2008年4月分

4月30日
暑い!
上着は必要なかった。

明日はもう5月。
宮崎までに練習できる日はあと3日しかない。
定期演奏会の譜読みもしないと。

クランポンでマウスピース選定。
M30トラディショナルとB40ライヤー。
M30トラディショナルは先日入荷したばかりでレベルが高く、数本余分に購入した。
B40ライヤーは吹きやすくていいマウスピースだと思うが、M30よりは当りが少ない。
20本が1次審査で鳴りの悪いものと音色のうるさいものを除外すると2本になった。
フェスティバル木の65mmバレルも選定。
なかなか鳴りのいいバレルがあった。
トスカGL66mmのバレルを4本入手したが、それでも注文数に足りない。

19時10分出発、10.82km。
気温が高いので、今日から半袖短パン。
大リーグボール養成ギブスを外したような爽快感がある。
こちらの坂道は傾斜が急で距離もあり、坂道ダッシュを10本思いっきりやると翌日に疲労が残る。
ほどほどにしないと。
疲労感があるのだが、折り返すと坂道ダッシュの効果で自然と4分台で走ってしまう。
ベストは4分39秒。

4月29日
某著名ヴァイオリン奏者のレッスンを聴講した。
よくここまで細かい体の部分の角度や動きを分析し、分かりやすい言葉で伝えることができるものだ。
効率よく、楽に、大きな、美しい音を出し、指は動きやすくなど、その全てにきちんとした理由がある。

20時24分出発、8.57km。
昨日飛ばしすぎてさすがに疲労感がある。
出発が遅かったこともあり、距離を短くした。
序盤はスピードが遅く、ツツジが美しく咲く様子などを見ながらのんびりと走る。
しかし折り返してから体が勝手に加速する。
坂道ダッシュの影響が大きい。
結局4分40秒台2本の後、今日のベスト4分27秒は昨日よりも速い。
今日も坂道ダッシュを10本。
やっぱりきつい。

4月28日
午前中練習し、午後東京に移動。
品川駅で山手線に乗り込んだ直後、ナビタイムからメールが届いた。
17時22分頃西武池袋線中村橋駅で発生した人身事故の影響で、西武池袋線が止まっているとのこと。
ここ数年人身事故が多い。
以前は記憶にないぐらい少なかったのに。
私の場合、西武池袋線が止まるとどうにもならない。
西武新宿線でどこかまで行って、そこからバスということも考えたが、池袋駅で西武池袋線に乗るのが18時過ぎ。
そのまま待っていた方がいいと判断した。
行ってみるとまだ復旧していない。
ということは、飛び込み自殺、警察による現場検証という流れだ。
18時20分頃ようやく復旧した。
普段と違って降車側のホームに人が溢れている。
しかし誰もずるして降車側ホームから乗り込もうとしない。
誰か一人でもそういう人がいれば、駅員が飛んでいって降ろす。
ルールは厳格だ。
ずっと東京で暮らしていれば普通のことだが、広島と行き来していると驚くべきことに思える。
普段なら東京で割り込みする人はまずいないのだが、来た電車が8両編成、10両編成のところで並んでいた人が、次が8両と知らなかったのだろうか、割り込んできた。
「並べこら!」と怒鳴って、数人肩をつかんで列から放り出した。
そうすると、私の前のおじいさんが、「そうだ、並べ!」と加勢してきた。
これは広島ではまず考えられないことだ。
東京には不正は許さないという雰囲気があり、広島には何が起ころうと黙っていた方が得だという雰囲気がある。
そういう意味で、私にとって精神的には東京で生活した方がはるかに快適である。
勿論、きれいな空気、青い空、豊かな自然など広島には東京では得られないいい面もたくさんある。

19時35分出発、10.76km。
昨日休んだため絶好調!
4分30秒台3つ、40秒台3つ、ベストは4分33秒が2つ。
坂道ダッシュの効果もあり、足がやたらと先に行きたがる。
おかげで心臓が大変だ。
スピードを出すほど景色が見えなくなる。
だんだん視線の先しか見えなくなってくる。
足の言う通りにしていたら心臓がきつすぎる、速くしすぎないようにしようとか、このままだと最後まで持たないぞとか、足の筋肉の疲労度は?とか、路面の状況とか、走ることとと体との対話に意識がほとんど集中する。
まるでコックピットでたくさんの計器を見ながら飛行機を操縦しているかのようだ。
最後の坂道ダッシュ、こちらの坂道は傾斜がきつく距離も長いが、思い切ってスピードを出してみた。
きつい!
途中で意識が朦朧としてきた。
しかしきつい思いをしただけの効果は必ず得られる。
それはこれまでの経験で分かっていることだ。

4月27日
昨晩、テレビで放送された映画「カンフー・ハッスル」を見ていたら、あまりにも刺激が強すぎて眠れなくなった。
12時に床に入って、どうしても眠れなくて起きたのが1時半。
こんなに眠れないのは久しぶりだ。
走るようになってから、普段は10分以内に大体寝られるのだが。
非常に面白かった。
しかし惜しい。
脚本が弱い。

