2006年11月分

11月30日
2006年もあと1ヶ月。
人生が有限だと言われても、どうにもならない。
気にせず生きるしかない。

今日はクランポンで修理とトスカGLの樽の選定。
修理はB♭管下管のコルクが薄くなっていたので張り替え。
A管は、Gis、A、Bの音程が高いのを調整。
キーの開きが大きいのだが、それはそのままで穴を小さくした。
クランポン本社指定の特殊素材を塗るのだそうな。
それ以上は企業秘密だろう。
鳴りのよさはそのままで、音程だけが程よくなった。
Tさん、すばらしい!
ありがとうございます!
B♭管、A管とも分解掃除、調整、防水。
B管は特に鳴りがよくなった。
コルクが薄いと楽器がきちんと固定されず、響きに影響が出るのだそうだ。
修理してもらってよかった。

トスカGLの樽は、明らかに誰も吹いていない。
かなりグリスを塗ってもまだ硬すぎる。
修理で削って調整してもらった。
鳴りのよさはもちろん圧倒的である。

クリスマス・キャンペーン中とのことでくじ引きをやっていた。
引くと見事1等賞!
フランスの高級赤ワインを頂いた。

11月29日
クランポンから電話があり、トスカのたるの66mmのみ入荷したとのこと。
気が遠くなるほど待たされた。
しかも65mm、67mmの入荷はない。
全くいつになるか分からないので困ってしまう。
そういう事情のため、現在はトスカのたるの選定は受け付けていない。
明日選定する分も、全て行き先は決まってしまっているので、欲しい方すみません。
あしからずご了承ください。

今日はサトテクノでクランポンのバスクラC−26を選定した。
思っていたよりもずっとよくてびっくりした。
やはりバスクラは毎年着実に技術の進歩があり、新しい楽器ほどいい。
鳴りもいいし、音程もいい。
ただ、レジスターを押したシとドが若干鳴りにくい。
これは、プレスティージュだとレジスターが2つあるのだが、それが1つしかないためである。
ただ、この若干の鳴りの差に数十万円もかけるのがいいのかどうか。
バスクラのマウスピース、B40も選定した。
思っていたよりもずっと鳴りやすく、しかもB40特有の音の丸さがある。
私も自分のバスクラ用マウスピースはもう一度選びなおした方がいいかも知れない。

11月28日
今日はアクタスでマウスピース選定とレッスン。

<タイム詳細>
号砲からスタート地点まで 2分29秒
0〜5km 24分23秒 1km4分53秒
5km〜10km 23分19秒 1km4分40秒
10km〜15km 23分52秒 1km4分46秒
15km〜20km 24分25秒 1km4分53秒
20km〜25km 24分45秒 1km4分57秒
25km〜30km 25分32秒 1km5分6秒
30km〜35km 26分35秒 1km5分19秒
35km〜38.195km 16分56秒 1km5分18秒
残り4km〜3km 5分53秒
残り3km〜2km 5分49秒
残り2km〜1km 6分12秒
ラスト1km 6分21秒
やっぱり問題はラスト4kmだ。
どんなにタイムが落ちても、1km5分10秒台は維持したい。
できれば1km4分台を維持してフィニッシュしたい。
そのためにはもっと長い距離の練習が必要だ。
分かってはいるのだが、なかなかできない。
今回のコースは、距離表示が少なすぎる。
5kmごとでは困る。
スピードの微調整ができない。
5kmから10kmでは、どうも腹筋が痛くて、今日は調子が悪くて駄目だなと思っていたのだが、実は思ったよりもスピードが出ていたことが原因だった。
まさか1km4分40秒で走っているとは思わなかった。
レースというのは普段とは違うスピードになってしまう。
こういう時、1kmごとの表示があれば安心できるし、調節できる。
こうやって全体を見ると、タイムの落ちは練習量を見事に反映しており、実力どおりの走りだと言える。
つまり、この程度の練習では3時間半は切れないということだ。
実はそうだろうなとは思っていた。
要は、3時間半を切る練習をするかしないか、ただそれだけの問題である。

<腕の疲れ>
腕が疲れている。
特に右手薬指が、トリルの時などに痛む。
腱鞘炎に近い。
これはまずい。
CW−Xロングスリーブシャツ・プロモデルが原因だと思っていたのだが、よく考えるとそれで薬指が痛くなるはずがない。
CW−Xが原因なら、左右同じような疲労になるはずだ。
実はこれは、一昨日のチャイコフスキー作曲交響曲第5番が原因だ。
本番で作曲者の情念に突き動かされて思いっきり吹いてしまったのだが、その時に普段よりも楽器を上げて吹いていた。
この曲は全楽章A管。
トスカのA管は重い。
その負担が右手薬指に来てしまったのだ。
トスカのA管をずっと持って演奏することは不可能。
必ず腱鞘炎など腕を壊してしまうだろう。
立って吹く時はストラップ、座って吹く時は膝に挟む。
指を痛めないように気をつけないと。

<回復>
フルマラソンから2日、まだ足に筋肉痛は残るものの、すでに普通の人よりも歩くスピードは1.5倍から2倍と、普段のスピードに戻った。
上り階段は2段飛ばし。
エスカレーターもじっとしていられず、上ってしまう。
1月の勝田マラソンも、4月の長野マラソンも、かなり足を壊してしまった。
足への負担の少なさから言えば、今回のレースこそが成功であり、1月と4月は失敗だとも言える。

<シューズ>
その原因はシューズにある。
1月と4月はレーサー2を履いた。
このシューズは、軽くてスピードが出るのはいいのだが、薄く着地の衝撃が大きい。
スピードが出るということと、この着地の衝撃の大きさが原因で足を痛めてしまうのだ。
今回はカタナ・ケージ2。
しかもずっとそれで練習してきた。
レーサー2よりは若干重いが、その分クッション性がいい。
それにそんなに速いスピードが出ても、後半にそのつけが回ってくるのでよくないのである。

<腹筋>
まだ腹筋に疲労感が残っている。
走るということはかなり腹筋を使うのだということを再認識した。
先日のハーフで腹筋上部を鍛える必要性を知り、その後は毎朝普通の腹筋に加えて、腹筋上部、腹筋右上部、腹筋左上部、それに腹筋下部を鍛えてきた。
これまで痛くなるのは決まって腹筋右上部だったが、今回は痛みが腹筋右上部から中央部など各所に起きた。
これが鍛えた成果なのかどうか。
とにかくこの程度の筋トレでは全く足りないということがよく分かった。
今度からは可能な限り回数を増やして鍛えよう。

<楽器の練習>
フルマラソン後、帰宅してからはもちろん楽器の練習をしました。
これまでフルマラソン後練習しなかったことはありません。
これが本業ですから、当然のことです。

11月27日
埼玉の自宅は携帯の電波が弱かったのだが、FOMAにしたら問題なくなった。
西武線池袋駅ホームもそうだ。

<睡眠>
すごい睡眠だった。
昨晩11時就寝。
今朝7時の目覚ましで意識が戻る。
それまで一切の記憶がない。
普通夢を見たり、目が覚めたりして、寝ている途中の記憶があるのだが。

<リンパ腺>
左顎下側のリンパ腺が押さえると痛い。
熱が出そう。
昨日は寒かったからなあ。
早く寝よう。

<短パン>
20km付近でランナー同士の会話。
「どう?大分温かくなった?」
短パンの選手「いや、まだ寒いね。」
昨日は寒かった。
この気温の中、3時間半前後のタイムの選手が短パンでは寒いよ。
私はロングスリーブシャツ、ロングタイツ、手袋。
手袋は一度外したが、途中で寒くなり再び着用。
結局ゴールするまでしていた。

<走る>
スタート地点まで750m。
そこを選手全員が走る。
ウォーミングアップという意味もあるし、寒いということもある。
しかし、これから42.195kmを走ろうという選手達が、レース前に全員走っている光景は凄い。

