2009年10月分

10月31日
「松江」のページができました。
http://www.k2.dion.ne.jp/~clacla/091031matsue.html

午前中は宍道湖、松江城などを散策。
午後はまず練習、その後山陰フィルのクラリネットパートを指導した。
丁度会場が宍道湖に近く、夕日を撮影することができた。
その後夜景を撮影しながらホテルに帰る。

10月30日
鳥取から山陰本線で浜村に移動。
そこの小学校で文化庁公演。

ほとんどの人は広島に帰るが、私は山陰本線で松江に移動。
しばらく松江に滞在する。
松江行きの列車は本数が少なく、駅で1時間ほど新聞を読んだりパソコンをしたりしていた。
そこにコンサートミストレスのSさん登場。
出雲などで観光するのだそうだ。
列車でたくさんお話しをした。

さて、松江のホテル、これがすごい。
何と三千円台で朝食と夕食がついている。
部屋はきれいで普通の広さ。
私は外の景色が見えてインターネットもできる部屋ということで予約したので四千円台になったが、それでも安い。
さらには最上階に大浴場があり、眺めもすばらしい。
ただし内側向きの部屋は窓の外が狭く、息苦しくて長くはいられないので要注意。
このホテルは、楽天トラベルには入っていない。
私は何度か利用したことがあるので知っているが、知らなければ泊まれない。
普段は楽天でしか探さないので、楽天外のホテルに泊まるのは珍しい。
ただ、楽天は普段は特に評価しないのだが、ここぞという時には思いっきり書く。
楽天に登録してあるホテルには下手をすると書かれるという緊張感と、何とか気に入ってもらおうという姿勢があるのがいい。
さて、このホテルにも欠点はある。
インターネットが遅くてイライラする。
安いからあまり強くは言えないが、できれば何とかして欲しい。

19時10分出発、6.33km。
宍道湖まで出て宍道湖大橋を渡り、千鳥南公園のコースを終点まで行って折り返した。
宍道湖や大橋川に架かる橋などの夜景が美しかった。
調子は全くよくない。
これは凄い記録が出そうだという予感が全くない。
10月23日に13km走った時の好調は一体どこに消えたのか?
とにかく明日は潔く休んで、レース当日は普通に走ろう。

10月29日
「自転車で呉娑々宇山」のページができました。
http://www.k2.dion.ne.jp/~clacla/091017gosasouzan.html

昨日の紅イカが忘れられず、11時の開店と同時に鳥取駅の回転寿司屋に入る。
今日も美味しかった!
15分でさっさと食べて11時20分集合、タクシーで移動。

今日は鳥取駅から車で南に30分ほどいったところにある小学校で文化庁公演。
山に囲まれたのどかな田園風景。
味わいのある体育館の向こうに小川が流れていて、そのせせらぎが心地よい。
オーケストラは60人、生徒は80人ぐらいか。
あまり変わらない。
こういう田舎の小さい学校に行くと大抵合唱が感動的だ。
一期一会の一生懸命さが伝わってくる。
後ろの保護者の皆さんも本当にいい顔をして聴いてくださった。

16時50分出発、5.5kmぐらい。
千代川に出て、今日は土手を走る。
見事な夕日だった。
西日本でも日没がもう5時頃なんだ。
日が暮れるのが早いこと!
11月1日のマラソンに向けて距離を短くした。
終盤ようやく加速。

夜は指揮者のS君、Sさんと3人で鳥取駅近くの大善という居酒屋に行く。
刺身など海の幸が安くて美味しかった。
S君は頭の回転が速く、いろんなことを次から次へとやっては記憶していて話題が尽きない。

10月28日
鳥取で泊まっているホテルさん、インターネットが遅すぎて使えないよ!

倉敷から岡山経由で津山へ移動。
JR西日本は広島でもそうだが、ICOCAカード(私の場合Suicaカード)が奥地に行くと使えなくなる。
一体どこで使えてどこで使えないのかさっぱり分からない。
そもそも使えたり使えなかったりすること自体がおかしい。
そのせいで手続きに無駄な時間と労力を消耗した。
私の嫌いな慣れ合い体質がここにも出ている。

津山駅前は本当に寂れている。
コンビニすら見当たらない。
仕方がないので鄙びた喫茶店でサンドイッチを食べる。

津山駅からバスで美作(みまさか)の小学校に移動し、文化庁公演。
そこから今度は佐用(さよ)駅に移動。
昨日もそうだったが、路線が複雑でよく分からないし、駅名も路線名も読めなかったりする。
特急は2時間に1本ぐらいしかなく、1時間以上待たなければならないので、指揮者のS君(芸大の後輩)と喫茶店に入る。
彼は様々な知識を凄いスピードで頭に入れている。
iPhonにしても、へー!と驚くようなソフトや使い方を紹介してくれる。

特急で鳥取駅に着いたのは18時前。

18時37分出発、多分9kmちょっとぐらい。
このホテル以前泊まったことがある。
このコースも以前走ったことがある。
千代川に出て、そこから日本海に向けて河川内のコースを北上する。
もう暗いのでヘッドライトを点けて進む。
コースでは3人のランナーとすれ違ったが、皆さん明かりはつけていない。
よくこんな暗い中を走るなあ。
よく整備された広いアスファルトの道なので、慣れている人なら大丈夫なのだろう。
ハーフマラソンを11月1日に控えている割には走り過ぎた。
明日は距離を短くし、スピードの速い区間を作ろう。
行きは追い風で汗をかいたが、帰りは向かい風で寒さを感じた。
レース当日は雨の予報。
できれば曇りで留まって欲しい。

鳥取駅の回転寿司がなかなか美味い。
鳥取港直送というお勧めがやはりいい。
特に紅イカはまったりとして味わいがあり絶品だった。
普段食べているイカ、あれはイカ風味のゴムだ。
安い回転寿司ばかり行っているからなあ。

