血を抜かれた。
おばさんはいいのだ。
スムーズに進行する。
問題は若い看護婦。
ブスッと刺して、「あらごめんなさい。」と言って引き抜き、再び別の場所を刺す。
それを何度もやられるのだからたまらない。
「ここは人体実験場じゃないんだ!」
大人なら文句を言えたのだろうが、子供だから文句を言っていいのかどうかすら分からない。
「あんた、自分で練習してからやったら?」とか、
「自分が何をしているのか、同じことをやってあげましょうか?」とか、
今なら言うだろう。

健康診断は体に悪い。
朝食も食べられず、暑いのに水も飲めず、針を刺され、血を抜かれ、バリウムを飲まされ、放射線を照射され、挙句に下剤まで飲まされる。
私は血圧も、様々な数値も、微動だにしない。
問題がありそうにない人は受けない方が体にいいんじゃないかとも思う。
しかし万が一胃に問題があると怖いと思って毎年結局受けている。

9月上旬の文化庁公演。
午後1時半に体育館で演奏。
最高気温が30度を超えている可能性は高い。
ということは体育館の中は40度近くになる恐れがある。
弦楽器はニスが溶ける温度である。
しかも湿度も高いだろう。
こんな条件で演奏するなんて冗談じゃない。
体を壊す人も出るだろう。
10月、せめて9月末頃からにすべきである。
楽器とは何か、演奏とは何かを分かっていない人間は、一から勉強しなさい。
企画する人間が分かっていないのなら、業務規定を作ってそれに従ってやるしかない。
温度規定は必要である。

私は半袖ワイシャツを持っていなかったが、さすがにこの公演のために買うことにした。
綿と麻の素材がいちばん涼しいとのことだが、ノンアイロンではないため、肌触りも考慮し結局綿100%のものにした。
ついでに涼しそうなネクタイも購入。
エジプトの象形文字が書かれている。
こういうの、本当は怖いかも。
街を歩いていたら、突然知らない男に声をかけられたりして。
「君、自分のネクタイに何と書かれてあるか知ってつけているんだろうね?」
私の二十数年間使用している衣装ケースにはフランス語でこう書かれている。
「こんにちは、お嬢さん!ご機嫌いかが?」
「とてもいいです。ありがとう。」
ちなみに、同僚O君のも色違いで同じことが書かれてある。

福屋10階の本屋で本を数冊購入。
「ダ・ヴィンチ・コード」の続きで「天使と悪魔」。
「ダ・ヴィンチ・コード」よりもはるかに読みやすい。
宗教よりも科学の方が私にとって身近だということだろう。
ただし、エネルギーが物質になるとか、無から膨大なエネルギーが生まれるということはNewtonなどの科学雑誌でよく知っているため新鮮味は少ない。
そのNewton「人体を支配するしくみ」
どうやらやはり死は必然ではなさそうだ。
読むのが楽しみだ。

午後8時20分出発、8km。
日が暮れるのは早くなったが、それでもやっぱり暑い!
しかし自分の予想よりも遥かに体が回復していて驚いた。
1km5分7秒、5分0秒とどんどん加速し、ベストは4分16秒。
疲れた時はゆっくり走って回復する。
これはランナーの基本である。

8月24日
呉音教最終日。
実は昨日一昨日と寝るまでリガチャー製作をしてバタンキューという生活。
朝は早く眠い。
楽器紹介、懐かしのCMシリーズは皆さんに喜んでいただけた。
今日の午後は、同僚H君が私のサントリーオールドのテーマに「イエーイ」という低い声とアドリブを入れてくれ盛り上がった。

午後7時20分出発、8km。
寝不足、仕事や移動による疲労、ランニングによる足の筋肉の疲労、暑さの相乗効果で調子は悪い。
仕方がないので1km5分40秒前後でゆっくりと走る。
こういう時1日休めば随分回復することは経験からよく知っているのだが、ここはぜひ走って回復したい。
後半徐々に加速し、ベストは1km4分18秒。
疲労回復を優先するなら最後まで5分40秒で走るべきだが、1日に1kmぐらい速く走らないとどうも気合が入らない。
それでも全体の負荷は低いし今日はたくさん眠れる予定なので、明日はもっと調子いいはずだ。

8月23日
今日も呉で午前午後音教。

ホール隣のジョリーパスタで昼食。
ここのパスタ大盛りは気合が入っていて、すごい量だ。
麺だけではなく、ちゃんと具も増量されているのでバランスが崩れないというのもいい。
大盛りというのは時折バランスを崩し、味を台無しにすることがある。
先日のアーツ楽器近くのお好み焼き屋、そばダブルは全くの失敗であった。
カレーライスもご飯ばかり多くて駄目ということがある。
それで量としては足りないのだが仕方なく普通盛りにすることも多い。
量もバランスもいいのだが、油がやや多すぎる。
この点については改善を望む。
食後にケーキも食べたのに、午後4時過ぎには強い空腹感。
やれやれまた食べなきゃ。
食べるのも大変だ。

「売られた花嫁」、やっぱり速くしたいのか。
私なら昨日の午後のテンポで演奏の質の高さを確保するが。
そうしたいのならリハーサルでもう2,3回本番のテンポで振り、慣らしておいた方がいいと思う。

