2009年5月分
5月31日
埼玉の自宅にあるなかでいちばん古いパソコンが壊れているので、初期化しようとしたが上手くいかず断念。
仕方がないのでビックカメラで最近一番人気の東芝のネットブックを買ってきた。
ネットブックはドライブが内臓されていないということが問題だ。
ひとつだけ内臓タイプがあるが、画面がきれいでないし全体に古びた印象。
別に7000円ちょっと出して購入。
オフィスは2年間のみ使用できるものがプラス1万円。
それでも5万円でパソコンを購入できるというのは大きい。
さすが最新のネットブック、画面が非常にきれいでキーボードも美しく打ちやすい。
ただ速度は時々「ひょっとして固まってる?」と思うぐらい遅い。
画面もやや小さい。
このあたりは仕方のないところだ。
大きいパソコンならプラス数万円でドライブ内臓のものを購入することができるが、小さく、軽く、安く、性能がよく、しかもドライブ内臓というものは残念ながらない。
そういうものが欲しければやはり十数万円以上は出さなければならない。
折りたたみ傘って一体どこで買うの?
ユニクロの折りたたみ傘は、値段は破格に安いが、55cmは私にはやや小さい。
できれば60cmが欲しい。
西武に行ってみたら、何と傘が一万円!
しかも大きく、重く、デザインは気に入らない。
最悪だ。
私は小さく軽く、広げると大きい安い傘が欲しいのだ。
悩みつつ東急ハンズに行くと、そうそうこういうの!
小さく軽く、しかも半径65cm!
広げるとその辺の据え置き型よりも大きいが、たたむとユニクロの傘よりも細く軽い。
これはすばらしい。
値段はやや高めの3000円台だが性能が高いので納得しよう。
5月30日
東京に移動。
新幹線で溜まっていた新聞を何とか読み終えた。
18時16分出発、10.32km。
曇り空で時々かすかに雨。
山川連続トレーニングの疲れが出てきた。
これは予定通りで、ここで快調に飛ばせては困る。
今日は平均ペース5分9秒でゆっくり走った。
5月29日
定期演奏会本番。
ハイドンの交響曲第100番はクラリネットは第2楽章にしかないが、ハイドンにしては楽器として扱ってくれているので不満はない。
なかなかの名曲だ。
特等席で楽しませてもらった。
後半はマーラーの交響曲第5番。
お客さんがものすごく喜んでくれていてうれしかった。
スタンディングオベーションする人もあちこちにいた。
実は多くの不安や不満を抱えていたのだ。
定期演奏会のリハーサルは3日。
これだけの大曲なのだから、できればマーラーだけをしっかりとやりたいのだが、2,3日目は午前中のみで、午後はハイドンと現代曲。
もっと時間を取ってしっかりと、そして細かく練習したいという不満がくすぶった。
しかしあれだけの練習でよくこれだけの演奏ができたものだ。
本番は何とかしてしまうあたり、広響もかなりレベルが上がったと言っていいだろう。
シェーファーさんはテンポが遅いとずっと思っていたのだが、本番で丁度よくなった。
秋山さんは意図的にこれをやるが、はたして意図していたのだろうか?
第1楽章は金管に任せて抑え気味に吹いていたが、もう第2楽章になると感情を抑えられない。
曲の発する感情のうねりに飲み込まれ、同化する。
一個人の感情がまるで宇宙に匹敵するかのようなとてつもない曲だ。
22時17分出発、5.24km、所要時間24分40秒、平均ペース4分42秒。
遅い時間なのでちょっとだけ風呂代わりに汗を流す。
丁度体が目覚めてこれからという時に終わるのがやや残念だ。
体脂肪率5.1%。
5月28日
リハーサル3日目、明日本番。
リハーサル後事務局に行き団体交渉及び事務折衝。
宮崎で毎晩飲んでいたらさすがに太った。
体重54kg台、体脂肪率6%台。
これが広島に戻ってから、毎日体重200g、体脂肪率0.2%ずつ着実に減って、今日は体重53.5kg、体脂肪率5.5%と理想的な数値になった。
体脂肪率が5%を切ると逆に調子が悪くなるので、これぐらいでキープしておきたい。
ちなみに広島の自宅では油と肉を禁止している。
18時32分出発、11.22km、山川。
雨の予報だったが、直前に都合よく止んでくれた。
4日連続、6日中5回の山川のおかげで足は鋼鉄のようになっている。
これでフルマラソンを最後までイーブンペースで走ることができるだろう。
5月27日
リハーサル2日目。
マーラーの練習は午前中で終わり、午後は作曲家のクリード氏を迎えてクリード氏の曲をリハーサル、その後ハイドン。
18時1分出発、11.13km、山川。
山川3日目。
もう足はカチンコチン。
出発と同時に雨が降り始めたが、大したことはない。
むしろ涼しくていい。
川に出る頃にはすっかり上がり、気分爽快!
