2009年8月分

8月31日
明日鈴ヶ峰夕焼け・夜景ツアーを行います。
ご希望の方はご連絡ください。
初心者向きの山ですが、山頂からの眺めは絶景です。
明日は好天の予報が出ています。
私はこの山は慣れていますので、ご案内いたします。
JR新井口駅改札16時50分集合。
必要なものは、できれば登山靴、できればヘッドライト、なければ懐中電灯、寒さ対策の上着です。

ひろしま夏の芸術祭メインコンサート本番。
神楽との共演である。
本番中、真後ろ至近距離でバギ!という猛烈な音がして飛び上がった。
オロチが倒れてきて、照明をカバーするための長い木の板をなぎ倒したのだ。
チェロのネックまで数センチ!
ぶつかって壊れていれば数千万円という話になったかも知れない。
私の後頭部にぶつかって楽器が喉に刺さったら、半身不随で何億という話になったかも知れない。
何もなくてよかった。
本番は力が入るから、こういうことがあるだろうと思っていた。
そもそもこんなに至近距離にいること自体が問題なのである。

22時15分出発、5.26km。
本番で遅くなったので5kmだけ。
スピードを出してもまだ寒さを感じる。
1km4分30秒で走っても心拍数が130bpm台というのがすごい。
こんな数値は久しぶりに見た。
せっかく涼しくなったのに、最近夜の仕事ばかりで距離を伸ばせないのが残念。

クラリネットQ&A
<質問>
先日先生に見ていただいたところ「発音がうまく出来てない」と言われました。
口の中の形やアンブシュアには十分気をつかっているつもりなのですが、なかなかうまく行かず、音に芯がない気がします。
どのような練習をすれば上手な発音ができ、芯が生まれるのでしょうか?
<答え>

実際に見てみないと何とも言えませんが、発音がうまく出来ていないというのはタンキングが上手く出来ていないということではないでしょうか。
タンキングはリードの先端近くに舌の先端が触れるのが理想です。
人によって口の形や舌の長さには違いがありますが、理想図を描きながら練習してみてください。
この際アンブシュアが動かないように意識しましょう。
伸ばしている時はいい音なのにタンキングをすると汚くなるという場合は、タンキングの際にアンブシュアが動いています。
音の芯というのは別の問題です。
音の芯は噛めばできます。
ただ、そのためにはある程度以上に深いアンブシュアと腰に厚みのあるリードが必要です。
恐らく今の状態でただ噛んでも音が潰れるだけでしょう。
噛むというのは、上の歯と下の歯の圧力を増すということですが、それに対応できるアンブシュアとリードが必要です。

8月30日
ヤナーチェク作曲 タラス・ブーリバ
ノイマン指揮 チェコ・フィル 1982年
凄い個性だ。
どこを聴いてもヤナーチェク。
その発想は一体どこから出てくるのか。
自分と感性が全く違う。
違うということがぞくぞくする快感になる。

明日の神楽との共演のリハーサル。
オロチがようやく頭を被った。
プロ集団と言っていいほど、全てにわたってレベルが高い。
明日のチケットは完売だそうだ。
http://www.k2.dion.ne.jp/~clacla/090830kagura.html

21時39分出発、8.17km。
久しぶりにダッシュする気になった。
1km4分6秒!
おおお!久しぶりにしては結構いいではないか!
他も4分40秒台4本、5分0秒台3本と悪くない。
タイムは一足早く秋の到来である。

8月29日
トスカ・グリーンラインA管用65mmのたるをヤフーオークションに出品しました。
かなり安い値段から開始していますので、よろしければいかがでしょうか。
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b103746911

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番
セルゲイ・ラフマニノフ ピアノ
オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1939年12月4日、1940年2月24日
現代の世界的ピアニストがきちんと弾けないような難曲も、彼にとっては自分に弾ける曲なのだ。
しかも超特急。
一体どうなっているのか。
テンポは時折速すぎ、何をやっているのか理解できない。
ただ、音に濁りがないので完璧に弾けていることは分かる。
何か所もカットしているのは、当時のアメリカがせっかちだったのか。
1940年前後にこれほど豊かな文化を享受していた国と戦争するというのは全く愚かなことだ。
国力が違いすぎる。
ベルクやシェーンベルクの後遅れてきたロマン派は、その後「風と共に去りぬ」などアメリカの映画音楽に多大な影響を残すことになる。
テクニックに圧倒されて忘れがちだが、抒情的表現ももちろんすばらしい。

あさって本番、ひろしま夏の芸術祭のリハーサル。
神楽との共演だ。
クライマックスの何匹ものオロチと戦うシーンは劇的だ。
ピットがなく、舞台がよく見えていいのだが、オロチが回転した時に尻尾が飛んで来そうで怖い。
客席から見てもかなり危険に見えるようで、ステージマネージャーが対策をすると言ってきた。

21時42分出発、8.18km。
雨が降ったようだが、すでに地面は乾いていて、風が強く涼しい。
ただ湿度は高い。
調子は悪くない感じがするのだが、ベストは4分52秒と本調子には遠い。
タイム的にはまだまだ夏だ。

8月28日
今日も呉市文化ホールで音楽鑑賞教室。
午前午後2回本番。
昼は近くの串揚げ屋で6人でゆったりと昼食。
煙草をやめた3人と元々吸っていない2人、私はその中でも嫌煙権運動急先鋒、このメンバーで煙草の話になってしまったのは吸っているTさんにはちょっと可哀想だったか。
東京のオーケストラは忙しく、ストレスも多く、その結果なのか喫煙率も高い。
それに対して広響では健康志向が強く、長年喫煙してきた人もここ数年軒並み煙草をやめている。
今や喫煙者はほんの数人しかいない。

「別冊日経サイエンス 脳科学のフロンティア 意識の謎 知能の謎」
専門的ではあるが、非常に面白い内容が盛りだくさんの本だ。
その中で今日読んだのは、「1本で脳が変わる ニコチン依存の新仮説」。
煙草は1本で依存が始まるという説で、その詳しい説明が書かれている。
煙草をやめた人は吸う前の状態に戻るのではなく、1本でも吸えば簡単に喫煙していた頃の状態の戻るという。