今日も隣の鼾が聴こえる。
やれやれ。

10月17日
倉敷美観地区の夜景。



総社の小学校で文化庁公演。
総社には吹奏楽で全国大会常連校があり、中学の時見学に行った記憶がある。
のどかな風景が心地よい。

本番前に1時間、休憩時間に10分練習。
倉敷に4時頃到着。
それから1時間カラオケ屋で練習。

17時38分出発、多分6kmぐらい。
倉敷の美観地区やその裏、商店街、丘の上の寺社などを観光がてら走る。
古い街並みが美しい。

7時から作陽音楽大学の皆さんと飲み会。
楽しく盛り上がった。

一度ホテルに帰ってからカメラを持って再び美観地区に行き、夜景を撮影。
結局手持ちで撮影した方が上手くいった。

10月26日
明日からしばらく演奏旅行のため不在です。
リガチャーの次回制作は11月3日、次回発送は11月4日になりますが、どうぞご了承ください。

昨晩広島に移動。
今日は熊野の小学校で文化庁公演。
ワークショップで行った学校だ。
オーケストラ伴奏で校歌を歌うというのはなかなかいいものだと思う。
とても華やかで贅沢な音がする。
何しろ演奏する全ての学校の校歌を編曲し、それを練習して持って来ているのだ。

17時4分出発、11.12km、山川。
2日間走れなかった。
本来は昨日強めの負荷をかけたいところだったが、今日になった。
雨のち曇りといった天気だったが、夕方になって晴れてきた。
夕焼けが美しい。
意外と空気が澄み、遠くの山までよく見えた。
ベストは4分37秒。
山の後にしてはなかなかいい。
2日間休んだおかげで疲労が取れたのだろう。

健康診断の結果が届いた。
総合判定C。
全て正常値なのに痩せすぎということでCになっている。
去年までと同じ体重なのだが、去年まではBで今年はCというのは、長年続くのが問題ということか?
分かってないなあ。
これほど健康で風邪すら滅多に引かないのに。
運動して痩せている人と、健康を害したり、極度の食事制限をしたり、不摂生をして痩せている人とを一緒にしないで欲しい。

10月25日
大分時間が経ってしまいましたが、「北岳・間ノ岳・農鳥岳3」のページがようやくできました。
http://www.k2.dion.ne.jp/~clacla/0909kitadake3.html

昨晩は管楽器で大宴会。
新宿の「かあさん」というお店。
何軒かあるようだ。
店員は皆さん「おかあさん」、つまり年配の女性。
料理は値段が安く、とても美味しい。
ただ、土曜日の夜ということもあり混雑していて、うるさくて話し声が聴こえず煙かった。

クラリネットQ&A
<質問>
いつも先生に歌がないと言われます。
歌はどうやって表現すればいいのですが?
音量変化をしたりおなかを使えばいいのでしょうか?
<答え>
どの曲をどう歌うかということに関しては実際にレッスンしないとどうにもなりませんので、技術的なことを書きます。
歌うというのはフレースを作るということです。
フレースは音量の変化と音色の変化によって作ります。
音量の変化については説明の必要はないでしょう。
音色の変化は、上の歯と下の歯による圧力のかけ具合で作ることができます。
圧力をかければ芯のある音になり、圧力を弱めれば柔らかい音色になります。
その曲やそのフレースに相応しい圧力をかけることが重要です。

<質問>
楽器歴は中1から10年ののち、ブランク8年、再開して3年になります。
再開してからレッスンに通っています。
ヤマハのカスタムにB40でずっとやっていましたが、去年セルマーレシタルを購入し、マウスピースはM30にしました。
数ヶ月間あうリードがまったくなくて、細いおとしか出ません。
時々B40にもどしてみたりするのですが、くるしくて1曲もたない感じです。
豊かな太いあたたかな音にあこがれてレシタルを買った(選定していただきました)のに、おとはやせっぽちだし、手は痛い(重量がある)し、こまりました。
普通の(素人の)女性にはヘビーな選択なのでしょうか?
<答え>
遠くでどう聴こえるかということについてあまり分かっていないと思われます。
B40は確かに太い音が出ますが、選定するのが非常に難しいマウスピースでもあります。
20本吹いて1本も気に入らないということがよくあります。
このマウスピースは、詰まる、つまり息が素直に入らないものがほとんどで、そういうマウスピースで吹いても苦しいだけで、お客さんには小さい苦しそうな音にしか聴こえません。
いいマウスピースを選んでも体力的にきついことに変わりはありません。
あまり一般の方にはお勧めできません。
レシタルも確かに太い音が出ますが、それは自分の近くの話であって、遠くまできちんと響かせようとすればよほどの体力的余裕が必要です。
そうでなければ響きを殺すというマイナス要因しかありません。
普通の楽器を使用されることをお勧めします。
ちなみにレシタルを演奏する場合はストラップが必要です。
私はトスカ・グリーンラインを吹いていますが、立って演奏する場合はストラップをしています。
私のHPトップページから「私のお勧め」でストラップを紹介していますのでよろしければご参考になさってください。
M30はリードを合わせれば効率的で楽に遠くに響く太い音が出るはずです。
音が細いのであればリードを厚くしてください。
それでも上手く行かない場合は、よろしければ私がマウスピースを選定しますのでご依頼ください。

10月24日
「雲取山2」のページができました。
http://www.k2.dion.ne.jp/~clacla/0910kumotoriyama2.html

10月23日
「雲取山1」のページができました。
http://www.k2.dion.ne.jp/~clacla/0910kumotoriyama1.html

Sさんは循環呼吸が上手だ。
クラリネットで循環呼吸というのはすごい。
オーボエのように圧力が高い楽器ならやりやすいのだが。
なるほど、ナイディッヒの弟子だからできるのか。
ストローを使って練習したそうだ。
私はフランス留学組で、フランスでは「それは音楽的じゃない。」と嫌う先生が多いためやったことがない。

17時44分出発、13.07km。
ベストは4分26秒、4分20秒台2本、4分30秒台2本、4分40秒台4本、4分50秒台2本、平均ペース4分45秒。
ハーフマラソンの大会が近いというのに、山にばかり登っている。
一体今の自分の実力はどれぐらいなのかと思ったら、いいじゃない!
いきなりレースペース。
故障さえしなければ、登山とランニングは高い次元で互いに高めあうのだ。
登山は長時間楽しみながら心肺機能や脚力、着地の衝撃に耐える筋力をつけることができる。
ただし着地の衝撃が強すぎるため、翌日はお休み、その次の日は自転車など工夫して故障しないようにしなければならない。