廿日市定期演奏会本番。
ソリストの外山君は、音楽も、緊張の仕方も若い。
デビューしたてで前途洋洋、いいなあ。

リードだが、V12の4番が意外と使えた。
青箱の3半は、新パッケージになってから1箱から1枚残るかどうかというぐらいなのだが、結局その1枚も本番で使ってみると以前よりも音色が悪い。
丸みがなく、筋の入ったような音がする。
それに対して、V12の4番は音が柔らかく、けっしてうるさい音にならない。
欠点としては、リードによっては厚すぎてピアノの響きが少ないことと、弱音で雑音が入りやすい。
この2点は注意しなければならない。
特にA管では若干薄めのものを選ぶ必要がある。

本番後、高松高校昭和59年卒業生同窓会広島支部会を開催した。
5人が集まり、たまやで午後6時から4時間たっぷりと地元の話題などで盛り上がった。
先日東京マラソンを走ったという女性1名、自転車にはまっているという男性2名、私を含めると3名。
スポーツしたくなる年頃である。
しまなみ海道を自転車で走ったというのがうらやましい。
輪行袋に入れて尾道まで行き、そこから自転車、帰りはフェリーで日帰りできるそうだ。
今度ぜひやってみたい。

たまやが今年限りで店を閉める。
再開発で高層マンションが建つそうだ。
皆さん、美味しい焼肉が安く食べられるのも後僅か。
今のうちに行っておきましょう。

4月26日
廿日市定期リハーサル2日目、明日本番。
ショパンのピアノ協奏曲、ソリストは外山啓介。
まだ芸大大学院在学中という若手だ。
長身でハンサム、日本音楽コンクール優勝という経歴、これからテレビなどでよく見かけるようになるだろう。
指のよくまわること!
特に終楽章は見事。
フォルテの音色や和声のバランスに気をつければもっと上手くなる。
弱音での歌い回しに魅力がある。
未完の大器、これからが楽しみだ。

19時47分出発、10.81km。
坂道ダッシュの効果は絶大だ。
気がつくと4分40秒台で走っている。
ストライドが広く力強い。
適度な傾斜の坂道を全力で駆け上がることでこの効果は得られる。
東京でいつも登っている坂道は傾斜がきつすぎてここまでのスピードは出ないので、得られる効果が違う。
どちらがいいということではないが、こちらの方が速く走るためにはいい。

4月25日
さらっても さらっても さらっても さらっても
まだ仕上がらない
じっと手を見る

27日の廿日市定期リハーサル初日。
曲はモーツァルトの魔笛序曲、ショパンのピアノ協奏曲第1番、ベートーヴェンの交響曲第5番。
指揮は円光寺さん。
遅めのテンポで細部をきっちりとリハーサルした。

厚生年金会館前に新しくできた弁当屋で弁当を買う。
油っぽく、野菜が少なく、量が少ない。
せめて別売りでサラダが欲しい。
きっと普通の人には丁度いい量なのだろうが、私には全く足りない。
食べ終えた直後に猛烈な飢餓感。
帰宅途中、間食に何を食べようかということばかり考えてた。
顎のあたりの脂肪がすーっと消えていくのが分かる。
こういう時は鏡を見ても頬がこけているのが分かる。
サンドイッチでも食べようかと思ってポプラ(コンビニ)に行くと、何と置いてあるサンドイッチの小さいこと!
これじゃいくら食べても足りない。
諦めてそのまま帰宅。
アミノバイタルプロ、バナナ、冷凍庫のフランスパンにブルーベリージャム、プロテイン入り豆乳、グレープフルーツで飢えをしのぐ。
体脂肪率は5.3%。
これぐらい強烈な飢餓感を感じる時は大体これぐらいの体脂肪率になる。
ひょっとして昨日の坂道ダッシュが関係しているのか?

19時22分出発、10.62km。
坂道をゆっくり登るのとダッシュするのとでは筋肉の鍛えられ方が違うと思う。
ゆっくりと登ると、足全体が太くなったような感じがして長距離を走るための持久力がつくような気がする。
ダッシュで登ると、どちらかというと大腰筋が鍛えられ、速く走れるようになる。
今日は坂道ダッシュ25往復。
このトレーニングをすると、自然とストライドが広くなりスピードが速くなる。
でもフルマラソンに本当にこのトレーニングは有効なのだろうか?
逆に前半飛ばしすぎの原因になったり、ストライドが広くなることによって着地の衝撃が大きくなり、後半のペースダウンの原因にならないだろうか。
ちょっと気になる。
ベストは4分30秒。

ためしてガッテン
テーマは胆石。
録画しておいたものなのでちょっと古い。
朝食を食べないと胆石になりやすい。
定期的に胆嚢が収縮し、胆汁を出すことが重要。
テレビを見すぎると胆石になりやすい!
要するに運動不足。
定期的な運動が予防になるという研究結果が報告されている。
胆石になりやすい要因は、女性、肥満、遺伝など。

4月24日
新幹線で広島に移動。
池谷裕二著「進化しすぎた脳」を読む。
高校生への授業を本にしたもので、脳科学の最新報告を分かりやすく解説している。
とはいっても、後半脳の神経細胞の仕組みについての解説になるとさすがに難しく、いろんな疑問が出てくるのだが授業ではないので質問できないのがもどかしい。
結局いくつか分からない箇所があり、考えているうちに眠くなり、熟睡。
1時間以上寝た。
夜8時間寝て、よく昼間1時間以上寝られるなあ。

広島はよく晴れて明るく、しかし涼しい。
空が青く、新緑が眩しい。
これこそ人の住むところだ。
東京は空気が澄むことがあまりない。
4時半の太陽の高いこと!

