2007年12月分

12月31日
いよいよ今年も残すところあと6時間。

久しぶりにVAIOのページでタイプGを見たら、ここでも技術の進歩の早いこと!
Core2Duoプロセッサー、64GBフラッシュメモリー、液晶のハードコーティング、防滴機能。
最軽量868gというのも相変わらず凄い。
ただ、フラッシュメモリーを64GBにすると、60GBのHDDよりも9万9千円高くなる!
プロセッサーをいちばん速いのにして、メモリーは2GBにしてとやっていると、何と合計40万円!
高い!
毎年パソコンに40万円ぐらい出しても平気なぐらいの収入があれば買うのだが、そんな金はないぞ。
光沢液晶ということではタイプTが魅力的だが、11.1型液晶と12.1型ではまるで大きさが違う。
私はどうしても12.1型でないと困る。
しかもタイプGの方が軽い。
なお、最上位機種のタイプAはブルーレイディスクドライブを搭載している。

15時45分出発、9.78km。
今日も前田山山頂へ。
戻ってから土手沿いを1周半。
上りでの最高心拍数は151bpm。
土手沿いで1kmダッシュ4分7秒。
今日は猛烈な西風。
1kmダッシュだけは頑張ったが、昨日よりもタイムは落ちたと思った。
逆に速かったのはうれしい。
瞬間最高心拍数は173bpm!
ここ数日心臓を鍛えまくっている。
あまり車の通らない道を選んで走っている。
今日はついに1台も遭遇しなかった。
その代わり、犬の散歩の時間だったらしい。
やたらと犬を散歩させている人と遭遇した。
それはいいのだが、問題は鎖でつないでいない人が多いこと。
最初は70歳代ぐらいの腰の曲がった小さな婆さん。
何と犬を3匹も連れている。
しかも3匹目は鎖なし。
鎖で繋いでいる2匹も全くコントロールできていない。
それぞれが別々の方向に行き、道を塞ぐ。
通り過ぎる際3匹目が吠えた。
全く迷惑至極である。
次は大型犬2匹を連れたおっさん。
2匹目が鎖なし。
でかい犬なので余計に心配だ。
噛まれたら大事になる。
幸い何事もなかったが、相手を心配にさせるだけで迷惑だという意識はないのか?
次は1匹を連れたおっさんだが、これはおっさんの数十メートル先を犬が行く。
通りがかりに寄ってきた。
勘弁してくれ。
最後は鎖があるのに持っていないおっさん。
なぜこれほど無神経な人間ばかりなのだ、この田舎は?
犬の無法地帯と言っていいだろう。

12月30日
いよいよ今年も残すところあと2日。

「旅行記・写真館」に前田山のページを新設しました。
よろしければご覧になってください。

昨日の夜は高校の同窓会。
15名ほどが集まった。
中学から一緒のJ君、I君、K君などのみなさんと久しぶりに会えてうれしかった。
見た目はそう変わらないのだけどそれなりに歳を重ねた人、あまりに違いすぎて誰だかわからない人、太った人、髪が少なくなった人など様々。
みんな42歳だからね。

今度アマチュアオーケストラの指導をするので、ベルリオーズの幻想交響曲とシベリウスのヴァイオリン協奏曲のスコアリーディングをしている。
どちらも何度もやったことのある曲なので、スコアを見ると頭の中で音が響く。
ただ、新たな発見もたくさんある。
特に幻想交響曲はスコアを読み込むとその衝撃度が高まる。
ベートーヴェンとそう違わない年代にこの発想、オーケストレーションは革命的だ。
先走ったロマン派と言うべきか。
薬物中毒患者のような描写が凄まじい。
特に衝撃的なのは首が切り落とされる場面。
観衆が騒ぎ立てる。
一瞬静まり返り、恋人のことを回想した直後、首が落ち、右側に転がり落ちる。
終楽章の魑魅魍魎の描写も凄い。
演奏者にとって指揮者の視点は重要だ。
正月休みだからといってテレビを見ながらボーっとして過すのは、やってみたが不快だった。
常に自分を高め続ける方が心地よい。

15時14分出発、9.71km。
今日も前田山へ。
今日は心拍数が151bpmまでしか上がらなかった。
心臓より先に足が疲れたようだ。
それとも山に適応したのか。
戻ってきてから実家付近を1周半。
山を走ると平地でやたらとスピードが出る。
ベストは1km4分13秒。
むしろこの時瞬間的に心拍数が167bpmまで上がっている。

12月29日
15時1分出発、9.26km。
前田山山頂に行ってきた。
前回コンクリートの道だったために私道だと思った道だった。
標識も何もなく、無数に同じような道が分かれ、山頂に向かっている道が正しいとも限らない。
知らない人が山頂にたどり着くのはまず無理だろう。
実家から3.6km。
往復しても7.2kmしかない。
標高286m。
それほど長い時間ではないが、上りがきつい。
そのきつい上りを止まらず走り続けることがトレーニングになる。
途中心拍数は160bpmを超える。
1km10分以上とやたらと遅いペースにも関わらずである。
着地の衝撃があまりなく、故障しようがないにも関わらず相当に高い負荷を足腰の筋肉と心臓にかけることができる。
これはいい。
心拍数160bpm以上を経験すると、心拍数140bpmはジョギングぐらいの感じになる。
足腰の前に進む筋肉が鍛えられるため自然と速いスピードになるのだが、それが非常に楽に感じる。
坂道トレーニングはこれからぜひ取り入れていきたい。
走り足りないので実家周辺をさらに1周した。

購入者の声
<GOTTSU竹製マウスピースM用オーダーメイドをご購入の方より>
早速吹かせていただき、吹きやすさ・音の良さに感激しております。
まだ、軽くしか吹いていないので詳しくは分かりませんが、GOTTSUマウスピースとともに吹きまくりたいと思います。
高尾様、いい品をありがとうございます。

12月28日
今日は一日雨。
昼Y先生門下生4人で昼食。
高松駅に集合し、隣のシンボルタワーの30階、29階に行ったのだが、このビルの会社員でどこも満席。
今日が仕事納めだ。
仕方がないので2階のイタリアンに行ったが、なかなか美味しかった。
 さんが  したとか、 さんの  がとか、極秘情報大量ゲット。

帰りにコンビニでベルクの室内協奏曲のスコアを延々と拡大コピー。
パート譜はしばらく手に入らない。
スコアは小さすぎて読んで練習する気にならない。
それで拡大しようと思ったのだ。
さて帰宅して練習してみると、どうもおかしい。
なぜバスクラでもないのにヘ音記号?
なぜかLowC♯まで出てくる。
まさかバセットクラリネットなんてことはないよなあ。
さらにしばらく読み進めると、あれ?何でエスクラもA管もバスクラもミなの?
ひょっとして実音?
スコアの最初に戻ると、確かにドイツ語で実音と書いてある。
やられた。
古典ならまだ読み替えて練習しようという気になるが、ベルクでは無理。
これじゃ練習できない。
書き換える?
一体移調して書き換えるのに何時間かかるんだ?
やめてくれ。