10月22日
14時11分出発、60.63km、自転車。
久しぶりに荒川に行ってきた。
午前中練習。
5時過ぎには暗くなるので、3時間しかない。
黒目川沿いの道をしばらく行き、その後は川沿いの道が砂利道になってしまうため近くの道路を通る。
ここがトラックも結構通っていて排気ガスが気になる。
荒川に出るのに44分かかった。
曇っていて紫外線がないのは助かるが、写真にはならない。
しかしこの広々とした光景はいつもながらすばらしい。
自宅から1時間半でたどり着いたのは赤羽の先、日暮里・舎人ライナーの高架下。
帰りは北西の空の夕焼けを楽しみながら帰った。

10月21日
純正律のオルガン。
鍵盤がたくさんあり演奏は大変そう。
普段平均律で弾いて平気という感覚自体がやはりおかしい。
ピアノも気になるが、上手なピアニストは第3音の打鍵のスピードをやや遅くしたり音量を小さくしたりするので気になりにくい。
オルガンは音量も調節できず音が持続するため非常に気になる。

ラロ スペイン交響曲
アルテュール・グルミュオー Vn
ロザンタール指揮 コンセール・ラムルー管弦楽団 1963年
さすが歴史的ヴァイオリン奏者だけあって、純粋でまっすぐな音が美しい。
オーケストラも歯切れがよく、名演だと思う。

10月20日
<雲取山>
初日
東久留米駅7時51分発の電車で所沢へ。
ホームで特急券を購入し、特急ちちぶ5号に乗車。
平日逆方面で車内はがらがら、定年退職者らしきゴルフバッグを持った爺さん4人組が騒いでいた。
8時58分西武秩父着。
9時10分発三峯神社行きのバスに乗る。
もう少し早く出発したいのだが、このバスしかないので仕方がない。
バスからの山と谷、そこを流れる荒川源流、そして谷を埋め尽くす紅葉がすばらしい。
できればバスを降りて写真を撮りたいところだ。
秩父湖を過ぎてから、バスは山の斜面を標高1100mまで上っていく。
三峰神社10時25分到着。
紅葉や和名倉山の眺めが素晴らしい。

<防寒>
出発前、寒さを感じた。
地上が寒いのなら上は大変だ。
今日行くところは標高2000m、地上よりも気温が12度低い。
上はブレスサーモを半袖と長袖の2枚、下は真冬用のCW−Xロングタイツを下着にした。
その上にランニング用の長袖シャツ保温タイプと山用ズボン。
山ではとにかく綿は駄目。
山用ズボンは基本的にポリエステル系で作られているので、汗をかいてもすぐに乾く。
山小屋ではトイレが外にあるので、その上にフリース、さらにダウン、雨具を着て行った。
地上に下りるとさすがに着すぎで暑い。

<三峰からのルート>
素晴らしいコースだった。
西に見える和名倉山などの眺めも素晴らしい。
和名倉山はいつか登ってみたいと思わせる山だ。
天気もよく、紅葉がまさに見ごろ。
紅葉に限らないが、景色は逆光や斜光が美しい。
紅葉した葉は、光が向こう側から当たり透き通ってキラキラと輝くのがいい。
今回はずっと南に移動するので、ずっと逆光や斜光に輝く紅葉を見ながらの理想的な眺めだった。
霧藻ガ峰、前白岩山、白岩山などいくつものピーク、アップダウンのある変化に富んだコースである。

<雲取山荘>
ここを山小屋初体験にすべきではない。
山小屋はこんなものだと思われては困る。
新しいしっかりとした作りのログハウス。
部屋には暖房がついている。
練炭という話だ。
暖かく寝られる山小屋ってあるんだ!と思った。
地上と同じような水洗トイレは驚きだ。
この小屋のご主人は有名な方で、本が何冊も出版されている。
ヘリコプターを1度呼ぶと1000万円、赤字経営って本当?

<消灯時間など>
夕食は6時、消灯は8時半、朝食は6時だそうだ。
朝食は5時かと思っていたのだが、6時だと10時32分のバスがやや厳しいか。
日の出は5時51分。

<相部屋>
相部屋になった方は50歳の男性で、ビールを奢ってもらい、消灯まで一緒に飲んだ。
親しみやすい感じの方で話が弾んだ。

<夕食>
西武秩父からのバスで一緒だった60代の女性と、三峯の登山届を出すところですれ違い、挨拶をした。
その方と夕食で隣の席になった。
今回私と全く同じルートのようだ。
鴨沢10時32分発のバスの次が14時3分なので、できれば10時32分に乗りたいという話などをした。
翌日は山頂でご来光を見るために5時過ぎには出るとのこと。
私は小屋で朝食を食べないと体調を維持できないので、食べてから出発することにしている。

<星と夜景>
雲取山荘からは東京の夜景が見える。
ご主人が写真を見せてくださったが、相当いいカメラとかなりの望遠レンズ、三脚で撮ったのだろう。
何と観覧車まではっきりと写っている。
ISO感度6400で頑張ってみたが、私のカメラと標準レンズ、三脚なしではどうにもならない。
星も美しかった。
天の川がきれいに見えた。
人工衛星が見えたという人もいたが、私には分からなかった。
夜中にトイレに行くと、星座ががらりと変わっていた。
流れ星が空に鮮やかな線を描いて一瞬で消えた。

2日目
5時過ぎに隣のおばさんたちの話声で目が覚めた。
昨晩も消灯後しばらく話していた。
元気な人たちだ。
5時半頃外に出ると、日の出前の朝焼けが感動的だった。
しばらくしてご来光。
5時53分頃、雲がある割には予告通りだった。

朝食を終え、準備して6時35分出発。
平坦な道か緩やかな坂でウォーミングアップしたいところだが、朝食直後いきなりの急坂。
山頂には7時に到着。
富士山の眺めにゾクッとする。
相部屋だったTさんがくつろいでいた。
Tさんは百名山にはあまりこだわっていないそうで、車で移動し、あまり人が通らないようなルートを登るのが好きなようだ。
また、山頂ではゆったり過ごすのがいいらしい。
私は車がないし、一人で何かあったら怖いので、なるべく人が多く通るルートを行くようにしている。
山頂にはあまり留まらず、歩きながら1歩あるくごとに変化する風景を楽しみ写真を撮るのが好きだ。