19時20分出発、8.06km。
久しぶりの瀬野川。
曇っていて蒸し暑い。
最近2日に1度懸垂やダンベルで腕をかなり鍛えているので、腕振りが力強い。
足は山で鍛えてあり、硬くしっかりしていて持久力十分という感じである。
後は涼しくなって疲労を抜けばかなりのスピードが出るだろう。

8月27日
今日は呉市文化ホールで音楽鑑賞教室。
音響のいいホールで演奏できるというのはこちらにとってもうれしいし、生徒にとってもいいことだと思う。

呉線は眺めのすばらしい路線だ。
今日は何とか写真が撮れないかとチャンスを窺っていたが、やはり電車を降りるしかない。

18時21分出発、6.12km、山。
先日の日浦山以来山頂からの夕焼けにとりつかれている。
今日もとてつもなくいい天気。
鈴峰に登ろうと思ったが、思ったよりも時間がかかるので断念。
ところがランニングに出発してみると、かなり雲が出てきた。
昨日よりも蒸し暑い。
明日は天気が下り坂のようだが、その前触れなのだろう。
2時間でこんなに変わるのかと驚いた。
結局今日の夕焼けは今一つだった。

[ワシントン 25日 ロイター]
がんの専門家らは25日、喫煙に起因するがんや心臓疾患、肺気腫などの病気で死亡する人の数が、来年には年間600万人に達するとの見通を発表した。
米がん学会などがまとめた報告書によると、医療費や生産力の低下、環境への害などを合わせると、喫煙による経済損失は1年間で推計5000億ドル(約47兆円)に上る。
世界全体でみると、10人に1人がたばこが原因で亡くなっており、このまま増加が続けば、たばこに起因する年間の死亡者数は2020年までに700万人、2030年までに800万人に達すると予想される。
また、非営利の調査団体によると、過去40年間で米国や英国、日本などの先進国では喫煙率が低下したもの、多くの発展途上国では増加している。
同報告書は、ウェブサイト(http://tobaccoatlas.org/)で閲覧することができる。

8月26日
11月1日に島根県安来市で行われる「なかうみマラソン」に申し込みました。
http://www.city.yasugi.shimane.jp/p/1/5/4/2/1/7/
皆さんもご一緒にいかがでしょうか?
ウォーキング部門もあります。

今日は明日あさって呉で行われる音楽鑑賞教室のリハーサル。

18時41分出発、6.11km、山。
とてつもない晴天!
去年の9月中頃、水晶岳、鷲羽岳に登った時もこんな天気だった。
よくまあこれだけの晴天が何日も続くものだ。
こんなに天気のいい日に山に登らないなんてどうかしている。
今日も素晴らしい夕焼けだった。
時折寒いと思うぐらい涼しいので距離を伸ばしてもいいのだが、昨日の着地の衝撃を考慮して山だけにしておいた。

購入者の声
<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
私自身、高尾様からお送り頂いたリガチャーが大変吹きやすく、無駄な力み等もなくなり、自然な発音ができるようになり、大変お気に入りのリガチャーです。(しかも費用面でも大変リーズナブルですし。)
私の周りのクラリネットやサックスの奏者も興味津々といった様子で、知り合いのクラリネット奏者のマウスピースに装着してあげて吹いてもらうと、吹きやすく驚く人が多く、かなりの評判です。

<M30トラディショナルとB40ライヤー・プロファイルをご購入の方より>
M30プロファイルをしばらく使ってみました。
初めて吹いても素直に息が入り、中間部の音がクリアに鳴り音色もやわらかく、心地よい吹奏感でした。
B40ライヤープロファイルですが、やはり以前から使っている自分のものに比べ、均一に鳴り、発音もしやすいです。
芯のある音色が気に入っています。
発音や音色の点で、今はこちらの方が慣れていて好みです。
アドバイス頂いたとおり、リードにより、固めはM30、やわらかめはB40ライヤーでちょうど良く、2つのマウスピースを使えば使えるリードがかなり増えそうです。
両方同時に使いこなすのは私には難しそうですが、演奏会のない時期などは、リードによって使い分けてみたいとも思っています。
また、先生の演奏CDをありがとうございました。
P(ピアノ)の表現、発音の種類、音楽の流れ、素晴らしいと思いました。
少しでもそういったところを意識できるようにしたい、と改めて思いました。
マウスピースが古くなってきましたら、また選定をお願いしたいと思います。
早くお願いすれば良かったと思いました。
どうぞ今後とも宜しくお願い申し上げます。

8月25日
トスカGL・A管用65mmを1本余分に注文していたものが入荷しました。
これから選定します。
ご希望の方いらしたらご連絡ください。

日浦山のページができました!
ぜひご覧になってください。
http://www.k2.dion.ne.jp/~clacla/090825hinourayama.html

8月24日
リガチャーをご注文いただいたMさん、すみません!
理由が分からないのですが、ウィンドウズメールでもEdMaxでもWebメールでも、Mさんにのみメールが送信できません。
どこかで止められているようです。
発送は今日これらしますのでどうぞご了承ください。

絶好の登山日和。
こんな日に山に登れたらいいのに。
しかし9月半ばまで働き詰めなのだ。

今日は千代田でクリニック。
質の高い生徒たちで教え甲斐があった。

19時31分出発、8.06km。
クリニックはいつも疲れる。
もう少し疲れずに教える方法を考えないと。
強い疲労感があったが、涼しいのと昨日休んだので徐々にペースアップし、ベストは1km4分39秒。
もう11km走ってもいいぐらいだ。
去年までは9月20日頃ようやく距離を伸ばす気になったのだが、今年は今からこんなに涼しくて今後どうなるのだろうか。

女子マラソン、尾崎選手は見事な走りだった。
若干肩が揺れるのが気になるが、長い手足、高い腰、効率的なフォーム、鍛え抜かれた肉体的、そして精神的強さ、見ていて惚れ惚れする。
これからしばらくは彼女の時代だろう。

8月23日
演奏会後のパーティーにて。
クラリネット奏者集合!
左から高尾、群響の野田さん、ラリー・コームズさん、神奈川フィルの斎藤君、関西フィルの梅本さん、広響橋本君。


