2008年7月分

7月31日
今日で7月も終わり。
明日から8月。

ようやくレコーディングが終わった。
何度も何度も、常に本番の状態で演奏しなければならないというのは相当大変だ。
しかしどのテイクを使ってもらってもいいと言えるだけの演奏ができたと思う。

18時45分出発、6.28km。
今日も呉娑々宇山水谷峡登山口往復。
右足裏が際どい。
足も全体的に張っている。
下り坂を使ったトレーニングは、フルマラソン終盤、蓄積した衝撃による疲労に耐えるだけの筋肉をつけるのに非常に有効だが、下手をすると故障してしまう。
能力アップと故障の間の際どいところを綱渡りしているような感じだ。
毎日やるトレーニングじゃないよなあと思う。
しかしどうしてもここを走りたい。
ここの景色は本当にすばらしい。
山の向こうに沈んだ太陽から光の線が何本も放射線状に延び、雲が鮮やかに色付いていた。

7月30日
「旅行記・写真館」のいちばん下に「槍ヶ岳の草花」というページを作成しているのですが、残念ながら名前の分からない草花がたくさんあります。
「この花の名前なら知っている。」もしくは「この花の名前は違うよ。」、「山の花の名前はこうやって調べるといいよ。」などありましたらご連絡いただけると大変助かります。
よろしくお願いします。

録音2日目。
今日はシェエラザードの第1,2楽章。
定期演奏会でやった曲なので、昨日よりはアンサンブルとしてはやりやすいが、ソロが多くて大変。
何度も同じテンション、同じ集中力で演奏するのは難しいが、何とかやり遂げた。
どのテイクを使ってもらってもいい。
明日で最後だ。
頑張ろう。

雷雨で停電があったようだ。
雨が降った方が涼しくていい。
家に帰ると、エアコンの表示が消えていたりした。
お願い!
このまま晴れないで!

18時54分出発、6.3km。
今日も呉娑々宇山水谷峡登山口往復。
右足裏に槍ヶ岳のダメージがやや残っている。
平地を走るべきだとは思うのだが、このコースの桃源郷のような魅力には抗し切れず、つい行ってしまった。
何度走ってもすばらしいコースだ。
気をつけるべきは下り。
ゆっくり歩幅を狭くして走るように意識し、できるだけ着地の衝撃を和らげるように注意した。
完全に痛めると、1〜2週間走れなくなる。
そうならないように、事前に気をつけないと。

登山には完全にはまった。
今はマラソンよりも夢中だ。
という訳で、4月、もしくは5月から10月までは登山に集中します。
フルマラソンは、これまでよりも1回減らして冬と春の2回走ることにします。

7月29日
やっと槍ヶ岳のページができました!
ただし前半です。
よろしければご覧になってください。
トップページより「旅行記・写真館」のいちばん下にあります。

下山のページもできました!

レコーディング初日。
今日はハチャトゥリアンのスパルタカスより「フリーギアのアダージョ」とラフマニノフのヴォカリーズの2曲。
明日あさってはシェエラザード。
本番で使えるレベルのリードを何枚も揃え、本番と同じテンションと集中力を維持して何度も何度もソロを吹くのは非常に大変で、途中で意識が朦朧としてきた。
途中、いくら頭で理解しようとしても体が拒否反応を示してどうしても体に入らない箇所があり苦労した。
できあがったものを聴いていないので何とも言えないが、魂のうねりのような感動的な演奏になったと思う。

購入者の声
<B♭クラリネット用とエスクラ用いずれもピンクゴールドをご購入の方より>
高尾様のリガチャーはB♭クラ・E♭クラでも使用させていただきましたが、とても使いやすく、低音から高音までとても響きがよく吹きやすかったので、他社のもいろいろ使ってみましたが、やっぱりこちらのリガチャーに戻ってまいりました。
来月コンクールがあるので新しいリガチャーではりきって練習します。

<アルトクラリネット用ピンクゴールド2mmオーダーメイドをご購入の方より>
今までクランポンの純正を使用していましたが、やはりTシリーズの方が息も入りやすく、吹きやすいです。
リードも抵抗が強くて使える枚数が少なかったのですが、これで使えるリードが増えました。
ありがとうございました。

<トスカGLのたるをご購入の方より>
GLのたるですが、昨日届き試奏しました。
まず、驚異的な楽器の変化に驚きました。
どこまでも鳴る感じで、さらに安定感もあり、反応も異常に早かったです。
今はRCプレステージュを吹いているのですが、トスカGLの吹奏感に限りなく近くなった 様な気がします。
一度吹いてしまうと、もう前のたるには戻れなくなるほどの変化に今も驚いています。
今後とも何かあれば宜しくお願いします。
素晴らしいたるをありがとうございました。

