2008年10月分

10月31日
今福山のホテルにいます。
これから東京に移動します。

空気自動車。
斬新なデザイン。
どこから乗るの?
http://www.gizmodo.jp/2008/10/airpod_1.html

只今23時10分。
猛烈に眠い。
明日は朝が早いと思うと、それよりさらに早く目が覚めてしまう。
しかも新幹線でもあまり寝られなかった。
今日はエクスプレス予約のポイントでN700系のグリーン車に乗った。
N700系のグリーン車は、座席のリクライニングが後ろに倒れるのではなく下に沈みこむのが気持ちいい。

広島ではテレビ東京系が映らない。
結構面白いと思う番組が多いので残念だ。
今日の夜だと、「世界を変える100人の日本人」、「所さんのそこんトコロ」、「たけしの誰でもピカソ」、「ワールドビジネスサテライト」とバラエティ的でありつつも結構面白い番組が続く。
「所さんのそこんトコロ」で体長160cm、体重65kgのアブラボウズを釣ったシーンを見て、先日博多駅近くの居酒屋で食べたアブラボウズを思い出した。
あれはもう一度食べたい。
あんな巨大な魚、しかも深海魚だったとは驚いた。

19時1分出発、9.92km。
久しぶりの黒目川。
いつまで経っても調子が上がらない。
まあこういう時は仕方ない。
体の言うように走る。
帰ってデータを見てみると、後半は1km5分前後のタイムでベストは4分56秒。
ずっと5分20秒ぐらいで走っている感じだったが、感覚とタイムがずれている。
まあ感覚よりも実際のタイムが速いというのはいいことだ。
心拍数もベストタイムの時で136bpmとそれほど上がっていない。
家に帰ると走った感じがしない。
最近山にばかり行っていたので、それに比べると負荷が足りないようだ。
せめて最後に坂道ダッシュ10本ぐらいやっておけばよかった。
ちなみにこちらの坂は瀬野川の坂よりも高低差が倍ぐらいあるため本数は半分にしている。

10月30日
福山リーデンローズで「ひろぎんトゥモローコンサート」本番。
2000人のホールが満席!
残響の多い素晴らしいホールで満員のお客さんを前に演奏できるというのはうれしいことである。
欲を言えば広島市内にこれぐらいの音響のホールがあるといいのだが。

B40ライヤーはリードが合うと自分でもうっとりするほどすばらしい音が出る。
今日はアナスタシアさんとの共演で使用した。
青箱3半では、10枚中4、5枚がM30用として残り、1枚がB40ライヤー用となる。
つまりB40ライヤーに3半は厚すぎるのだ。
今度試しに3番を買ってみよう。

アナスタシアさんはリハーサルでツィゴイネルワイゼンにやや違和感を感じたが、あれはほとんどどうでもいいという低いテンションで弾いていたためだった。
徐々にテンションが上がり、本番は気持ちが入ってすばらしい演奏だった。
つまり本番以外は疲れるので真面目には弾きたくないということなのだろう。
私もそういうところはある。
特にゲネプロは本番に力を蓄えておくためにかなり力を抜いて演奏する。

10月29日
リハーサル2日目、明日は福山リーデンローズで本番。
アナスタシア・チェボタリョーワさんと合わせ。
チャイコフスキー国際音楽コンクール最高位受賞者である。
倉敷作陽音楽大学を教えていたこともあり、日本語は少し話せるようだ。
ツィゴイネルワイゼンは笑ってしまうほど信じがたい速さ。
いちばん難しいところで首のストレッチをしたりして、まるで鼻歌を歌うかのようだ。
顔の表情が全く変化せず、難しい曲を弾いているという意識はないのだろう。
テクニックは圧倒的だ。
ただ、まるで外国人が和服を着たような、貴族が民衆の踊りを真似するかのような感じはある。
それに対してチャイコフスキーの小品は水を得た魚のように自然な演奏である。

17時9分出発、6.2km。
山。
今日は猛烈に疲れた。
昼集会。
ここで司会進行を務めなければならないというのが負担になった。
昼休みは本来食事をして休まなければならないのに、慌しく弁当を食べて会議を取り仕切る。
これでかえって疲労が増してしまった。
そこに午後からややこしい合わせ物で止めを刺された。
ぐったりとして動けないほどである。
しかし走っていると今日もきれいな夕焼けが心を癒してくれる。
上り坂が続く前半で逆に疲労がどんどん取れていくのが分かる。
帰ってきたらすっかり元気になっていた。
山のいちばん上の方、廃屋に見えるが実はまだ近くの家の人が小屋として使っている崩れかけた小さな家が夕焼けの光を浴びた色合いが、じーんとするほどすばらしい。
ぜひこれを写真に撮りたい。
そのためにはいつか天気のいい日にしばらくここで過さなければ。
今日は足が軽く、タイムも速かったが、明日の本番にベストコンディションで臨みたいので軽めの負荷ということで山だけにしておいた。

10月28日
あさって10月30日に福山リーデンローズ、11月13日に広島厚生年金会館で行われる「ひろぎんトゥモローコンサート」リハーサル初日。
曲は「マイスタージンガー前奏曲」、アナスタシア・チェボタリョーワをソリストに迎えての小品数曲、後半は「展覧会の絵」、指揮は山下一史さん。
マイスタージンガー。
そうなんだ、この曲を演奏するために私はオーケストラをやっているのだ。
凄い曲だ。
全身感動で痺れっぱなし。
音楽をやっていてよかった。
最近音教1日2公演で精神が消耗していたが、これで蘇った。
こういう仕事がずっと続けられたら幸せだ。
確かあれは大学2年生の時だったか、なぜか3年生が2番クラリネットで私に1番クラリネットが回ってきたのがこの曲だった。
あの時は最初何も分からず、何も聴こえなかった。
オーケストラは経験を積まないといろんな音が聴こえてこないし、音が聴こえないとアンサンブルもできない。
ウィーンに2週間滞在し、ウィーン国立歌劇場で毎晩オペラを150円で立ち見した時に見た中の一つでもある。
演奏時間5時間。
立っているのが最もきつかった曲である。
長いが力のある曲だった。
展覧会の絵。
これは大学1年生の時、大野和士さんに個人レッスンを受けていた頃習った曲だ。
いろんな指揮のテクニックが必要とされる曲で、やっていて面白かった。
こちらも素晴らしい名曲だが、シビアな箇所もあるため楽しんでばかりはいられない。

17時8分出発、6.15km。
山。
快晴!
こんな日に仕事しちゃ駄目だよ、こんな日は山に登らなきゃと無茶なことを思いながら帰宅。
予想通りのすばらしい夕焼け。
秋色の地上が夕焼けの色に染まる様は息を呑むほどであった。

