2007年2月分

2月28日
もう2月が終わる。
人生あっという間だ。

4月15日掛川・新茶マラソンに申し込んだ。
マラソン大会はたくさんあるが、フルマラソンは少ない。
春にはこれまでに、霞ヶ浦と長野という二つの大きな大会に出ているが、できれば走ったことのないところを走りたい。
掛川は近くて安くて、景色もよさそう。
楽しみだ。

尾道の向かい側にある向島の小学校で文化庁公演。
いつもながら子供たちの一生懸命歌う姿に感動。
尾道は、向島との間の海が連絡船を3隻並べれば橋ができるのではないかと思うぐらい狭く、まるで川のようだ。
なんとも情緒のある街である。
日差しが強い。
そろそろ日焼け止めクリームが必要な季節だ。

午後7時30分出発、11km。
調子がよすぎる。
ゆっくり走ろうと思っているのに、最初の1kmがすでに4分台。
その後は4分30秒から40秒。
ベストは4分26秒が2度。
トータル11km50分55秒!
1kmからの10kmは45分57秒!
速く走ろうと思っていないのに、足が勝手に先に行く。
東京マラソンのトレーニング効果は凄い。

2月27日
最近朝早く目が覚めることが多い。
歳か。
嫌だわ。
6時半に目が覚めて7時まで寝られず、仕方なく起きると目の下にくま。
あーあ。

午後明日からの文化庁公演のリハーサル。
夜は3月4日の公演のリハーサル。

午後8時10分出発、11km。
今日もベストは1km4分29秒。
最後は遅くなるが、それでも4分50秒台をキープ。
終盤東京マラソンのダメージが足に出てきたが、それでもこのスピードを保ってしまう体と精神は一体どうなっているのか。

オールスポーツのサイトで東京マラソンの写真を見る。
私はポンチョを被っていたので番号は見えない。
どうせ駄目だろうと思って検索したら、何と私が中間点やゴールを通過した時間前後の写真が掲載されていた。
さすがプロ。
雨で売り上げ激減かと思ったら、こういう手があったのか。
ゴールではきつさと悔しさしかなかったので、冴えない顔をしている。
中間点はまだまだ余裕があり、走りにも勢いがある。
この写真、買おうかな。

クラリネットQ&A
<質問>
最近、どうも噛みすぎるくせがあるようなんです。
どうすれば直るのでしょうか?
<答え>
1.アンブシュアを深くしてみましょう。
アンブシュアが浅いことが噛み過ぎの原因かも知れません。
まず上の歯をつく位置を、音が壊れるまで深くし、音色が保てるよう少し戻します。
次に下唇をつく位置を、同様に音が壊れるまで深くし、少し戻します。
可能な限り深いアンブシュアを保ってください。
2.上の歯と舌の歯の間隔を広くします。
これも音が壊れるまで広げ、少し戻します。
3.口の中を広くします。
今Iを発音する時のような口になっていませんか?
これを、Oにしてみましょう。
音がボサボサになると思いますが、しばらくはその状態で吹いてみてください。
ある状態が問題な場合、しばらく逆の状態を保つと丁度よくなります。

2月26日
マーラー交響曲第9番リハーサル
バーンスタイン指揮 ウィーン・フィル
終楽章のリハーサル風景を映しながら、バーンスタインが解説を加える。
この曲は分かりやすい。
バーンスタインと私で曲の解釈はほぼ一致している。
しかしその語る内容は重い。
一心不乱に指揮をする彼の表情は感動的だ。

冷凍保存してある本番用リードを出して、新しいマウスピースに合うかどうか吹いてみる。
結果は、厚すぎるものが14枚、合うものが13枚。
厚いリードにはしばらく冷凍庫で眠っていてもらおう。
数ヶ月以内にきっと役に立つだろう。
秋には薄くて全滅状態だった青箱3半。
今日は10枚中8枚が残り、厚さも丁度いい。
しばらくは青箱3半でやっていこう。
秋にリードが薄くなったのは、実はマウスピースのせいだったのだ。

クランポンよりトスカのたる66mmが送られてきたので、早速選定。
どれもよく鳴って気持ちいい!
この数ヶ月に2度入荷があった。
そろそろ予約受付を再開してもいいかも知れない。
ただし次回入荷の時期が全く分からないということは予めご了承ください。

午後8時15分出発、8km。
リガチャー関連で忙しく、出発が遅くなって8kmしか走れなかった。
昨日同窓会で休んだため、足が先に行く。
2kmから1km4分50秒台。
さらに加速し、ベストは4分29秒!
4分30秒前後で走るなんて絶好調時と同じじゃない!
東京マラソンがダメージにならず、むしろいい長距離練習になっている。
まさかこの時期にこんなスピードで走れるとは思っていなかった。

購入者の声
<M15トラディショナル新品とM30トラディショナル中古をご購入の方より>
マウスピースを受け取り、早速、少しだけ吹いてみました。
M15トラディショナルは、想像以上に良いです。
高尾さんご選定のマウスピースは、なによりも、息の通りがとても素直でコントロールしやすい点が素晴らしいです。
選定品のマウスピースで吹くと、選定品でないマウスピースは癖があるというのが良く判り、無理なく楽に吹けるという事がマウスピース選びでは大事なのだなと感じます。
高尾さんが半年間使用したM30トラディショナルもやはり息の通りが大変良く素晴らしいです。
以前選定して頂いたM30トラディショナルは、音が良くまとまり、太くて豊かな音が出ることがなによりも魅力ですが僕にとっては若干抵抗が強いかなと感じておりました。
しかし、今回譲って頂いた中古のマウスピースは、音の豊かさはそのままに、しかもとても吹きやすいという両方を兼ねているところが凄いです。
どちらも甲乙つけ難く、どちらをメインにするか非常に悩ましいです。
とても贅沢な悩みなのですが、リガチャーと一緒に、大切にして行こうと思っております。
今回も、素晴らしい物をご選定・お譲り頂き有難う御座いました。
また次の機会にも、どうぞ宜しくお願い致します。

<M30トラディショナル中古をご購入の方より>
中古マウスピースが届きましたので早速吹いてみました。
これがまた、鳴る!鳴りすぎる程に鳴ります。
驚きです。
以前高尾さんに選定していただいたM30よりずっと鳴ります。
日記に書いてあったように、だんだん鳴るようになるせいでしょうか。
これからはリードの厚さにあわせて二つのマウスピースを使っていこうと思っています。
ありがとうございました。

<テナーサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
昨年テナー用リガチャーを購入させていただき、現在使用させて頂いているところです。
私のマウスピースはルソー(バリトンサックス)で、テナー用のリガチャーしか合わず、ピッタリなリガチャー探しに数年間苦労していました。 
しかし、このリガチャーに出会ってからは、今まで悩み続けていた諸問題が解決し、音の抜けがズバ抜けて良くなり、気持ちよく演奏ができるようになりました。
本当にありがたく思っています。
これからもずっと使っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