「私のお勧め!」にも紹介しているBGのバスクラ用ストラップ、これはいい!
あのやたらと重いトスカGLのA管でも立って吹こうかという気になるのだから凄い。
結局今日はトータル3時間の練習時間のうち2時間半を立って練習した。
しかもほとんどA管。
途中一度座ったのだが、実家で練習に使うのはピアノ椅子なのでちょっと高い。
そのためいい姿勢を保つためにはB♭管だと足を上げなければならない。
それよりはストラップの方がいいかなと思いストラップをつける。
ストラップをつけると、自然と背もたれから背中が離れる。
そうすると、上半身はかなり筋力を使っているのに対して下半身はあまり使っておらず、バランスの関係から立ちたくなる。
それで結局立って練習することになるのである。
立って練習していていちばん疲れるのは腰、次が足。
2時間半も立って練習するとかなりの筋力トレーニングになる。
今までならそれ以前に右手親指が痛くなり座ってしまっていたのだが、それがほとんど感じられない。
これは助かる。

12月27日
久しぶりにストラヴィンスキーの「兵士の物語」をさらったら、やたらと難しい。
5月に本番をやったばかりなのに、また修行しなおさないと。

16時12分出発、10.96km。
今日は前田山を走ってきた。
山頂に行こうと思っていたのだが、あちこち彷徨った挙句たどり着けなかった。
夏父に一度車で連れて行ってもらったので大丈夫だと思ったのだが。
どの道が私道でどの道が公道なのか分からない。
帰りに怪しい道を3つ確認した。
次回はぜひ山頂まで行きたい。
まあトレーニングだから山頂に行かなければならないということもない。
今日の最高地点は149m。
上りはやたらと遅いペースで心拍数がかなり上がる。
足も相当疲れる。
足の筋肉と心肺機能を鍛えるのには絶好のトレーニングだ。
車がほとんど通らない田舎道。
自然の中、知らない場所を走るというのもいい。

12月26日
帰省のため、リガチャーの次回発送は1月6日となります。
ご不便をおかけしますがどうぞご了承ください。

香川の実家に帰省。
今日は何ともいい天気だった。
日差しが強く、この中を走りたくないと思うほど。
これで夏は一体どうなるのだろう。

16時36分出発、12.31km。
こちらのコースは田んぼの中で街燈がないため、真っ暗にならないうちに走らなければならない。
のどかな田園風景で空が広い。
今日は快晴。
柔らかいオレンジ色の太陽、真っ赤に染まる夕焼けなど刻一刻と変わる景色を眺めながら走る。
自宅周辺1550mのコースを6周。
このコースは途中急カーブや見通しの悪いところがありどうしても減速しなければならない。
ゆっくり走っていれば問題ないのだが、速く走ろうとするとどうしても調子に乗れない。
今日も後半体の加速欲求に従って加速したのだが、途中で勢いを削がれた。
ベストは12kmからの4分50秒、心拍数は135bpmにしかなっていない。
仕方がないので長距離を目指すか、それとも別のコースを見つけるか。

12月25日
午前中事務折衝。

午後ジュリエットで髪を切る。
シェービングの時泥パックのようなものを塗られ、目にも何か泥の塊のようなものを被せられ、そのままカット。
目を閉じていても何か見える。
淡いオレンジ色のもやっとした中に血管が見える。
目を閉じたら何も見えないということはない。
何かは見えているのだが、あまり意味がないので見ようとしなくなる。
だから見えないと思うのだ。
そのまま眠くなって夢を見た。

今1月5日岡山東京の新幹線を予約しようと思ってやっているのだが、何とグリーンもほとんど空いていない!
参った。

ようやく午前中のグリーン車が取れた。
まさかグリーンでこれだけ取るのに苦労するとは思わなかった。

ヤマハでBGのバスクラリネット用ストラップを購入。
背中側のズボンに固定するタイプである。
あまりによかったので、「私のお勧め!」に推薦文を書きました。
よろしければご覧になってください。

19時19分出発、13.31km。
昨日よりは疲れている。
当然だ。
それでも7kmから加速欲求があり、2kmフルマラソンペース。
4分56秒と4分53秒。
心拍数はそれぞれ133,134bpmだからなかなか調子はいい。
非常に楽に走れている。
より速いスピードで走っているためにこのスピードが非常に楽でゆっくりしたものに感じる。
その後さらに加速欲求があり、9kmから1kmダッシュ4分33秒。
タイムは大したことないが、強い向かい風だったのでいい負荷をかけることができた。

12月24日
今日の朝日新聞。
太陽暦の話が面白い。
地球が太陽の周りを回る周期は365.2422日。
閏年は基本的には4年に1回だが、4で割り切れても100で割り切れる年は閏年ではない。
100で割り切れても400で割り切れる年は閏年になる。
閏年は400年に97回。
太陰暦を改めユリウス暦を作ったのがジュリアス・シーザー。
奇数の月は31日、偶数の月は30日とし、閏年は1年の最後の月だった2月で調整した。
7月はジュリアスにちなんでJulyと名づけた。
ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの名前も功績を挙げた8月につけられた。
だが、8月は小の月だったため、シーザーより劣るような印象を避け、8月も31日とし、9月以降の大小の順番を入れ替えたと推測されている。
9月はSeptember、10月はOctober。
セプテット、オクテットという言葉があるように、それぞれ7番目の、8番目のという意味だ。
元々は3月からだったのが、後に1,2月が付け加えられたために2ヶ月ずれてしまった。

ウォンツ・クリスマスコンサート本番。
後半はいつもの大仮装大会。
東京から初めて客演で来てもらったコンサートマスターまで、「どなたですか?」と思わず聞いてしまいたくなるような派手な仮装。
後ろのバットマンは、1週間前から何分で着替えられるか練習していたそうだ。
トランペットの破裂しそうなサンタもすごい。
と思っていたら、途中からバスクラの席にショッカーが座った。
客演コンサートマスターH氏は、「このオケすごく歌うから楽しい。またぜひ呼んで欲しい。」と喜んでいた。
この和気藹々とした雰囲気は貴重だ。
彼も私も東京のオーケストラをよく知っているから分かる。
広響はユートピアだ。
いつまでも理想郷のままでいて欲しい。

19時21分出発、11.05km。
さすがに昨日飛ばしすぎたので抑え気味に走るが、6km過ぎから加速欲求が出てきて7kmから10kmまで3kmダッシュ、4分25秒、4分27秒、4分17秒。
平均心拍数はそれぞれ144,149,161だからなかなかいい。
つまり、結構余裕を持って走っている割に速いのだ。
絶好調と言っていいだろう。
このペースで1月のハーフマラソンを走りきれるとうれしいのだが。

購入者の声
<M30トラディショナルをご購入の方より>
今のマウスピースも高尾さんに選定していただいたものでしたが、やはり、個体差は大きいですね。
今回のは、鳴りも良く、しっかりした音色ですごく吹きやすいマウスピースでした。
本当に良いものをありがとうございます!
また、何かありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

12月23日
明日のウォンツ・クリスマスコンサートのリハーサル。
今日印象に残ったのはハリー・ポッター。
ジョン・ウィリアムスの傑作だ。
全体の作り、神秘的な表現、オーケストレーションが見事だ。
ただし私も難しいが、ヴァイオリンがやたらと大変。

明日のウォンツ・クリスマスコンサートは毎年後半の仮装が激しくなってきているのだが、明日は一体どうなるのだろう。
以前指揮の渡辺氏が指揮台で噴出してしばらく指揮できなかったことがある。
私も後ろを振り返ると猿がいて演奏困難になったことがあった。

ひょっとしてスイカカードが使えるかも知れないと思って試しに使ってみたら、使えるじゃない!
これは便利!
大阪地区のみで、広島岡山地区は対応していないという話を以前聞いたのだが、いつから使えるようになったのだ?