10月27日
芸備線安芸矢口駅から1.4kmほど坂道を登ったところにある小学校で音楽鑑賞教室。
山を切り開き、1戸あたり30〜40坪、ちょっとした庭がある家が整然とした区画に建ち並ぶ。
山の北西斜面で南東方向に向かって登りになっているのが惜しい。
最高の立地は山の南斜面だろうが、そんな贅沢を言っていては土地が足りない。
いやいや、ありますよ。
毎日走っている呉娑々宇山水谷峡登山口への道周辺は南斜面で最高の場所にも関わらず、駅からやや離れているため家が少なくのんびりとした田舎である。

17時4分出発、6.24km。
山。
今日は背広でも寒かった。
気温の変化が急激過ぎて対応が間に合っていない。
10月一杯は半袖シャツに短パンで走れると思っていたが、風邪を引いてはいけない。
大事を取って今日から長袖シャツにロングタイツで走ることにした。
長袖シャツは最も涼しいもので、あまり半袖シャツと違いを感じない。
ロングタイツは明らかに暖かい。
CW−Xプロモデルだが、やや走りにくい感じがする。
これはすぐに慣れるだろう。
どういうわけか足にかなりの疲労感があるため山だけにしておいた。
そういえば最近休んでいないなあ。

10月26日
せっかくの休みなのに雨で山に登れない。
そうか、掃除しなきゃ。
久しぶりの大掃除。
ようやく風呂場やガスレンジがきれいになった。
といっても私の気力と技術ではピカピカには程遠い。
プロに頼めばいいのだろうが掃除に何万円も払うのもなあ。

ついに真似されてしまった。
Alex Niko Snake
ドイツではベルリン・フィル首席クラリネット奏者フックス氏が十数年前1年間私のリガチャーを使用していて、その映像は日本でも見ることができたので、当然ドイツ人は知っているはずだ。
世界中の国で特許を取るなんてことはとてもできないので、仕方ない。
ドイツ管用で銀、32ユーロと書いてある。
32ユーロということは銀メッキだろう。
それに銀は弾力がないので素材としては使えない。
本体の素材は何だろう。
私の使用している銅線はいくつかの理由から使用できないだろう。
しかし他の素材では銅線ほどの響きや音色は出ない。
銀メッキは私も試したが、響きを落とす。
恐らく私のリガチャーよりはずっと鳴りが悪く、音色も大したことはないと思う。
誰か試奏したら感想を教えてください。
ただしドイツ管用です。

全日本大学女子駅伝。
いろんな顔、いろんな体型、いろんなフォーム。
よくそんなどっしりとした太腿で走れるなあ。
顔が傾いていたり、腰が落ちていたり様々である。
着地の後足が外側に逃げるのはまずいだろう。
そんな中で一人完璧な体型、フォームの選手がいた。
立命館の沼田である。
体を絞りきれているかどうかは腕を見れば分かる。
脂肪をきっちりと落とし、筋トレをしてしっかりとした筋肉が見える。
フォームもすばらしい。
区間新記録を出した。
まだ大学1年生。
これからきっと日本を代表する選手に成長することだろう。

17時6分出発、6.15km。
山。
朝から全身にひどい疲労感。
昨日負荷をかけすぎたか。
それとも仕事の蓄積疲労か。
それでも出発する時のわくわくする気持ちというのは一体何なのだろう?
走ってみれば調子は悪くない。
所要時間38分6秒というのはむしろ普段よりもずっと速い。

10月25日
尾道市公会堂で本番。
駅から会場までは1.7kmとやや遠いが歩いてみた。
海岸沿いで向島との間を結ぶフェリー乗り場がいくつもある。
土曜日ということもあり、尾道ラーメンの店には行列、道には観光客多数。
途中有名なロープウェイが見えた。
さてベートーヴェンの交響曲第7番。
この曲を冷静なまま最後まで演奏するなんて、そんなお客さんに対して失礼なことは私にはできない。
みんなも同じ気持ちだったようだ。
抑えのきかないオーケストラが興奮状態となり、棒が後からついてくるという状況。
これがなかなか面白かった。
お客さんにも楽しんでもらえたと思う。

帰りはT氏等と一緒に電車で帰る。
T氏は東京の某オーケストラに20年も在籍したというベテランで、さすがに話していて楽しい。
特にワーグナーのオペラの話が面白かった。
広島ではワーグナーはやらないだろうなあ。

21時14分出発、9.93km。
8km走+坂道ダッシュ20本。
今日は4kmから1kmダッシュ。
結果は4分0秒とまあまあの数字。
できれば4分0秒はもう少し余裕を持って走りたい。
今日はこのまま走り続ければわき腹が痛くなりそうな余裕のない状態であった。
1kmダッシュに比べれば坂道ダッシュの方がずっと楽だ。

10月24日
明日の尾道での演奏会のリハーサル。
曲はベートーヴェンの交響曲第7番、指揮は円光寺さん。
久しぶりに、ゆったり、どっしりとしたベト7である。

昼練習場環境等対策専門部会議。
練習場が響きすぎ、そのため遠くの楽器の音が聴こえにくい、時差が大きすぎるなどの問題があるのだが、長年放置されてきた。
これ以上この問題を放置することはできない。

ようやく髪を切ることができた。
特に昨日はひどかった。
私の髪は癖毛なので、雨が降ると収拾がつかなくなる。
走るようになってから髪の量が増え、伸びるスピードも早くなり、気がつくとぼうぼうになっている。

20時14分出発、9.77km。
8km走+坂道ダッシュ20本。
ここ数日山だけにしていたため疲労が抜け、調子がいい。
体が温まってきたところで、4kmから今日のベスト4分26秒。
坂道ダッシュが楽すぎて負荷が足りない感じがする。
着実に足は鍛えられている。
普段なら呼吸を整えるためにゆっくり走る部分がもう少し長いのだが、今日はその必要を感じなかったため結果として普段10kmを超えているのに9.77kmと距離が短くなっている。
普段なら坂道ダッシュを20本もやれば足が疲労して残りはゆっくりと走るのだが、その後のタイムが4分52秒とかなり速い。
ゆっくり走っているつもりなのに実際のタイムが速いというのは明らかに坂道ダッシュの効果である。

10月23日
坂で音教2回本番。
肉体も疲労しているが、どちらかというと精神がより消耗してきた。
休みたい。
とにかく明日はベートーベンの7番。
きもちを切り替えよう。

