2008年8月分

8月31日
先日ご紹介したバックンのバレルですが、購入希望者がいらっしゃいましたので終了とさせていただきます。

衝撃の事実が発覚!
「だったん人の踊り」の1曲目は今回何と演奏しないとのこと。
実はこの1曲目が最も難しく、他の曲をさらう時間を削り、体の調子が悪くなるほど練習していた。
スケジュール表を見ても「だったん人の踊り」としか書いていない。
ショック!
ないことが分かっていれば、他のソロをもっと練習できたのに。

米子コンベンションセンターで「のだめコンサート」本番。
反響版がなく、かなり響きを吸われる。
隣のホールでは駄目だったのか?

茂木さんの喋りは本当にすばらしい。
臨機応変、機転も利くし、何と言ってもオーケストラへの気配り、あれは喋りが上手いというよりも人間性がすばらしいと言うべきだろう。

伯備線の特急で岡山へ、岡山から新幹線で広島の自宅に帰る。
伯備線の特急は揺れがひどい。
私はバスにはできるだけ乗りたくない。
広島まで3時間以上かかる。
これは大きな苦痛だ。
本を読むこともできず、何もできない。
だから高いお金を払って電車に乗っているのだ。
しかしこの伯備線は揺れがひどく読書する気にならない。
昼間はまだいい。
バスとは比較にならない、すばらしい眺めがある。
しかし夜になれば揺れのひどさしか残らない。
仕方がないのでサングラスをかけて寝たら熟睡してしまった。

22時6分出発、8.05km。
午後6時の米子より、午後10時の広島の方がずっと蒸し暑い。
昨日走っていないので足が軽い。
1kmだけ真面目に走ってみた。
今日のベスト1km4分17秒、平均ペース4分57秒。
走れる時間に帰ることができ、しかも走る気力が残っているというのが電車の大きな利点である。

8月30日
倉敷に移動し、のだめコンサート本番。
休憩時にソリストのF君と、さぬきうどんネタなどで盛り上がる。
本番後、先日Y先生門下生の合宿と演奏会で一緒だった作陽音楽大学の学生たちと夕食。
美観地区にある高田屋という店の手羽先が忘れられず、行ってみたのだが予約で一杯で入れない。
しばらく待っていたのだが、どうにもならず断念。
次回は予約して行くぞ!
その高田屋に挟まれた居酒屋に入ったのだが、うーん。
まあ美味しい料理もあった。
その後米子に移動。
米子へは特急で2時間。
明日の午前中はホテルでゆっくりして疲れを取ろう。

8月29日
9月1日のG8議長会議開催記念コンサートリハーサル2日目。
初日は24日。
一昨日、昨日と明日あさってはのだめコンサート。
明日は倉敷、あさっては米子で本番だ。
こういう状況をフランス語でコンプリケと言う。
東京の自主オーケストラでは日常茶飯事だが、広響では珍しい。

午前中韃靼人を30分だけさらってから出勤。
練習場に着いてから、佐村河内氏の曲を30分練習。
ここですでに疲労困憊。
人と会話する際笑顔を作ることが困難なほどの疲労感。
これは蓄積疲労か?
一つは30分といっても韃靼人であまりにも指の練習をしすぎるのだ。
一小節=80から始めて、85,90,95,100。
しばらくはずっと完璧に吹けるのだが、100でしばらく練習していると指が疲れて間違える。
そうすると、疲れていても完璧に吹けるようにとさらに練習を積む。
つまりやりすぎ、自分を追い込みすぎである。
できればもう少し篭って準備したいが仕方ない。
やれるだけのことをやるしかない。

19時4分出発、11.1km。
走ることもためらうほどひどい疲労感。
とにかくゆっくり走ろう。
中盤以降はまどろみ走法。
半分寝ながら走る。
フルマラソンではいつも10kmから30kmまでこうやって走っている。
徐々にリラックスし、気持ちが落ち着き、体の疲労感も取れてきた。
まどろんでからの方が速いから不思議だ。
後半1km4分台が並び、ベストは4分46秒。
帰ってシャワーを浴びると、指の疲労は多少残っているが、頭も体も疲れが取れてすっきり!
やっぱりランニングって凄い。

8月28日
のだめコンサート本番。
4500円から6500円と広響定期演奏会よりもずっと高い値段にも関わらず、大分前からチケットは売り切れていて入手不能だったという。
のだめ人気恐るべし。
家族連れが多い。
この普段クラシックをあまり聴かない人たちに面白おかしく話をしながら指揮をし、後半には何とブラームスの交響曲第1番全曲を聴かせてしまうのだから、茂木さんはすごい!
クラシックっていいなあと多くの人が思ってくれたことだろう。
こういう演奏会はどんどんすべきである。
後ろの巨大スクリーンに関連するのだめのシーンなどが映されていたようだが、見ることができなかったのが残念。