7月28日
槍ヶ岳。
3度の審査で1000枚をようやく500枚にしたが、それでも多すぎる。
2GB以上ある。
その中からホームページに掲載するものを4次審査で選び、さらに5次審査で重複するものなどを削除したが、それでも80枚。
多すぎる。
今回は花の写真が多いのが特徴だ。
槍ヶ岳がここまで高山植物の宝庫だとは知らなかった。

18時40分出発、6.23km。
呉娑々宇山水谷峡登山口往復。
槍ヶ岳から3日休んだが、大分疲労が取れてきたので走ってみた。
わざわざ遠くの山に行かなくても、それに匹敵するぐらいの魅力がこのコースにはある。
適度に雲があり、夕焼けが美しかった。
足は上りは大丈夫だが、下りでやや槍ヶ岳のダメージが復活する。

7月27日
モーツァルト作曲 レクイエム NHKハイビジョン
アーノンクール指揮 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
アルノルト・シェーンベルク合唱団
感動した。
アーノンクールがすごい。
フォルテのはずが、すっと力が抜け、透明な響きが残る。
特に曲の終わりがゾクゾクする。
言葉を重視した細かい区切りなどいくつものアイデアに衝撃を受けた。
合唱の透明な声が美しい。
ソロではソプラノのユリア・クライターの力みのない純粋な声が特に印象に残った。
オーケストラは古楽器集団。
特にバセットホルンは、上管と下管が45度ほど折れ曲がった変わった形。
ポーっとした音で、指でヴィブラートをかけていた。
金管は細い管でフォルテで鋭い音が出る。
特に冒頭ピアノからのsubito forteが劇的だ。
斬新でありながらこれこぞがこの曲の解釈だと思わせる。
これほどの名演は、そう滅多にあるものではない。

7月26日
長い一日だった。
夏休みさわやかコンサート本番。
10時半からゲネプロで、1時からと4時半からの2回本番。
終わったのが6時半。
終了後、たまやで楽しく打ち上げ。

足は筋肉痛。
それと時差ぼけ。
山時間になってしまっているので、夜になると猛烈に眠い。
槍ヶ岳のページが完成するのにはまだしばらくかかりそう。

7月25日
明日の夏休みさわやかコンサートリハーサル。
ムソルグスキーの「禿山の一夜」は、有名な曲なのになぜか広響でやった記憶がない。
なぜ?

足は筋肉痛。
猛烈に眠いのに、リガチャーの発送など溜まった仕事で猛烈に忙しい。

7月24日
とても眠いので、思いついたことを少しだけ。

上高地2時のバスで広島の自宅が夜10時!
遠い!

両足の小指が痛い。
若干内出血。
普段は問題ないシューズなのだが。

槍ヶ岳山荘は、歯磨き粉、石鹸禁止は分かるが、洗顔禁止は厳しい。
下界に降りて、水が普通に出ることに喜びを感じる。

槍ヶ岳のページは多分28日頃完成すると思います。

7月21日
明日から3日間不在のため日記はお休みします。
24日の夜は少し書けるかも知れません。
メールの返事もできませんが、どうぞご了承ください。

明日から槍ヶ岳に行きます。
朝5時15分頃家を出て、上高地に着くのが13時10分の予定。
遠い!
東京からの方が大分近い。

呉定期演奏会本番。
赤坂さんのクラリネットをゲネプロ、本番と聴く。
硬質でキラキラとした音色。
求めている音色や音楽が全く違うが、赤坂さんの個性を楽しく聴かせていただいた。
パリ留学中、家が近くてよく遊んでもらったことを思い出す。
あれから20年以上経つのに見た目がほとんど変わっていないのがすごい。

後半はチャイコフスキーの交響曲第5番。
直前にリードを選んだら、どれも薄い!
高気圧のせいか?
それとも老化か?
これはまずい。
急遽本来中庸の厚さのリード用ではなく薄いリード用マウスピースで演奏することにしたのだが、そうすると今度はきつい!
このきつい曲でこんなきつい仕掛けで最後まで持つのか?
何とか持たすしかない。
覚悟を決めた。
きつい代わりに音の太さと存在感は十分。
くたくたになったが、終わってから多くの人に好評をいただいた。
やはり楽していい評価は得られない。

先日の定期演奏会では、序曲のソロをきれいにまとめたら不評で、それではとシェエラザードのソロを思いっきり吹いた。
もう少し冷静に、確実に、音色を保って吹いた方がよかったかな、ちょっと荒かったかなと反省していたら、意外にこれが好評であった。
なるほど、みんなは音楽を聴いているのだ。
表現しきるということの重要性を再確認した。