明日は雨で走れなさそうだが、かなり際どいところまで負荷をかけているので走れなくても特に問題はないだろう。
5月26日
何と本に載ってしまった。
今日練習場に本が届き、何かと思ったら自分の写真と文章が載っているではないか!
森本りゅう著 しまなみ人の風景(アマゾンのページ)
昨年の6月14日、T氏と一緒に自転車でしまなみ海道を横断していた時のこと。
料金所で料金を払っているところに女性がやってきて話しかけられた。
少し話をして写真を撮られたのだが、まさか本になるとは思わなかった。
しまなみで生きる人たちを取材し、最後の方にしまなみ海道を自転車で横断する人たちのことを文章にしている。
定期演奏会リハーサル初日。
曲はハイドンの交響曲第100番、マーラーの交響曲第5番など。
好きなマーラーを演奏し、これで暮らしていけるのだからこんな幸せなことはない。
指揮のシェーファー氏は巨体同様のゆったりとした雄大な音楽を作る。
18時8分出発、11.22km、山川。
2日連続、4日間で3回目の山川でこれほど足が疲れるというのはどういうこと?
宮崎でスピードトレーニングばかりしていたのだが、それでは駄目なようだ。
かなり高速で飛ばしたのでそれなりの効果があると思っていたが、やはりフルマラソン終盤をイーブンペースで走り切るにはアップダウンのトレーニングが欠かせないようだ。
何とか明日あさっての2日間このトレーニングを継続したい。
壊してはいけないが、その手前ぐらいまでは追い込まないとフルマラソンで納得のいく走りはできない。
5月25日
昨日のランニングについて書くのを忘れていました。
21時7分出発、11.23km。
昼間は暑いが、夜は結構涼しい。
平均ペース4分42秒、ベストは4分19秒。
後半頑張った割にはタイムが伸びずがっかり。
山川の疲労だろうか。
ここから今日の話。
これまで2階で練習していたのだが、椅子などを1階に下ろし、今日から1階で練習。
2階だとこの季節冷房を入れる必要があるが、1階では必要ない。
紫外線を心配してカーテンを閉める必要もない。
電気代が節約でき、地球環境にも優しい。
ただ、これからしばらく2階をほとんど使わなくなるのがもったいないような気もする。
一戸建てでの気楽な一人暮らしである。
18時42分出発、11.2km、山川。
今日から4日間山川トレーニングを連続でこなし、フルマラソン終盤に耐える足の筋肉を作る予定。
一昨日の夜行列車の疲れだろうか、たくさん寝たのに体調がいまいち。
やはり夜行列車は体への負担が大きい。
5月24日
広響ポップスコンサート本番。
尾崎紀世彦さんがこんなに面白い人だとは知らなかった。
ネタも面白いのだけど、茶目っ気たっぷりでとぼけた味の喋りが聞いていて楽しい。
現在66歳だが、歌唱力と声量は衰えを感じさせず見事である。
お客さんはほぼ50代以上。
チケットは何と完売!
指笛を鳴らしたりして、普段とは客層が大分違う。
アンコールのイントロで客席が興奮。
「また逢う日まで〜」
当時私は6歳だったが、この曲はよく覚えている。
満員の聴衆のそれぞれの脳裏に40年近く前の記憶が鮮明に蘇ったのが見えた気がした。
5月23日
「ドリームにちりん」
寝台ではない夜行列車は初体験である。
これまでに経験した中で最もハードな移動となった。
宮崎駅23時47分発。
車内はそこそこ人がいて、みんな割と朝まで起きている。
幸い隣には人がいなかったので、横になって寝る。
ただ、体が痛くなるので時々座る態勢にするのだが、この方が眠れない。
隣のグリーン車は3列。
ただ、そのうちの1列の方だとかえって横になれないので寝にくいかも知れない。
うつらうつらとしながら、それでも2〜3時間ぐらいは寝ただろうか。
5時頃、うっすらと明るくなった朝靄の景色が美しかった。
小倉に5時22分到着。
新幹線改札は6時にならないと開かない。
その手前の椅子に座って待つ。
6時17分発の新幹線で広島駅に7時4分着。
一旦家に帰る。
荷物を片づけ、溜まっていた郵便物を整理し、シャワーを浴びて出勤。
意外と元気だ。
明日の広響ポップスコンサートのリハーサル。
ゲストは尾崎紀世彦さん。
17時51分出発、11.09km、山川。
曇っていたので、早く寝たいということもあり、早めに出発した。
宮崎ではずっとスピードトレーニングで山は久しぶりだ。
ここの自然もすばらしい。
特にこの季節は山の緑が美しい。
ベストは4分33秒。
5月22日
ゲネプロがなぜか11時からになり、みんなでゆっくりと昼食を食べてからホテルに帰りひと眠り。
宅急便を広島に送り、これからチェックアウトする。
長かったが、楽しかった。
さて、本番気合を入れて行こう。
今宮崎駅のホームで夜行列車「ドリームにちりん」を待っている。
ほとんどのヴァイオリン奏者が知らないワイルの「ヴァイオリンと管楽のための協奏曲」は皆さんにご好評いただいた。
ヴァイオリン奏者にとって相当な難曲のようだが、それを軽々と弾いたシャンタルさんはやっぱりすごい。
後半はストラヴィンスキーの「レナルド」でのハドソン・シャドの皆さんがやはり素晴らしかった。
D氏が要求し、結局アンコールを4曲歌った。
ハーモニーが美しく、サービス精神に溢れ、楽しく、面白い最高のグループである。
今回3度も生で聴くことができ本当に幸せだった。
本番後は木管打楽器などのメンバーで再び鉄板焼きの店で楽しく盛り上がった。
5月21日
リハーサル2日目、明日本番。
いよいよ宮崎も明日を残すのみとなった。
ストラヴィンスキーの「4人の歌手とアンサンブルのためのレナルド」はなかなかの名曲だ。
演奏していて非常に楽しい。
もっと頻繁に演奏されるべき曲だと思うのだが、レベルの高い4人の男性歌手とツィンバロム奏者がいなければ演奏できないというのが難点だ。
男性コーラスグループ「ハドソン・シャド」は、レベルの高いグループなのに同時にとてもおかしい。
コミック系である。
レナルドは最初の行進曲で入場するのだが、ひとしきり踊って笑わせておいて、そのまま帰ってしまった。
来たばかりなのに、なぜ帰る?