2月25日
昨日本番中くしゃみが出そうで辛かった。
私は花粉症なのかどうかよく分からないが、春先いつも少しだけ症状が出る。
元F1ドライバーの中島悟さんによれば緊張すればくしゃみは出ないそうだが、残念ながら最近悟りを開いたのか本番で緊張することはあまりないのである。
悟りとは、「どんなに頑張ろうが、緊張しようが、自分の力以上は出せない。ミスも実力のうち。できうる限りの準備をしてそれで駄目なら仕方ない。」ということ。
毎日本番で、本番が日常のことになっているというのも大きい。

アステールプラザ大ホールでマイタウンオーケストラ広響本番。
今日も満員。
実は私の高校の同級生一家が来たがっていたのだが、学校の抽選で外れてしまったそうだ。
コネでもあればよかったのだが、何もなくて申し訳ない。
まさかこの演奏会がチケット入手困難になるとは思ってもみなかった。

今日もリードは厚かったが大丈夫。
薄くて使えなかった青箱3半が残っている。
あれが厚いということはないだろう。

午後5時より、香川県立高松高等学校昭和59年卒業生同窓会広島支部会開催。
メンバーは4人。
毎年マイタウンオーケストラ広響アステールプラザ本番後に行うことになっている。
皆さん子供の野球やサッカーの応援、地元の行事などで忙しそう。
消防隊に入っているという話は面白かった。
ランニングコースの瀬野川河川内で、毎週水曜日の夜7時から9時、といってもある時期だけだが、訓練が行われている。
結構軍隊のように厳しくやっている。
あれで年間数万円かあ。
あまり呼び出されることはないようだが。
まず八昌でお好み焼きを堪能し、2次会はモリー・マロンズで、バス・ペール・エールなど美味しいお酒を頂いた。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
思ったよりもホールド性が高いのと、特にスロート付近の音域が楽に出せました。
これは、ホールド性と関係があるのでしょうか?
現在のリガチャーだと、リードによってスロート付近の輪郭がぼやけます。
そして息が楽にはいるのは勿論ですが、倍音の出方が今までのリガチャーよりもストレート?と言うか、
輪郭がハッキリしているように聞こえます。
ですから、高音の的が絞りやすく感じました。
さすが自信の作ですね。納得です。
お忙しい中、素早い対応ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。

2月24日
広島に移動。
東区民文化センターでマイタウンオーケストラ広響演奏会。
このシリーズのチケットは完売したため、演奏会は全て満員。

しまった!
先日買ったマウスピースが良すぎて感動してしまい、持っていたマウスピースを全て売り払ってしまった。
1月末に買ったのは似たような傾向だからまあいいとして、半年使ったマウスピースは持っておくべきであった。
あれは厚いリードに対応できるのだ。
実はマウスピースは、徐々に吹きやすくなる。
つまり徐々に薄いリードが合わなくなり、厚いリードが合うようになるのだ。
半年もすると大分変わってくる。
おかげで今日の演奏会はリードが厚くて疲れた。
元々M30トラディショナルにV12の4番は厚い。
それでよかったのは、古いマウスピースだったからだ。
とりあえず、1月末のマウスピースで吹いてた、Nという印のあるリードで明日は吹き、あさっての休みにもう一度持っているリードを一通り吹いて分類しよう。
今厚くて吹けなくても、冷凍保存しておけば数ヵ月後には吹ける可能性もある。

午後9時50分出発、8km。
日差しがあるうちは暖かかったが、晴れていることもあり夜はかなり冷え込んだ。
真冬の寒さだ。
1km過ぎから加速欲求があり、徐々に加速。
4kmから1km4分53秒!
すごい!レースペースじゃない!
やっぱりシューズはケージ2だ。
フルマラソンを走り終えてもダメージが少ない。
これなら0から作り直す必要がない。
割とすぐに次のフルマラソンを走れる。
レーサー2で2度フルマラソンを走ったが、足が故障して治すのに大変だった。
2kmも走れず、歩いて帰ってきたり。
あれは辛かった。
よほどレベルが上がらない限り、レースはカタナ・ケージ2で走るべきだ。

2月23日
昨日書いた中古マウスピースですが、たくさんの方から欲しいというメールがあり、あっという間に売り切れてしまいました。
また次回よろしくお願いします。

NHK「ダーウィンが来た」
1頭の象を34年間調査し、その映像が残っている。
足が立たない生まれたばかりの小象を何とかしようと家族が集まる。
無事に成長していく数年おきの映像。
60歳で出産というのには驚いた。
何より、娘の死から2週間後、再びその地を訪れ、娘の骨を鼻でなでるその姿に感情を揺さぶられた。
言葉を持ち、家族愛があり、死者を弔う。
人間とほとんど変わらない。

午後5時45分出発、10.2km。
今日は夜9時まで雨という予報で走れないと思っていたが、4時頃にはすっかり晴れた。
天気予報はよく外れる。
だから私の予定もよく変わる。
まだ明るい。
こちらも大分日が長くなってきた。
しばらくは何とも気持ちいいランニングだった。
ランニングっていい。
リラックスできるし、疲れが取れる。
しかし5kmあたりで足にフルマラソンの疲れが出てくる。
特に右足ハムストリングス。
東京マラソン終盤の記憶が蘇った。
あれは辛かったなあ。
寒いし、中までびしょびしょだし、服が重いし、足も重い。
走り始めて2年半、これまで7度のフルマラソンを走った。
初マラソン以来、一度たりとも止まったり歩いたことはないし、全て4時間以内で走っている。
しかし、その中で最悪のコンディション、最悪のタイムであった。
マラソンは人生に似ている。
つくばが3時間34分。
つくばよりも明らかに練習を積み、状態もよかった。
それでも天候によってタイムは大幅に落ちる。
思うようにはいかないのだ。

購入者の声
<ソプラノサックス用ピンクゴールド、ソプラノサックス用ピンクゴールド重いタイプ、アルトサックス用2mm6巻きオーダーメイドをご購入の方より>
全種類試してみましたが、ソプラノの響きがかなり変わりました。
特にソプラノは、サックスの中ではストレートな音なので、柔らかさと響きが課題なのですが、その点でもとても満足するものでした。
また、アルトの6巻タイプですが、通常タイプに比べ、しっかり支えてくれる分、音色は失わずに安定したサウンドになりました。
こちらも予想以上の結果でした。
CDありがとうございました。
音の柔らかさに感動しました。
実は私もクラリネットを高校時代から8年ほど吹いていました…。
また注文させていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。

2月22日
リガチャーをお待ちの皆さん、大変申し訳ありません。
メッキ屋さんが間違えて広島にリガチャーを送ってしまいました。
月曜日の発送となってしまいますがどうぞご了承ください。