<トイレ>
このマラソンはフルマラソンだけで1万人規模。
トイレはかなりの数を用意しているが、全く足りない。
数倍は必要だ。
特に、女性と男性大は、並んでいるうちにレースが始まってしまう。
仮説トイレの経費もかなりかかるだろうから大変だろうが、改善を望む。
選手側の視点としては、朝の習慣が非常に重要だ。
私は朝起きたらまずコップ1杯の水(冬場はお湯)を飲む。
それと、必ず家で朝食をとるようにしている。

<応援>
さすが人工都市。
応援は少ない。
元々人があまり住んでいないのだから仕方ない。

今日はこの辺で。
おやすみなさい。

11月26日
昨日は広島の府中市で本番、その後新幹線で移動。
今日は5時起きでつくばでフルマラソン。
疲れてます。
明日も早いので、書けるだけ書いて残りはまた明日。

5578
高尾 哲也
42.195km男子
GOAL: 3:36:39実
NET: 3:34:03実
時刻:13:06:39実

<84歳>
帰りに70歳以上の部の表彰をしていた。
1位は84歳の女性!
タイムは4時間44分!
すごすぎる。
フルマラソンですよ、フルマラソン!
しかも5時間切ってる。
信じられん。

<トナカイ>
15km付近でトナカイに抜かれた。
くっそー!
走るたびに尻尾を振りやがって、この野郎!
嘘です。
怒ってません。
楽しんでます。
30kmで追いついた。
さすがに仮装で疲れたか。

<女子高生>
大男がかつらとセーラー服で女子高生に扮し、疾走。
たすきには、「目指せ!3時間29分!」と書かれていた。
私の目標と同じだ。
彼はしばらく抜きつ抜かれつしていたが、25km付近で抜かれてからは追いつけなかった。
目標は達成できただろうか。

<白鳥>
これも男。

<まどろみ走法>
10kmから28km付近までは寝ながら走っていた。
それでももちろん1km5分は切ってましたよ。
全身の力を抜き、リラックスし、目も半分は閉じた状態。
腹筋が痛くて止むを得ずやった側面と、どうせ終盤足が疲れるだろうからエネルギーを蓄えておこうと積極的に行った側面がある。

今日はこの辺で。
また明日。

11月25日
今御徒町のホテルにいます。
明日は5時起きで、つくばエクスプレスに乗って筑波に向かいます。

チャイコフスキーの交響曲第5番。
あまりにも定期演奏会に集中しすぎていたことと、リハーサルが1日しかなかったために、本番中に、「ああ、ここはこういう場面だ。」と思ったりした。
まず冒頭。
ここは鬱病患者のような精神状態で演奏しなければならない。
ところが実際には鬱病だと演奏のような創作活動はできない。
鬱を演じるという難しさがある。
第1楽章で使用したリードがよすぎる。
楽にいい音でよく響く。
普段なら最高なのだが、この曲に関してはもっと鳴りにくい、力を入れないと音が出ないようなリードの方がよかったかも知れない。
翌日に楽しみなフルマラソンを控え、精神が高揚している。
そこからどんよりと曇らせ、暗い底なし沼に沈ませていくのには苦労したが、徐々に曲に入り込むことができた。
チャイコフスキーの作品によく出てくるのが、決して得られないものを強く欲する心情である。
例えば末期癌患者が、「生きたい!」と叫ぶような表現だ。
延々と続く上昇音形がそれを表している。
絶望の淵からの叫びである。
普通は盛り上がってくると金管が助けてくれて一息つけるのだが、この曲ではなかなか助けてくれない。
うまく書いているとも言える。
作曲者の情念が猛烈に吹き込むことを要求し、吹きっぱなしが続く。
相当に体力を消耗する曲である。

11月24日
明日の本番のリハーサル。
指揮の渡辺さんは、のだめカンタービレの主人公千秋のモデルとして最適な人物である。
圧倒的なソルフェージュ能力、ピアノ協奏曲を弾き振りするほどのピアノの腕前。
他人がなぜ上手く演奏できないのか、その理由を理解できないほどの天才である。
「売られた花嫁」は先に行きたいようだ。
棒が先に下り、弦楽器が遅れてくると非常に困る。
棒のとおり出てもずれるし、弦楽器に合わせても崩壊しそうだ。
明日はジェットコースターで滑り落ちるようなスリリングな演奏になりそうだ。

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、ソロは千住さん。
もっと完璧に弾ける人はたくさんいる。
鳴らし方も際どい。
弓の毛を切りすぎ。
でもさすがに12億円の楽器だけあって、鳴りは凄い。
この人には何か独特の訴えかけるものがある。

練習場近くのVというお店は、料理の質が非常に高く気に入っている。
しかし、難点は換気が悪いこと。
誰かが煙草を吸うと非常に煙い。
だから最近は電話してから行く。
「今煙くないですか?」
煙いと言われればもちろん他の店にする。
今日だと5名、合計約5000円。
煙たい店にお金を落とすつもりはない。
分煙がきちんとなされていないというのは、健康増進法違反、つまり犯罪行為だ。
世の中には犯罪行為を平気でやっている店が多すぎる。

ようやくCW−Xロングスリーブ・プロモデルが届いた。
今着ているのだが、非常に窮屈。
猫背は許されない。
強制的に胸を張らされる。
あさってこれにするか、それともナイキのロングスリーブにするか、これから試してみる。

午後6時出発、5km。
本当は昨日走って今日明日休もうと思っていたのだが、昨日雨が降ったため今日になった。
どうも2日連続で休むと筋肉がしょんぼりとする感じがする。
これで丁度よかったのかも知れない。
先日のように飛ばすとあさってのレースに疲労を残すので、今日はゆっくり1km5分0秒台から入る。
そこから徐々に加速し最後の1kmは4分44秒。
当日は序盤の5kmでここまで上げる必要はない。
ずっと5分0秒台でもいい。
どうせたくさんの人がいて思うように走れない。
そこを縫うように走るのではなく、ゆっくり走ってウォーミングアップする。
5kmを過ぎれば走りやすくなる。
体が温まったところで、そこから4分50秒台にすればいい。
CW−Xロングスリーブ・プロモデルは非常にいい。
いい姿勢を維持できるし、風の抵抗も少なく、楽に速く走れる。
家では暑いかと思ったが、外の風に当たると、クールマックスという技術もあるのだろう、意外と涼しく、結局ほとんど汗をかかなかった。
問題は直射日光だ。
色が黒いため、暑くなるかも知れない。
できれば薄い色のバージョンも作って欲しいところだ。
当日筑波の最低気温は6度、曇りとの予報なので、これでいっていいだろう。
最初シャツを外に出していたのだが、腕を振るたびにお腹に擦れる。
それでは困るので中に入れると問題なくなった。
見た目はスパイダーマンのようでなかなか格好いい。
「私のお勧め」に写真を載せてあります。
ちなみに、脱ぐ時は裏返しにして脱ぎましょう。
まともに脱ごうとしても無理、破れるかもしれません。

駅伝って面白い。
他の用事があるのになかなか見るのをやめられない。
今日は録画しておいた千葉国際駅伝女子の部を見る。
どうしてみんなこの寒いのにお腹を出すのだろう。
第1区最下位のポーランドなど脂肪が余っている。
そんな腹を出すな!みっともない。
日本代表にそんな選手はいない。
みんな締まっている。
きちんと真面目に取り組んでいることがよく分かる。
ケニアはみんな髪が短く、筋肉もかなりあるので男か女か分からない。
北欧のある選手は巨大で、どうみても男だぞあれは。
ちゃんと検査した方がいいのでは?
日本の先を行くロシアは無駄に大きいと思うのだが、それでもこの5kmや10kmぐらいだと速いようだ。
多分マラソンは無理ではないか。
参考になるのはケニアと日本の選手。
ケニアの選手は前傾姿勢がいい。
日本の選手もフォームが磨きぬかれ、鍛えられた力強さも感じられる。
何だかんだといいながら、次々と交代する選手を見るのは非常に楽しい。

11月23日
光岡自動車って凄い。
http://www.mitsuoka-motor.com/lineup/index.html
大蛇(オロチ)もいい。
http://www.mitsuoka-orochi.com/
日本人にもこんなデザイン力があるんだ。
普段つまらないデザインの車ばかり見ているから、こんな車を見るとうれしくなる。
免許はないけど、誰か乗せて!