昨日今日と昼会議があるため、パソコンを持って行く。
黒服を着ていくためリュックは避けた。
背広にリュックという人もいるのだが、心理的に抵抗がある。
本来のケースカバーは他にほとんど物が入らないため、別の鞄が必要になる。
それにパソコンやマウスピース、リードなどもろもろのものを入れ、両肩に鞄を提げる。
普段リュックに楽器ケースとパソコンを入れて持ち歩いている。
それと重さは同じぐらいのはずなのだが、体への負担はこちらの方が断然大きい。
リュックは重さの多くを腰で支えているために、実際の重さに対してかなり楽なのだ。
それに両肩に鞄を提げると改札も通りにくいし、スーパーでも邪魔だ。

17時8分出発、6.12km。
山。
帰宅後雨が降り出した。
レーダーと衛星画像の動画を見ると、どうやら5時ごろには弱まりそうだ。
しばらく練習していると予想通り小降りになってきた。
気温も高いし大丈夫だ。
この走りたくてたまらないという気持ちは一体どういうことだろう。
雨の呉娑々宇山もいい。
山々の襞に雲が沈殿している様がまるで水墨画のようだ。
できれば「呉娑々宇山の四季」という写真集を出したい気分である。
そのためにはしかしカメラを持って走らなければ。
それに写真を撮りながらだと、走っているのか写真を撮っているのか分からなくなる。
ここはやはり走ることに集中したい。
帰り道、日浦山が雲に沈んでゆく。
振り返るとさっきまで微かに見えていた呉娑々宇山の山頂が全く見えなくなっていた。
疲れはほとんど取れた。
回復したというよりも、超回復した。
つまりそれ以前よりも能力が高まった感じがする。
帰り道のタイムは遅い時に比べて1kmで30秒速かったりしている。
足が軽い。
ただ、右足踵裏側と右足膝外側にやや嫌な感じがあるので、雨も降っているし山だけにしておいた。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
一般市場に出回っているリガチャーより遥かに吹きやすく、コントロールがし易いので、とても助かっております。
合うリードも多くあり、使用前よりも表現の幅が広がりました。
高尾さんのリガチャーなしではもう、楽器は吹けないのではと思っています。
それくらい、自分の中でベストなリガチャーだと感じ、日々感謝しております。
お忙しい中、素晴らしいリガチャーを作成して下さって、ありがとうございます。
身の回りのサックスやクラリネット吹きで、リガチャーに困った人がいると、高尾さんのリガチャーを勝手ながらお勧めしています。
これ以上に良いものというのが、他に見当たらないからです。
注文が殺到していたらすみません…。
これからも、定期的にリガチャーを購入していきたいと思っておりますので、今後とも宜しくお願いいたします。

10月22日
宇品の小学校で午前午後と音教2回本番。
何と広響にはこの小学校出身者が3人もいる。
音教2回本番が続くとだんだん疲れが溜まってくる。
通常の演奏会が続くためその準備もしなければならないのだが、そのための精神力と体力が足りなくなってくる。

17時7分出発、6.19km。
山。
走ったら仕事の疲れが取れて元気になった。
よかった。
先日の登山の疲れが昨日よりは大分取れてきた。
足が元気だ。
植物は気温の変化によって芽を出したり葉を紅葉させて落としたりする。
だから標高の高いところの方が紅葉は早い。
標高3000mあたりでは9月初旬にすでに紅葉が始まっている。
それに対して平地では10月も下旬というのにまだまるで紅葉していない柿の木があったりする。
標高の高いところにある柿の木がまだほとんど紅葉していないのに、それより大分下にある柿の木がすでにほとんど葉のない状態だったりする。
どちらも日当たりのいい場所に生えているのに一体何が違うのだろう。
木の年齢だろうか、それとも土が原因か。
紅葉した柿の葉と赤い屋根瓦はよく合う。
広島も東に行くと赤い屋根瓦ばかりの地域があるが、このあたりは統一性はなく、様々な色の瓦が使われている。
うちの屋根は青で、この一帯は青い瓦の家も多い。
よく見ていると、青い瓦の家はどれも安っぽい作りだ。
我が家も安っぽい。
断熱性に乏しいため、夏は2階が40度になったりする。
お金が数千万円ぐらい余っていたら断熱性のいい家に住むのだが、そんなお金はないぞ。
そうそう、耐震ではなく免震構造も魅力的だ。

10月21日
「城山・経小屋山」のページができました。
「旅行記・写真館」から、「広島の山」のいちばん下、もしくは全体のいちばん下にありますのでよろしければご覧になってください。

指揮者に聞いてみたが、何もトレーニングしていないとのこと。
今からでも遅くない。
鍛えずにこれだけの腕というのはすごい素質だ。
ボディービルダーを目指そう。

西広島駅から車で10分ほど坂道を上がったところにある中学校で音楽鑑賞教室。

17時3分出発、6.19km。
かなり疲労感があり、今日も山だけにしておいた。
夕暮れ時の柔らかな光に包まれると、生い茂る雑草さえも美しい。
ここに住んでいる人でさえ、私ほどはこの呉娑々宇山水谷峡登山口へ向かう道沿いの風景を愛で、堪能してはいないだろう。
昨日ゾクッとするほど感動的だった柿木が、今日はただの枯れ木だ。
あの時のあの光でなければあの感動はなかったのだ。
厳密に言えば、同じ光景は二度と見ることはできない。
黄色く熟したいい色になり刈り頃の稲穂が今日はなくなっていた。
他の草木は徐々に変化するが、稲穂は突然一斉に姿を消す。
秋の色が一つ消えた。
秋は失われていくものを愛おしむ季節だ。

10月20日
音教2回本番。
近所の さんに乗せてもらえばいいのに、わざわざJRとバスで行く。
自力で行かないとそこがどこなのかすら分からない。
広島駅新幹線口からバスに乗ると、こんなところに峠があったのかなど新たな発見がある。
東に見えるあの山は?と思って帰宅後調べると、いつも走りに行っている呉娑々宇山であった。
見る角度が違うとまるで違う山に見える。

山が私を呼んでいる。
山陽本線で向洋駅や海田市駅あたりから進行方向を見ると、それは見事な山が見える。
これが鉾取山だ。
標高が0mに近い平野からいきなり700m以上の標高差でそそり立つ。
西日で陰影ができ、その姿は普段よりさらに威厳に満ちている。
海田市駅の近くで私を呼ぶのは日浦山。
そうそう、あそこの岩からの眺めは最高なんだよなあ。
さらに進んで安芸中野駅付近になると、蓮花寺山がこっちにおいで!と私を呼ぶ。
その北側から、いやいや登るならこっちだろうと呉娑々宇山。
どの山も魅力的だが、ちょっと待って!
まだ登ったことのない山を優先したいのだ。