「天国と地獄」カンカン。
アウフタクト、弦楽器、そして管楽器。
このアウフタクトに対して次の小節のテンポが速い。
なぜそうなるかについてはいくつかの理由が考えられる。
1.アウフタクトが次のテンポと異なる指揮者は大勢いる。
  過半数と言ってもいいほどである。
  要するに無意識にそうなってしまうということ。
2.実際にそう演奏したい。
  これは音楽的に明らかにおかしい。
これを見る人と見ない人がいるために、管楽器の中でずれてしまうという問題が生じる。
しかしこれは本当に指揮者だけの問題だろうか。
私の芸大の同級生Y君は、SフィルからN響に移籍した。
彼がこう言っていたのを思い出した。
「以前Sフィルにいた時、なぜか三拍子の三拍目が速くなるということがあった。
どうしてかしばらく分からなかったが、やがて指揮者に三拍目が速く見えるという癖があることが分かった。
N響ではそういうことは一切ない。」
オーケストラは指揮者のやっていることに対して、音楽的本質のみを見てそれ以外は見えてもそれに影響されず、オーケストラ自身で音楽をきちんと構築すべきだと思う。
上記のようなことにいちいち反応すべきではない。

午後7時20分出発、8km。
今日は夕立なし。
空気が乾いているためで、気温は高いがむしろ過ごしやすい。
なんてことはない。
やっぱり暑い!
1km5分10秒台の快適ペースが基本。
終盤のみ加速し、ベストは1km4分20秒。
当面休む予定もないし、暑い中での負荷のかけすぎに注意しよう。

購入者の声
<M30トラディショナルをご購入の方より>
とても吹きやすく本当に感動しました。
ありがとうございました。
次回も是非お願いしたいと思います。

8月22日
やっぱり。
私はその人の顔を見れば、その人が数年以内にどんな病気になるか分かる。
あれは危険な顔だった。
しかし予想よりも事態は深刻であった。
命に関わる状況。
だから肥満と喫煙はやめておきなさいとこれほど言っているのに。
それを放置した結果、どれほど辛い思いをし、どれほど不幸になるか、そんなことは最初から分かっていたはずだ。
残念である。
はっきり言いましょう。
痩せるなんて簡単です。
1日3食、ご飯は1杯まで、野菜と魚中心、油、肉は控えめに、ジュースや間食は禁止(カカオ含有量70%以上のチョコレートは大丈夫という説あり)、それに軽いジョギング、水泳などの運動を週に数回すれば痩せないということはあり得ません。
喫煙に関しては、ニコチン依存症という病気ですから専門医の指導を受ける必要があるかも知れません。
いずれにしても、その時が来たらもう手遅れです。
寿命が多少短くてもいいやと思う人もいるかも知れません。
しかし、問題は、それによってその後の人生が極度に不幸になることなのです。
周りにも迷惑をかけ、国の財政も悪化させます。
つまり人の払った税金を無駄遣いしている状態です。
人間健康でなければ何もできません。
この機会に、もう一度よく考えてみましょう。

経験がない頃は、上手く行かない時は全て自分が悪いと思っていた。
経験を積み、自分が上手く行かない原因の多くが他にあることが分かってきた。
これは性格が傲慢になってきたからではない。
本当の原因が分からなければ、正しい対処はできない。
今日午前中の「売られた花嫁」。
最初の4小節はあきらかに転んでいた。
これにはいくつかの原因がある。
昨日のリハーサルで、指揮者が速いテンポを望んでいるということが分かり、それが各パートにとってプレッシャーとなった。
速いテンポでは技術的な余裕は少なくなる。
技術的な余裕がないとテンポが速くなることは私にも時折起こる現象であり、注意しなければならない。
午後には大分落ち着いた。

午後7時15分出発、8km。
昨日同様午後から雲が発生し急成長。
昨日よりも早く、午後3時にはもう大分降っていた。
午後ずっと曇りや雨といった天気で気温は若干低い。
今日こそは涼しいかと思ったが、結局湿度が高く汗だくになることに変わりはない。
何となく疲労からか速く走る気にならず、1km5分0秒台でしばらく走っていたが、力を温存したせいかベストは1km4分19秒と昨日より大分速い。

8月21日
明日からの音教のリハーサル。
大分前に「売られた花嫁」があるというのをチラッと見たが、そのまま忘れてしまっていた。
気が付いたのが昨日。
しまった!
楽譜をもらうのを忘れた!
今日リハーサル前に30分ほどさらう。
以前この曲は私にとって難曲であった。
オーディションの時、オーケストラスタディに出される常連曲である。
ただ、実は何が難しいかというとダブルタンキングが難しいのであって、別に指は大したことない。
一度自分のものにしてしまえば、後は当日ちらっとさらったぐらいで何とかなるのである。
経験が大いなる力となる。

スーパーマン。
現実的なストーリーとしてこんなのはいかが?
「地球の平和のためには紛争や戦争を無くすしかない。
これまで地球人の本質は善であるという父の教えを信じてきたが、現実を見れば見るほどそれが信じられなくなってくる。
現実には力の強いものが弱いものを屈服させてきたというのが人類の歴史であり、正義がなされたなどということは強いものの言い訳に過ぎない。
イスラエルの侵攻に苦しむパレスチナの人を救うため、イスラエルの発射したミサイルを破壊したスーパーマンは、イスラエル、そしてアメリカの敵となる。
アメリカ特殊部隊が送り込まれ、最後にはスーパーマン対アメリカの壮絶な全面戦争へと発展する。」