すばらしい演奏会だった。
特に展覧会の絵は感動した。
キエフの冒頭や最後などの金管楽器に痺れた。
柔らかく、豊かで、しかも迫力満点!
この演奏会に参加できて本当によかった。
そう思いながら演奏した。

終了後のパーティーではコームズさんとお話をした。
<プラスチックリードについて>
プラスチックリードは、6枚中6枚が使える。
先日もらったのだが、なかなかいいので使っている。
1枚をずっと吹き続けて数ヶ月間使えるというのはすばらしい。
<ルブランのクラリネット>
ルブランのクラリネットは随分長く吹いている。
<シカゴ交響楽団の歴史について>
シカゴにはドイツ系の移民が多く、オーケストラ創立当時のリハーサルはドイツ語で行われていた。
私も入団当初はドイツ管のバスクラリネットを吹いていた。
<アメリカのオーケストラは全部演奏しなければならないので大変では?>
確かにそうだ。
ドイツのように二人で交代でできないか検討したが、予算がなくてできなかった。
現在では1番、1番とエスクラ持ち替え、2番、バスクラという役割分担をしている。
バスクラリネット奏者が2番を吹くこともある。
2番はほとんどの演奏会に乗るので大変だ。
<ショルティ指揮シカゴ交響楽団のマーラーの交響曲は全て持っています。>
8番だけは入団前で吹いていない。
マーラーはジュリーニやバレンボイムとも録音した。

コントラバスのイェルク・リノヴィツキさんは自由自在な演奏がすばらしい。
彼の言葉。
「M君、君は運動した方がいい。
運動しないと年齢とともに筋力は衰える。
私のお腹を触ってごらん。
(ビール腹かと思ったら、硬い!)
筋肉をつけることで、リラックスしても弓に重みを乗せて弾くことができる。」

ドイツやアメリカから来日した豪華な講師の皆さんや、日本全国のオーケストラ奏者の皆さんと交流でき、幸せな時間を過ごした。

8月22日
アフィニス夏の音楽祭室内楽演奏会2を聴いた。
http://www.jti.co.jp/Culture/Affinis/summer/summer2009/concert_h.html
何といっても最後のメンデルスゾーン作曲弦楽八重奏曲が素晴らしかった。
何という名曲!
とても16歳の時の作品とは思えない。
1stヴァイオリンの川崎さんとチェロのウェン‐シン・ヤンさんが引っ張り、全体が発熱し、会場全体を興奮に巻き込んだ。
軽やかで静かな第3楽章から豪快に鳴りヴィルトゥオーゾで突き進む終楽章へのコントラストも見事!
今日は反響板があったので、弦楽器の響きを楽しむことができた。
ラヴェルの序奏とアレグロはラヴェルらしい名曲。
ベートーヴェンのピアノと管楽のための五重奏曲は、オーボエのクリユスさんの豊かな音と存在感、ピアノのセレブリャーニーさんの自由自在な表現が際立っていた。

西区民センターで室内楽演奏会3を聴いた。
一日に演奏会を二つ聴くとさすがに疲れる。
しかもそれぞれ2時間15分ぐらいかかった。
後半の金管アンサンブルがすばらしかった。
トランペットのライアン・アンソニーさんの上手さが際立つ。
B♭管でも柔らかな音色で自由自在だが、ピッコロトランペットに持ち替えても音がそのまま柔らかいのには驚いた。
その柔らかい音色のままで高音域に達し、吹きこめば音色が硬くなることなく巨大な音量になる。
チューバのジーン・ポコーニさんも見事。
柔らかいが、同時にしっかりとしていて存在感のある純粋で真っすぐな音色。
ホルンとピアノでバランスを取ったかと思えば、トゥッティの音量を一人で倍にし、しかもバランスは丁度いい。
驚くべきチューバ奏者である。
トランペットも皆さん揃ってレベルが高かった。

22時13分出発、5.12km。
今日も演奏会後なので5kmだけ。
演奏会前に横川のみっちゃんでそばダブルを食べた。
ここに入るとつい注文してしまうが、すごい量で油も多く胃にもたれる。
食後3時間40分が経過しているというのにまだ消化しきっていない感じがする。
足も重い。
昼間は暑いが、今夜は晴れて気温が下がり、風もあり、走っていても向かい風だと半袖にしようかと思うほど涼しかった。

8月21日
あさって本番「展覧会の絵」のリハーサル。
この曲でバスクラを吹くのは初めてだ。
1番クラリネットはラリー・コムスさん。
何とプラスチックのリードをつけている。
楽器はルブランの未発表モデルでたるとベルはバックン。
2番クラリネットはG響のNさん。
何と5RVライヤーにV12の4半をつけている!
驚きの連続である。
削ると駄目になるので削らないそうだ。
信じられん。
トランペットのライアン・アンソニーさんのうまさと存在感が際立つ。
トロンボーンのティモシー・ヒギンスさんがテナーチューバのソロを吹いたが、音色といいヴィブラートといい秀逸であった。

その後ジュリエットで髪を切って時間調整。
T氏と遭遇。

夜はアステールで室内楽演奏会1を聴く。
何といってもシェーンベルクの浄夜。
激しい苦悩や葛藤を経てたどり着いた澄んだ世界。
まるで雪が全てを真っ白に覆い尽くしたかのようなその清らかさに心を打たれた。
集中力の高いすばらしい演奏だった。

22時16分出発、5.26km。
遅いので5kmだけ。
前田山のトレーニング効果で足の筋肉が硬く張っている。
体脂肪率5.1%。
筋トレを毎日やるのはよくないという本を読んで、どうしようか迷っている。

8月20日
実家から広島に移動。

ストラヴィンスキー作曲 火の鳥 1919年版
オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 クラシカジャパンを録画したDVD
指揮者は二つや三つに振ればいいんだろうけど、こっちは大変なのだ。
今苦労してさらっているところがあっという間に通り過ぎ、聴こえたり聴こえなかったりで、実際には重要なのはゆっくりの部分だったりする。
自分のテンポや音楽に指揮者を合わさせてしまうオーボエの存在感が見事。
コーラングレ、ホルンもいい。
クラリネットは枯れた感じ。

火の鳥のさらいすぎで腕がおかしい。
この野郎!焼き鳥にして食ってやる!