22時23分出発、5.24km。
遅いので5kmだけ。
短い距離なのでスピードを出す。
1km4分40秒台が並び、ベストは4分41秒。

8月27日
明日から始まるのだめコンサートのリハーサル。
明日は広島厚生年金会館、30日倉敷市民会館、31日米子コンベンションセンターで行われる。
今回ラプソディ・イン・ブルー冒頭は、クラリネットではなく、マングースのぬいぐるみがピアニカで演奏する。

19時12分出発、8.15km。
帰宅後雨が降り出した。
レーダーを見ると中国地方の西半分で強い雨。
これは無理だなと思っていたが、練習を終えるとなぜか上がっていたので走ってみた。
疲労感があり足が重い。
前半は1km5分20秒ほどでゆっくり走る。
後半雨が降り出したため、11kmの予定を8kmで切り上げることにしスピードを上げた。
スピードを上げると、筋トレの成果で足が鋼のように硬く強くなっているのが分かる。
やはり筋トレは大事だ。
ベストは4分47秒。

8月26日
クラリネット奏者三倉麻美さんより、バックンのバレルを預かっています。
三倉さんは現在、同じタイプの別のバレルを使用していて、これは使わないとのことです。
ご希望の方いらしたら、15000円と送料500円でお送りしますのでご連絡ください。
グラナディラ材を使用した真ん中の太い個性的な形をしています。
長さは66.5mmです。
バックンの中では、より太くしっかりとした音色で、響きもあり、同時にバックン特有の魅力ある音色も兼ね備えています。
バックン独自の音色が好きで、しかも太くてしっかりとした響きのある音を出したい方に向いています。
軽い音色を求める方にはココボロ材がお勧めです。
また、遠鳴りや響きを最優先される方にはトスカGLのバレルをお勧めします。

18時16分出発、6.19km。
呉娑々宇山水谷峡登山口往復。
夏の間このコースを連続して走っても特に問題はなかった。
涼しくなり瀬野川河川内コース11kmを2日続けたら右膝外側に違和感。
こんな距離で違和感とは情けない。
今日久しぶりに呉娑々宇山を走ったら何ともない。
下りでの着地の衝撃は足に負担が大きいはずだが、距離が短いためにむしろ負荷は少ないようだ。
雨で走れないかと思ったが、運よくこの時間雨が止んだ。
分厚い雲に覆われて涼しいかと思ったが、湿度が高く、放射冷却現象も起きず、むしろ暑い。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
楽に息が入りタンギングも軽やかにできます。
のびのびとした演奏ができて、音が遠くまで飛んでいる印象です。
音の効率が非常に上がった気がします。
金属のリガチャー特有の音色と柔らかな音色を二つとも持っており、自分の考えている音色に近づけることができました。
本当にありがとうございました。

8月25日
昨日の日記を読んで、読者から佐村河内守についてメールをいただきました。
テレビやゲームの音楽とこの長大な交響曲第1番がまるで結びつかなかったのですが、これで納得できました。
想像してたのとは違い、壮絶な人生を歩んでいる方のようです。
http://www.hmv.co.jp/news/article/711060001

9月7日の広響ホットコンサートが大変なのだ。
R.コルサコフの「ロシアの復活祭」序曲、「スペイン奇想曲」、ボロディンの「だったん人の踊り」などなど。
しかもそれまでに休みがほとんどないのだ。
どこで練習すればいいのだ?
とりあえず今日明日が勝負だ。
指の筋力の限界までさらった。
最後は指が動かなくなった。
ヴァイオリンとは違い、キーが重いために練習時間には限界がある。
とにかくやれるだけのことをやるしかない。

19時33分出発、11.09km。
リガチャーの発送作業が1時ごろまでかかり、午後はCDを聴いて練習。
終わったのが7時20分。
急いで飛び出す。
今日は一日働きづめだった。
序盤足が軽く、2kmから今日のベスト4分40秒。
しかしその後疲れて徐々に遅くなるという悪いパターン。
昨日から筋トレを再開したが、その効果が出るには長い時間がかかる。
距離を伸ばしたというか元に戻したのだが、それに体が対応できていない。
右膝外側にやや違和感。
壊さないように気をつけないと。
平均ペース5分4秒、平均心拍数139bpm。

8月24日
先日ご紹介した中古のトスカGLですが、紹介した方から先ほどメールで購入したとの連絡が入りました。

9月1日の演奏会のリハーサル。
佐村河内守作曲交響曲第1番という全くの新曲。
1963年生まれ、広島出身でテレビやゲームの音楽を作っている人のようだ。
オーケストラの中の自分の席は何とも居心地がいい。
やっぱり慣れたことをやる方が楽だ。
プレッシャーも何もない。
もうちょっとソロもやらないとなあ。