7月20日
リハーサル2日目、明日本番。
チャイコフスキーの交響曲第5番。
この曲に関しては、演奏機会が多いために感覚が麻痺している面がある。
本当は凄い曲だ。
特に第2楽章の上行音形で盛り上がっていく部分は、何か決して得られないものを激しく求めているような情念を感じる。

カメラの練習。
プログラムオートと風景モードは、結局シャッタースピードと絞りは同じだった。
風景モードでは自動的にvivid、コントラスト+1、シャープネス+1という設定になり動かせない。
パソコンにデータを移して色々と試してみたが、結局私の好みは、彩度を上げて、コントラストとシャープネスは0という結論に達した。
彩度+2とvividはどちらでもいい。
プログラムオートで、vividで撮影することに決定。

18時56分出発、7.01km。
昼間は暴力的な、破滅的な暑さだったが、この時間は何とか涼しい。
今日も呉娑々宇山水谷峡登山口往復。
今日はよく晴れていたが、夕焼けがなかった。
昨日は適度に雲があり、その雲がピンク色に染まって美しかったが、今日はまるで雲がなく、染まりようがなかったようだ。
同じように晴れていても、これだけ空の色が日によって違うというのも面白い。

購入者の声
<B♭クラリネット用とバスクラ用、いずれもピンクゴールドをご購入の方より>
やはり新しいものは違いますね。音に張りがあります。
今までのものとは全体の長さも違っていました。
古いものはもう弾力がなくなって小さくなっていることが比べて分かりました。
そのうえ、音に輝きというものがありません。
普段何の気にもせず使っていましたが、新しいものにしてこんなに違うのかとびっくりしています。
ありがとうございました。

7月19日
あさっての呉定期演奏会リハーサル初日。
昨日はシェエラザード、今日はチャイコフスキーの交響曲第5番。
今日の曲の方が、体力的にはきついが精神的には随分楽だ。

19時0分出発、6.93km。
今日も呉娑々宇山水谷峡登山口往復。
昼間曇ったり雨が降ったりしたが、夕方から晴れた。
行きは鉾取山を夕日が赤く染め、帰りは淡いピンク色の夕焼けが美しかった。
一眼レフを持って走れないのが残念だ。

7月18日
マリオで定期会員の皆さんと楽しくお食事していて遅くなりました。
短めで失礼。

定期演奏会本番。
正戸里佳さんはゲネプロから緊張していたが、本番は見事だった。
演奏後のお辞儀に慣れていない様子がまた初々しい。
シェエラザードは何度やってもシビアできつい曲だ。
楽にならない。
年に何度もやればもっと楽になるかも。
明日からはチャイコフスキーの5番。
きついが頑張ろう。

7月17日
リハーサル3日目、明日本番。
今日は定期演奏会では演奏しない、今度のレコーディングの曲も練習した。
ハチャトゥリアンのスパルタクスより「フリーギアのアダージョ」と、ラフマニノフのヴォカリーズの2曲だ。
どちらも魂を揺さぶられる。
ハチャトゥリアンについてはバレエ全曲を見終えた感想を7月11日の日記に書いているが、実際に演奏するとさらに感動的な名曲だ。
ラフマニノフのねっとりとした情感もいい。
演奏していて、熱い想いが体の中で沸騰して口から噴出し、それが音になるような感じがする。

昨日は昼休憩時の事務折衝で大量にタイピングして指が疲れた。
今日はモーツァルトのレクイエムに使用するバセットホルンが届いたので練習するために自宅に持って帰ったのだが、重くて指に影響が出そうだ。
今回はシビアな曲なので、こういったことが気になる。

本来オーケストラとしてはバセットホルンを持っておくべきなのだろうが、財政的に余裕のあるオーケストラではないし、滅多にやらない曲なのであまり無理は言えない。
しかし自分達で選んだ団の楽器とどこかから借りてきた楽器では、演奏の質が当然違うだろう。

19時4分出発、6.97km。
呉娑々宇山水谷峡登山口往復。
山も田も緑が濃い。
曇りの夕方、際どい暗さがいい。
夜になればこの道は相当暗いだろう。
そうなってはまずい。
そういう緊張感がある。
次回山に登るまでにカメラをもっと上達しておきたい。
こういう暗い風景は、先日も撮ってみたが非常に難しい。
空が入ると、空に明るさが合ってしまって山が相当暗くなる。
最高地点は標高232m。
距離は短いが、負荷は相当高い。
特に下りの衝撃が足に与える影響については注意しておいた方がいいが、距離が短いし毎日鍛えてあるので大丈夫だろう。

購入者の声
<エスクラ用、B♭クラリネット用、バスクラ用、それぞれピンクゴールドをご購入の方より>
先ほどリガチャーが無事に届きました。
こんなに早く届くと思っていなかったのでびっくりしました。
早速、3種類とも吹いてみましたが、どれもスムーズに息が入って2度びっくりです。
また、次回もお世話になると思いますが、そのときはどうぞよろしくお願いいたします。
今回は素晴らしいものをありがとうございました。