20時15分出発、10.13km。
時間がなかったので2往復、多分8.4kmぐらい。
それと最後に坂道ダッシュ20往復。
東京のコースよりも高度差が少ないため回数は倍にした。
東京で利用している坂道はあまりにも急坂すぎてスピードが出しにくいが、こちらではほどよい傾斜で思いっきりダッシュできる。
タイムは4分40秒台、50秒台がメイン。

4月23日
ラファウ・プレハッチ ピアノ・リサイタル
お得意のショパン。
24の前奏曲。
ピアニストってすごい。
というか、彼がすごいのか。
よくまあこれだけ簡単そうに弾けること!
ピアノ・ソナタ第3番。
この曲好きなんです。
冒頭からぐぐっと来る。
彼はこれからさらによくなるだろう。
一つ一つの音に、さらにバランスや音色の面での繊細さがあればすばらしい。
男性を感じさせない部分がもう少し増えるといいのではないか。
そこから時折巨大さ、力強さが出てくれば感動が増す。
もちろん今でも十分感動的だ。

「病の起源」
なるほど!
白人というのは単に色が抜けただけではないのだ。
肌の色が濃いと、日差しの弱い地域では紫外線によってビタミンDを作ることができず、骨がもろくなってしまう。
だから肌の色を白くする必要があったのだ。
黒人など肌の色の濃い人がヨーロッパに住むと、骨がもろくなる危険がある。
これは知らなかった。

18時51分出発、10.98km。
足の筋肉が疲れている。
疲れているからゆっくり走ろうと思うのだが、なぜかスピードが速い。
最近坂道で駆け上がるスピードが上がっている。
足が疲れているのも、その割りにスピードが速いのもきっとそのせいだ。
急坂で重心を前にして足にしっかりと体重を乗せ、腕をしっかりと振り、腰を回転させて、勢いよく駆け上がる。
その効果は絶大だ。
今日はさらにスピードを上げた。
きついが、その分の効果を期待したい。
ベストは4分41秒が2つ。

購入者の声
<B♭クラリネット用とバスクラリネット用、いずれもピンクゴールドをご購入の方より>
日曜日の合奏、そして昨日はパート練習の日だったのですが、通してよい吹き心地でした!
昨日RONDINOのキャップも購入しました。
またわからないことがあれば連絡させていただきますのでこれからもよろしくお願いします。
ありがとうございました。

4月22日
「間寛平58歳、サハラマラソン245kmに挑戦」
何とも壮大な景色だ。
ハイビジョンの映像が美しい。
しかし本人はそれどころではないだろう。
最高気温50度、足がめり込む砂また砂、登山よりもきつい峠越え、これで245km走るというのは無茶だ。
私はやりませんよ。
そんなお金もないし。
きっと総額で2〜300万円かかるのではないか。
最高齢は日本人女性の71歳。
ちゃんと毎制限時間内にゴールしているのだからすごい。

19時7分出発、10.91km。
やや疲労感があるが、大したことはない。
坂道で腰の回転と腕振りを意識してみた。
ベストは4分43秒。

4月21日
失敗した。
先日イトーヨーカドーでやたらと巨大なリンゴ(フジ)が4個で何と399円。
傷物なので安いのだろうと思い購入。
しかし、傷はいいのだが、酸味がない。
重要なのは酸味なのだ。
どうも体にいい感じがしない。
これからしばらく、こういう気の抜けたようなリンゴが多くなる。
他の果物にすべきか、それともきちんと酸味のあるリンゴを探すべきか、悩ましい。

アクタスでマウスピース選定。
B40、B40ライヤー、M30トラディショナル、5RVライヤー、合計百数十本を吹いた。
今回は割りとB40が吹きやすかった。
時期によってはうんともすんとも言わないことがある。
B40ライヤーは音色がうるさくなりやすいので、そういうものを除外する。
5RVライヤーはうるさいものばかりのことがあるが、今回は音色のいいものがあった。
結局私の個人的意見としては、M30トラディショナルが最も楽に、効率よく、太く柔らかく響きのある音を出すことができると思う。

19時1分出発、10.75km。
何と4日間走っていない。
4日前は自転車に乗った。
昨日一昨日は朝から晩まで忙しく、朝の筋トレもできなかった。
筋肉が落ちた感じがするが、疲労は完全に取れた。
楽に走っているのに4分台が並ぶ。
そうか、普段は疲れているのだ。
ベストは4分38秒。

昨日一昨日はやたらと食べた。
特に昼食は二日連続大戸屋で大盛りご飯。
元々の定食が1100kcal、ご飯を大盛りにすると1500kcal近くになる。
1日4食、そのうち昼と夜はこれぐらい食べるので、1日の摂取カロリーは4000kcalを超えているだろう。
今日体重計に乗ると、体重も体脂肪も変化なし。
走ることもかなりのカロリーを消費するが、それによってついた筋肉による基礎代謝は相当大きい。

購入者の声
<B♭クラリネット用とバスクラリネット用、いずれもピンクゴールドをご購入の方より>
オプティマムに比べて、少し吹くのに抵抗感があり、私には大変吹きやすいので助かりました!!(オプティマムはなんかスカスカする感じがしたので困っていました)
今日は一日練習なのでまたいろんなリードで試してみたいと思います。
本当にありがとうございました!!