メッキ屋さんからFAXがあり、金などの価格高騰によりメッキ代金を値上げするとのことです。
今のところ何とか現在の価格は維持したいと思っています。

アクタスにてマウスピース選定。
M30トラディショナル、新しく入った8本が驚くほどいい。
フォルテで素早く音階を吹き、響きや遠鳴りを確かめ、次にピアノで同様に吹いてピアノでの吹奏感や音色を確かめる。
今日はそこにもう一つ、R.シュトラウスのドン・ファン中間部のソロを加える。
これによって、楽に演奏できるかどうかを見極める。
どんなに音色がよく、遠鳴りして響きのあるマウスピースでも、吹くのが大変だと結局は使わなくなる。
楽に演奏できるというのは非常に重要なポイントだ。
自分用を1本購入し、帰宅後それで練習した。
何て吹きやすいマウスピースなんだ!
息の入りが非常にいい。
いくらでも入る。
息の量の少ない人には厳しいマウスピースだろう。
1月末に買ったばかりのマウスピースが、あっさりと負けてしまった。
もう元のマウスピースに戻る気はしない。

ところで中古マウスピースがたくさん余ってます。
よろしければいかがでしょうか?
全てM30トラディショナルです。
1.1月末に購入して数日しか吹いていない新品同様のもの。
太く豊かな音色に何とも言えない魅力がある。
響きや遠鳴りよりも音色を優先する人向き。6000円。
2.1月末から1ヶ月使用。
響きや遠鳴りを優先したタイプ。4000円。
別に送料500円です。
よろしくお願いします。

仏和和仏辞書CD−ROM版をビックカメラパソコン館で購入。
デオデオにはなかった。
東京と広島の差か。
帰ってインストールし、使ってみると非常に便利!
パソコンだから話すぐらいのスピードで打てる。
だから調べるのが非常に速い。
音声もついていて、発音もいい。
音声付の会話集もついていて、これもなかなか使える。

午後6時10分出発、5km。
東京マラソンから3日休んだ。
右足のハムストリングスが若干気になるが、速く走ったりしなければ特に問題ない。
やはり、レースもカタナ・ケージ2で走るべきだ。
レーサー2は前半のタイムが速くなるが、後半にかなりのダメージが来るし、足が壊れてしまって治すのに1ヶ月もかかる。
10kmぐらい走りたかったが、途中で雨が降ってきて引き返した。
しかし5kmでも走るのと走らないのとでは全く体調が違う。
私は走ることで体調を維持している。
走ることで体温を上げ、体を活性化し、免疫力を高めているのだ。
だから走れないと困るのである。

2月21日
今日は確定申告の日であった。
まず領収書の山を分類し、ホッチキスでとめ、合計金額を出し、etc…。
大変な作業だが、今は国税庁のホームページで作成することができるので、以前と比べて相当に楽だ。
金額を入力すると勝手に合計してくれるし、間違いは受け付けないので間違うことがない。
出来上がったものを印刷して郵送すれば完了。
税務署とは何度もやりあったが、最終的に数年前合意に達した。
今はその金額と大きくずれないように、前年の資料と見比べながら作業している。
実は経費はもっとずっとたくさんあるのだが、また呼び出されるのも面倒なのでそうしている。
もし呼び出しがあったら、全部申請するぞ。

2月20日
コーヒー1杯とチョコレートケーキで翌日吹き出物。
何とかならんかこのコーヒーアレルギー。
どうもアレルギーが出る食品が多い。
唐辛子は3日連続摂取で吹き出物。
チョコレートは大量摂取で吹き出物。
まあチョコレートを大量摂取して吹き出物が出るのは当たり前か。

携帯をかざして改札を通るなんんて格好いいじゃない。
と思ってやろうとしたのだけど。
今あるカードで支払おうとすると、2年目から年会費1000円だって。
なんじゃそりゃ。
それなら電子マネーでと思ったら、1回の振込みに52円の手数料。
駅でチャージすれば無料だよ。
何でそんな面倒なことをして、しかも手数料を払わなけりゃならないんだ?
しかも電子マネーを使うためには面倒な手続きをして何週間も待たなければならない。
すぐ使えるなんていい加減なことを。
それならビューカード、私の場合はビックカメラビューカードがいい。
しかしこれもクレジットカードの新規契約が必要。
カードはもう余っているぐらいで、これ以上作りたくない。
手続きも面倒。
あー面倒くさい。
もういいや。

マーラー 交響曲第9番 ショルティ指揮 シカゴ交響楽団
高校時代、マーラーに熱狂していた。
中でも最高傑作だと思っていたのがこの第9番。
まだレコードの時代だが、実はレコードの方がCDよりもはるかに音がいい。
味わいや豊かさがある。
久しぶりに聴くと、大分印象が違う。
ショルティ指揮シカゴ交響楽団によるマーラーは、確かに今聴いても名演だと思うものが多い。
しかしこの曲はいまいち。
冷静すぎるのだ。
崩壊寸前、複雑さの極致のオーケストレーションはマーラーの絶叫である。
そこはマーラーと一心同体となり突き進むべきだと思う。
外から見ているような演奏はこの曲には合わない。
ようやく第3楽章終盤で狂気が再現される。
このあたりはモーツァルトの交響曲第40番に似ている。
第3、第4楽章は狂っている。
死の予感に脅え震えて叫んでいるのだ。
そして終楽章。
ファミレミという音形は生への執着だと思う。
それが最後まで出てくる。
死にたくない。
しかしどうにもならない。
受け入れるしかない。
悟りの境地のようなラストにも、生きられるものなら生きたいという未練は残っている。
マーラーが亡くなったのは50歳の5月18日。
私の誕生日である。
私は現在41歳、その年齢まで9年しかない。
この若さで死から逃れられないと知った時、その絶望の大きさは想像を絶する。
終楽章中間部、大オーケストラから木管楽器数本への劇的なコントラスト。
ここでマーラーは死の世界へと足を踏み入れる。
しかしふと気がつき、「嫌だ!」と叫ぶ。
その絶叫が胸に刺さって痛い。

2月19日
yumimiから始まる携帯メールからリガチャーのご注文をされた方、ひょっとしてパソコンメール拒否設定をされていませんか?
もしされていたら解除してください。

朝食にバナナ2本、パン、プロテイン入り豆乳、りんご半分。
歯を磨き、パソコンに向かったその瞬間。
「あーお腹減った!」
お前なあ。
ボケ老人状態。

<スタート>
スタート地点まで2分9秒。
私の前に5000人以上いたはずだが、むしろ数千人規模の大会よりも早いぐらい。
広い道路の全車線を使ったスムーズなスタートであった。
その後も人は多いが、意外と走りやすかった。
ただし私の位置での話。
最後尾がスタート地点を通過したのは20分後だったそうな。

<15億円!>
東京マラソンにかかった費用は総額15億円。
出場する人から1人1万円集めて3億円。
それでは全く足りない。
東京都が1億円、残りはスポンサーが出したそうだ。