7月16日
広島は今日が梅雨明けだって。
あり得ない。
ずっと前に明けていたけど、何となく踏ん切りがつかなかっただけだ。
梅雨明け宣言の何といい加減なこと。

リハーサル2日目。
サンサーンスのヴァイオリン協奏曲第3番、ソリストは広島出身の正戸里佳さん。
パガニーニ・コンクールで第3位に入賞している。
何とまだ19歳だが、テクニックは相当なもの。
音は日本人女性らしく自然で柔らかいが、音楽に躍動感がある。
サンサーンスの音楽はオルガンの響きがする。
有名な曲だが、テンポが常に揺れ動いているため合わせるのはなかなか大変だ。

広響一眼レフクラブのI氏とT氏が揃って偏光フィルターがいいというので、早速購入し試してみた。
自宅から外に出て、夕日が照らす山の写真を撮影。
まずプログラムオート晴天と風景モードだが、プログラムオートの方が暗いところが明るく、風景モードの方が暗い。
どちらがいいかは好みだが、やや風景モードの質感、重量感が勝るか。
偏光フィルターは、確かに空の色は明らかに違う。
先日の八ヶ岳の写真は、実際に見た空の色よりも白っぽい写真が多かったが、これがかなり改善できそうだ。
それ以外に関しては今のところあまり違いは分からない。
先日は山がやや白っぽく明るくなりすぎたが、風景モードで撮影することによってこの点も改善できるだろう。

朝電車に乗っていて思い出した。
そうそう、8月6日の新幹線を予約しておかないと。
携帯で予約。
昼頃ポケットの携帯が振動したが、リハーサル中だったため見ることができなかった。
後で見ると、エクスプレス予約の発車1時間前の案内だった。
すでに発車時間は過ぎている。
こんな列車を予約した記憶はない。
どうやら先ほど予約した際、戻るボタンを押した時に日付が今日に変わっていたことに気がつかなかったらしい。
慌てて予約変更を試みるが、できない。
5830円の損である。
これは痛い。
帰宅後、エクスプレス予約サポートダイヤルに電話すると、何と返金してくれるという。
助かった。
ただし、次回同じような理由での返金はできないとのこと。
当然である。
それと、本来取りたかった8月6日の予約をしてから再度電話してくださいとのことで、指示に従って電話し手続き完了した。
手軽さ故の危険が潜んでいるということには常に注意しておく必要がある。

19時29分出発、8.65km。
風があるため思ったよりも涼しい。
昨日は曇っていたため放射冷却現象が起きず、かえって暑かったのかも知れない。
今日の方が晴れていて快適だ。

7月15日
定期演奏会リハーサル初日。
久しぶりのシェエラザード。
先日八ヶ岳の赤岳展望荘から午前4時50分頃外に出て、雲海の彼方に浮かぶ富士や北アルプスを見たときと同じぐらいの感動がいきなり来た。
名曲中の名曲とはこの曲のことだ。
音楽と山は似ている。
得がたい感動は簡単には手に入らない。
山では気を緩めて一歩踏み間違えば死ぬこともある。
音楽では命は落とさないが、心に傷がつく。
そういう怖さを乗り越えての感動である。

19時45分出発、8.45km。
暑い。
午後から曇り、一時雨も降ったのだが、そんなことは関係ないようだ。
行きは向かい風で冷やされるが、帰りは追い風で無風状態になり、体温が上昇し、限界すれすれという感じである。

7月14日
フランスでは革命記念日。

新幹線で広島に移動。
先日エクスプレス予約のポイントに有効期限があるという事を知り、最近専ら利用しているN700系では普通車両でも十分快適なので特に乗りたいという気持ちもないのだが、せっかく溜めたポイントがなくなるのももったいないので初めてN700系のグリーン車に乗った。
すばらしいのは座席のリクライニング。
後ろに倒れるのと同時に下に沈みこむ。
とてもリラックスできる。
読書灯は座席の右上についているのだが、これはいまいち。
光が目に入るのだ。
気になるので途中で消した。
読書灯は上につけて欲しい。
グリーン車に乗ると、普通車に乗っている時よりもマナーの悪い客に腹が立つ。
4人ぐらいのサラリーマンのおっさん連中。
うるさく喋り捲り、平気で携帯で電話する。
グリーン車に必要なのは静謐さだ。
下品な人間はよそに行ってくれ。
チェロを背負ったドイツ人らしき集団10名、うち女性1名が乗って来た。
車両後方の網棚がチェロで埋まる。
「ベルリン・フィルのチェリスト達」といった企画だろうか。
それぐらいの企画でなければグリーン車には乗せないだろう。
大阪で降りた。