午後7時55分出発、8km。
長い夕立であった。
5時半過ぎから降り始め、ようやく上がったのが7時半過ぎ。
asahi.com天気予報で雲の動きを動画で見ると、鳥取県山中で発生した雲が急速に発達しながら山陽方面に南下しているのが分かる。
雨のため若干気温は低いが、空気はまだ生暖かい。
湿度が高く、結局猛烈に汗をかくというのは昨日と同様。
昨日同様、力を抜いたピッチ走法で1km5分18秒から入り徐々に加速。
ベストは1km4分29秒。
条件が悪いため、飛ばしすぎないよう気をつける。
夕食後の2時間で水を1.5リットルほど飲む。
早くそこまで飲まなくてもいい季節になって欲しい。

8月20日
ヤマハのエーラーを売りたいという人がいます。
興味のある方はご連絡ください。
ヤマハ657、647のABセット
ハンマーシュミットのエスクラ
合計3本

午後7時5分出発、8km。
7時過ぎがこんなに暗いんだ。
大分日が短くなってきた。
しかし暑い。
午後10時とは大分気温が違う。
まるで蒸し器に入っているようだ。
走るコンディションとしては最悪である。
最初はほとんど力を入れずゆっくり。
ただピッチだけはやや速く。
この中途半端な走りがどれぐらいのタイムになるのかと思ったら、1km5分20秒。
こんなにとろとろと楽に走ってこのタイムか。
ピッチ走法はやはり効率がいいようだ。
2.5km過ぎからあまりにも狭いストライドが不快になり、気持ちいいところまで広げると徐々にタイムが上がる。
ベストは1km4分41秒。
やはりピッチ走法は同じタイムでも普段より格段に楽である。

スーパーマン。
このあまりにも単純なアメリカンヒーローに素直に感動してしまう私って単純?
正義か悪かなんてそんなに単純に割り切れるものではない。
最近はアメリカ人すらそれを感じるようになり、スターウォーズなどの映画にもそれが反映されている。
例えば、現実には「あそこは助けてくれたのにどうしてこちらは助けてくれないんだ?」というような理不尽な怒りがそこら辺中に渦巻くだろう。
もしスーパーマンがベトナム戦争に参戦してアメリカの勝利に貢献したら?
そういう現実のややこしいことは一切出てこない。
これはあくまでもフィクションなのだ。
現実を忘れ、素直に楽しめばいい。

購入者の声
<RCの選定を依頼された方より>
先日は、お忙しい中、クラリネットを選定してくださり、ありがとうございました。
おかげさまで、昨日、待ちに待った楽器が届きました。
早速、吹いてみました。
音程が安定していて、感激しました。
前に吹いていた楽器は、シ♭などは、上管の右上のキーをつかっていましたし、開放のときは、なるべく、穴をふさいで、低めに音程をとるなど、とても苦労していましたから、開放の音から、開放された感じ(*^-^*)で、うれしいです。
音も、何か違うような気がします。(まだ、よくわからないのですが)
これから、11月の定期演奏会に向けて、練習しますし、アンサンブルコンテストでも、吹きたいと思っています。
楽しみながら、私の音を追及していきたいと思います。
私にとって、夢のような出来事です。
大切に、吹いていきます。
これからもよろしくお願いします。
ありがとうございました。

8月19日
感動的なもてなしであった。
自宅に人を呼ぶことはほとんどないという方にここまでしていただけるとは。
料理のレベルの高さは料理屋をやったら間違いなく繁盛するだろうと思うほど。
私も味にはうるさいが、味わう方専門。
さすがに音楽の道を究めた方、料理を作っても中途半端にはならない。
他の皆さんは焼酎、ビールを飲み続けるのは私だけ。
その私だけのために、私の席の横にクーラーボックス、中にビール。
いちいち冷蔵庫に取りに行かなくてもいいようにとの配慮である。
ジーンと来た。

用事の後、新幹線で広島に移動。

午後10時5分出発、5km。
眠いし、新幹線車内でお弁当を食べたにも関わらず空腹感は強いし、非常に迷ったが、やっぱり走ることにした。
さすがに午後10時は日没直後よりも大分涼しい。
時間が遅いので距離を短く、その分速く。
最初の1kmが4分20秒。
おいおい、涼しい時期でもそれじゃ持たない、今の季節そのまま行くわけないじゃない。
案の定徐々にタイムは落ちるが、最後まで4分40秒台はキープ。
この時期にしてはなかなかいいスピードである。
シャワーを浴びるとさっきまでの疲れはどこへやら。
すっきりシャキーン!
新しい顔になったあんぱんまんのようである。

8月18日
10時間睡眠ですっきり!
合宿の疲れが吹き飛んだ。
やっぱり睡眠は大事だ。

打ち上げの話。
Fさんの指や二の腕の脂肪の柔らかさにびっくり!
これが人間の体の感触?
本人曰く、体脂肪率が30%を超えるとこうなるのだそうな。
パワーブリーズを持ってきたらやたらと盛り上がった。
女性で時々できない人がいる。
Mさん、全身の筋力がかなり衰えています。
近い将来日常生活や演奏に支障が出る恐れがあります。
この機会に何か運動した方がいいですよ。

購入者の声
<ソプラノサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
吹奏感は非常に楽です。
とくに低音でリードの振動がきちんと楽器に伝わる感じです。
ただ、良く鳴る分、息のコントロールが必要になります。(ソプラノは「初心者」なので自分の技術の問題ですが)
ヤナギサワ#4ラバーとセルマーのS90-180に付けてみましたが、両方ともうまく装着できました。
マウスピースのキャラクターの違い(ヤナギサワは音がクリア、セルマーは音が太く柔らかい)が音にはっきり表れることから、このリガチャーの質のよさがよくわかりました。