17時12分出発、6.17km。
山。
この時間はさすがにまだ明るい。
しばらくは5時出発と思っていて大丈夫そうだ。
昨日かなりのハードトレーニングだったため今日は休もうと思っていたのだが、あまりダメージを感じないのと体がどうしても行きたいというので、「それじゃ行くけど川は駄目だよ。」と念を押して出発。
この季節、この時間のこのコースは最高だ。
感動しながら走る。
秋色が魅力的だが、特に素晴らしいのが柿。
しっとりとした色合いの中で、1色ではなく変化に富んでいるのがいい。
帰り道、うっすらと夕焼け色に染まった鋒取山、日浦山をバックに見事な紅葉を見せる柿の木があった。
見た瞬間ぞくっとするほど感動的な光景だった。
写真!写真!
あーカメラがない。
もったいない。

ソニーのブルーレイディスクレコーダー。
録画したものを調べていたら、SRモード(標準画質)の中に時々DRというのが入っている。
DRって何?
調べたらハイビジョンをそのまま録画するモードだそうだ。
え?
ということはこれまで画質の落ちたものを見ていたっていうこと?
それに何もいじっていないのに混ざっているというのはどういうこと?
調べると、2番組を同時録画すると、2番組目はDRモードになるとのこと。
てっきりSRモードだと思い込んでいた。
それで画質は違うの?
「日本の名峰」で見比べたら、違うじゃない!
DRモードと比べると、SRモードは若干全体に曖昧な感じがする。
バラエティーなど通常の番組を録画するのには何の支障もないのだが、私の場合は「日本の名峰」を永久保存したいという場合はDRモードの方がよさそうだ。
ただしその場合、ブルーレイディスク1枚に3時間しか録画することができない。

カメラの話。
昨日山で露出をいじろうと思ったのだがどうやったらいいか分からなかった。
あー、このボタン!
なるほど。
お!ここをいじるとホワイトバランスが細かく設定できる。
まだカメラをあまり分かっていない私であった。
勉強あるのみ。

10月19日
ようやく近くの低い山に登れる季節になってきた。
明日は山に登ろう、だから今晩は早く寝て明日の朝早く起きよう。
そう思って11時に寝たのだが、起きたら8時。
よく寝るなあ。
まあ最近忙しくて疲れているのだろう。
急いで飛び出したらカメラを忘れた。
君は山に何をしに行くんだ?
取りに帰る。
昨晩「広島百山」という本を見ながらいろいろと考えていた。
この本には広島県の山が100紹介されているが、車のない私が実際に行けるのはそのうちの2割程度。
しかし広島の山の魅力は何といっても瀬戸内海と瀬戸の島々が見えることであり、私が行ける山、つまり電車で行きやすい山は海に近いところにあるため低山ながらも魅力が大きい。
呉の灰ヶ峰山頂からの眺めは絶景らしい。
そこに行ってみようと思っていたのだが、カメラを忘れたために1本後の電車になり、そのためかやたらと乗り継ぎが悪いことが判明。
それでは昨日候補に挙げていた城山・経小屋山に行こう。
何といい加減な。
それなら山陽本線1本で行ける。
大野浦駅下車。
あー、もう12時。
続きはまた明日。
おやすみなさい。

10月18日
午後あさってからの音教のリハーサル。
凄い指揮者が来た。
何が凄いって?
腕の太さである。
あの腕は尋常ではない。
明らかにボディービル系の専門的なトレーニングをかなりやっている。
職業間違ってない?
プロフィールを調べてみた。
やっぱり金管だ。
顔を見た瞬間、金管楽器奏者だと思った。
それもチューバかトロンボーン。
実際は武蔵野音楽大学のトロンボーン科を卒業し、その後東京藝術大学指揮科を卒業している。
芸大の後輩である。
どうして指揮者というのはこうやって二つも大学を出る人が多いのか。
彼もお金持ちなのだろうか。
色々調べてみたが、あの腕の謎はまだ解けない。
音教の期間中に本人に聞いてみよう。

17時29分出発、11.25km、所要時間1時間7分4秒。
山川。
今日はガーミンのGPSが現在位置を確認するのに時間がかかりちょっといらいら。
新型の方が感度がいいらしいが、5万円以上する。
もったいないので壊れるまではこれで我慢。
走り始め昨日走らなかったのに足が疲れている。
しかししばらく走っているとだんだん疲労感が抜け、瀬野川では折り返し後向かい風の中加速欲求が出て加速する余裕があった。
このトレーニングはかなり負荷が高いが、できれば毎日できるようになりたい。
今日も夕暮れ時の秋色を楽しみながら走った。

購入者の声
<バックンのバレル、MoBaココボロ材65mmと66mmをご購入の方より(使用されている楽器はトスカGL)>
今回はありがとうございました。
個人的に借りているホールで、本日練習して参りました。
オリジナルのバレルと吹き比べて感じた違いを一言で書きますと、「良い意味での、おおらかな響き」です。(あくまで個人的見解)
オリジナル:自然にストレートな「響き」が生まれる
バックン:吹き込んだ息の廻りに薄いベールが巻き付いた様な「響き」が生まれる
道具としての優劣という意味でなく、どちらも素晴らしいバレルだと、そしてトスカGLという楽器の「懐の深さ」を再発見した気分です。

<オットリンクメタルテナー用ピンクゴールド1.8mmをご購入の方より>
吹きやすさに驚きました!
低音がよく響いていると実感します。
全体的な音も、今までより鳴っているようです。
吹き込む息の流れが分る感じで、歌いやすいと思います。
リードもちゃんと固定されていて、締め付けも問題ありませんでした。
これからも楽器を吹くのが楽しくなりました♪
ありがとうございました。

10月17日
9月に登った水晶岳、鷲羽岳のページがようやくできました。
写真の量が膨大でかなり忙しかったこともあり時間がかかってしまいましたが、好天に恵まれいい写真が撮れましたのでぜひご覧になってください。
「旅行記・写真館」から、いちばん上の「日本100名山」、その下から4,5番目、もしくは年代順の下から4,5番目です。

反応が2日ほど遅れてしまいましたが、2007年7月7日から2008年10月15日のトップページへのアクセス数が10万件を超えました。
1日平均215件になります。
皆さんご愛読ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。