昨日の本番ではV12の4番を4枚使用。
本当は3枚の予定だったが、1枚目が思ったよりも薄かったため、1曲目最後で交換。
響きはいいのだが、薄いと思ったように吹き込めず、そのため思ったような表現にならない。
その後の3枚はほぼ納得できた。
V12の4番は音が太く、存在感もあり、理想的なリードだ。
今回最も緊張したのは楽器の掃除。
あまりにも吹きっぱなしで休みがない。
掃除、つまりスワブを通せないと水が溜まって音が出なくなる。
通せるかどうか、ぎりぎりのところで試み、途中で断念したりした。
演奏自体はそれほど緊張することはない。
体力が持つかどうかという問題である。
ただ、今回は下野さんの配慮によりゲネプロが短かったため、余裕を持って終えることができた。
最も思い入れが強かったのがシャールカのソロ。
演奏していると、まるでシャールカの息遣いが聴こえてくるようだ。
部分部分に見事に心情が読み取れる。
嘆き、悲しみ、恨み、復讐を誓う。
いつもと同じように演奏しようと思っていても、本番では普段以上に感情が爆発する。
千数百人の聴衆を前にすると、自分の中の何かが変わる。
モーツァルトのクラリネット協奏曲でも同様のことが起こる。
涙が出るような感動は、本番でしか再現できない。
これが生演奏の醍醐味だ。

国際千葉駅伝が面白い。
2区ケニアのゲディオン。
入りが1km2分25秒。
笑うしかない。
その後も1km2分40秒を切り続け、10km26分51秒。
解説の金さんが、
「私、ロードで26分台は初めて見ました。」
と言うほどの走りである。
ストライドが大きく、しかも動作が素早く、ピッチも速い。
体に無駄が全くない。
2位集団を比較すれば、無駄に太腿が太すぎたり、無駄にふくらはぎが太すぎたり、無駄に背が高すぎたり、無駄に骨が太すぎたり、無駄に腕が太すぎたり。
いたるところに無駄がある。
それに対して、このケニアの選手には無駄が全くない。
あらゆる無駄をそぎ落とし、走ることに必要なものしか残っていない。
これから世界的な選手になるだろう。

明日1日のリハーサルで、あさっては府中市で本番。
曲はスメタナの売られた花嫁序曲、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、交響曲第5番。
慣れた曲ではあるが、どれも難易度は高い。
3日練習がある定期演奏会よりもむしろこういう1日練習の演奏会の方が怖さがある。

12月9日のフジ・ファミリーコンサート。
ドラゴンクエストが気になっていたが、今日楽譜を読んだところ何とかなりそうだ。
ドラゴンクエストは、元々コンピューターに打ち込んで作曲したもののアレンジなので、やたらと難しい曲がある。
以前ラヴェルのダフニスとクロエ第2組曲冒頭ほどの12連符が連続する譜面を当日渡されたことがあり、ドラゴンクエストと聞くと緊張感が走る。
実は私は第1作で蟹歩きする時代からのファンで、特に第3作のエンディングはフリーの時代何度も演奏したが、毎回感動した。
あれは名曲だと思う。
今回演奏する7作目はクラリネットに猛烈に難しいフレーズのソロがある曲がある。
これでT響のM君が四苦八苦していたのでそれがあったら大変と思ったのだが、今回はないようだ。
さすがに今はゲームをやる時間はない。
やったのは第5作までで、今回やる第7作は譜読みしていても、ああこれはあの場面だ!という興奮は残念ながらない。

<定期演奏会にご来場頂いた方より>
昨日の定期演奏会を聴きほんとうに感動いたしました。
演奏を聴き終え大きな興奮と感動をおぼえほんとうにいってよかった演奏会でした。
高尾さんのソロの音は,当日はかなり後ろの席にいたのですが,目の前で演奏されているような音が届いてきてほんとうにすばらしかったです。
感情がほとばしる「叫び」のようなインパクトがありました。
あまりにも有名なモルダウも,単独で聞くのと全曲中で聞くのとは印象がまったくちがい,美しく流れる川だけでないことがよくわかりました。
終曲の最初のテーマが演奏されるところでは,大きな興奮と感動を覚えました。
失礼とは思いましたが,すばらしい演奏に感動しメールを送らせていただきました。
今後の益々のご活躍をお祈りしております。

<定期演奏会にご来場いただいた方より2>
昨日は定期演奏会お疲れさまでした。
シャールカあたりから、聴いている私も感情が高まってきました。
高尾さんのソロもゾクゾクきました。
あれは、狂気の女性の感情描写なんでしょうか。
下野さんのタクトも情熱的でしたし、ストリングスもすごく鳴ってました。
パート配置がとても成功していたように思いました。
シャールカさんは、花束で情念を収めてくれたらよいですね?!
とても聴きごたえかあって、幸せな夜になりました。
感動の演奏をありがとうございました。

11月22日
遅くなってしまったので手短に。
詳しくはまた明日。
すばらしい演奏会だった。
感動した。
第5曲が終わり、第6曲に入ったところでいつもすごく感動するのはなぜだろう。
繰り返し効果か?
きっと何か理由があるはずだ。
特に終曲の最後1ページはずっと感動しながら演奏していた。
下野さんはいい指揮者になった。
今回の演奏はコバケン指揮名古屋フィルの名演に匹敵するほどであった。
コンサートマスターのT氏も圧倒的な存在感であった。
終了後たまやで楽しく打ち上げ。

11月21日
モルダウについてもう少し詳しく見てみたい。
辛い民族の歴史、そこからの開放を願う強い想いは第1主題に込められていると思う。
再びこの主題が現れた後の、「聖ヨハネの急流」。
どうもこれが文字通りの音楽ではないように感じる。
これは激しい戦闘シーンではないだろうか。
そして、何か巨大なものが崩れ去ったかのようなクライマックスを経て、コーダで第1主題が長調になって現れる。
これは「ヴルタヴァ(モルダル)の力強い流れ」と書かれているが、勝利と民族開放の喜びを表現しているのではないだろうか。
途中「ヴィシェフラドの主題」が出てくる。
これも民族解放の賛歌だと思う。

広島でスコアを探そうとすると、選択肢は極めて限定される。
○○○の楽譜係に電話する。
「広島交響楽団クラリネットの高尾です。」
「……。」
まさか○○○の店員が広島交響楽団を知らないということはないと思うが、なぜ反応がないのだろう。
本当に知らないのか?
「楽譜を探しているのですが、ショーソンの詩曲のスコアはありますか?」
「すみません、聞き取れないのですが。」
「ショーソンです。」
「え?」
ショーソン、ショーソンです。
「すみません、…」
「ショーソンです。ショーソン!」
「あの…。」
「カタカナのシ、ヤユヨの小さいヨ、ショーソンです。」
電波の状態が悪かったのではない。
何度言っても、どんなに大きな声で喋っても分からないのは、ショーソンを知らないからだ。
○○○の楽譜係がショーソンを知らない?
あり得ない。
調べてかけなおすというので一旦電話を切る。
普通2,3分もあればかけなおせるはずだが、30分後にかかってきた。
「調べたのですが、在庫がなくお取り寄せになります。」
「じゃあいいです。」
「……。」
すごいな。
客商売なら普通、「それではまた何かありましたらよろしくお願いします。」ぐらい言うよなあ。
感動的だ。

郵便局にて。
「これ、配達記録でお願いします。」
「中身は何ですか?」
「リガチャーです。」
「りかちゃん?」
郵便局員がリガチャーという言葉を知らないのは仕方ない。

とある特定郵便局にて、局長らしき禿げたおっさん。
「ああ、あそこ、子供が生まれたんな。よかったのお。」
周りの迷惑顧みず、うるさい声で世間話を延々と続けている。
そんなのが仕事だと言うのなら、特定郵便局という存在自体が間違っている。
どうせ世襲だろう。
特定郵便局長になるには試験を受け合格する必要があるが、それも実質的には名目に過ぎない。
特定郵便局の成立には、歴史的に見て止むを得ない面が確かにある。
しかし、それは過去の話。
そういう歴史があるからと言って、こういうどうしようもない世襲局長がのさばるような社会はおかしい。
一旦全て廃止し、きちんとした制度で作り直すべきである。