8月17日
只今新幹線で移動中。
ようやく書く時間ができた。
1年で最もきつい、そして唯一お金を払って参加する演奏会が終わった。
朝9時から夜9時まで合わせや合奏、レッスンをして体力の限界に挑戦。
そして朝からゲネプロをし、疲労の極限状態での演奏会で何とかいい演奏をするという試み。
こういうことができるのはここだけである。

15日の話。
夜9時まで合奏。
午後9時15分出発、6.5km。
11号線を14日には東に行ったが、店が多く賑やかな感じであった。
15日には逆に西に行く。
こちらは暗い。
すぐに歩道は11号線から分かれ、仕方がないので33号線を東に戻る。
交通量は多い道だが、夜だからか店はほとんどない。
国分駅を過ぎ、1.8kmほどでようやくポプラ(コンビニ)。
その先の陸橋を渡り、マルエツ(スーパー)から11号線の北側の裏道を通り合宿所に戻る。
基本は快適ペースで、最後に加速。
走ると疲れが取れて元気になる。
夜はみんなで楽しくお喋り。
この日も体調管理のためお酒は飲まず、プロテイン入り豆乳、バナナ、パン、グレープフルーツといった別メニュー。

16日の話。
朝9時過ぎに演奏会場へ移動。
セッティング。
第1部のゲネプロ。
昼食。
第2部の合奏。
ゲネプロ後、毎年恒例のおか泉(うどん屋)に行く。
天ざる大を注文。
太くボリュームのある麺。
艶があり、キラキラと輝き美しい。
そしてしっかりとした歯ごたえとつるっとした表面の食感。
相変わらず非常に高いレベルを維持している。
天麩羅も揚げたてで、エビは衣を長くしているが、この部分が美味しい。
この天ざる大の写真は、上の「過去の独り言」から2004年8月18日分を参照してください。
午後4時前という中途半端な時間にも関わらず店の前に行列。
こんな店はそうないでしょう。
相変わらず神戸など県外ナンバーの車が多い。
ちなみに「おか泉」で検索するとホームページが出てきて、そこでうどんを購入できます。
私は食べたことはありませんが、食べた人の話では美味しいとのことです。
店でこれほどの高いレベルなのだから、外れるということはないでしょう。

かなり疲労感があるものの、何とか頑張って無事本番終了。
合宿所に移動。
みんなで楽しく打ち上げ。
結局2時過ぎまで。
今日は寝不足です。

<自衛隊>
今回も自衛隊音楽隊から2名の参加者。
話が合うというのはうれしい。
普通の人は、走ると疲れが取れ元気になると言ってもなかなか理解してくれないが、自衛隊の人なら分かってくれる。
これはある程度以上トレーニングを積んだ人が共通して持っている実感である。
腕立て伏せが1度もできない状態で入隊した女の子が、今では立派なアスリート。
床に顎をつける腕立て伏せが2分間に数十回できる。
要は鍛えるか鍛えないかということであって、人間鍛えればできるようになるのです。
筋トレについての知識や実践はやはりプロ。
知識の深さやその詳細さに驚く。

午後6時55分出発、8km。
車のあまり通らない川沿いの道を海方向に走る。
私が旅先でよく使う手である。
暑い。
最低気温が28度とは信じられん。
台風の影響か風が強く、行きは涼しさもあったが、帰りは追い風で無風状態。
蒸し器で温められているようであった。
蓄積疲労に寝不足、昨晩の飲酒、暑さと湿度の高さ。
この夏最も条件が悪い。
スピードも出ない。
恐らく1km6分ちょっとぐらいのペースだろう。
ここで頑張ると体調を壊してしまう。
体が言う通りに走ろう。
ただ、やっぱり走り終えシャワーを浴びて鏡を見ると、顔から疲労が取れ元気になっている。

8月15日
そうか、今日は終戦の日であった。
合宿で世の中と隔離されていて日記を書くまで気が付かなかった。
終戦というのはおかしい。
敗戦の日というのが本当である。
都合の悪いことを曖昧にするというのは日本人の悪い癖だ。
相手の力も知らずに戦うのだから全く馬鹿である。
最初に分からなくても、途中分かった時点でやめておけば何十万、何百万人という人の命が救えた。
戦い続けた人たちが責任を取るのは当然のことである。
A級戦犯には様々な問題がある。
しかし、彼らには多くの人の命を犠牲にしたという責任がある。
中国、韓国に何だかんだと言われるということが問題ではない。
彼らの責任を日本人としてはっきりさせるべきであって、祀るとか拝むというのは全くおかしいと思う。

予定通り、朝9時から合わせ。
現在午後5時。
早く終わったりして途中に時間があったが、そこは全て学生達のレッスン。
3人に合計4回。
全然休んでいない。
夜は明日のゲネプロ。
意識が朦朧としてきた。

8月14日
今回は忙しいため、実家に半日しかいることができない。
午前中、墓参り。
自宅の庭には、個人の家としては珍しく桜の巨木が2本ある。
そこに大量の蝉。
つつかないと逃げない。
子供の頃はよく蝉の抜け殻を集めて遊んでいた。

合宿所に移動。
午後から練習。
仲間の顔を久しぶりに見ると、来てよかったなと思う。

午後9時30分出発、6km。
行きは国道11号線の裏道を通り、帰りは11号線を通って帰る。
スーパー、本屋、料理屋など店が多く賑わっている。

今日は疲労があるためお酒は飲まなかったが、夜しばらく食堂で楽しくお喋り。

8月13日
ライモンダ、眠り、最後がバッハ。
ゲネプロももちろん通し、それから本番。
疲れて握力がなくなったところで、ソリストとしてピッコロトランペットの代わりに演奏。
これは厳しい。
疲れているからといって力が入ればミスの原因となる。
普段どおりにやるしかない。
幸い皆さんに喜んでいただけた。
あーくたびれた。