19時32分出発、11.24km。
昨日雨で休んだおかげで絶好調!
ベストは4分28秒、平均が何と4分45秒!
ハーフマラソンはもう少し上げて平均4分30秒台で走り切りたい。
心拍数は後半160bpm前後まで上がる。
足が軽いので心臓が大変だが、上がりすぎではない。
心肺機能のトレーニングとしてはほどよい。
実は昨日から体調が下り坂で、どうも胃が食べたものを消化しきらない感じがしていた。
走る直前も体調が良くなかったが、走ると治ってしまった。
鍛えられ、しかし疲労していない元気な体で思いっきりスピードを出して走るというのは猛烈な快感だ。
帰宅するとあまり寒くなかったこともあり、絞ったらかなり出てくるのではと思うほど汗だくになっていた。
悪いものが汗と一緒に全て外に出た感じがする。

12月22日
今日は冬至。
今日からはどんどん日が長くなる。

新幹線で広島に移動。
広島は雨。

午後ヴァイオリンのオーディション。

NHKの「絶景!日本の名峰」を録画し、見たものからブルーレイディスクに移している。
今日もいくつか見たが、利尻山の山容には衝撃を受けた。
果たしてこれは現実の光景かと思うほど、いくつもの峰が垂直にそそり立っている。
以前文化庁関連の仕事で利尻島に行ったことがある。
7月初めだったが、大勢の登山客がいた。
7月というのに長袖でも寒かった。
山頂は相当寒いだろう。
いつかぜひ登りたい。

最近埼玉の自宅近くの家が取り壊され、土地として売り出された。
東京都東久留米市、東久留米駅徒歩12分で38坪3800万円。
高い!
実際に見てみると、38坪の土地というのはやたらと狭い。
ということは、今住んでいる21坪の土地というのは一体何なんだ?
十数年前、埼玉の自宅を購入した時、土地は一坪125万円だった。
21坪で2625万円。
現在は、うちよりもずっと条件のいい(東京都である、徒歩15分に対して12分、囲まれた土地に対して角地)土地が1坪100万円まで下がっているので、うちは相当安くなっているだろう。
この辺はほぼ100%木造で鉄筋コンクリートの家は見当たらない。
みんな土地を買うのに精一杯で鉄筋の家を建てるような余裕がないのだ。
さて広島に移動して今日のチラシ。
・中古一戸建、中野東駅徒歩14分、平成1年建築、46.88坪980万円。
・中古一戸建、中野東駅徒歩9分、昭和52年建築、20.53坪480万円。
・土地、中野東駅徒歩10分、21.09坪290万円。
笑ってしまう値段である。
広島と東京では、同じ給料でも実質賃金は大きく違う。

12月21日
そうだ、思い出した!
以前イングリッシュ・ホルンの人が、右手親指付近に接続して椅子に立てる棒を使っていた。
あれいいかも。
日本ダブルリード株式会社で買ったという話だったのだが、今HPを調べたが見当たらない。
機会があったら試してみたい。

何と年賀状が150枚を超えてしまった!
そんなに誰にでも出している訳ではないのだけど、毎年増えてしまう。

15時59分出発、11.56km。
昨日のあれぐらいの練習でこの疲労感。
情けない。
前半LSDペース、後半ゆっくりペース。

12月20日
昨日のマウスピースですが、瞬く間に複数の希望者から連絡があり、売れてしまいました。
中古マウスピースに関しては、いつも需要と供給のバランスが取れず申し訳ないです。

アクタスでマウスピース選定。
今日はM30トラディショナルとM30プロファイルを購入。

池袋のヤマハでスコアを注文。
曲はリゲティの室内協奏曲。
海外発注で1ヵ月半ほどかかるとのこと。
担当者の字が読めない。
Kawwer Kouzere?
何それ?
「これは何語ですか?」
「ドイツ語です。」
「何と読むのですか?」
(怪訝な表情で)「カンマーコンチェルトです。」
なるほど、
Kammer Konzertか。
私は字がきれいではない。
きれいに書く気もない。
しかし、私はmをwとは書かないし、nをuとは書かないし、tをeとは書かない。
この人は一体何者なんだ?
よくこれで仕事ができるなあ。

奏法の問題。
B♭管を右足に乗せて吹くことに問題はない。
A管は長さが合わないので挟むしかない。
しかし鏡で見て、やっぱり右足に乗せるのは見た目としておかしい。
体が歪んだ感じがとても変だ。
挟んだ方がましだ。
挟んで猫背にさえならなければそれがいちばんいい。
A管はいい姿勢で吹ける。
問題はB♭管だ。
両足の踵を上げてみた。
これでいい姿勢になるし、足が疲れるということも特にない。
正面からの見た目は問題ない。
横からの見た目も現時点では大丈夫。
舞台で客席に横を向いて最前列に座った時どうだろう。
大丈夫だとは思うが。

奏法の問題について、読者の方からいろんなアイデアをいただきました。
1.専用台
持ち歩いて設置するとなると、ちょっと大変かなあ。
見た目も挟むより違和感がありそう。
足に比べて柔軟性を欠き、アンブシュアが固定されすぎて悪影響が出ないか心配。
2.譜面台からストラップ
これは面白いアイデア。
ただ、かなり重い重い譜面台でないと難しそう。
そうか、専用台ではなく、ベルを吊り下げる専用の装置があればいいかも。
これもちょっと大掛かりか。
3.手自体をストラップで固定する。
これもかなり面白いアイデア。
ただ、右手親指の負担は変わらないかも。

19時8分出発、11.12km。
若干疲れが残っているが、いい感じになってきた。
最初の3kmをゆっくりペース、1kmを快適ペース、その後はほぼ4分台。
ベストは9kmからの4分37秒。
あまり飛ばしすぎず余裕を持って走ったが、帰宅してパソコンでデータを見ると思っていたよりも速い。
これは連日の13km走のおかげである。

12月19日
1ヶ月使用した中古マウスピースが1個あります。
柔らかく豊かな音色です。
どちらかというと、吹きやすさを優先する人よりも音色を優先する人にお勧めします。
ご希望の方いらっしゃいましたら、5000円と送料500円、合計5500円でお送りしますのでご連絡ください。