18時42分出発、6.17km、山。
この時間がすでに暗い。
日がどんどん短くなっている。
雲に覆われて蒸し暑い。
前田山の感動的な眺めに比べると若干見劣りがするが、この桃源郷のような景色もなかなかいいものである。

先日前田山であったお婆さん。
「あら、あの子走っりょるわ。
あんなに足出して、蚊にかまれるで!
走っりょったらかまれんのかいの。」
44歳をつかまえて子はないでしょう。
そうなんです、走ると蚊に刺されないのです。
止まると刺されます。
登山では、蚊に追われて休憩できないということがよくあります。

8月19日
今日は近くの東信という店で昼食。
お盆も過ぎたというのに店は大混雑でしばらく待たされた。
海鮮丼を注文。
ここは刺身が分厚く切ってあり、量が多い。
鯛は歯ごたえ十分、マグロも鮭も脂が乗っていて美味い。
1500円台の刺身定食、天ぷら定食などが定番だが、平日の昼は980円のランチが刺身も天ぷらもボリュームたっぷりでお得だ。

18時13分出発、7.92km。
二日間の前田山で足の筋肉は鋼のように硬くなっているが、この時期としてはきついトレーニングのため疲労感がある。
今日は心拍数がなるべく150bpmを超えないように気を付けたが、結局傾斜が急なところではどうしても150を超えてしまう。
だた、気をつけた分疲労感は大分少ない。
ああ、この夕日!
淡く、丸く、美しいこの夕日のためにカメラを持って来るべきだったか。
今日もこの夕方の光景は感動的だった。

8月18日
根っこといううどん屋で肉ぶっかけ二玉、鳥の竜田揚げ、ごぼうの天ぷらを食べた。
うどん自体は悪くはないが、おか泉と比較にならない。
やはりおか泉は別格だ。
肉の量が多く、普通の人には鳥の竜田揚げは余分だろう。
竜田揚げはからっとしていて美味しい。
ごぼうの天ぷらも太く、甘みがあって以前から好物だ。
うどん以外のポイントが高い。

火の鳥は何度やっても難しい。
今回はこれまでどうしてこの指を思いつかなかったのだろうという指使いをいくつも発見して大分簡単になったが、それでもかなりの準備が必要だ。

18時16分出発、8.45km。
ついにPenを持って走った。
いくら一眼で世界最小最軽量とはいえ、500g近いものを持って走るとやはり若干きつくなる。
撮影ポイントに行くために少し余分に走ったが、それが積み重なって1km近くになっていた。
昨日の方が空気が澄んでいて夕焼けがきれいだった。
それはそうだ。
同じ夕焼けは二度と見ることはできない。
それでもいい写真が撮れた。
これからそのページを作ります。

前田山のページができました!
http://www.k2.dion.ne.jp/~clacla/090818maedayama.html

8月17日
実家に帰省。
珍しく妹夫婦と5歳の娘さんが帰省している。
その子とは赤ん坊の時に会って以来で今は5歳。
当然私のことは覚えていない。

楽しい合宿と演奏会だった。
年齢とともに徐々にさぼり方というか楽に吹く方法を覚えたので、体力的には割と大丈夫。
今回はエスクラではなくB♭管だったということもある。
エスクラはさぼれないし、音域が高いので口が痛くなる。
B♭管は同じことをたくさんの人がやっているので、適当に休める。
高校生、大学生などはまだ出し入れはできない。
伴奏などで大きすぎると思ったところはほとんど吹かず、出るべきところで吹いて音量を増したり、表現を加えたりする。
つまり、自分がどう演奏するかではなく、周りの人がどう演奏していて、それに対してどう足し引きするとよくなるかを考えて演奏する。

あまりにも人数が多すぎて、特に高校生などはなかなか名前が覚えられないが、いろんな人と一度に出会え、世界が広がるという意味では貴重な時間だ。

世界陸上。
男子100m準決勝、パウエルの加速は感動的だった。
ボルトは序盤から周りをキョロキョロし、その後はニコニコしながらジョギング。
後ろで必死に走っている選手には相当な屈辱だろう。

18時40分出発、7.58km、前田山、所要時間50分2秒。
久しぶりの前田山。
最高地点の標高は286m。
普段の呉娑々宇山よりも標高が高く、距離も長く、傾斜も急で、負荷はかなり大きい。
上部を木に覆われると危険を感じるほど暗い。
もう少し早く出発した方がいい。
前田山からの眺めは感動的だ。
地上は夜景のように光り輝き、西の空は夕焼けで真っ赤に染まっていた。
そして香川県特有のぽこぽことした山々。
カメラを持って行きたいが、Penは持って走るには大きすぎる。
かといってコンパクトデジカメで今さら写真を撮る気もない。
何とかこの景色を撮りたい。

8月16日
お盆で日曜日でETC1000円。
有名店に行くには最悪の条件である。
山越などは2時間待ち、観光バスが乗り付け、運動場2個分の広さの駐車場に車が入り切れず、順番待ちをしているそうだ。
おか泉は無理かと思ったが、昼ではなくゲネプロ後の午後4時前に行ってみた。
表の駐車場の端まで行列ができていて1時間待ちぐらいかと思ったが、案外スムーズに進み20分で入ることができた。
いつものように天ざる大を注文。
美味い!
先日広島で食べたうどんのまずかったこと!
なぜ香川県外ではこれほどまずいうどんばかりなのか。
全く悲しくなる。
おか泉の麺は香川県のうどんの中でも特に腰が強く、私のランキングではトップ3に入る。
ここのうどんが食べられて幸せだ。
次にこのレベルのうどんが食べられるのは一体いつのことだろう。
1本食べては、「美味い!」と唸り、1本食べては感動する。
ゆっくりと味わいながら、別れを惜しみながら食べた。

8月15日
只今昼休憩。
午前中3人レッスンし、アンサンブルの合わせをしてすでに疲れている。

20時55分出発、8.3km。
今日は大学生二人と走った。
一人がかなりきつそうだったので1.5kmで折り返し、合宿所に送り届けてから再び一人で5km走る。
1km6〜7分とゆっくり走ったはずなのだが、やはりサンダルのような靴では厳しい。
ゆっくり走ると欲求不満が溜まり、その後は4分台のランニングになる。
今日も涼しく生活もランニングも楽でいい。