それから新幹線にのり、只今マリンライナーで高松に移動中。
明日からは合宿と演奏会だ。
体を壊さないように気をつけないと。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドとアルトクラリネット用ピンクゴールド(オーダーメイド)をご購入の方より>
いつもロブナーの革のを使っているのですが(それなりに満足度は高いです)、新しいリガチャーは、高音が楽に出てコントロールもし易いようです。
以前、ピンクゴールド(ハリソンかな?)を使ったときは、音は良かったのですがコントロールし辛く、結局革に戻ってしまいました。
革は、音(特に低音)は深くて良い感じですが、高音の伸びが今一つで悩んでおりました。
早速、新しいリガチャーで練習したいと思います。

8月12日
午前中はリガチャー関連のメール、梱包など。
午後から明日の帰省の準備。
明日は朝から晩まで用事の後新幹線で帰省。
実家到着は深夜1時の予定。
翌日からは地元の師匠とその門下生による合宿と演奏会。
今日も練習したのだが、間に合うかどうかという感じ。
他にも用事が多く、忙しくて練習が追いつかない。
この合宿、朝9時から夜9時まで合奏など。
そんなに吹けるわけないじゃない。
曲を減らして欲しいと訴えているのだが相変わらず多いままである。
くたびれ果てたところに朝ずっとゲネプロをやり、止めを刺されたところで本番というのが毎年恒例となっている。
この演奏会の翌日には別の場所でまた用事がある。
体が持つかどうか。
お酒を飲まない、睡眠時間を確保するなど体調管理しないと多分体が壊れる。

夕方、遠くの郵便局までリガチャーを発送しに行く。
普段なら月曜日まで待ってもらうのだが、今回は明日から帰省などで発送しづらいため、遠くにでも今日行った方が楽なのである。
日中山手線が3時間止まるほどの雷雨。
夕方には晴れ間も見えた。
激しい雨の後は同じ青空でも何か色が違う。
澄んだ感じが、まるで透明度の高い海のようである。

午後8時5分出発、8.3km。
1日休むとかえって疲労感があることが多い。
なぜだろう。
前半はLSDペースでゆっくりとウォーミングアップ。
後半加速すると、楽に走っても1km4分10秒台が出る。
やはり疲労感は表面だけで、奥の方の疲労は確実に回復している。
ベストは1km3分56秒。
肌寒さを感じるほどの涼しさだが、湿度が高いということもあるのだろうか、結局これだけのスピードを出すと汗だくになる。

8月11日
新国立劇場初体験。
何とピットが響く。
響くピットなんて初めてだ。
びっくりした。
ホールの響きもある。
あのウィーン国立歌劇場でさえ残響は少ない。
オペラハウスというのは響かないものだと思っていたが、どうやらそうでもないようだ。
譜面台には照明が左右2個。
左右のどちらかに1個つければ遠い方が暗い。
真ん中につければ指揮者が見えない。
左右2個というのは常識のはずだが、これもここで初めて見た。
2個あるため明るさも十分である。
もちろんピットの広さにも余裕がある。
取ってつけたようなピットは多い。
最悪のところは、何と細長いピットがU字型に曲がり、その両端に木管と金管が分かれるセッティングだったために、見えないし聴こえない。
その結果オーケストラがずれ、バレエ団から苦情が来た。
返しをつけることで何とか解決したが、こういうピットは使用禁止にした方がいいかも知れない。

豊島園の花火がなくなったとは知らなかった。
練馬に住んでいた頃、マンションの屋上から見る花火を楽しみにしていたものだ。
近隣の苦情が多かったらしいが、残念である。
それでは先日みた花火は一体どこの花火だったのだろうか。
大規模は花火であることに間違いはないのだが。

8月10日
トスカGLを買いたいのだけど値段が高くてとお思いの方に朗報。
今回どうしてもトスカGLを安く買いたいという方の依頼でサトテクノと交渉の結果、何と2本から選べることになりました。
ただし9月末から10月頃入荷の予定です。
注文し来たものを買うというのはどうしても抵抗があり、これまでトスカに関してはサトテクノでの購入は見送ってきましたが、ようやくサトテクノも重い腰を上げたようです。
(この流れが確定したのかどうかは確認しないと分かりません。)
値段は税込み569100円と格安です。
ただし、2本のうちのどちらかは必ず購入しなければなりません。
納得できない場合は見送りたい、もっと多くの本数から選びたいという方はプラス10万円でクランポンで購入されることをお勧めします。
サトテクノの1年保障に対して3年保障もありますので、単純に10万円高いとも言い切れません。
トスカはさすがに最高機種だけあって、多少の個体差や個性はあるものの1本1本の質は非常に高いです。
ですから下位機種に比べると、選定せずに購入しても失敗の可能性は低いと言えます。

日傘が届いた!
予想通り、高級感のある分厚い生地。
何ともいい色だ。
そしてかなりしっかりとしている。
これまで使っていた黒い折りたたみの雨傘は、renomaで5000円も出しているのに強い風が吹くと裏返る。
今回購入した傘はそんなことはない。
多少の風でもびくともしない。
これも予想通り、きちんと熱を反射してくれるためただの黒い雨傘よりもずっと涼しい。
紫外線、赤外線など100%カットと高機能である。
雨傘兼用なのでリュックにこれを1本入れておけばいい。