このサイト、なかなか面白い。
アニメ化も本当の話のようだ。
東京都交響楽団をメインとして、公募により選抜されたメンバーを加えている。
プロフィールを見ると、芸大と桐朋出身もしくは在学生が多い。
のだめオーケストラ
http://www.nodame-orche.com/

午後6時30分出発、5km。
今日はゆっくり走って左足の着地を研究しようと思っていたのだが、足が言うことを聞かず先に行く。
上半身は置いていかれる感じだ。
歯止めが利かない。
1km4分30、21、22、26、30。
速過ぎる。
くれぐれもマラソン当日にこんなペースにならないように気をつけよう。
それでも着地についてはいろいろと試してみた。
昨日は外側が先に着地することが問題ではないかと思い、足裏全体で着地するよう意識したり、左足を体の中心線からやや外側に着地したりしてみたが、どうやらこれが逆だったらしい。
着地はうまく行ったりうまく行かなかったりだが、むしろそういう意識がない方がうまく行く。
一体何がベストなのか、非常に難しいし悩ましい。

先日ジュリエットのMさんに、髪がぱさついているのでトリートメントやいいドライヤーを使うといいと助言された。
今日はトリートメントを試した。
確かにしっとりはするのだが、うーむ。
まあしばらく試してみよう。
ドライヤーについて調べてみると、ナショナルのナノケアEH5441というのがすごい人気だ。
価格.comのレビューや口コミでもかなり評価が高い。
相当髪がさらさらになるらしい。
これの低騒音バージョンEH5341というのが12月1日に発売される。
EH5441には、高い、重い、うるさいという3つの欠点がある。
そのうちのうるさいというのを解消しようということのようだ。
ただ、口コミを見ると風量が落ちるらしい。
この辺どちらがいいのか、発売と口コミによる評価を待って検討しよう。

11月20日
チャイコフスキーの「花のワルツ」は名曲だ。
そんなことは誰でも知っている。
しかし、この曲がどれほどの名曲かは、バレエ全曲を通して聴いて初めて理解できる。
スメタナの「モルダウ」も同様だ。
この曲だけを聴いても確かに名曲だ。
これほど各場面がそれぞれ見事に情景を表している曲は他にないと言ってもいいほどだ。
しかし、「我が祖国」全曲の中の第2曲として聴くと、そこにもっと深い想いが込められていることが分かる。
あるチェコの演奏家はこう言った。
「君にはただの美しい川にしか見えないだろうが、この川にはたくさんの血が流れているんだ。」
常に強大な隣国に蹂躙されてきた歴史と、そこからの民族独立への強い意志が、この曲では表現されているのだ。

第3曲「シャールカ」は特に演奏していてゾクゾクする。
これもかなりはっきりと各情景や主人公の心情が感じられる曲だ。
恋人に裏切られたシャールカの深い悲しみと怒り、復讐の念。
美しい彼女を見つけた兵隊達の歓喜。
酒、踊り。
酔いつぶれて寝たのを見て、シャールカは合図を送る。
そこからの大虐殺が凄まじい。

第1曲「ヴィシェフラド」は、特に終盤激しい戦闘によって城が崩れていく様が心に残る。
しかしそれも昔の話。
全ては竪琴を弾く吟遊詩人の語る物語である。

JR津山線は先日乗ったばかり。
怖いなあ。
要するにちゃんと安全管理をしていないことによる人災。
さすがJR西日本。

午後6時20分出発、5km。
レース7日前。
今日からは距離を5kmに落とし、その代わりスピードを上げる。
メインは1km4分40秒台、ベストは4分37秒。
2日休んで絶好調!と言いたいところだが、残念ながら足の各所に疲労が残っている。
右足股関節、左足首外側、右ふくらはぎ上部外側と次々と疲労感が現れては消える。
きちんと疲労を抜くのには1週間かかる。
レース前1週間はあまり走ってはいけないというのはこのためだ。
スピードを上げると左足がおかしい。
右足よりも着地の音が大きいのだ。
これは恐らくまず外側で着地し、その後パタンと内側に着地するためではないだろうか。
これが左足首外側に違和感が起こる原因だと思う。
今回レースでの想定ペースは1km4分55秒。
今日よりも1kmあたり10秒の余裕がある。
明日はもう少しゆっくりと走り、その代わり何とかこの左足の着地が改善できないか試してみよう。
今日もいろいろとやってみたのだが、うまくいかなかった。
無理にやると不自然になり、その結果他の部分の負担が増したりするので難しい。

11月19日
定期演奏会リハーサル初日。
曲はスメタナの「我が祖国」全曲。
今回は休憩なしで一気に演奏する。
下野さんが素晴らしい。
先日コバケン指揮名古屋フィルで感動的な名演に接しているだけにどうかと思っていたが、コバケンに引けを取らない。
よく準備し、場面場面に強い思い入れがあるのが分かる。
その指揮は熱い。
今回の定期演奏会は期待できそうだ。

高橋尚子が、あああ。
終盤、足が完全に死んでいる。
一体どうしたのだろう。
雨と寒さのせいなのか、それとも晴れていても負けていたのか。
年に1度しか走らないと、負けた時のダメージが大きい。

雨が止まない。
2日連続で走れない。
悲しい。

11月18日
昨晩はよく晴れて星がきれいだった。
星だと思っていたものがいくつもの星の集まりだったり、普段見えない星雲が見えたり。
自宅付近は街灯も暗く、天の川が立ち昇る姿が美しかった。

安芸中野駅近くのスーパーで傘を取られた。
出入り口の傘立てに置いたのだが、それを持っていかれた。
店員に言うと、「とりあえずどうぞ。」とビニール傘を出されたが、そんなことでは困る。
110番に電話すると、海田警察署に電話するように言われた。
しかし海田警察署に何度電話しても通じない。
スーパーの責任者を呼んで、管理責任があるのではないかと言うと、
「そんなもん知りません。」
傘立てを置き、そこに傘を入れるように誘導しておきながら、店に責任がないとはよく言ったものだ。
無責任な田舎者だ。
傘立てを置くのであればきちんと管理できるところに置くべきだし、管理できないのであれば傘立てを置くべきではない。
店が管理責任を取らないのであれば、店内が濡れようとそんなことは知ったこっちゃない。
今後傘は必ず持って入る。
帰宅後ようやく海田警察署と電話が通じた。
明日駅前の交番に寄り、現場検証してもらうことになった。

12月6日のプロミシングが大変。
特にシフコヴィッチという人のマリンバ協奏曲。
さらにR.シュトラウスのオーボエ協奏曲もある。
時間があればまあいいのだが、さらう時間がないのだ。
何とか間に合わせなければ。

今日は雨のためランニングはお休み。
明日も予報は雨。
できれば2日連続で休みたくないのだが。
明日は東京も昼から雨の予報。
秋の雨は冷たく体によくない。
東京国際女子マラソン、できればいい条件で走ってもらいたいが、天気はどうにもならない。
とにかく1年ぶりの高橋尚子、楽しみだ。

11月17日
さくらぴあで本番。
このホール、客席に木管あたりの音が聴こえにくいようだが、演奏する分には非常にいい響きである。
普段よりもオーケストラがずっと上手くなったような感じがする。
ただ、ブラームスのハンガリー舞曲、ドヴォルザークのスラブ舞曲計9曲という厳しいプログラム。
これを忙しいスケジュールの中、短いリハーサル時間で本番というのは大変。
おまけに疲労で右手薬指の調子がいまいちで、普段なら右手小指で演奏するところを左手小指にしたりして対応。
久しぶりに緊張した。