8月14日
合宿2日目。
今日は車で移動し、讃岐の里という店で昼食。
田圃の真中にあり、ほとんどは地元の客だ。
先日広島で食べたうどんのまずかったこと!
よくまああんなまずいうどんが作れるものだ。
それと比べるのも失礼なこの麺の艶、輝き、表面の滑らかさ、適度な弾力。
なぜこういううどんが香川県外では作れないのか不思議だ。

20時3分出発、10.08km。
高校生二人、大学生一人と一緒に走る。
ペースは1km6分から7分。
風もあり、今年は信じられないぐらい涼しい。
走るのにはすばらしいが、大丈夫だろうかと心配になる。
秋の天気や気温はどうなるのだろう。
皆さんサンダルに近いような靴で、大学生が足が痛いというので3km走ったところで折り返し、歩いて合宿所まで帰る。
なので実際に走った距離は7km。
高校生二人は大丈夫だったが、やはりシューズは重要だ。
その後、今度は一人で4kmを4分40秒台から50秒で走る。
やっとすっきりした。

8月13日
香川県に移動、地元の師匠と門下生による合宿に参加。
今回は特別室という部屋になった。
どう特別なのかと思ったら、広々とした窓が南と西の両方にある。
明るくていいというか、明るすぎるというか。
それに西日がひどい。
目の前の池は今年はまるで青汁のようだ。
藻か何かが異常発生しているのだろうか。
香川県独特のぽこぽことして山々が心地よい。

15kgのスーツケースを新幹線で網棚に上げようとしたら、普段は腰に負担を感じるのに拍子抜けするぐらい楽でびっくり!
最近ボルダリング、懸垂、ダンベルなどで鍛えているためだろう。

8月12日
今日は三次でクリニック。
猛烈に疲れた。
今回はまだ始めて数ヶ月という子も数人いて、会話自体が成り立たなかったりした。
音大を受験するという子もいてレベルが違いすぎ、共通の課題が成り立たない。
休憩時間に思い悩んだ末、後半は3つのグループに分けて指導したら何とか上手くいった。
始めて数ヶ月の子は私の言ったことの何割を理解し、何割を覚えていて、何割を実践してくれるだろう。
できればある程度吹けるようになった2年生、3年生が受講し、学校に戻って後輩に指導するという形の方が
いいと思う。

今日は行きはJR芸備線、帰りは高速バスで移動した。
私の最寄り駅は山陽本線安芸中野駅なので、できれば広島駅から芸備線に乗った方が便利なのだが、本数が少なく、快速は1日数本しかない。
普通列車も2時間近くかかるものがあったりする。
行きの広島駅11時発の普通列車は三次まで所要時間1時間38分。
帰りの三次駅17時12分発は所要時間1時間56分。
なぜこんなに違うのか?
単線なので列車行き違いの関係かも知れない。
帰りに乗った高速バスは所要時間1時間22分。
ただしバスは若干遅れる。
また私にとってはバスセンター利用は面倒で仕方がない。
車窓からの眺めはJRが断然すばらしい。
何とも歴史を感じる味わい深い風景である。
それに対して高速バスからの眺めは味気ない。
ただし高速バスの方が停車する回数が少なく、揺れも少なくよく寝られる。
クリニックの疲労で30分ほど熟睡した。

19時44分出発、8.02km、川。
暗くなったので久しぶりに川を走る。
川は暑い!
山のありがたみがよく分かった。
ひどい疲労感で速く走る気にならない。
後半ようやく疲れが取れてきたが、暑いので大したスピードは出なかった。

8月11日
午後2回目のボルダリング。
前回水500mlで足りなかったので今日はスポーツドリング500mlと水500mlを持って行ったが、それでも足りなかった。
夏休みということで子供も多く、初めてという人も数人来た。
若い女性が一人で来たりして、結構女性も多い。
腕の細い女性が難しい課題をこなしているのだから自分にできないはずはないと思うのだが、現状ではある程度以上腕力の必要なものは難しい。
やり方には大分慣れてきた。
だがTと書かれた横に移動する課題は結局できない。
できるのは最も緩い85度の2つと110度の1つだけ。
2時間粘って、ようやく85度の□と×2つの課題ができた時には興奮した。
これぐらいの喜びがないと続かない。
しかし問題は腕力だ。
毎日懸垂とダンベルはやっているのだが。

18時57分出発、6.2km、山。
ボルダリングは1回目よりも慣れてきたせいか腕への負担は大分少なくなった。
これなら演奏への影響はなさそうだ。
ボルダリング後のランニングは普段よりややきつめだが、前回よりも今回の方が大分楽だ。
登る回数は今日の方が多いのだが、より効率的に登れるようになったのだろう。
前回よりも水分補給をしたので、前回のようにランニング後狂ったように水を飲むということもない。

8月10日
今日は尾道で午前午後とクリニック。
複数の中学、高校、消防団の音楽隊、一般バンドから十数名が集まった。
ボルダリングでは何も知らない生徒で先生の指示にはいはいと従っているが、ここでは全知全能の先生である。
午前中2時間ちょっと休まずに教えたら、疲れてフラフラになった。
やはり休憩は必要だ。
昼食は誰とも話したくなく、一人で出かけた。
みんな基礎的なことがそれほどできているわけではないのに、曲になると俄然熱が入り完成度が高いあたりさすが吹奏楽部である。
10時過ぎから4時過ぎまで長時間で疲れたが、素直で熱心な生徒たちでやってよかったと思った。
昨日も遠かったが、今日はさらに遠い。
毎日移動が大変だ。

19時4分出発、6.07km、山。
懸垂を終えて走り始めた頃雨が降り出した。
まだまだと思っているうちにどんどん雨脚が強まり、びしょ濡れになったが、それでも寒さを感じないのがこの季節のいいところである。
むしろ涼しくていいぐらいだ。

8月9日
三原で本番。
今日の本番はきつかった。
盛りだくさんで、きついところや嫌なところが凝縮していて本番前は気分が暗かったが、前半を終え、まだ新世界が残っていたものの大分気持ちが楽になった。
響きのいいホールで名曲を演奏し、満員のお客さんから盛大な拍手をもらうというのはすばらしいことだと、後半ようやく思えてきた。
疲れきって帰りの電車では熟睡した。