この山はすごい。
眺めがいいのは山頂だけではなかった。
鴨沢まで下りるルートは、素晴らしい展望が延々と続く。
さすが百名山に選ばれるだけのことはある。
富士山のある風景というのはいい。
ここは天国だ。
ただし落ちたら地獄、気をつけよう。

紅葉がまたすばらしい。
山全体が赤や黄色に燃えている。
あまりに景色がいいと前に進めない。
一歩進んでは眺め、感動し、写真を撮る。
これではバスに乗り遅れてしまう!
鴨沢まで110分という標識、時計を見ると8時50分。
ほら、やっぱり!
10時32分のバスに乗るには10分短縮しないといけない。
これだけ眺めがいいと乗り遅れるのも仕方ないかと思いつつも、とりあえず急ぐ。
途中で針葉樹林体になり、眺めがつまらなくなった。
チャンス!
ここからは超特急。
ガイドブックにこのコースは道がいいと書かれていたが、確かにその通りだ。
ただし東側が切れ落ちていて、しかも道が狭く、落ちたら死ぬというところは数多くある。
そういうところはよそ見をしながらということはできない。
ただし気をつければ落ちることはない。
下り坂はピッチ走法、平坦な道は腕を振ってストライド走法で飛ばす。
これで間に合わなかったら110分という表示が間違っている。
結局バス停には10時13分に到着。
所要時間1時間23分。
写真を撮らなければ多分1時間15分ぐらいだっただろう。

バス停に着くと、昨日夕食をご一緒した60代の女性がベンチに座っていた。
若々しくすらっとしていてとても60代には見えない。
お孫さんまでいるそうだ。
山の話題が尽きない。
10時32分のバスは11時5分(時刻表では11時10分到着予定)に奥多摩駅に到着。
11時13分発の青梅線青梅行きで11時50分青梅着、そこで向かいのホームの青梅線快速東京行きに乗り換える。
結局その方とは拝島までずっと山の話をしていた。

これまで山でここまで人と打ち解けて話をするということはなかった。
例外はアミューズトラベルのツアーで寒風山にご一緒した、例のトムラウシ山の生還者亀田さんぐらいである。
大菩薩嶺で一緒になった爺さん二人組はひどかった。
バスで一緒だったのだが、私とは逆回りで、山頂手前で会った時、「これから山頂?遅いね。」
こちらのコースの方が時間がかかるのを知らないのか?
それにこちらは数百枚も写真を撮っているのだ。
バス停で再び会うと、「間に合ってよかったね。」
あなたたちより大分早く着いて、雲峰寺で時間を潰し、石段を下りて来るのを見ただろうに。
こういう呆け老人が山にいるとは、思い出しただけでも気分が悪い。
人間は駄目だ、自然はすばらしいと思ったものだ。
今回は山小屋で出会った年配の男性も、人懐っこいいい方であった。

<刺身>
何と刺身が出る山小屋があるそうだ。
毎日人が担いで登るというから凄い。
確か仙丈ガ岳?いや燕岳?
次から次へと山の話が出たので、こんがらがってしまった。
上記の女性の話。

10月19日
Iさんのお父様が亡くなられた。
確か創立30周年記念パーティーだったか、広響を指揮されたこともある。
ロシア公演にもいらしていた。
第九の合唱にも何度も参加されていた。
ご一緒する機会が多く、家が近所のため山陽本線でお会いしてお話しすることもあった。
定年後走り始めてホノルルマラソンを完走。
その後も長い間走り続けてこられた。
とてもお元気で頭の切れもよく、気さくな方だった。
健康に気を使い、運動していれば健康で長生きできる。
私にとっては希望だった。
それだけに、91歳とはいえあっけなく亡くなられたというのはショックである。
私は100歳でフルマラソンを完走し、その後も毎年年齢別の世界記録を更新し続けるという目標がある。
確かに無茶な目標ではあるが、本気でやればきっとできる。
そう思っていたのだが、この目標が容易でないという現実を喉元に突きつけられた。

10月18日
文化庁公演リハーサル。
各学校の校歌を演奏するのだが、今回は十数曲ありそれだけで1時間かかってしまった。

リハーサル後東京に移動。

購入者の声
<M30トラディショナルとB♭クラリネット用ピンクゴールドをご購入の方より>
試奏せずに購入することへの不安が少しありましたが、全くの杞憂でした。
ラ〜シ♭の音の抜けにまずびっくり。ラ→シもスムーズに移れます。
今までも薄いリードにすれば、これらはクリアしやすいのですが、
それだと全体的に音が開いてしまい、最高音域が当たりにくいことが殆どでした。
今回送っていただいたマウスピースはそれがないのが驚きでした。
全音域で安定している、というのはこういうことを言うんですね。
リガチャーは、今までのもの(ハリソン)も結構合っていて良いのですが、くるくるリガチャーだと、息の通りや響きが更に一段UPする感じです。
振動が下管側の右手の指の腹にもビリビリ伝わってきます。
低い音域でも音がポンと前に飛んでいるのを感じて、吹いていて気持ち良く、徐々に使ってみようというつもりが、もう戻したくなくなりました。
いつか、今回迷ったB40Lyerとか、重い方のリガチャーも試してみたいです。
今回はありがとうございました。またよろしくお願いします。

10月17日
14時48分出発、24.63km、自転車でのクライムヒル。
3日前に山川ランニング、一昨日は日浦山登山。
どうやら足に着地の衝撃を加え過ぎたようで、右足股関節がややおかしい。
昨日は定期演奏会本番ということでお休み、今日自転車でのクライムヒルで着地の衝撃は加えず、しかし負荷の高いトレーニングをし、明日はリハーサル後東京に移動ということでお休み。
このスケジュールで治って欲しい。
登山は着地の衝撃が強烈だ。
以前登山とランニングを交互にやって右足踵裏を痛め、北軽井沢マラソン出場を断念したことがある。
これが自転車を始めたきっかけである。
呉娑々宇山山頂まで行ってきた。
標高682m。
最後の数十メートルは階段を上るが、そこまでは自転車。
自転車でのクライムヒルは私の行っているトレーニングの中で最もきつい。
ランニングではかなり飛ばさないと心拍数150bpmは超えないが、このトレーニングでは簡単に超えてしまう。
心肺、それに足の筋肉にはかなりの負荷だ。
意外と腕から背中の筋肉も使う。
上りがきつくなると腕でハンドルを引きつけて上る。
下りはスピードが出るのでしっかりと持たないと危ない。