午後8時10分出発、7.6km。
赤茶色の月が怪しく光る。
周りの雲が、ぼんやりと赤く不気味な色をしている。
今日は満月。
折り返し地点では、ほんの17分ぐらいしか経っていないのに月は明るさと健全さを増し、怪しさが薄れる。
周りの雲の色も黄色で明るい。
いつものように前半ゆっくり、後半快適ペース。
ベストは1km3分58秒。

メールで注文しているのに、こちらのメールに対しては反応がない人が何人もいる。
楽器の種類が分からないと発送のしようがない。
これまでは放置してきたが、相手はきっと注文したのに届かないと思っているのだろう。
これからは電話で確認しようと決意した。
基本的にメールでの対応しかしていないし、電話をかけると相手に迷惑になる場合もあるかもしれないと思って控えてきたが、悪い印象を持たれるのも困る。

8月9日
ライブドアの口コミ批評のあるグルメページはなかなかいい。
そこで評価の高い練馬のフランス料理店に行ってみた。
http://www.n-retour.com/
郵便局の裏の道を行ったところ。
マンションの1階のこじんまりとしたお店だが雰囲気はいい。
ランチは1500円前後。
まず前菜。
五品ほどで、特に鴨の燻製は味わい深い。
次にスープとパン。
そしてメインが凄かった。
平たい大皿に鉄火丼。
マグロには味を染み込ませてある。
そしてその上にかかっているソースがフランス風なのである。
マグロは何ともとろっとしていて美味しい。
そして、ソース、マグロ、ご飯が三位一体となってハーモニーを奏でる。
まるで3本のトランペットが長三和音を響かせているようだ。
どう見ても鉄火丼なのだが、食べると完全にフランス料理。
どうやったらこんなアイデアが浮かぶのだろう。
感動的である。
この料理、このままフランス人に食べさせれば、革新的なフランス料理として高い評価が得られるだろう。
鳥料理は土佐醤油で味付けしたと書いてあるのだが、注意深く味わっても醤油の味がしない。
上手くブレンドされているのだ。
様々な繊細な味が控えめにブレンドされている。
その控えめさがかえって味を際立たせる。
食べる人の味覚をまるで試すかのような繊細で複雑な味。
日本の食材や調味料を上手く取り入れるアイデア。
こんな店が練馬にあったとは驚いた。
しかも値段が安い!
デザートは別料金で500円前後。
ちょっと高いが840円で盛り合わせを頼む。
チョコレートムースは独特の濃厚な味わいで文句なし。
オレンジシャーベットは非常に刺激的だが、食べるうちに病みつきになってくる。
抹茶のムースも味わい深い。
遠くからわざわざ来ても満足することは間違いないだろう。

午後7時40分出発、7.6km。
台風なのになぜか休みなく走れる今日この頃。
やや肌寒さを感じるほど涼しいのだが、湿度が高いためゆっくり走っていてもかなりの汗。
熱中症には気をつけないと。
もちろん水分はかなり摂取しているし、帰ったらするに水に近いシャワーで体を冷やしている。
時間も40分弱。
若干足に疲労感があるが、ベストは1km3分56秒。
なぜか昨日よりさらに速い。
もう少し前傾姿勢でもいいような気がするが、折り畳み走法の調子が最近いい。

先日から納豆キムチご飯を復活。
納豆を白くなるまでよく混ぜ、ご飯にかけてさらにまぜ、キムチをたっぷりと入れてさらに混ぜる。
美味い!
おかげで体がぽかぽかして、汗が出るほどである。
血行がよくなることは間違いない。
髪の量が気になっている方、カプサイシンとイソフラボンの同時摂取が効果的だそうですよ。

8月8日
朝から午後1時までリガチャー製作。
昨日からの作業がようやく終わった。
ふう。
午後練習、その後走るとほとんど1日は終わってしまう。

午後6時50分出発、7.6km。
午後6時40分頃、景色が赤く染まる。
夕焼けだ。
台風で大雨が降っているはずが、晴れ間さえ見える。
出発すると、西の空がぎょっとするほどの濃いオレンジ色に輝いている。
それに照らされて、家々や景色がピンク色に染まっている。
昨日よりは足に疲労感がある。
前半はゆっくり走ろうと思ったが、私のゆっくりペースよりも若干遅い人を抜く際やや加速したため、その後は快適ペース(1km5分10秒台)になる。
微妙に速いペースで抜かれると何となく気分が悪いものだ。
全く意識していなくても、前に人がいるといつの間にかペースが上がっている。
どうしても前を走る人には影響を受けてしまう。
だから人を抜く際は、加速してかなりのスピード差をつけることにしている。
スピード差がかなりあれば、「あいつやるな。」と思うだけで気分は悪くならないし、無意識にペースが上がることもない。
無意識がライバルと認識しないのである。
今日は走る人が多い。
後半加速している際に何人か追い抜く。
追い抜く際は無意識に加速する。
その結果ベストは1km3分58秒と久しぶりの3分台。
この季節にしては負荷をかけすぎである。

8月7日
「世界一受けたい授業」は毎回見ている。
ただ、今回の音楽の授業はどうなの?
ひどいカット。
モーツァルトにも、演奏者にも失礼である。
あれで曲の魅力が伝わるとは思わない。
ひどい音響。
周りはカーテン。
響きがないのならNHKのように残響処理すればいいのにそれもなし。
貧弱な音で演奏者が可哀想になる。
青島さんは私も芸大でソルフェージュを習ったことがある。
能力のある人だが、あのせわしないピアノでモーツァルトの音楽の感動が伝わるのだろうか。
なんだかなあ。