非常に悩ましい。
奏法の問題。
片足にベルを乗せる方法だが、やはり体をひねるのはおかしい。
今日はいろいろやってみた。
ベルを浮かせる。
2倍ぐらい体力を消耗し、長時間冷静さ、確実性を保てない。
ストラップも同様。
背中を背もたれから離すとさらに体力を消耗する。
長年やってきたベルを両膝で挟む方法は、体力を温存し、冷静さ、確実性を増すという意味では最良の方法である。
これで姿勢の問題さえクリアできればいいのだが。

19時17分出発、9.05km。
最初の2,3km、ひどい疲れで悲しくなった。
昨日せっかくゆっくり5km走るだけにしたのに。
その後加速。
よかった。
ベストは4分40秒ぐらい。
ぐらいというのは、ガーミンのデータがそこだけおかしいのだ。
3分33秒!
そんな自己ベストを上回るような超高速で走ってませんってば。
グラフの方は正確なのに、なぜラップが狂うのか不思議だ。

12月18日
20年間続けてきた奏法を今変えようとしている。
楽器をどうやって支えるかということだ。
これまで20年間、両膝先端で挟んで演奏してきた。
クラリネットは右手親指だけで支えるには重すぎる。
特にA管。
グリーンラインはさらに重い。
重い楽器を無理に右手親指だけで支えようとすれば腱鞘炎の原因となり、疲労によりミスしたり、親指の負担を他の指が肩代わりしようとするため右手薬指が動かなくなったりする。
この問題を解決するためには、
1.片足に乗せる。
2.両膝で挟む。
3.ストラップをする。
この3つの方法がある。
いずれも長所と短所がある。
今回奏法を変えようと思ったのは、両膝で挟むと若干猫背になってしまうためだ。
両足で挟むといっても、膝の先端でなければ響きが落ちるし上手く支えられない。
そのためまずベルを両膝先端に固定し、それに合わせて体を前傾させていた。
これが猫背の原因だ。
この奏法のままでできるだけ猫背にならないよう、最近は椅子に深く座り、膝の位置もなるべく高くなるよう意識してきた。
しかしどうやら特にB♭管では限界があるようだ。
そこで他の方法も試すことにしてみた。
まずストラップだが、実はこの方法は右手親指がかなり疲れる。
重さは減るのだが、楽器を前に向けて固定するのにかなりの力が必要なのだ。
1時間もすると親指第1関節付近が赤くなる。
それにこの方法は響きが1〜2割落ちる。
ストラップが響きを吸収するのだ。
実は両膝で挟んでも響きは1〜2割落ちる。
ではなぜこの方法を20年間も続けたかというと、最も楽器を固定することができ、最も楽器の負担が少なくなるからである。
その結果安定性が増し、体力的負担も少なくなることから確実性が増す。
さて片方の足に乗せる方法だが、この方法のいいところは、ベルを浮かせて演奏する時と比べて響きにほとんど差がないことである。
そして、これが今回最も重要なポイントなのだが、この方法だと足の上のどこにでもベルを置いていいため、まず姿勢を作り、そこに楽器を持ってくることができる。
そのためいい姿勢で演奏することができる。
欠点としては、ベルが上下左右に動きやすいこと、左右どちらかの足に置くため若干体が曲がること、右手親指の負担が両膝で挟む方法に比べて若干増えることなどが挙げられる。
面白いのは、ベルを右足に置くか左足に置くかで音が違うのだ。
左足ではやや音が硬くなる。
それに対して右足では音がより柔らかくなる。
楽器は右手で支えるため、右足に乗せた方が姿勢としては自然である。
そのためよりリラックスして演奏することができる。
それに対して左足に乗せるとやや姿勢に無理がある分音が硬くなるのだと考えられる。
左のページを見る時は左足にベルを乗せ、右のページを見る時にはベルを右足に乗せという方法でも練習してみたが、上記の理由と、ページを移る際若干不安定になるため、常に右足に乗せて演奏する方が今のところいいように思える。
その場合、椅子を僅かに左に傾け、右足が丁度楽譜の真ん中を向くようにするといい。
さて、練習では何とかなりそうだが、これでリハーサル、本番まで上手くいってくれるだろうか。
とりあえず次の仕事で試してみたい。
ちなみに、いい姿勢の定義だが、ぴんと背筋が伸びた、いかにもいい姿勢では演奏できない。
骨盤が前傾していては息をたくさん吸うことができない。
骨盤はやや後傾していた方がいい。
同様に、顎を引きすぎるときちんと息を吸うことができない。
もちろん猫背すぎても肺を圧迫して駄目だ。
丁度いいポイントがあるのだが、それは完全に真直ぐよりはやや前傾したところにある。
椅子の背もたれに背中をつけるかどうかという問題だが、つけないと骨盤が前傾し息をたくさん吸うことができない。
背もたれに背中をつけ、骨盤をやや後傾させた方がしっかりと大量の息を吸うことができると思う。

18時51分出発、5.11km。
疲労のピーク。
足が重い。
何日か13km走を続けてきたが、そろそろ限界だ。
ゆっくり長く走る練習はもういい。
この辺で疲労を取り、気持ちよく、そしてより速く走りたい。
という訳で今日は5kmをゆっくりと走り積極的休養日とした。
これで明日どれぐらい疲労が抜けてくれているだろうか。

12月17日
年賀状をデザインして印刷。
今年もマラソンの写真。
広島で光沢紙の年賀状を見かけないが、広島では人気がないのだろうか。
10円高く1枚60円するが、その分写真がきれいに印刷できる。
私は年賀状は自分の作品だと思っているので、そういうところで節約したくない。

18時9分出発、13.19km。
風がない分昨日ほど寒くない。
昨日と同じ距離。
足は疲れている。
果たしてずっと疲れた足でこうやって13kmを毎日ゆっくりと走ることがいいのだろうかと疑問に思いつつ走る。
どこかで休むなり距離を減らすなりして疲労を取り、全体的に速く走る日を作ることも重要ではないか。
前半LSDペース、後半ゆっくりペース。
11kmから1kmダッシュ4分12秒。
このタイムが出たからまあいいか。
一応スピード練習もすることができた。

12月16日
快晴、気温は低く風も強いが日差しが暖かい。
富士山がきれいに見えた。
最近できたマロニエ・ゲートというビルに行ってみた。
10階のポール・ボキューズやイタリア料理の店はどこも大混雑でとても入れない。
11階の中華に入った。
こちらはガラガラ。
眺めやインテリアは面白いが、料理はまあまあ。
マロニエ通りなど銀座の街を散策。
さすが銀座、高級ブランド店が軒を連ねるがほとんど興味がない。
ブランドに興味がないのではなく、興味のあるブランドがここにはないのである。
私の興味のあるブランドは、ソニー、ナイキ、パタゴニア、CW−X、エーグルなどで、特に銀座とは関わりがない。
それでも普段行かないところに行くというのは刺激になっていい。