<順位>
私の順位は完走19523人中4542位だそうだ。
とある方が教えてくださった。
東京マラソン公式ホームページにタイムが載っているのは知っていたが、よく見つけたなあ。

<練習>
もちろん今回も帰宅後楽器の練習はしましたよ。
足が疲れているだけなので特に支障ありません。

<シューズ>
ナイキ・レーサー2で2度フルマラソンを走ったが、いずれもかなり足が壊れ、治すのに苦労した。
前回のつくばと今回は普段練習しているカタナ・ケージ2で走った。
前半のタイムはレーサー2ほどではないが、足のダメージはかなり軽い。
階段の下りも、やや痛いが下りることに問題はないし、足を引きずって歩くこともない。
もしレーサー2を履くのであれば、かなりの準備が必要だ。

2月18日


ナンバーカード15050 
マラソン男子
 
地点名 スプリット ラップ 通過時刻
5km 00:27:45 00:25:33 09:37:45
10km 00:51:53 00:24:08 10:01:53
15km 01:16:07 00:24:14 10:26:07
20Km 01:40:53 00:24:46 10:50:53
25Km 02:06:09 00:25:16 11:16:09
30Km 02:33:12 00:27:03 11:43:12
35km 03:03:22 00:30:10 12:13:22
40km 03:36:36 00:33:14 12:46:36
Finish 03:51:59 00:15:23 13:01:59
東京マラソン、走ってきました。
興奮しているのか眠れず、結局4時半起床。
練馬乗換え都営12号線都庁前駅下車、時間が早いせいか思ったほど混雑していない。
道はよく分からないが、とにかく流れに沿って歩く。
トイレは、スタート直前雨に濡れないガード下のトイレに人が集中したが、それ以外は比較的空いていた。
数が十分あったということだと思う。
8時15分に荷物を預ける。
ここからは傘がない。
手荷物を預かるトラックでポンチョを配っていた。
十分な枚数がある。
さすが東京マラソン。
8時45分までにスタート地点に整列しなければならないが、雨が激しくぎりぎりに行く。
それでもスタートまで25分も待たなければならない。
結局ポンチョは首周りが開いていて、そこから雨が入る。
その中はウィンドブレーカー上下。
普段1時間ぐらいのランニングなら雨が降っても全く大丈夫だが、フルマラソンでは中までびしょ濡れ。
重くなるし、寒いし、どうにもならない。
ひどい雨の中ハーフマラソンを走ったことがある。
あの時も寒かった。
しかし距離は半分、今回はあの時の倍走らなければならない。
初めてレースでウィンドブレーカーのズボンを履く。
重くなり、空気抵抗も増し、タイムに影響するが、これだけ雨が降って寒いと仕方ない。
私と同じぐらいのタイムで、ランニングシャツに短パンという人が結構いたが、本当にあれで大丈夫なのだろうか?
寒いと足が動かなくなる。
しかし結局ウィンドブレーカーでも中までびしょ濡れで、これはタイムにかなり影響があったと思う。
大会としてはとてもよくできていた。
スタッフは総勢1万人とのことだが、大勢のスタッフに支えられての大会であった。
水、スポーツドリンクの数も十分。
人は多いが、意外と走りやすかった。
沿道の声援も、この雨の中非常に多い。
そして何といっても、新宿、皇居、浅草、銀座など東京の主要スポットを走って回れるというのは快感!
これで雨が降らなければ。
タイムはまるで駄目。
普通なら30km過ぎから徐々に足にくるのだが、27km付近からすでに疲労感。
その後もどんどん失速。
残念だが仕方ない。
条件のいい中でリベンジしたい。

2月17日
東京へ移動。
東京ドームで東京マラソンの受け付けを済ませる。
エクスポをやっていたが、人が多すぎて、荷物も重く、あまりゆっくりと見る気になれず早々に退散。
車でコースを走った映像を見た。
意外に曲がる箇所が多い。
最後の橋のアップダウン、その時どれぐらい足に余力があるか。
最も気になるのは雨。
午後9時の天気予報では、雨は9時までとのこと。
そうであって欲しい。

購入者の声
<エスクラ用B44をご購入の方より>
先週、選定をお願いしていたエスクラB44を受取りました。
今までは非選定のB44を使用していました。
始めは前の物と同じ種類のマウスピースなので、それほど差は無いだろうと思っていたのですが、新しいマウスピースを取り付けて、最低音を吹いてみた瞬間に違いが分かりました。
息がまっすぐ入り、楽器全体が響いている感じがしました。
そして一番驚いたのが、高音域です。
苦手な高音が、まるで中音域を吹いているかのように、スムーズにだせるのです。
今までは、高音域になると息が詰まる感じがするので、無意識のうちに息を強く、押し込むように吹いていたようです。
新しいマウスピースに慣れるまでは、あまりにも息がスムーズに入るので、合奏中、高音が予想外に大きな音が出てしまったりしましたが(笑)、今はだいぶコントロール出来るようになりました。
今まで吹くだけで必死だった高音が、強弱をつけたり、歌ったり出来るようになり、エスクラ奏者にとって、非常に大きな利益となりました。
本当にありがとうございました。
これからも、お願いしたいと思います。

<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
早速の吹きごこちも締まりすぎず、固すぎずであのお値段で本当に良かったのかと恐縮でした。。。
大変満足させて頂いております。
リードをコロコロ替えるのでまたお世話になるかもしれませんが、またその際は是非宜しくお願いいたします。
大切に使わせて頂きます。
本当に有難うございました♪

2月16日
定期演奏会本番。
川久保さんのすばらしい演奏に拍手が鳴り止まず、用意していなかったアンコールを弾くことに。
特に終楽章最後の緊迫感は見事であった。
ベートーヴェンの交響曲第7番はやはり名曲だ。
やっていて感動する。
本番は空気が違う。
みんなの演奏も違う。
本番でしか得られない感動が確かにある。
飯森さんは絵になる指揮者である。
第3楽章ではクライバーをやっていた。
ゲネプロ前10km走って来たんだって。
元気すぎる。
私は一度やって懲りたので本番前には走らない。
本番後に走る。

2月15日
リハーサル3日目、明日本番。
川久保さんのテクニックが凄まじい。

午後7時15分出発、5km。
絶好調の翌日は疲れている。
これは法則。
3kmから4分40秒台、ラスト1km4分50秒台。
今日の調子次第で明日走るかどうか決めようと思っていたが、明日は休みます。
2日間休めば疲れは取れ、いい調子で走れる。
やや足が軽すぎ、序盤飛ばしたくなるだろうが、とにかく最初のうちは我慢!

購入者の声
<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
音がはっきりと、艶やかに伸びるようになりました!
すばらしいリガチャーですね!