午後10時20分出発、5km。
足の疲労がひどい。
今日は8kmのつもりだったが、予想よりも疲労が激しく距離を減らして回復することにした。
タイムは1km5分50秒台から6分10秒台のLSDペース。
せっかくCW−Xプロモデルを穿いたのに、このペースではどうしようもない。
ただ、CW−Xプロモデルは、さすがのサポート性能。
特にハムストリングスへのサポートが心地よい。
その上動きやすいのだから言うことなしである。
さて、明日はもっと気持ちよく走りたいものだ。
どれぐらい回復してくれているだろうか。

11月16日
明日の本番のリハーサル。
はつかいち文化ホールで行われる「エネルギアふれあいコンサート」。
後半はブラームスのハンガリー舞曲、ドヴォルザークのスラブ舞曲合計9曲という大変なプログラム。
やったことがない曲が過半数。
しかもテクニック的に難しく、テンポの変化も大きく、練習は1日しかない。
きついが、気合を入れて頑張ろう。
金さんは、決して速くないテンポなのだが、独特の歯切れよさがある。
まともな指揮者でほっと一息。

広島駅前の福屋でCW−Xを試着。
スタビライクスモデルとプロモデルの2種類を試した。
現在持っているものは、サポート性能に優れているのだが、やや動きにくい。
しかし、筋肉疲労が全く違うので、もうこの機能性タイツを穿かずにレースに出るということは考えられない。
そこで、レース用にもっと動きやすいものはないかと考えたのだ。
スタビライクスモデルは現在持っているものと似た感じ。
特に膝を強力にサポートしている感じがあるが、やや動きにくい。
それに対してプロモデルは、膝へのサポートはそれほどではないが、その代わり非常に動きやすい。
筋肉や関節を適度にサポートしながら、むしろ穿かない状態よりも動きやすいと感じるほどだ。
これはすばらしい。
ということでプロモデルを購入した。

午後7時30分出発、11km。
先ほど購入したCW−Xプロモデルを穿きたいところだが、これを穿くと間違いなくタイムが上がってしまうので今日は我慢。
タイムは最初から最後まで1km5分40秒前後。
左足首外側にやや違和感。
足には全体的にかなりの疲労がある。
14km走りたいという気持ちは強いが、冷静に考えてここでこれ以上足を酷使するのはまずいということで距離を減らした。
マラソンというのは、壊れるぎりぎりのところまで鍛えて勝てるかどうかという世界である。
去年の高橋尚子がそうだった。
結果としては勝ったが、一時は出場も危ぶまれるほど。
かなり際どいところであった。
今年はどうだろうか。
レベルは全く違うが、趣味で走っている私も、壊れるかどうかというところを見極めながら走っている。

11月15日
今日は尾道で本番。
うちからだと山陽本線で1本だが、1時間以上電車に揺られなければならない。

「高尾君、よく出られたね。ソロのところで変に振るからドキッとしたよ。」
「ああ、見てませんでした。」
指揮者には、見るべき指揮者と見るべきでない指揮者がいる。
見るべきでないと判断したら、できるだけ見ない。
そうしないと演奏に支障が生じる。

午後7時10分出発、14km。
これまでで最大の疲労感。
今日は早く帰ろうか。
しかし結局走っているうちに加速するのはいつものとおり。
強い海風のため、追い風では1km5分10秒台、向かい風では5分20秒台。
5日で73km。
1週間で100kmも十分可能。
ということは1ヶ月で400kmも可能だ。
月に400km走ったら相当いいタイムになるだろうなあ。
そこまでやる気はないけど。
途中かなり大きな流れ星を見た。
広島市内の方向に落ちていった。
先端に黒い塊が見えたような気がする。
そこから少なくとも3つの炎が出ていた。
かなり地表近くで分裂して火は消えた。
ひょっとして隕石が頭に当たって死ぬのではないかとしばらく怖かった。
確率から言えば笑ってしまうようなことだが、あそこまで近くで大きいのを見るとそういう気持ちになる。
東南アジア系らしき4人の女性。
お揃いの黄色いジャケット、下はジーパン。
最初だけ走っていたが、すぐに歩き出し、後はお喋り。
気持ちだけは運動するつもりなのだろうが、結局運動にはなっていない。
日本人にもよくあるパターンである。
この辺は外国人が多い。
近くの工場に勤めている人が多い。
今日で1年になる少女殺人の犯人もその一人。
何度目かで追い抜いた後、その4人が一斉に追いかけてきた。
何?
新手の勧誘?
まあいくらゆっくり走っているとはいえ、ああいう人たちについて来られるほど遅くはない。
案の定100mもしないうちに足音は遠のいた。
そしてタイムを見てびっくり!
1km4分52秒。
しかも12kmから13kmのタイムである。
やっぱり追いかけられると無意識に速くなるんだ。

購入者の声
CD有り難うございました。
久し振りにモーツアルト聞きました。
高尾さんのクラはとても素晴らしいです、タンギングが絶妙で聞き惚れております。
アンサンブルも絶妙で、こんな良い演奏を無料で聞けるなんて勿体ない気がしております。
精神的な不安を感じたときなどの妙薬として、時々聴かせていただこうと思っております。
今後益々のご活躍を期待しております。
又宜しくお願いいたします。

11月14日
廿日市文化ホールで本番。
高校の音教である。
この高校には芸大の先輩O氏が勤めていて、本番前に挨拶していただいた。
元気がよく、盛り上がる時は盛り上がり、聴くべき時には静かに聴くなかなかの高校生達であった。

帰りの電車で寝てしまった。
連日の長距離走で疲れがある。

革靴を履くことはほとんどないのだが、今日は珍しく本番の衣装で出かけたため靴も黒革靴。
歩くと靴擦れはするし、左足首外側が痛くなるし、最悪である。
毎日14kmから17kmも走っていてどうもない足首が、革靴で数十分歩いただけで痛くなるのだから不思議だ。
この際足に優しい、ちゃんとクッションの入った黒革靴を探そう。
このまま放置すればランニングにも悪影響が出てしまう。

午後7時20分出発、14km。
今日も最初から足が疲れているが、徐々に調子がよくなり加速。
後半は1km5分10秒台。
この時期足を痛めてはまずい。
長距離を走りつつ足を痛めないためには、全ての着地をソフトにしなければならない。
ということはあまり速くは走れない。
そのこれぐらいがソフトに着地できる限界の速さかなと思うペースが毎日上がっている。
昨日は1km5分30秒前後だと思っていたが、今日は5分10秒台。
足は着実に強くなっている。
これも昨日同様、10km過ぎから徐々に足に疲労感。
しかし慣れれば何とかなる程度で大したことはない。
何とかこのまま土曜日あたりまで14kmを走りたい。
4日間で59km。
26日のフルマラソンに向けてかなり自信がついてきた。

11月13日
とある女性に聞いた話。
友人と3人で飲んだ翌朝、目が覚めると足が痛い。
左足から血が出ていて、薬指と小指の爪がない!
どうやら帰り道で友人にピンヒールで踏まれたらしい。
ピンヒールで人が殺せると書いてあったのはゴルゴ13。
やはりピンヒールは凶器だ。
危険物として電車内への持ち込みは禁止すべきだ。
もしくは今ある女性専用車両に加えてピンヒール専用車両を設けてはどうか。
踏まれて怪我をしてもお互い様という訳だ。
普通の靴を履いている人が、ピンヒールで一方的に痛い思いをさせられ怪我をするというのは納得できない。
実はピンヒール最大の被害者は履いている本人である。
どこかの隙間に引っかかって転倒、骨折というのはよく聞く話。
以前長いマフラーを首に巻いてオートバイに乗り、そのマフラーが車輪に引っかかって首を絞められ重体という女性がいたが、同類だ。
つまりどちらも格好ばかりで危険性についてはあまり考えていないのである。