NHK教育でクレーメルのドキュメンタリーとバッハの無伴奏パルティータ全曲演奏。
きれいに弾くということに意味はない。
バッハを深く理解し、愛し、共感し、その魂に触れようと常に手を伸ばし続けている。
彼は求道者だ。
そしてその音楽には深い感動がある。

19時6分出発、8.51km。
広島の自宅に着くと、1階が35度、2階は40度!
こちらは完全に真夏だ。
走っていても空気が生暖かく、汗だくになる。
明日からは山に行ってみようかな。
きっと平地より涼しいだろう。
日は大分短くなってきたが、6時半に出発すれば明るさは大丈夫だ。

7月13日
19時50分出発、9.95km。
夕方から雨という予報が外れた。
他の季節と逆で、雨が降らないとがっかりする。
今日こそは10km無理かな。
ところが走り始めると、時々涼しい風が吹く。
寒気が入ってきているような感じだ。
後半4分50秒台が並び、ベストは4分37秒、その時の平均心拍数が151bpm。
この季節にしては上出来だ。
確かに走っていても楽だった。
寒気のおかげか。
天気予報を見ると、今夜東京は熱帯夜だそうな。
あの涼しい風は何だったのか?

購入者の声
<ルソーメタルアルト用と、メイヤーラバー用、いずれもピンクゴールドをご購入の方より>
今回は、ジャズ用に買ったルソーのメタルマウスピース用にピンクゴールド、メイヤーのラバーマウスピース用にゴールドを購入しましたが、どちらもマウスピースを購入したときについていたものと吹き比べをし、格段に音の抜けが良いことを確認いたしました。
とてもすばらしいリガチャーであることを実感いたしました。
丁寧で素早い対応をしてくださった高尾様にとても感謝しています。
今後ともお世話になることかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

7月12日
NHK解体新ショー
「走るとわき腹が痛くなるのはなぜ?」
最近のこの番組は凄い。
先日の「目の下に隈ができるのはなぜ?」では、目の疲労により下がってきた目の周りの脂肪が目の下の皮膚が薄くなっているところを押し、そのため血流が悪くなって酸素がなくなった黒っぽい血液が透けて見えるという事実を解明した。
この時撮影された映像は世界初だそうだ。
今回も同じく世界初の映像。
走ると腸の蠕動運動が止まり、それにより腸の中のガスが上に行き、腸の曲がり角に溜まって膨らむ。
この様子を見事に捉えた。
走るとわき腹が痛くなるということに関しては私も長年悩まされ続けてきた。
いつも右わき腹が痛むので、肝臓が痛むのだと思っていた。
しばらくして、肝臓ではないらしいということが分かり色々調べたが、一流のコーチや解説者でも一人一人言うことが違い、はっきりしない。
金さんが呼吸筋だと言うのでしばらくは呼吸筋が原因だと思っていた。
ようやく本当のことが分かった。
対処法は下記の通り。
1.カロリーが高く消化のいいものを食べる。芋などガスが出やすいものは避ける。
2.腹筋を鍛えて、腸を動きにくくする。
3.痛みが出たら、腸が蠕動運動ができるぐらいリラックスした状態までペースを落とす。
ようやく数年来の疑問が解けた。

19時35分出発、9.81km。
天気予報を見たら、今日の最高気温は36度!
本当?
今日から夏。
さすがに10kmは無理かと思いつつ家を出ると雨。
助かった。
雨が降った方が涼しくていい。
快調に走り出す。
ところが途中で雨が止んでしまった。
地面からむわっと熱風が吹き上がる。
こりゃ駄目だ。
しかし気化熱で若干涼しく、何とか10km弱走ることができた。
ここ数日、この夏いつまで10km走れるだろうと考えながら走っている。
筋トレ2日目。
タイムは速くないが、フォームが安定して走っているのが楽しい。
やはり筋トレは楽しく走るために必要だ。

7月11日
アラム・ハチャトゥリヤン作曲 バレエ「スパルタクス」
スパルタクス カルロス・アコスタ
フリギア ニーナ・カプツォーワ
ボリショイ・バレエ団
2008年1月 パリ・オペラ座 ガルニエ宮
今全3幕を見終えた。
感動した。
一大スペクタクルである。
戦闘シーンなどでたくさんの男性ダンサーが必要で、日本のバレエ団による上演は難しいだろう。
キューバ出身のカルロス・アコスタの躍動感のある演技、表現力がすばらしい。
女性ダンサーの手足が長くほっそりとしたスタイルの何と美しいこと!
中でもフリギアを演じるニーナ・カプツォーワの美しさは、モデルと比較するのも失礼なほど。
立ち振る舞いの美しさ、表現力の豊かさ、これ以上何を求めるのか思いつかないほどであった。
第3幕の最初に今度広響でレコーディングする「フリギアのアダージョ」が演奏された。
全曲を通して、音楽は力強く魅力に富んでいる。
中でもこの曲は、束の間の安らぎの中で愛し合う2人を表現し、この平穏が長くは続かないこと、その中で激しく愛し合う2人の感情、儚さ、ひたむきさが表現された傑作である。