18時41分出発、13.19km。
晴れているため夜になり放射冷却現象により急激に気温が下がり、風も強くかなり寒い。
やっぱり疲れが残っている。
そりゃそうだ。
昨日の練習は距離が長い中で1kmダッシュもあり、負荷が高かった。
序盤LSDペース、中盤ゆっくりペース、終盤快適ペース。
ダッシュする余力はなく、ベストは1km5分6秒。

12月15日
今年も残すところあと半月。

メシアンの「世の終わりのための四重奏曲」を練習しているのだが、やたらと体力を消耗する。
2時間から2時間半で体力的限界が来る。
特に独奏曲の「鳥たちの深遠」は口の筋肉を相当疲労させる。
それ以外の曲では指から腕、背中にかけての疲労が大きい。
しかしこの曲は20世紀最高の傑作と言っていいだろう。
この曲を練習曲にできるというのは幸せなことだ。

ソニーのブルーレイディスクレコーダーを購入するとブルーレイのソフトが1本プレゼントでもらえる。
スパイダーマン3が届いたので早速見てみた。
普段は32型でこれ以上必要ないという印象だが、確かにこういう映画になるとさらに大画面が欲しくなる。
画質はさすがにすばらしい。
もうDVDには戻れない。

18時51分出発、13.54km。
最初の4kmはLSDペース。
それから5kmをゆっくりペース。
そこから加速し、2kmを快適ペース。
11kmから1kmダッシュ4分28秒。
13.5kmとやや長い距離をゆっくりから速くまで多様なスピードで走り、なかなかいい練習ができた。

購入者の声
<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
早速使ってみたところ、とてつもない変化に戸惑ってます。
今まで石森のコパーを使ってたのですが、中音域に絞った感じで高音域がかなり詰まってました。
ですがTシリーズは低音域から高音域までフルで鳴り、入れた息が全て音に変わる感覚でした。
他の購入者さんからも同様の感想が山ほど届いていると思われますが、是非お礼を言わせてください。
本当にありがとうございました。

12月14日
今日は南区役所から少し南に下ったところにある小学校で音楽鑑賞教室。
広島駅から市電は本数が少なく、今日は東京への移動で荷物も多いためタクシーに乗る。
念のため地図を見せたのだが、何とこの運転手は地図を見て確認したにもかかわらず迷ってその辺をうろうろ。
メーターを止めようともしないし、迷って道が分からないとも言わない。
本番前の貴重な時間が奪われた。
全く信じられない。
メーターを止めさせた。
どうやったらこの分かりやすい場所で道に迷えるのか。
学校に到着後、広島タクシーに電話して「呆けていない人を雇ってくれ。」と苦情を言う。
1400円払ったが、帰りは1080円。
結局私が時間とお金を損をしただけだ。
会社として賠償責任はないのか?
責任ある会社なら最低でも差額の返還ぐらいすべきだろう。

新幹線で東京に移動。

19時6分出発、11.11km。
昨日の疲れで速く走れない。
あれぐらいでここまで疲れるとは、実力のない証拠だ。
速く走る器がない。
LSDで器を大きくし、それからスピード練習をすべきだろう。

12月13日
NHKの名峰を巡る番組を多数録画し、見たものからブルーレイディスクに保存。
操作は非常に快適で操作画面も美しい。
さすがソニー。
多少の性能差があっても他社の製品にする気にはならない。
生放送と区別がつかない標準画質でも6時間録画できるのでかなりたくさん入る。
以前せっかく保存したのに、ハイビジョンを見てしまうともう元には戻れない。
私はランニングがメインの趣味で、登山は主に夏のみ。
しかしこれらの番組を見ていると、今度はどの山に登ろうかとわくわくする。

せっかくの休みなのだが、リガチャー製作、練習、ランニングで1日が終わる。

18時40分出発、11.04km。
低気圧の影響か風が強い。
同じ場所でも、最初は猛烈な向かい風、二度目は追い風だったりする。
真直ぐ走っていても場所によって風が違い、予想がつかない。
2kmから4分台、ベストは4分37秒。

12月12日
私は3年に一度パソコンを買うことにしているので、次は2年後。
その時にあって欲しい性能は、
1.64GB以上のフラッシュメモリーで高速化、耐衝撃性、軽量化、薄型化。
2.防水性能。
3.有機ELディスプレーによるさらなる薄型化、軽量化、省エネルギー、画面の美しさ、動画性能。
4.HDMI端子。
5.ブルーレイディスク対応。
1と2はすでに東芝の製品が実現している。
この製品はキーボードも打ちやすく、非常に魅力的だ。
ただ、値段が問題。
恐らく2年後にはかなり安くなっているだろう。
有機ELは2年でどうなっているか。
これも値段が問題。
HDMI端子で大画面テレビにつなぎ、写真や動画を楽しみたい。
5については各社最上位機種で実現している。
2年あれば値段も安くなりかなり普及しているだろう。

アスティふれあいコンサート本番。
昨日のリハーサルはやたらと疲れた。
バスクラは体力を激しく消耗する。
今日はゲネプロで体力の消耗を極力抑えて演奏したため、昨日よりは疲れていない。
船橋さんは人柄がよすぎて時々何を言っているのか分からない。
指揮者は、可能な限り短く分かりやすい言葉ではっきりと意思表示することが大事だ。
気を使いすぎているように見えるが、かえってオケがざわついてしまう。
もっと直接的表現でもいいんですよ。
この辺、失礼な指揮者もいるし加減が難しいところだ。
指揮者というのは言葉一つでオーケストラの雰囲気ががらっと変わってしまうため気を使う大変な仕事である。

本番後今日もたまや。
夕食に出たお弁当がかなりしっかりと量があったため、さすがに今日はそんなに食べないだろうと思っていたのだが、結局締散々肉を食べた後締めにラーメンを平らげてしまった。

12月11日
明日のアスティふれあいコンサートリハーサル。
ややこしい曲が多いのにリハーサルは1日しかない。
今回私はバスクラ。
広響は2管の曲の演奏が多く、しかも私は特殊楽器はエスクラがメインなので、バスクラを吹くのは年に数回程度である。
バスクラの割には曲数が多く、しかも体力を使う曲が多くて疲れる。

先日注文しておいたのが届いたと先日電話があり、デオデオで携帯の電池を買う。
1400円ちょっとと思ったよりも安い。
最近電車でワンセグをよく見るので電池の消耗が激しく、予備を持ち歩くことにした。
電車でワンセグを視聴する際、イヤホンが絡まるのが何とも耐え難い。
ソニーの巻き取り式イヤホン(インナーイヤー)を購入。
早速帰りに使ってみると非常に快適だ。
ボタンを押すだけでコードを巻き取ってくれる。