2月14日
リハーサル2日目。
千住さんは芸大の同級生。
なぜ「さん」をつけるかというと、別の大学を出ているので歳は大分上なのだ。
いい曲を書く人だ。
人類の普遍的なテーマである「死」、そして祈り、浄化。
それらが見事に表現されている。

ソリストの川久保さん。
よくこの曲の細部にこれだけ意味合いを見出せるものだと感心した。
この曲は、人によってはよく分からない曲になったり、駄作になったりするが、彼女の手にかかると個性溢れる傑作である。

アステールのレストランで飯森さんと一緒になった。
何と彼はランナーであった。
毎日10km、月に220kmから280kmは走るという。
最近ハーフマラソンも走ったそうな。
月間走行距離やハーフのタイムを聞く限りでは、フルマラソンで4時間を切れることは間違いない。
勧めたのでそのうち走るかも。
44歳、これほど見た目が若い人も珍しい。

午後7時10分出発、5km。
今日は想定どおり、3kmからがベストの1km4分27秒。
最後の1kmはクールダウンと思ったら、ここも4分33秒。
かなりいい感じだ。
レース前2日間休む予定だが、そうすると足が軽くなりすぎるかも知れない。
定期本番後もちょっと走った方がいいかなと思うぐらいの絶好調である。
足が軽すぎると前半飛ばしすぎて最後が持たない。
前半はどんなに調子がよくても、ぐっと我慢!

2月13日
中古のエスクラを探している方がいます。
使わない楽器があったら仲介いたしますのでご連絡ください。

定期演奏会リハーサル初日。
飯森さんはよく喋る。
細部を大量にいじるので、今日はそれだけで手一杯。
明日あさっては演奏の質を高めることに集中したい。
ちゃんと完成すれば、新しい試みや変わったアイデアが多く、楽しめるだろう。

France2、久しぶりに見ると結構面白い。
これから毎日の習慣にしよう。
さらに辞書を引き、調べた単語を書き、発音する時間が取れれば完璧だ。
そんな時間あるかな?
とりあえず朝食の時間はこれからFrance2を見る!

午後7時40分出発、5km。
思っていた以上に回復していて、足が暴走してしまった。
1kmから4分35秒!
もう少しウォーミングアップしないと。
その後4分49秒、55秒と失速。
打ち上げ花火みたい。
こんなことじゃ困る。
明日は最初は抑えて、3kmからがベストになるように気をつけよう。
レース当日だが、5kmまでは1km5分を切らない!
5km以降は1km4分50秒前後のタイムで、絶対に4分40秒を切らないこと!
ジグザグ走行せず、無理に追い抜かず、真直ぐ走ること!
降水確率50%というのが気がかりだ。

購入者の声
<M30トラディショナルをご購入の方より>
とても息が入りやすくなり,演奏するのが楽しくなりました。
5RVとは特徴の違うものでしたので多少不安もあったのですが,選定していただいたものはこんなに吹きやすいのかと思い,お願いして本当によかったです。
今まで詰まる感じがして吹けなかったリードも使えるようになり,リードを薄くして対処するという悪循環から抜け出せそうです。
CDも聴いています。素敵な音色ですね。

2月12日
中古のプレスティージュB♭管は16万円で売れました。
また機会がありましたらよろしくお願いします。

体がだるい。
今日が休みでよかった。
移動と仕事、そこに2時まで飲むと体調を維持できない。
年齢を考えないと。

フランス語やらなきゃ!
まずい。
3月にアリニョン先生がいらっしゃるというのに、何もやっていない。
とりあえずNHK-BSのFrance2のニュースぐらいは見ないと。

2月11日
昨日は夜10時から2時ごろまで飲んだ。
みんな元気だなあ。
今日は広島の自宅に移動。
バスで3時間半。
さすがに疲れた。

午後7時30分出発、5km。
足の奥の方に深刻な疲労。
明日は休みます。
今日が東京マラソンの1週間前。
休みを入れて調整すれば大丈夫だと思う。
昼間暖かいのに、夜になると意外と冷える。
この気温の変動は侮れない。

2月10日
ジョルダンの乗り換え案内がこの時間だとモノレールより京急が10分早いと言うのでその通りにしたら、線路内に人が入ったとのことで五反田で足止め。
おかげで計画は台無し。
仕方がないので再検索。
次の京急に乗る。
しかし蒲田で乗り換えなければならないし、そのホームにはまるで違うところに行く電車も来るし、そこから先は各駅停車。
電車もホームも古びた感じだし、モノレールより速いと宣伝しているが、無理に飛ばしている感じもする。
モノレールなら迷いようがないし、多少遅れても次に来たのに乗ればいい。
考える必要がない。
最近は快速もある。
何も考えずにモノレールに乗ればよかった。
よけいな神経を使うと疲れるのだ。

松江でアマチュアオーケストラの指導。
このオーケストラは非常にレベルが高く、指導していて楽しいし、とても勉強になる。
採算度外視でやりたい仕事である。

オーケストラ奏者は、指揮者の視点を持つべきだ。
それには、実際に指揮するのがいちばんだ。
準備する段階でよりスコアを深く読み、全体を把握し、曲の成り立ちや背景まで理解できる。

春は時間に余裕があるので、よろしければアマチュアオーケストラの全体合奏、管分奏、木管分奏の指導の仕事をさせてください。
自分自身の勉強になるので、安くていいです。
金額についてはご相談に応じますので、よろしければご連絡ください。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
今日、リガチャーを受け取りました。
いつも素早く発送していただいて、感謝しております。
Tシリーズリガチャーは抵抗なく息が入っていってレスポンスがとてもいいのでお気入りです。
たまに他のリガチャに浮気しますが、結局Tシリーズに戻ってしまいます。
私のスタンダードリガチャです(^^)
製作が大変みたいですが、これからもよろしくお願いします。
ありがとうございました。

<A管をご購入の方より>
本日A管受け取りました。
早速吹いてみましたところ、音抜け音程ともに素晴らしい楽器です。
新品と違ってしっかりと吹き込んであるので、そのまますぐに本番で使えそうです。
良い楽器をありがとうございました。
大切に使わせていただきます。

2月9日
パニックパニックパニック私は慌ててる〜♪
埼玉の古いパソコン。
CD−Rを認識しないと思ったら、CD−ROMドライブだった。
ウィンドウズ2000なのに本当?
何てこった!
デジカメのCD−ROMからドライバをインストールし、デジカメとパソコンを接続。
デジカメのメモリースティックにデータをコピー。
USB1.0なので500MBのデータを移すのに何と1時間!
今度はバイオタイプGにメモリースティックを挿してデータを移す。
所要時間何と3分!
速度差20倍!
それをCD−Rに焼いて、バイオタイプSにコピー。
これでデータ移行完了!
ところが、タイプSでインターネットができない!
なぜ?
タイプGでもできない!
キャー!
そうだ、先日ファックスを購入した際、KDDIメタルプラスの契約をしたのであった。
モデムと文書が届いていたのだが、忙しくてちらっと見ただけだった。
その切り替えが今日だったのだ。
箱を開けて説明書を読み、接続。
さて、これでインターネットができると助かるのだけど。
お願い!……つながった!
この程度で済んでよかった。
ふう。