18時25分出発、9.91km。
昨日より晴れた分気温が高いが、何とか約10km走ることはできる。
最近一眼レフを買ってから、何とかいい写真が撮れないかといつも思っているのだが、夕日で赤く染まる雲はなかなかいい。
日によって形や色が全く違うし、ほんの数分走っただけでどんどん変化する。
ここ数日ふにゃふにゃした走りが心地よくなく、シーズンオフだからとしばらく休んでいたのだが、久しぶりに今朝筋トレをした。
そうすると走りが全く違う。
体が安定してぶれない。
記録を目指すためだけではなく、楽しく走るためにも筋トレは必須のようだ。
後半1km4分50秒台が並ぶ。

購入者の声
<M30トラディショナルとB♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
マウスピースは今までB40をバンドレンまたはリコのトラディショナルの3番で吹いておりましたがさすがにそのリードでは薄過ぎました。
しかし音の抜けの良さは実感できました。
今日どっさり31/2を買ってまいりましたのでリードを育てつつ少しずつ慣らして行きたいと思います。
リガチャーもB40で吹いてみましたがご機嫌です。
送って頂けるまで2か月はかかると思っておりましたのでこんなに早く送って頂けて感激しております。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

7月10日
八ヶ岳があまりにもよかったので、どこか隙があったら山に登りたいと思っている。
残念ながら最近は梅雨空でずっと駄目。
今度広島に移動する途中何とかならないか。
百名山ならどの山でもいいという訳ではない。
私が欲しいのは展望、絶景である。
山頂が木に覆われていて眺めがないというのでは困る。
森林限界は2500m前後。
しかし2500mよりも高い山には今の時期にしか登れないというのが難点だ。

18時25分出発、10.02km。
今日も涼しく、何とか10km走れる。
後半速いのが追いかけてきたのでタイムが上がった。
ベストは1km4分18秒、平均心拍数159bpm。

購入者の声
<B♭クラリネット用金メッキとピンクゴールドをご購入の方より>
2004年にピンクゴールドとロジウムを購入し、今回は金メッキとピンクゴールドを選択しました。
私はフルートが専門なのですが、クラリネットも好きなので練習しています。
当然、楽器が異なるわけですから奏法や特性もまた然りなのですが、個人的には「フルートを吹くような感覚でクラリネットを吹きたい」と考えていて、「Tシリーズ」は息の入りの良さ、通りの良さ、抜けの良さなどにおいて、それらの目的を果たしてくれます。
前回の購入から4年を経て、新品の状態を知っておくべきだと思い、再度の購入となりましたが、高尾さんがHP内の解説で書いている通り、このリガチャーは「弾力が命」であることをきちんと理解できました。
1巻き分、リガチャーをマウスピースから浮かせるのは見た目には不恰好ですが、HP内にある画像の通りにセットしても充分にリードとテーブルは固定します。
このリガチャーの長所を保つためには(銅線に余分なストレスを掛けないためにも)画像の通りのセットが良いと思いました。
前回は特にピンクゴールドが気に入ったので、今回も欠かさずに購入しましたが、同時に購入した金メッキが実に素晴らしいです。
個人的なインプレッションとしては「軽くて伸びやか」なイメージでしょうか。
奏者や楽器によって様々な好みや条件がありますが、「軽さ」を追求する仕掛けとしては金メッキが特に適していると感じました。
より多くのクラリネット(あるいはサクソフォン)の方々に1度は試してもらいたいリガチャーです。
今回の購入もメールにて親切な対応をしてくれた高尾さんに感謝しています。
ありがとうございました。