18時31分出発、11.14km。
体調がいまひとつ。
ちょっとくらくらする。
早めに切り上げようかとも思ったが、距離を短くすると気分が悪いのでいつもの通り11km走る。
5kmまで5分0秒台、それ以降4分台。
9kmで余力があったのでさらに加速し、ベストは4分33秒。
体調は悪いがタイムは関係ないようだ。
今日は雨上がりで暖かく、帰ってみると服がびしょ濡れ。
いい汗をかき、体調も大分よくなった。
体調不良は走れば治る。

12月10日
久しぶりに自転車で呉沙々宇山に登って来た。
何と呉沙々宇山の林道が標高220m付近で工事をやっていて、しかも3月28日までだそうな。
これは参った。
そこまででもある程度の運動にはなるが全く物足りない。
仕方がないので府中への山越えの道路を信号まで下り、再び上る。
それでも物足りないのであちこち走る。
この辺りは山に囲まれているので坂道が多い。
やや細切れではあるが、負荷をかける場所には困らない。
平地でもいいのだが、自転車で平地でトレーニングしようと思ったら荒川のサイクリングロードのようにかなりの距離が必要だ。
こちらでは、安全を確保しつつ長距離練習ができるような道は残念ながらない。
それにしても自宅のすぐ近くだというのに知らない場所の多いこと。
こういった散策もまた楽しい。

昼食後すぐにひどい空腹感。
何のために食べたのか分からん。
それと強い眠気。
眠気は運動の時間ではなく、心拍数をどこまで上げたかによってその強さが決まる。
不眠症の人は夕方心拍数をできるだけ高いところまで上げる運動を行えば効果的だろう。

今年のつくばマラソンのタイムが去年よりも落ちた理由が分かった。
距離を重視するあまり心拍数を上げるトレーニングと意図的に避けていた。
それが逆効果だったのだ。
長い距離を走る練習も、心拍数を上げる練習も、どちらも重要なのだ。

NHK音楽祭
ストラヴィンスキー 春の祭典
ゲルギエフ指揮 マリインスキー劇場管弦楽団
録画しておいたこの演奏会のうち、今日は春の祭典を見る。
標準画質での録画だが、それが録画かどうか画質からは判断できない。
非常に美しい映像である。
音もいいのだが、やや出力不足のような気がする。
アンプのボリュームを上げても、迫力に欠ける。
NHK音楽祭だから仕方がないとは思うが、そろそろこの赤絨毯のだだっ広いホールでマイクを使わない演奏会を行うのはやめてはどうか。
せっかくの名演も響きがないと感動の度合いに影響する。
思ったよりも普通の演奏。
ゲルギエフはややテンポが速めなのが特徴として挙げられるぐらい。
楽譜を見すぎだと思う。
暗譜でなくてもいいが、もう少し覚えて振ってはどうか。
もちろん悪い演奏ではない。
オーケストラも頑張っている。
クラリネットは全てクランポン・プレスティージュで統一。
以前よりは大分景気がいいらしい。
最近のロシアの好調な経済が影響しているのだろう。
悪くない演奏なのだが、もっと感動すると思ったのだがそうでもない。
これは演奏のせいか、それともハイビジョン放送の音質のせいか。

戸梶美穂さんのピアノリサイタルを聴きに行く。
バッハ、ショパン、スクリアビンというプログラム。
テクニックに優れ完成度の高い演奏。
日本人女性らしい柔らかく繊細な表現で、特に後半のプログラム、スクリアビンの「12の練習曲」がよかった。

12月9日
シンフォニア岩国で第九本番。
この曲は何度やってもきつい。
倍管にすれば1アシ2アシに手伝ってもらえるのだが、広響では2本で演奏するので全て吹かなければならない。
第1、第2楽章でかなり疲労したところで第3楽章。
ずっとヴァイオリンの伴奏で和音を作り、そのままメロディ、そしてまたすぐに和音。
天上の音楽だが実際には体力的に際どいところでの演奏である。
一昨日までは決して厚くなかったはずのリードたちが厚い。
この曲用にリードを準備しないと、体力的な限界を超えると冷静さを保てなくなりミスにつながる。
気をつけよう。

帰り、海田市のシージャックという回転寿司屋で夕食。
安くてネタがいいのだが、シャリが気になる。
パサパサしてバラバラになりやすく、食べてもいまひとつ。
見ていると、機械からシャリがポコポコと誕生している。
機械で作っていることが原因だろう。
1皿20円値上げしてでももっといいシャリでネタと一体感を出してくれた方が満足感は高いと思う。

12月8日
今日はJR西日本に朝から晩まで被害を受けた。
また車両故障。
事故や故障が多すぎる。
独占的な運営を任されている公共交通機関としての自覚はあるのか?
こういうCMを流せばどうか。
「いつもで故障!JR西日本。」
「雨でも止まる!JR西日本。」
事故後いつまで経っても復旧しない。
本来岩国まで行くはずの電車が、1時間以上遅れて広島駅に到着後、今日は広島止まりになるだと。
仕方がないから1番ホームに行くと歩くこともできないほどの人ごみ。
次に来た電車には乗ることもできない。
2番ホームの電車に乗ってしばらく待ったがいつまで経っても発車しない。
いつ発車するのかすら分からない。
運転手も知らないのだからどうしようもない。
帰り、午後6時を過ぎてももまだ混乱が続いていた。
半日経っても収拾できないというのは事故などが起こった場合にそれに対処する能力がないということだ。
岩国5時56分発は6番ホームというから時間が過ぎても待っていた。
ようやく来た列車に乗ってしばらくしたら、2番ホームの快速が先に発車するという。
さっきは6番ホームの列車が先に発車すると言ったじゃないか。
嘘つきだ。
しかも「申し訳ありません。」など謝罪の言葉が一つもない。
JR西日本は平気で嘘をつき、しかも謝罪もしない会社らしい。
快速なので広島駅で乗り換え。
7番ホームから6時56分発という放送があったので7番ホームに行って並んでいたがいつまで経っても来ない。
しばらくして何と呉線が来た。
山陽本線はさっき降りた5番線に止まっているではないか。
もういい加減にしてくれ。
この会社は腐っている。
この際潰して新たに信頼できる会社を作ればどうか。

シンフォニア岩国で明日の演奏会のリハーサル。
曲はエグモントと第九。
このホールはどうももやもやして自分の音が客席に届いているのかどうかよく分からず、かといって力んでも逆効果になりそうで悩ましい。
現在マウスピースは2つ使用しているが、こういう響きの多いホールでは最近買った効率よく楽にはっきりとした音が出るマウスピースが合っている。
逆に先日の日比谷公会堂のようなデッドなホールでは、以前から使用している柔らかく丸い音のマウスピースが合っているだろう。
指揮の小泉さんが非常にすばらしい。
限られた時間で効率的にリハーサルをしつつも、その中でアンサンブルを整え、曲に込められた想い、精神などを上手く伝え、曲に命を吹き込む。
まるでそこにベートーヴェンの精神世界への扉が開いているかのようだ。