19時24分出発、11.13km。
日差しは暑いが、空気はからっとしている。
東京ほどではないが、こちらも大分涼しくなってきた。
久しぶりの11km。
あちらは木屑を固めたコースなのに対してこちらはアスファルトのため足への負担は大きい。
距離を伸ばすのなら筋トレもしないと。
平均ペース5分5秒にたして平均心拍数136bpmというのはすでに秋の好調さである。
今年は涼しくなるのが早いような気がする。
ベストは4分49秒。

北京オリンピック男子マラソン。
予想外の速いペースにびっくり!
この気温と硬い路面という悪条件の中で1km2分50秒台とは信じられない。
トップの人たちは一体どうなっているのか。
ワンジルは速かった。
駅伝でも猛烈に速かったが、まさか世界の頂点に立つ選手になるとは。

8月23日
Duo大島兄弟の演奏会本番。
ショーソンはやたらと緊張した。
6,7月頃事前にかなり準備したつもりだったのだが、最近相当忙しくて直前の準備が足りず、不安があったたことが原因だ。
それと、座って演奏することがほとんどなので、立って演奏する場合はもっと立って練習する時間を増やさないと。
ケーゲルシュタット、アンコールは落ち着いて演奏することができた。
幸い来て下さったお客さんが皆さん華やいだ顔をしていたのでよかった。
満足してくださったようだ。

本番後出演者で打ち上げ。
只今最終の新幹線で広島に移動中。
23時56分広島駅到着予定。

8月22日
休みだ!
十分仕上がっているということで、今日の合わせはなくなった。
これほど休みがうれしいということも珍しい。
強制9時間半睡眠。
これで明日は元気に演奏できそうだ。

M君がドイツに帰り、あちらから先日の同窓会の写真を送ってくれました。

右から、フリーのホルン奏者M君、ヴィオラ奏者Nさん(うちのヴィオラ奏者Iさんの師匠だそうな)、私、ドイツの歌劇場ヴィオラ奏者M君、Nフィルチェロ奏者I君、日本を代表するピアニストW君、ピアニストで某大准教授N君。

19時24分出発、9.9km。
外に出ると寒い!
8月ってこんなに涼しかったっけ?
暑いと体はすでに温まっているためにすぐに本調子になる。
それに対して気温が低くなると本調子になるのに数キロかかる。
気温が低いために低い心拍数でスピードが出て気持ちいい。
後半は4分台が並び、ベストは4分48秒。

オリンピック。
走る競技はどれも面白い。
みんなとてつもなく速くてぞくぞくする。
男子400mリレー日本銅メダルおめでとう!
何とトラック競技では80年ぶりのメダルだそうだ。
凄い!
走るのに比べると、競歩はどうも見ていて苦しそうだ。
素直に走ろうよ。
50kmで日本人選手のタイムが3時間45分。
ん?
ということは1km4分30秒!
フルマラソンに換算すると3時間9分台!
あり得ん。
私より10分速い。
何で歩いているのにそんなに速いんだ?

購入者の声
<バックンのベル(ココボロ、薄くて内側に溝のあるタイプ)をご購入の方より>
選定していただいただけあって、非常に良く鳴るベルでした。
吹奏感も軽く、楽に太い音が鳴る感じでした。
驚くことに、ベル付近の音よりも上管の音、特に高音の音の違いにびっくりしました。
バンドの練習に使用してみたのですが、周りのメンバーからもいつもの3倍の音量で音が通って聞こえてくるので、合わせやすいと好評でした。
大変良いものを選定していただきありがとうございました。
選定者注:高いです!6万円台後半。
トスカGLのベルが3万円台後半ですから、かなりの値段です。
トスカGLのベルが太く遠鳴りするのに対して、軽く上の方で鳴ります。
音色に独特の魅力があります。

8月21日
半年間使用したトスカGL(B♭管)を売りたいという方がいらっしゃいます。
興味のある方はご連絡ください。
新品よりも大分安い値段で購入できると思います。

あさっての演奏会のリハーサル。
今日も芸大。
ショーソンは実は体力的にきつい曲である。
楽に吹けばそうでもないのだが、曲が吹き込めと要求するのだ。
リハーサル後出演者で昼食。
久しぶりのキャッスル。
スペシャルは20年前は確か550円だったと思うが、今は610円になっている。
いずれにしても学食としては高い。

その後クランポンでマウスピースを選定。
M30トラディショナルを4本買ったが、依頼を受けている数に足りない。
妥協してレベルを落とすということはしたくないので、どうぞご了承ください。

19時44分出発、7.53km。
帰りの西武線は今日も人身事故。
最近人身事故が多い。
午後2時に起こった事故の影響で、午後5時半までダイヤが乱れていた。
ダイヤが乱れるのはいいのだが、なぜ3時間半後にあんなに混雑していたのか。
途中で猛烈な雷雨。
駅に着く頃にはほとんど止んでいた。
着替えて外に出ると寒い。
8月に寒いというのは凄い。
風も強い。
原因が山か、重い荷物を背負っての移動か分からないが、とにかく足が疲れている。
後半5分0秒台。