4月20日
トスカを何度か見ていると、だんだんイタリア語が聞き取れるようになってくる。
フランス語と似ているので頭に入りやすい。
逆にドイツ語はさっぱり頭に入らない。
マーラー、ベルクなどの楽譜のドイツ語を調べていて、以前何度も調べたはずの単語の意味が分からないと悲しくなる。
ロシア語に至っては、アルファベットを覚えようとしただけで頭が拒否する。
拷問を受けて血まみれになったカヴァラドッシが、ナポレオン軍に負けたというのを聞き、Vittoria!と叫ぶところが感動的だ。
悪代官の暗黒政治に対する民衆の叫びが聞こえる。
もう一つ。
カヴァラドッシが銃殺された時、まんまとスカルピアに騙されて空砲だと思い込んでいるトスカの、artistoという台詞。
実際にはその時点で死んでいるのに、うまく演技したとカヴァラドッシを褒めているトスカの哀れさにジーンと来る。

4月19日
マチウケオーケストラ
これはすごい!
指揮者は白髪で頭が大きいので小沢さんだろうか。
4拍子を振っていて、左手で指示を出している。
指示を出された楽器など少人数しか一度に演奏しない。
一度トゥッティで演奏するのを見てみたいものだ。
何と起動するたびに人が変わる!
ホルンの2人が禿げているなと思って、次に見たら、片方は白髪、片方は長髪だったりする。
弦楽器が少なすぎるよとか、ティンパニーさん、叩いたら上に上げないと音が出ないよとか、トロンボーンが2人って変だよとか、いろんな突っ込みを入れたくなる。
携帯で検索すると三文堂のページから52円で購入することができる。

新パッケージの青箱3半は、本番用にと思っていたものが駄目になった。
乾燥していて鳴りがいいというよりは、うるさくてすぐに駄目になる。
V12の4番を1箱今回試しに育ててみた。
1箱で4枚の本番用リードができたから、当りは多い。
若い時期から体力があり、長い時間吹ける。
音が大きく、存在感がある。
しかし、柔軟性で青箱に劣る。
M30トラディショナルにはやや厚く、若干雑音がする。
以前のパッケージの青箱3半が結局いちばんいい。

4月18日
プロコフィエフ作曲 シンデレラ
モンテカルロ・バレエ団
あまりこういう現代的な舞台や振り付けに興味はないのだが、何しろ曲がいい。
プロコフィエフの音楽には魅力がある。
前衛的な振り付けだが、確かに言われてみればそういう曲だ。
古典的な振り付けよりも感情をより直接的に表現していて、思わず引き込まれる。

4月17日
ヴェルディ作曲 歌劇「リゴレット」 BS2
シャイー指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
パヴァロッティ追悼記念で放送されたもの。
明るいメロディだが、とてつもない悲劇である。
パヴァロッティとグルベローヴァが若い。
2人とも見事な歌唱だ。

自転車、11時16分出発、33.59km。
郵便局やスーパーには毎日乗って行っているが、自転車で遠出するのは久しぶりだ。
荒川まで行ってきた。
黒目川のこじんまりとした中にも豊かな新緑と花々の咲き乱れる様子は見ていて心が和む。
今が一年で最もいい季節だろう。
荒川の広大な風景もすばらしい。
これで黒目川が荒川に至るまで全て整備されれば言うことはないのだが。
途中から道がなくなったり砂利道だったりで一般道を通るしかない。
それほど交通量が多いわけではないが、若干の排気ガスと危険がある。

演奏前に運動すると、若干眠くなる。
私が夕方走るのはそのためだ。
今日もリゲティで、音を読んでいるようで読んでいない時があった。

学校の裏サイトが問題になっているが、これは匿名だから問題なのだ。
意見は名乗ってから述べる。
これは当然のことだ。
名乗らずに好き勝手に書いている人間は、そういう自分が恥ずかしくないのだろうか。
恥を知らない輩は全て調べて名前を公表すればよい。

4月16日
神奈川県の「公共的施設における禁煙条例」は、飲食店など不特定多数の人が利用するする施設に適用され、従わない場合は罰則を科す。
現在は素案で、今年度中の制定を目指す。
健康増進法が受動喫煙の防止を謳っているにも関わらずほとんどの飲食店がそれに従っていないのは、罰則がないからである。
モラルのない連中には厳しい罰則規定を設けるしかない。
これは地方自治体が独自にやることではなく、国がやるべきことである。

気分転換に駅の向こう側にあるイトーヨーカドーに行く。
歩けば遠いが、自転車なら普段行く近所のスーパーからプラス4分、往復でもプラス8分。
毎日走っている黒目川左岸は木屑を固めた足に優しいウォーキング・ジョギングコースだが、右岸はサイクリングコースになっている。
ここを通って行けるので、安全で快適だ。
新緑や花々が美しい。
いい季節だ。
余裕があれば荒川河口終点まで往復100kmのサイクリングをやりたいのだが、宮崎が終わらないと無理だ。