定期演奏会本番。
実は今回、どの曲も一度も通して練習していない。
ステンハンマルの交響曲第2番は初めて本番で通して聴くことができた。
CDで聴くと、部分的にはいいのだけど全体としてはうーんという感じ。
リハーサルも細切れでよく分からない。
それが本番ではなかなかいい曲ではないかと思えるのだから、やはり曲というのは生演奏で聴くべきものなのだろう。
こういうことは割りと頻繁に起こる。
ステンハンマルは初演で慣れていない上に長く、音符が多く、複雑でかなり神経を使った。
後半シベリウスの交響曲第1番は慣れている曲でほっとした。

本番後、近くのナチュラススタイルというお店で大勢で楽しく盛り上がった。

購入者の声
<B♭クラリネット用金メッキとピンクゴールドをご購入の方より>
ピンクゴールドの方が私には合っているようで、息が細く長く、効率良く入っていくのが感じられました。
知人にも紹介します。
CDもありがとうございました。
特に2楽章の穏やかな演奏が印象的でした。
隣県ですので、機会があればコンサート等聴きに行きたいと思っています。

<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
なるほど息が音になっていく感じが増していると思いました。
これからが楽しみです。
ありがとうございます。

10月16日
リハーサル3日目、明日本番。
昼集会。

17時27分出発、10.15km。
山川。
日が暮れるのがどんどん早くなる。
山に行くには5時半がぎりぎりだ。
帰宅したらすぐに出発しなければならない。
幸い3時半過ぎにリハーサルが終わり、それから少し練習。
今日は間食を持って行った。
内容はアミノバイタルプロ、バナナ、みかん。
それらを食べて5時過ぎに帰宅。
日中はいい天気で、電車では西日がかなりきつかった。
おかげで久しぶりに燦然と輝く夕焼けを見ることができた。
疲労感があったため山だけにしようと思っていたのだが、自宅前で頭では帰ろうと思っているのに体が勝手に通り過ぎてしまった。
これはランナーズハイのなせる業であろうか。
右足踵裏側にやや不安を感じたため距離を1km短くした。
その頃には体も疲れて抵抗しなかった。
夕暮れ時の瀬野川というのもなかなかいい。
ビルや車の明かりが瀬野川に映り、向こうには夕焼け。
いつか写真に撮ってもいいかも知れない。
日中の写真は簡単なのだけど、こういう暗くなってからの写真というのは結構難しい。

10月15日
リハーサル2日目。
今回は交響曲が2曲あり、しかもステーンハンマルはほとんど演奏されない曲、もちろん広響でも初演、もう1曲のシベリウスの交響曲第1番もかなり難しい曲で、昨日も今日もリハーサルは4時丁度まであった。
昨日も今日も昼は運営委員会。
今日はリハーサル後事務折衝。
1時間半も激論を交わした。
明日の昼休憩時は集会。
よくこれだけやるよなあ。
昨日までの3日間は寝るまでリガチャーを作っていた。
今日は現在21時40分で、これから議案書関連の仕事をする。

18時52分出発、10.15km。
8km走+坂道ダッシュ20本。
山川はどんよりとした鉛のように重い疲労がずしんと来る。
それに対して平地だけにして坂道ダッシュを入れると、坂道ダッシュの間はきついのだがその後の疲労感があまりない。
効果はどうなのだろう?
私はフルマラソンで納得のいく走りをするために走っている。
納得する走りとは、最後までイーブンペースで自己記録更新もしくはそれに近いタイムで走ることである。
坂道ダッシュはどちらかというと、短距離を速く走るための練習のように思える。
それに対して山はフルマラソン終盤の負荷に耐える筋肉をつけるためのトレーニングのように感じる。
やはり疲れても山には行くべきだ。
山だけなら大したことはないのだが、その後に平地5km走を足すとかなり疲労感がある。
それに見合った効果があるはずだとは思うが。
それにしても走っていると、きつい坂道ダッシュ20本を入れても、それでも1日の疲れがすーっと取れていく。
走り終えてシャワーを浴びると疲労感は全く残っておらず、元気一杯だ。
昨日よりも坂道ダッシュがずっと楽だ。
すでにトレーニング効果が現れている。
昨日距離を短くしたために疲労感がなく、2往復目は加速欲求が出て、今日のベストは1km4分36秒。

東京マラソン事務局からメールが来た。
今回の応募は26万人以上。
マラソンの定員を5000人増やしたが、それでも倍率は7.5倍だそうな。
第1回は倍率3倍で見事当選し、凍えそうな寒さの中走った。
今年の第2回は倍率5倍で外れ。
今回も7.5倍ということはちょっと厳しいなあ。
まあ1回走ったからいいんだけど。
最近メタボ検診に引っかかって走る人が増えているので、次回は倍率10倍を超えるのではないか。

テレビで漢字検定をやっていた。
私は2級を2回やって、いずれも80点。
合格ラインぎりぎりである。
読むのは割りとできるが、書くのは最近やってないからなあ。
この漢字読めるんだけど書くのはちょっとというのが多い。

10月14日
只今11時55分。
やっとリガチャー製作が終わった。
4時までリハーサル。
今日はレッスンもあり空き時間ゼロ。

定期演奏会リハーサル初日。
シベリウスの交響曲第1番は大好きな曲だ。
北欧の気候の厳しさ、抑圧の歴史、しかしその中ではち切れんばかりのエネルギーが充満し爆発する。
オーケストラを職業としてよかったと思える幸福な時を過した。

19時17分出発、7.13km。
特に足に疲労感があるため、距離を短くした。
5km走+坂道ダッシュ20本。
しかしこの坂道ダッシュ20本は本気でやるとかなりきつい。
心拍数が下がりきらないうちに次のダッシュを行うため、心拍数は150台とかなり高くなる。
その分心肺機能への負荷は十分。
大腰筋もしっかりと鍛えられたことだろう。

10月13日
大量のリガチャー注文があり、昨晩から空いている時間の全てを使って製作したがまだ終わらない。
明日から定期演奏会リハーサル。
なるべく明日の夜には終わらせたいのだが、時間があるかどうか。

練習場所を引越しした。
以前は練習は常に2階でやっていたのだが、2階は夏40度にもなる。
最近は電気代節約と地球環境のため暑い時期は1階で練習するようにしている。
10月も半ばで気温も下がっていたのでもういいだろうと場所を移した。
1階は18度、2階は27度。
ものすごい室温の差である。
1階は冬で暖房が必要、2階は下手をすると冷房が必要なほどだ。
2階でどんどん服を脱ぐ。
最終的には真夏の格好、半袖短パンになった。
朝晩は冬、昼は夏、1階は冬、2階は夏。
気温差への対応が大変だ。