今日は音なしでスコアリーディング。
ブラームスの交響曲第3番は、第2,3、4楽章は割とうまくできるのだが、やはり第1楽章が難しい。
自分の思うように指揮すると、あまりにもスラスラと行き過ぎるのだ。
もっとあちこちにゾクゾクするような中身が欲しい。
そのためにはもっと時間をかけて勉強しないと。

R.シュトラウスのドン・ファン。
いくつかの文献を参考にしながら、自分なりにストーリーを作っていく。
キラキラと輝く美しいドレスに身を包んだ絶世の美女。
彼女との恋愛、幸せな日々。
そこで満足できない主人公の気質は最後に悲劇をもたらす。
第2の女性。
おしとやかで、こちらも何とも美しい。
まるでメスを追いかける時に胸を膨らませる鳩のように彼女に迫る。
そのあまりの迫力に彼女は初め動揺し、ついには受け入れる。
しかしそれでも満足できず放浪する主人公。
これほどの女性たちで満足できず、理想の女性はいないのかと嘆き悲しむ様子は異様だ。
どう見ても精神的におかしい。
鬱状態から躁状態になり、また理想の女性を追い求める。
最後は決闘し、刺される。
ヴァイオリンの16分音符は流れ出る血を表していると思う。
口から血を吐き、ついに息絶える。
普段からこれぐらい勉強すべきなんだけどね。

午後7時15分出発、10km。
絶不調。
3km過ぎの折り返し。
普段ならここから加速するのだが、その気配もない。
4kmあたりからようやく加速し、1km4分50秒台。
しかしその後失速し、5分10秒台。
最後は意図的に加速し、ベストは8kmからの4分46秒。
頑張った割にはまるで駄目。
10kmでも後半4分台に加速すると疲労は取れず、逆に蓄積される。
とにかく明日は休みます!

2月8日
ショパン 前奏曲全24曲 アレクサンダー・コブリン NHK BS
コンクールを受けている頃から、彼目当ての客が入るほどであった。
特に弱音での表現がすばらしい。
独特の世界を持っている。

今度アマチュアオーケストラの指導をするので、その勉強。
ブラームス 交響曲第3番
バーンスタイン指揮ウィーン・フィルのCDを聴く。
第1楽章は何とも振りにくい。
6拍子と2拍子の丁度中間で、どちらかというと2拍子。
しかし時折2拍子で振ると間が持たない。
バーンスタインは、聴くだけだとそれほど分からないが、合わせて振るとテンポの揺れが激しい。
とことん細部まで音楽的にという意図が見える。
それに比べて自分の指揮の何と内容のないことか。
そりゃそうだ。
オーケストラプレーヤーとしては何度も体験している曲だが、指揮は今回数時間勉強しただけだ。
指揮というのは大変だ。
準備に膨大な時間がかかる。
その積み重ねや実際にオーケストラを振った経験が体に蓄えられ、滲み出す。
名指揮者というのは何もしないようでいて、実は多くのことを語っているのだ。

午後7時15分出発、10km。
最初の3kmは絶不調。
それもそうかも知れない。
後半4分台で走っていれば、疲労が回復するほど軽い負荷ではない。
とてもここから調子がよくなるとは思えないのだが、それでも3kmを過ぎると徐々に加速。
ベストは8kmからの4分26秒。
昨日より速いということは、昨日より調子がいいということだろうか。
しかし疲労は残っている。
10日は休もう。
11日は1週間前。この日は8km。
その後は5kmで、レース前2日間休む。
この5kmも、調子に乗って飛ばすと疲労が残る。
とにかく最初はLSDペース。
いかに筋肉を維持しつつ疲労を完全に抜くかが勝負だ。

2月7日
RCのA管は15万円で売れてしまいました。
早々にすみません。
B♭管はまだです。
よろしくお願いします。

oxoxから始まる携帯メールから、「バリトンサックスのリガチャーをください。」というメールを以前から何度も頂いています。
こちらからも毎回返事を書いているのですが、全く届かないようです。
こういう場合は一体どうしたらいいのだろう。

午前中メッキ屋さんからリガチャーが返ってきて、その後2時ごろまで梱包、発送、メール。
それでも半分しか終わらない。
只今午後9時50分。
寝るまでまた発送作業だ。

午後6時45分出発、10km。
起床時、どうも疲れが残っている。
完璧な9時間睡眠ができれば割と早く疲れは取れるのだが、8時間寝るのが精一杯。
歳か。
4時起きの影響が、当日や翌日はそれほどでもなく、その後じわじわと出てくる。
もちろん20km走の影響もあるだろう。
目の下もやや黒い。
疲労がきちんと取れるまで、距離を抑えることにした。
3kmほどLSDペース。
それから徐々に加速し、4分50秒台。
終盤ようやく体が目覚め、4分40秒台から30秒台。
ベストは8kmからの4分32秒。
調子が上がったところで終了。
これで明日はもう少し疲労が抜けていて欲しい。

2月6日
私の恩師、山崎先生より先生がこれまで使用していたプレスティージュB♭管とRCのA管を預かっています。
いずれも購入してから18年ほど。
それほど吹いていないせいか、鳴りに古びた感じはなく、まだまだ使えそうです。
プレスティージュのB♭管は、プレスティージュらしい華やかな音色で鳴りがいいです。
RCのA管は、均一でしっとりとしています。
このA管は以前、私の広島交響楽団の同僚である橋本君が先生より10年ほど借りてオーケストラで演奏していました。
いずれもかなり高いレベルだと思います。
両方ともいくつかのキーがカチャカチャと音がしますが、これは簡単な修理で直ります。
プレスティージュB♭管は15万円から20万円、RCのA管は10万円から15万円ぐらいで売れるといいなと思っています。
興味のある方いらしたらご連絡ください。
よろしくお願いします。

サトテクノで恩師である山崎先生のA管を選定。
その後、先生、同門でプロとして活躍しているMさん、Mさんの生徒の皆さんと昼食。

昨日の本番中、Mさんの楽器が急に音が出なくなったそうな。
恐ろしい。
寒いところで演奏したせいかも知れないとのこと。
グリーンラインは確かに寒いところでも割れないだろうが、それ以外にも悪影響は当然ある。

ヤマハでスコアを購入。
まずマーラーの交響曲第9番の大型スコア。
Dover版もあったが、小説番号がなく、印刷の精度も劣るためユニバーサル版を購入。
3月定期で使用するパート譜と同じ版である。
Dover版が3000円、ユニバーサル版は1万円。
もちろん質が同じなら安い方がいいが、信頼性にも随分差がある。
いいスコアは、きちんと開いてくれる。
これも結構重要なポイントだ。
帰宅後これで練習。
なんて快感なんだ!
全てを見通しながら自分のパートを練習できるなんて。
ミニチュアスコアでは自分のパートも、他のパートも小さくて読む気にならない。
大型スコアなら、見ようとしなくても自然と頭に音が入る。
ただ、さすがにいくら大型スコアでもマーラーの非常に複雑な曲のため、しばらくして目が疲れてきた。
もう少しパート譜でしっかりと音を体に入れてからの方がよさそうだ。

プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番。
これはブージーしかなく6千円。
ミニチュアスコアで印刷も鮮明ではなく、質が低い。
それで6千円はぼったくりだ。
この曲も非常に複雑で、特にソロパートを頭に入れておかないと演奏に支障が出る。
スコアは演奏する上で必要不可欠である。
こういうものを自分のお金で購入しなければならないというのは全くおかしい。
もっと言えば、楽器がなければ演奏できない。
その楽器を自分で購入しなければならないというのも普通の会社ならあり得ない。
利益を出すために必要なものは、全て必要経費であるはずだ。

プロコフィエフのスコアは、全てinCで書かれている。
これまでにプロコフィエフ作曲バレエ「シンデレラ」を2度演奏したことがあるが、パート譜がまるで違っていた。
最初に演奏したのはなるべくB管というパート譜。
次はなるべくA管というパート譜。
十数曲管が違う。
プロコフィエフ自身は管の指定をしなかったのだろうか?

ブラームス 交響曲第3番。
今度アマチュアオーケストラの指導をする。
国内版とDover版を持っているが、いずれも信頼性は低い。
ブライトコッフの大型スコアを7000円で購入。
帰宅後これで練習してみた。
こちらは曲も頭に完全に入っているし、マーラーのような大編成ではなく難解でもない。
その練習は、ただひたすら快感である。

Dover版の難点
1.重い。
  多少割高でもいいから1曲ごとにして欲しい。
  重すぎて持ち歩く気がしない。
2.信頼性が低い。
  海賊版だということだが、詳しくはよく知らない。
3.小説数がないことが多い。
  なぜ?
4.印刷精度が低いことが多い。
  他の会社のスコアをコピーしたのか?
  それにしてはところどころ違うのだが、わざとだろうか?
  大体単にコピーしただけなら、同じように小説番号がつくはずだが。
  どなたか詳しい方いらっしゃいますか?

午後7時40分出発、10km。
みんなで楽しくランチを食べている時に頭がボーっとした。
疲れている。
4時起き、翌日も寝不足。
ついでに今朝も寝不足。
一昨日20km、昨日14km。
目の下がやや黒い。
午後になって疲労感が増してきた。
今日は休んだ方がよさそうだ。
しかし帰宅後練習しているうちにどんどん調子がよくなってきた。
これはしかし調子に乗ると危険だ。
10kmにしておこう。
疲労感があるのに、足は先に行く。
割と早い段階で快適ペース。
さらに加速し、1km4分50秒台から40秒台。
ベストは4分44秒。
しかし終盤は失速し、5分0秒台に落ちる。
たった10kmで終盤失速というのはやはりかなり疲れている。
とにかくたくさん寝て回復しよう。

2月5日
スコアで練習するというのはとてもいい勉強になる。
全体を見通しながら、自分のパートを演奏する。
ただしそのためには、ある程度大きなスコアが必要になる。
こんな時Dover版は便利だ。
もちろん他の信用できるスコアも持ちつつ、練習用として活用する。
1曲に数万円は出せない。
広響3月定期で演奏するマーラーの9番も大型スコアが欲しいが、無理だろうなあ。

先日よりマーラーの9番の練習をしている。
今日ようやく全体を見通すことができた。
難解な音列に苦労する。
まだしばらく時間がかかりそうだ。
第2楽章はB♭管で書かれているが、最低音の半音下、ミ♭が3箇所出てくる。
現在でもこの音が出るクラリネットはイタリアなどで稀に使用されているが、普通は出ない。
この音が出るということは、それだけ管が長いということである。
長いとその分鳴りが重くなる。
だから出ないクラリネットが主流なのである。
スコアを見てみたが、いずれもクラリネット3本で演奏される。
オーケストレーションはそれほど厚くない。
ということは、出ないとまずい。
第2楽章全体をA管に書き直してもらえば演奏できるが、どうもマーラーはB♭管を意図的に使っているように思える。
難しいところだ。
他のオーケストラでは1オクターブ上げて演奏することもあるようだが、スコアをどうみてもそれは問題だ。
上げるぐらいならない方がましだと思う。
ライブラリーに電話し、秋山さんに決めてもらうことにした。

午後6時50分出発、14km。
普通ランニングの疲れは起床時が最もあり、徐々に取れていく。
しかし今日は午後になって疲労感が増してきた。
さすがに20km走ると普通の疲労ではない。
しばらくLSDペース。
徐々に加速し、5km過ぎから1km5分30秒台のゆっくりペース。
後半ようやく1km5分10秒台の快適ペース。
10kmあたりでようやく本調子、4分50秒台。
ベストは11kmからの4分54秒。
かなり疲労感があり10kmぐらいでやめておこうかとも思ったが、それではいちばん調子のいい走りを逃してしまう。
それがもったいなくて結局14km走った。
速度が増すごとに快感も増す。
昨日あれだけ走って、今日4分50秒台が出るとは思わなかった。
疲労した中で、体が徐々に目覚め、加速欲求が生まれ、加速する。
それがたまらない快感である。

クラリネットQ&A
<質問>
リガチャーの保管方法についてお伺いしたいのですが、弾力性を長く維持するには、マウスピースからはずして単独で保管したほうが良いでしょうか?
<答え>
リガチャーの保管方法ですが、とにかく弾力を使った状態でなければよいです。
マウスピースにリードをつけ、そこに演奏時と同じ位置まで下げてしまうと弾力が失われ、寿命が短くなります。
同じようにしても、そっと上に乗せて高い位置でしまえば問題ありません。
もちろん別にしまってもよいです。
新しいマウスピースと一緒にしまうと変色してしまうことがありますのでご注意ください。
また、湿度が高いことも変色の原因となります。
新しいリガチャーを密閉できる容器に乾燥剤と一緒に入れて冷暗所にしまうと、少なくとも数ヶ月は全く変化なく同じ状態を保つことができます。

購入者の声
<B♭クラリネット用ロジウムをご購入の方より>
本番で自分の音が客席にとどいていることが実感できた時は幸せです。
舞台で吹いた感触は、様々な効果が現れ、よく響く、特に高音域の伸びがよくなっ たように感じました。
しかし高尾様も言っておられたように、鳴りがうるさいように思いました。
慣れていないので自分で制御できていなかったようです。
でも翌日には新しいリードとも馴染み、音もまとめられるようになりました。
本番では自分としてもほぼ納得のいく演奏ができ、いつも以上に木管前列をつつんであげることもできたと思います。
そして、昨日からは次の定演の「ブラ2」の練習も始まりましたが、A管との相性も良いようです。