18時56分出発、10.98km。
風はやや強いが、曇っているので生暖かい。
今日は走っている時感じたスピードよりも結果としてのスピードが遅い。
後半は4分50秒台で走っていたつもりだったのだが、結果は5分0秒だったりする。
最後の坂道10往復はすっかり習慣として定着した。
この負荷を含めた疲労によって遅いのなら悪いことではない。
疲労をきちんと取ればレースでの結果は間違いなくよくなるはずだ。
ベストは4分35秒。
最近坂道で腰をやや前に出し、体重をしっかりと足に乗せて力強く地面を蹴り、以前より速く上れるようになった。
トレーニング効果は増すが、きつさも増す。

4月15日
リゲティ。
第4楽章冒頭は楽勝。
ここがこんなに簡単に思えるようになるとは想像できなかった。
今は精神的に安定している。
他の箇所もほぼ見通しがついている。
唯一第4楽章その次の部分が吹けない。
高音域、四分音符=80で32分音符、スタッカート、無秩序な音の羅列、跳躍は無茶だ。
シンセサイザーで打ち込んでやって欲しい。
やれるだけのことはやる。

18時38分出発、10.91km。
昼間暑かったにしては気温が低い。
昨日一昨日の疲労で速く走れない。
まあこの疲労は悪いことではない。
トレーニングが積めているということだ。
ゆっくり走る。

4月14日
NHKスペシャル 病の起源
今回のテーマは睡眠時無呼吸症。
睡眠時無呼吸症があるのは人間とブルドッグだけ。
ブルドッグは人間によって顎を引っ込められたことが原因。
人間は石器により柔らかいものが食べられるようになり、顎が徐々に退化し、それによってこの病が引き起こされている。
ただ、顎が退化したおかげで丸い舌を持ち喋ることができるようになったために現在の繁栄がある。
睡眠時無呼吸症の原因は肥満と小さな顎。
最近この病気にかかる子供が増えているそうだ。
以前よりもさらに柔らかいものを食べるようになったため、顎の退化が進んでいるのだ。
放置すれば、心筋梗塞や脳卒中などで命を落とす危険性が劇的に高まる。
生活習慣自体の見直しが迫られている。

101歳のお爺さんがロンドンマラソンを完走。
というか完歩。
10時間以上かけて歩くぐらいなら、生きていて元気なら何とかなる。
この爺さん、性質が悪い。
悪態はつくし、途中で何度もパブに寄ってビール!
レース中にビールなんてあり得ない!
本来は自殺行為だが、このお爺さんは歩いているだけなので大して悪影響はなかったようだ。
そして煙草。
7人に1人の割合で、煙草を吸っても寿命に関係のない人がいるのだが、運がよかったようだ。
都合よく解釈して後で後悔しても遅い。
某オーケストラのヘビースモーカーも定年退職直後に肺癌で亡くなった。
病気になって苦しんで死ぬのは勝手だが、周りに迷惑はかけないで欲しい。

18時42分出発、10.89km。
出発前に局地的な雨が降り、寒いような湿気で暖かいような天気。
昨日夜まで用事があり走れなかった。
そのためスピードは出るのだが、その分着地の衝撃が大きくやや気になる。
今朝はあまりに疲れていて筋トレをお休みしたが、怪我の予防のためにぜひやった方がいい。
4分40秒台3つ、50秒台3つ、ベストは4分43秒。

4月13日
とある駅前にある鄙びた寿司屋。
あの寿司屋はなぜあれほど美味かったのか。
最低なのはご飯が機械からぽこぽこと生まれてくる回転寿司チェーン店。
寿司というのはネタとシャリが一体となっていなければならない。
あの店はただシャリの上にネタを乗せているだけだ。
食べていて気分が悪くなる。
東久留米駅近くにも最近寿司屋ができた。
ネタもいいし、一体感もあるし、悪くないのだが、どうも通う気にならない。
上記の店とどこが違うのか。
上記の店は全体に何かしっとりとした感じがある。
シャリの味付けがいい。
玉子も美味かった。
これだけ書いても何か書ききれていない。
あの店の魅力は何だろう。

4月12日
同級生のM君は去年交通事故に遭ったそうだ。
助手席に乗ってシートベルトを締めていた。
料金所で支払っているところに後ろから時速60kmで車がぶつかってきた。
不運としか言いようがない。
数十秒間意識を失い、気がついたら顔が血まみれ。
救急車で搬送された。
翌日、翌々日に後遺症が出てきたそうだ。
今も病院で検査しているとのこと。

21時53分出発、10.8km。
風もなく、夜になっても気温が下がらず、気持ち悪いほど生暖かい夜である。
昨日飛ばした疲れで遅いかと思ったらそうでもない。
足が勝手に前に行く。
上半身、特に頭は夜まで用事がありかなり疲れている。
足君、君はいいよなあ、ずっと座っていたんだから。
我々上半身は疲れているんだよ。
そんなに飛ばさなくてもいいだろう。
4分30秒台2つ、40秒台1つ、50秒台2つ、ベストは4分30秒。

4月11日
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news003773.html
自分で作っておいて補助金全額カットとは何と無責任な。
大阪センチュリー交響楽団の運営が継続すべき事業であるということはすでに確認済みだったはず。
知事一人でそれがひっくり返るというのは、日本は独裁制だったのか?
議会は何のためにあるのか?