あまりにおかしくて演奏不能になりかけた。
何とこのグループはレナルドを暗譜で演奏する。
このやっかいな曲を暗譜するとは信じがたい。
Cimbalom(ツィンバロム)は難しい楽器だ。
弦を見て弾かなければならないため、ほとんど暗譜しなければならない。
この楽器の奏者がいるというだけですごい。
特にこのストラヴィンスキーは難曲で大変だ。
4時からハドソン・シャドの皆さんによる関係者のためのコンサートを聴く。
多分演奏したいと言ったのだろう。
このパワー、元気さは見習いたい。
ア・カペラの音程、バランスが完璧で、個人の力量も高く、しかもおかしい。
このグループはすごい。
17時15分出発、11.02km。
宮崎最後のランニング。
今日は雨の予報で走れないかと思ったが、霧雨程度だったので急いで出発。
結局最後まで霧雨程度だった。
これぐらいならむしろ涼しくていい。
もう少し降ってくれてもいいぐらいである。
平均ペース4分34秒!
ベストはラスト1kmの4分8秒。
足が強すぎて心臓がきつい。
心拍数は150台とマラソンのレース当日と変わらない数字。
5月20日
「エクスペリメンタル・コンサート」リハーサル初日。
ワイルの「ヴァイオリンと管楽のための協奏曲」
ヴァイオリンっていい音するなあと思う。
いい楽器、いい奏者、いいホール、これらが揃っていれば幸せになれる。
シャンタルさんはこの曲は何度も演奏したことがあるようで、私も彼女のCDを持っているが、恐るべき演奏能力だ。
どの曲も、CDとはまるで違う。
何度も書いているが、CDは残念ながら生演奏の数割程度しか再現できない。
本来そこにあるはずの空間、音響、楽器の音色などをぺちゃんと潰した感じだ。
音楽というのはやはり生演奏で聴くしかない。
宮崎国際音楽祭に関しては、毎年可能な限りの準備をしている。
曲によってはすでに昨年末から練習を始めた。
準備が十分だと余裕があり、演奏を楽しむことができる。
18時3分出発、11.01km。
曇っていたので早めに出発。
やっとガーミンが正常に動いた!
平均ペース4分39秒!
平均で4分30秒台というのはうれしい。
ベストは10kmからの4分18秒。
今日は「らんぷ亭」に行く。
マスターは今日のチェロの演奏会を聴きに行ったそうで、我々が食事を終える頃帰ってきた。
今年はまだ1度しか来ていないのに、「ああ、高尾さん!」と名前を覚えてくださっていた。
お店の人は交代で演奏会を聴きに来てくださっているようだ。
今日も「白レバーのムース」が絶品!
トマトも驚くほどの甘さ。
このお店は何を食べても美味しい。
最近アルコールに対して時々拒絶反応が出る。
宮崎に来てからはほとんど毎晩飲んでいるので大分慣れているはずなのだが、以前とは体の感じが全く違う。
特定のお酒を体が拒絶するのだ。
焼酎はほとんど舐める程度しか飲めない。
ビールはジョッキ1杯目は大丈夫。
2杯目途中から徐々に欲しくなくなり、ペースダウンする。
今日は赤ワイン。
イタリア旅行中は割と飲めたのだが、先日家で飲んだ時もまるで駄目だった。
酸化防止剤が原因だろうか?
先日のチリワインは大丈夫だったが、今日のスペインのワインは駄目だ。
最初はいいと思うのだが、途中で飲めなくなる。
刺すような刺激が嫌なのだろうか。
なぜ体が拒絶するのかを知りたい。
クラリネットQ&A
<質問>
クラリネットのグリッサンドってどうやってやるんですか?
<答え>