林道入口は不法投棄防止のため以前は5時に門が閉じていたが、久しぶりに行ってみると5時半と書かれていた。
門が閉じても自転車はその外側を通れることを確認。
雨が降ったようで路面が濡れていて、そこに日が射して蒸気が上がっている。
高度が上がるにつれて徐々に寒くなってきた。
上着持ってきた方がよかったかな。
以前の終点には相変わらず車止めがある。
路面は濡れ、落ち葉、小枝、時には大きな木、石など様々なものが落ちているので下りは特に気をつけないと。
山が大きく削られ、利用しているにも関わらず、何のためにこんなに山を削るのか?とやや怒りを感じる。
途中野生の鹿を二度、合計3頭見た。

山頂直下に到着。
ここから北に下るのも楽しいのだが、今日は山頂を目指すことにした。
きつい傾斜だが、ほんの5分ほどで山頂に到着。
時刻は4時30分。
よく自転車でここまで来たものだ。
山頂は木に覆われ展望は今一つだが、何とか数枚写真を撮った。
下っていると夕日が感動的だ。
続く。

嫌なことを思い出した。
昨日の話だ。
某氏が隣に座った瞬間、猛烈に煙い。
確かに某氏はいつも煙いが、それにしてもひどい。
まるで煙の海にしばらく浸かっていたかのようだ。
気分が悪い。
隣といっても電車と違って60cmぐらいの間隔がある。
それなのにとてつもなく煙い。
数分間隣にいただけなのに、その後1時間ぐらい気分が悪かった。
できれば人の隣に座る前に、体、衣服、それに肺を洗浄してから座ってくれないか。
健康を害し、業務に支障が出る。

10月16日
定期演奏会本番。
「バルトーク 管弦楽のための協奏曲」
勘違いしていた。
この曲を前回演奏したのは、トスカを買った時ではなく、フェスティバルを買った時だ。
多分冬、2月だったか。
トスカにしてすでに3年、フェスティバルは5年間使ったはずだからもう8年も経つのか。
B管はフェスティバル、A管はプレスティージュで演奏したので、鳴り方が違って違和感があったのを覚えている。
翌月にA管のフェスティバルを買ったのだ。
思ったよりもまとまったいい演奏になった。
やっぱり生演奏はいい。
演奏していてゾクゾクする。
本番後はロビーで交流会。
退職されたMさん、懐かしい!
全くお変わりないようで何よりである。

10月15日
リハーサル3日目、明日本番。

日浦山のページができました。
http://www.k2.dion.ne.jp/~clacla/091015hinourayama.html

午後3時過ぎに帰宅。
天気もいいので山に登ることにした。
3時35分出発。
本当は呉娑々宇山から少し下ったところにある高尾山に行ってみたかったのだが、時間がないので日浦山に登ることにした。
いつものように自宅から徒歩5分の登山口から登る。
するとこのマイナーなコースを何と人が降りてくるではないか。
結局合計3人のおじさんとすれ違った。
気温が下がり、低山を登るのにはほどよい季節である。
山頂や少しくだった地獄岩でしばらく粘ったが、先日ほどの写真は撮れそうにないので明るいうちに下山することにした。
6時過ぎに帰宅、その後練習。

購入者の声
<M30トラディショナルをご購入の方より>
本当にすごく楽にすっと息が入り、苦手なタンギングもしやすかったです。
ずっと吹いていたくなりました。
これからの演奏がとても楽しみです。
よい品をありがとうございました。
次回の買い替え時にもお願いしようと思います。
まだ先のことになるかとは思いますが、その際はよろしくお願い致します。

10月14日
リハーサル2日目。
バルトークはとても好きな作曲家だ。
中でもこの管弦楽のための協奏曲は傑作だ。
特に終楽章、緊張感のある速いテンポから徐々に盛り上がっていくあたりはゾクゾクする。

17時26分出発、11.24km、山川。
昨日はランニングシャツでも汗をかいたのに、今日は半袖でも寒い。
先日の大菩薩嶺登山の影響で右足裏や膝がやや怪しいのだが、山の下りで大丈夫そうだったので川も走った。
負荷としては際どいところだ。
できるだけ着地の衝撃を少なくしようとするとストライドが狭くなりピッチが増えるのだが、この走り方が楽ということではない。
体幹を使わないので、逆に疲れやすい。
ある程度は大きく走った方がむしろ楽に走ることができる。
霧雨が降ったり降らなかったりという程度の天気だったが、川を折り返してから徐々に雨脚が強まった。

購入者の声
<トスカGL・B♭管用67mmのたるとA管用ベルをご購入の方より>
とても気に入っております。
ベルとバレルを変えてみて、音の密度が高まったような気がします。
吹いてみて心地よい抵抗感があり、装着以前より息がまとまり、音色に芯があるような気がします。
お蔭様で今一番信頼の置ける楽器になりました。
本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

10月13日
昨日の打ち上げの写真。

器楽は札幌交響楽団コンサートミストレス大平さん、声楽は足立さつきさんをはじめとする錚々たるメンバーだが、皆さん田中さんと親しい友人で和気あいあいとした雰囲気で演奏することができた。
ただし大平さんは打ち上げ途中で札幌に帰り、この写真には写っていない。
大平さん、田中さんとクラヴィーノ・トリオを組んで演奏していた頃が懐かしく思い出される。