アクタスでマウスピース選定。
新パッケージになってからリードが薄い。
今日はV12の4番を1箱買って試してみたが、やっぱり厚い。
弱った。
開きの大きいいいマウスピースが見つかったので、これで何とかしたい。
リードもグリスもマウスピースも全て値上げ。
ユーロは高すぎる。

19時13分出発、10.91km。
序盤は足が重いが、3km過ぎから徐々に加速。
4km以降は全て4分台で、4分30秒台2つ、40秒台1つ、50秒台2つ。
ベストは4分37秒。
2日休んで1日走り、また1日休み。
調子がいいのはほどよい休養のおかげ。
レースにはこういう調整をすればよい。
ただ、明日から用事で2日間走れないなど、これから走れない日が多いのが不安材料だ。

4月10日
トスカGL66mmのたるが1本入手できた。
たくさんの人が何ヶ月もたるやベルを待っているのに、1本しか入らなくて申し訳ない。

4月9日
午前中ルヴェルの合わせ。
いよいよ明日本番。

リゲティ。
第4楽章冒頭は大分完成してきて、簡単にインテンポで吹けてしまいつまらない。
しかしその次のフレーズは、四分音符=80に8個の無秩序な音の羅列、しかも高いソまで使った高音域、スタッカート、ピアニシモ。
無茶なことを。
CDでもちゃんとは演奏していない。
部分的にしか音は聴こえない。
第2楽章後半の四分音符=90、6連符、高音域、スタッカート、フォルティッシモはインテンポで吹けるようになってきたが、吹き終えて笑ってしまう。
よくこんなことを書いたなあ。
この部分に関しては、死ぬほど大変だが、演奏効果はある。
本来なら明日ルヴェルの本番なので今日は控えめにすべきだが、そういう余裕はない。
今日も限界まで練習する。
限界を超えると指が動かなくなり、練習効率が極度に悪くなるのでそこで止めなければならない。

18時25分出発、11.06km。
2日間走らなかったので調子がいいかと思ったら、足の筋肉は単にしょんぼりしているだけ。
がっかりするが、仕方ない。
体の欲求以上速くは走らない。
後半ようやく調子が出てきて4分台が並ぶ。
終盤強い加速欲求があり、1kmダッシュ4分3秒。
ようやく元気がよくなってきた。
走り終えてもあまり疲労感がない。

4月8日
リゲティ第4楽章冒頭が初めてインテンポで完璧に吹けた!
万歳!
長かった。
パート譜をもらって40日。
もう駄目かと思った。
本番まで残り20日ちょっと。
四分音符=70、75、80(これが指定のテンポ)の3種類のテンポで何度やっても完璧に演奏できるよう仕上げよう。
実際にはCDは73ぐらいでやっているし、それぐらいのテンポになる可能性も高い。
それに多少おかしくなってもお客さんには分かりようがない。
そういう意味では安心だ。

ヴァンドレンのリードが新パッケージになってから当りが少ない。
なぜかと思っていたら、薄いのだ。
1枚ずつビニールに入って乾燥した状態だからそうなるのだろうか。
リードを厚くすればいいかも知れない。
今度V12の4番を試してみよう。
しかしこの1枚ずつというのは何とかならないか。
面倒で仕方ない。
10枚1パックでいい。
もっと言うと、この包装は必要ない。
メリットが何も感じられない。
むしろリードがどんどん薄くなり駄目になる。

4月7日
ベルクの室内交響曲を聴くのが快感になってきた。
これは名曲だ。
特に終楽章冒頭、ズーカーマン(Vn)とバレンボイム(Pf)の二重奏は凄い。

雨で走れない。
時間が余ったので、ブルーレイディスクレコーダーのハードディスクに溜まった音楽番組を整理。
シノーポリ指揮ドレスデン国立歌劇場管弦楽団やインバル指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏をブルーレイディスクに移す。

4月6日
今度10日にルヴェルのファンタジーを演奏する。
今日は久しぶりに古いカセットテープを取り出して再生してみた。
1991年だから、留学から帰ってきた翌年。
確か2月ぐらいだったと思う。
今から何と17年も前だ。
当時は最高級機種だったウォークマン・プロフェッショナルを十数年ぶりに動かしてみたら、何と十数年間も電池を入れたままだったのにきちんと動いた!
すごい!
さすがにテープだけあってシャーという雑音が非常に多い。
若いのでテンポが速い。
速ければいいというものでもないのだが、勢いはある。
それに留学から帰ってきたばかりで、アリニョン先生の教えが鮮明に残っている中で、そして留学中相当さらいこんだ曲の演奏であり、今度の演奏がこれ以上になるとは言い切れない。
特に今はリゲティに手一杯でルヴェルどころではない状態である。
そうか、ここはこんなにピアノでこんな音色だったのか、など参考になる箇所もいくつかあった。

20時1分出発、10.83km。
昨日ようやくナイキのカタナ・ケージを履き潰した。
今日は久しぶりにアシックスのターサーRSアリビオで走る。
感動的なまでに素晴らしいシューズである。
軽くて足がどんどん前に行く。
しかしクッション性は非常に高い。
昨日よりも1km平均9秒速い。