18時56分出発、6.1km、山。
これだけ疲れていても、走れば走れるものだ。
今日は一日雨だったが、西の空が少しだけ切れて幻想的な夕焼けを楽しむことができ、気分がリフレッシュできた。

8月8日
明日の「ポポロの広響コンサート『肩のこらないクラシックのヒット曲』」という演奏会のリハーサル。

何故安佐北区民?
前々から決まっていたコンサートのはずだが。
遠い!
しかも可部駅から20分以上歩かなければならない。
歩くのはまあいいのだが、背中には楽器2本と会議のためのパソコンなどの入った8kgのリュック、晴れると猛烈に暑い。

実は明日の演奏会は非常に大変。
プロコフィエフのロメオとジュリエット、チャイコフスキーのくるみ割り人形、ムソルグスキーの展覧会の絵、ドヴォルザークの交響曲第9番などなど盛りだくさんすぎである。

これまで演奏に影響が出ないように手や腕は鍛えないようにしていたのだが、やはり今日は演奏に影響が出た。
意識しないと握力が足りない。
吹いているうちに徐々に慣れてきた。
本番前日にクライミングはしない方がいいだろう。

といいつつ、今日は10kgのダンベルが2本届いた。
重さを変えられるタイプである。
10〜12回やるのが限界という重さがよいそうだが、ぶら下げて下から持ち上げる動作は10kgでも10回はできる。
何が目的かというと、要するに剣岳に登りたいのである。
そのために、腕だけで体重を支え、腕だけで体を上に持ち上げる力をつけたいのだ。
だから懸垂と、その逆のダンベルを下から上に持ち上げる動きを中心に鍛えたい。
ただ、10kgのダンベルを2本両手に持ち、交互に持ち上げるのは腰に負担がかかりすぎるかも知れない。
しばらく1本で様子を見よう。

19時10分出発、6.24km、山。
暑い!
今日は猛暑日である。
山も上部の森が深い一部が涼しいだけで、他は暑い。
ランニングに最も適していない季節である。
日は大分短くなってきた。
スーパーでは秋刀魚と梨が安くなってきた。
秋も近い。
帰りはかなり際どい暗さになった。
山に出発する時間を徐々に早めなければ。

8月7日
灯篭流しのページができました!
http://www.k2.dion.ne.jp/~clacla/090806tourounagashi.html

練習用リードがなくなってきた。
本番用リードはたくさんあるが、練習に使うのはもったいない。
古いリードを冷凍庫から出してみたら、厚いという意味の記号を書いてあるリードが出てきた。
これらは数か月前、このマウスピースでは今は厚いが、数か月後には丁度良くなるかもしれないと思って取っておいたのだ。
案の定丁度よくなっていた。
マウスピースは吹いているうちに徐々に吹きやすくなり、厚いリードに対応し薄いリードに対応しなくなる。
だから常に新しいマウスピースと古いマウスピースの両方を吹く必要がある。
現在私は3本のM30トラディショナルをリードによって使い分けている。
気圧など日によってどのリードをどのマウスピースに合わせるかというのは変わるし、その日の疲れ具合などによっても変わる。

ボルダリング初体験!
SEROというクライミングジムに行ってきた。
http://homepage3.nifty.com/cero/index.htm
ボルダリングとは比較的低い岩場を命綱なしで登ることである。
トレーナーの方に一から詳しく説明していただいた。
なかなか親しみやすい方である。
垂直や100度の壁で持ちやすいホールドだと大丈夫なのだが、つかむだけなど持ちにくいと厳しい。
分かっていたことだが腕力が足りない。
ピンクのテープで示したホールドのみを使って登るなどのルールがあり、結構難しい。
高いところにあるホールドを取るためにはまずそちら側の足を上のホールドに移動しなければならないのだが、その順序がまだ混乱する。
これは慣れるしかない。
命綱なしだと5mも上がると、下は分厚いクッションだとは分かっているが高度感があり怖さを感じる。
ただその怖さが強い達成感を生む。
クライマーの皆さんは一切筋トレをせず、ここを登ることだけで体を鍛えるそうだ。
トレーナーの方はさすがに筋骨隆々としているが、細い女性がかなり難しい課題をこなしているので、努力次第なのだろう。
2時間ちょっといたが、腕がかなり疲れるため休憩したり、登る前にオブザベーション(課題の下見)したり、上級者が登っているのを見学したりで、実際に登った時間は30分弱ぐらいだろう。

帰りに「尾川智子のボルダリングBasic」という本を買った。

付属のDVDは初心者にはなかなか分かりやすかった。
本自体も初心者向けで写真が多く、分かりやすそうだ。
大体今日教わったことと基本は同じだ。

19時51分出発、8.08km。
大丈夫だと思ったが、さすがにボルダリングをやった疲れが徐々に出てきた。
なぜか腹筋が普段よりも疲れている。
それほど使った記憶はないのだが。
登っている時は腕の負担のみが気になるが、走ってみると足など全身を使っていたことが分かる。
久しぶりに体重52kg台、体脂肪率計測不能。
朝食前に筋トレ、午後ボルダリング、夜ランニング。
今日はよく運動した。
ランニング後大量の水を飲んだ。
2リットルぐらい飲んだのではないか。
ボルダリング中も水分補給はしていたのだが、かなり大量に飲む必要がある。

購入者の声
<トスカGL・B♭管用66mmのたるをご購入の方より>
今まで高音の音色がきつかったのですが、丸い音が出るようになって嬉しいです。音も今までより響いている感じがします。
いいものをありがとうございました。