8月20日
昨日は夜12時に寝るまでリガチャーを製作していたら、目が冴えて寝られないし夜中に目が覚めるし散々であった。
せめて寝る前1時間ぐらいはリラックスしたい。

今日は午前中から呉で音楽鑑賞教室。
移動の準備もしなければならず、6時45分起床。
午前午後と2回本番を終えて急いで着替え、呉線で広島、広島から新幹線で東京へ移動。
新幹線で寝たら、移動で疲れるということもなく、逆にすっかり元気になった。
やはり睡眠は重要だ。

指揮のヤマカズは暗譜というのがすばらしい。
音教で暗譜する指揮者というのは他に見たことがない。
華やかな指揮ぶりでお客さんの受けもいいのではないか。

22時出発、5.15km。
遅くなったので5kmだけ。
広島も涼しかったが、東京はさらに涼しい。
風があり、霧雨が降ったり降らなかったりという天気。
やはり走っているときがいちばんリラックスできる。

8月19日
忙しい。
どうしても今日中にリガチャーを作って明日メッキ屋さんに出さなければならない。
しかし時間がない。
練習はできるだけ本番前にと思って集中して練習していたら疲れてしまった。
ブラームスのハンガリー舞曲第1番をさらいすぎて指がおかしい。
23日の演奏会のショーソンなども練習もしなければ。
24日には9月1日本番のやったことのない曲のリハーサルがあり、それも仕上げておかないと。
9月7日にはだったん人の踊り、スペイン奇想曲など非常に負担の重いプログラムでこちらも練習しないと。
パニックで思考停止になりそう。

高松高校吹奏楽部の後輩にこのページの大ファンがいて先日盛り上がったというメールを、同じくこちらは香川大学教育学部附属高松中学校と高松高校吹奏楽部の後輩であるH氏よりいただきました。
皆さん、ご愛読いただきありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。

CDプレゼントのCDは自分で焼いているのだが、最近焼いている最中にエラーが続発するようになった。
こういう時は一旦その場から離れて冷静に考える。
ひょっとして最近増えた常駐ソフトが原因か?
常駐ソフトを全て終了すると、エラーは全く発生しない。
何だ、こんなことだったのか。
不必要なソフトはアンインストールしないと。

18時34分出発、6.07km。
呉娑々宇山水谷峡登山口往復。
昼頃まで雨で気温が上がらず、昨日より涼しい。
山に行くとさらに涼しい。
これだけ忙しいと、走っている間だけがリラックスタイムだ。
山々に囲まれたこのコースは心を和ませてくれる。
今日も美しい夕焼けを堪能した。

購入者の声
<テナーサックス用2mmピンクゴールドをご購入の方より>
今まで使っていたリガチャーよりも音のまとまり、太さ、艶などが出て気に入っています。

8月18日
<演奏会のご案内>
8月23日14時より杉並公会堂小ホールにて、モーツァルトの「ケーゲルシュタット・トリオ」とショーソンの「アンダンテとアレグロ」を演奏します。
ご希望の方は当日2500円のところ2000円でチケットを受付に置いておきますのでご連絡ください。
よろしくお願いします。

曲目
サン・サーンス : 序奏とロンド・カプリチオーソ = Piano Duo版
シューマン : 幻想小曲集 = Viola & Piano版
ショーソン : アンダンテとアレグロ = Clarinet &
Pianoモーツァルト : 「ケーゲルシュタット」トリオ =
Clarinet,Viola & Piano
シュミット : 三つの狂詩曲 = Piano Duo
リスト : ピアノソナタ = Piano Duo版

出演
大島義彰 Piano 指揮者兼ピアニスト。オペラ界で活躍。
古曵真則 Piano パリ・エコール・ノルマル勤務。
中小路淳美 Viola フリーで活動。
高尾哲也 Clarinet 広島交響楽団団員。

実家から広島に移動し、午後広響リハーサル。
明日あさって呉市文化ホールで音楽鑑賞教室。

久しぶりに才能ある若手指揮者に出会った。
山田和樹。
コバケンに似てると思ったら、やっぱりコバケンの弟子だった。
棒の持ち方や振り方、音楽の持って行き方がそっくり。
後半演奏中にお腹に手をあててお礼の仕草をしたので確信した。
ベートーヴェンの交響曲第5番第1楽章は実は指揮者にとって非常に難しい曲だ。
ある程度名前の知られた指揮者でも、テンポ感がずれたりして違和感を感じることがある。
彼は大きくテンポを動かし個性的な指揮をするが、それでも構成ができているのはさすがだ。
オーケストラのどこかが重くなっても、それに引きずられることなく前に進み、最終的にはオーケストラがきちんとついていくのだからすごい。
自己陶酔ではなく、何か動作をする時には必ずオーケストラに何かを求めている。
それをきちんと実現していく能力もすばらしい。
全体にテンポは速い。
ブラームスのハンガリー舞曲第1番がかなり速く、家に帰ってから四分音符=170でさらいなおしていたら1時間半以上かかってしまった。
しかしそんなことで文句を言うつもりはない。
久しぶりに興奮する「運命」だった。
明日あさっての本番が楽しみだ。