4月5日
今日はカラヤン100歳の誕生日。
NHK−BSハイビジョンでは何と10時間もの特別番組が放送された。
そのうち午前中に放送されたものだけを見る。
最初はシューマンの交響曲第4番のリハーサル風景。
オーケストラはウィーン交響楽団。
何とも細かくうるさいこと。
しかし言っていることは確かに音楽的だし納得できる。
なぜ彼がああいう風に指揮していたのか、その理由が分かる。
次に生誕100年記念のドキュメンタリー。
若い頃から独裁的だったとは知らなかった。
コンサートマスターを首にした時には、トラブルになって自分も解雇されてしまう。
バーンスタインとの対比が面白い。
典型的ドイツ人(実際にはオーストリア人だが)と典型的アメリカ人の比較のようだ。
高校、大学時代はカラヤンがとても嫌いだった。
どうも音楽が作為的に感じられたのだ。
今でもその印象は変わらないが、その時よりは許せる。
特に若い頃の演奏は華やいでいて才能に溢れている。

リゲティ。
毎日難しい箇所を全て練習しようという意図は正しかったが、時間をきっちりと区切ったこと、それとその時間が短すぎたことが問題だった。
今日は2時間10分をリゲティに充てた。
おかげでゆっくりと納得できるまで練習することができた。
着実に進歩していることが分かり、精神的に落ち着いている。
昨日はかなりいらいらしてしまった。
残念だがしばらくの間リゲティに2時間の練習時間が必要だ。

20時2分出発、10.7km。
足の筋肉が張っている。
疲労で速く走る気にならないが、着実にトレーニングを積んで筋肉が太くしっかりとしていることが分かる。
特に最近こちらでも取り入れた坂道トレーニングの効果が大きい。
思う存分ゆっくり走る。
終盤加速欲求があり、ベストは4分31秒。
坂道10往復。

4月4日
ストラヴィンスキーの兵士の物語、去年はかなり勉強した。
ところが今年は、お正月にさらいこんだということもありもうほとんど完成していてそれほど練習する必要がない。
難しいリズムも全て体に入っている。
経験は重要だ。
ベルクの室内交響曲、ヒンデミットの室内音楽第1番もお正月にさらいこんだおかげでかなり完成に近い状態。
問題はリゲティだ。
他の曲が思ったよりもできているので、明日からリゲティの時間を長くする。
後半1時間半はリゲティの難しい箇所の練習をしよう。
15分、10分と時間を区切ってやってみたが、その時間の最後になってもできていないと非常にいらいらする。
これでは健康に悪い。
もう少し時間に余裕を持とう。
やれるだけのことはやる。
結果については受け入れなさい。
できなくてもいらいらしない。
できない時、指が速く動きすぎて頭がついていっていないことがある。
できない時はゆっくり吹く。
第2楽章後半と第4楽章後半は見えてきた。
問題は第4楽章前半だ。
特に冒頭はさらっているうちに指が疲れて吹けなくなる。
非常にやっかいだ。
ゆっくり、冷静に、いらいらせず練習しよう。

18時55分出発、10.80km。
今日は思う存分ゆっくりと走った。
ところが結果を見ると、昨日よりずっと速い!
ゆっくり走った方が結果として速く走れる。
これは体の力が抜け、無駄な力がかからないため効率のいい走りになるためだろう。
後半はかなりゆっくりと走っているつもりだったが4分50秒台が3つ。
その後加速欲求が出てきたため1kmダッシュ、4分14秒。
それでいて昨日よりも疲れ方がずっと少ない。
坂道10往復。
この急な坂道は肉体的にはかなりきついのだが、その単調さが脳をリラックスさせる。
今日は練習でかなりいらいらして疲れたのだが、その疲れがすーっと取れていくのが分かった。
走り終えると気分すっきり!
後は夜あまり勉強しないことだ。
夜勉強しすぎると、脳の疲れが取れないまま翌朝になり体に悪い。

4月3日
ロベルト・アラーニャは、2006年ミラノ・スカラ座でのアイーダで最初のアリアを歌った後ブーイングがあったのに怒り引っ込んでしまった。
急遽代役が普段着で続きを歌ったそうだ。
なかなか激しい人である。
世界中から引く手数多の彼だからこそこれぐらいのことができるのだ。
そうでなければ二度と仕事はないだろう。
ブーイングは文化ではなく、ただの野蛮行為だと思う。
パリに留学中そう思った。
ブーイングをするのは遠くの安い席に座っている若い連中が多い。
フランスでは、パリではオペラで時々聞いたが、それ以外では聞いたことがない。
パリでもブーイングを苦々しく思っている人は多い。
私は演奏が気に入らなければ拍手しなければいいし、演奏が終わったらすぐに帰ればいいと思っていた。
ある時マーラーの交響曲第5番があまりにもひどく、演奏終了後すぐに席を立ったのだが、通路に出るまでの間に座っていた数人の老人は道を開けようとしなかった。
彼らにとってはすぐに帰るということも失礼な行為だったのだ。
一度だけ、これはブーイングも仕方ないなと思ったことがある。
マイスタージンガーでルチア・ポップが歌っていた。
この演出がひどかった。
最初から最後まで葬式。
オーケストラも歌手も演奏はすばらしいのに、ものすごいブーイング。
そこに「シレンツィオ!(静かに!)」という合唱が入って、爆笑、嘲笑、ブーイングが混じり物凄い騒ぎであった。
フランス中部のヴィシーという町で、留学前2ヶ月間語学研修を受けていた。
ここのオーケストラがもうどうしようもないぐらいひどい。
それでもお客さんは非常に暖かく盛大な拍手。
地元のオーケストラを育てようという気持ちが伝わって、これこそが文化だと思った。
東京はオーケストラがたくさんあり、自分達がこのオーケストラを育てるのだという気持ちは生まれにくい。
そのオーケストラが気に入らなければ他のオーケストラを聴けばいいのだ。
広島の聴衆には、自分達がこのオーケストラを育てるのだという気持ちが確かにある。
拍手に乗ってそういう気持ちが伝わってくる。