2月4日
東京に帰ってきました。
只今夜の11時半。
昨日の4時起きの影響か、滅茶苦茶眠いので手短に。

メモリーの挿し方がようやく分かった。
これで256+512=768MB!
起動も終了も動作もこれまでより遥かに速く快適。
もっと早く増設すべきであった。

さて、瀕死のパソコンのデータをバックアップしてと思ったら、何とCDドライブがCD−Rを認識しない!
勘弁してよ。
またデジカメを接続してやるのかね。
参った。
このDVDとかCDドライブというのは本当によく壊れる。
今回タイプSを修理に出したのもそれが原因だ。
パソコンを修理に出すのはとんでもなく大変だ。
バックアップして、他のパソコンにデータを移して、メールを使えるようにして。
そのためにはもう一台パソコンがないと話にならない。

午後6時10分出発、20km!
最初の5kmほどは1km6分0秒台のLSDペース。
そこから徐々に加速し、1km5分10秒台の快適ペース。
中盤までは下りでストライドを広げて加速したりしていたが、13km過ぎあたりからは故障しないようにひたすら丁寧に走る。
これぐらいのペースだと、上半身への負荷も少なく、下半身への負荷も少ない。
足も特に疲労はない。
やり方次第では毎日20km走ってもいいかなと思えるほどである。
問題は、股関節、膝関節、足首である。
これを故障すると東京マラソンが走れない。
できるだけ長い距離を走っておきたい。
しかし故障は絶対避けたい。
だから、レースペースではなく、快適ペースにした。
終盤膝関節にやや疲労を感じたが、帰宅後は全く大丈夫である。
最後に100mほどダッシュしてみたが、まるで疲労感がなかった。
ここからやろうと思えばレースペースでしばらく走れる。
所要時間1時間50分弱。
平均速度1km5分30秒弱。
快適ペースになってからの平均速度は5分20秒かやや速いかぐらいだと思う。

2月3日
午前4時起床、4時50分出発。
もちろん外はまだ夜。
西武線も山手線もずっと夜。
ようやく東京モノレールで明るくなってきた。
午前6時40分羽田空港到着。

午前7時羽田、ようやくの日の出。


雪景色。


「あるある大事典」で明らかになった下請けの悲哀。
東京のフリーミュージシャンも同様。
下請けの下請けのさらに下請け。
最初は数千万円規模。
一つ階層が下がるに従ってその額は極度に少なくなり、最後は数万円。
業務規定がなぜあるかとかそのありがたみというのもよく分かる。
業務規定というのは、いい演奏をするためにはいい状態でなければならないということである。
その枠を外れた時には話し合いも重要だ。
労使双方が知恵を出し合い、与えられた条件の中で最高の演奏をするためにはどうすべきかを考えるのだ。

2月2日
明日は何と4時起床、4時50分出発予定。
自己記録更新するはず。
しないとまずい。
ということで手短に。

これまで使用していたパソコン、バイオタイプSをビックカメラに取りにいった。
ついでにメモリーを購入。
512MBが1万6千円台。
高い!
しかしあまりにも起動も終了も動作も重いのでどうしても必要だ。
このパソコンはこれから埼玉の自宅用になる予定。
メモリーの刺し方がよく分からない。
これでどう?
駄目だ、認識しない。
今日は時間切れ。
またあさって以降やってみよう。

私のパソコンはこれまで全てバイオモバイルノート。
初代はメモリーが64MB。
途中でそれに128MBを足し、192MB。
どうだ!これで十分だろう!
と言っていたら、もう最低1GBの時代。
進歩が速すぎてついて行くのが大変だ。

午後7時5分出発、14km。
起床時足に疲労感がまるでなく、きっと今日は調子がいいだろうと思っていたのだが、走ってみるとそうでもない。
なあんだつまらん。
最初の3kmは1km6分のLSDペース。
それから徐々に加速し1km4分50秒台。
しかし中盤1km5分10秒台にタイムが落ちる。
しかし一度落ちるともう駄目という訳でもないというのは経験で知っている。
終盤再び加速し1km4分40秒台。
ベストは12kmからの4分36秒。
終盤に加速できたということでまあそれほど悪くもない。

2月1日
もう2月かあ。
あっという間だ。

どうもこのホームページビルダー11はメモリーを消費しすぎる。
時々動作が遅くなる。
このパソコンはメモリーを1GBにしてある。
メモリー1GBで遅くなるなんて信じられん。
ウィンドウズビスタもかなり重いんだろうなあ。

午後6時15分出発、12.5km。
昨日好調すぎてその疲労もあるので12.5kmぐらいにしておいた。
前半1km5分10秒台の快適ペース。
後半ようやくレースペース1km4分40秒台。
終盤1km4分28秒まで加速したらその後疲れて4分50秒台まで落ちてしまった。
ということはあまり大した調子ではない。
まあ毎日絶好調ということはあり得ない。
東京マラソンで最も気をつけたいこと。
それは最初の5kmでジグザグに走らないことだ。
私は自分の好きなペースで走りたいという欲求が強い。
だからといって序盤人の間をすり抜けるようにして走るとエネルギーを浪費する。
最初の5kmはウォーミングアップ。
タイムは遅くても仕方がない。
とにかくエネルギーをできるだけ消費しないように気をつけたい。
5kmから30kmまでは1km4分50秒を基準として、それよりも速すぎないように気をつけたい。
いかに30km以降に体力を温存できるかが勝負だ。
できるだけイーブンペースでいきたい。

購入者の声
<アルトサックス用メッキなしをご購入の方より>
まだSAXを始めて1年余りの初心者の私ですが確かに「違い」がわかりました。
素晴らしいです。
音が、一皮剥けたみたい・・
演奏が上手になったようで楽しかったです!
リピーターになりますので今後とも良い製品を提供下さい。
(製作者注:メッキなしは1個1000円、送料500円《個数割引はなし》でお送りします。
ただし10円玉と同じですぐに黒くなってしまう点はあらかじめご了承ください。
音色は自然で柔らかいですが、ややぼやけるかも知れません。)

<B♭クラリネット用金メッキとロジウムをご購入の方より>
先日、妻が試奏して金メッキが合ったらしく音色やピッチが低く聞こえるのも解消されたみたいです。
ロジウムも良かったみたいですが、少し頼りなく感じたそうです。
私も、金メッキとロジウムを試奏したのですが、それぞれ違った音色で楽しめました。
特にロジウムの吹奏感の軽さには本当に驚きました。
こんなリガチャーは初めてです。
金メッキは妻に取られてしまったので、しばらくピンクゴールドとロジウムを使い分けたいと思います。
ありがとうございました。
(製作者注:長年使用していますが、ピンクゴールドのピッチが低くなるということは全く感じません。
ひょっとすると音色が柔らかいためにそう聴こえるのかも知れません。)