19時19分出発、8.51km。
本当は呉娑々宇山に行きたかったのだが、そのためには6時半に出発しなければならない。
練習に手間取り、瀬野川を走ることになった。
どうも瀬野川は暑い。
畑賀川まで帰ってきたら涼しさを感じる。
河川内で熱がこもるのが原因なのだろうか。
できれば夏は山に行きたい。
平均ペース5分7秒はこの時期としてはいい方である。
ベストは4分54秒。

8月17日
昨日の話。
地元の師匠と門下生による演奏会本番。
普段はゲネプロ2時間、1時間30分休憩、本番2時間という流れなのだが、ここでは夜の演奏会なのに朝9時には宿泊所を出発、午前、午後みっちりリハーサルをして夜本番に臨む。
もうへろへろである。
前日までの3日間も朝9時から夜9時までリハーサル。
空き時間はレッスン。
体力と気力の限界に挑戦!
空いた時間にはなるべく横になり、目を閉じ、体力回復に専念する。
昼はちかくの「おか泉」といううどん屋に行く。
お盆の土曜日とあって、何と1時間並んだ。
新記録である。
観光バスで団体がやってきたりする。
いつものようにざる大を注文。
相変わらず麺の艶、輝きが美しく、弾力や歯ごたえが絶品である。
本番後は合宿所に戻り、数十人で大宴会。
今年も大変だったが楽しい思い出となった。

今日の話。
実家に帰省。
明日は業務のため広島に移動しなければならない。

18時24分出発、7.6km。
久しぶりの前田山。
最高地点標高298m。
久しぶりに登ると、この山は傾斜がきつい。
夏とは思えぬ涼しさ。
山に登ればさらに涼しい。
登りはさすがに汗が流れ落ちたが、下りはほとんど汗をかかず快適に走ることができた。
日が大分短くなってきた。
それでも冬に登っていた頃よりは大分北よりの方角に美しい夕焼け。
ぽこぽことした香川県独特の山々。
暮れなずむ風景に明かりが灯り、情緒のある眺めを堪能した。

購入者の声
<B40ライヤーをご購入の方より>
選んで頂いたマウスピースを吹いてみました。
とても反応が早く、低音域から高音域まで同じ抵抗感で吹くことができます。息の引っかかりもなく、マウスピースに息が吸い込まれてゆく感じです。
本当によいものを選んで頂きまして、ありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

8月15日
朝9時から11時まで4人レッスン。
11時からアンサンブルの合わせ。
昼食後2人レッスン。
その後合奏の練習を5時まで。
エスクラを吹きっぱなしで口が痛い。
この合宿が1年で最もきつい。

昨日の話。
21時出発、7.88km。
大学生のマー君が一緒に走りたいとのことで、2人でランニング。
ランニングに関することなどたくさん話しながら走った。
その後大勢集まって楽しく飲み会で盛り上がった。

今日の話。
19時54分出発、7.59km。
マー君は今日は辞退した。
一人なので昨日よりペースは速い。
田んぼの中の道は、国道よりも明らかに涼しい。
国道は車と歩行者が分離されていて照明も明るいのでいいのだが、排気ガスが気になる。
それに裏道よりも暑い。

某1
「お前の音は死んだような音だ。」と言われて、楽譜に大きく「死」と書かれた生徒。
見るからに気持ち悪いのだが、その生徒は、「先生、漢字書けるんだ!」と感動していた。
某2
いつも怒鳴られているので、たまに「すばらしい!」とほっぺにキスされると、普通ならセクハラになりそうなところだが、「褒められた!」とうれしいらしい。
しかしその数秒後にはまた怒鳴られたりする。
某3
うーん、これぐらいにしておいた方がいいような気が…。

弩1
年配の某氏が、 氏のレッスンを聴講したいと生徒を通じて申し入れたところ許可が得られた。
聴講に行くと、「うちは芸能大学じゃないんだからね。」と嫌味。
嫌なら最初から駄目だと言えばいいのだ。
レッスン中も、「彼はお日柄もいいが、我々は何の因果かねえ。」と嫌味。
歳を取って性格が曲がったのではない。
 氏は元々こういう人である。

8月14日
合宿2日目。

普段家ではADSLでインターネットに接続している。
ホテルは必ずLANもしくは無線LANでインターネットに接続できるところに泊まるようにしているので、携帯電話で接続する機会は少ない。
この合宿所は当然そうした設備はないので、久しぶりに携帯で接続した。
最初の3回はうまく行ったのだが、4回目から発信自体ができなくなった。
色々考えて試したがまるで駄目。
今朝dionに問い合わせたところ、パソコンの設定が壊れてしまったようだ。
新たに設定を作り直し、ようやく接続できるようになった。
やれやれ。
メールの返事も出来ず、ホームページの更新もできない状態が4日間も続くかと思うとぞっとした。
所要時間50分。
相手も大変だ。