へえ!
「男の日傘」ってこんなにあるんだ。
知らなかった。
実は黒い雨傘を日傘代わりに使っているのだが、どうも暑い。
日差しが傘を発熱させ、その熱が伝わってくる感じがする。
日差しは反射し、熱を発生させないようにして欲しい。
男性も使える色、柄で、高級感があり、雨傘兼用、しかも折り畳みのもの、ということでこんなのを買ってみました。
http://store.yahoo.co.jp/hellorain/syakou-min1.html
さて、いつ届くかな。

午後8時15分出発、7.6km。
暑すぎる。
風は強いが生暖かい。
昨日ゆっくり走ったおかげで足に疲労感はないが、暑いし念のため前半はLSDペースに抑える。
後半加速するといきなり1km4分40秒台。
元気が余っている。
ベストは1km4分6秒。

8月6日
61年前の今日広島に原爆が投下された。
もし自分の住んでいる町に原爆が落とされたらどうなのか、そういう想像力のまるでないアメリカ人。
長崎など、新型爆弾の違う種類を試したいという理由しかない。
そのために一体何人死んだか、まるで実感がない。
振り返れば被害者意識しかなく、加害者意識が完全に欠落している日本人。
いろいろと考えさせられる日である。

やっぱり睡眠は重要だ。
1日の寝不足は何とかなるが、2日目は頭が働かない。

午後6時45分出発、7.5km。
こちらの夜7時ってこんなに暗いんだ!
大分日が短くなってきた。
秋も近い。かな?
最近休みなく走っているため、若干疲労が足に残っている。
前半は1km6分0秒台前後のゆっくりペース。
後半は1km5分10秒台の快適ペース。
疲労感があるため、あまり飛ばし過ぎないようにする。
ただし1kmだけは加速し、1km4分2秒。
他のタイムが遅いため、ベストはかえって速くなった。

8月5日
実は昨日今回購入したエスクラのマウスピースを吹いて、失敗した!と思った。
音がうるさいと感じたのである。
しかしよくよく新旧両マウスピースを吹き比べてみると、新しいマウスピースに対して古いマウスピースは力を入れないと吹けない。
それが普通だとこれまで十数年思ってきたのだが、実はもっとずっと楽に吹けるマウスピースがあったのだ。
これまでの6割ぐらいの力で吹けば、響きがあり心地よいいい音が出る。
これまでも選定の依頼でエスクラ用B44は定期的に吹いてきたが、これほど衝撃を受けたのは初めてだ。

7月20日過ぎに購入したM30と8月3日に購入したM30の対決。
昨日までは8月分優位。
このまま決まるかと思ったら、今日大逆転。
7月分の勝ち!
マウスピースは楽に演奏できるものでなければ体力が持たない。
今日広い部屋で吹いたが、そうすると若干7月のM30の方が楽なのである。
勝負に敗れ、僅か3日でお役御免となった8月のM30。
一緒にいたとあるクラ吹きに吹いてもらったら、その人やたらと調子がよくなり、そのまま購入してもらった。

午後7時55分出発、7.6km。
東久留米は祭りの日らしい。
特に面白いものがあるようには見えないのだが、やたらと人が大勢いて帰り道歩行困難なほどであった。
ランニングコースにも家族連れなど人が多い。
行きは恐らく西武園だと思うが、花火が見える。
帰りは豊島園の花火。
両方の花火が見えるとは知らなかった。
東京というのは凄いところだ。
夏休みは金土日と花火をやるのだが、その1日の花火が、地方都市、例えば高松でお盆に一度だけやる花火よりもずっと華やかなのである。
前半は1km5分20秒台から50秒台のゆっくりペース。
今日も暑く、このペースでも汗が流れる。
後半は徐々に加速し、ベストは1km4分6秒。
今日は面白い法則を発見した。
1km5分20秒台よりも遅く走っていると、だんだんペースが遅くなる。
逆に、1km5分10秒台よりも速く走っていると、だんだんペースが速くなる。
どうも前傾姿勢の度合いが影響しているような気がする。
1km5分10秒台よりも速いと前傾姿勢が保たれる。
そうするとさらに速く走りたくなる。
逆に、1km5分20秒台よりも遅いと、体が真直ぐ突っ立った状態。
そのため遅く走りたくなる。
これを「加速減速の法則」と名付けよう。

購入者の声
<B40、M30、B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
B40は、私のもっているものよりも吹きやすく、均質感があります。
特に跳躍がしやすくなりました。
M30はすごく鳴りますね。
驚きました。
とても吹きやすいですし。
しばらくM30を試してみようと思います。
リガチャー素晴らしいです。
あまりにかっこいいのでみんなに自慢してます!