ベートーヴェンの交響曲第5番第1楽章は指揮者の実力がよく分かる曲だ。
指揮者の実力を見るには、この曲と合わせ物が少しあればいい。
某氏が新日フィルでいじめられていたのがこの曲だ。
テンポ感がよく分からず、ぶれるのだ。
つまりこの曲は醤油うどんと一緒だ。
本当に美味しいうどんかどうか判断するには、うどんにただ醤油だけをかけて食べてみればいい。
まずいうどんは吐き出したくなるほどまずく感じるし、うまいうどんはその美味さに感動する。
かけうどんにすれば大分ごまかせる。
それでもまずければ焼きうどんにすれば何とかなる。
指揮者がでたらめでも、大体の曲はこちらで勝手にやるので何とかなる。
しかしこの曲は指揮が駄目だとどうにもならないのだ。

弦楽器でリハーサル中飛び出すのは大体トップである。
なぜかというと、他の人はトップに合わせ、前の人に合わせて弾いているからだ。
それでも飛び出すというのは、前をよく見ていないということになる。
それに対してトップは、自分で数えて出る。
だから間違えることもたまにはある。
トゥッティでもたまには間違えて出ることがある。
そういう時は思いっきり大きな音で飛び出すべきだ。
他の人に聴こえないような音で飛び出すような人は、普段からその程度にしか弾いていないということだ。
そんな聴こえるか聴こえないかというような音で弾くような人はいてもいなくても一緒。
給料だけもらって聴こえないような音では給料泥棒と言われても仕方ないだろう。
一人一人がきちんと鳴らしてはじめてオーケストラは魅力的な音になる。

最も速く走れる動物は?
チーター。
しかしそれは短距離の話。
人間は実は長距離走に強い。
アフリカのある部族は、角があり重い雄鹿?を延々と追い続け、疲労して倒れたところを仕留める。
それではフルマラソンの距離42kmを最も速く走る動物は何だろう?
やっぱり馬だろうか。

寒くなってきたので生姜湯を始めました。
体がぽかぽかしてきます。

午後7時出発、14km。
一昨日14km、昨日17km、3日で45km。
さすがに今日は初めから足に疲労感がある。
1km5分30秒前後のタイム。
足が着々と長距離に対応してきているのが分かる。
足に粘りがあるのだ。
昨日寒かったので着込んだら今日は昨日ほど寒くない。
曇っていて放射冷却現象があまり起こっていないためだ。
おかげで追い風では暑くて汗だくになる。
向かい風では涼しくて丁度いい。
中盤、ひどい空腹感。
今日は強い空腹感があり、帰宅してから間食としてバナナを2度食べた。
これで大丈夫だろうと思っていたが、まだ足りなかったようだ。
しかし大丈夫。
燃やすべき脂肪はまだまだたくさんあるし、筋肉中にもグリコーゲンがたっぷりある。
血糖値が下がって走れないような気がしているだけで、実際には問題なく走れる。
しばらくすると落ち着いてきた。
終盤足にかなりの疲労感。
フルマラソン終盤のような感じ。
ようやくフルマラソンに向けて追い込んだ練習ができているという充実感がある。

11月12日
日曜日の朝だというのに祭りの太鼓の音。
勘弁してよ。
しかしそれにもめげず、強制9時間半睡眠で疲労回復。

午後6時50分出発、17km。
昨日より厚着したが、それでも向かい風では寒い。
明日はもっと厚着しよう。
序盤1km6分0秒台、中盤5分50秒前後、終盤5分20秒台から30秒台と徐々にペースアップ。
さすがに13km付近で足に疲労を感じたが、余力はかなりあった。
所要時間約1時間40分。
これだけ走ると達成感が大きい。
瀬野川河川内コース、普段11kmの時は3往復のところを5往復。
4往復目終盤には、あと1往復だ!と気合が入った。
寒さも気合次第。
気合を入れれば筋肉がぐっと引き締まり、寒さも涼しさへと変わる。
顔は寒さの悪影響を受けないため、クリームを厚めに塗ってます。

11月11日
倉敷から広島の自宅に移動。

午後7時出発、14km。
昨日一昨日の2日間飲み会のため走れなかった。
今日は前半1km6分30秒台前後のLSDペース、後半1km5分40秒台のゆっくりペース。
2日間休んだこととゆっくり走ったことにより余力があり、いつまでも走っていたい気分だったが、残念ながら時間切れ。
できれば明日はもう少し走りたい。
ゆっくり走ったためにむしろ普段の11kmよりも負荷は小さい感じだが、やはり距離が伸びた分、強い空腹感と眠気がある。

購入者の声
<アルトサックス用金メッキとピンクゴールドをご購入の方より>
今まではピンクゴールドの柔らかさが気に入っていましたが、今回ゴールドを試してみて、その艶やかさと安定感がとてもいい感じでした。
しばらくはこちらを使ってみます。

11月10日
ほとんど写真だけですが、倉敷写真館のページを作りました。
旅行記写真館から行けます。
よろしかったらご覧になってください。

しまった!
写真を撮るべきだった。
倉敷の高田屋という焼き鳥屋が滅茶苦茶美味い!
特に手羽先は絶品!
私は名古屋でかなりの店の手羽先を食べ歩いた。
手羽先には相当うるさい。
しかしこれほどの手羽先はかつて経験したことがない。
スパイスをかなりかけているが、辛くはなく、味わいがある。
表面の皮はまるでつきたての餅のような食感。
中の身にもしっかりと味がついているのだが、これはどうやってつけているのだろう。
どの焼き鳥も、絶品であった。
さすが天領。
倉敷の文化の高さに驚いた。

11月9日
目の下の隈がずっと気になっている。
睡眠を十分に取っても消えない。
今日はいろいろと調べて、蒸しタオルで目の周りを温めてみたら、これがかなり効果的。
血流がよくなり、青い色がやや肌色に近づいた。
私の場合は、楽譜を読んだりパソコンに向かう時間が長く、眼精疲労が大きな原因のようだ。

倉敷はいい街だ。
自然とゆっくり歩くようになる。



珍しい蒸し寿司を食べた。
寿司なのに、やたらと体が温まる。



11月8日
さすがに疲れてます。

11月26日のつくばマラソンが心配だ。
今日のようなだるくて力が出ない状況だと記録どころではない。
前日は広島の府中市でチャイコフスキーの5番などを演奏してから東京に移動。
大丈夫だろうか。

昨日のソリスト、千住真理子さんのお兄さんで作曲家の千住明さんは、私の芸大の同級生です。
ただし、他の大学を出ているので歳は大分上です。

のだめに感動。
苦難の末の勝利というのはベートーヴェンの運命に通じる。
楽譜どおりきちんと演奏するというのは音楽家として当然のこと。
しかしそれだけでは音楽にならない。
感情を開放して初めて感動は生まれる。
台詞があるのは役者。
しかしチェロやコントラバスは専門家でないと回すのは難しい。
音大生を一杯集めているのだろう。
コントラバスの女の子は、役者でありながらコントラバスをかなり練習して弾けるようになっている。
多分逆ではないと思う。
演奏はプロによる別録音。
ただし、本番でのチューニングは実際に映っている人達によるものだろう。

中古クラリネットを探している方がいます。
1.予算7万円でメーカー、機種を問わない。
2.予算10〜15万円でクランポンR13以上の上位機種。
売ってもいいという方はご連絡ください。

午後7時50分出発、11km。
今日は14kmぐらい走ろうと思っていたのだが、時間がなくなってしまった。
目が覚めたのが10時過ぎ。
疲労回復のためには必要な睡眠時間である。
リガチャー関連などやっているうちに3時半。
4時過ぎから練習して終わったら7時半。
仕方ない。
昨日より気温が高かったので、昨日と同じいでたちで。
追い風では暑くて汗をかくが、向かい風では寒い。
あまり調子がよくない。
やはり疲労が影響しているのだろうか。
終盤ようやく加速して、ベストは1km4分34秒。
ただし、ラスト1kmで加速欲求が出てきたのでそれほど悪くもないだろう。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
リガチャーは今日無事届きました。
演奏も聞きました。最高です!
CDなのが残念なところですね・・・。
私はまだまだ未熟で、このリガチャーの性能を十分に発揮できるかわかりませんが、明日からこのリガチャーで頑張らせていただきます。
ありがとうございました。

11月7日
携帯のカメラにがっかり。
画素数は300万画素だが、結局拡大すると細部が潰れるという現象にこの2年9ヶ月何の進歩もない。
写真はなるべくデジカメで撮ろう。