定期演奏会リハーサル初日。
曲はバルトークの「管弦楽のための協奏曲」。

東京マラソン抽選外れました。
残念!
まあ2度も走っているからいいのだけど、次回はいつ当たるのだろう。

ソニーのvaioX。
http://www.vaio.sony.co.jp/vaio/products/X11/
久しぶりに物欲をそそられるパソコンだ。
フルフラット13.9mm、655g。
11.1型ワイド液晶は私にはやや小さい。
キーピッチは私の持っているタイプGと同じ17mm、キーストロークはタイプGの2mmに対して1.2mm。
実際に打ってみないと使えるかどうかは分からない。
思ったよりも値段が安い。
89800円からで、SSDを256GBにして他も最高性能にし、オフィスをつけても149800円。
SSDの価格下落は感覚が追い付かないほどだ。
デザインも美しい。
ドライブは当然別だが、このあたりをどう考えるか。
結局12.1型でドライブ内臓のタイプGが私には合っているかも知れない。

16時44分出発、6.12km、山。
広島市内の木々も色づいてきた。
山の紅葉も夕日が斜めから陰影を作り出して美しい。
走っていていちばん感動する季節だ。
登山の影響で右足裏にやや不安があるので、短い距離にしておいた。

10月12日
室内楽演奏会本番、打ち上げ、その後広島に移動。
現在夜の12時半。
詳しくはまた明日書きます。
おやすみなさい。

10月11日
明日の演奏会の最終リハーサル。
http://www.asahi-hall.jp/hamarikyu/event/2009/10/event356.html
曲はジャン=ミシェル・ダマーズ作曲フルート、オーボエ、クラリネットとピアノのための四重奏曲。
ピアニストとして有名なダマーズの作品。
曲想はプーランクに似ている。
ピアノの田中さんは2年に一度この演奏会を開いているが、毎回満席にしてしまうという凄い人である。
今回で4回目、私はゲストとしては唯一皆勤賞。

19時39分出発、10.05km。
今日山に登らずにいつ登るの?というぐらいの快晴。
何人か登山の格好をした人を見かけたが、いい天気だっただろうなあと思ってしまう。
昼は半袖で十分だが、夜になると急激に冷える。
気温差で体調を崩さないように注意しよう。
空気も大分乾燥してきている。
ただ、走るには最高のコンディションである。
ベストは4分36秒、他に4分40秒台2本。

10月10日
リモワのスーツケースの修理ができたという連絡が入ったので、池袋の東武5階に取りに行った。
出して1ヶ月弱。
転がす時に体に近い側半分と車輪全てが新品になった。
ただ、そこについている取っ手は前のまま。
これほど面倒なことをするぐらいなら新品にした方がいいのではと思うほど。
カーボン製で非常に軽いのだが、その代りぐにゃっと曲がる。
きっと試験などで耐久性は十分に確認してあるのだろうと信用して使っていたのだが、やはり思った通り階段などで取っ手を持つと角に負荷がかかり、結局その部分が破損した。
68000円出して2年で壊れるってどうなの?
日本製で2万円台のスーツケースも最近頑張っている。
リモワは内装が貧弱、値段は高すぎ、カーボンは強度に問題がある。
今回は問題の個所が曲がらないように補強がされていた。
代金は無料。
「これは構造上の欠陥だ。」と指摘したので、大分気を使ってもらったのか。
でも補強するなら出している商品全てやらないとね。
それでも、この驚くほどの軽さは一度使うと他のものが使えなくなる。
いくら日本製の2万円台が頑張っているといっても、残念ながらデザイン性でも大分劣る。
できれば日本などのメーカーに頑張ってもらい、近い将来2万円台でデザインのいい、超軽量のスーツケースを買える時代になって欲しい。

10月9日
<大菩薩嶺>
以前から気になっていたこの山についに登ることにした。
塩山駅発7時28分の大菩薩登山口行きバスは始発でも間に合わない。
次は9時25分発で9時52分着。
これに乗り、帰りは17時10分という計画。
ただしスピードに自信のない方は、途中で1泊するか、もっと早く出発した方がいいでしょう。
タクシーでも登山口まで3000円ぐらいです。

登山口からしばらくは車道を歩く。
左手に雲峰寺が見える。
左に丸川峠への道を見送る。
帰りはここを降りる予定。
しばらくして車道と別れ、登山道に入る。

ロッジ長兵衛までは車で行ける。
平日というのにたくさんの車が停まっている。
ここから大菩薩峠を往復するだけならたった2時間で済む。
ただし、この山で最も素晴らしいのは大菩薩峠から大菩薩嶺に至る道からの展望である。

標高差1100m、日帰りするのに楽とは言えない。
しかし紅葉も美しく、眺めも素晴らしい。
さすが有名な山だけのことはある。

途中の富士見山荘には展望台があり、ここからの眺めも素晴らしかった。
ただ足元の木が壊れそうで怖い。

この山は、上日川峠、大菩薩峠が表、丸川峠は裏という感じ。
表側は人気が高く、人通りも多く、道もよく整備されていて展望もいい。
それに対して、裏側は滑りやすい急坂で、展望もあまりなく、といっても木々の向こうの山並みなどはなかなか素晴らしいのだが、紅葉も少なく、面白みは少なく、その分人通りも少ない。
表側の千石茶屋、ロッジ長兵衛、大菩薩峠の介山荘などは立派な建物でお土産も並んでいて泊まってみようかなという気になるが、丸川峠のまるかわ荘は大丈夫かなという感じの建物である。
ここも秘境といった感じでなかなかいい雰囲気ではあるのだが。

大菩薩峠から大菩薩嶺に至る道では本当に感動した。
左手に富士山、上日川ダムのダム湖、広大な甲府盆地とその街並み、その向こうには雄大な南アルプスが連なる。
幸せな時間だった。
写真を撮っては眺め、少し進んでまた展望を堪能し、写真を撮った。
眺めがよすぎて前に進めない!
あんまりゆっくりしていると、帰りのバスに間に合わないぞ!
続く。

10月8日
台風一過。
風は強いが、午後からは晴れて強烈な西日。
東京では珍しい夕焼けが見られると思って外に出たら、何と富士山が見える!
ここに引っ越して16年になるが、自宅近くから富士山が見えるとは知らなかった。