20時13分出発、8.03km。
JRのせいで8km走る時間しかなくなってしまった。
全く。
仕方がないので速く走る。
平均ペース4分39秒。
1kmから全て4分台。
4分46、36、30、21、26、33、46。
一昨日の2時間20kmLSDのおかげで足の筋肉が太くしっかりとしている。
フルマラソンで腹筋痛によく悩まされる。
だからこういう時間のない日は、あえて腹筋、呼吸筋が痛くなるぐらいまで追い込んで鍛えたい。

12月7日
プロミシングコンサート本番。
ドビュッシーのラプソディは難しい曲だ。
一般的な音楽と全く違うのに、7分しかない。
こういう音楽だと理解し馴染む前に曲が終わってしまう。
そしてその短い時間の中に、様々な風景や色彩が凝縮されている。
この場面はこういうところかなと想像する前に次の場面に移り変わってしまう。
私自身もオーケストラ版に接する機会はあまりないので、イメージがまだ自分の中でできあがっていないほどである。

本番後たまやで打ち上げ。
予約しておいたレバ刺しや、牛たたき、カルビ、タンなどを堪能。
私はいつものようにご飯をどんぶり2杯食べる。
確かさっき本番前に晩御飯食べたよなあ。
あれ?もうお腹減ってきた。

12月6日
リハーサル2日目、明日本番。
ドビュッシーの「クラリネットと管弦楽のための第1狂詩曲」。
この曲は元々クラリネットとピアノのために作られた曲で、極限のピアニシモを要求される箇所が多い。
しかしオーケストラ版ではそんな小さな音で吹いていては聴こえない。
ピアニシモの音色は維持したいが、ある程度の音量がないと聴こえない。
このあたりが難しいところだ。

17時51分出発、20.13km、所要時間2時間2分!
14kmか17kmか、走ってみないと分からないがとにかくなるべく長い距離を走ろうと思って出発。
走ってみるとさすがに好調が3日間続いたため足に疲労感がある。
8kmまでは1km5分40秒前後のゆっくりペースで走る。
疲れでとても長い距離は走れないと思ったが、久しぶりに芝生を走るとこれが非常にいい!
柔らかく足に負担がなく、凸凹しているため自然とゆっくり走ることになる。
地面の凹凸への対応に追われるため、1km6分以上のLSDペースで走っているのに遅いという感覚があまりない。
(でこぼこ=凸凹、おうとつ=凹凸。)
ゆっくり走るために足への負担がさらに減る。
アスファルト上をいつものように走っている時は疲れているから今日は8kmで帰ろうかと思ったほどだったのに、芝生を走り出すと、11km走ってまだまだ!14km走ってまだいける!17km走って、よしこの際20km走っちゃおう!という気になる。
芝生って凄い。
これなら最初から芝生上でLSDをやれば30km走っても問題ないぞ!

12月5日
あさっての広島プロミシングコンサートのリハーサル初日。
最初はドビュッシーの「クラリネットと管弦楽のための第1狂詩曲」。
もちろんクラリネットとピアノがオリジナルだが、オーケストラ版もいい。
ドビュッシーの独創性は凄い。
他の音楽と発想自体がまるで違う。
この個性、独自性は一体どこから生まれたのか。
普通音楽というのは人の気持ちを表現するものだと思っているところに、いきなり風で木の葉が揺れ動く様子やら池の水が僅かに揺れる描写をされてショックを受けるような感じだ。
奏法も他の音楽とは全く別のものにしなければならない。
次がリストのピアノ協奏曲第1番。
頭を180度切り替える。
こちらはしっかりクラシックの奏法で演奏する。

物凄い食欲。
寒いと基礎代謝が増え、ランニングも質量ともアップするため、やたらと食べなければならない。
昼会議をしながらセブンイレブンの幕の内を食べるが、まるで足りない。
会議後近くのレストランでランチを食べる。
つまり二度目の昼食である。
午後5時15分にはまた空腹になり松屋で豚キムチ定食ライス大盛りを食べる。
自分でも笑ってしまうほどである。
ちなみに最近の松屋は侮れない。
ご飯が、表面につやがあり、やたらと美味しい。
キムチも韓国から輸入しているのだろうか、本格的な味付けでかなりレベルが高い。

21時33分出発、11.09km。
絶好調!
平均ペースは何と4分55秒!
4kmからは全て4分台で、ベストは4分30秒。
あの絶好調はもう帰ってこないのかと思っていた。
しかし帰ってきた。
私はあの頃から衰えていない。
これぐらいのペースで走れるうちは、人生絶好調である。
出来るだけ長くこの状態を維持したい。
ちなみにもうこれ以上速く走る必要はない。
むしろペースを落としてでも距離を伸ばしたい。

12月4日
今日は移動が仕事。
JRで片道1時間半。
昨日録画しておいた番組を見ながら移動。
おかげで退屈せずに済んだ。
ワンセグは残念ながら広島市以外ではほとんど映らない。
こういう時のために予め録画しておくといい。

<指揮法講座基礎編>
オーケストラの誰かが間違って音を出さないように数を数えたい時は、腕を使わず手首だけを使って指揮棒を小さく動かす。
音を出したい時は腕を体全体を使って大きく動かす。
手首だけでオーケストラから音を引き出せると思ったら大きな間違いである。
数えてから合図を出す場合には、そのコントラストが鮮明でなければならない。

そうだよなあ。
確かに指揮科出身のひどい指揮者はたくさんいるが、指揮科を出てあそこまで指揮法の基礎を知らないということは考えられない。

18時49分出発、11.12km。
特に速く走るつもりもない。
好きなように走る。
昨日の疲れで昨日ほど調子はよくないと思いつつ走ったのだが、結果を見ると何と平均ペースは昨日より2秒速い5分6秒。
ベストも4分45秒。
11km走る時間しかなかったが、もっと距離を伸ばしてもいいぐらいの調子であった。

購入者の声
<トスカGLのベルをご購入の方より>
早速吹いてみたところびっくりです!
音が遠くに飛ぶというのはこういうことなのかととってもうれしくなりました♪
トスカのたるとはまた違った感激です。
特にホールで吹いてみると顕著にわかります。
今日、第九の本番があったのですが早速トスカのベルをつけてステージにのりました。
楽器を吹くのがますます楽しくなりそうです♪
前回のたるに今回のベルとお忙しいところ選定して頂き本当にありがとうございました。
これからもたくさん練習して、いい音楽を演奏できるようがんばります。
先生もお体に気をつけて、これからの益々のご活躍を期待しています。

12月3日
早起きして新幹線で広島に移動。
山手線、特に上野のラッシュはひどい。
骨粗鬆症の人は骨折するかも知れない。
ラッシュ時に老人がいないのは、身の危険を感じるからだろう。
今日はエクスプレス予約のポイントでグリーン車。
靴を脱ぎ、足置きに足を置く。
読書燈を消し、ブラインドを閉め、サングラスをし、耳栓をして、リクライニングを倒し、熟睡。
グリーン車の何がいいかというと、静けさである。
混雑してしまうとグリーン車の価値は下がる。