7月9日
100名山を踏破するには、お金と時間に余裕が必要だ。
年収一千万円以上で7から8月にかけて長期の休みを取れる人。
そんな人いないよなあ。
定年退職して退職金を数千万円以上もらい、貯金も相当ある人。
これならいそうだ。
ただ、すでに定年は65歳で将来的には70歳になるようだ。
3000m級のアルプスに4泊5日というのはこの年齢ではきつくないか?
大体私の退職金は満額でもここに書けないぐらい安い。
もらえるという保障もない。
貯金もそんなに溜まっていそうにない。
100名山というだけあって標高の高い山が多いのだが、標高の高い山は登る時期が限られる。
雪山は遭難事故が多発するため素人はやめておいた方がいい。
例えば富士山は7月後半から8月いっぱいまで登れるが、お盆を過ぎると天候が悪くなりやすいため実質的には登れる期間は1ヶ月しかない。
3000m級の山も同様。
ところが私はこの時期仕事が忙しくてとても山に登っている暇はない。
空白のところはあっても、そこは次の仕事の準備、つまり譜読みで手一杯。
休みではない。
今度広島で3日空白のところがある。
ここで何とか100名山に登れないか考えたが、どこに行くにも往復交通費3万円以上。
高すぎる。
100名山を趣味にしようと思ったら、関東から中部に住むのがベストだ。
それでも北海道や東北の山に登るにはかなりのお金と時間がが要る。
中国地方には100名山が大山一つしかない。
四国には剣山と石鎚山の二つ。
この3つの山はすでに登った。
それ以外は遠すぎる。
埼玉の自宅にいる間に登る、もしくは広島との往復の途中で登る。
移動の前後に仕事があることは多いので、これも難しい。
100名山を踏破するのは困難だ。

18時40分出発、9.89km。
一日曇っていたのでこの時期にしては涼しい。
ただし湿度は高い。
昨日休んだので今日は調子がいいかと思ったら、序盤はただ筋肉が緩んだだけという感じ。
休みで調子がよくなるほどは鍛えていないということだろう。
せめて走らない日は筋トレぐらいしよう。
ただ、後半4分50秒台がならんだので、そんなに調子は悪くない。

購入者の声
<B♭クラリネット用金メッキとピンクゴールドをご購入の方より>
素晴らしいですね!
息が入る入る!
とにかく、楽(ラク)な方向へ、楽な方向へ…そういった仕掛けになりますね。
素人の意見ではありますが、音を作ったり、コントロールするのに専念できる感覚です。
つまり、クラを吹くことに専念できるのですね。

7月8日
演奏会のご案内です。
8月23日14時より杉並公会堂小ホールにて、モーツァルトの「ケーゲルシュタット・トリオ」とショーソンの「アンダンテとアレグロ」を演奏します。
皆さん、ぜひご来場ください。
ご希望の方は当日2500円のところ2000円でチケットを受付に置いておきますのでご連絡ください。
よろしくお願いします。

曲目
サン・サーンス : 序奏とロンド・カプリチオーソ = Piano Duo版
シューマン : 幻想小曲集 = Viola & Piano版
ショーソン : アンダンテとアレグロ = Clarinet & Piano
モーツァルト : 「ケーゲルシュタット」トリオ = Clarinet,Viola & Piano
シュミット : 三つの狂詩曲 = Piano Duo
リスト : ピアノソナタ = Piano Duo版

出演
大島義彰 Piano 指揮者兼ピアニスト。オペラ界で活躍。
古曵真則 Piano パリ・エコール・ノルマル勤務。
中小路淳美 Viola フリーで活動。
高尾哲也 Clarinet 広島交響楽団団員。

7月7日
今日は七夕。
梅雨に七夕というのは変な話。
本来は8月にあるべきものであり、1ヶ月ずれている。

池袋にあるビックカメラ・カメラ館はすごい。
ある階はカメラケースだけが置いてあり、ある階には用紙だけが置いてある。
ビックカメラは名前の通り元々カメラ屋さんだから、こういう専門館があるのは当然なのだろう。
A4で透明度の高いファイルを購入。
印刷した写真をこれに入れれば、いい状態のまま気軽に持ち歩ける。
みんなに見てもらおう。

キャノンは商売が上手い。
キャノンのプリンターで印刷しようとすると、用紙選択のところにキャノン・フォト用紙・光沢ゴールドなどというのが沢山出てくる。
実際に違いがあるのかどうか分からないが、キャノンの用紙を買った方がいいのかなと思ってしまう。
売り場に行ってもいちばん目立つところにどんと置いてあるので、仕方なく今回はそれを購入。

19時6分出発、9.98km。
今日は一日曇り時々雨といった天気。
涼しいので久しぶりに約10km走った。
タイムも後半4分50秒台が並び、この時期にしてはいい感じである。

7月6日
八ヶ岳の写真を10枚ほどA4で印刷してみた。
感動的だ。
パソコンの画面は元々期待していない。
我が家のブラビアも鮮やかな色できれいに写してくれるが、詳細さが比較にならない。
E−420君はここまで緻密に写してくれていたのか。
結局本当に撮った写真を堪能しようと思ったら、印刷するしかないようだ。