下記のマウスピースですが、あっという間に3本売れて、残りは4番のみです。

昨日選定したM30トラディショナルが4本あります。
1.丸い音色。
2.丸い音色。やや薄めのリードに対応。
3.楽に遠くによく響くことを重視する人向け。
4.しっかりとした太い音色。やや薄めのリードに対応。
ご希望の方いらっしゃいましたらご連絡ください。
リードの厚さ、薄さはリードを微調整すれば済む話なので、あまり気にする必要はないかもしれません。

池袋のヤマダ電機が三越跡地に移転する。
ついこの間建てたばかりなのに、やはりビックカメラを通らないと行けないということには問題が大きいのか。
この業界のエネルギーの大きさを実感する。

ヤマダ電機でブルーレイディスク10枚3880円ポイント8%。
順調な値下がり具合である。

好日山荘で登山靴を見る。
今履いているアシックスはかなりボロボロになってきてあと1年は持たないだろう。
軽量性、クッション性、履き心地の良さではアシックスが圧倒的に優れていると思う。
ところがなぜか一般にはそれほど評価されていない。
軽量性が軽視されている。
私は登山靴における軽量性は最も重要なことの一つだと思う。
私はこれまでに難易度の高い山をいくつも登ってきたが、底の硬い靴がいいと思ったことは一度もない。
私にとってはどんなコースにおいても柔軟性のある靴の方が優れている。
ただ、アシックスは会社としてデザインと色はもう少し頑張ってほしい。

17時50分出発、10.16km。
行きはまだ富士山が見えた。
風が強く、まだ地面が濡れているのに猛烈に乾燥している。
ベストは1km4分46秒。

10月7日
何をする気も起らない。
こんなに気力がないのは久しぶりだ。
いつも晴天がいいわけではなく、時々は雨にも降ってもらわないと困る。
それと同じように、時々はやる気のない日もあっていいかも知れない。
私の場合は、雨の日に気分が暗く、やる気が出ないことが多い。

冬場は気分が暗くなることが多い。
ヨーロッパでは冬季性鬱病という。
要するに暗いと気分が滅入るので、明るくすればいいのだ。
低気圧の影響もあるだろう。
私の場合は、山にも登れないし走ることもできないというがっかり感も大きい。

携帯からメールが届かないということが時々ある。
先日の方は、携帯からメールが届かず、再度携帯から同じように送ったメールが届いた。
今日の方は、携帯からは届かず、パソコンからのメールが届いた。
原因が分からず困っている。

クランポンで修理、マウスピース選定、レッスン。
M30トラディショナルを数本余分に選定しましたので、ご希望の方はご連絡ください。

19時38分出発、3.27km。
夜7時頃、帰宅中雨は止んでいた。
今日は走れないと思っていたが、止んでいるのなら走ってみよう。
案の定降りだしたので引き返す。
たった3kmだが気持ちよかった。
ベストは4分38秒。

10月6日
蓮花寺山のページができました。
http://www.k2.dion.ne.jp/~clacla/091004rengejiyama.html

二ヶ城山のページができました。
http://www.k2.dion.ne.jp/~clacla/091005hutatsugajyouzan.html

午後2時から熊野高校で音楽鑑賞教室。
その後東京に移動。
車内で溜まりに溜まった新聞の束を何とか読み切った。

10月5日
これはひょっとして病気?
私は今山依存症かも知れない。

午前中練習して、1時に健康診断に行く。
午前中は予約で一杯で、午後からの検診となった。
午前8時以降は水も飲めないが、朝食抜きよりもむしろこの方が健康的だ。
ただ、せっかく健康なのにバリウムと下剤と放射線で不健康になるとしか思えず、毎年受けるべきかどうか迷う。
健康診断など受けない方が健康でいられるのでは?
いやいや、万が一癌などできていたら大変だ。
健康診断前はいつも心の葛藤がある。

私は昔から注射が大嫌いで、小学生の時逃げ回って結局注射を打たなかったことがある。
ただ、集団検診センターの採血担当はいつもプロ中のプロで、非常にスムーズである。
小学生5年の終わりから6年の初めにかけて、結核と疑われる症状で入院していた。
結局原因不明のままだったのだが、毎日採血された。
未熟な若い看護婦にされると最悪、「あ、ごめんなさい。」と言いながら何度も刺された。
おばさんが来たらほっとしたものだ。

血圧はもちろん正常なのだが、脈拍が54だった。
起床時54は普通だが、日中もこんなに低いとは驚いた。
日頃のトレーニングのおかげである。

<二ヶ城山>
今日は曇りだが、雨は降らないという予報。
集団検診センターを午後2時に出て、手早く昼食を済ませ、バスセンター14時33分発高陽行きのバスに乗車、15時3分「岩の上」で下車。
バス停から少し戻り、南下する。
山陽自動車道の上にかかる橋を渡ると、林道がある。
林道をしばらく行くと、登山道が斜め右に分かれるのでそちらを行く。
よく整備された道だが、急な坂道や岩登りもあって楽しい。
やや霞んでいるのが残念だが、眺めは抜群だ。
尾根歩きも気持ちいい。
来てよかった。
山頂に城跡という標識しかなく、少し迷った。
北に行く道は木ノ宗山への道だった。
今日は時間がないので、馬木八幡神社へ下山する。
それまでとは打って変わって人通りの少ない感じで、所々シダで道が覆われていて見えない。
やがて中国電力の広い道になるが、非常に急な坂道で滑りやすい個所もあり、ある程度慣れた人向きのコースである。
展望はあまりない。
「岩の上」から山頂までは、急な坂もあるがよく整備されていて、登山経験が何度かあれば大丈夫だと思う。
電力会社の道は広いのはいいのだが、登山道が分からなくなることがある。
まさかこの細い、まるで獣道のような道が登山道じゃないだろうと思ってしまうのだ。
こういうところでは標識が欲しいのだが、電力会社の標識しかない。
仕方がないので広い道を行く。
しばらく下ると、民家の裏のようなところに出た。
やっぱりこの道じゃなかったか。
まあいいや、あの道に行けばバスが通っているはずだ。
正面に呉娑々宇山がどっしりとした山容を見せている。
そうだ、以前自転車で呉娑々宇山山頂近くまで行きそのまま北に下った時、ここを通ったことがある。
バスで広島駅に移動し、帰宅。
「岩の上」バス停から山頂まで1時間25分、山頂から馬木八幡神社まで40分(違うところに出たので、本来なら35分ぐらいだったかも知れない。)、ただし同じ時間で行けるとは思わないでください。
責任は持ちません。