8月6日
時折小雨が降り、非常に蒸し暑い。
今日は灯篭流しを見に出かけた。
6時から6時半にかけて写真を撮ったが、やはり暗くなった方がよさそうだ。
7時にヤマハでT君と待ち合わせ。
彼は芸大の同級生で、明日からの吹奏楽コンクールの審査員として来ている。
お好み焼き屋に案内し、それから再び灯篭流しへ。
実は灯篭流しをきちんと見るのは初めてだ。
最近まで8月6日は必ず平和の夕べコンサートがあり、本番後は荷物も重いし疲れているしでそのまま帰宅していたのだ。
夜の灯篭流しは感動的だ。
それにPenがいい。
何と手持ちで夜景がきれいに撮れるのだ。
手ぶれ防止機能と高感度撮影機能の性能が非常に高い。
撮っていて気分がいい。
橋の手すりにPenを置いて撮っていると、隣の外国人が、
“Is this a Pen?”
英語の授業かい!
“Yes!”
その人のカメラは何とキャノンのフルサイズじゃない!
そんないいカメラ持っていてそんなにPenが欲しいかい?
あなたにとってはサブでしょうが、私にとってはメインですから!
まあしかしカメラ好きにとってPenが気になる存在であることは理解できる。
ひょっとして海外では発売前なのか、それとも発売直後で欲しくて迷っているのか。
これだけ興味を持たれるというのは悪い気はしない。
“Are you happy?”
“Yes,I'm very happy!”
そこまで簡単に喋ってくれなくても分かると思うけど。
今日は街も電車内も外国人が多い。
しかもみんなキャノンの大きなカメラに大きなレンズをつけている。
灯篭流しのページは明日作る予定です。

22時4分出発、5.23km。
お好み焼き屋でビールをジョッキ1杯飲んだのでどうかと思ったが、走りたくなったので走ってしまった。
スピードに対して心拍数はやや高いが、この気温と湿度だしまあ大丈夫な範囲内だろう。

8月5日
「平和の夕べ」コンサート。
後半フォーレのレクイエムは、明日の式典に出席する各国首脳などが来賓として聴いた。
この曲はフルートもクラリネットも4曲目しかない。
前にオーケストラ、後ろにソリストと合唱団、音の洪水の真ん中でこの名曲に浸った。
前半ではプッチーニの弦楽四重奏曲「「菊」(今日は弦楽合奏で演奏した)が、初めて聴いたがなかなかの名曲だった。
まるでオペラの一場面のようだが、後にマノン・レスコーの終幕に使われたそうだ。

22時4分出発、5.13km。
今日は蒸し暑い。
本番後で遅いこともあり短い距離にした。
ランニング後体重計に乗ったら、腕の筋肉量が見たことのない数値になっている。
懸垂やダンベルの効果が随分短期間で出た。
ただ、ランニングは軽さが命、あまり重くなると困るのだが。
まあこの程度のトレーニングでは筋肉ムキムキにはならないだろう。

購入者の声
<中古のM30トラディショナルをご購入の方より>
反応良好でタンギングのノリも非常に良く、さらにエネルギー効率が良い上で音色も太く、自分の抱えていた問題点が相当程度解消されました。
今まで自分が吹いたことのあるM30トラディショナルの中でも圧倒的に素晴らしい物だとも思います。
これからは無理なく、柔軟に演奏していけそうです。
劣化しましたら、再度先生の方に選定をお願いしたいと思います。
この度は本当にありがとうございました。

<B♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
とても吹きやすいです。
ありがとうございました。

8月4日
椿姫を見終えた。
父親がやたらと上手いと思ったら、レナート・ブルゾンであった。
第3幕は何度見ても泣ける。
ステファニア・ポンファデッリは素晴らしいの一言。
スコット・パイパーは頑張っているところもあったが、全体としてはまあまあといった印象。
ゼッフィレッリ、演出はこうあるべきだ。
奇をてらい話題になろうということしか考えず、二度と見たくないような舞台を作る演出家は爪の垢でも煎じて飲めばいい。
随分小さいと思ったら、ヴェルディの生まれた人口7000人弱の町にある客席数800の劇場だった。
メイキングのおまけがついていた。
演技が最初から決まったものではなく、徐々に作り上げていくものであることがよく分かる。

ヴィオレッタ ステファニア・ポンファデッリ
アルフレード スコット・パイパー
ジェルモン(アルフレードの父親) レナート・ブルゾン
演出 フランコ・ゼッフィレッリ
指揮 プラシド・ドミンゴ
アルトゥーロ・トスカニーニ財団管弦楽団 同合唱団
2002年2月24〜27日 ジュゼッペ・ヴェルディ劇場 ブッセート

「平和の夕べ」コンサート・リハーサル2日目、明日本番。
ソプラノは森麻季さん、バリトンは福島明也さん。
フォーレのレクイエムではお二人とも私の後ろに座る。
森さんの歌声が私の頭頂部を振動させ、その振動が肩、腰、全身と徐々に降りてくるのと同時に感動が伝わってきた。
福島さんはまるで胸がチェロの胴体でできているかのような見事な響きである。

11月1日のチーム初マラソンに向けてチーム広響打ち合わせ。
T氏はやる気満々、Oさんも前向き、O君は何とか走らせよう。
でもどうせ走るのなら10kmぐらいは走った方がいいと思いますよ。
5kmじゃあまりにも物足りない。
私とT氏はハーフを走る。

今日の午前中、給湯器のことでリンナイの修理の人が来た。
毎年夏になるとシャワーのお湯の温度が上がりすぎ、徐々に水の量を増やすのだが痛いぐらいになり、水を増やしたことでお湯の量が減って最後にはガスが止まりお湯が水になる。
この問題ではもう何年も悩まされている。
リンナイの人とはまるで話が通じあわなかった。
実際に毎日そういう状態になっていると何度も説明しているのに理解されない。
相手が言うことも納得できない。
一つだけ、配管が鉄のために内部が錆び、その錆びがシャワーの先端部分に詰まっているので掃除しますということだけは理解できたが、それが根本的解決になるとはまるで思わなかった。
結局給湯器の能力を下げられないかというこちらの問いかけに対し、それはできないと答えて帰って行った。
帰宅してランニング後シャワーを浴びて驚いた。
問題が解決しているのだ。
つまり原因はシャワーの先端が錆びで詰まっていたことだった。
そのためにそれぞれの穴が小さくなり、水のスピードが増し、まるで量が多いかのように感じていたのだ。
逆に言えばホテルが水道代とガス代を節約したければシャワーの穴を小さくすればいいのだ。
ただしやりすぎると客が痛みを感じ、ホテルの印象が悪くなり、苦情が出る。