19時1分出発、7.59km。
夕方から曇り、風もあり、走り始めは涼しさを感じた。
お?今日は10km走れるかな?
しかし湿度がひどい。
結局汗だくになり、距離を短くした。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
付け始めは流石にきつく、おっかなびっくりで扱っているのもあって苦心しましたが、HPにある写真などを参考にして無事取り付けできました。
さて、実際に使用させていただいた感想ですが、ぴったりはまりました!
吹き込んだ息がそのまま音になる感じで、軽い衝撃を受けました。
また、以前使用していた金属リガチャーだとキンキンした音色だったのが、とても丸くなったようで、気持ちよく音を出すことができます。
あと、これは自分が勝手に思っているだけかもしれませんが、リードの良し悪しもそのまま音に出てくるので、リードの選定もし易くなったような気もします。
実はここ最近セッティングで悩んでおり、色々な組み合わせを試していたのですがようやく落ち着きそうです。
このリガチャーとは長く付き合っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

7月5日
久しぶりに福島勲さんの写真集「石鎚の表情」を見た。
http://www2.ocn.ne.jp/~isiduti/riltusyunnoawayuki.htm
作者の情念が渦巻いているかのような本である。
久しぶりに見て思ったのは、日の出、日の入り、中でも日の出のシーンが多いこと。
やはり劇的、感動的、非日常的な写真を撮ろうと思ったら日の出がいちばんいい。
そして、日の出のいい写真を撮るためには、眺めのいい山小屋にできるだけ多く泊まることだ。
前もって構図を考えておき、暗いうちに起きて準備する。
三脚にカメラを固定し、その瞬間を待つ。
全く写真にならない日も多いだろう。
チャンスを待つしかない。
雲を使った劇的な写真も数多い。
雲はそう都合よく思ったようにはなってくれない。
これもひたすら待つこと、そしてできるだけ何度も来ることがポイントだろう。
私はというと、山小屋は今年は多分もう無理。
石鎚の主と言われる福島さんのようにはできないし、そこまでやる気もない。
執念の傑作を楽しむ側の人間である。

八ヶ岳の写真を印刷してみたのだけど、パソコンで見る色と違う。
パソコンで見ると非常に色鮮やかで、空は青いし緑も濃いのだが、印刷すると空は白っぽいし緑も薄くなってしまう。
パソコンで見る色自体が気に入らなければ修正するのだが、それ自体はとても気に入っているので困る。
印刷時に色の濃さを濃くしてみたら、今度は全体に暗くなり、影の部分が黒潰れしてしまった。
実行する前にどうなるか分かる便利なデジタルの世界から、急に、やってみないと分からない不便な世界に来てしまったようだ。

19時31分出発、7.51km。
登山から2日休んだ。
調子は悪くない。
足は軽い。
しかし暑い!
ついにランニングに適さない季節がやってきた。
スピードに対して心拍数が高すぎる。
これからは、あまりスピードと心拍数の関係は気にせず、楽に楽しく短い距離を走るしかない。
ベストは4分36秒、心拍数162bpm。

7月4日
やっと完成しました!
八ヶ岳、これまでの最高傑作だと思います。
「旅行記・写真館」のいちばん下です。
ぜひご覧になってください。

購入者の声
<M30プロファイル、B40ライヤー・プロファイルをご購入の方より>
M30プロファイル、B40ライヤー・プロファイルどちらも安定感のある、非常に吹きやすいマウスピースだと思います。
前まではB40プロファイルを使っていたので、当分の間はB40ライヤー・プロファイルを使うことになりそうです。
数ヶ月もすれば、新しいマウスピースも馴染んでさらに吹きやすくなるだろうと考えながら毎日練習しようと思います。

7月3日
サトテクノでA管の選定。
プレスティージュとフェスティバルを2本ずつ出してもらい、今回はフェスティバルの方がよかったのでフェスティバルをさらに2本出してもらう。
これまでメーニッヒのたるの方がいいと感じることが多かったが、今回は元々ついているたるの方がいいと感じた。

八ヶ岳の写真、第2次審査終了。
350枚あった写真をようやく233枚に絞り込むことができたが、まだ多すぎる。
どれもいい写真すぎて削除するのがためらわれる。
さらに絞込み、補正してと。
いつになったら八ヶ岳のページができるのか。
記憶が新鮮なうちに作っておきたい。
今回の補正は、太陽が入っている数枚と日陰の数枚だけにしよう。
他はそのままで十分きれいだ。

7月2日
八ヶ岳、感動しました。
ページが出来るのに多分2,3日かかります。
LAW+JPEG(Large Fine)で撮った写真350枚(実質700枚)、合計なんと4.9GB!
整理するのが大変!

購入者の声
<エスクラ用B44とエスクラ用ピンクゴールドをご購入の方より>
B44はとても反応が良いです。気になっていた高音域の音程もかなり改善されまし
た。また、息がとても素直に入ります。
リガチャーは、B管同様、とてもナチュラルに、抵抗なく息が入ります。
とても良いものを、どうもありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。