17時30分出発、11.28km。
山川。
出かける時西に輝く雲を見たので今日の夕焼けは期待できるかと思ったがそうでもなかった。
その代わり東の空にまだ明るいというのに明るく輝く満月。
右足踵裏にやや嫌な感じがするので、今日もシューズを履き替えず、ゲルDSトレーナー13のまま瀬野川に行く。
タイム自体は5分10秒前後とそう遅くないのだが、足にフルマラソン終盤を思い起こさせる猛烈な疲労感があった。
業務や用事でまだ出場する大会を決めかねている今、ここまで追い込む必要があるのかどうか。
せっかく涼しくなったのだからこれぐらいの負荷を毎日かけたいという気持ちも強いが、壊れない程度にしないといけない。

10月12日
福山のお寺で本番。
今回は珍しいハーモニカとの共演。
ソリストは和谷泰扶さん。
国際コンクールを制した名手で、すばらしいテクニックの持ち主である。
2曲演奏したが、特にムーディー作曲トレドという曲がなかなかよかった。

広島の自宅に帰宅。
長かった。
9月後半から文化庁公演で九州を旅し、熊本から飛行機で東京に移動。
埼玉の自宅で休めたのは3日間。
再び早起きして福山で1泊。
ようやく長旅の重い荷物から開放された。
思えば文化庁公演の最初の週は、過去に経験したことがないほどとてつもなく暑かった。
後ろのT氏は上半身びしょびしょになっていた。
それに比べてこの涼しさ。
旅の間にすっかり季節まで変わってしまった。

17時39分出発、11.14km。
山川。
寒い!
気温の変化が急だ。
山の登り終盤でようやく汗が流れてきた。
特に山の下りがあり、負荷のきついトレーニングなのでどうかと思ったが大丈夫なようだ。
今日は足の裏が心配だったためシューズを履き替えず、ゲルDSトレーナー13のままで瀬野川に行く。
昨日よりも足の筋肉が回復していて思ったよりも快調に走ることができた。

10月11日
午前4時40分起床、5時30分に家を出る。
東京駅7時13分発の新幹線で岡山、乗り換えて福山駅到着が11時3分。
そこからチャーターバスで35分ほど山を登ったところの寺院でリハーサル。
明日本番。

指揮は小泉さん。
こうもり序曲は普通遅くするところをインテンポで演奏するなど通常と違う解釈が多かったが、短いリハーサル時間でオーケストラをその方向に持って行く力量はさすがである。
ワルツの主題に入る前をインテンポで演奏すると、クレッシェンドがそのまま次へのエネルギーとなる。
なるほど、この解釈にも確かに利点がある。

今日は福山駅近くのホテルに泊まる。
福山に泊まることは珍しい。
普段は日帰りする。
今回は明日朝9時福山駅集合のため宿泊になった。
以前から気になっていた福山城に行く。
うーん、がっかり。
あからさまな鉄筋コンクリートの天守閣。
他に見るべきものはほとんどない。
まあ熊本城と比較されると困るよなあ。

17時25分出発、10.64km。
福山駅から線路沿いに西へ行き、芦田川を下流、南方向に進む。
芦田川まで1.5kmと結構遠い。
芦田川は川幅が広く見事な川だ。
そこにウォーキング・ランニング用コースがある。
今日は控えめの夕日だったが、夕暮れ時の雰囲気を楽しみながら走った。
長旅の疲れでしばらく休んでいたため筋肉が落ちている。
登山はランニングに対してトレーニング効果もあるのだが、マイナス要素の方が大きい。
それは高い山だけではない。
以前近くの山に登ったり走ったりということを毎日やっていたら足の裏が痛くなってしばらく走れなくなった。
特に下りの着地のダメージが大きい。
それを治すために休むと筋肉が落ちるという構図である。
まあ山にはとりつかれたと言っていいほどはまってしまったので仕方がない。
でもせめて冬ぐらいはマラソンに集中しよう。

10月10日
某大学准教授のヴァイオリンのレッスンを聴講。
よくまあこれだけ体の筋肉を細かく把握し、的確に分かりやすく伝えることができるものだ。
ヴァイオリンというのは難しい楽器だ。
クラリネットに比べて気をつけるべき細かい点がはるかに多い。

購入者の声
<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
以前に購入させていただいたものを1年以上使っていたのですが、やはり新品は鳴りや音色が格段に良く、楽しく演奏できます。
ありがとうございました。

10月9日
全身に疲労感。
長旅の疲れは1日では取れない。
最近駅の自動販売機はスイカやパスモで買えるので便利だ。
ボタンを押してカードを近づけるとピッと音がして商品が落ちてくる。
ところが水を買ったと思っていたのに、出てきたのはアクエリアスだった。
まだ頭の働きが悪い。

アクタスでマウスピースとバレルの選定。
マウスピースはB40ライヤー、M30トラディショナル、M30プロファイル。
バレルはバックンのMoBa。
MoBaは今回グラナディラ材も吹いてみたが、鳴りが悪い。
やっぱりそうだ。
このMoBaの太さは明らかにココボロ材の軽さを補うためのものだ。
グラナディラ材で同じ形にすれば鳴らなくなるのは当然。
ココボロ材とグラナディラ材では形や太さをそれぞれ別のものにすべきである。
ココボロ材の方は前回同様軽く心地よい鳴りであった。

池袋のビックカメラ・カメラ館を散策。
ここは8階までビル全体がカメラ専門店で、何とカメラケースだけを置いてある階がある。
先日からキャノンが気になっている。
ファインダーを覗くと視界が広く、明るく、クリアで気持ちいい。
丸っこいデザインもいい。
買わないけどね。

あさっての移動。
JRサイバーステーションで調べてみると、7時30分発の新幹線の喫煙グリーン車が空いている。
そうか、喫煙か。
座れないよりましか。
とりあえず予約した。
しかしこれほど煙草の煙の嫌いな私が喫煙車とは。
マスクは用意した。

池袋駅みどりの窓口の自動券売機で再び調べると、7時13分発で岡山乗換えすれば何と禁煙普通車が空いている!
その場で携帯でエクスプレス予約を確認すると、こちらには出てこない。
窓口の機械の方がはるかに多くの選択肢を出してくれる。
それに対してエクスプレス予約は主だったものしか出てこない。
それが今回初めて分かった。
何とか禁煙車で座席を確保することができた。
ふう。

帰宅後自転車を押して自転車屋へ。
するとバルブは壊れていないと言う。
空気を入れてもらい100円払って納得できないまま帰宅。
いろいろと試しているうちに、何と空気入れの先端が緩くなっていたことが原因だと分かった。
空気入れの問題だとは全く考え付かなかった。