8月4日
チャイコフスキー バレエ「眠りの森の美女」
ドラティ指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
やはりチャイコフスキーの音楽はすばらしい。
特にオーロラ姫の音楽は感動的だ。
そしてオーケストラがいい。
特にヴァイオリン。
その弱音での表情の変化にぞくぞくする。
録音もいい。
お勧めできる一枚である。

午後8時10分出発、7.6km。
できれば7時に出発したい。
私の生活で最大の問題は夕食が遅いことだ。
なるべく早く夕食と食べ、寝るまでに3時間開けたいのだが、忙しくてできない。
風が生暖かい。
走るには厳しい季節である。
前半は1km5分50秒台のゆっくりペース。
後半は徐々に加速し、ベストは1km4分6秒。
これぐらいの負荷なら、翌日に残らないだろう。

8月3日
クランポンでまず調整。
キーを軽くしてもらうだけのつもりだったが、梅雨で大分調整すべきところがあったようで1時間以上かけて調整してもらった。
ファの高いキーはA管がやはりB♭管よりも遠い。
これを少し近づけてもらった。
やや吹きやすくはなったが、小指第2関節を曲げるよう意識しなければならない点は変わりなしである。
それからマウスピース選定。
それぞれ10本と聞いていたが、新たな入荷があったようでM30トラディショナル17本、エスクラのB44が14本!
特にエスクラのマウスピースがこんなに揃うことは珍しく、つい自分の分まで買ってしまった。
M30もさすがに入荷があったばかりでなかなかのレベルであった。
こちらも自分用を買う。
7月末に買って使い始めたばかりのマウスピースをどうやら凌駕しているようだ。
10日で新しいマウスピースとは何とももったいない。
しかもつい先日グラン・パルティータでいい音を出してくれたマウスピースである。
まあもう2,3日様子を見よう。

サトテクノに移動。
RCとE13を選定。
いずれもいい楽器があったが、高級機種よりは個体差があるため、選定がより重要になる。

午後8時15分出発、7.5km。
昼間は暑かった。
日差しで頭がくらくらし、日傘を差さなかったことを後悔した。
それに対して、夜は風も強く結構涼しい。
最初はゆっくり、徐々に加速しメインは1km4分40秒台。
ベストは1km4分36秒。
このままのペースで最後まで走ると翌日調子が悪くなることが分かっているので、終盤は意図的に減速。
しかし減速するとかえって疲労を感じる。
やはりもう少し前半を我慢し、徐々に速くするビルドアップの方がいいのかも知れない。

購入者の声
<エスクラ用B44の選定を依頼された方より>
しばらく使ってみましたが、とてもいいですね。
とにかく反応がよく、息の入りもスムーズで、しかもキツクなりがちで苦手だった高音がキンキンしません。
さらに、高尾さんのリガチャーを使用すると、高音がさらに出しやすく音色もまろやかになり、とてもいいです。
大事に使わせていただきます。
本当にありがとうございました。

8月2日
東京に移動。
移動中ひたすら楽譜を読む。
昨日の夜もCDを聴く。
今朝も朝食を食べながらCD。
これだけやると頭に余裕がなくなり、忘れ物をしてしまった。
電動歯ブラシの充電器。
それと、メインのリードは入れたが、それ以外のリードを忘れた。
リードは作ればいいし、電動歯ブラシはこちらにもある。
致命的な忘れ物ではない。
しかし普段はあり得ないことだ。
以前同じ状態になったことがある。
音楽鑑賞教室の司会をやっていた時だ。
あの時は燕尾服なのに間違えて黒服を持って行き、タクシーで往復して7000円かかってしまった。
切羽詰った時は仕方がないが、できれば余裕を持って暮らしたいものだ。

東京は何て涼しいんだ!
広島は地獄、東京は天国、それぐらい違う。

ブランデンブルクのピッコロトランペットをエスクラで吹く。
思ったより似た音がするので驚いた。
結構いけるじゃない!

楽譜を読むというのは基本的にはいいことだと思うが、弊害もある。
頭と体がばらばらになる。
頭は理解しているので速く吹こうとする。
ところが実際には指は動かない。
そのためスランプになる。
譜読みの段階ならいいが、演奏会の直前にはやらない方がいいだろう。

トスカの下のファ、高い音程のキー。
一度これを使うと、普通のファが低くて耐えられなくなる。
ところがこのキーを押そうとすると、小指がその下のミのキーに触れてしまう。
今日はこの解決法が分かった。
小指の第2関節を曲げればミのキーに触れることはない。
しかしこのキーを押すのは気を使う。
もう少し普通に使えないものか。

午後8時30分出発、5.2km。
移動、練習で出発が遅くなってしまったため、短い距離を速く走る。
メインは1km4分20秒台、ベストは1km4分10秒。
走り始めは肌寒さすら感じるほどのすばらしいコンディション。
涼しいというのは本当に助かる。

8月1日
グラン・パルティータ本番終了。
先日感想を書いたベルリン・フィルメンバーによるCDだが、最も素晴らしいのは実は第3楽章の伴奏だと思う。
これをピアニシモで、しかもまるで霧の中にいるかのような幻想的な雰囲気で演奏することは極めて難しい。
それ以前に、元々そういうイメージがなければどうしようもない。
いろんな名演があるが、この部分に関してはこのCDに比べると他の演奏は凡庸である。
この部分、私はメロディだけだが、第6楽章ではピアニシモの独特の雰囲気の伴奏ができたと思う。
実は今日の演奏はリニアPCM録音してある。
CDにもできると思うが、忙しくて8月末までは編集などの作業ができない。
自分としては、音色や音量の変化に富んだ、トスカのいい面が出た演奏だったと思うが、録音を聴いて果たしてどう思うだろうか。

午後8時30分出発、8.3km。
午後5時開演だったため、7時前に終了。
そのため本番後にしては早い時間である。
昨日はゆっくり走ったが、それによって驚くほど回復している。
楽に走っているのに自然とタイムが1km4分40秒台になる。
後半は久しぶりに瀬野川上流に行ってみた。
こちらは距離表示がなく、しかもコンクリートで路面が硬いため普段は走らない。
しかしたまに走ると見慣れぬ景色が刺激的である。