購入者の声
<トスカGLのたるとベルをご購入の方より>
ビュッフェRCに使用しています。
最初に「物は試し」と、たるを購入しました。
マウスピースに近い位置の部品だけあって、音の変化も顕著でした。
楽器自体がよく響き、鳴ろうとしているのが理解できます。
たるの変更で大きな効果が得られたので、
ベルの交換も良い(に決まっている)と考えて、
迷わず、高尾さんにオーダーを出しました。
(既に高尾さんが選定しているのもあって)
ベルもたると同じ方向性の響きが得られました。
トスカGLそのものを購入するに越したことはないのですが、
トスカGLの本体価格よりは遥かに安く、その効果を得ることができました。
非常に意味のある出資だと思います。

<B40、B40ライヤー、M15をご購入の方より>
この度はマウスピースの選定をして下さってありがとうございました。
無事受けとりまして少しだけ音を出しましたが、特にB40ライヤーの息の入れやすさと響きに感動しました。
またの機会にタルやベルもお願いしたいと思います。
本当にありがとうございました。

<M30トラディショナルをご購入の方より>
普段使っているプロファイルと感じが違うのでポイントをつかむのに時間がかかるかもしれませんが、イントネーションが安定していると感じました。
最高音の音域付近で「鳴り」がばらついていた点も解消されそうです。
早く慣れて、選んでいただいたマウスピースの性能がフルに引き出せるように努めます。
CDも楽しく拝聴しました。
何回聴いても、この曲は素晴らしいです。

<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
しばらくブランクがあったのですが
とてもスムーズに息が通って吹きやすかったです。
また次回もよろしくお願いします。
ありがとうございました。

8月13日
香川に帰省。
毎年恒例地元の師匠と門下生による合宿に今日から参加。
アンサンブル、合奏のリハーサルを行い、夜はバーベキュー大会。
その後20年前のビデオを見てみんなで盛り上がった。

8月12日
日本音楽家ユニオンオーケストラ協議会代表者会議に出席した。
議題は定年延長と公益財団法人、公益社団法人という新システムについて。
知り合いがたくさんいたのに挨拶する時間がなくて残念。

19時40分出発、7.48km。
秋を思わせる涼しさ。
湿度も低く、風があり、走っていて気持ちいい。
平均ペース5分12秒、ベストは4分57秒。

野口みずきオリンピック出場辞退。
マラソンとはそういう競技である。
極限まで鍛え、故障するぎりぎりの練習をしないと勝てない。
みんな危ない橋を渡っている。
野口選手のトレーニングをNHKの番組で見たが、急な下り坂を思い切り駆け下っていた。
素人なら一発で故障する。
彼女のように極限まで鍛え上げた選手ですら、やりすぎれば故障する。
厳しい競技である。

これまでの最低体脂肪率は5.0%。
これは体がそれ以下になるのを拒否しているのだろうと思っていたら、今日驚きの事実が判明した。
5.0%以下は機械が測定不能なのだ。
つまり、5.0%というのは測定不能という意味だったのだ。

購入者の声
<トスカGLのたるとベルをご購入の方より>
たるももちろんなのですが、今回ベルの交換で非常に違いを感じました。
今までのベルはどちらかと言うと音が拡散していく感じでしたがトスカのベルでは音がまとまり、前に伸びていくようです。
狭い練習場ではなく、大きなホールで吹きたいと思わせるものでした。

8月11日
23日の演奏会の初合わせ。
今回はピアノの古曵さん、ヴィオラの中小路さんと私の3人が芸大の同級生、大島さんが先輩という構成である。
古曵さんと大島さんは指揮科出身なのだが、古曵さんは現在フランスでピアニストとして活躍していて、大島さんは声楽関係で副指揮、合唱指揮などで活躍されている。
大島さんが芸大の講師を務めている関係で、芸大で合わせをした。
モーツァルトのケーゲルシュタット・トリオはこれまでに何回か演奏したことがあるが、これほど演奏していて幸せになれる曲も珍しい。
中小路さんはさすがの腕前。
リストのピアノソナタ(ピアノ連弾用に編曲されたもの)を聴かせてもらったが、ソルフェージュ能力の巨人同士ががっぷり四つに組み合う姿は壮観であった。

昨日の話。
管楽器の6人で飲み会。
最年長○さんの話がさすが面白い。
某オーケストラ元首席奏者の話。
「俺はこれまで何人も蹴落として首席になったが、なってみればこんなものだ。」
何となくは知っていたが、実際に聴くと生々しい。
蹴落とされた人の実名も聴いてぞっとした。
自分が首席になるのに、なぜ他のパートの人を何人も蹴落とさなければならないのか理解できない。
どういうことなのだろうか。
さすがに今はそんなことはないのだろうが、恐ろしい話、というより悲しい話である。
音楽家はリハーサルや本番が人生最良の時なのである。
そのために音楽家になっているのだ。
権力争いをして何が楽しいのだろうか。