手振れ補正にがっかり。
価格.comの口コミで、手振れ補正すると白黒写真のようになり、画質も落ちると書いてあったが、やっているとその通りである。
こんな使えない機能を入れてどうしようというのか。

処理能力は大幅アップした。
以前は撮った画像を保存したり展開するのに数十秒もかかっていたが、それが数秒で済むようになった。
ようやく現実的なスピードになったと言えるだろう。

厚生年金会館でひろぎんトゥモロウコンサート本番。
リードは全てV12。
前半は先日本番で使用し冷凍保存しておいた2枚。
思ったより乾燥し、老化していた。
この時期のリードは難しい。
後半は丁度完成した3枚。
やはりできたての方が調子がいい。
ただ、V12は大きな音は出るがその分疲れる。
また、古くなった時に硬い音になりやすい。
かなり体力を消耗する第九などは青箱の方がいいかも知れない。

午後10時10分出発、8km。
この7日間、ずっとリハーサルと本番でかなり疲れが溜まっている。
それに今日はやたらと寒い。
迷ったが結局走ることにした。
手袋をしたが、手が真っ赤になった。
いきなり真冬用の手袋をしなければならないらしい。
向かい風はかなり寒い。
もう少し着込むべきであった。
しかし走るとやっぱり疲れが吹き飛ぶ。
シャワーを浴びると、あれ?さっきまで疲れてたよな?というほどである。

11月6日
リハーサル2日目、明日本番。
午後はソロ合わせ。
今回のソリストは千住真理子さん。

強い疲労感。
夜11時に寝ているので睡眠時間は足りているはずなのだが。
今日は練習はやめて休養だ。
明日は夜本番なので強制9時間睡眠で回復しよう。

この日記に触発されて走り始めた方からメールをいただきました。
練習を重ね、ついにハーフマラソンを完走。
おめでとうございます!
しかも先日の私のタイムより1分速い!
今ブログを読ませてもらったのだけど、ランナーはやっぱり思考が似たようになってきますね。
同類という感じがしました。
今度はぜひフルマラソンでご一緒したいものです。

Mさんが自転車で帰宅中車に撥ねられた。
練習場のすぐ近くである。
横断歩道を横断中。
信号がどうだったかという情報は得ていない。
いずれにしてもドライバーの前方不注意は確実である。
肩甲骨を複雑骨折したとのこと。
復帰にはしばらく時間がかかりそうだ。
広島の自宅から駅に行く道は、車と人が同じ平面を通る。
両端を人が歩いているのに、どうしてあんなスピードを出せるのか、理解できない。
いつも私は怒っている。
私が免許を持たないのは、加害者になる恐怖感が非常に強いからだ。
車の陰から子供が飛び出してきてそれを轢いたら、相手はそこで命を絶たれるし、こちらの人生も終わる。
そんな恐怖感と緊張感を持って運転している人が一体どれぐらいいるのだろう。
私の目には、何となく、ただボーっと運転しているようにしか見えない。
車を運転するというのは、刃物を振り回して走っているのと同じだ。
そういう自覚がなく車を運転している人間が世の中には多すぎる。
また、便利さが優先され、安全がないがしろにされている。
同じ平面を車と人が通るというのはあり得ない。
歩道とガードレールを作るべきだ。
道が狭いのなら一方通行にすればいい。
それでも駄目なら歩行者専用だ。
車に乗る人は、それでは不便だと言うだろう。
しかし、命よりも便利さの方が大事だというその考え自体が全くおかしいのだ。

午後6時5分出発、11km。
かなり疲労している。
今日はずっとゆっくり走ろうと思って出かける。
しばらく1km6分前後。
しかし体が温まると加速を要求する。
抑えながらも徐々に加速。
結局ベストは1km4分9秒と最近ではいちばん速い。
ただし全体としては59分かかっているのでかなりゆっくりである。
これぐらいのペースは非常に気持ちがいい。
酸素が全身に供給され、新陳代謝が活発になり、疲れが徐々に取れていくのが分かる。
疲れた時はゆっくり走るのがいちばんである。
さて、業務がある時は難しいが、フルマラソンに備えて休みにそろそろ長い距離を走らないと。

一昨日楽天のとある店で注文したmicroSD2GBが届いた。
非常に迅速な対応であった。
アダプタ付きで15000円ほど。
価格.comではもっと安い店もあるが、アダプタなしだし、楽天の方が信頼できる。
手に取ると、ぞっとするほと小さい。
緊張感が走る。
小指の先よりもずっと小さく、厚さも1mmもないようなこの中に2GBとは。
2年半前、デジカメを購入した時、1GBのメモリースティックを3万8千円ぐらいで購入した。
今や4GBのメモリースティックデュオが1万円台で購入できる。
microSDはさらに小さいので割高だが、それでもこの値段だ。
技術の進歩の速さには呆然とするほかない。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
バスクラ同様とても息がよく入る感じです。
またお世話になりたいと思います。
ありがとうございました。

11月5日
あさっての「ひろぎんトゥモロウコンサート」リハーサル初日。
曲はドヴォルザークの「謝肉祭」序曲、新世界、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
指揮は円光寺さん。
見事なお腹である。

午後6時20分出発、11km。
昨日の疲労がやや残っており、スピードは若干遅め。
ベストは1km4分14秒。
全体が遅いとベストは速くなる。
夏場は8kmが精一杯だった。
9月になって涼しくなり、11kmに距離を伸ばそうとして四苦八苦。
足を痛めたりしたが、今では毎日11km走っても何も問題ない。
これは鍛えられたという面もあるだろうが、季節の違いが大きいと思う。

購入者の声
<M30トラディショナルをご購入の方より>
選定していただいたことで質の良いものが得られ、大変気に入っています。
もうしばらくしたら、再度お願いすることと存じますが、なにとぞよろしくお願いいたします。
有難うございました。
CDも嬉しく楽しく聴かせていただいております。

11月4日
安芸区民文化センターへ自転車で往復。
所要時間15分。
電車に乗るより早い。
背中の楽器2本などの入ったリュックが重いが仕方ない。
生体クッションはどうしても必要だ。
前かごに入れるわけにはいかない。
歩道と車道の段差では腰を浮かせて衝撃が楽器に伝わらないように気をつける。
行きはそれほど調子はよくなかったが、帰りは調子が出て結構飛ばした。
やはり午後の方が体が動く。

小林美恵さんの演奏を楽しんだ。
まずツィゴイネルワイゼン。
何かに取り憑かれたかのような出だし。
楽器を鳴らし切り、極限まで表現を追及する。
そこからぞっとするような間。
極限のピアニシモ。
見事であった。
後半はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。
この長い曲で集中力が全く途切れない。
クライスラーの超絶的なカデンツァで多少音程がずれようと、音楽的緊張感はさらに高まっていく。
この世に生まれてきてよかった。
音楽を志してよかった。
この人と同時代に生まれ、その演奏に接することができてよかた。
幸せな時であった。

午後6時25分出発、11km。
昨日よりも体調は大分いい。
中盤ですでに1km4分33秒。
ただし強い風で、向かい風では4分50秒から5分0秒、追い風では4分30秒前後とタイムに大きな差がある。
向かい風では頑張らないことにした。
向かい風に対して前傾姿勢などで対抗しようとすると、疲労しそのつけが後で来る。
前傾姿勢もほどほどでいい。
タイムが遅くなっても、追い風の時に気分よく飛ばして取り返せばよい。
しばらく無音呼吸を忘れていた。
やや音がするようになっていたが、これを意識して無音にすると、リラックスでき、むしろたくさんの酸素を摂取することができる。
その理由はこうだ。
吐く  吸う  吐く  吸う
これが音がしている状態。
無音ではこうなっている。
吐ーくー吸ーうー吐ーくー吸ーうー
つまり、苦しくなると力が入り、瞬間的に吐いたり吸ったりするようになる。
そのために大きな力がかかり、その結果音が出るのだ。
しかしそれ以外の時間呼吸が止まっているために効率が悪い。
音が出るというのは、それだけエネルギーをロスしているということになる。
力を抜いて、ゆっくりと吐き、ゆっくりと吸えば、エネルギーロスは少なくなり、しかも酸素摂取量は増える。
これはぜひ意識して取り組みたい課題だ。