20時42分出発、11.13km。
今日は晴れていて湿度が低く、出発が遅いために昼間の暑さもなくなり、山風が気持ちいい。
快適なので距離を伸ばした。
やはり今年の夏はおかしい。
去年までなら8月に距離を伸ばそうなどと思うことは考えられなかった。
日常生活やランニングにはとてもいいが、野菜の値段は上がり、米不足が心配され、私はずっと山に登れずうずうずしている。
心拍数140台で1km4分40秒台というのはシーズンの好調時とそれほど変わらない。
楽に走っているのにスピードが出るというのは非常に快感だ。
山のトレーニング効果の大きさも再認識した。
最近家ではストレッチのついでにダンベル、ランニング前には懸垂をしているが、おかげで腕振りが力強くなってきた。

8月3日
東京マラソンに申し込んだ。
今年は2月28日に行われる。
http://www.tokyo42195.org/
申し込みは8月末までで、10月に抽選が行われる。
これまでに2回走っているのでもういいかなとも思うのだが、倍率が高いので申し込んでおかないと今度いつ当選するか分からない。

椿姫はNHKのウィークエンドシアターを録画したブルーレイディスク1枚とクラシカジャパンを録画したDVDを2枚持っている。
画質がいいのでブルーレイを再生したのだが、すぐにやめた。
これは2005年のザルツブルグ音楽祭でネトレプコが歌ったものだ。
男も女も同じ背広を着せ仮面を被らせて背景画にし、最初から最後まで同じ単調な本来の設定とまるで関係のないつまらない舞台、一度なら我慢して見るが、これを二度見るのは耐え難い。
ドミンゴが指揮したものを見る。
ドミンゴが指揮すると、オーケストラは器楽的でない、声楽的なねちっこい歌い回しになる。
曲の最後が常に遅くなるのだが、その時に必ずぐちゃっとなる。
つまり「それじゃ分からないよ!」状態なのだろう。
それはまあご愛敬、魅力的な音楽には満足できる。
ただ、アルフレードがいまいちなので、できれば歌ってくれればさらにすばらしい。
ヴィオレッタはすばらしい歌唱力で、ほっそりとしてやつれた薄幸な感じがまさにヴィオレッタそのもの。
父親は何度見ても気分が悪く、感情移入できない。
しかしこの父親はとてつもない響きで見事な歌唱である。

18時48分出発、6.22km、山。
夕立があり、その後空は分厚い雲に覆われていて蒸し暑い。
これ以上の負荷をかける気にならない。

クラリネットQ&A
<質問>
私の楽器は、レジスターキーにタンポが使われているのですが現在はコルクが主流ということで、コルクに変えようか迷っています。
それぞれのメリット、デメリットを教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
<答え>
レジスターキーに関してはコルクが主流です。
コルクは破れることがなく、形も変化しにくく安定していて、抜けもいいです。
それに対してタンポは柔らかみがあり、フレーズに柔軟性が生まれます。
上管を全てコルクにすると抜けがとてもよくなりますが、その代り柔らかみやフレーズの柔軟性はやや損なわれます。
ただこれは個人差があり、そう感じる人もいれば感じない人もいて好みの問題です。

購入者の声
<アルトサックス用ピンクゴールドをご購入の方より>
すごく音の通りがよくなり音に安定感が出た気がします。
音質も比較的ほかの楽器ともなじむようになりました。
本当にありがとうございました。

8月2日
今日はもう8月2日なんだ。
なんだか時が過ぎるのが早い。

今日は8月5日「平和の夕べ」コンサートのリハーサル初日。
前半は歌の伴奏、後半はフォーレのレクイエム。
今日はソリストは入らず、午前中はオーケストラのみ、午後は合唱と一緒にフォーレのリハーサル。
フォーレのレクイエムは、フルート、クラリネットは4曲目しかない。
2番クラリネットなど4小節しか吹くところがない。
午前中のリハーサルが終わり、みんなで昼食。
練習場に帰ってきて思った。
「ひょっとして午後は合唱との合わせということは合唱のない曲はやらないのでは?」
インペクに確認してもらったらやはりやらないとのことで、実は午前中で終わりであった。
いそいそと帰宅する。

Oさんが相変わらずランニングで盛り上がっている。
今日は広響でチームを組んで駅伝に出ようという話で盛り上がった。
探してみたが残念ながら広島近辺で駅伝は見つからなかった。
我々は日曜日が仕事ということが多く、業務があるとみんなで出場するのは難しい。
丁度文化庁公演の合間の11月1日、鳥取、島根に行っている時に米子の近くで「なかうみマラソン」というのがあるので、それにみんなで出ようという話をしている。
とりあえずチーム名は「チーム広響」(仮称)と勝手に名付けた。

18時55分出発、6.15km、山。
山はゾクッとするほど涼しく、他に誰も走っていないので快適、眺めもすばらしい。
登山と近いと下りの着地の衝撃で足を痛めやすいが、今日は大丈夫だった。

NHK−BSハイビジョンの「名曲探偵アマデウス」が面白い。
今日は「ブラ4」と「月光」の2本を見たが、「ブラ4」の落ちには腹筋が痛くなった。

8月1日
今日から8月。
天気が悪く、山に行けそうにない。
今年の夏は散々だ。
今年いっぱいはかなり忙しい。
休みの日も次の仕事の準備をしなければならず、実質的に休みはほとんどない。
何とかあらかじめ先の仕事の分をさらい終え、月に一度か二度2,3日の休みを作り、そこがしかも晴れなければならない。
10月頃までにそんなチャンスは数回あるかどうかというところだろう。

リガチャーの在庫がないのに制作する時間がない。
何とかあさってにはメッキ屋さんに出したい。

今日は随分先、8月31日本番「ひろしま夏の音楽祭」神楽との共演の曲のリハーサル。
手書きの楽譜は間違いだらけで余計な時間を取られ疲労する。
こういうところをけちると演奏の質に影響するのだ。
バスクラが1音だけある。
特に目立たないその1音のために、バスクラを用意し、組み立て、リードを選び、状態がいいことを確認し、演奏後は再び片付ける。
そこまでして演奏する意味合いが感じられず空しい。

Oさんがランニングで盛り上がっていて、今日もリハーサル後ランニング談義に花が咲いた。
駅伝に出ようという話になり調べてみたのだが、とりあえず11月までは広島ではないようだ。

19時25分出発、8km。
曇っていてやや蒸し暑い。
徐々に加速し、ベストは4分49秒。