ボクシングの具志堅氏が以前こう言っていた。
「ボクシングっていうのは怖いんだよ。やらなきゃやられるんだ。」
権力争いも似ている。
完璧な人間はいない。
誰しも弱点を抱えて生きている。
それが、もし怪我をしたところを突き合うような環境だったとしたら?
自分が突かれる前に相手を突かなければやられる。
きっとそういうことなのだろう。

19時8分出発、7.58km。
4日間走れなかった。
そのうち3日は飲み会。
飲み会が多すぎるが、どれも大事な会だったので仕方がない。
夕方から曇って涼しくなったが、夜になると曇っていることが逆に作用する。
気温が下がらず、思ったよりも暑い。
この気温としては調子は悪くない。
さんざん飲み食いしたのに体重は減り、筋肉量は増え、体脂肪率は5%台。
これまでの貯金のおかげである。

購入者の声
<M30トラディショナルをご購入の方より>
とても吹きやすく、響きが豊かでとても気に入って使っています。
まるで上達したみたいでとてもうれしいです。

8月9日
アクタスで、M30トラディショナル、M30プロファイル、M15、B40、B40ライヤー、B40ライヤープロファイル、バックンのベルを選定。
マウスピースは合計100本以上。
疲れた。
バックンが思っていたよりも面白かった。
グラナディラ材4種類とココボロ材4種類を試した。
私にとってはきっとグラナディラ材の分厚いタイプがいいのだろうと予想していたのだが、見事に外れた。
ココボロ材の薄いタイプが最もよかったのだ。
軽い吹奏感で、トスカとは目指しているものが全く違う。
何とも味わいのある音が出る。

8月8日
ドイツの歌劇場にいるヴィオラのM君の歓迎会に9名が集まった。
これだけのメンバーが揃うのは珍しい。
指揮のO君は現在新国立劇場でかなりのポジションにいるらしいが、20年ぶり。
顔はそんなに変わらないのだけど、髪がきれいになくなっていた。
音楽家なので顔が老け込んだ人はいないが、髪と体型が変わった人は多い。
T響のF君とは毎年会っているが、あのとてつもないスケジュールをこなしながら、「あの指揮者はよかった。」とか、「オペラはいいよ。」など目を輝かせながら語る姿は尊敬に値する。
1日に二つの演奏会のリハーサルをやるなどざら。
どう見てもさらう時間はない。
NフィルのI君も久しぶりだったが、体型が全く変わっていない。
何と日本を代表するピアニストW君が来てくれたが、最後は結構泥酔していた。
舞台での姿しか知らない人はこの姿を見たらびっくりするだろうなあ。

購入者の声
<トスカGLのベルをご購入の方より>
トスカGLのベルに変えてみると音に深みが出たような印象を受けました。
また、音抜けの良さもよくなり、音がよく響いているように感じました。
演奏することが今まで以上に楽しくなりました。
どうもありがとうございました。

8月7日
サトテクノで、エスクラのプレスティージュとRC、B♭クラリネットのE13を選定。
プレスティージュは硬質で質感と輝きのある音、それに対してRCは自然な音がする。
E13は下位機種にしては全体に質が高い。

8月6日
時間がないので手短に。

新幹線で東京に移動。

「偽善エコロジー」という本のことを書きたいが、また後日。

19時46分出発、7.3km。
直前に猛烈な雷雨。
涼しいかと思ったら、逆に湿度が高くて暑い。
疲れが出て調子は悪い。
明日夜用事があり走れないので、あさってにはよくなるだろう。
そもそもこの時期は、疲労がなくてもいいタイムは出ないのが普通だ。

8月5日
野口五郎岳って、何で歌手の名前が山の名前になっているんだろうと思っていたら、逆でした。
山が先なのね。
ちなみに、野口という集落のある、岩がごろごろしているところという意味だそうです。

「平和の夕べ」コンサート本番。
明日の式典に参加する各国首脳が多数いらしていた。
ソリストもよかったが、今回は何といっても合唱がすばらしかった。
広島交響楽団に入団して十数年になるが、広島でこれほどの合唱は初めて聴いた。
全国的に有名な合唱団と比較しても、情熱という面ではむしろ勝っているのではないか。
若い人たちの熱意が光った。

様々な表現に富む名曲だが、今日は特にLacrimosaにぞくぞくした。
これほど悲しみや哀れみが切々と伝わってくる曲はそうない。
フランスに留学していたために、ラテン語はとても簡単に感じる。
ドイツ語と比べれば数倍易しい。
古いフランス語という感じだ。
勉強してみようかなという気になる。