10月4日
福山リーデンローズで、広島県の事業である「夢配達人プロジェクト」。
小学校の金管バンドの生徒が、オーケストラと共演したいという夢を応募し、それが実現するというストーリーである。
金管バンドとはショスタコーヴィチの祝典序曲を共演。
小学生がよくこれだけ吹けるものだと感心する。
普段あまり演奏しないバルトークの民族舞曲などがあり、午前中リハーサルして午後からいきなり本番。
結構きつかった。
しかし音響はいい。
普段からこれぐらいいい響きのホールで演奏したいものだ。

今日はとてつもない晴天。
こんな日に山に登らない手はないよなあ。
仕事で無理、残念!
しかし指定よりも1本前の新幹線に乗ることができ、広島駅での乗り継ぎもよく、帰宅したのが4時30分。
蓮花寺山なら登れるぞ!
できれば夕日と夕焼けを撮りたい。
蓮花寺山は西の展望がいまいち。
しかしこの時間からだとここしかない。
4時45分に家を出た。
蓮花寺山は安芸中野駅から徒歩5分ぐらいのところに登山口がある。
自宅から山頂まで45分ぐらいだ。
以前はよくトレーニングで登った。
久しぶりに登ってみると、道幅も広くよく整備されている。
木の階段も新しくなっている。
地元の人のこの山への愛情が感じられる。
急な坂道、細く片側が切れ落ちているところ、岩登りなど短いながらも変化に富んだ楽しいコースである。
時間がないこともあり、飛ばして登るとあっという間に休憩所。
そのすぐ上が中央広場である。
やはり西の展望がいまいち。
あんなに美しい夕焼けが見えているのに、木に邪魔されていい写真にならない。
残念だが予想していたことだし仕方がない。
続く。

10月3日
鳴滝山のページができました。
http://www.k2.dion.ne.jp/~clacla/091003narutakiyama.html

10月2日
バルトーク 舞踏組曲
ショルティ指揮 シカゴ交響楽団 1991年 ブダペスト
クラシカ・ジャパンを録画したビデオテープ
ビデオテープを再生するのは久しぶりだ。
さすがに画質も音質も悪い。
昔から大好きな曲で、この曲を聴くと血が騒ぐ。
フン族の国という意味のハンガリー、フン族はもちろんアジア系。
同じ血であるということがこれほど私を興奮させるのだろうか。
ショルティのリズム感や躍動感はさすがブダペスト生まれだけのことはある。
トランペットのハーセスが健在。
チューバは先日アフィニスで来日した方。
18年も経っているのにあまり変わっていない。
クラリネットのアジア系の人は、音も音楽も外面的で表面的に聴こえる。
バルトークの音楽には、もっとどろどろとした、血なまぐさい、泥臭い、民族の歴史を感じさせる暗さがあるはずだと私は思う。

久しぶりに東区民文化センターで明日と6日の音楽鑑賞教室のリハーサル。
昨日から、以前よく通っていた定食屋が気になっていた。
あの店の親子丼、美味かったなあ。
行ってみると、何と建物がなくなり駐車場になっている。
あのおじさん、今何をしているのだろうか。

19時27分出発、11.13km。
今日は一日雨。
霧雨の中を出発、やがて雨は止んだが、終盤また降りだした。
久しぶりの11kmだが、先日の山川11kmに比べれば楽なものだ。
後半4分40秒台1本、50秒台3本。

クラリネットQ&A
<質問>
使用している楽器のことなんですが、現在使用しているのは約22年前の中学卒業時に買ってもらったクランポンのC−13です。
演奏に支障が出てきたので、今年の春に信頼のおけるリペアマンに丁寧にオーバーホールしていただきました。
とてもバランスが良くなり、音抜けの悪かったところも改善されて良くなったんですが、以前のリードが全く合わなくなってしまったんです。
十分な時間がなかなかとれず、リード合わせに苦労しました。
しかしリードを合わせてからもなぜかしっくりとこなくて...。
音色が以前にくらべて硬くなったような気がするし、高音域が、オーバーホール前よりは良くなったんですが、D♭とFが特に裏返ってしまいます。
私の技量不足もあるのでしょうが、楽器自体も寿命なのでしょうか?!
<答え>
楽器は吹きこむと徐々に抵抗がなくなっていきます。
ただ、アマチュアの方は毎日何時間も吹くわけではないので、プロほど消耗しないと思います。
また、どれぐらい抵抗がなくなれば駄目かというのは好みの問題で、プロでも20年吹いているという人もいれば、10年が限界という人もいます。
抵抗がなくなることにより詰まるような感じになり高音域が出にくくなる可能性はありますが、これは実際に吹いてみないと何とも言えません。
今まで悪い状態に慣れていて、それが改善されたために違和感があるのか、それとも修理に問題があるのかという点についても、残念ながら吹いてみないと分かりません。

10月1日
「ロマンティシズムの源流を訪ねてU」本番。
フィンガルの洞窟。
先日の定期演奏会で極限の表現をしたのとは対照的に、今日はピアニシモ、ドルチェ、レガートでまるで霧がかかったその向こうに妖精がいるような表現。
シューマンの交響曲第1番。
長い期間、この曲のためだけに集中してきた。
9月前半から練習を始め、定期演奏会中も毎日練習した。
リハーサルが始まってからは、他の曲を聴くのも練習するのも止め、懸垂も腕立て伏せも止めた。
何度もやったことがあり、いつも上手くいっている。
それでも怖い。
たった数秒のためになぜここまでしなければならないのかと思う。
秋山さんのテンポは落ち着いているので今回は楽な方だ。
際限なくテンポが滑っていくような状況だとやばい。
音楽家は登山家と似ている。
共に天国と地獄が同居する世界に住んでいる。

22時11分出発、5.22km。
足が元気で、5kmでは全く物足りないが遅いので仕方がない。
ベストは4分33秒、他に4分40秒台が3本、平均ペース4分47秒とかなりの好調だ。