購入者の声
<アルトサックス用ロジウムをご購入の方より>
早速吹いてみたら、音だしが軽いし、いつも使ってるのよりも、音が響いてキーーンという感じなのに、落ち着いてて、広がらない感じでした。
ピッチも高ぶる感じがなく、1音1音おんなじ音色に吹けたのが、感激でした。
本当にありがとうございました。

10月8日
嫌な夢を見た。
本番でステージに入ると、リードがない。
指揮者に出るのを少し待ってもらって袖に取りに帰る。
再びステージに入りリードケースを開けると、リードが入っていない。
指揮者が入って来るタイミングでまた袖に引き返す。
最悪だ。
うなされて目が覚めた。
こういう夢を見ることは多いが(遅刻するとか、知らない協奏曲を暗譜で本番で演奏しているとか)、これで目覚めるというのは気分が悪い。

11日は朝早起きして福山に移動する。
その福山の集合時間が今日分かった。
早速エクスプレス予約で予約しようとしたら、始発から全ての列車が、グリーン車を含めて満席。
何なんだ、一体。
仕方がない。
前日入りしよう。
4時半まではレッスンが入っているので6時以降だ。
調べると、6時以降グリーン車を含め全て満席。
信じられん。
いくら3連休といってもこれはひどい。
大体この予約してみないと取れるかどうか分からないというエクスプレス予約の仕組みは何とかならないのか。
貴重な時間を大量に無駄にし、精神的にも疲労した。

さて、リガチャー発送の準備ができたので自転車で出かけよう。
その前にしばらく乗っていなかったので空気を入れておこう。
前輪に入れ、さて後輪。
なぜかうまく入らない。
特に荒っぽくやったつもりはないのだが。
何と途中で壊れて空気が抜けてしまった。
修理しなきゃ。
押して行く。
途中で自転車の鍵(チェーン)を忘れたに気がついた。
これで盗まれたら最悪だ。
追い討ちをかけるように雨が降ってきた。
自転車屋に行くと定休日。
郵便局とスーパーに寄った後、再び傘を差し、自転車を押して帰る。
次々と悪いことが起こる。
負の連鎖だ。
これは実は自分の精神状態が原因である。
長旅の疲れで、思考能力が落ちているのだ。
福山はもっと早く予約すべきだった。
仕方がない。
30分前に自由席に並び、それで駄目なら立って行くしかない。
悪い流れを断ち切るには、すぐに次の動作に入らず、時間をとることだ。
それで気分が変わり、負の連鎖が断ち切られる。

昨日の話。
熊本城でおじさんに写真を撮って欲しいと言われ、渡された一眼レフのファインダーを覗くと、視界が私のカメラの倍ぐらいある。
しかも明るい。
液晶も大きくて見やすい。
メーカーはキャノン。
多分フルサイズだ。
しかし大きさはそれほどでもない。
世の中にこんないいカメラがあるとは知らなかった。
物欲を強く刺激されたが、とにかく私は軽くないと、すでに旅行中のリュックの重さは限界を超えている。

周りがうるさい中での携帯電話での会話やイヤホンは、オーケストラで真後ろからトランペットに直撃されるよりも耳へのダメージが大きい。
耳がそう訴えている。
ただし、トランペットは角度が大切。
斜め横から耳に直接入ってきてもらっては困る。
真後ろから後頭部を直撃されると、脳が振動して時折くらくらするが、耳へのダメージはそれほどでもない。

昨日の飛行機は大分前に予約していた。
一昨日指揮の鈴木君が学校から直接タクシーで行けば早いよと教えてくれたので変更しようと思ったのだが、変更できないチケットだったため払い戻しに3000円以上手数料がかかってしまった。
もったいない。
新幹線(エクスプレス予約)なら何でも無料で変更できるのに。
飛行機は不便だ。

10月7日
今熊本空港で搭乗案内を待っている。

午前中再び熊本城へ。
今度は中に入ることができた。
歴史を感じさせる巨木に圧倒されるが、そのうち特に大きいものは樹齢800年だそうな。
加藤清正によって熊本城となる前もここは城だったが、それにしても城とこの木とどちらが先なのだろうか。
熊本城については写真付きで「旅行記・写真館」に書きたい。

ニューオータニはチェックアウトが12時というのがすばらしい。
8時半にホテルを出て、9時から11時までたっぷりと楽しみ、再びホテルに戻ってからチェックアウト。
荷物を預かってもらって今日は1階のレストランで昼食。

このホテルのすばらしかったのは何といってもベッド。
硬いのが好きな人、柔らかいのが好きな人、どちらもこのベッドには満足するだろう。
腰が落ちることがない適度な弾力、それでいてお尻は適度に沈み腰への負担が少ない。
シーツはよく乾燥して温かみがあり、羽毛布団は軽くふわふわして気持ちいい。
枕は2種類用意されていたが、柔らかい方、羽毛だと思うが、これが私にはぴったりであった。
今朝のフロントの女性の対応もすばらしかった。
こちらが何か言う前に察して動き出す。
タクシーを呼び、荷物をトランクに乗せる。
これらの動きがスムーズで立ち振る舞いが美しい。
見送ってからタクシーがホテル前でUターンした時、再び頭を下げた。
この辺りプロとして見事だ。

久しぶりに埼玉の自宅に戻る。
ここが自宅のような気がしない。
旅の途中で寄り道しているかのような気分である。
もう旅はいいや。

10月6日
祖母山のページができました。
「旅行記・写真館」下から2番目にありますので、よろしければご覧になってください。

阿蘇から九州横断特急で八代へ移動。
午後文化庁公演。
今日から指揮は再び鈴木氏。
終了後熊本に移動。

ホテルにチェックインしてから市電で熊本城に行く。
残念ながら5時半までということで中には入れず、周りを1周しながら写真を撮った。
規模のとてつもない大きさ、石垣の見事さ、城の立派さ、巨木が語る歴史、さすが名城と言われるだけのことはある。

19時6分出発、6.05km。
2日連続で山に登ったが、それほど疲労感がないので走ってみた。
ホテルから白川に出て、川沿いの道を中心部に向かって走る。
広々とした遊歩道になっているが、下は煉瓦など硬い素材で、走ることは考慮されていない。
お散歩コースという感じである。
距離も長くなく、普通の歩道になったり土の道になったり。
往復6kmを走るのが精一杯であった。
車道が近いというのも問題である。
特にバスが通ると排気ガスがひどい。
負荷が足りないので、ホテルに戻ってから1階から11階までを3往復。
宴会場など客室よりも下の階の天上が高く、実質的には恐らく13階分ぐらいはあったと思う。
なかなかいい負荷になった。