午後明日の音教のリハーサル。

オーケストラは膨大なエネルギーを放出している。
オーケストラからそのエネルギーを引き出しコントロールすべき指揮者には相当な精神力と体力が必要だ。
例えば運命第1楽章をふにゃっと振られては迷惑この上ない。
その曲に込められているエネルギーを表現する気のない指揮者には指揮台に立つ資格はない。
プロの指揮者は基本的に、言葉以外のあらゆる手段、つまり顔、手、体全体を使ってまず表現し、どうしてもそれで足りない部分を言葉で補う。
それができない指揮者は指揮者とは言わない。
例えば、フレーズの頭を強調し、終わりにアクセントが欲しくないとすれば、そのように振れば自然とオーケストラはそういう音を出す。
それをまるで表現せずに止め、言葉で何だかんだというということは、自分には能力がありませんと言っているのと同じことである。
指揮には基本的な技術がある。
例えば音を切る場合、ポイントは3つある。
1.オーケストラが出しているエネルギーに釣り合うエネルギーで音を切る。
大型トラックに軽自動車のブレーキしかついていなければ、止まることができず大惨事になる。
それと同じことだ。
2.円運動。
直線はどこから始まりどこで終わるか予測ができない。
円運動であれば、描かれる円のいちばん下で音が切れるであろうことを事前に予測できる。
3.加速減速運動。
初めから終わりまで同じスピードではどこで音を切っていいか分からない。
加速し加速の頂点で音を切り、それから減速する。
加速減速運動であればどこで音を切るべきかが事前に予測できる。
プロの指揮者がこういった基本的技術を身につけていないことは滅多にないが、もしそのようなことがあれば大変だ。
徐々にオーケストラ中でざわめきが広がり、ため息が増え、余計な物音がし、不穏な空気に包まれる。
練習が終わると担当の事務局員に苦情が殺到し、その指揮者の顔を見ることは二度とない。

18時44分出発、11.04km。
フルマラソンの疲労はほぼ取れた。
というよりもむしろ、フルマラソンの練習効果が凄い。
特に速く走るつもりはない。
今日は好きなように走った。
しかしタイムは驚くほどいい。
3kmから5分3秒、その後5分0秒、5分0秒、4分59秒、4分56秒、4分54秒、4分53秒。
結果的にこんなにいいペースを維持し、じわじわと加速していたとは全く分からなかった。
早く次のレースに出たいぐらいである。
肝に念じておくべきは、これはフルマラソンの練習効果によるものだということだ。
終盤涙が出そうなぐらいきつかった。
それぐらいきつい練習をしたから、こういう結果が今出ているのである。
しかしこの練習効果はそのうち消える。
この実力を消さず、さらに上を目指すには、週に1度は必ず長距離練習するなどもっと高いレベルの練習をするしかない。
フルマラソンを趣味にしている以上、あんな辛い思いをして終盤を走りたくない。
余裕を持ってイーブンペースで最後まで走りたい。
そのためにはもっと長距離練習をしなければならない。

録画しておいた広島シンフォニーを見た。
何とハイビジョン!
うれしい!
しかもこれをこのままの画質でブルーレイディスクに保存することができる。
問題はブルーレイディスクレコーダーを持っている人がまだ少なく、自分では楽しめるが人に渡すことができないということだ。
その前に現在はまだコピー制限という問題がある。
それにブルーレイディスクはまだ1枚1000円以上と値段が高い。

テレビでは録画しておいた番組を見つつ、携帯でそれほど重要ではない他の番組を録画してみた。
明日の移動で暇なので、電車で見ようと思っている。
2時間録画したら電池が減った。
明日見たらまた減るだろう。
ワンセグをこれほど利用するとは思っていなかった。
使ってみると意外と便利だし楽しい。
暇な時間が有意義な時間に変わる。
ただ、電池の消耗が激しいのが問題だ。
1個余分に買って持っておこう。

12月2日
何とも暖かい1日であった。
夜窓を開けて換気しても寒さを感じない。

福岡国際マラソン。
ワンジルの走りは見事だった。
やや体がのけぞっているように見えるが、きっと本人にしてみれば体幹を使えて効率のいい走り方なのだろう。
序盤から中盤にかけて、一人際立って走りに余裕があった。
終盤の加速、足の運びもすばらしい。
佐藤敦之もよかった。
実力がありながらレースで出せず悔しい思いを何度も味わってきただけに感無量だろう。

18時44分出発、10.16km。
ようやく10km走れるまでに回復してきた。
10km走るとようやく走ったような気分になれる。
昨日調子に乗りすぎてやや疲れがあるが、中盤から加速しベストは5分4秒。
しかし福岡国際の人たちは加速したら2分55秒なんてタイムを出すのだから凄い。
ちなみにワンジルは身長164cm。
小柄な選手である。

12月1日
今日から12月。
今年も残すところあと1ヶ月。

18時8分出発、7.56km。
1km5分30秒前後で快調に走っていたのだが、あまり筋力のなさそうなふにゃっとした走り方の若い人を追い抜いてしばらくすると後ろについてきている。
あの感じだとちょっと加速すれば離れるだろうと思い、鬱陶しいので加速。
あれ?まだついてくる。
更に加速。
え?まだついてくるの?
よし、これならどうだ?
おいおい、まだついてくるよ。なんで?
折り返して信号待ちで追いついてきた人を見ると別人。
こちらはフォームがしっかりしている。
失敗した。
フルマラソン後6日目のこの時期、このレベルの人と競争している場合じゃない。
しかし思いっきり加速すると気持ちいい!
ベストは1km4分12秒。
瞬間的には2分56秒!
瞬間速度としては自己記録更新である。
信号で先に行ってもらい、しばらくすると、何だこの人歩いてるよ。
普通ダッシュの間はジョグでつなぐでしょう。
走ったり歩いたりするレベルの人か。
がっかりした。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
約1ヶ月使いましたが、今までの自分の音と違い、響く柔らかい音になり、大変気に入ってます。
本当に、素晴らしいリガチャーをありがとうございました。

<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
実際吹いてみたところ、予想以上に息が入ってくれて気持ち良く吹けています。
これからも、大切に使わせていただきます。
この度は本当にありがとうございました。

<トスカのベルをご購入の方より>
今日午前中にベルを受け取りました。
あまりにもすばらしい鳴りに感激して楽器を吹いていたらこんな時間になってしまいました。
連絡遅れましてすみません。
先日選定していただいたトスカのタルにも驚かされましたが、ベルを付け替えるといままでの自分の楽器が別の違う楽器に変わってしまったのかと思うくらいよく鳴るようになり、音が遠くまでのびて響きます。
いままでの私の楽器は音がぬけない、鳴らない。
演奏を楽しむ前に音色で悩んでいました。
それが一転しました。
吹き込んでいくとまた落ち着いた上品な響きに変わってくる感じがします。
本当に涙がでるくらいうれしいとはこのことですね。
先生、お忙しい中選定していただきまして本当にありがとうございました。
タルとベル、大切に使っていきたいと思います。
また、これからもよろしくお願いします。