11月3日
そうか、小林美恵さんは一つ下か。
凄い学年だ。
漆原朝子さんが同級、芸高時代は渡辺玲子さんも一緒だ。
渡辺玲子さんは中学3年の時日本音楽コンクール優勝。
小林さんが同コンクールで優勝したのは高校3年ぐらいか。
漆原さんも芸高時代に日本国際音楽コンクールを最年少で優勝し、芸大に入った時にはすでに有名人だった。
芸祭でブラームスのクラリネット五重奏曲を共演した時には、漆原さん目当ての客が結構入っていた。
渡辺玲子さんも、以前広響と共演した時は怖いぐらい上手かった。
芸高って恐ろしい。

西区民文化センターで音楽世界旅行コンサート。
ウィリアム・テル序曲のチェロパートは素晴らしかった。
拍手!
私はトスカで初トスカ、星はひかりぬ。
この曲は簡単な気持ちで演奏する曲ではない。
命の歌だ。
自分がもしそういう状況に追い込まれたらどう感じるか、主人公になり切って全身全霊で演奏すべき曲である。
広島カープの選手が2人ゲストトーク。
プロ野球選手というのはやっぱりでかい。
背も高いが肩幅も広く、どっしりとしている。
以前松井を生で見て、馬かと思ったのを思い出した。
「音楽も野球も、生がいちばん!」
喋りも上手い。
アンコールの「それゆけカープ」は、かつてない熱い演奏となった。

午後7時20分出発、11km。
体調が悪い。
今日の本番中頭がボーっとした。
疲労か、それとも睡眠不足か。
まだ11月のハードスケジュールは始まったばかり。
明日も本番。
今から疲れているようでは困る。
しばらくゆっくりペース。
徐々に加速し、後半ようやく1km4分台。
ベストは1km4分31秒。

NHK「サイボーグ技術が人類を変える」
今回は再放送で、見るのは2回目。
結局人間は、実験用ラットと同じになる。
思っただけであらゆるものを動かせるようになる。
そのためさらに運動不足になり、不健康になる。
フィーバーボタンを押すと、脳に差し込まれた電極から脳に電気刺激が与えられ、パチンコで大当たりした時と同じ快感が得られる。
そのため、パチンコ屋に行く必要がなくなるが、あまりにも快感が大きく、人生の意味や目的を見失い、フィーバーボタンを延々と押し続け、廃人同様になってしまう、フィーバーボタン症候群患者が大量発生する。
幸せになりたい時には幸せボタンを押すと幸福感が得られる。
これも無気力な人間を大量に発生させ、幸せボタン廃止運動が起こる。
兵士にはもちろん殺人ボタン。
これを押すと、人を殺したくなる。
所詮人間の感情なんて電気刺激でどうにでもなる程度のものだということが分かった時、人はその後の人生をどう生きればいいのだろうか。

11月2日
昨日から11月11日のディスカバリー・モーツァルト&ハイドンまで、コンサートマスターは豊田弓乃さん。
あの豊田耕児さんのご子息で、クラシック界のサラブレッド。
ヨーロッパで複数のオーケストラのコンサートマスターを歴任した素晴らしい経歴の方である。
そして今日のソリストが小林美恵さん。
どうも芸大で学年が近いようだが覚えていない。
この人がすごい。
まずツィゴイネルワイゼン。
弾き始める瞬間、何かにとりつかれたような表情が尋常ではない。
まるでジプシーになりきったかのような凄まじい演奏であった。
そしてこの演奏会のメイン、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。
こちらも信じがたいほどの表現力と集中力であった。
大ホールで2000人の聴衆に聴いて欲しい。
安芸区民文化センターで4日に本番だが、予め抽選があったようで、当日券はどうやらなさそうだ。

久々に物欲をそそられるパソコンが出た。
バイオのタイプG。
B5ノートで898gはほんまかいな?と言いたくなる軽さ。
私は東京広島間の往復だけではなく、演奏旅行でも常にパソコンを持ち歩いている。
パソコンだけならいいのだが、楽器も2本背負わなければならない。
どちらもキャリーバッグで転がす訳にはいかない。
という訳で、持った人は必ず驚くほど重いリュックになっている。
パソコンが半分の重さになれば本当に助かる。
腰も心配だ。
ただし、898gはドライブなし、軽量バッテリーの場合。
デザインはそれほど好きというほどでもない。
性能はタイプSには当然ながら及ばない。
それでも私にはぴったりのパソコンと言えるだろう。

そうか、ezwebってauなんだ。
勘違いしていた。
ということは、ソフトバンクからauへ変更したという連絡が昨日、今日の二日間で3件。
衝撃的な発表にも関わらずどんどん客はauに流れている。
つながりにくいというのが不満なのだろうか。

午後7時30分出発、11km。
昨日はエキストラで来てもらっているO君をたまやに案内したため走れなかった。
かなり足の状態がよかったので残念だった。
今日は寝不足や疲労で昨日ほど調子はよくない。
しかし2kmですでに4分50秒台、そこから徐々に加速しベストは4分28秒。
メインは4分30秒台から40秒台。
最後まで特に疲れた感じもなく、元気に走りきることができた。
機能性ロングタイツが絶好調。
これほど足が疲れないとは驚きだ。
着地時の衝撃で筋肉が振動し、それが筋肉疲労となる。
このロングタイツは、足全体をサポートすることによって筋肉疲労や膝関節の負担を軽減する。

11月1日
今日から11月。
11月は2,3日に一度本番がある。
先に先にと譜読みしないと間に合わない。
昨日は7つの演奏会分を並べて、片っ端から練習した。
経験があるからこなせるスケジュールだ。
もしこの11月の曲目を全てやったことがなければ、相当大変だろう。
オーケストラ奏者にとって経験は非常に重要だ。
例えば留学から帰国し、新日フィルで鈴木Yさんに見込まれ、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の1番クラリネットをいきなり吹かされた時は本当に大変だった。
今では、ああこの曲か、さらう必要もないなという感じになっている。
ベートーヴェンの第九初体験で苦労した人も多いのではないだろうか。
非常に難しい曲なのに、みんなは慣れているので練習は1日あるかないか。
周りが慣れていて自分は慣れていないというのはなかなか厳しい状況である。

医療費の増大を抑えるためにまずやるべきことは、喫煙が原因と認められる場合健康保険の適応外とすることだ。

ソフトバンクの孫さんというのは昔からああいう人だ。
ヤフーBBのごたごた以来、この人を信用することはない。
結局やっているのは同じようなことだ。
一見衝撃的な安さ。
でも実はそうでもない。
むしろ割高だったりする。
言うだけで実体を伴わないために混乱が生じ、周りは迷惑する。
それでも懲りずに、今後も同じことを繰り返すだろう。
しかし大きな会社になったのだから、いつまでもこんなことでは困る。
国としてこういう企業には社会的責任を強く問うべきだ。

今日はあさっての演奏会のリハーサル。
私が広島交響楽団に入団して10年半、その間ロッシーニのウィリアム・テル序曲は最後の部分を100回以上演奏したが、全曲を演奏するのは初めてである。
15年も20年も昔の話ではあるが、4番とか5番チェロという特にどうということない、ほとんど音を伸ばしているだけのパートで手が震え、こんな曲は演奏するなと文句を言う人がいたらしい。
そんな素人が給料をもらっていたのだから、とんでもない話である。
今やそんな給料泥棒がいるはずもないが。
その名残でこれまで演奏しなかったようだ。
今日は1番チェロを首席のマーティン、2番、3番は新しく入った2人の女性が担当し、それは見事な演奏であった。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
最初、取り付け方に悩みましたが・・・
やわらかい音が鳴って、吹いてて気持ちいい!というのが第一印象です。
これから、たくさん吹きたいと思います。
ありがとうございました。