22時0分出発、5.36km。
昨日はリハーサル2コマのみで元気が余っていた。
今日はゲネプロ本番でさすがに疲れた。
平均ペース4分45秒、ベストは4分34秒。
昨日より速いが、速く走ろうと意識している割には遅い。
楽に走っていいタイムが出た昨日の方が調子はよかった。

8月4日
広島駅6階の回転寿司屋。
去年からどんどん値上げしていくのが悲しかったが、ついにシャリを握らなくなった。
合理化の一環なのだろう。
箱の中に形の出来上がったシャリ。
それを皿に乗せて、その上にネタを乗せ、これで出来上がり。
箸で持って傾け、醤油をつけようとすると、ネタがベロンと剥がれる。
値上げせず、しかも勿論職人が握って出してくれる格安回転寿司屋もたくさんあるというのに、この店は一体何をやっているのだろう。
がっかりした客が次から来なくなり、それが経営を悪化させるとは思わないのだろうか。

リハーサル3日目、明日本番。
モーツァルトのレクイエム。
今日からソリストが加わり、ようやく全員が揃った。

21時52分出発、5.23km。
今日は夜練習だったので、久しぶりに平地を走った。
平均タイム1km4分47秒!
ベストは4分38秒!
この時期としては驚くべきタイムだ。
結論として、マラソンのための練習は坂道トレーニングだけでいいかも知れない。
登りで鍛えた脚力が力強いストライド走法を生み、下りでの着地の衝撃が、それに耐える強い足を作る。
平地では速く走ろうと着地の衝撃は下りに比べれば痒くもない。

8月3日
リハーサル2日目。
今日は合唱が入る。
ソリストは明日。
合唱は力強く感動的だ。
若い力を感じる。

18時43分出発、6.16km。
毎日同じコースを走っているが、タイムはほとんど誤差の範囲。
このコースともしばらくお別れだ。
名残惜しい。
北西の空が紫色に輝いていた。
紫色は珍しい。
普段は分厚い大気の層を通って波長が長くなった太陽の光を浴びて雲が淡いピンク色に輝く。
光が当たらなくなると灰色になる。
今日はどういう加減だろうか、その中間の色になったのだ。
帰りには、輝きのある灰色や、空気と交じり合っているかのような雲など空の様々な表情を見ることができた。
夕方の空は見ていて飽きない。
東京のコースではどうだろう。
東京はいつも曇っている。
あれはスモッグだ。
曇ったまま徐々に暗くなるのだが、夜になっても何となく明るい。
地上の光が反射しているのだろう。
広島のように夕方の空を楽しむことは難しいかも知れない。

8月2日
5日の平和の夕べコンサート、リハーサル初日。
とあるプロ奏者の方から団としてお借りしたルブランのバセットホルン。
どのアンブシュアで音程が丁度よくなるのかが今日確認できた。
人の楽器でもあるし、慣れていない分難しさはある。

18時45分出発、6.24km。
今日も呉娑々宇山水谷峡登山口往復。
日没の時間は、毎日少しずつ、しかし確実に早まっている。
山に入ると涼しい風が体を冷やしてくれるのがたまらなくいい。
もう地上を走る気はしない。
今日の夕焼けは北以外のほとんどの空をピンク色に染め、地上のあらゆるものをピンク色に染めて見事だった。

8月1日
今日から8月。

三浦雄一郎エベレスト登頂全記録 BS日テレ
世に絶景は数あれど、エベレスト山頂からの眺めを超えるものはないだろう。
この世とあの世の境目の眺めである。
酸素が薄いということだけでも死に至るのに、他にも滑落、天候の悪化などの危険は数知れない。
よくまあこんな山に登ろうという気になるものだ。
その分山頂からの眺めは、どこか別の宇宙に連れて行ってもらえるような気分にさせられる。

18時43分出発、6.27km。
今日も呉娑々宇山水谷峡登山口往復。
毎日坂道トレーニングをしているにも関わらず、右足裏の症状はなくなってきた。
下りで着地の衝撃ができるだけ少ないように、ピッチを狭めゆっくりと走っているのが功を奏しているようだ。
坂道トレーニングを続けながら症状を改善できたのは初めてだ。
坂道トレーニングばかりやっているので、大分特殊な足になっているだろう。
登山にはかなりいいのではないだろうか。
平地を走るとどうか。
スピードはともかく、持久力はきっとあるだろう。
相変わらず暑い。
空が曇ってきたのでレーダーを見ると、近くで大雨が降っている。
よし!こっちも降れ!と願ったが、お湿り程度でやがて止んだ。
むしろ雲が日中の熱に蓋をして晴れの日よりも暑い。
帰りは西の空が晴れて夕焼けがきれいだった。

剣岳で単独登山はご法度と書いてある本があった。
そう言われると登りたくなる。
インターネットで検索して、登った人の文章や写真を見たが、この山は危険だ。
立山が近く、登山口まで行きやすいため、毎年初級者が数人滑落死するらしい。
やっぱりやめよう。
山に命を懸ける気はない。
他にもすばらしい山はたくさんある。