今日はニューオータニに泊まる。
なぜか安かった。
熊本駅は中心部から離れていて何もない。
夕食をどうしようか迷ったが、ホテル地下1階の中華で食べた。
駅ビルは全体に侘しさが漂う。
高級ホテルに入っている中華だけあって一品料理が2000〜3000円もするが、ご飯物なら1000円ぐらいで食べられる。
熊本なので馬肉飯を食べる。
高菜などと混ぜて餡かけにしてあるので馬刺しほど肉の味の違いは分からないが、とにかく美味しい。
さすが高級中華である。
駅に行っても結局1000円ぐらいかかる。
大正解であった。

10月5日
阿蘇山のページができました。
「旅行記・写真館」のいちばん下にありますので、よろしければご覧になってください。
今日はくたびれたのでこの辺で。
祖母山は明日以降また書きます。

10月4日
祖母山についてはこれから「旅行記・写真館」に書きます。

今日の夕食も豪勢だった。
昨日は鍋で単純に多いだけだったが、今日は種類も多く、しかも馬刺し、牛ステーキなど豪華。
どうやったら1泊2食つき6000円でこの食事が出せるのか。

10月3日
九重山のページができました!
「旅行記・写真館」のいちばん下にありますので、よろしければご覧になってください。

なぜ昨日今日の分の豆乳を買わなかったのだろう。
忘れていた。
ホテル近くのコンビニに行くと、豆乳がない。
仕方がないので豆乳バナナ飲料というのを買って飲んでみたら、
うえええあんまあああ!
何なんだこの甘さは。
気分が悪い。

八代駅から今日もジャンボタクシーで1時間10分ほど。
熊本奥地で文化庁公演。

今新八代駅で別府行きの特急列車を待っている。
鳥栖行きの在来線が来た。
九州の列車はカラフルでヨーロッパの列車のようだ。
阿蘇まで1時間半。
5日連続で移動本番また移動と繰り返しているとさすがに疲れてきた。
明日あさっては山でゆっくりしよう。
明日は祖母山。
あさっての天気が心配だ。
最悪の場合は阿蘇山にロープウェイで登り、多少景色を眺めて再びロープウェイで降りよう。
できれば登山したいのだが、状況による。

うわあ、この列車立野駅でスイッチバックした。
どんどん高度が上がる。
日本でスイッチバックとは珍しい。

阿蘇のホテルに到着。
今インターネットルームでこれを書いているが、この部屋すごいよ。
ほとんど物置。
しかし夕食の鍋には驚いた。
大皿に山盛りの豚肉と野菜。
これ本当に1人前?
これで1泊2食付6000円というのは信じられない。
あちこち古かったりするが、そういうことがあまり気にならない人にはお勧めだ。

10月2日
バナナは朝ならある。
近くのスーパーで確保した。
これを持って移動する。

久留米駅からジャンボタクシーで1時間10分。
熊本県奥地の小学校で文化庁公演。
カーナビを持っていないT氏がえらく苦労したそうだ。
タクシーの運転手も、地図を印刷して来ているのに迷いそうになった。

お弁当、サラダ、おにぎり2個。
これだけ食べれば足りるだろう。
しかし食べるのに時間がかかり面倒だ。
しかも12時前に食べて1時にはもう空腹感。
いい加減にして欲しい。

旅先での健康管理。
まずはできるだけたくさん寝ること。
夜は早く寝る。
お酒は飲まない。
それと食事の内容に気をつける。
なるべく油を控え、野菜を多く摂る。
ランニングはした方が体調を維持することができる。

再びタクシーで熊本に移動。
そこからJRで八代へ。
八代のホテルにチェックイン。

17時40分出発、12.2km。
玉磨川から分かれた前川の右岸を走る。
暗くならないうちに走り終えようと日没前に出発。
まずは夕日を目に入れないようにと上流に1kmほど走るが、そこで終点。
仕方がないので引き返す。
これは美しい!
夕日から放射状に伸びるかのようないくつもの雲。
やがてそれらは金色に光り輝く。
写真を撮りたいが、ランニングとの両立は難しい。
これまでに見た夕焼けの中でも最高だった。
ホテルに帰ると目が紫外線のダメージを受けている。
もうじき日没でもやはりサングラスは必要だ。
次回から面倒くさがらずに持って出よう。

10月1日
今日から10月。

バナナがない。
納豆事件があったというのに、懲りない人間の何と数多いことか。
非常に迷惑である。
バナナは果物の中でも際立って高カロリーだということをお忘れなく。
私は胃に負担をかけず、いかに多くのカロリーを摂取できるかという視点でバナナを選んでいるのだ。
同時にビタミン、ミネラル、特にカリウムを補給できるというのもいい。
仕方がないので、長崎駅ビルの福砂屋でカステラを1本買う。
カステラはどうも嫌に甘すぎると思っていたが、それは安物ばかり食べていたからだということが分かった。
そうか、質のいいカステラは食べていて嫌になるような甘さにはならないのか。
生地の上質さが伝わってくる。
ちゃんぽんを大量に食べたがそれでは足りず、ホテルに帰ってからカステラでカロリー補給。
それでも夜中にお腹が減って目が覚め、再び食べる。
朝食で1本食べ終えた。

午前中長崎駅南の立山に登った。
山といっても民家が建ち並び、山頂にまでホテルが建っている。
台風一過でとてつもない青空。
日差しが強い。

「旅行記・写真館」の長崎写真館を見直したが、もう長崎はほとんど味わいつくしてしまっていて他に行くべきところが思い当たらない。
ちゃんぽんの記述も詳しい。

かなり山を登ったところの小学校で文化庁公演。
長崎は平地が狭いためこうなるのだろう。
何と10月だというのにツクツクホウシが鳴いていた。

本番後、久留米に移動。
天気がよくすばらしい眺めだったが、線路は右に左に蛇行し、西日に苦労させられた。

18時3分出発、11km。
日が暮れないうちにと、久留米駅近くのホテルを急いで飛び出す。
筑後川に行くと、すばらしいコースがあった。
そこをまず下流に走る。
沈んだ夕日に照らされて、地平線の彼方の雲がぞっとするほど濃いピンク色に染まっていた。
今日の晴天を締めくくるすばらしい夕焼けであった。
2日間走れなかったので疲労がなく、体がやけに走りたがっていた。
なかなかいいペースだと思ったのだが、後でパソコンで確認すると1km4分50秒台が中心とまあまあ。

久留米にもバナナはない。
とても困る。