指が疲れて動かない。
特に右手薬指あたりがおかしい。
さらわないと間に合わない。
しかしさらうと指が疲れて動かない。
弱った。

18時37分出発、10.84km。
今日はとにかくゆっくり走って疲れを取ろうと思って出発。
しばらくして後ろから足音が近づいてきた。
先に行ってもらうように端に寄りスピードを落とす。
ところが私の後ろでペースを落として追い抜こうとしない。
後ろに付かれると気分が悪い。
仕方がないので加速するとついて来る。
最低だこの人。
後ろにつかれると鬱陶しいと言っているのだ。
さらに加速して振り切る。
この時の瞬間最高速度は3分25秒。
最高心拍数は180bpm。
よく頑張りました。
この区間が今日のベストで1km4分0秒。
邪魔者がいなくなったので、その後はゆっくり走る。
1km5分20秒ぐらい。
坂道10往復。

4月2日
午前中はCDを聴いたりスコアリーディングしたり。
昼前に郵便局とスーパーに行き、帰って昼食。
午後さらに譜読みをし、それから練習。
午後6時半過ぎから走り、午後8時過ぎに夕食。
夕食後は再び譜読み。
最近ずっとこんな生活である。

練習は3時間。
3時間以上やってみたが、高音域の猛烈に速いパッセージを練習すると、下唇と下の歯に負担がかかりすぎるため翌日練習できなくなってしまう。
このパッセージはさらにリードも駄目にしてしまう。
腕から背中にかけても疲労が限界で、これ以上練習すると指が動かなくなってしまう。
最近はずっとそんなぎりぎりの状態にある。
3時間のうち、最後の1時間をリゲティの超絶技巧の練習に充てることにした。
第2楽章後半部分を15分、第4楽章後半部分を15分、第4楽章1ページ目上部を15分、中部を5分、下部を10分。
時間を決めないと延々とやってしまう。
リゲティのために他の曲が仕上がらないということは避けたい。
それと、時間を決めることで、毎日練習することができる。
この超絶技巧を克服するためには記憶が重要だ。
この無秩序で高速な音列を演奏するためには、完全に記憶してしまう必要がある。
そのためには毎日やることが効果的だ。
幸いにも徐々に演奏できるようになってきている。
今日はようやく第4楽章冒頭が何とかごまかしながらも続けてインテンポで演奏できるようになった。
昨日まではインテンポではごまかすことすらできなかった。
やれるだけのことはやる。
これでできなければ仕方ない。
しかし恐らく何とかなりそうだ。

18時33分出発、11.06km。
意外と風が強く埃っぽい。
昨日今日と右足が痛くなるのが嫌なので最初から速く走ったが、どうも気分がよくない。
体の欲求よりも速く走るというのはあまり心地よくない。
しかも速く走っているつもりで大して速くないので余計に気分が悪い。
さらに体が温まってさあこれからという時すでに疲れているというのが最悪だ。
明日からはゆっくり走る。
ゆっくり走ると痛くなるということがおかしい。
何とかゆっくり走っても大丈夫なフォームに直したい。
どうすればいいかについては昨日の時点でかなりの部分が分かった。
坂道10往復。

4月1日
今日は一日中猛烈な風が吹き荒れた。
昼頃自転車で出かけたが、土ぼこりが大量に舞い、一度強風にハンドルを取られた。

トスカ映画版
第2幕。
さすが映画版。
迫真の演技とカメラワークについ引き込まれてしまう。
トスカが絶望のどん底からスカルピアを刺し、「死ね!」と叫ぶあたりの迫力は強烈だ。

プッチーニ セビリアの理髪師
メトロポリタンオペラ
第2幕。
何故ここまで対照的なオペラを同じ日に見るかなあ。
これほど笑えるお笑い番組は日本にはほとんどないだろう。
大体の場合質が悪くて気分が悪くなりすぐにチャンネルを変えることになる。
演出も歌手も見事だ。
特にバルトロにはお腹が痛い。

18時39分出発、10.92km。
ゆっくり走ると右足が痛くなるので、速く走る。
といっても序盤は頑張っている割にスピードが出ずがっかりするが、それでも足が痛くならないのはいい。
とにかくしっかりと足を前に出すということが重要だ。
今日気をつけたここと。
1.右足をしっかりと前に出す。
2.左足は体の中心線の近くに着地している。それに対して右足は中心線からやや離れたところに着地している。
右足をやや中心線の近くに着地するよう意識した。
3.私は軸足が左足で、立っている時、気がつくと左足に体重をかけていることが多い。
筋肉量も、以前よりは改善されたが左足の方が若干多い。
右足に呼吸を合わせ、右足が軸足になるように意識した。
4.右足で地面をしっかりと蹴る。
中盤以降はスピードが出てきた。
ベストは4分40秒。
坂道10往復。